JPH04170214A - 集積回路 - Google Patents

集積回路

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JPH04170214A
JPH04170214A JP2297896A JP29789690A JPH04170214A JP H04170214 A JPH04170214 A JP H04170214A JP 2297896 A JP2297896 A JP 2297896A JP 29789690 A JP29789690 A JP 29789690A JP H04170214 A JPH04170214 A JP H04170214A
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JP
Japan
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state
channel mos
transistor
mos transistor
gate
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JP2297896A
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Inventor
Yuji Mizoguchi
裕二 溝口
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JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、PチャネルMOSトランジスタとNチャネル
MOS)ンジスタとで構成されたCMOS論理ゲートの
入力部分に、トランスファゲートが接続された集積回路
に係り、特に、集積度を向上させることが可能な集積回
路に関する。
【従来の技術】
二進数の論理演算を行うデジタル回路の集積凹路には、
MOS (metal oxide semicond
uctor )プロセス技術により製造されるMO8集
積回路がある。 デジタル回路において、二進数の2つの論理値に対応す
る2つの電気的な状態は、通常、2種類の電圧値となっ
ている。即ち、論理値” o ”に対応したLow電圧
状態〈あるいはOv電圧状態。以降、L状態と呼ぶ)と
、論理値°′1”に対応したHrgh電圧状態(又は電
源電圧状態。以降、H状態左呼ぶ)となっている。 MO8集積回路で、例えば、CM OS (coi+p
lelentary M OS ) 斧積回路は、Pチ
ャネルMO8FET (field effect t
ransistor ) トランジスタ(以降、Pチャ
ネルMO8)ランジスタと呼ぶ)と、NチャネルMO8
FETトランジスタ(以降、NチャネルMO3)ランジ
スタと呼ぶ)とを用い、二進数の2つの論理値に対応し
た2つの電気的な状態の出力を行っている。 即ち、PチャネルMOSトランジスタにより電源電圧に
スイッチングして接続し、H状態の出力を得る。又、N
チャネルMOSランジメタによりグランド電位にスイッ
チングして接続し、L状態の出力を得ている。 又、MO3集積回路においては、このような出力のH状
態又はL状態の出力のためのスイッチング以外に、信号
伝達のスイッチングのためにPチャネル及びNチャネル
のMOSトランジスタが用いられている。このような信
号伝達のスイッチングに用いられている、PチャネルM
 OS’ )ランジスタ及びNチャネルMOSトランジ
スタによるゲートは、トランスファゲートと呼ばれてい
る。 第8図は、従来の、PチャネルMOSトランジスタとN
チャネルMOSトンジメタとで構成されたCMO’S論
理ゲートの入力部分に、トランスファゲートが接続され
た集積回路内部の回路図である。 この第8図において、トランスファゲート10npは、
入力部分INとインバータゲート20の入力との間に配
置されている。 このトランスファゲート10npは、PチャネルMOS
トランジスタTP13とNチャネルMOSトランジスタ
