JPH04191002A - 木材の処理方法 - Google Patents
木材の処理方法Info
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- JPH04191002A JPH04191002A JP32676590A JP32676590A JPH04191002A JP H04191002 A JPH04191002 A JP H04191002A JP 32676590 A JP32676590 A JP 32676590A JP 32676590 A JP32676590 A JP 32676590A JP H04191002 A JPH04191002 A JP H04191002A
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- wood
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- unsaturated polyester
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Landscapes
- Chemical And Physical Treatments For Wood And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、床材や壁材、家具等の製造に用いられる木材
の処理方法に関するものである。
の処理方法に関するものである。
木材を改質するために、木材に不飽和ポリエステル樹脂
を浸透させて硬化させる、WPC処理か従来からおこな
われている。 このWPC処理に用いられる不飽和ポリエステルは一般
に空気と接触していると空気中の酸素の影響で反応阻害
を起こし、完全に硬化させることか難しい。このために
、不飽和ポリエステル樹脂にワックス等を添加して用い
、不飽和ポリエステル樹脂の表面にワックスの皮膜を形
成させて空気を遮断させることによって、不飽和ポリエ
ステル樹脂を十分に硬化させるようにしている。しかし
、不飽和ポリエステル樹脂を硬化させる際に60°C以
上の高温を作用させるか、この際にワックスは蒸発され
てしまうおそれかあり、ワックスによる効果はあまり期
待てきない。
を浸透させて硬化させる、WPC処理か従来からおこな
われている。 このWPC処理に用いられる不飽和ポリエステルは一般
に空気と接触していると空気中の酸素の影響で反応阻害
を起こし、完全に硬化させることか難しい。このために
、不飽和ポリエステル樹脂にワックス等を添加して用い
、不飽和ポリエステル樹脂の表面にワックスの皮膜を形
成させて空気を遮断させることによって、不飽和ポリエ
ステル樹脂を十分に硬化させるようにしている。しかし
、不飽和ポリエステル樹脂を硬化させる際に60°C以
上の高温を作用させるか、この際にワックスは蒸発され
てしまうおそれかあり、ワックスによる効果はあまり期
待てきない。
従って、木材に浸透させた不飽和ポリエステル樹脂を硬
化させても、表面の部分には不飽和ポリエステル樹脂か
完全に硬化されいない未硬化層か残り、表面をサンダー
掛けするにあたってサンダーの目づまりか起こり易くな
る原因になるものであった。 本発明は上記の点に鑑みて為されたものであり、不飽和
ポリエステル樹脂をその表面においても未硬化層か残る
ことなく硬化させて処理をおこなうことかできる木材の
処理方法を提供することを目的とするものである。
化させても、表面の部分には不飽和ポリエステル樹脂か
完全に硬化されいない未硬化層か残り、表面をサンダー
掛けするにあたってサンダーの目づまりか起こり易くな
る原因になるものであった。 本発明は上記の点に鑑みて為されたものであり、不飽和
ポリエステル樹脂をその表面においても未硬化層か残る
ことなく硬化させて処理をおこなうことかできる木材の
処理方法を提供することを目的とするものである。
本発明に係る木材の処理方法は、木Hに不飽和ポリエス
テル樹脂を浸透させ、次いで木材の表面に縮合剤を浸透
させた後、加熱して不飽和ボリュステル樹脂を硬化させ
ることを特徴とするものである。 以下本発明の詳細な説明する。 不飽和ポリエステル樹脂どしては、WPC含浸液として
一般に使用されるもの、例えは、不飽和ポリエステル樹
脂に過酸化物なとの硬化剤やその他必要に応じてスチレ
ン等を添加したものを用いることかできる。そして木材
をこの不飽和ポリエステル樹脂に浸漬させ、減圧等の処
理を施すことによって木材に不飽和ポリエステル樹脂を
浸透させることかできる。 また縮合剤としては金属キレ−1・剤などを用いること
かできる。またステアリン酸コバルトなとの硬化促進剤
