JPH04158063A - カード作成方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は磁気カード等に顔、名前等の画像及び文字を印
刷してＩＤカード等を作成する方法に関する。

（従来の技術） 従来、磁気カート等に顔、名前等の画像及び文字（文字
及びグラフィックを含む）を印刷してＩＤカード等を作
成する方法として、特開平２−１３５３号に記載される
方法か知られている。この先行技術に開示される方法は
、カート全体を一つの印刷範囲として設定し、顔の部分
の画像信号と名前等の文字信号とを合成して、カード全
体についてのイメージデータを作成し、このイメージデ
ータに従って印刷して、カード全体にオーバコートを施
すようにしたものである。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、上述した従来のカード作成方法において
は、カード全体を一つの印刷範囲とし、画像部と文字部
とを同一のイメージデータとしているので、常にカード
全体を印刷しなければならす、印刷に時間がかかった。

（課題を解決するための手段） 上記課題を解決するため本発明は、カード上に画像印刷
範囲と文字印刷範囲とオーバコート印刷範囲を独立して
設定し、この設定した印刷範囲てサーマルヘッドを移動
するようにした。

（作用） 独立して設定された画像印刷範囲と文字印刷範囲とオー
バコート印刷範囲に対応してサーマルへ、７ドの発熱範
囲を設定し、この範囲のみサーマルヘッドを移動させる
ようにすることによって、サーマルヘッドかカード全体
を移動して印刷する場合に比べて印刷時間が短くなる。

（実施例） 以下に本発明の実施例を添付図面を参照して説明する。

第１図は本発明に係るカードプリンタの印刷制御部のブ
ロック図、第２図は同プリンタの全体斜視図、第３図は
同プリンタで作成するカードの例を示す説明図、第４図
は同プリンタで用いる転写紙の例を示す説明図、第５図
は同プリンタで用いるオーバコート用転写紙の例を示す
説明図、第６図は同プリンタにおける印刷ヘッドの移動
を説明する説明図である。

このカードプリンタは、第２図に示すように、上流側か
ら順に、カード１をエンコード部２に１枚ずつ供給する
図示しないカード供給部と、このカード供給部から供給
されたカード１に磁気エンコード３によって磁気記録を
施すエンコード部２と、このエンコード部２で磁気記録
か終了したカード１に画像及び文字を印刷する印刷部４
と、この印刷部４で印刷が終了したカード１にオーバコ
ートを施すオーバコート部５を設置している。

カード１には、第３図に示すように、例えば、顔写真と
、「身分証明書」、「会社名」、「氏名」等の文字（グ
ラフィック図形を含む）を印刷し、顔写真部分を画像印
刷範囲１ａとして、文字部分を文字印刷範囲１ｂとして
各印刷範囲が重複しないように設定している。尚、この
場合、画像印刷範囲１ａの顔写真は例えばイエロ、マゼ
ンタ及びシアンの３色で印刷し、文字印刷範囲１ｂの文
字はブラックで印刷する。また、画像印刷範囲１ａと文
字印刷範囲１ｂとを重複させてオーバコート印刷範囲と
して設定する。

印刷部４は、カードステージ１１と、転写紙１２と、サ
ーマルヘッド１３及びカード１か送られて来たことを検
知する位置センサ１４とを備えている。カードステージ
１１は、両端部を図示しないガイドロッドに係合して、
スクリューネジの回転によりカード１の搬送ラインと直
交する方向に移動可能となっている。また、テープ状を
なす転写紙１２は、送り出しローラ１２ａと巻取りロー
ラ１２ｂとの間に張設され、イエロ（Ｙ）、マゼンタ（
Ｍ）、シアン（Ｃ）及びブラック（Ｂｋ）の各昇華性イ
ンクが所定のピッチで含浸している。

尚、転写紙１２には、例えば第４図に示すように、イエ
ロ（Ｙ）、マゼンタ（Ｍ）及びシアン（Ｃ）のインクは
画像印刷範囲１ａに対応する部分のみ、またブラック（
Ｂｋ）のインクは文字印刷範囲１ｂに対応する範囲のみ
含浸させてもよい。

オーバコート部５は、カードステージ１１と同様に移動
可能なカードステージ１５と、保護膜となる熱溶融型樹
脂等を含浸させた転写紙１６と、サーマルへラド１７及
びカード１が送られて来たことを検知する位置センサ１
８とを備えている。

