JPH04158797A - 融合型での異種蛋白質類を大腸菌中での発現により製造する方法、該蛋白質の用途、発現ベクターおよび組換体株 - Google Patents

融合型での異種蛋白質類を大腸菌中での発現により製造する方法、該蛋白質の用途、発現ベクターおよび組換体株

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JPH04158797A
JPH04158797A JP2205268A JP20526890A JPH04158797A JP H04158797 A JPH04158797 A JP H04158797A JP 2205268 A JP2205268 A JP 2205268A JP 20526890 A JP20526890 A JP 20526890A JP H04158797 A JPH04158797 A JP H04158797A
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Perez Lidia Ines Novoa
リディア イネス ノボア ペーレス
Lahera Jorge A Machado
ホルヘ ア.マチャド ラエラ
Maso Julio Raul Fernandez
フリオ ラウル フェルナンデス マソ
Fuentes Jesus V Benitez
ヘスース ベ.ベニテス フエンテス
Diaz Ramon Emilio Narciandi
ラモン エミリオ ナルシアンディ ディアス
Reinoso Jose Luis Rodriquez
ホセ ルイス ロドリゲス レイノソ
Garcia Mario Pablo Estrada
マリオ パブロ エストラーダ ガルシア
Suarez Jose Garcia
ホセ ガルシア スアレス
Martinez Luis Saturnin Herrera
ルイス サトゥルニーノ エレラ マルティネス
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    • C12N2740/00011Details
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はバイオテクノロジーおよび組換DNA技術に関
する。更に詳細には、組換体大腸菌を用いて融合型で不
溶型の異種蛋白を発現により製造する方法に関する。
(従来の技術および発明が解決しようとする問題点) 所望の蛋白質を、その起源を問わず、組換DNA技術を
利用して大腸菌で製造する方法は広く行なわれている。
数多くのベクターが開発されているが、クローニングを
しそして発現させるべき各遺伝子それぞれのケースによ
るので、新しい変異体が今なお必要である(Denha
rdt、 D、T、およびCo1asanL1. J、
、  Vectors、  Buしterworths
Stoneham、 MA、 pp、179−204.
1987、ならびにLukacsovichi、 T、
 et al、、 Journal of Biote
ch−nology、 13.243−250.199
0参照)。
天然からの入手が難しいところの臨床的または工業的に
有用な多くの真核生物のポリペプチドが、それらをコー
ドする遺伝子を大腸菌でクローニング・発現させること
によって得られている。
組換体蛋白の微生物中で産生に関連する重大な問題は、
宿主系自身の酵素による産生品の分解である。蛋白質の
安定性は次のような種々の異なった要因によって影響を
受ける。即ち、その要因は、遺伝子の位M (Talm
adge K、およびG11bertW、。
Proc、 Natl、 Acad、 Sci、 US
A 79.1830−1833゜+982 :ならびに
Moks T、 et al、、 Biochemis
try26、5239−5244.1987参照)。宿
主株の選択(Buell G、 et al、、 Nu
cleic Ac1ds Res、 13゜+923−
1938. 1985;  B15hai  W、R,
et  al、、  、1゜Bacteriol、 1
69.5140−5151.1987 ;ならびにGr
odberg J、およびDunn、 J、J、、 B
acteriol、  170゜1245−1253.