を用いることかできる。縮合剤は溶剤に溶解乃至分散さ
せた状態て用いられるものてあり、縮合剤の溶液に不飽
和ポリニスデル樹脂を浸透させた木材を浸漬したり、こ
の木材に縮@液の溶液を塗布したりして、木材の表面に
縮合剤を浸透させることかてきる。 一]二記のように(7て、木材に不飽和ポリエステル樹
脂を浸透させると共1て木材の表面に縮合剤を浸透させ
た後、これを90〜180°C程度の高温に加熱させる
ことによって、不飽和ポリエステル樹脂を硬化させてW
PC処理をおこなうことかできる。このように加熱して
不飽和ポリニスデル樹脂を硬化させるにあたって、木材
の内部に浸透した不飽和ポリエステル樹脂は空気中の酸
素の影響か少ないために完全に硬化されると共に、木材
の表面部の不飽和ポリエステル樹層は木t4の表面に浸
透している縮合剤によ−て硬化か促進され、表面に未硬
化層か残ることなく不飽和ポリニスデル樹脂を硬化させ
ることかできるものである。従って、木材の表面をサン
ダー掛けして仕上げるにあたって、サンダーの目か詰ま
るというような問題はなくなるものである。 【実施例] 次に本発明を実施例によって説明する。 実施例 不飽和ポリエステル樹脂P−852(日本触媒化学社製
)を100重量部、スチレンモノマー(日本触媒化学社
製)を50重量部、ヘンゾイルパーオギサイト(日本油
脂社製)を5重量部配合して不飽和ポリエステル樹脂含
浸液を調製した。この不飽和ポリエステル樹脂含浸液に
厚み3mrnのナラ材の単板を浸漬し、15Torrに
減圧して2時間保持することによって、ナラ材単板に不
飽和ポリエステル樹脂を浸透させた。次に縮合剤をゼラ
ー(日本触媒化7社)を20%アセトン溶液に調製し、
この縮合剤に上記ナラ材単板を5〜6秒間浸漬した後に
、1時間放置してナラ利の表面に縮合剤を浸透させた。 次にこれを150″Cに加熱しながら10kg/cm’
の圧力で3分間プレスし、不飽和ポリエステル樹脂を硬
化させた。 上記のように不飽和ポリエステル樹脂を浸透硬化させて
WPC処理した木材の表面にサンダー掛けを施したとこ
ろ、木材の表面は完全に乾燥しており、サンダー掛けし
て生じる粉末はサラサラしていて、サンダー掛1ゴを5
00〜(ioOmの長さおこなうまでサンダーの目をつ
まらせることはなかった。 比較例 縮合剤を用いた処理をおこなわないようにした他は、実
施例と同様にしてナラ材W板を不飽和ポリエステル樹脂
てWPC処理した。 この比較例のものでは、木材の表面は完全に乾燥してお
らずベタ付いた感じか残っており、サンダー掛けをする
とサンダーに絡んで、10〜25mの長さのサンダー掛
けてサンダーに1つよりか生しるものであった。尚、処
理を全く施していないナラ材の素材の表面をサンダー掛
けする場合には、1500〜2000mまで目づまりは
生じない。 【発明の効果] 」二連のように本発明にあっては、木材に不飽和ポリエ
ステル樹脂を浸透させ、次いで木材の表面に縮合剤を浸
透させた後、加熱して不飽和ポリエステル樹脂を硬化さ
せるようにしたので、木材の内部に浸透した不飽和ポリ
エステル樹脂は空気中の酸素の影響か少ないために完全
に硬化されると共に、木材の表面部の不飽和ポリエステ
ル樹脂は木材の表面に浸透している縮合剤によって硬化
か促進され、表面に未硬化層か残ることなく不飽和ポリ
エステル樹脂を硬化させることかできるものであり、木
材の表面をサンダー掛けして仕上げるにあたって、サン
ダーの目かつまる等の問題かな(なるものである。
テル樹脂を浸透させ、次いで木材の表面に縮合剤を浸透
させた後、加熱して不飽和ボリュステル樹脂を硬化させ
ることを特徴とするものである。 以下本発明の詳細な説明する。 不飽和ポリエステル樹脂どしては、WPC含浸液として
一般に使用されるもの、例えは、不飽和ポリエステル樹
脂に過酸化物なとの硬化剤やその他必要に応じてスチレ
ン等を添加したものを用いることかできる。そして木材
をこの不飽和ポリエステル樹脂に浸漬させ、減圧等の処
理を施すことによって木材に不飽和ポリエステル樹脂を
浸透させることかできる。 また縮合剤としては金属キレ−1・剤などを用いること
かできる。またステアリン酸コバルトなとの硬化促進剤
を用いることかできる。縮合剤は溶剤に溶解乃至分散さ
せた状態て用いられるものてあり、縮合剤の溶液に不飽
和ポリニスデル樹脂を浸透させた木材を浸漬したり、こ
の木材に縮@液の溶液を塗布したりして、木材の表面に
縮合剤を浸透させることかてきる。 一]二記のように(7て、木材に不飽和ポリエステル樹
脂を浸透させると共1て木材の表面に縮合剤を浸透させ
た後、これを90〜180°C程度の高温に加熱させる
ことによって、不飽和ポリエステル樹脂を硬化させてW
PC処理をおこなうことかできる。このように加熱して
不飽和ポリニスデル樹脂を硬化させるにあたって、木材