TN13とにより構成されている。 書込クロックCLKは、トランスファゲート1onpの
NチャネルMO3)ランジスタTN13のゲートに入力
されていると共に、インバータゲート20aを介して論
理極性が反転され、このトランスファゲート1onpの
PチャネルMO8)ランジスタTP13のゲートにも入
力されている。 従って、このトランスファゲート10nl)のオン状態
時には、このトランスファゲート10nDのNチャネル
MO3)ランジスタTN13とPチャネルMO8)ラン
ジスタTP13とが共にオン状態となる。 一方、このトランスファゲート10npのオフ状態時に
は、このトランスファゲート1onpのNチャネルMO
SトランジスタTN13とPチャネル脅OSトランジス
タTP13とが共にオフ状態となり、インバータゲート
20の入力は入力部分INに未接続のハイインピーダン
ス状態となる。 この第8図の論理回路においては、書込クロックC/L
KのH状態時には、入力部分INの信号状態に従って、
論理極性の反転された信号が出力部分OU Tに随時出
力される。 一方、書込クロックCLKがL状態の場合には、インバ
ータゲート20の入力はハイインピーダンス状態となる
ので、このインバータゲート20の入力部分のリーク電
流を無視できる場合には、このインバータゲート20の
入力部分は書込クロックCLKのネガティブエツジ時の
電位に保持され、インバータゲート20の出力もこのと
きの論理状態に保持される。従って、書込クロックCL
KのL状態時には、出力部分OUTの出力信号は、書込
クロックCLKのネガティブエツジ時の信号状態に保持
される。 即ち、この第8図に示される論理回路は、ラッチ回路と
しての機能を有するものである。 第9図は、従来の、第8図を用いて前述した論理回路の
回路図である。 この第9図において、符号10np、20a、IN、0
υT、’CLK、TN13、TP13は、前述の第8図
の同符号のものと同一のものである。 この第9図においては、前述の第8図において出力部分
OUTに接続されていたインバータゲート20が、Pチ
ャネルMoSトランジスタTP3とNチャネルMOSト
ンジスタTN3とにより構成されたインバータゲートで
あることが示されている。 このインバータゲート20は、このインバータゲート2
0の入力G(あるいはb)がL状態の場合には、Pチャ
ネルMOSトンラジスタTP3がオン状態となり、Nチ
ャネルMOSトランジスタTN3はオフ状態となり、イ
ンバータゲート20の出力Yは電源VCC<電源電圧は
5V)にスイッチングして接続される。従って、出力部
分OUTは、H状態となる。 一方、インバータゲート20の入力GがH状態の場合に
は、このインバータゲート20のPチャネルMOSトラ
ンジスタTP3はオフ状態となり、NチャネルMOS)
ランジスタTN3はオン状態となり、インバータゲート
20の出力YはグランドGNDにスイッチングして接続
される。従って5出力部分OUTは、L状態となる。 又、この従来例においては、これらPチャネルMO3)
ランジスタTP3とNチャネルMO3I−ランジスタT
N3とのオン状態時におけるインピーダンス特性はほぼ
等しく設定されている。 PヂャネルMOSトランジスタ’FP3がオン状態から
オフ状態となり、NチャネルMOSトランジスタTN3
がオフ状態からオン状態に状態変化する場合や、逆に、
PチャネルMOSトランジスタTP3かオフ状態からオ
ン状態に変化し、NチャネルMOS)ランジスタTN3
がオン状態からオフ状態に状態変化する場合において、
この切替りの瞬間には、これらPチャネルMOSトラン
ジスタとNチャネルMOSトランジスタのゲート電圧が
、電源電圧vCCの172である2、5■になったとこ
ろで、これらPチャネルMOSトランジスタTP3とN
チャネルMOSトランジスタTN3のインピーダンス特
性が等しくなる。 即ち、この従来例において、インバータゲート20のL
状態とH状態との判定の閾値は、電源VCCの電圧の1
/2である2、5■になっている。 これら第8図及び第9図に示される従来例の論理回路に
おいては、出力部分OUTのし状態からH状態への切替