1988参照)、ならびに次のステップとしての培養お
よび精製の条件などに代表される。
細菌のまたは合成の核酸の配列を伴う相でクローニング
された真核生物の遺伝子は、その発現により細胞質中に
ハイブリッド蛋白質として得ることができる。細菌のプ
ロモーターによる転写およびその後の翻訳により、真核
生物のポリペプチドに加えて細菌のまたは合成のペプチ
ド配列を含む融合蛋白質が得られる(Marston、
 F、^、0.。
8iochea、  J、  240.1−12. 1
986参照)。
所望の異種遺伝子の発現によって、宿主遺伝7−のよく
発現された発現蛋白質に融合した融合蛋白質を細胞内合
成する技術は、異種蛋白質を高度の発現能で得るためと
産生蛋白質の安定性を増すために有効な手段である(I
takura、 E、 eL al、。
5cience、 198.1056−1063.19
778照)。
この目的のため1つの系は、大腸菌のβ−ガラグトシダ
ーゼに融合した蛋白質を得る系である(Itakura
、  E、  et  al、、  5cience、
  198. 1056−1063゜1977参照)。
しかし、この系の主な欠点は、このβ−ガラクトシダー
ゼ蛋白質のサイズが大きく、そのため、目的の蛋白質が
全ハイブリッド蛋白質のほんの1部しか占めないという
ことである(Flares、 N、 et al、、^
ppl、 Microbiol、 Bio−techn
ol、 25.267−271.1986 ;およびG
oeddel、 D。
V、 et al、、PNAS IJS^、 76、1
6−110参照)。
***特許用3541856−A−1(ヘキスト社)には
、ヒト蛋白質インターロイキン−2のN端の少なくとも
最初の9部個のアミノ酸を含む安定他剤蛋白質を用いて
、大腸菌の中で合成された不溶型の融合蛋白質を得るや
り方で、プロインスリンおよびヒルジンのような真核生
物の蛋白質を発現により製造する可能性について記載さ
れているが、そこには、その方法で達成される発現能の
程度については何の記載もない。またこの***特許によ
れば、遺伝子構成体の中に、所望蛋白質を安定他剤蛋白
質から分離する目的で、最終産生物の切断のための特定
の配列が含まれている。
遺伝子工学によるウィルス蛋白質の製造は、主に製品が
純粋であることと活性な病原性材料を操作しなくてよい
ということから、診断方法やワクチン製剤の開発にとっ
て非常に興味あるものである1診断の分野では、これら
の製品は、高い特異性と感度が達成されるので、早期の
それに対する抗体の検出に極めて重要なものである。
特に、ヒトのレトロウィルスの場合には、非常に純粋な
特異性の高い抗原を用いる抗体検出のための感度の高い
システムの開発が必要である。ヒトのレトロウィルスは
、ウィルスの属するサブグループに依存して1種々の免
疫的変化を惹き起こし、また更に、T−リンパ球細胞に
対するその栄養性の故にT−細胞の異常な増殖または機
能の損傷(白血病)あるいは該細胞集団の減少(免疫抑
制)を惹き起こす(Wong−3taal、 F、およ
びGa1lo。
R,C,、Nature、 317.395−403.
1985参照)。
それ故、これらの疫病の原因であるウィルスの抗原活性
を有する主蛋白質の効率のよい発現系を開発することが
必要であり、それによって、迅速かつ正確に診断システ
ムが提供でき、ひいては。
保存血液サンプルの処理の際のこれらのウィルスの抗体
検出のための大規模な疫学的研究を可能にし、保存血液
ルートからの疫病の伝播を防ぐことができる。
ヒト免疫不全ウィルス(旧V)の抗原活性を有する主蛋
白質をコードする遺伝子は、これまで、大腸菌で直接ク
ローニングと発現を行ない、その際宿主に属する遺伝子
に融合されていた。
天然形で発現された蛋白質の中にエイズ(AIDS)の
ペプチド12+があり、これは不溶型の形で全蛋白質の
5〜10%の発現能で得られている(Chang、 T
讐、et al、、 Biotechnology 3
.905−909.1985参照)、また同じウィルス
の蛋白質gag24は可溶型で得られているが、そのF
l、現能、は計算されていない(Dowbenko、D
、J、  et  al、、  Proc、  Nat
l、  ^cad、  Sci。
USA、 82.7748−7752.1985参照)
スペイン特許第2,000,859号(シンテックス社
