JPH04162671A - イメージセンサ及びその製造方法 - Google Patents

イメージセンサ及びその製造方法

Info

Publication number
JPH04162671A
JPH04162671A JP2287150A JP28715090A JPH04162671A JP H04162671 A JPH04162671 A JP H04162671A JP 2287150 A JP2287150 A JP 2287150A JP 28715090 A JP28715090 A JP 28715090A JP H04162671 A JPH04162671 A JP H04162671A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
layer
film transistor
receiving element
light receiving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2287150A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Miyake
弘之 三宅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2287150A priority Critical patent/JPH04162671A/ja
Publication of JPH04162671A publication Critical patent/JPH04162671A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)
  • Facsimile Heads (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ファクシミリやスキャナ等に用いられる密着
型イメージセンサに係り、特に基板上の受光素子部分と
薄膜トランジスタスイッチング素子部分の面積を小さく
することができるイメージセンサ及びその製造方法に関
する。
(従来の技術) 従来のイメージセンサで、特に密着型イメージセンサは
、原稿等の画像情報を1対1に投影し、電気信号に変換
するものがある。この場合、投影した画像を多数の画素
(受光素子)に分割し、各受光素子で発生した電荷を薄
膜トランジスタスイッチ素子(T P T)を使って特
定のブロック単位で配線間の容量に一時蓄積して、電気
信号として数百KHzから数百MHzまでの速度で時系
列的に順次読み出すTPT駆動型イメージセンサがある
。このTPT駆動型イメージセンサは、TPTの動作に
より単一の駆動用ICで読取りが可能となるので、イメ
ージセンサを駆動する駆動用ICの個数を少なくするこ
とができるものである。
TPT駆動型イメージセンサは、例えば、その等価回路
図を第7図に示すように、原稿幅とほぼ同じ長さのライ
ン状の受光素子アレイ11と、各受光素子11′に1=
1に対応する複数個の薄膜トランジスタTLj (i−
1〜N、 j−1−n)から成る電荷転送部12と、マ
トリックス状の多層配線13とから構成されている。
前記受光素子アレイ11は、N個のブロックの受光素子
群に分割され、一つの受光素子群を形成するn個の受光
素子11′は、フォトダイオードP i、j、(i−1
〜N、 j−1−n)により等価的に表すことができる
。各受光素子11′は各薄膜トランジスタTi、jのド
レイン電極にそれぞれ接続されている。そして、薄膜ト
ランジスタT i、jのソース電極は、マトリックス状
に接続された多層配線の配線群13を介して受光素子群
毎にn本の共通信号線14にそれぞれ接続され、更に共
通信号線14は駆動用ICl3に接続されている。
各薄膜トランジスタTi、jのゲート電極には、ブロッ
ク毎に導通するようにゲートパルス発生回路16に接続
されている。各受光素子11′て発生する光電荷は一定
時間受光素子の寄生容量と薄膜トランジスタのドレイン
・ゲート間のオーバーラツプ容量に蓄積された後、薄膜
トランジスタTI、jを電荷転送用のスイッチとして用
いてブロック毎に順次配線群13の配線容量Ci (i
=l−n)に転送蓄積される。
すなわち、ゲートパルス発生回路16からゲート線Gi
 (i=1−n)を経由して先ずはゲートパルスφG1
が伝達され、第1のブロックの薄膜トランジスタT1,
1〜T l、nをオンにし、第1のブロックの各受光素
子11′で発生した電荷が各配線容量Ciに転送蓄積さ
れる。そして、各配線容量Ciに蓄積された電荷により
各共通信号線14の電位が変化し、この電圧値を駆動用
ICl3内のアナログスイッチswi (i=1〜n)
を順次オンして時系列的に出力線17に抽出する。