りや、H状態からL状態への切替りの闇値が電源電圧の
1/2に設定されているので、ノイズマージンは、入力
電圧が0■から5vまでの時、高電圧側、低電圧側とも
最大となる。 第10図は、前述の第8図の出力部分OUTに接続され
たインバータゲート20の集積回路レイアウト図である
。即ち、第9図におけるPチャネルMoSトランジスタ
TP3とNチャネルMOSトランジスタTN3とによる
インバータゲートの集積回路レイアウト図である。 コノ第10図において、符号G、Y、VCC。 GNDは、前述の第9図の同符号のものと同一のもので
あり、メタル配線により形成されている。 又、この第10図において、合計2箇所の破線部分は、
PチャネルMoSトランジスタTP3とNチャネルMO
SトランジスタTN3とのゲート部分である。合計2箇
所め一点鎖線部分は、PチャネルMOSトランジスタT
P3とNチャネルMOS)ランジスタTN3との拡散層
部分である。 この第10図において、PチャネルMOSトランジスタ
TP3のトランジスタサイズとNチャネルMOSトラン
ジスタTN3のトランジスタサイズとの比率は、2:1
となっている。例えば、PチャネルMOSトランジスタ
TP3の拡散層の1辺の長さLP3とNチャネルMOS
トランジスタTN3の拡散層の1辺の長さLN3との比
率は、2:1となっている。 トランジスタサイズ等同一条件で比較すると、ソースと
ドレインとの間の電流がホールの移動によるPチャネル
MO3I−ランジスタのオン状態時のインピーダンスは
、ソースとトレインとの間の電流が電子の移動によるN
チャネルMOS)ランジスタのオン状態時のインピーダ
ンスに比較して大きくなっている。 従って、これら第8図〜第10図によって示される従来
例においては、この第10図に示される− 1〇 − ようにPチャネルMO3)ランジスタのトランジスタサ
イズが、NチャネルMOSトランジスタのトランジスタ
サイズよりも約2倍大きくされている。 以上説明したように、従来においては、PチャネルMO
8)ランジスタ及びNチャネルMOSトランジスタは、
論理回路の出力状態の切替のみならず、トランスファゲ
ートとして信号の伝達のスイッチングにも用いられてい
る。
【発明が達成しようとする課題】
しかしながら、従来のトランスファゲートには前述のよ
うにPチャネルMOSトランジスタとNチャネルMOS
トランジスタとが組合せて用いられている。即ち、トラ
ンスファゲートに用いられているこれらPチャネルMO
SトランジスタとNチャネルMOSトランジスタとは、
それぞれのソース及びドレインに関してパラレルに接続
されている。更に、これらPチャネルMO8)ランジス
タとNチャネルMOSトランジスタとのオン状態とオフ
状態のスイッチングを同一とするために、これらのトラ
ンジスタのいずれか一方のゲートに接続するインバータ
ゲートが必要となっている。 従って、このような従来のトランスファゲートにおいて
は、少なくとも2個のMOS)ランジスタとインバータ
ゲートとの集積回路レイアウト面積が必要となってしま
うという問題がある。 又、従来、トランスファゲートに用いられるMOSトラ
ンジスタを1個のみとした場合には、ノイズマージンが
悪化したり、後段のインバータの出力電圧が完全にH状
態又はL状態になりきらないという問題がある。 例えば、トランスファゲートに用いられるスイッチング
のためのトランジスタをNチャネルMOSトランジスタ
のみとした場合には、このNチャネルMO3)−ランジ
スタのソースとドレイン間において、H状態の信号伝達
が悪化してしまう、即ち、伝達されるH状態の電位が低
下し、ノイズマージンが悪化しなり、後段のインバータ
のし出力レベルが不完全となるという問題がある。 又、トランスファゲートに用いられるスイッチング用の
トランジスタをPチャネルMoSトランジスタのみとし
た場合には、L状態の信号伝達が悪化し、ノイズマージ
ンが低下しなり、後段のインバータのH状態出力が不完
全になるという問題がある。即ち、L状態の信号伝達時
に、L状態の電位が上昇してしまい、ノイズマージンが