(Syr+tex)]には、大腸菌の丁rpLE蛋白の
DNA遺伝子を包含しかつエイズウィルスのDNA配列
を特異的に挿入したベクターを用いて融合蛋白質を発現
する方法が記載されている。そこでは、C端のLE領領
域異種蛋白質のDNA配列で置換して、自己集合性融合
蛋白質を得ており、これより精製が簡単にできるように
なっている。更に、用いたベクターには、所望蛋白質の
単離を容易にする3つの読み取り枠のための結合手段を
含有している。
またこの特許には、全細胞蛋白質の5z以上を産生ずる
高い発現能を有するクローンの構成が記載されている。
(問題を解決するための手段および作用)本発明は、大
腸菌中での発現によ。て異種蛋白質、特に、ヒト免疫不
全ウィルス(HIV−1およびHIV−2)に属する抗
原蛋白質を不溶型で製造する方法に関する。そのために
、ヒト インターロイキン−2のN端最初の約58個の
アミノ酸をコードする安定他剤配列を含むベクターを用
い、それにより、クローニングされた異種蛋白質の発現
能を高めることができる。このベクターは、更に、大腸
菌のトリプトファンプロモーター(ptrp)、バクテ
リオファージT4の終止シグナルおよび選択マーカーと
してのアンピシリン耐性遺伝子をコードし、更にまた発
現により得られる異種蛋白質をカップリングするための
制限部位Xbal、XholおよびBamHIとを含有
している。本発明は更に、旧V−1およびHIV−2の
異種の抗原蛋白質の大腸菌中でのクローニングと発現を
行なうためのベクターならびにそれにより得られる組換
体株に間するものであり、このベクターを用いることに
より所望の異種蛋白質を全蛋白質の20〜25χの発現
能で得ることができる。
特に、発現により得られる蛋白質類は、ヒト免疫不全つ
ィルス旧V−1に属する核蛋白質(gag24)および
トランスメンブラン蛋白質(gp41 )、ならびにヒ
ト免疫不全ウィルスHTV−2に属するトランスメンブ
ラン蛋白質(gp36)である、これらの蛋白質をコー
ドする遺伝子をクローニングするための宿主として用い
られる株は、大腸菌のに−1211B−101株。
K−12讐−3110株およびに−12C−600株で
ある。
本発明の基本的な特徴は、ヒトインターロイキン−2蛋
白質のN端の最初の58個のアミノ酸のみをコードする
安定化剤配列を用いることであり、これは特に旧Vウィ
ルスの抗原活性を有する主蛋白質類の発現に有利に用い
られるものである。
ここに記載する方法によって発現により得られる融合蛋
白質は不溶型で合成され、最終工程の精製を簡単かつ効
率的にすることができる。そして、得られる蛋白質類は
高い抗原活性を有しており、しかも融合に用いた安定他
剤断片を切断することなく抗体の検出による診断目的に
用いることができる。本発明はまた。このようにして得
られた融合蛋白質にも関する。
(実施例) 次に本発明を次の実施例により更に詳細に説明するが、
本発明の範囲はこれらに限定されるものではない。
遺」11L 大腸菌中での発現により蛋白を得るために、ヒト由来の
インターロイキン−2(IL−2)のN端の最初の58
個のアミノ酸よりなる安定化剤ペプチドをコードする配
列を挿入した発現ベクターpFP−15を構築した。こ
の配列は大腸菌のトリプトファンプロモーターの制御下
でクローニングされ、上記ベクターは更に転写の終止シ
グナルとしてのバクテリオファージT4のターミネータ
−および選択マーカーとしてのアンピシリン耐性遺伝子
を有している。
プラスミドベクターpFP−15は、IL−2のN端の
最初の58個のアミノ酸をコードする安定化剤配列を含
む190個の塩基の合成オリゴヌクレオチド(Fig、
 l )およびその相補的配列と、大腸菌のトリプトフ
ァンプロモーターおよびバクテリオファージT4のター
ミネータ−を有するベクターpTPV−1(Fig、 
2 )とを結合することによって構築される。
その構成のレイアウトをFig、 2に示す。
上記の安定化剤ペプチドをコードするDNA断片のカッ
プリングは、文献(Sanger、 F、 et al
、。
PNAS、 USA、 74.5463−5467.1
9774![) ニ、L[V)DNA配列分析方法に従
い、ptrpブOモーターおよび該配列を安定化剤配列
の方向(5′−3′)でハイブリダイズするオリゴヌク
レオチド(Fig、 3 )を用いて、確認することが
できる。このようにして、すべての場合に、適当な読み