そして、ゲートパルスφG2〜φGnにより第2〜第N
のブロックの薄膜トランジスタT2,1〜T2゜nから
TN、I〜TN、nまでがそれぞれオンすることにより
、ブロック毎に受光素子側の電荷が転送され、順次読み
出すことにより原稿の主査方向の1ラインの画像信号を
得、ローラ等の原稿送り手段(図示せず)により原稿を
移動させて前記動作を繰り返し、原稿全体の画像信号を
得るものである(特開昭63−9358号公報参照)。
そして、上記従来のイメージセンサにおける受光素子と
薄膜トランジスタの具体的構成について、第8図の受光
素子及び薄膜トランジスタの平面説明図と、第8図のc
−c’部分の断面説明図である第9図を使って説明する
従来の受光素子の構成は、第8図及び第9図に示すよう
に、ガラスまたはセラミック等の絶縁性の基板21上に
受光素子11′の下部の共通電極となるクロム(C「)
等による帯状の金属電極22と、各光電変換素子11′
毎(ビット毎)に分割形成された水素化アモルファスシ
リコン(a −3i:H)から成る光導電層23と、同
様に分割形成された酸化インジウム・スズ(ITO)か
ら成る上部の透明電極24とが順次積層するサンドイッ
チ型を構成している。
尚、ここでは下部の金属電極22は主走査方向に帯状に
形成され、金属電極22の光導電層23が離散的に分割
して形成され、上部の透明電極24も同様に離散的に分
割して個別電極となるよう形成されることにより、光導
電層23を金属電極22と透明電極24とで挟んだ部分
が各受光素子素子11′を構成し、その集まりが受光素
子アレイ11を形成している。そして、金属電極22に
は、一定の電圧VBが印加されている。
また、離散的に分割形成されたそれぞれの透明電極24
の一端にはアルミニウム(AI)等の配線30aの一方
が接続され、その配線30aの他方が電荷転送部12の
薄膜トランジスタTi、jのドレイン電極41に接続さ
れている。
また、従来のイメージセンサの薄膜トランジスタの構成
は、第8図及び第9図に示すように、前記基板21上に
ゲート電極25としてのクロム(Cr 1)層、ゲート
絶縁層26としてのシリコン窒化膜(SiNx)、半導
体活性層27としての水素化アモルファスシリコン(a
−3i:H)層、ゲート電極25に対向するよう設けら
れたチャネル保護層29としてのシリコン窒化膜(St
NX ) 、オーミックコンタクト層28としてのn+
水水素化7ルルフアスシリコンn”a−3t:H)層、
ドレイン電極41とソース電極42としてのクロム(C
r 2)層、その上に絶縁層としてポリイミド層、更に
その上に配線層30aまたはチャネル保護層29の上部
においてはa−3i:H層の遮光用としてのアルミニウ
ム層30とを順次積層した逆スタガ構造のトランジスタ
である。
遮光用のアルミニウム層30は、チャネル保護層29を
透過してa−3t:H層に光が入り込んで光電変換作用
を引き起こすのを防ぐために設けられている。そして、
ドレイン電極41には受光素子11′の透明電極24か
らの配線30aが接続されている。ここでオーミックコ
ンタクト層28はドレイン電極41に接触する部分の層
28aとソース電極42に接触する部分の層28bとに
分割して形成されている。また、ドレイン電極41とソ
ース電極42としてのクロム(Cr 2)層はそのオー
ミックコンタクト層28の28a部分と28b部分をそ
れぞれ覆うように形成されている。上記クロム(Cr 
2)層は、配線層のアルミニウムの蒸着またはスパッタ
法による着膜時のダメージを防ぎ、オーミックコンタク
ト層28のn”a−St:Hの特性を保持する役割を果
たしている。
また、第10図の断面説明図に示すように、受光素子と
縦型薄膜トランジスタ(T P T)を一体内に形成し
たイメージセンサも考えられている。
この受光素子・縦型TPT一体型のセンサは、基板71
上に受光素子となるフォトダイオードの透明電極74、
光導電層73、金属電極72を積層し、金属電極72の
端部を引き出して、その引き出し部をTPTのドレイン
電極81とし、その上にTPTの半導体層77とソース
電極を形成し、その側面にゲート絶縁層76を介してゲ
ート電極75を形成しているものである(特開平1−1
92166号公報参照)。
更に、本発明のイメージセンサが薄膜トランジスタ部分
において応用している縦型薄膜トランジスタが特開平2
−10873号公報に記載されている。
この縦型薄膜トランジスタは、第11図の断面説明図に
示すように、基板91上にゲート電極95、ゲート絶縁
層96と半導体層97aが積層され、その上部に部分的
にn十層98bと金属層のソース電極102が積層され
、n十層98bとソース電極102を囲むようにp十層
103が形成され、全体を覆うように半導体層97bが
積層され、その上にn十層98aが形成される構成とな