悪化したり、後段のインバータの出力電圧が完全にH状
態レベルにならなくなってしまう。 本発明は、前記従来の問題点を解決するべくなされたも
ので、PチャネルMOSトランジスタとNチャネルMO
3)ランジスタとで構成された0MO3論理ゲートの入
力部分に、トランスファゲートが接続された集積回路に
おいて、ノイズマージンの悪化を抑えると共に、後段の
インバータの出力レベルをH状態又はL状態に安定させ
ながら、このトランスファゲートに用いられるトランジ
スタの個数を減少し、これにより集積回路の集積度を向
上させることができる集積回路を提供することを目的と
する。
【課題を達成するための手段】
−13−、 本発明は、PチャネルMOSトランジスタとNチャネル
MOSトランジスタとで構成されたqMO8論理ゲート
の入力部分に、トランスファゲートが接続された集積回
路において、前記トランスファゲートの少なくとも1つ
が、PチャネルMOSトランジスタ又はNチャネルMO
3)−ランジスタのうち、いずれか一方のみで構成され
、前記PチャネルMO8)−ランジスタの特性と、前記
NチャネルMOSトランジスタの特性との、L状態とH
状態との閾値を決定する関係が、前記トランスファゲー
トの特性による閾値の上昇又は下降を考慮して決定され
ていることにより、前記課題を達成したものである。 又、前記PチャネルMOSトランジスタの特性と、前記
NチャネルMO8)ランジスタの特性との、L状態とH
状態との閾値を決定する関係が、該PチャネルMOSト
ランジスタと該NチャネルMOSトンジメタとのトラン
ジスタサイズの比率により決定されることにより、同じ
く前記課題を達成したものである。 更に、前記トランスファゲートと前記CMO3論理ゲー
トとが一組として構成され、少なくともラッチ回路とし
ても用いることにより、同じく前記課題を達成したもの
である。
【作用1 本発明は、集積回路の集積度を向上させるために、用い
られているトランスファゲートの集積回路レイアウト面
積を減少させるようにしたものである。 即ち、トランスファゲートに用いられるトランジスタの
個数を減少して集積度を向上させるなめに、トランスフ
ァゲートに用いられるMOSトランジスタを、Pチャネ
ルMOSトランジスタあるいはNチャネルMOSトラン
ジスタのいずれか一方のみとしても、後段のインバータ
出力電圧を完全にH状態又はL状態のレベルとし、ノイ
ズマージンの悪化という前述のような問題を低減するこ
とが可能な構成を見出なしなものである。 これにより、従来PチャネルMOSトランジスタとNチ
ャネルMOS)ランジスタとを共に用いた場合、これら
のトランジスタのオン状態とオフ状態のスイッチングを
同一とするなめに、これらのトランジスタのいずれか一
方のゲートに接続するインバータゲートを、本発明によ
れば不要とすることもできる。 前述のように、トランスファゲートの信号伝達のスイッ
チングのためにNチャネルMOSトランジスタのみを用
いた場合には、信号伝達されなH状態の電位(Hレベル
)が低下してしまう。従って、H状態において後段のイ
ンバータ出力電圧が完全にL状態のレベルにならす、又
、ノイズマージンが低下してしまうという問題がある。 一方、トランスファゲートの信号伝達のスイッチングの
ためにPチャネルMO8)ランジスタのみを用いた場合
には、信号伝達されるし状態の電位(Lレベル)が上昇
してしまう。従って、L状態時に後段のインバータ出力
電圧が完全にH状態レベルにならす、又、ノイズマージ
ンが悪化してしまうという問題がある。 発明者は、このようなインバータ出力の不完全一  1
5 − さとノイズマージンの悪化を抑えるために、前述のよう
なH状態の信号の電位(Hレベル)低下やL状態の信号
電位(Lレベル)の上昇に合せて、トランスファゲート
の出力の信号を入力している次段のCMO3論理ゲート
の入力部分において、L状態又はH状態の判定を行う閾
値を変移させるようにしている。即ち、該CMO3論理
ゲートのPチャネルMOSトランジスタの特性と、Nチ
ャネルMOS)ランジスタの特性との、L状態とH状態
との閾値を決定する関係を、トランスファゲートの特性
