JPH0419481Y2 - - Google Patents

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JPH0419481Y2
JPH0419481Y2 JP1983013268U JP1326883U JPH0419481Y2 JP H0419481 Y2 JPH0419481 Y2 JP H0419481Y2 JP 1983013268 U JP1983013268 U JP 1983013268U JP 1326883 U JP1326883 U JP 1326883U JP H0419481 Y2 JPH0419481 Y2 JP H0419481Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、タンク内の液量を測定する液位検
出装置の改良構造に関するものである。
〔従来の技術〕
一般にこの種の液位検出装置を自動車の燃料タ
ンクに適用した場合を例にして説明する。自動車
などの燃料タンクにおいては、たとえば実公昭55
−7858号公報に開示されるように、燃料タンク内
の燃料の量によつてフロートが上下に浮動し、こ
のフロートの位置をアームにより摺動子に伝達
し、この摺動子が燃料タンク内の燃料の変動に伴
つて抵抗体上を摺動して、その燃料の残量に対応
した上記抵抗体の抵抗値の変動により指示計器に
流れる電流値が変化し、この指示計器の変位を指
針で指示させて燃料タンク内の残量を表示するよ
うにしており、上記抵抗体、フロートを連結した
アーム、摺動子などは液位検出装置の本体に組み
付けられて形成されている。
また、上記液位検出装置にあつては、上記抵抗
体と液位検出装置の本体に設けたユニツト端子と
を接続しこの端子から上記指示計器側へと接続す
るようにしている。この場合、液位検出装置のユ
ニツト端子は、たとえば実公昭54−27585号公報
に開示されるように、液位検出装置の本体に設け
た透孔に合成樹脂からなる端子ガイドを嵌入する
とともに、この端子ガイドにリベツトを挿入し、
このリベツトの先端方向からリベツトに順次弾性
絶縁体、端子を兼ねた座金を嵌入し、最終的にバ
ネ材料からなるプツシユナツトを圧入嵌合して液
位検出装置の本体にユニツト端子を取り付けるよ
うにしており、上記端子を兼ねた座金と上述した
抵抗体側とを電気的に接続するようにしている。
また、リベツトの後端、すなわち燃料タンクの外
部側には半田付けのための頭部が設けてあり、こ
の頭部に電線が半田接続され、この電線を介して
上記指示計器側と接続するようになつており、こ
の半田付け箇所にエポキシなどからなる充填剤を
充填し気密を高めるようにしている。
ところで、この種のユニツト端子は部品点数が
多く組み付け工数が増大し、手間がかかるといつ
た不都合がある。
また他の液位検出装置として、たとえば実開昭
53−85566号公報、実開昭53−83674号公報などに
開示されるように、液位を検出するリードスイツ
チを液位検出装置の本体となるプラスチツクのケ
ース内に密封し、その一方のリード端子を中継端
子に接続し、他方のリード端子を引出線などを介
して中継端子に接続し、前記中継端子をベークラ
イト等の絶縁体からなる支持板に一体にモールド
して、それぞれ外部端子に接続している。
この場合、ケースの開口部は樹脂を充填してシ
ールするようにしているため、タンク等に取り付
ける液位検出装置の本体であるケース部分の気密
を充分に保つことができるという利点がある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上述した液位検出装置にあつて
は、液位検出装置の本体となるケースと別体に絶
縁板を形成し、ケース内に収納する上記絶縁板を
基準にしてその内部側に突き出し配設された中継
端子と検出部となるリードスイツチのリード端子
を組み付け、さらに前記絶縁基板を基準にしてそ
の外部側に突き出し配設された中継端子と外部に
引き廻し配線される外部端子とをそれぞれ接続し
なければならず、その接続作業が煩雑となりやす
い面がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記実情に鑑み、液位検出装置の本体
に端子を簡便に組み付け保持できるようにするこ
とを目的とするものであり、液位の増減変化に応
動するフロートの上下運動をフロートと連結する
アームの一定角度範囲での回転運動に変換し、ア
ームと連結して応動する接点板が絶縁基板に設け
た抵抗体の電気線路上を摺動し、この抵抗体の抵
抗値の変位を電気的に検出するようにした液位検
出装置において、タンクに取り付け保持する上記
液位検出装置の本体を絶縁性材料により形成する
とともに、この本体に上記タンクの外部側から内
部側へと貫通する端子保持孔を形成し、この端子
