JPH04185475A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JPH04185475A
JPH04185475A JP31359390A JP31359390A JPH04185475A JP H04185475 A JPH04185475 A JP H04185475A JP 31359390 A JP31359390 A JP 31359390A JP 31359390 A JP31359390 A JP 31359390A JP H04185475 A JPH04185475 A JP H04185475A
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JP
Japan
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ink
plate
roll
cleaning
voltage
Prior art date
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Pending
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JP31359390A
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English (en)
Inventor
Toshiya Yuasa
俊哉 湯浅
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、印加電圧の極性に応じて付着性が変化するイ
ンクを版上にパターン状に塗布し、版上のインクのパタ
ーンを被記録体に転写する画像記録装置に関する。
[従来の技術] 印刷技術において、平版印刷法、凸版印刷法やグラビヤ
印刷法などが用いられているが、版の作成に複雑な工程
を要したり、インクのバターニングに湿し水を必要とす
るなど、取扱いが非常に面倒であった。また、インクの
付着性が気温や湿度の影響を受は易く、環境安定性に欠
けた。このため、これまでの印刷技術をコンピュータ等
の記録用周辺機器に適用するには困難な面が多い。
一方、コンピュータ等の記録用周辺機器としては、各種
の記録方式を用いたプリンタ、例えばレーザビーム・プ
リンタ、インクジェット・プリンタ、感熱転写プリンタ
、ワイヤドツト・プリンタやデイジ−ホイル・プリンタ
が知られているが、前述した印刷技術で達成されている
多量印刷にはコスト面等で適していない問題点があった
これらのプリンタにおける問題点を解決するものとして
、インクに一対の電極により電圧印加したときに、付着
性を有するインクが電極に付着しなくなったり、あるい
は付着性のないインクが電極に付着するようになったり
する性質を利用して、所望のパターンを備えた電極(版
)と対向電極との間に該インクを供給し、上記一対の電
極間に直流電圧を印加することによって、電極のパター
ンに応じてインクの付着性を変化させて記録する画像記
録装置を本発明者らは開発した(特開平1−31628
8公報参照)。
[発明が解決しようとする課題] 上述した従来の画像記録装置では、印刷の終了後、イン
キング部材、版および中間転写部材表面に残ったインク
は、直ちに取り除かないと、インクが乾燥してインキン
グ部材、版および中間転写部材同士が接着したりして次
の印刷に支障が出るが、これら表面のインク残渣は、人
手によらないと完全に除去できなかったため、印刷終了
後のインクのクリーニングは大変面倒な作業であった。
本発明の目的は、画像形成装置内に残ったインクを人手
によらず除去することができる画像記録装置を提供する
ことである。
[課題を解決するための手段] 本発明の画像記録装置は、導電性部材を表面に有するク
リーニング部材と、インクを版上にパターン状に塗布す
る導電性を有するインキング部材と、該インキング部材
や該版上のインク残漬が、該クリーニング部材側に移動
するような電圧を、該クリーニング部材の表面と該クリ
ーニング部材にその表面が当接する部材との間に印加す
る電源とを有する。
[作 用] 印刷終了後、画像記録装置内のインク残渣が乾燥する前