による閾値の上昇又は下降を考慮して決定するようにし
ている。 このトランスファゲートの次段のCMO8論理ゲートの
PチャネルMOSトランジスタの特性とNチャネルMO
3I−ランジスタの特性との、L状態とH状態との閾値
を決定する関係には、様々なものがある。 例えば、これらPチャネルMO3)ランジスタとNチャ
ネルMOSトランジスタとのそれぞれのトランジスタサ
イズの比率によって、L状態とH一  16 − 状態との闇値を変更することができる。又、これらPチ
ャネルMOSトランジスタ及びNチャネルMOSトラン
ジスタとの、ソースとドレイン間において用いられてい
るコンタクトの大きさや個数の比率によっても、これら
のトランジスタの特性の関係を変更して閾値を決定する
こともできる。 しかしながら、本発明はこれを限定するものてはない。 このように、トランスファゲートにPチャネルMOSト
ランジスタ又はNチャネルMOSトランジスタとのいず
れか一方のみを用いることとして、トランスファゲート
の出力の信号のH状態の電位の下降あるいはL状態の電
位の上昇が発生しても、この影響による後段のインバー
タ出力の不完全さとノイズマージンの悪化を減少させる
ことができるという効果を得ることかできる。 【実施例】 以下、本発明の実施例を図を用いて詳細に説明する。 第1図は、本発明の第1実施例の論理回路図である。 この第1図において、トランスファゲート10nは、N
チャネルMOSトランジスタTNIIのみにより構成さ
れている。 この第1図において、符号IN、0−1JTSCLKは
、前述の第8図の同符号のものと同一のものである。 この第1図において、トランスファゲート10nは、入
力部分INとインバータゲート20の入力部分との間に
配置されている。 又、この第1図において用いられているインバータゲー
ト20の、入力される信号のし状態とH状態との判定に
用いられる閾値は、前述の第8図のインバータゲート2
0の閾値よりも低くなっている。 これは、この第1図におけるトランスファゲート10n
がNチャネルMO8)ランジスタのみにより構成されて
いるなめ、H状態の信号伝達時に、トランスファゲート
Ionから出力されるH状態の電位が低下してしまうこ
とによるインバータ出力のLレベルの上昇とノイズマー
ジンの悪化を抑えるなめである。 第2図は、前述の本発明の第1実施例の回路図である。 この第2図において、符号IN、OUT、CLK、VC
C,GND、”G、Yは、前述の第9図の同符号のもの
と同一のものである。 この第2図において、インバータゲート2oを構成する
PチャネルMO3)ランジスタTPIとNチャネルMO
SトンジスタTNIとの接続構成は、前述の第9図のイ
ンバータ出力)20を構成するPチャネルMOSトラン
ジスタTP3とNチャネルMOSトランジスタTN3と
の接続構成と同一になっている。 しかしながら、この第2図におけるPチャネルMO8)
ランジスタTPIとNチャネルMOsトランジス多TN
1とのトランジスタサイズの比率は、前述の第9図のP
チャネルMO3)ランジスタTP3とNチャネルMO3
)ランジスタTN3とのトランジスタサイズの比率と異
なっている。 これは、この本発明の第1実施例におけるインバータゲ
ート20のL状態とH状態との判定の閾値の電圧を、゛
前述の第9図のインバータ20のL状態とH状態との判
定の閾値の電圧よりも低い電圧にするためである。 第3図は、前述の本発明の第1実施例のインバータゲー
トの集積回路レイアウト図である。 この第3図におイテ、符号G、Y、VCC,GNDは、
前述の第10図の同符号のものと同一のものである。 この第3図において、PチャネルMOSトランジスタT
PIの拡散層の1辺の長さLPIと、NチャネルMOS
トランジスタTNIの拡散層の1辺の長さLNIは、そ
れぞれ、前述の第10図におけるり、P3及びLN3と
は異なったものとなっている。 即ち、この第3図においては、LPIとLNIとはぼは
等しく、PチャネルMOSトランジスタの大きさが前述
の第10図に比べて小さくなっている。 −20= 従って、本発明の第1実施例においては、オン状態時の