保持孔に上記本体の外部側から内部側に向かつて
装着してその先端部を本体内部側に突き出し配設
する電気コードと連結した端子を形成し、この端
子には、端子の挿入時に本体と当接する突起を形
成するとともに、端子の抜き方向に対して上記端
子保持孔の内面部分と係止する舌片を形成し、上
記端子の先端部と本体内部側に組み込まれた上記
絶縁基板上の電気線路とを接続し、少なくともタ
ンク外部側に面した本体の端子保持孔と端子との
間に充填剤を介在して密封したことを特徴とし、
液位検出装置の本体に簡単に端子を組み付け保持
できるよう形成するとともに、合わせて防水機能
をもたせるようにしたものである。
〔実施例〕
以下、添付図面に基づいて、この考案の一実施
例を説明する。
第1図から第4図において、自動車などの燃料
タンク1の壁面に形成した開口孔には合成樹脂で
形成された液位検出装置本体2のプレート3部分
が固定され、上記本体2には絶縁基板4が固定さ
れ、この絶縁基板4上には電気線路5が形成され
るとともに、この電気線路5の表面上に抵抗体6
が厚膜に燃成されて形成されている。
また本体2にはアーム7が回動自在に枢支して
あり、このアーム7には接点板8が上記抵抗体6
を設けた電気線路5上を摺動移行するように形成
されている。
また上記アーム7の端部には液位の増減に伴つ
て浮動するフロート9が取り付けてあり、この液
位の変化により上下するフロート9の動きをアー
ム7により接点板8に伝達し、この接点板8の動
きに連れて抵抗体6の抵抗値が変位し、この変位
によりタンク1内の燃料量を電気的に検出するよ
う構成している。
しかして、上記本体2にはタンク1のが部側か
ら内部側へと連通する端子保持孔10が形成さ
れ、この端子保持孔10の両側壁に段部10Aが
形成されている。
また上記端子保持孔10に接着する端子11に
は、その先端部側に電気接触部11Aが、後端部
側に電気コード12を連結する締着部11Bが形
成され、さらにこの実施例では端子11の中程に
上記本体2の端子保持孔10に形成した段部10
Aと当接する突起11Cが形成されるとともに、
端子保持孔10の内面に圧接して係止する舌片1
1Dが突設されている。
また上記本体2のプレート3部分には上記端子
保持孔10を取り巻いてリブ3Aが突き出し形成
され、このリブ3Aからなる周壁の内部にエポキ
シまどからなる充填剤13が介在され、上記端子
保持孔10と端子11の締着部11Bとを充填剤
13により密封するようにしている。
上記構成よりなる液位検出装置の端子部材の組
み付けを説明すると、先ず本体2に設けた端子保
持孔10に電気コード12を連結した端子11の
電気接触部11Aを挿入し、この電気接触部11
Aの先端部を上記本体2内部側に突き出し配設す
る。次いで、エポキシなどの充填剤13をリブ3
Aからなる周壁の内部に注入し固化することによ
り、本体2に端子11を簡単に組み付け固定する
ことができる。またこの場合、上記端子11の電
気接触部11Aの先端部と上記絶縁基板4上の電
気線路5とを半田付け接続することにより、液位
検出装置の回路接続が完了する。
また上記一実施例では、端子11の挿入時に本
体2の端子保持孔10に設けた段部10Aと端子
11に設けた突起11Cとが係止して端子11の
奥行き方向への移動が規制され、端子11の舌片
11Dが端子保持孔10の内面に圧接して係止す
ることにより、端子11が本体2側から抜け出め
保持される。
従つて液位検出装置の本体2の端子保持孔10
に電気コード12を接続した端子11を挿入して
装着することにより簡単に端子11部材の取り付
け固定を行うことができる。
また電気コード12によつて外部、すなわち図
示しないが指示計器側へと引き廻し配線する端子
11の締着部11Bと本体2の端子保持孔10と
の間に充填剤13を介在することにより、本体2
の端子保持孔10箇所から雨水や塵埃などの侵入
を防ぐことができ、端子11の劣化を未然に防ぐ
こともできる。
第5図はこの考案の第二実施例を示すもので、
ここでは液位検出装置本体2に形成した端子保持
孔10の内壁部分には、端子11の舌片11Dと
係合する係止段部10Bが形成され、この係止段
部10Bに端子11の舌片11Dが係合されて後
抜けを防止するようにしている。
またこの際、一実施例と同様にして端子保持孔
10に設けた段部10Aに端子11に設けた突起
11Cが係止され端子11の奥行き方向への移動
を規制している。
従つて、液位検出装置の本体2の端子保持孔1
0に電気コード12を接続した端子11を挿入し
て装着することにより、簡単に端子11部材の取
り付け固定を行うことができる。
また、この実施例では、タンク1の外面側に面
した本体2の端子保持孔10と端子11の締着部
11Bとの間に充填剤13を介在することによ
り、本体2の端子保持孔10箇所から雨水や塵埃