に、該インク残渣が、表面に導電性部材を有するクリー
ニング部材側に移動するような電圧を、該クリーニング
部材の表面と該クリーニング部材にその表面が当接する
部材との間に印加すればよい。
[実施例] 次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。第1図は、本発明の一実施例である、画像記録装置を
示す模式側面図、第2図は、クリーニングロール11の
部分断面側面図、第3図は、第1図の装置に使用される
版4の一例を示す斜視図である。
本発明の画像記録装置は、少なくとも一対の導電性部材
を有する。第1図に示す画像記録装置では、インキング
部材であるインク担持ロール1と版ロール3が一対の導
電性部材である。
インク担持ロール1は円筒形状を有し矢印六方向へ回転
する部材である。このインク担持ロール1は、アルミニ
ウム、銅、ステンレスなどの導電体で形成するのが好ま
しい、インク担持ロールlの表面(円筒面)上には、矢
印E方向に回転するコーティングロール9により、記録
材であるインク2が均一の厚みに形成される。このイン
ク担持ロール1のインク担持面たる表面を構成する材料
としては、矢印六方向への回転によるインク2の搬送に
よりその表面上にインク2の所望の層を形成することが
可能な材料であれば、特に制限なく用いることができる
。より具体的には、ステンレス等の金属からなる導電体
が好ましい。
このような材料からなるインク担持ロール1の表面は、
平滑面であってもよいが、インク2の搬送、担持性をよ
り高める点からは、適度に粗面化(例えばJIS B 
0601の粗面度がIS程度に)されている方が好まし
い、インク2は、インク溜り10の部分に補給される。
インク担持ロール1の表面上のインク2には、矢印B方
向に回転する版ロール3上の版4が接し、版4の画像部
にインク2が転写されてインク画像が形成される0版4
としては、従来公知のものが使用できる0例えば、オフ
セット印刷用の版、グラビア印刷用の版、凸版等が使用
できる。
また、導電部と絶縁部で版4を構成し、例えば版4とイ
ンク担持ロール1の間に電圧を印加して版4の導電部で
はインクの付着性がなくなり、絶縁部のみにインクが付
着するようにしてもかまわない、また、印刷版4とイン
ク担持ロール1との間にさらにロールを介在させ、均一
なインク層を形成させてもよ(、また、ロール同士を一
対の導電部材として電圧を印加してもよい。中間転写部
材であるブラン胴5は、版4と圧接しつつ矢印C方向に
回転し、版4上のインク画像をブラン胴5に転写する。
圧胴6はブラン胴5と圧接しつつ矢印り方向に回転し、
ブラン胴5との間を矢印F方向に通過する被記録体7(
紙、布、金属シートなど)上にブラン胴5上のインク画
像を転写する。被記録体7上に上記インク画像に対応す
る画像が形成される。
場合によってはブラン胴5を設けずに、版4上のインク
画像を直接被記録体7上に転写してもがまわないが、ブ
ラン胴5の表面材質により版4の摩耗劣化を防止するこ
とができ、また版4と同じパターンの画像を被記録体7
上に得ることができる。
さて、印刷終了後、ブラン胴5、版4およびインク担持
ロール1上のインク層を除去しておがないと、インク層
が乾燥して次の印刷に支障が8る。
インク担持ロール1の表面上のインク2には、版ロール
3に巻かれた版4が接しているが、版4は、例えば第3
図に示すように、金属等の導電性材料からなる基材4a
上に絶縁材料からなる所望のパターン4bが設けられて
いる。基材4aの材料としては、アルミニウム、銅、ス
テンレス、白金、金、クロム、ニッケル、りんせい銅、
炭素などや、導電ポリマーあるいは各種ポリマー中に金
属フィラーを分散させたものが用いられる。パターン4
bの材料としては、熱転写記録材料(主にワックスや樹
脂)、電子写真のトナー、ビニル系ポリマー及び天然あ
るいは合成のポリマーが用いられる。
版4としては導電性材料からなる基材上に、放電破壊に
より像様の導電パターンが形成された絶縁膜を有するも
のも使用できる。更に、導電材料からなる基材上に、銀
粒子の析出による銀画像の導電パターンを形成した写真
画像を有する版も使用できる。また、版4の形状は平面