インピーダンスは、PチャネルMO8,)ランジスタT
PIの方がNチャネルMosトランジスタTN1よりも
大きくなっている。これにより、この本発明の第1実施
例では、インバータゲート20のL状態とH状態との判
定の閾値の電圧が電源電圧■CCの1/2よりも低い電
圧になっている。 以上説明したように、本発明の第1実施例においては、
トランスファゲートに用いられるMOSトランジスタを
NチャネルMOSトランジスタのみとして集積度を向上
させながら、このトランスファゲートの通過後の信号の
H状態の電位が低下しても、インバータの出力を完全に
L状態レベルにし、且つ、ノイズマージンの悪化を抑え
るようにしている。 第4図は、本発明の第2実施例の論理回路図である。 この第4図において、符号IN、OUT、CLK、20
aは、前述の第8図の同符号のものと同−のものである
。 この第4図において、トランスファゲート10pは、P
チャネルMO3)ランジスタTP12のみにより構成さ
れている。 又、このトランスファゲート10[]は、入力部分IN
とインバータゲート20の入力との間に配置されている
。 又、このトランスファゲート101)のPチャネルMO
SトランジスタTP12のゲートには、インバータゲー
ト20aを介して書込クロ・yりCLKが入力されてい
る。 第5図は、前述の第2実施例の回路図である。 この第5図において、符号IN、OUT、CLK、2Q
a 、G、Y、VCC,GNDは、前述の第9図の同符
号のものと同一のものである。 この第5図において、PチャネルMOSトランジスタT
P2とNチャネルMOSトランジスタTN2との接続構
成は、前述の第9図におけるPチャネルMO8)ランジ
スタTP3とNチャネルMOSトランジスタTN3との
接続構成と同一のものである。 しかしながら、この第5図の本発明の第2実施例におい
ては、PチャネルMOSl−ランジスタTP2のトラン
ジスタサイズとNチャネルMOSトランジスタTN2の
トランジスタサイズとの比率が、前述の第9図のPチャ
ネルMO’SトランジスタTP3のトランジスタサイズ
とNチャネルMOSトランジスタTN3のトランジスタ
サイズとの比率と異なっている。 即ち、この第5図の第2実施例のPチャネルMoSトラ
ンジスタTP2は、第9図のPチャネルMO8)ランジ
スタTP3よりも大きくなっている。 第6図は、本発明の第2実施例に用いられるインバータ
ゲート20の集積回路レイアウト図である。 この第6図において、符号Q、Y、VCC,,GNDは
、前述の第10図の同符号のものと同一のものである。 この第6図において、PチャネルMOSトランジスタT
P2のトランジスタの拡散層の1辺の長さLP2と、N
チャネルMOSトランジスタTN2のトランジスタの拡
散層の1辺の長さLN2との比率が、はぼ5=1となっ
ている。即ち、前述の第10図のPチャネルMOSトラ
ンジスタTP3のトランジスタサイズより、この第6図
のPチャネルMO3)ランジスタTP2の1−ランジス
タサイズの方が大きくなっている。 このように、本発明の第2実施例においては、Pチャネ
ルMOSトランジスタTP2のトランジスタサイズを大
きくすることにより、このPチャネルMOSトランジス
タTP2のオン状態時のインピーダンスをNチャネルM
OSトランジスタTN2のオン状態時のインピーダンス
よりも小さくし、これにより、インバータゲート20の
し状態とH状態との判定の閾値を電源■CCの電源電圧
の1/2よりも高い電圧にしている。 従って、トランスファゲート10pをPチャネルMoS
トランジスタのみを用いて構成し集積度を向上させると
共に、これによりインバータゲート  25 − 一  24 − ト20に入力されるし状態の電位が上昇しなとしても、
これによるインバータのHレベル出力の低下を抑え、且
つ、ノイズマージンの悪化を抑えることかできる。 第7図は、トランスファゲートの入力電圧と出力電圧と
の関係を示すグラフである。 この第7図において、符号Aは、トランスファゲートの
入力電圧であり、L状態の電圧はOvてH状態の電圧が
