JPH09192619A - 畳の清浄装置 - Google Patents
畳の清浄装置Info
- Publication number
- JPH09192619A JPH09192619A JP2070496A JP2070496A JPH09192619A JP H09192619 A JPH09192619 A JP H09192619A JP 2070496 A JP2070496 A JP 2070496A JP 2070496 A JP2070496 A JP 2070496A JP H09192619 A JPH09192619 A JP H09192619A
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- JP
- Japan
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- tatami mats
- tatami mat
- tatami
- brushes
- casing
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 畳床に畳表を縫着した新しい畳の表面に乾い
た泥や埃が付着しているので、出荷前に取り除く装置を
提供すること。 【解決手段】 完成した畳６が排出されるコンベア８の
上に、昇降自在の筺体１で囲まれた叩き装置２およびブ
ラッシング装置３と、ダクト４を介して筺体１と結合さ
れた集塵装置５とにより構成されている。
た泥や埃が付着しているので、出荷前に取り除く装置を
提供すること。 【解決手段】 完成した畳６が排出されるコンベア８の
上に、昇降自在の筺体１で囲まれた叩き装置２およびブ
ラッシング装置３と、ダクト４を介して筺体１と結合さ
れた集塵装置５とにより構成されている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、畳表の清浄装置
に関し、特に、新しい畳表に付着している泥や埃を畳の
製造工程中に除去するように構成したものである。
に関し、特に、新しい畳表に付着している泥や埃を畳の
製造工程中に除去するように構成したものである。
【０００２】
【従来の技術】刈取った藺草を泥染めし、水切りして乾
燥させたのち、畳表に製織加工している。このような泥
染め工程を経ることにより、青い畳表を得ることができ
る。
燥させたのち、畳表に製織加工している。このような泥
染め工程を経ることにより、青い畳表を得ることができ
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】畳床に畳表を縫着した
新しい畳は、その畳表の表面に乾いた泥や埃が付着して
いるので、出荷する前に取り除かなければならない。
新しい畳は、その畳表の表面に乾いた泥や埃が付着して
いるので、出荷する前に取り除かなければならない。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この発明の畳の清浄装置
は、昇降自在の筺体１で囲まれた叩き装置２およびブラ
ッシング装置３と、ダクト４を介して筺体１と結合され
た集塵装置５とにより構成されている。また、ブラッシ
ング装置３に叩き装置２を併設してもよいのである。
は、昇降自在の筺体１で囲まれた叩き装置２およびブラ
ッシング装置３と、ダクト４を介して筺体１と結合され
た集塵装置５とにより構成されている。また、ブラッシ
ング装置３に叩き装置２を併設してもよいのである。
【０００５】
【発明の実施の形態】畳の製造工程のうち、最終工程に
おいて返縫機のミシン91により縁を縫い付けており、こ
の工程が終了したとき、完成した畳が排出される。そこ
で、この発明の畳の清浄装置は、図１に示すように、完
成した畳６が排出されるコンベア８の上に、支持枠９で
支持され、昇降自在の筺体１で囲まれた叩き装置および
ブラッシング装置と、ダクト４を介して筺体１と結合さ
れた集塵装置５とを具備し、畳表に付着している泥や埃
を除去するように構成したものである。
おいて返縫機のミシン91により縁を縫い付けており、こ
の工程が終了したとき、完成した畳が排出される。そこ
で、この発明の畳の清浄装置は、図１に示すように、完
成した畳６が排出されるコンベア８の上に、支持枠９で
支持され、昇降自在の筺体１で囲まれた叩き装置および
ブラッシング装置と、ダクト４を介して筺体１と結合さ
れた集塵装置５とを具備し、畳表に付着している泥や埃
を除去するように構成したものである。
【０００６】叩き装置２は、図２の斜視図および図４の
側面図に示すように、モータ24によって回転させられる
芯棒21と、この芯棒21に放射状に取り付けられた紐状ま
たはシート状の可撓性の支持部材22と、この支持部材22
に支持された叩き棒23とにより構成されている。
側面図に示すように、モータ24によって回転させられる
芯棒21と、この芯棒21に放射状に取り付けられた紐状ま
たはシート状の可撓性の支持部材22と、この支持部材22
に支持された叩き棒23とにより構成されている。
【０００７】叩き装置２に併設されたブラッシング装置
３は、図３の正面図および図４の側面図に示すように、
間隔をあけて配置された一対の鎖車31、32と、この鎖車
31、32に掛けられた２条のチェーン33と、鎖車31を駆動
するモータ37と、この２条のチェーン33を跨がるように