などが内部側へ侵入することを防ぐようにしてい
る。
〔考案の効果〕
以上のように本考案は、液位の増減変化に応動
するフロートの上下運動をフロートと連結するア
ームの一定角度範囲での回転運動に変換し、アー
ムと連結して応動する接点板が絶縁基板に設けた
抵抗体の電気線路上を摺動し、この抵抗体の抵抗
値の変位を電気的に検出するようにした液位検出
装置において、タンクに取り付け保持する上記液
位検出装置の本体を絶縁性材料により形成すると
ともに、この本体に上記タンクの外部側から内部
側へと貫通する端子保持孔を形成し、この端子保
持孔に上記本体の外部側から内部側に向かつて接
着してその先端部を本体内部側に突き出し配設す
る電気コードと連結した端子を形成し、この端子
には、端子の挿入時に本体と当接する突起を形成
するとともに、端子の抜き方向に対して上記端子
保持孔の内面部分と係止する舌片を形成し、上記
端子の先端部と本体内部側に組み込まれた上記絶
縁基板上の電気線路とを接続し、少なくともタン
ク外部側に面した本体の端子保持孔と端子との間
に充填剤を介在して密封することにより、外部雰
囲気中での水湿、塵埃の侵入を防止することがで
きるとともに端子の装着作業も本体の端子保持孔
に電気コードを接続した端子を抜け止め保持しな
がら容易に組み付けることができ、液位検出装置
を機能的に、かつ経済的に構成することができる
という実用的に優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示した正面図、
第2図は第1図の要部を分解した斜視図、第3図
および第4図は第1図の要部を示した断面図、第
5図はこの考案の第二実施例を示した断面図であ
る。 タンク……1、本体……2、絶縁基板……4、
電気線路……5、抵抗体……6、アーム……7、
接点板……8、フロート……9、端子保持孔……
10、端子……11、電気コード……12、充填
剤……13。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 液位の増減変化に応動するフロートの上下運動
    をフロートと連結するアームの一定角度範囲での
    回転運動に変換し、アームと連結して応動する接
    点板が絶縁基板に設けた抵抗体の電気線路上を摺
    動し、この抵抗体の抵抗値の変位を電気的に検出
    するようにした液位検出装置において、タンクに
    取り付け保持する上記液位検出装置の本体を絶縁
    性材料により形成するとともに、この本体に上記
    タンクの外部側から内部側へと貫通する端子保持
    孔を形成し、この端子保持孔に上記本体の外部側
    から内部側に向かつて装着してその先端部を本体
    内部側に突き出し配設する電気コードと連結した
    端子を形成し、この端子には、端子の挿入時に本
    体と当接する突起を形成するとともに、端子の抜
    き方向に対して上記端子保持孔の内面部分と係止
    する舌片を形成し、上記端子の先端部と本体内部
    側に組み込まれた上記絶縁基板上の電気線路とを
    接続し、少なくともタンク外部側に面した本体の
    端子保持孔と端子との間に充填剤を介在して密封
    したことを特徴とする液位検出装置。
JP1326883U 1983-01-31 1983-01-31 液位検出装置 Granted JPS59120430U (ja)

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JP1326883U JPS59120430U (ja) 1983-01-31 1983-01-31 液位検出装置

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JPH0419481Y2 true JPH0419481Y2 (ja) 1992-05-01

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Families Citing this family (2)

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JPH0313697Y2 (ja) * 1985-04-11 1991-03-28
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JPS5239303A (en) * 1975-09-23 1977-03-26 Shinwa Tsushinki Kk Method of talking privately in communications
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