転写紙１６は、例えば第５図に示すように、保護膜とな
る熱溶融型樹脂等を画像印刷範囲１ａ及び文字印刷範囲
１ｂに対応する範囲でのみ含浸させてもよい。

サーマルヘッド１３の印刷制御部（サーマルヘッド１７
の印刷制御部も同様の構成である。）は、第１図に示す
ように、印刷データを格納し後述のアドレス回路２５か
らのアドレスデータで印刷データを読み出されるメモリ
２１と、カードステージ１１を移動する駆動する駆動回
路２２と、位置センサ１４からの検知信号が入力される
と、クロック信号発生回路２３からのクロック信号とカ
ードステージ１１の駆動機構に取付けた位置検出用のエ
ンコーダ２４からの信号に基づいてＨアドレスデータ及
び■アドレスデータを生成するアドレス回路２５と、印
刷範囲設定回路２６とを備えている。

この、印刷範囲設定回路２６は、予め設定された画像印
刷範囲１ａ及び文字印刷範囲１ｂのアドレス情報を記憶
し、この記憶したアドレス情報とアドレス回路２５から
のアドレスデータを比較して、印刷範囲のみサーマルヘ
ッド１３を発熱させ、駆動回路２２を介してカードステ
ージ１１を移動させる。即ち、この実施例では、サーマ
ルヘッド１３を移動する代りにカード１を移動させて相
対的にヘッドを移動させている。尚、サーマルへラド１
７の印刷制御部も同様の構成である。

以上のように構成したカードプリンタの作用について以
下に説明する。

まず、カード１がエンコード部２で磁気記録された後印
刷部４に送られる。印刷部４では、カードステージ１１
にカード１がセットされたことを位置センサ１４が検知
すると、印刷制御部のアドレス回路２５はクロック信号
発生回路２３からのクロック信号とエンコーダ２４から
の信号に基づいてＨアドレスデータ及びＶアドレスデー
タを生成出力する。

ここで、印刷範囲設定回路２６は、予め格納された印刷
範囲のアドレスデータとアドレス回路２５からのアドレ
スデータとを比較して、カードステージ１１を移動させ
て、第６図に示すようにサーマルヘッド１３を画像印刷
範囲１ａの印刷位置にした後、印刷データに応じてサー
マルヘッド１３を発熱駆動して、カードステージ１１を
移動させながら転写紙１２のイエロ（Ｙ）、マゼンタ（
Ｍ）及びシアン（Ｃ）のインクによって顔写真を印刷す
る。

その後、第６図に示すようにサーマルヘッド１３を文字
印刷範囲１ｂの印刷位置にした後、印刷データに応じて
サーマルヘッド１３を発熱駆動して、カードステージ１
１を移動させながら転写紙１２のブラック（Ｂｋ）によ
ってカード１に文字を印刷する。

このようにして、画像及び文字の印刷が終了したカード
１はオーバコート部５に送られて、同様にして画像印刷
範囲１ａ及び文字印刷範囲１ｂについてのみサーマルヘ
ッド１７を発熱及び移動してオーバコートを施す。尚、
オーバコートはカード１全体に施すようにすることもで
きる。

（発明の効果） 以上説明したように本発明によれば、カード上に画像印
刷範囲と文字印刷範囲とオーバコート印刷範囲を独立し
て設定したので、この設定した印刷範囲で印刷ヘッドを
移動するようにすることによってサーマルヘッドがカー
ド全体を移動して印刷する場合に比べて印刷時間が短く
なり、しかもサーマルヘッドの接触時間が短くなって寿
命が長くなる。しかも、情報量の多い画像部分の画情報
をへらすことができ、ホストがらの転送時間も短くなる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るカードプリンタの印刷制御部のブ
ロック図、第２図は同プリンタの全体斜視図、第３図は
同プリンタで作成するカードの例を示す説明図、第４図
は同プリンタで用いる転写紙の例を示す説明図、第５図
は同プリンタで用いるオーバコート用転写紙の例を示す
説明図、第６図は同プリンタにおける印刷ヘッドの移動
を説明する説明図である。 １・・・カード、１ａ・・・画像印刷範囲、１ｂ・・・
文字印刷範囲、２・・・エンコード部、４・・・印刷部
、５・・・オーバコート部、１１．１５・・・カードス
テージ、１２．１６・・・転写紙、１３．１７・・・サ
ーマルヘッド、２６・・・印刷範囲設定回路。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）サーマルヘッドによりカードに画像及び文字を記
   録した後、オーバコートを施すようにしたカード作成方
   法において、前記カード上に画像を印刷する画像印刷範
   囲と文字を印刷する文字印刷範囲とオーバコートを施す
   オーバコート範囲を独立に設定することを特徴とするカ
   ード作成方法。
2. （２）前記画像印刷範囲と文字印刷範囲とを重複させず
   、画像印刷範囲及び文字印刷範囲とオーバコート印刷範
   囲とを重複させて設定することを特徴とする請求項（１
   ）に記載のカード作成方法。