取り枠が維持されていることをチエツクすることができ
た。
!1貫1 HIV−1ウイルスの核蛋白質(gag24)の遺伝子
のクローニングと発現のために、次の2種のオリゴヌク
レオチドを用いた。
5 ’ CAT CTA GACATG C^^^TG
 TT^^AA G^^3′3’  GT TTA G
GT CGA TTG ACT ATCCTA GGC
5’これらのオリゴヌクレオチドは、 gap24蛋白
質をコードする遺伝子の5′端および3′端にそれぞれ
相当するものである(^l1zon、 M、 et a
l、。
Nature 312.757−760.1984参照
)、これらのオリゴヌクレオチドと単離した旧v−1の
ゲノムを用い、ポリメラーゼチェーン反応(poly+
+erazc cha’1nreaction)(PC
R)(Randall、 K、 et al、、 5c
ience。
USA、 239.487−491,1988参照)の
技術により蛋白質gap24をコードする遺伝子断片の
遺伝子の増幅を行なった。この断片を、PCRに用いた
オリゴヌクレオチドに含まれているXba Iと町υ旧
の制限部位で切断し、 XbalとBamtllで消化
した発現ベクターpFP−15に連結した。このように
して、安定化剤ペプチドをコードしトリプトファンプロ
モーターに制御されるセグメントに増幅遺伝子が連結さ
れた。得られる組換体プラスミド[VIHC^(Fig
、 4 ))で大腸菌に−12)18−101株の細胞
を形質転換した。
形質転換されたコロニーを最終濃度が50μg/麿Qと
なるようにアンピシリンを加えたルリア培地(Luri
a broth mediu+w) (Miller、
 J、H,、ColdSpring Harbor L
ab、、 197.i’#照)の皿でアンピシリン耐性
を利用して選択した。1174体は、クローニングに用
いた実際の増幅断片を放射性プローブ(″”Pでラベル
したもの)として用いて、ハイブリダイゼーションの技
術によって同定した。免疫同定は、オートラジオグラフ
ィーで陽性のものを用い、感染患者の血清および°“6
■でラベルしたプロティン^(protein A)に
ついて行ない、免役学的手法により、これらのクローン
の陽性によってgag24蛋白質遺伝子の発現が同定さ
れた。それらのクローンのそれぞれについて、ウェスタ
ンプロット法による分析(Burnette、 W、N
、、 Anal。
Bioch、、112.195−203.1981参照
)を行なった結果、約28.000ダルトンのバンドが
得られ、それは、安定化剤ペプチド(約58個のアミノ
酸)とクローニングされたgag24蛋白質(約180
個のアミノ酸)を加えた長さに相当する。
皇l興ニ トランスメンブラン蛋白質gp41の遺伝子のクローニ
ングおよび発現を行なうために、269個の配列を有す
るオリゴヌクレオチドおよびその相補的オリゴヌクレオ
チド(Fig、 5参照)をまず合成した。該オリゴヌ
クレオチドはウィルスの上記コート蛋白質の断片に対応
するものである(Han、 B、H。
et al、、 Nature 312. +66−1
69.1984参照)0合成したオリゴヌクレオチドを
Han旧で消化し、前もってXbalで切断した後S1
ヌクレアーゼで処理してからBamHIで消化したpP
F−15ベクターにつなげた。
所望の遺伝子は、このベクターの中に、トリプトファン
プロモーターの制御下に安定他剤蛋白質をコードしてい
るセグメントに融合して存在する。
このようにつなげて得られたものがベクターVl)IT
J−1(Fig、 6 ) t’ある。コノベクターV
IHTA−1で大腸菌に−121−3110株を形質転
換した。形質転換されたコロニーをアンピシリン耐性を
利用して選択し、組換体をハイブリダイゼーションによ
って同定し、その後、実施例2と同様に陽性のものにつ
いて免疫学的同定を行なった。融合蛋白質の発現を示し
たものについてウェスタンプロットを行なったところ、
約15.000ダルトンのバンドが得られ、それは、安
定化剤ペプチドの58個のアミノ酸と旧V−1の蛋白質
gp41の断片に相当する83個のアミノ酸とを含有す
る融合蛋白質の大きさと一致するものである。
ヌ」11先 HIV−2のトランスメンブラン蛋白質gp36をコー
ドする遺伝子を有する領域をクローニングするために、
318bpのオリゴヌクレオチドおよびその相補体(F