の内部に浸透した不飽和ポリエステル樹脂は空気中の酸
素の影響か少ないために完全に硬化されると共に、木材
の表面部の不飽和ポリエステル樹層は木t4の表面に浸
透している縮合剤によ−て硬化か促進され、表面に未硬
化層か残ることなく不飽和ポリニスデル樹脂を硬化させ
ることかできるものである。従って、木材の表面をサン
ダー掛けして仕上げるにあたって、サンダーの目か詰ま
るというような問題はなくなるものである。 【実施例] 次に本発明を実施例によって説明する。 実施例 不飽和ポリエステル樹脂P−852(日本触媒化学社製
)を100重量部、スチレンモノマー(日本触媒化学社
製)を50重量部、ヘンゾイルパーオギサイト(日本油
脂社製)を5重量部配合して不飽和ポリエステル樹脂含
浸液を調製した。この不飽和ポリエステル樹脂含浸液に
厚み3mrnのナラ材の単板を浸漬し、15Torrに
減圧して2時間保持することによって、ナラ材単板に不
飽和ポリエステル樹脂を浸透させた。次に縮合剤をゼラ
ー(日本触媒化7社)を20%アセトン溶液に調製し、
この縮合剤に上記ナラ材単板を5〜6秒間浸漬した後に
、1時間放置してナラ利の表面に縮合剤を浸透させた。 次にこれを150″Cに加熱しながら10kg/cm’
の圧力で3分間プレスし、不飽和ポリエステル樹脂を硬
化させた。 上記のように不飽和ポリエステル樹脂を浸透硬化させて
WPC処理した木材の表面にサンダー掛けを施したとこ
ろ、木材の表面は完全に乾燥しており、サンダー掛けし
て生じる粉末はサラサラしていて、サンダー掛1ゴを5
00〜(ioOmの長さおこなうまでサンダーの目をつ
まらせることはなかった。 比較例 縮合剤を用いた処理をおこなわないようにした他は、実
施例と同様にしてナラ材W板を不飽和ポリエステル樹脂
てWPC処理した。 この比較例のものでは、木材の表面は完全に乾燥してお
らずベタ付いた感じか残っており、サンダー掛けをする
とサンダーに絡んで、10〜25mの長さのサンダー掛
けてサンダーに1つよりか生しるものであった。尚、処
理を全く施していないナラ材の素材の表面をサンダー掛
けする場合には、1500〜2000mまで目づまりは
生じない。 【発明の効果] 」二連のように本発明にあっては、木材に不飽和ポリエ
ステル樹脂を浸透させ、次いで木材の表面に縮合剤を浸
透させた後、加熱して不飽和ポリエステル樹脂を硬化さ
せるようにしたので、木材の内部に浸透した不飽和ポリ
エステル樹脂は空気中の酸素の影響か少ないために完全
に硬化されると共に、木材の表面部の不飽和ポリエステ
ル樹脂は木材の表面に浸透している縮合剤によって硬化
か促進され、表面に未硬化層か残ることなく不飽和ポリ
エステル樹脂を硬化させることかできるものであり、木
材の表面をサンダー掛けして仕上げるにあたって、サン
ダーの目かつまる等の問題かな(なるものである。
Claims (1)
- (1)木材に不飽和ポリエステル樹脂を浸透させ、次い
で木材の表面に縮合剤を浸透させた後、加熱して不飽和
ポリエステル樹脂を硬化させることを特徴とする木材の
処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32676590A JPH04191002A (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | 木材の処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32676590A JPH04191002A (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | 木材の処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04191002A true JPH04191002A (ja) | 1992-07-09 |
Family
ID=18191445
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32676590A Pending JPH04191002A (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | 木材の処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04191002A (ja) |
-
1990
- 1990-11-27 JP JP32676590A patent/JPH04191002A/ja active Pending
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