っている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来の技術で説明した特開昭63−
9358号公報記載の密着型イメージセンサでは、同一
基板上に受光素子のフォトダイオード、電荷転送部の薄
膜トランジスタ、信号線等の配線その他を、それぞれ配
置し、同時にまたは別々のプロセスで形成するようにな
っていたが、このように個々の素子を別々に配置すると
、全体としての面積をとり、高密度の画素ピッチに対応
したイメージセンサを作成することが困難となるとの問
題点があった。
また、イメージセンサ自体も大型化し、薄膜プロセスで
製造する上で一枚の基板からの取り数が減少し、歩留ま
りも低くなる可能性があり、コスト高となるとの問題点
があった。
更に、特開平1−192166号公報記載のイメージセ
ンサでは、受光素子と薄膜トランジスタは一体形成であ
るものの、受光素子の金属電極を引き出してTPTのド
レイン電極を形成しているためにセンサ部分の面積が広
くなり、またTPTのゲート電極がTPT側面に形成さ
れているために、やはリセンサ部分の面積が広くなって
しまうとの問題点があった。
特開平2−10873号公報記載の縦型薄膜トランジス
タは、その構成を説明しているものの、イメージセンサ
に応用した場合に、受光素子とTPTの面積を更に小さ
くする構成までは記載されておらず、当該縦型薄膜トラ
ンジスタをイメージセンサにどう応用するかの技術的課
題が残されていた。
本発明は上記実情に鑑みて為されたもので、薄膜トラン
ジスタの上にフォトダイオードを形成し、基板上の薄膜
トランジスタとフォトダイオードの占める面積を小さく
することのできるイメージセンサ及びその製造方法を提
供することを目的とする。
(課題を解決さるための手段) 上記従来例の問題点を解決するための請求項1記載の発
明は、イメージセンサにおいて、基板上に、順次形成さ
れた薄膜トランジスタスイッチング素子のゲート電極と
、ソース電極と、ドレイン電極と、前記ドレイン電極を
受光素子の金属電極と共通の電極として前記金属電極上
に形成した前記受光素子の光導電層と、透明電極とを有
することを特徴としている。
上記従来例の問題点を解決するための請求項2記載の発
明は、イメージセンサの製造方法において、基板上に薄
膜トランジスタスイッチング素子のゲート電極を形成し
、前記ゲート電極上に絶縁層を介して半導体活性層を形
成し、前記半導体活性層上にソース電極とドレイン電極
を形成し、前記ドレイン電極を受光素子の金属電極と共
通の電極として前記ドレイン電極上に前記受光素子の光
導電層と透明電極を形成することを特徴としている。
(作用) 請求項1記載の発明によれば、基板上の薄膜トランジス
タスイッチング素子の上に受光素子が形成され、薄膜ト
ランジスタスイッチング素子のドレイン電極と受光素子
の金属電極とを共通の電極とするイメージセンサとして
いるので、基板上における受光素子部分と薄膜トランジ
スタスイッチング素子部分の面積を小さくすることがで
きる。
請求項2記載の発明によれば、基板上に薄膜トランジス
タスイッチング素子のゲート電極を形成し、そしてゲー
ト電極の絶縁層と半導体活性層を積層してソース電極と
ドレイン電極を形成した後に、ドレイン電極部分を受光
素子の金属電極と共通電極として、この上に受光素子の
光導電層と透明電極を形成するイメージセンサの製造方
法としているので、薄膜トランジスタスイッチング素子
上に受光素子を形成することができ、基板上における受
光素子部分と薄膜トランジスタスイッチング素子部分の
面積を小さくすることができる。
(実施例) 本発明に係る一実施例について、図面を参照しながら説
明する。
第1図は、本実施例のイメージセンサの平面説明図で、
第2図は第1図A−A’部分の断面説明図である。
まず、本実施例のイメージセンサの電荷転送部12とな
る縦型の薄膜トランジスタの構成について説明する。第
1図及び第2図に示すように、電荷転送部12の薄膜ト
ランジスタ(T P T)は縦型でゲート電極、ソース
電極、ドレイン電極の順に積層構造で構成されている。
本実施例の薄膜トランジスタは、具体的にはガラス等の
絶縁性の基板51上にクロム(Cr 1)で薄膜トラン
ジスタの個別のスイッチング素子より大きな帯状となる
よう形成されたゲート電極55と、ゲート電極55上に
ゲート電極55の絶縁層として形成されたシリコン窒化
膜(S i Nx )のゲート絶縁層56と、ゲート絶
縁層56上に形成されたイントリンシックアモルファス
シリコン(i−a−3i)層の半導体活性層57aと、
半導体活性層57a上にソース電極62側のオーミック
コンタクト層58bとなるn生水素化アモルファスシリ
コン(n” a−3i : H)層と、オーミックコン
タクト層58b上に形成されたクロム(Cr 2)のソ