に限定されず、ロール状、曲面状、多角形状としても差
し支えない。
インク担持ロールlの形状もロールに限定することなく
、ブレード状塗布部材を使用しても良い。
こうして版4とインク担持ロール1間に電源14により
電圧を印加することにより、版4の導電部分と接触する
インク2の付着性が変化して、その付着性の差により版
上にインク2をパターン状に付着させて、インク画像を
形成する。電源14の電圧は実用的には3〜100v、
更には5〜80Vの直流電圧が好ましく、高周波(10
Hz 〜100kHz )の交流バイアス電圧(1ov
−t 0OV)を更に印加することによって、画質を−
1シャープにすることができる。
さらに、本実施例では、印刷終了後にブラン胴5、版4
およびインク担持ロール1上のインクを除去するための
、クリーニング部材である第1のクリーニングロール1
1、第2のクリーニングロール12および第3のクリー
ニングロール13が設けられ、第1のクリーニングロー
ル11の方がブラン胴5よりV工だけ高電位になるよう
な電圧を印加するための電源15と、第2のクリーニン
グロール12の方が版4よりv2だけ高電位になるよう
な電圧を印加するための電源16と、第3のクリーニン
グロール13の方がインク担持ロール1よりもV、たけ
高電位になるような電圧を印加するための電源17が設
けられている。
これらのクリーニングロール11.12.13は、導電
性部材を1枚ずつ剥離可能に多層に重ねて構成したもの
が用いられている。具体的には、第2図に示すように、
金属シートやカーボン、金属粉などの導電性フィラーを
ポリマーやセラミックスに分散させたシート、あるいは
ポリエチレン繊維、ポリプロピレン繊維等の樹脂繊維に
銅、ニッケル等の、金属粉を分散したものや、カーボン
繊維(カーボン紙)、上記樹脂に導電性フィラーを分散
させ、発泡、焼結、膨潤等により、多孔質状としたもの
などの導電性多孔性シートなどを、円筒状の基体1l−
a(心棒)の外周に−層づつ例えば酢酸ビニル、ネオブ
レン、EVA、エポキシ、アクリル、カルボキシメチル
セルロース等の粘着剤により巻き付けて各導電層11−
a〜11−hを形成した構成のものが利用できる。
各導電層を形成するシートの導電性はσ= 10−’Ω
−1以上であることが好ましい。
導電層の層数は、1o層〜1000層、より好ましくは
50層〜700層程度がよい0層厚は10μm〜2mm
程度が好ましい。
導電層を多孔性シートから形成した場合は、上述したよ
うな効果を更に得ることができる。
また、基体11−jとしては、機械的強度の観点から、
ステンレス銅、アルミニウム、銅、等の金属製の円筒成
型体やポリアミド、ポリエチレン、ポリアセタール、ポ
リカーボネート等のプラスチック等よりなる樹脂成型体
等が用いられる。
なお、クリーニング部材としては上述したようなロール
状のクリーニングロールに限らず、平板状や半円状また
は適当な曲面状の多層構造体でも良い。
次に、本実施例の画像記録装置を用いて行なった印刷終
了後に、クリーニングを行う場合の動作について説明す
る。
印刷終了後、インク担持ロール1と版4の間に印加され
ている電圧を切り、ブラン胴5を、その回転軸を不図示
の手段によって移動することにより他のロールから独立
させる。次にブラン胴5に第1のクリーニングロール1
1を接触させ、ブラン胴5が負極、第1のクリーニング
ロール11が正極となるような電圧V1を電源15を入
れることによって印加し、同時に、ブラン胴5及び第1
のクリーニングロール11を回転させることにより、イ
ンク残渣をブラン胴5より剥離させ、第1のクリーニン
グロール11の最上層の外表面に全て付着させる1次に
、この第1のクリーニングロール11の最上層を、イン
ク残渣と共に引き剥がし、廃棄すればよい。一方、第1
のクリーニングロール11は新たな導電層の外表面を有
するため、再び、同様にしてブラン胴5のクリーニング
を行なうことができる。
また、版4上に残った不図示のインク残渣を除去する場
合も、同様に、版ロール3を、その回転軸を不図示の手
段によって移動することにより他のロールから独立させ
る8次に版4上に第2のクリーニングロール12を接触
