JPH04164720A - 被搬送物の転向積み上げ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、コンへ７−等に載置されて順次搬送される複
数の被搬送物の截１方向を転向して、その後交互に積み
上げるための装置、更に詳しくは、例えば菓子類等の被
収納物を収納するだめの上方開口部を有する収納袋に前
記菓子類等を煩雑に落とし込んで密封した所謂合掌シー
ル包装体等の被搬送物を一定数量交互に積み上げること
でバランスの良い、しかも梱包時等に於いて棲めて効率
の良い高さに重ね合わせて積み上げることが出来る被搬
送物の転向積み上げ装置に関する。

（従来の技術） 従来、この種の生産工程等に於いて、菓子類等を所謂合
掌シール包装体等にて包装し、且つ梱包工程等の所望の
箇所まで搬送する場合には、例えば第１１図に示す様に
前記包装体８を垂下して把持すると共に上部８ａを開口
とし、且つ該包装体８を搬送するコンベアー９の上方よ
り前記菓子１０類等を落下させて該包装体８内に落とし
込み、その後第１２図の様に前記開口８８部をヒートシ
ール等の封緘手段により密封した前記包装体８をコンベ
アー９等の搬送手段を介して所望の外装箱（図示せず）
等が準備されてなる梱包工程に適宜搬送する手段が一般
的に用いられてなる。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、上記従来のものでは下記の様な問題点か
あった。

即ち、上記の様な合掌シール包装体８は、その内部に菓
子１０頚等を落下させて該包装体８内に落とし込み、そ
の後開口８３部をヒートシール等の封緘手段により密封
してなるものである。

従って、該包装体８内の下部８ｂには前記菓子１０類等
が必然と集まって該包装体８を水滴状に形成することに
なる。

尚、上記の様に水滴状に形成された合掌シール包装体８
は、通常外装箱等の所望のケース（図示せず）に一定数
量に箱詰めされた後、運送手段により所望の納品光に出
荷されるのが一般的である。

よって、運送コストを最小にする必要性から一定数量を
最小の才数で、又は所定のケースに最大数箱詰めしなけ
ればならない。

従って、上記の様な合掌シール包装体に於いては、梱包
工程又は該梱包工程に搬送されるまでに最小の才数とな
る様に、しかも所望の数量で積み重ねておく必要がある
。

而して、上記合掌シール包装体８は水滴状に形成されて
なるが故に第１３図の様に重合わせてもバランスを保つ
ことが難しいことから積み上げることも出来ず、又仮に
積み上げたとしても才数が非常に大きなものとなる。

従って、通常は第１４図に示す様に梱包工程又は該梱包
工程に搬送されるまでの間に作業者が手作業で最小の才
数になる様に、しかも所望の数量に積み重ねてもバラン
スを保つことが出来る様に内部の菓子１０類等の収納物
を移動させ該包装体８の形状を略平らに形成し直して重
ね合わせなげればならぬという大変煩雑で、且つ作業能
率も極めて悪い等の難儀な問題が生していた。

即ち、本発明は上記の問題を全て解決するものであり、
上記の様な合掌シール包装体等に限らず一方側と他方側
との厚さの異なる所謂非対称な形状の物品を交互に重合
わせることで最小の才数で、且つ安定した状態で適宜梱
包工程等に搬送するために用いられる極めて優れた被搬
送物の転向積み上げ装置を提供することを課題とするも
のである。

（課題を解決するための手段） 本発明は、上記の課題を解決するために以下の手段を講
じたものである。

即ち、本発明［は−刃側６ａと他方側６ｂとの厚みが異
なる被搬送物６を順次載置して搬送する搬送手段と、該
搬送手段の所望の箇所に設けられ、且つ順次搬送される
前記被搬送物６の一端に当接することで個々の被搬送物
６の一方側６ａと他方側６ｂとの載置方向を交互に転向
する転向手段と、該転向手段により一方側６ａと他方側
６ｂとか交互に転向されて順次搬送される個々の被搬送
物６を前記搬送手段の移動方向の一端側にて順次重し込
み、前記個々の被搬送物６の一方側６ａと他方側６ｂと
を交互に重ね合わせて段積みさせる収納部５とにより構
成した点にある。

（作用） 上記構成からなる被搬送物の転向積み上げ装置装置に於
いては、搬送手段により順次搬送される被搬送物６の各
々の一端に転向手段が当接することで、前記被搬送物６
の載置された方向を順次転向して交互に置き検えること
ができる。

（実施例） 以下、本発明の一実施例を図面に従って説明する。

第１図に於いて、１は被搬送物の転向積み上げ装置を示
す。

２は受入コンベアー７より順次搬送され、しかも内部に
は菓子等が煩雑に収納された被搬送物６を順次載置して
搬送する搬送コンベアーで、前記転向積み上げ装置１の
所望の箇所に適宜設けられた駆動輪２ａと複数の誘導輪
２ｂとにより逐次該転向積み上げ装置１の上方側を連続
移動する様に設けられてなる。