取り付けられた複数のブラシ34と、チェーン33の垂れ下
がりを防ぐ上摺動板35と、ブラシ34を畳表より浮き上が
らせないで畳表に押し付ける下摺動板36とにより構成さ
れている。なお、チェーン33の代わりにベルトを使用し
てもよいのである。
３は、図３の正面図および図４の側面図に示すように、
間隔をあけて配置された一対の鎖車31、32と、この鎖車
31、32に掛けられた２条のチェーン33と、鎖車31を駆動
するモータ37と、この２条のチェーン33を跨がるように
取り付けられた複数のブラシ34と、チェーン33の垂れ下
がりを防ぐ上摺動板35と、ブラシ34を畳表より浮き上が
らせないで畳表に押し付ける下摺動板36とにより構成さ
れている。なお、チェーン33の代わりにベルトを使用し
てもよいのである。
【０００８】これらの叩き装置２およびブラッシング装
置３は、底のあいた筺体１で囲むように支持されてお
り、この筺体１は、エアシリンダ92等により支持枠９に
対して上下に昇降できるように構成され、畳の進行方向
に対してほぼ直交するように配置されている。そして、
返縫機の排出口には、完成した畳を検出する畳検知器
（図示せず）が設けられている。
置３は、底のあいた筺体１で囲むように支持されてお
り、この筺体１は、エアシリンダ92等により支持枠９に
対して上下に昇降できるように構成され、畳の進行方向
に対してほぼ直交するように配置されている。そして、
返縫機の排出口には、完成した畳を検出する畳検知器
（図示せず）が設けられている。
【０００９】筺体１は、通常上昇しているが、畳検知器
によって完成した畳を検知すると、各モータ24、37を動
作させるとともに、筺体１を下降させ、さらに集塵装置
５を動作させて筺体１内の汚れた空気の吸引を開始す
る。
によって完成した畳を検知すると、各モータ24、37を動
作させるとともに、筺体１を下降させ、さらに集塵装置
５を動作させて筺体１内の汚れた空気の吸引を開始す
る。
【００１０】筺体１の下降により、叩き装置２の回転す
る芯棒21によって支持部材22に支持された叩き棒23によ
り畳の表面を叩いて泥を叩き出す。叩き出された泥や埃
は、ブラッシング装置３のブラシ34によって、畳の進行
方向に対してほぼ直交方向に掃き出してダクト４の吸入
口まで運ばれ、集塵装置５によって吸引される。
る芯棒21によって支持部材22に支持された叩き棒23によ
り畳の表面を叩いて泥を叩き出す。叩き出された泥や埃
は、ブラッシング装置３のブラシ34によって、畳の進行
方向に対してほぼ直交方向に掃き出してダクト４の吸入
口まで運ばれ、集塵装置５によって吸引される。
【００１１】畳の進行速度とブラシ34の掃き出し速度と
の合成ベクトルの方向が、畳の進行方向に対して直交す
るように筺体１を斜めに配置しておくと、ブラシ34の動
きが畳表の藺草に沿うことになり、掃き出し効果を向上
させることができる。
の合成ベクトルの方向が、畳の進行方向に対して直交す
るように筺体１を斜めに配置しておくと、ブラシ34の動
きが畳表の藺草に沿うことになり、掃き出し効果を向上
させることができる。
【００１２】なお、完成した畳の縁は汚れていない。し
かも、畳の縁を叩いたりブラッシングすると傷めるの
で、縁の部分を覆うマスクを設けておけばよいのであ
る。
かも、畳の縁を叩いたりブラッシングすると傷めるの
で、縁の部分を覆うマスクを設けておけばよいのであ
る。
【００１３】（その他の実施の形態）この発明の実施の
形態として、畳表の清浄装置を畳製造のラインに組み入
れた状態について説明したが、この発明の畳表の清浄装
置を単独で使用することも可能である。
形態として、畳表の清浄装置を畳製造のラインに組み入
れた状態について説明したが、この発明の畳表の清浄装
置を単独で使用することも可能である。
【００１４】筺体１の下降距離を畳の厚みに対応して調
整できるように構成しておくと、畳に加わる無理な力に
より畳の損傷を防止することができ、また、空転による
清浄効果の低下を防止することができる。
整できるように構成しておくと、畳に加わる無理な力に
より畳の損傷を防止することができ、また、空転による
清浄効果の低下を防止することができる。
【００１５】ブラッシング装置３における複数のブラシ
34の一部または全部に代えて、起毛加工を施した布地を
使用してもよいのである。このように、ブラシ34と起毛
加工を施した布地を併用すると、清浄効果は著しく向上
する。
34の一部または全部に代えて、起毛加工を施した布地を
使用してもよいのである。このように、ブラシ34と起毛
加工を施した布地を併用すると、清浄効果は著しく向上
する。
【００１６】叩き装置としては、図２に示す装置に限る
ことなく、図５に示すように、モータ24によって回転さ
せられるクランク機構により、支点25で支持された叩き
棒23を上下に振らせて畳の表面を叩いてもよいのであ
る。
ことなく、図５に示すように、モータ24によって回転さ
せられるクランク機構により、支点25で支持された叩き
棒23を上下に振らせて畳の表面を叩いてもよいのであ
る。
【００１７】
【発明の効果】以上の実施の形態に基づく説明から明ら
かなように、この発明の畳の清浄装置によると、作業環
境の悪い畳の出荷時の清浄作業を自動化することができ
る。
かなように、この発明の畳の清浄装置によると、作業環
境の悪い畳の出荷時の清浄作業を自動化することができ
る。
【図１】この発明の畳の清浄装置の斜視図、