させ、版4が負極、第2のクリーニングロール12が正
極となるような電圧■2を電源16を入れることによっ
て印加し、同時に、版ロール3及び第2のクリーニング
ロール12を回転させることにより、インク残渣を版4
より剥離させ、第2のクリーニングロール12の最上層
の外表面に、全て付着させる1次に、この第2のクリー
ニングロール12の最上層を、インク残渣と共に引き剥
がし、廃棄すればよい、一方、第2のクリーニングロー
ル12は新たな、導電層の外表面を有するため、再び同
様にして版4のクリーニングを行なうことができる。
また、インク担持ロール1上に残った不図示のインク残
渣を除去する場合も、同様に、インク担持ロールlを、
その回転軸を不図示の手段によって移動することにより
他のロールから独立させる。次にインク担持ロール1に
第3のクリーニングロール13を接触させ、インク担持
ロール1が負極、第3のクリーニングロール13が正極
となるような電圧V、を電源17を入れることによって
印加し、同時に、インク担持ロールl及び第3のクリー
ニングロール13を回転させるとにより、インク残渣を
インク担持ロール1より剥離させ、第3のクリーニング
ロール13の最上層の外表面に全て付着させる。次に、
この第3のクリーニングロール13の最上層を、インク
残渣と共に引き剥がし、廃棄すればよい。一方、第3の
クリーニングロール13は新たな導電層の外表面を有す
るため、再び、同様にして、インク担持ロール1のクリ
ーニングを行なうことができる。
また、ブラン胴5を省略した画像記録装置とした場合は
、第1のクリーニングロール11と電源15、およびこ
れらのクリーニング動作も省略したものになる。
クリーニングロール11,12.13は、クリーニング
中にブラン胴5、胴ロール3及びインり担持ロールlに
一定の圧力で接触させてもよいが、必要に応じて各クリ
ーニングロールには上記各ロールとの間隔を所定の距離
に設定できるようスクリュー等による間隔調節手段など
を備えたものが好ましい。これらは電動で行なってもよ
いし、手動によるものでもよい。
また、クリーニングロール面と各ロール面との接触幅は
、通常0.1 mm〜30mm程度でよく、この接触幅
はインクの量、種類によって適宜設定すればよいし、ク
リーニングロールの導電層を導電性多孔性シートから形
成すれば、シート中にインクを漫み込ませた状態でその
剥離操作が可能であり、剥離したシートの取り扱いも極
めて簡便になる。
また、クリーニング部材は、表面が導電性部材の多層構
造体でなく、1回のクリーニングごとに導電性部材全体
を容易に交換できる構造としてもよい。
さらに、装置全体にクリーニングロールを1個だけ設け
、該クリーニングロールと該クリーニングロールに外周
面が当接したロールの間に、インク残渣が該クリーニン
グロール側へ移動するような電圧を印加する方法でも良
い。
クリーニングの際に印加する電圧の電源は、実用的には
3〜100V、更には5〜80ボルトの直流電圧が好ま
しく、高周波(10Hz〜100kHz) (7)交流
バイアス電圧(10V〜10ov)を更に印加すること
によって、より一層クリーニング効果が高まる。
上記説明した本発明におけるクリーニング方法は、電圧
の印加によって付着性が変化するインクを用いる印刷工
程に適用できるものであり、インク残渣が残り、画像の
品質に影響を与える可能性のあるインク担持ロール、版
ロール、プラン胴等のクリーニングに好適に用いること
ができる。
又、インク残渣がロール上でなく平板上に存在する場合
であっても、クリーニング部材を目的に合う駆動手段に
より平板にそって移動させクリーニングを行なうことも
できる。
本実施例では、版4側が陰極、インク担持ロール1側が
陽極となっているが、使用するインクの性状によって版
4側を陽極、インク担持ロール1側を陰極としてもかま
わない。
電源14による電圧は、具体的には版ロール3及びイン
ク担持ロール1のそれぞれの回転軸間に印加するとよい
インク担持ロール1表面上に形成されるインク2の層の
厚さは、インク担持ロール1とコーティングロール9と
のギャップの大きさ、インク2の流動性ないし粘度、イ
ンク担持ロール1表面の材質ないし粗面度、あるいは該
インク担持ロール1の回転速度等によって異なるが、イ