尚、上記被搬送物６は一方側６ａと他方側６ｂとの厚み
が異なる非対称の合富シール包装体で、内容物の袋詰め
装置（図示せず）を介して前記受入コンベアー７により
全て一定方向に載置されて順次搬送されてくるものであ
る。

３は上記搬送コンベアー２により順次搬送される上記被
搬送物６の予め載置された方向を交互に転向するための
転向装置で、サーボモータ３ａに直接軸着された押圧ア
ーム３ｂを具備し、且つ上記搬送コンベアー２の両側に
２基設けられてなる。

４は上記搬送コンヘアー２の移動方向の一端側を昇降自
在に動かすための昇降装置で、所望の誘導輪２ｂを軸着
した昇降アーム４ａを具備し上記転向積み上げ装置１の
一方端側の所望箇所に設けられてなる。

５は上記昇降装置４を介して排出された被搬送物６を上
記搬送コンへ７−２の移動方向の一端側にて積み上げる
ための収納台で、上記昇降アーム４ａか°設けられた転
向積み上げ装置１の一方端側に適宜設けられてなる。

本実施例に係る被搬送物の転向積み上げ装置は以上の構
成からなるか、次に係る転向積み上げ装置１を使用する
場合について説明する。

先ず、第２図に示す様に、受入コンヘアー７により全て
一定の方向に載置され順次搬送された被搬送物６は、前
記受入コンベアー７の移動方向の一端側に位置する搬送
コンベアー２の所望の箇所の両側に設けられた転向装置
３まで搬送されることになる。

尚、予め上記搬送コンベアー２の移動方向の一端側は昇
降装置４（図示せず）の作動により昇降アーム４ａを降
下（矢印’／ｌ）させて前記搬送コンヘアー２の一端側
に設けられた被搬送物６の収納部５の物品載置面５ａと
路面−状態としておく。

次に、上記被搬送物６が上記転向装置３の所望の箇所ま
で近づいた際、第３図の様に該転向装置３の何れか一方
のサーボモータ３ａを作動させることで該サーボモータ
３ａに軸着された押圧アーム３ｂが回転（矢印×１）し
上記被搬送物６の一端に当接することになる。

尚、上記の如く押圧アーム３ｂが一端に当接された被搬
送物６は移動する搬送コンベアー２上に載置されてなる
ために上記押圧アーム３ｂとの当接部（図示せず）を支
点として、第４図に示す様に載置された方向を転向する
ことになる。

よって、上記の様に載置方向が転向された被搬送物６は
、第５図に示す様に収納台５の物品載置面５ａ上に落し
込まれることになるが、この時次の被搬送物６が上記転
向装置３の所望の箇所まで近づいていた場合には、他方
の転向装置３のサーボモータ３ａを作動させることで該
サーボモータ３ａに軸着された押圧アーム３ｂが回転（
矢印×２）し上記被搬送物６の一端に当接することにな
る。

従って、上記の様に押圧アーム３ｂが一端に当接された
被搬送物６は、第６図に示す様に上記押圧アーム３ｂと
の当接部（図示せず）を支点として前記被搬送物とは逆
方向に転向することになる。

尚、上記の様に転向した被搬送物６は上記搬送コンベア
ー２上を収納部５に向かって搬送されるが、この時に上
記昇降アーム４ａを昇降装置４（図示せず）を介して上
昇させると前記被搬送物６は第７図に示す様に、前記収
納台５の物品載置面５ａ上に予め載置された被搬送物６
上に落されて重なり合うことになる。

従って、上記の如く搬送コンへ７−２を介して順次搬送
される被搬送物６の一端を該搬送コンベアー２の両側に
設けた転向装置３の押圧アーム３ｂにより交互に当接す
ることで前記被搬送物６の載置された方向を交互に転向
させると共に、前記搬送コンベアー２の一端側を所望の
寸法に順次上昇させることで、第８図に示す様に一方側
６ａと他方側６ｂとの厚みが異なり、且つ順次搬送され
てくる個々の被搬送物６を交互に重合わせて積み上げる
ことができるのである。

尚、上記実施例に於いて、順次搬送されてくる個々の被
搬送物６を交互に重合わせて積み上げるための収納台５
を、第９図の様に起伏自在の案内板７ａ等を有する案内
コンベアー７ｂ上に設けた場合には、順次搬送されてく
る被搬送物６を所望の数量に一定数に積み上げて順次搬
送することが出来る。