【図２】図１に示す装置における叩き装置の斜視図、
【図３】図１に示す装置におけるブラッシング装置の横
断面図、
断面図、
【図４】図１に示す装置におけるブラッシング装置の縦
断面図、
断面図、
【図５】叩き装置の他の実施の形態を示す側面図であ
る。
る。
１ 筺体 ２ 叩き装置 23 叩き棒 ３ ブラッシング装置 34 ブラシ ４ ダクト ５ 集塵装置 ６ 畳 ８ コンベア ９ 支持枠
フロントページの続き (72)発明者 頃安 新 兵庫県龍野市龍野町日飼190番地 極東産 機株式会社内
Claims (2)
- 【請求項１】 筺体で囲まれ、畳の表面をブラッシング
するブラッシング装置と、上記筺体とダクトを介して結
合された集塵装置とを具備することを特徴とする畳の清
浄装置。 - 【請求項２】 ブラッシング装置に叩き装置を併設した
ことを特徴とする請求項１に記載の畳の清浄装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2070496A JP2963963B2 (ja) | 1996-01-12 | 1996-01-12 | 畳の清浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2070496A JP2963963B2 (ja) | 1996-01-12 | 1996-01-12 | 畳の清浄装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09192619A true JPH09192619A (ja) | 1997-07-29 |
| JP2963963B2 JP2963963B2 (ja) | 1999-10-18 |
Family
ID=12034542
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2070496A Expired - Lifetime JP2963963B2 (ja) | 1996-01-12 | 1996-01-12 | 畳の清浄装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2963963B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002177916A (ja) * | 2000-12-14 | 2002-06-25 | Soatec Inc | シート掃除装置 |
| JP2006116465A (ja) * | 2004-10-22 | 2006-05-11 | Shibaura Mechatronics Corp | 基板の処理装置 |
| WO2014027125A1 (es) * | 2012-08-14 | 2014-02-20 | Antonio Cabral Betancor | Dispositivo para limpieza de alfombras |
| CN110743836A (zh) * | 2019-10-31 | 2020-02-04 | 重庆市佳禾家具制造有限公司 | 门板除尘装置 |
-
1996
- 1996-01-12 JP JP2070496A patent/JP2963963B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002177916A (ja) * | 2000-12-14 | 2002-06-25 | Soatec Inc | シート掃除装置 |
| JP2006116465A (ja) * | 2004-10-22 | 2006-05-11 | Shibaura Mechatronics Corp | 基板の処理装置 |
| JP4537826B2 (ja) * | 2004-10-22 | 2010-09-08 | 芝浦メカトロニクス株式会社 | 基板の処理装置 |
| TWI421924B (zh) * | 2004-10-22 | 2014-01-01 | Shibaura Mechatronics Corp | 基板之處理裝置 |
| WO2014027125A1 (es) * | 2012-08-14 | 2014-02-20 | Antonio Cabral Betancor | Dispositivo para limpieza de alfombras |
| CN104704161A (zh) * | 2012-08-14 | 2015-06-10 | 安东尼奥·卡夫拉尔·百坦卡 | 毯清洁设备 |
| US9789519B2 (en) | 2012-08-14 | 2017-10-17 | Antonio Cabral Betancor | Rug cleaning device |
| CN110743836A (zh) * | 2019-10-31 | 2020-02-04 | 重庆市佳禾家具制造有限公司 | 门板除尘装置 |
| CN110743836B (zh) * | 2019-10-31 | 2022-03-18 | 重庆市佳禾家具制造有限公司 | 门板除尘装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2963963B2 (ja) | 1999-10-18 |
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