ig、 7 )を合成した。これは、HIV−2(7)
:]−ト蛋白質gp36の断片に相当するものである。
(C1avel、 F、、 et al、、 5cie
nce 233.343−346参照)、このDNAセ
グメントを、的もってXbal/脂、旧で切断したベク
ターpPE−15に連結した。所望の遺伝子断片は、こ
のベクターの中に、トリプトファンプロモーターの制御
下に、安定他剤蛋白質をコードする遺伝子に融合して存
在している。
コノようニシテ得られたベク’) −VIHTA−2(
Fig、 8 )により大腸菌に−12C−600株を
形質転換した。形質転換されたコロニーをアンピシリン
耐性を利用して選択し、組換体はハイブリダイゼーショ
ンによって同定し、実施例2と同様にして陽性のものに
ついて免疫学的同定を行なった。
DNAセグメントの安定他剤蛋白質遺伝子へのカップリ
ングは、文献に記載のDNA配列分析の方法(Sang
er、 F、 eL al、、 PNAS、 USA、
 745463−5467、1977参照)によって確
認した。
叉皇豊上 gag24−安定化剤ペプチド融合蛋白質およびgp4
1−安定化剤ペプチド融合蛋白質の場合、それぞれの組
換体株HB24およびW41を、FeC1,(0,00
1mM)、Mg5O,(0,1mM)および阿9塩(N
a、)IP046%。
Kl、Po、 3%、 NaCl 0.5%j5.lヒ
NIl、CI 1%) ナラヒニアンビシリン50μg
/履Qを加えたスーパー培地(super broth
 medium)(hリブトファン32gおよび酵母エ
キス20gを蒸留水lαに加えたもの)中で培養した。
gp36−安定化剤ペプチド融合蛋白質については、形
質転換した株C36を、カゼイン加水分解物2z、クル
コース2%、 I mM Mg5O,、O,l mM 
CaC1,オヨび50μg/sQアンピシリンを加えた
最小培地(Maniatis et al、、 Co1
d Spring Harbor Lab、。
USA、 +982)中で培養した。
培地への接種は、光学密度0.05で行ない、12時間
37℃に保持しながら、260rpmでの撹拌とlvv
mでのエアレーションを行ない、最終光学密度を600
n鳳でlOとした。m酵開始から2時間後に、インドー
ルアクリル酸を添加してトリプトファンを消失させた(
Squires、 C,L、 et al、、 Jou
r、 of Mol。
Biol、、 USA、 92.93−111.197
5参照)、得られた細胞を遠心分離により集め、−20
℃で保存して、所望製品を後で回収できるようにした。
得られたバイオマスの超音波破砕の後、蛋白の5OS−
PAGE電気泳動法(Lae+5m1i、 Natur
e、 UK、 227゜680−685.1970)と
スキャナー(SCANNER)65300(米国)によ
る分析により発現能が全蛋白質の20〜25%であるこ
とを確認した。
株の寄託 (1)大1111に−12)1B−101株をヘースト
シプラスミFpVIHCAヲ含む大腸118B24 [
pVI)IcA) 株ハ、第5ンダ国バールンのセント
ラルビューローブーアシメルカルチャーズ(CBS)に
1990年7月l1日に寄託されている(寄託番号:C
BS・・・・90)。
(2)大腸菌に−+2 W−3110株をベースとしプ
ラスミドpVIIITA−1を含む大腸菌W/I I 
(pv目ITA−0株は、オランダ国バールンのセント
ラルビューローブーアシメルカルチャーズ(C:BS)
に1990年7月目日に寄託されている(寄託番号:C
BS・・・・90)。
(3)大腸菌に−12C−600株をベースとしプラス
ミドpVIHTA−2を含む大Ill菌C36〔pv 
+IITA−2)株は、オランダ国バールンのセントラ
ルビューローブーアシメルカルチャーズ(CSS)に1
990年7月11日に寄託されている(寄託番号: C
BS・・・・90)。
【図面の簡単な説明】
第1図はインターロイキン−2のNIQの最初の5st
iiのアミノ酸をコードする配列を含む!90塩基の合
成オリゴヌクレオチドの配列を示し、5′端には制限部
位りalとの接着端CGがあり、相補的ストランドの5
′端には制限部位Baa旧との接着端CTAGがあり、
転写開始コドンは^TGである。第2図はベクターpF
P−15の構築を示す図である。第3図は安定化剤ペプ
チドをコードするDNA断片のカップリングを確認する