更に、上記実施例に於いて、一方側と他方側との厚さが
異なる被搬送物は菓子類等を煩雑に収納した金層シール
包装体よりなるが本発明は決してこれに限定されず、第
１０図（イ）に示す様に箱体からなるもの、又同図（ロ
）の様に単なる袋体よりなるもの、更には袋を有しない
物品（図示せず）等でもよく、要は被搬送物となる物品
の形状が一方側と他方側とで厚みの異なるものであれば
その具体的な形状、材質、更に物品の種類等の具体的な
構成は決して限定されない。

更に、上記実施例に於いて被搬送物の一端に当接するこ
とで該被搬送物の予め載置された方向を転向する転向装
置はサーボモータに軸着された押圧アームとにより構成
されてなるか、前記被搬送物の所望の箇所に当接するこ
とで順次搬送される被搬送物の方向を交互に転向するこ
とか出来るものであればその当接機構、更に油圧、エア
ー等の駆動手段を購したものでもよくその具体的な構成
も決して限定されるものではない。

又、上記実施例に於いて、被搬送物を搬送する搬送コン
ベアーの移動方向の一端側を昇降自在に動かすための昇
降装置も必ず該搬送コンベアー側に設けられてなくても
よく被搬送物を載置する収納台か昇降自在に構成されて
いてもよい。

而して、本発明に於ける具体的な構成は全て本発明の意
図する範囲内で任意に設計変更自在である。

（発明の効果） 叙上の様に、本発明は、一方側と他方側との厚みが異な
る被搬送物を順次載置して搬送する搬送手段と、該搬送
手段により搬送される前記被搬送物の一端に当接するこ
とで該被搬送物の各々の一方側と他方側との方向を交互
に転向する転向手段と、該転向手段により交互に転向さ
れた該被搬送物の各々を前記搬送手段の移動方向の一端
側にて順次ゴし込んで交互に重ね合わせて段積みさせる
収納部とにより構成されてなることから一方側と他方側
との厚みが異なる非対称の非搬送物を外装ケース等に所
望数量収納して梱包する場合等に於いて最大数量に、し
かも最小の才数にて梱包することが出来る。

従って、煩雑な積み重ね作業が不必要であるばかりでな
く効率的な才数にて梱包出来ることから外装ケースの材
料費や運送代等の大幅な流通コストの低減をも図ること
が出来るという格別な効果を有するに至った。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に於ける被搬送物の転向積み上げ装置を
示す正面図。 第２図乃至第７図は転向積み上げ装置により被搬送物を
転向積み上げする一連の動作を示す斜視図。 第８図は被搬送物の積み上げられた状態を示す正面図。 第９図は他の実施例を示す正面図。 第１０図は他の被搬送物の形状を示し、同図（イ）は箱
体、同図（ロ）は袋体を示す斜視図。 第１１図乃至第１４図は従来の被搬送物の搬送状態を示
す参考図。 １・・・転向積み上げ装置　２・・・搬送コンへ７−３
・・・転向装置　　　　　４・・・昇降装置５・・・収
納台　６・・・被搬送物（金層シール包装体）７・・・
受入コンベアー

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、一方側６ａと他方側６ｂとの厚みが異なる被搬送物
   ６を順次載置して搬送する搬送手段と、該搬送手段の所
   望の箇所に設けられ、且つ順次搬送される前記被搬送物
   ６の一端に当接することで個々の被搬送物６の一方側６
   ａと他方側６ｂとの載置方向を交互に転向する転向手段
   と、該転向手段により一方側６ａと他方側６ｂとが交互
   に転向されて順次搬送される個々の被搬送物６を前記搬
   送手段の移動方向の一端側にて順次落し込み、前記個々
   の被搬送物６の一方側６ａと他方側６ｂとを交互に重ね
   合わせて段積みさせる収納部５とにより構成してなるこ
   とを特徴とする被搬送物の転向積み上げ装置。 ２、請求項１記載の被搬送物の転向積み上げ装置に於い
   て、前記転向手段がサーボモータ３ａに直接又は間接的
   に軸着された押圧アーム３ｂにより構成してなることを
   特徴とする被搬送物の転向積み上げ装置。 ３、請求項１又は２記載の被搬送物の転向積み上げ装置
   に於いて、前記搬送手段の移動方向の一端側には、該搬
   送手段の一端側を昇降自在に動かすことが出来る昇降手
   段か設けられた構成にしてなることを特徴とする被搬送
   物の転向積み上げ装置。 ４、請求項１乃至３何れかに記載の被搬送物の転向積み
   上げ装置に於いて、前記収納部５は交互に重ね合って段
   積みされた前記被搬送物６をガイドして順次搬送する案
   内搬送手段上に設けられた構成にしてなることを特徴と
   する被搬送物の転向積み上げ装置。