ンク担持ロール1が版ロール3上のパターン版4に対向
するインク転写位置において、概ね0.001〜100
mm程度、更には0.001〜10mmであることが好
ましい。
このインク2の層厚が0.001 mm未満では、イン
ク担持ロール1上に均一なインク層を形成することが困
難となる。一方、このインク層厚が100闘を越えると
、インク層の表層(導電パターン版4に接触する側の層
)を均一な周速としつつ、インク2を搬送することが困
難となり、またインク担持ロール1と導電パターン版4
との通電も容易でなくなる。
インク2は、水を含有するインク(水溶性インク、エマ
ルジョンインク)であれば、電圧印加により付着性から
非付着性へと変化して本発明の画像記録装置に使用でき
る。
次に、電圧印加により、インクが付着性から非付着性へ
と変化するメカニズムについて説明する。
電圧印加による通電により、インクが電気分解してガス
を発生し、このガスによりインクが電極に付着しなくな
る。インクが電気分解してガスを発生するようにするた
めには、インク中に水、アルコール、グリコール等の溶
媒、あるいは塩化ナトリウム、塩化カリウム等の電解質
が溶解した溶媒を含有させる。インクの電気抵抗は低い
方が良く、体積抵抗を10’Ω・Cl11以下にするこ
とが好ましい0体積抵抗が10’Ω・cmを超えると通
電量が低下し、あるいは通電量の低下を防ぐ為に高゛ 
電圧が必要となる。
また、版へのインクの転写は、インク層の電圧の印加さ
れた部分については、厚み方向のほぼ全部が(以下、バ
ルク移動と称す)転写する。
インクが、水やアルコールのような液体では凝集力が弱
く、好適な粘着性が得られない、このインクは、例えば
鉛直方向に立てた白金メツキステンレス板に2mmの厚
さでインクを付着させたときに、インクが実質的に白金
メツキステンレス板上に保持される程度のものであるこ
とが好ましい。
また、2枚の白金メツキステンレス板の間に、インクを
挟んでインクの厚さを2mmとし、電圧印加しない状態
で2枚の白金メツキステンレス板を互いに引離したとき
に、どちらの板にもインクが同程度に付着するものであ
ることが好ましい。
インクの粘性率は、ずり速度10 rad/s 、温度
25℃において、10’〜10′。ポアズ、更には10
’〜10”ポアズが好ましい。
上述のメカニズムをとるインクは、基本的に無機あるい
は有機の微粒子と液体分散媒とで構成される。インク中
の微粒子は、インクの切れを良くし画像の解像度を向上
させる。インクは、コロイドゾルの無定形固体で、流動
性においては非ニユートン流動体である。
インクの付着性変化を電圧印加によって行なわせるには
、インク中に微粒子を含有させる。前述の液体分散媒中
で、例えばホモジナイザー、コロイドミル、超音波分散
器内での混練されることにより、微粒子分散体が形成さ
れる。このような粒子としては、金属(Au、 Ag、
 Cuなど)粒子、硫化物(硫化亜鉛ZnS 、硫化ア
ンチモン5bzSs 、硫化カリウムに2S 、硫化カ
ルシウムCaS 、硫化ゲルマニウムGeS 、硫化コ
バルトCoS 、硫化スズSnS、硫化鉄FeS 、硫
化銅C+gS、硫化マンガンMnS 、硫化モリブデン
Mo5ssなど)粒子、ケイ酸(オルトケイ酸H4S1
04、メタケイ酸HzSiOs、メソ三ケイ酸H,Si
20. 、メソ三ケイ酸H2S1,0. 、メソ四ケイ
酸H851,4011など)粒子、ポリアミド樹脂粒子
、ポリアミドイミド樹脂粒子、水酸化鉄粒子、水酸化ア
ルミニウム粒子、フッ化雲母粒子、ポリエチレン粒子、
モンモリロナイト粒子、フッ素樹脂などを用いることが
できる。また電子写真のトナーとして用いられている種
々の荷電制御剤を含有したポリマー粒子を用いる′こと
もできる。
上述の微粒子としては平均粒子径で1.00μm以下、
好ましくは0.1μm〜20μm、中でも10gm以下
のものを用いることができ、又かかる微粒子は、インク
中にインク100重量部に対して1重量部以上、好まし
くは3重量部〜90重量部、更に好ましくは5重量部〜
60重量部で含有することができる。
また、インクに用いる液体分散媒としては、エチレング
リコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコー
ル、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコー
ル、ポリエチレングリコール(重量平均分子量、約10
0〜1000) 、エチレングリコールモノメチルエー
テル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレ
ングリコールモノブチルエーテル、メチルカルピトール
、エチルカルピトール、ブチルカルピトール、エチルカ
ルピトールアセテート、ジエチルカルピトール、トリエ
チレングリコールモノメチルエーテル、トリエチレング
リコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモ
ノメチルエーテル、グリセリン、トリエタノールアミン
、ホルムアミド、ジメチルホルムアミド、ジメチルサル
フオキサイド、N−メチル−2−ピロリドン、1.3−
ジメチルイミダゾリジノン、N−メチルアセトアミド、
炭酸エチレン、アセトアミド、スクシノニトリル、ジメ
チルスルホキシド、スルホラン、フルフリルアルコール
、N、N−ジメチルホルムアミド、2−エトキシエタノ
ール、ヘキサメチルホスホリックトリアミド (ヘキサ
メチルリン酸トリアミド)、2−ニトロプロパン、ニト
ロエタン、γ−ブチロラクトン、プロピレンカーボネー
ト、1、2.6−ヘキサンドリオール、ジプロピレング
リコール、ヘキシレングリコールなどの単独または2種
の混合媒体を用いることができる。液体分散媒は、イン
ク100重量部に対し、40〜95重置部、更には60
〜85重量部含有するのが好ましい。
好ましい具体例では、インクの粘度を制御するためにイ
ンク材中に前述した液体分散媒に可溶なポリマーをイン
ク材100重量部に対して1〜90重量部、更には、1
〜50重量部、特に1〜20重量部の割合で含有させる
ことができる。このようなポリマーとしては、グアーガ
ム、ローカストビーンガム、アラビアガム、タラガント
、カラギナン、ペクチン、マンナン、デンプン等の植物
系ポリマー;キサンタンガム、デキストリン、サクシノ
グルカン、ガートラン等の微生物系ポリマー;ゼラチン
、カゼイン、アルブミン、コラーゲン等の動物系ポリマ
ー;メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシ
エチルセルロース等のセルロース系ポリマー、あるいは
可溶性デンプン、カルボキシメチルデンプン、メチルデ
ンプン等のデンプン系ポリマー、アルギン酸プロピレン
グリコール、アルギン酸塩等のアルギン酸系ポリマー、
その信条糖類系の誘導体等の半合成ポリマー:ポリビニ
ルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリビニルメチ
ルエーテル、カルボキシビニルポリマー、ポリアクリル
酸ナトリウム等のビニル系ポリマー;その化ポリエチレ
ングリコール、酸化エチレン、酸化プロピレンブロック
共重合体、アルキド樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹
脂、アミノアルキド樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレ
タン樹脂、アクリル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリアミド
イミド樹脂、ポリエステルイミド樹脂、シリコン樹脂等
の合成ポリマーを単独又は2種以上組合わせて用いるこ
とができる。またシリコングリースのようなグリース類
、ボリブデン等の液状ポリマーを用いることも可能であ
る。
インクの付着性変化が、電気分解によるガスの発生に起
因することから、液体分散媒としては水、メタノール、
エタノール、グリセリン、エチレングリコール、プロピ
レングリコール等の溶媒、あるいはヨウ化カリウム、ホ
ウフッ化リチウム等の電解質を溶解した溶媒が好ましく
用いられる。液体分散媒及び微粒子の含有量は、前述の
ものと同様である。特に、液体分散媒として水、あるい
は水の含有したものを用いると、陰電極側で水素ガスを