ース電極62と、オーミックコンタクト層58bの周辺
を囲むように形成されたp中層63と、ソース電極62
全体を覆うように形成された1−a−Si層の半導体活
性層57bと、半導体活性層57b上に形成されたn”
a−3t:H層のオーミックコンタクト層58aと、オ
ーミックコンタクト層58a上に形成されたクロム(C
r 3)のドレイン電極61とから構成されるトランジ
スタとなっている。
本実施例の薄膜トランジスタにおいてゲート電極55が
ONになるとドレイン電極61側のn+a−5i:H層
のオーミックコンタクト層58aとソース電極62側の
n”a−3i:H層のオーミックコンタクト層58bと
の間に設けられた1−a−3i層の半導体活性層57a
、57bにチャネルが形成され、電流か流れる構成とな
っている。ここで、p中層63は、ソース電極62とド
レイン電極61間のリーク電流を防ぐためのブロッキン
グ層となっている。
受光素子のフォトダイオード(PD)は薄膜トランジス
タ(T P T)のドレイン電極61のCr3層を個別
電極とする金属電極52とし、その上に個別化した1−
a−3i層の光導電層53と、更にその上に個別電極と
して形成された酸化インジウム・スズ(ITO)の透明
電極54が順次積層したサンドイッチ型の受光素子とな
っている。
そして、TPTのドレイン電極61とPDの金属電極5
2とが共通の電極となり、ITOの透明電極54から第
4メタルのアルミニウム(A1)層60にコンタクトし
、共通のバイアス電圧VBが印加されている。
本実施例のイメージセンサは、ソース電極62のCr2
層を薄膜トランジスタから引き出し、マトリックス形状
の多層の配線群に接続するようにする。
また、ソース電極62のCr2層を第1図のように両側
に引き出し、第6図に示すイメージセンサの配線構造に
接続することもできる。
このイメージセンサとは、第6図の等価回路図に示すよ
うに、複数の受光素子Pi、j (i=1〜N、j−1
〜nH1’を1ブロツクとしてN個のブロックを主走査
方向にライン状に配列して成る受光素子アレイ11と、
前記受光素子11′で発生した素子Ti、j (f−1
〜N、 j−1〜n)を有する電荷転送部12と、前記
電荷を画像信号として出力する駆動用IC15a、15
bとを有するイメージセンサにおいて、前記受光素子ア
レイ11におけるブロック内のスイッチング素子と隣接
するブロック内のスイッチング素子とをそれぞれ距離の
近い順に配線で接続して信号線とし、前記ブロック内の
スイッチング素子から隣接する両方のブロック内のスイ
ッチング素子への信号線の配線は前記受光素子アレイ1
1の主走査方向に対して互いに反対側に位置するように
接続し、前記接続された信号線の長さの短い順で配置し
たことを特徴とするイメージセンサである。
このイメージセンサは、従来受光素子アレイの主走査方
向に対して受光素子アレイの片側にのみ配線構造を設け
ていたものを、受光素子アレイ11の両側に配線群13
′の構造を設けることとし、そして受光素子アレイ11
内の複数の受光素子11′を分割して1ブロツクとし、
受光素子アレイ11におけるブロック内の受光素子11
′にそれぞれ接続するスイッチング素子と隣接するブロ
ック内のスイッチング素子とを接続する信号線の配線は
前記ブロック内のスイッチング素子と隣接するブロック
内のスイッチング素子との距離の近い順に接続し、更に
ブロック内のスイッチング素子と隣接するブロック内の
スイッチング素子とを接続する信号線はブロック単位に
受光素子アレイ11の主走査方向に対して交互に配線を
配置するようにし、接続した信号線は接続距離が短い配
線を受光素子アレイ11側に順に配置するようにしてい
るので、信号線同士が交差することがなく、そのため信
号線が相互に影響し合うことがなく、信号線の配線容量
に蓄積された電荷を駆動用IC15a、15b内のアナ
ログスイッチSWI〜SWnによって出力線17のCO
MIとC0M2へ正確に読み出すことができるものであ
る。
上記イメージセンサのように、受光素子アレイ11を縫
うような配線構造の場合、本実施例の構成を用いれば、
受光素子11′の下側でTPTのソース電極62を介し
て配線か通過することになるので、各受光素子をかなり
接近させて配置することができ、高密度の画素ピッチを
有するイメージセンサとすることができる効果がある。
尚、薄膜トランジスタのソース電極62から引き出され
たCr2の配線は、アルミニウム(AI)の配線に接続
して、AIの配線でブロック間を接続するようにすれば
、配線のシート抵抗を低くすることができる。
次に、本実施例のイメージセンサの製造方法を第3図(
a、)〜(g)の製造プロセス断面説明図により説明す
る。
ガラス等の基板51上にクロム(Cr 1)をDCスパ
ッタ法で75OA程度に着膜し、ゲート電極55の形状