5vとなっている。又、符号Bは、前述の第9図のb点
におけるトランスファゲートの出力電圧であり、し状態
の電圧がほぼOVであり、H状態の電圧がほぼ5vとな
っている。符号Cは、前述の第2図の0点におけるトラ
ンスファゲートの出力電圧であり、L状態の電圧はほぼ
OVであるが、H状態の電圧がほぼ4vまで低下してし
まっている。符号りは、前述の第5図のd点におけるト
ランスファゲートの出力電圧であるが、H状態の電圧は
ほぼ5■である力釈り状態の電圧がほぼIVtで上昇し
てしまっている。 この第7図のグラフで示されるように、本発明の第1実
施例においては、H状態の電圧がIV低下してしまって
いる。しかしながら、トランスファゲートの次段のイン
バータゲートのし状態とH状態との判定の閾値を0.5
V下げた一点鎖線C1で示される闇値とすることにより
後段のインバータのL[煎出力を確実にし、ノイズマー
ジンの低下を、H状態の電圧の低下してしまった1vの
電圧より低く抑えることが可能となっている。 又、この第7図のグラフに示されるように、本発明の第
2実施例においては、トランスファゲートの出力電圧の
し状態時の電圧がIV上昇してしまっている。しかしな
がら、トランスファゲートの次段のインバータゲートの
L状態とH状態との判定の閾値を、この第7図における
一点鎖線C1で示されるように0.5v上昇させるよう
にすることにより、後段のインバータのH状態出力を確
実にし、ノイズマージンの悪化を、このし状態の電圧の
上昇分より低く抑えることが可能になっている。 以上説明したように、本発明の第1実施例及び第2実施
例によれば、トランスファゲートに用いられるMOSト
ランジスタを、NチャネルMOSトランジスタのみある
いはPチャネルMOSトランジスタのみとして集積度を
向上できると共に、それぞれ第3図及び第6図に示され
るような同一サイズのインバータゲートの集積回路レイ
アウトを用いることにより、後段のインバータ出力を確
実にし、ノイズマージンの悪化を抑えることが可能であ
る。 又、この本発明の第1実施例及び第2実施例におけるイ
ンバータゲート20の集積回路レイアウトの置換えは、
集積回路レイアウトの設計時に容易に行うことができる
。 しかしながら、本発明は、PチャネルMOSトランジス
タの特性とNチャネルMOSトランジスタの特性との、
L状態とH状態との閾値を決定する関係の決定を、この
ようなPチャネルMOSトランジスタとNチャネルMO
3)ランジスタとのトランジスタサイズの比率により決
定することに限定するものではない。 なお、以上説明した本発明の第1実施例及び第2実施例
は、トランスファゲートとCMOS論理ゲートであるイ
ンバータゲートとが一組として少なくともラッチ回路に
用いることができるものである。従って、これらトラン
スファゲートとCMOS論理ゲートとを組合せた集積回
路レイアウトを、ラッチ回路としてライブラリセルとし
て登録しておくこともできる。この場合には、このトラ
ンスファゲートとCMOS論理ゲートとによる、少なく
ともラッチ回路として用いられる論理回路の集積回路レ
イアウトサイズを小型化し、集積度を向上できると共に
、出力電圧を確実にH状態又はL状態の電圧レベルとし
、ノイズマージンの悪化を抑えるための0MO3論理ゲ
ートの闇値の調整を集積回路レイアウト設計者が意識し
ないで設計することができる。 又、トランスファゲートをPチャネルMO8)ランジス
タとNチャネルMOSトランジスタとを組合せて構成す
るか、あるいは、トランスファゲートをPチャネルMO
Sトランジスタ又はNチャネルMOSトランジスタのい
ずれか一方のみで構成するかに従って、これによる闇値
の相違により、このトランスファゲートめ出力が入力さ
れるCMOS論理ゲートの選択(例えは、本発明の第1
実施例のインバータゲートを用いるか、第2実施例のイ
ンバータゲートを用いるかの選択)を、集積回路レイア
ウト用CAD (COllpUter aided d
esign)の機能により自動的に行ってもよい。
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、PチャネルMO