発生し易く好ましい、水と他の液体分散媒とを混合する
場合、水の含有量は、インク100重量部に対して1重
量部以上、更には5重量部以上が好ましい。
電気分解によりガスを発生するインクの場合、インク中
に含有する微粒子としては、先に揚げたもののほか、シ
リカ、フッ化炭素、酸化チタン、カーボンブラック、フ
ッ化炭素などが用いられる。
インクの好ましい具体例では、インクの粘弾性特性を考
慮すると、インク中の微粒子の全部あるいは一部に、前
述の液体分散媒を保持できる膨潤性微粒子を用いるのが
好ましい、このような膨潤性微粒子としては、例えばN
a−モンモリロナイト、Ca−モンモリロナイト、3−
八面体合成スメクタイト、Na−ヘクトライト、Li−
ヘクトライト、Na−テニオライト、Na−テトラシリ
シックマイカやLi−テニオライト等のフッ化雲母、合
成雲母、シリカなどがある。上述のフッ化雲母は下記一
般式(1)によって示すことができる。
一般式(1) %式%) 式中、WはNa又はLi、 X及びYはM g t ”
 、 p e* +。
Ni”、 Mn”、 AI”、 Fe”、 Li”など
の6配位イオン、2はAI”、 Si”、 Ge”、 
Fe”、 B ”又はこれらの組合せ(AI” /Si
” )などの配位数4の陽イオンを表わしている。
膨潤性微粒子の平均粒子径は、乾燥状態で75μm以下
、更には0.8〜15μm、中でも8μm以下が好まし
い。
インクには、必要に応じてカーボンブラック等の一般に
印刷、記録の分野で用いられる染料や顔料などの着色材
を含有することができる。インクに着色材を含有する場
合、着色材の含有量はインク100重量部に対して0.
1〜40重量部、更には1〜20重量部が好ましい、ま
た、着色材の代わりに、あるいは着色材と共に、電圧印
加により発色する発色性化合物を含有してもかまわない
その他、インク中に導電性を付与する電解質、増粘剤、
減粘剤、界面活性剤などを含有することができる。又、
前述した微粒子自体に着色材としての機能を兼用させる
ことも可能である。
このようなインクを得るには、例えば液体分散媒および
微粒子を通常の方法によr)混合すればよい。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明は、インク残渣のクリーニ
ング手段を装置内に組み込むことにより、インク残渣を
人手によらずに除去することが可能であり、装置のメイ
ンテナンスが容易となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例である画像記録装置の模式
側面図、第2図は第1図中のクリーニングロール11の
部分断面側面図、第3図は第1図の装置に使用される版
4の一例を示す斜視図である。 ■・・・インク担持ロール、2・・・インク、3・・・
版ロール、4・・・版、5・・・プラン胴、6・・・圧
胴、71.。 被記録体、8・・・インク画像、9・・・コーティング
ロール、10・・・インク溜、11・・・第1のクリー
ニングロール、12・・・第2のクリーニングロール、
13・・・第3のクリーニングロール、14・・・電源
、15・・・電源、16・・・電源、17・・・電源。 特許出願人  キャノン株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 印加電圧の極性に応じて付着性が変化するインクを版上
    にパターン状に塗布し、前記版上のインクのパターンを
    被記録体に転写する画像記録装置において、 導電性部材を表面に有するクリーニング部材と、 前記インクを前記版上にパターン状に塗布する導電性を
    有するインキング部材や該版上のインク残渣が、該クリ
    ーニング部材側に移動するような電圧を、該クリーニン
    グ部材の表面と該クリーニング部材にその表面が当接す
    る部材との間に印加する電源とを有することを特徴とす
    る画像記録装置。
JP31359390A 1990-11-19 1990-11-19 画像記録装置 Pending JPH04185475A (ja)

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