をバターニングする。その上にゲート絶縁層56が30
0OA程度形成されてバターニングされる(第3図(a
)参照)。
この上に半導体活性層57aとなる1−a−3i層を5
0OA、ソース電極62側のオーミックコンタクト層5
8bとなるn”a−5i層を50OA、ソース電極62
となるCr2層を300OA程度に連続して着膜しく第
3図(b)参照)、7μm程度の幅にバターニングする
(第3図(C)参照)。
更に1−a−5i層57a′を30OA程度に着膜して
、次にp十層63を300OA程度に着膜する(第3図
(d)参照)。これを第3図(e)に示すようにオーミ
ックコンタクト層58bを囲むようにバターニングし、
さらに半導体活性層57bとなる1−a−5i層を70
0OA着膜し、ドレイン電極61側のオーミックコンタ
クト層58aとなるn”a−3i層を500OA、  
ドレイン電極61と受光素子の金属電極52となるCr
3層を300OA、受光素子の光導電層26となる1−
a−5i層を1500OA、そしてITOの透明電極2
7を60OA程度に連続して着膜しく第3図(f)参照
)、バターニングを行う(第3図(g)参照)。
更に、図示していないがポリイミド等の層間絶縁膜を1
〜2μm程度着膜し、バターニングして、次にバイアス
電圧を印加するための配線等となるAt層を着膜し、バ
ターニングする。
以上でフォトダイオードとTPTの製造プロセスが完了
するが、センサ全体の各配線はこのプロセス中のいずれ
かのメタル層を使って同時に形成することとする。第1
図の実施例においては、ソース電極62のCr層を図上
下方向(副走査方向)に引き出して、信号線に接続する
ようにしている。
最後にペシベーション膜を着膜、バターニングし、イメ
ージセンサが完了する。
本実施例のイメージセンサとその製造方法によれば、T
PTとフォトダイオードが立体的に積層されるため、面
積が小さくて済み、高密度の画素ピッチにも対応できる
イメージセンサを製造できる効果がある。
そして、TPT部分とフォトダイオード部分の面積が小
さくなるので、製造プロセス上、1枚の基板51からイ
メージセンサのセンサ部を多く取り出すことができるの
で、歩留りが低くなり、コストを低くすることができる
効果がある。
また、別の実施例として、第4図の平面説明図と第4図
B−B’部分の断面説明図である第5図に示すように、
受光素子の金属電極52の端部をTFTのドレイン電極
61として利用する構成も考えれらる。但し、TPT上
部には遮光用のアルミニウム層60′を設けることにす
る。
これにより、受光素子部分と薄膜トランジスタのスイッ
チング素子部分の面積をある程度小さくすることができ
る効果がある。
(発明の効果) 請求項1記載の発明によれば、基板上の薄膜トランジス
タスイッチング素子の上に受光素子が形成され、薄膜ト
ランジスタスイッチング素子のドレイン電極と受光素子
の金属電極とを共通の電極とするイメージセンサとして
いるので、基板上における受光素子部分と薄膜トランジ
スタスイッチング素子部分の面積を小さくすることがで
き、高密度の画素ピッチのイメージセンサとすることが
できる効果かある。
請求項2記載の発明によれば、基板上に薄膜トランジス
タスイッチング素子のゲート電極を形成し、そしてゲー
ト電極の絶縁層と半導体活性層を積層してソース電極と
ドレイン電極を形成した後に、ドレイン電極部分を受光
素子の金属電極と共通電極として、この上に受光素子の
光導電層と透明電極を形成するイメージセンサの製造方
法としているので、薄膜トランジスタスイッチング素子
上に受光素子を形成することができ、基板上における受
光素子部分と薄膜トランジスタスイッチング素子部分の
面積を小さくすることができ、高密度の画素ピッチのイ
メージセンサを低コストで製造することができる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るイメージセンサの平面
説明図、第2図は第1図A−A’部分の断面説明図、第
3図(a)〜(g)は本実施例の製造プロセス断面説明
図、第4図は別の実施例の平面説明図、第5図は第4図
B−B’部分の断面説明図、第6図は実施例の構成を応
用したイメージセンサの等価回路図、第7図は従来のイ
メージセンサの等価回路図、第8図は従来の受光素子及
び薄膜トランジスタの平面説明図、第9図は第8図c−
c’部分の断面説明図、第10図は従来の別の受光素子
及び薄膜トランジスタの断面説明図、第11図は従来の
別の薄膜トランジスタの断面説明図である。 11・・・・・・受光素子アレイ 12・・・・・・電荷転送部 13・・・・・・配線群 14・・・・・・共通信号線 15・・・・・・駆動用IC 16・・・・・・ゲートパルス発生回路17・・・・・
・出力線 21.51,71.91・・・・・・基板22.52.