SトランジスタとNチャネルMO3)ランジスタとで構
成された0MO3論理ゲートの入力部分に、トランスフ
ァゲートが接続された集積回路において、出力電圧を確
実にH状態又はL状態の電圧レベルとし、ノイズマージ
ンの悪化を抑えながら、このトランスファゲートに用い
られるトランジスタの個数を減少し、これにより集積回
路の集積度を向上することができるという優れた効果を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の第1実!#1例の論理回路図、第2
図は、前記第1実施例の回路図、 第3図は、前記第1実施例に用いられるインバータゲー
トの集積回路レイアウト図、 第4図は、本発明の第2実施例の論理回路図、第5図は
、前記第2実施例の回路図、 第6図は、前記第2実施例に用いられるインバータゲー
トの集積回路レイアウト図、 第7図は、トランスファゲートの入力電圧と出力電圧と
のグラフ、 第8図は、従来の、トランスファゲートを用いた論理回
路図、 第9図は、前記従来の論理回路の回路図、第10図は、
前記従来の論理回路に用いられるインバータゲートの集
積回路レイアウト図である。 10np、10n、10p・・・トンスフアゲート、2
0・・・インバータゲート、 TPI〜TP3、TPI 2、TPI 3・・・Pチャ
ネルMO8)ランジスタ、TNI 〜TN3 、TNI
  1.TNI  3・・・NチャネルMOSトランジ
スタ、IN・・・入力部分、    OUT・・・出力
部分、CLK・・・書込クロック、 vCC・・・電源(あるいは電源線)、GND・・・グ
ランド(あるいはグランド線)、LPI〜LP3、LN
I〜LN3 ・・・トランジスタの拡散層の1辺の長さ、G・・・イ
ンバータゲート入力、 Y・・・インバータゲート出力。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)PチャネルMOSトランジスタとNチャネルMO
    Sトランジスタとで構成されたCMOS論理ゲートの入
    力部分に、トランスファゲートが接続された集積回路に
    おいて、 前記トランスファゲートの少なくとも1つが、Pチャネ
    ルMOSトランジスタ又はNチャネルMOSトランジス
    タのうち、いずれか一方のみで構成され、 前記PチャネルMOSトランジスタの特性と、前記Nチ
    ャネルMOSトランジスタの特性との、L状態とH状態
    との閾値を決定する関係が、前記トランスファゲートの
    特性による閾値の上昇又は下降を考慮して決定されてい
    ることを特徴とする集積回路。
  2. (2)請求項1において、 前記PチャネルMOSトランジスタの特性と、前記Nチ
    ャネルMOSトランジスタの特性との、L状態とH状態
    との閾値を決定する関係が、該PチャネルMOSトラン
    ジスタと該NチャネルMOSトンジスタとのトランジス
    タサイズの比率により決定されていることを特徴とする
    集積回路。
  3. (3)請求項1において、 前記トランスファゲートと前記CMOS論理ゲートとが
    一組として構成され、少なくともラッチ回路としても用
    いられることを特徴とする集積回路。
JP2297896A 1990-11-02 1990-11-02 集積回路 Pending JPH04170214A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005260601A (ja) * 2004-03-11 2005-09-22 Seiko Epson Corp 高ヒステリシス幅入力回路

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005260601A (ja) * 2004-03-11 2005-09-22 Seiko Epson Corp 高ヒステリシス幅入力回路

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