のに用いるオリゴヌクレオチドを示す、第4図は、組換
体プラスミドVIHC^の構築を示す図である。第5図
はトランスメンブラン蛋白質gp41の遺伝子のクロー
ニングと発現に用いるオリゴヌクレオチドを示す、第6
図は組換体プラスミドVIHT^−1の構築を示す、第
7図はHIV−2のトランスメンブラン蛋白質gp36
をコードする遺伝子のクローニングを発現に用いるオリ
ゴヌクレオチドを示し、5′には制限部位XbaIとの
接着端にTAGがあり、相補的ストランドの5′端には
制限部位担旧との接着端CTAGがある。第8図は組換
体プラスミドVrHT^−2の構築を示す。 特許出願人 セントロデインヘニエリアヘネテイカイ 
ビオテクノロヒア 代理人   弁理士 片 桐 光 治 C^GO^TGIJCkc^T?TIACi丁 ?T’
TAIJ’FGCCC入xa^haacc  A(!^
G入入cta為 入Ac^TcテCC八FIG、1 図面の浄書 FIG、2 51  TCGAACTAGTTAACTAG   3
1FIG、3 図面の浄書 FIG、4 FIG、5 図面の浄書

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、融合型での異種蛋白質類を大腸菌中での発現によっ
    て得るに際し、ヒトインターロイキン−2のN端断片を
    コードする安定化剤配列を用いる該異種蛋白質類を製造
    する方法にして、安定化剤配列がヒトインターロイキン
    −2蛋白質の最初の58個を超えないアミノ酸をコード
    しており、発現すべき異種蛋白質に相当する配列が該安
    定化剤配列に融合していることを特徴とする方法。 2、安定化剤ペプチドのアミノ酸配列が 【アミノ酸配列があります】 に対応していることを特徴とする請求項1の方法。 3、発現によって得られる異種蛋白質が、ヒト免疫不全
    ウィルスHIV−1に属する核蛋白質(gag24)お
    よびトランスメンブラン蛋白質(gp41)、ならびに
    ヒト免疫不全ウィルスHIV−2に属するトランスメン
    ブラン蛋白質(gp36)である請求項1の方法。 4、インターロイキン−2の最初の58個のアミノ酸、
    大腸菌のトリプトファンプロモーター、バクテリオファ
    ージT4の終止シグナルおよびアンピシリン耐性遺伝子
    をコードする安定化配列と、発現により得られる異種蛋
    白質の融合のための制限部位¥Xba¥、¥Bam¥H
    Iおよび¥Xho¥Iとを含有してなる発現ベクターp
    FP−15。 5、HIV−1の蛋白質gag24、HIV−1の蛋白
    質gp41断片およびHIV−2の蛋白質gp36断片
    をそれぞれコードする遺伝子配列を含み、それらの各々
    がそこに存在する制限部位を用いて請求項4に定義した
    ベクターpFP−15の安定化剤配列にカップルされて
    いることを特徴とするベクターpFP−15由来のベク
    ターであるVIHCA、VIHTA−1およびVIHT
    A−2。 6、大腸菌のK−12HB−101株、W−3110株
    およびC−600株をそれぞれ請求項5に定義したベク
    ターVIHCA、ベクターVIHTA−1およびベクタ
    ーVIHTA−2により形質転換することにより得られ
    、不溶型の抗原性HIV蛋白質を高い発現能で発現する
    ことを特徴とする組換体HB24株、組換体W41株お
    よび組換体C36株。 7、ヒトインターロキン−2のN端の最初の58個のア
    ミノ酸を含有するペプチドとそれに融合している異種蛋
    白質とにより構成されていることを特徴とする融合蛋白
    質。 8、該異種蛋白質が、HIV−1の蛋白質gag24、
    HIV−1の蛋白質gp41、またはHIV−2の蛋白
    質gp36であることを特徴とする請求項7の融合蛋白
    質。 9、請求項7または8の融合蛋白質を含有してなる、ヒ
    トまたは動物抗体の検出のための診断薬。
JP2205268A 1989-08-03 1990-08-03 融合型での異種蛋白質類を大腸菌中での発現により製造する方法、該蛋白質の用途、発現ベクターおよび組換体株 Pending JPH04158797A (ja)

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