72・・・・・・金属電極23.53.73・・・・・
光導電層 24.54.74・・・・・・透明電極25.55,7
5.95・・・・・・ゲート電極26.56.76.9
6・・・・・・ゲート絶縁層27.57,77.97・
・・・・・半導体活性層28.58・・・・・・オーミ
ックコンタクト層29・・・・・チャネル保護層 30.60・・・・・・アルミニウム層41.61.8
1  ・・・・・・・・・ドレインを極42、[i2,
82,102・・・・・・ソース電極63.103・・
・・・・p中層 98・・・・・・n十層 第1図 第2図 第3図 第3図 第4図 第5図 第8図 第9図 第10図 第11図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基板上に、順次形成された薄膜トランジスタスイ
    ッチング素子のゲート電極と、ソース電極と、ドレイン
    電極と、前記ドレイン電極を受光素子の金属電極と共通
    の電極として前記金属電極上に形成した前記受光素子の
    光導電層と、透明電極とを有することを特徴とするイメ
    ージセンサ。
  2. (2)基板上に薄膜トランジスタスイッチング素子のゲ
    ート電極を形成し、前記ゲート電極上に絶縁層を介して
    半導体活性層を形成し、前記半導体活性層上にソース電
    極とドレイン電極を形成し、前記ドレイン電極を受光素
    子の金属電極と共通の電極として前記ドレイン電極上に
    前記受光素子の光導電層と透明電極を形成することを特
    徴とするイメージセンサの製造方法。
JP2287150A 1990-10-26 1990-10-26 イメージセンサ及びその製造方法 Pending JPH04162671A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2287150A JPH04162671A (ja) 1990-10-26 1990-10-26 イメージセンサ及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2287150A JPH04162671A (ja) 1990-10-26 1990-10-26 イメージセンサ及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04162671A true JPH04162671A (ja) 1992-06-08

Family

ID=17713723

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2287150A Pending JPH04162671A (ja) 1990-10-26 1990-10-26 イメージセンサ及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04162671A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009141361A (ja) * 2007-12-06 2009-06-25 General Electric Co <Ge> フラット・パネルx線イメージャのコスト軽減型ピクセル設計

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009141361A (ja) * 2007-12-06 2009-06-25 General Electric Co <Ge> フラット・パネルx線イメージャのコスト軽減型ピクセル設計

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5525813A (en) Image sensor having TFT gate electrode surrounding the photoelectric conversion element
JPH0734467B2 (ja) イメージセンサ製造方法
JPH0442934A (ja) 多層配線構造
JPH03276957A (ja) イメージセンサ及びその駆動方法
JPH04154165A (ja) 半導体装置
KR100560347B1 (ko) 지문인식장치의 tft 지문입력기 제조방법
TW202105714A (zh) 包含薄膜電晶體和有機光二極體的影像感測器矩陣陣列裝置
US5360744A (en) Method of manufacturing image sensor
JPH0730084A (ja) 2次元密着型イメージセンサ
JPH04162671A (ja) イメージセンサ及びその製造方法
JP3144091B2 (ja) 2次元イメージセンサ
JP3146509B2 (ja) 2次元密着型イメージセンサ
JPH04373172A (ja) イメージセンサ
JPS6258551B2 (ja)
JPH0758769B2 (ja) イメージセンサ
JPH03204970A (ja) イメージセンサ
JPH04255269A (ja) 受光装置
JPH0775256B2 (ja) イメージセンサの製造方法
JP2939505B2 (ja) 画像読取装置
JP2864693B2 (ja) イメージセンサ
JPH0728018B2 (ja) イメージセンサ
JPH04154167A (ja) 半導体装置
JPH01192166A (ja) 受光素子
JPH0563173A (ja) 半導体装置
JPH0595100A (ja) イメージセンサ