JPH04183996A - 電動送風機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）　産業−にの利用分野 本発明は電気掃除機等に使用される電動送風機に関する
。

（ロ）　従来の技術 従来、この種電動送風機は、ファンを高速回転させ、フ
ァンの送風を整流板によりケース本体内に通風するよう
になっていたが、この整流板の中央部に形成された透孔
にケース端板の軸受ハウジングが挿入されるようになっ
ているため、透孔の孔縁と軸受ハウジング外周との間に
隙間が生じ、この隙間からケース本体側の空気がファン
側に漏れ、特性の低下が発生していた。

この欠点を解決するため、透孔の孔縁に突条部を形成し
、この突条部を軸受ハウジング外周に密接させるように
なしたものが実開昭６Ｏ−１９４１９Ｊ号公報にて提案
された。

しかしながら、整流板とケース端板の成形条件により突
条部の内径寸法と軸受ハウジングの外形寸法にバラツキ
が生じ、このバラツキにより突条部と軸受ハウジングと
の間に隙間が生じ、空気漏れによる特性低下が生じる場
合があった。

（ハ）　発明が解決しようとする課題 本発明は」１記欠点に鑑みなされたもので、送風効率を
安定化し得る電動送風機を提供することを課題とする。

（ニ）　課題を解決するための手段 本発明は、整流板の略中央部に形成された透孔のケース
本体側孔縁からケース本体とり・Ｊ抗する孔縁に向けて
整流板と一体に薄肉状部を形成し、この薄肉状部を軸受
ハウジング外周に密接せしめたことを特徴とするもので
ある。

（ホ）　作用 」１記構成によれば、薄肉状部内径寸法と軸受ハウジン
グ外形寸法にバラツキが生じても、薄肉状部が弾性変形
してそのバラツキを吸収し、薄肉状部内周が確実に軸受
ハウジング外周に内面を圧接した状態で嵌合する。

（へ）　実施例 本発明に一実施例を図面に基づき以下に詳述する。

】は金属製のケース本体で、内面に固定子２を収納固定
すると共に、回転子３を固定子２の中央孔内に位置させ
て回転子３の軸４の一端を軸受５を介して回転自在に支
持している。

６は前記ケース本体１の開口部を被い、ネジにてケース
本体１に固定されるケース端板で、金属板をプレス成形
することで形成されている。７は前記ケース端板の略中
央部に膨出形成された軸受ハウジングで、該軸受ハウジ
ング７内に装着された軸受８に前記回転子軸４の他端が
貫通支持されている。

９は前記ケース端板６の外側にケース本体］開口部を被
って装着され、ネジによりケース端板６に固定される合
成樹脂製の整流板で、後述するファン１２の送風を前記
ケース本体１内に案内するようになっている。１０は前
記整流板９の略中央部に形成された透孔で、透孔１０の
内側（ケース本体１側）孔縁から外側に向けて環状に薄
肉状部１１を整流板９と一体に形成しており、該薄肉状
部Ｈの透孔］０内側部分を軸受ハウジング７外形寸法と
略等しく形成し、薄肉状部１］の透孔外側寸法を軸受ハ
ウジング７外形寸法より小径に形成して透孔１０内側か
ら外側に向かうにしたがって小径になるように形成して
いる。

１２は前記回転子３の軸４に装着され、整流板９の外側
に位置するファンで、中央部に吸気１］１３を、外周部
に吐出口１４を形成している。

１５は前記整流板９及びファン１２を被うファンケーシ
ングで、ケース本体１」一部に嵌合固定されている。前
記ファンケーシング１５は中央部に前記ファン１２の吸
気口１３と対向して開口１６を形成している。

而して、回転子３の回転に伴ってファン１２が回転し、
ファン１２の回転によりファンケーシング１５の開口１
６及び吸気口１３から吸気された空気が吐出Ｉ：’＋１
４から送風される。その送風は整流板９によりケース本
体】内に案内され、固定子２及び回転子３を冷却して外
部に排気される。

整流板９の薄肉状部１１は透孔１０内側寸法を軸受ハウ
ジング７と略同寸法に形成し、透孔１０外側寸法を軸受
ハウジング７外形寸法より小径に形成して内側から外側
に向かうにしたがって小径になるように形成しているの
で、薄肉状部１１内径寸法と軸受ハウジング７外形寸法
にバラツキが生じても薄肉状部］１が弾性変形してその
バラツキを吸収し、薄肉状部１１内周が確実に軸受ハウ
ジング７外周に内面を圧接した状態で嵌合し、透孔１０
が確実にシールされる。

従って、ケース本体１内部の空気がファン１２側に吸引
されることはなく、吸込特性を向」ニすることができる
。

（ト）　発明の効果 以上の如く本発明によれば、整流板の透孔縁に形成した
薄肉状部は確実にケース端板の軸受ハウジング外周に嵌
合するので、シール性をより一層向」ニすることができ
、吸込特性を向」ニすることができる等の効果を奏する
。

【図面の簡単な説明】

図面はいずれも本発明の一実施例を示し、第１図は要部
拡大断面図、第２図は同分解断面図、第３図は部分断面
図である。 １・・・・ケース本体、２　・・固定子、３　・・・回
転子、４・・軸、６　　ケース端板、７・・軸受ハウジ
ング、８　・・軸受、９・・・整流板、１０・・　透孔
、１１・・・薄肉状部、１２・　ファン。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）固定子及び回転子を収納するケース本体と、該ケ
   ース本体の開口部に装着されるケース端板と、該ケース
   端板に形成された軸受ハウジング内に装着される軸受と
   、該軸受に貫通支持される前記回転子の軸に装着される
   ファンと、前記ケース本体の開口部を被ってケース本体
   に装着され、前記ファンからの送風を前記ケース本体内
   に案内する整流板とを備え、前記整流板の略中央部に前
   記軸受ハウジングが挿入される透孔を形成すると共に、
   該透孔のケース本体側孔縁からケース本体と対抗する孔
   縁に向けて薄肉状部を形成し、該薄肉状部を前記軸受ハ
   ウジング外周に密接せしめたことを特徴とする電動送風
   機。