JPH0414292Y2 - - Google Patents

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JPH0414292Y2
JPH0414292Y2 JP1984119408U JP11940884U JPH0414292Y2 JP H0414292 Y2 JPH0414292 Y2 JP H0414292Y2 JP 1984119408 U JP1984119408 U JP 1984119408U JP 11940884 U JP11940884 U JP 11940884U JP H0414292 Y2 JPH0414292 Y2 JP H0414292Y2
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JP
Japan
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brake
shaft
case
crawler
interlocking
Prior art date
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JP1984119408U
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English (en)
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JPS6133759U (ja
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  • Combines (AREA)
  • Arrangement Of Transmissions (AREA)
  • Motor Power Transmission Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、コンバイン等の走行連動装置に関
する。
考案が解決しようとする問題点 コンバインなど収穫機では走行装置としてクロ
ーラを使用することが多く、しかも、このクロー
ラの左右一対相互間の間隔はできるだけ狭く構成
して各左右のクローラ幅自体を大きく形成するこ
ととなると、このクローラを連動駆動するための
連動装置における摩耗部分、殊にクローラを制動
するためのブレーキ部分の交換操作が行い難く手
数を要する。
問題を解決するための手段 この考案は、入力軸1からクローラ2のスプロ
ケツト3の軸4へ連動する中間軸5上にブレーキ
6を設け、該ブレーキ6はブレーキデイスク2
9,30を内装したブレーキケース28から構成
し、該ブレーキケース28を連動ケースの外側か
ら嵌脱自在に取付けて設け、該ブレーキケース2
8が側面視においてクローラ2の回転外周上方に
位置する構成としているコンバイン等の走行連動
装置の構成とする。
考案の作用、および効果 入力軸1を駆動すると中間軸5上の連動機構を
経てスプロケツト軸4を連動回転し、このスプロ
ケツト3の回転によつてクローラ2を駆動し走行
させるもので、このクローラ2の制動を行うとき
や、走向クラツチを操作するときなどの場合は、
中間軸5上のブレーキ6を働かせることによつ
て、連動機構の一部を経て該スプロケツト軸4を
制動することができ、このブレーキ6の摩耗等に
よつて交換、分解等を要するときは、この中間軸
5に対して外側へ移動させて外したり、又新しい
ブレーキ6を交換して取付ければよい。
特に、この考案にあつては、第2図に図示する
ように、外部においてブレーキケース28内にブ
レーキデイスク29,30を組み込んで構成した
ブレーキ6を連動ケース10に嵌脱自在にした点
に1つの特徴がある。
更に、この考案は、ブレーキの取付け位置が側
面視においてクローラ2の外周面上方にあるから
取付け取外し作業にあつてクローラーが邪魔にな
らない利点を合わせ有するものである。
実施例 なお、図例において、コンバインはクローラ2
を有する車台7上に脱穀装置8、原動機、刈取装
置、操縦装置等を設け、原動機から各部に連動す
べく構成している。クローラ2は車台7の左右両
側部にスプロケツト3と数個の転輪9とに亘つて
張設され、スプロケツト3の回転によつて駆動回
転される構成である。10は連動ケースで、左右
クローラ2,2の前端部間に位置して、左右方向
へスプロケツト3軸4をボス11で延長させて、
このボス11部を車台7に取付部12で固定して
いる。連動ケース10の上端一側には流体静圧変
速装置13を取付、この外側に原動機によつて回
転されると軸14との間にベルト15連動される
入力軸1を設け、この流体静圧変速装置13によ
つて入力動力がスプロケツト軸4へ出力として前
進、後進に無端変速され、かつニユートラル状態
を得べく関連々動される。連動ケース10の上端
の上部軸16は、一端を該流体静圧変速装置13
の出力軸部に連結し、他端はプーリ17から刈取
装置の連動装置へベルト連動すべく設けている。
連動ケース10内には、該上部軸16から中間
軸18,5,19、及びこれら各軸に配設された
ギヤ20,21,22,23,24等を介して下
端のスプロケツト軸4へ連動構成するもので、中
間軸5には、左右両端にクラツチギヤ25,25
と、ブレーキ6,6とを設け、各別にギヤ23を
介してスプロケツト軸4のギヤ24に連動した
り、非連動時に制動すべく連動構成している。該
クラツチギヤ22は、中間軸5の中央部に中央ギ
ヤ25を回転自在にしてギヤ21によつて常時回
転状態に設け、この左右両側に軸方向に移動自在
のサイドクラツチギヤ26,26を回転自在に設
け、このサイドクラツチギヤ26を移動させるこ
とにより中央ギヤ25との間の連動を入切りしう
る構成としている。31はそのシフターであり、
27はクラツチ入側へ弾発するばねである。
中間軸5の左右両側部には、連動ケース10の
外側から嵌脱自在のブレーキケース28をボルト
等によつて着脱すべく設け、このブレーキケース
28内にはブレーキデイスク29,30を設け、
内端のデイスク30を上記サイドクラツチギヤ2
6と噛合可能に設けて、シフター31を外側方へ
回動操してサイドクラツチギヤ26をデイスク3
0に噛合させた状態で、更にこのデイスク30を
外側のデイスク29側へ押圧することにより、ブ
レーキデイスク28との間に制動しうる構成であ
る。このブレーキデイスク28の外径は、このケ
ース28が中間軸5上にある位置ではクローラ2
の回転周上方に位置して、適宜の高さ離間させて
おく。
刈取装置はこれら連動ケース10及びクローラ
2等の前方に位置するもので、刈取機枠32の上
端を該連動ケース10上端のブラケツト33に上
下回動自在に軸受させて刈取高さ、及び昇降操作
しうる構成とし、刈取機枠32には前端部に分草
杆34、及び穀稈引起装置35等を設け、この後
側に穀稈掻込装置36、及び刈取装置37等を設
け、更に後側上部には刈取穀稈を後方の脱穀装置
8へ移送供給する穀稈移送装置38等を設けてい
る。
39は脱穀装置の穀稈移送装置、40は操縦レ
バーである。
動力伝動は、軸14の駆動によつてベルト15
を介して、入力軸1が回転され、流体静圧変速装
置13から軸16,ギヤ20,20,中央ギヤ2
5,サイドクラツチギヤ26,ギヤ23,及び2
4等を経てスプロケツト軸4を回転し、クローラ
2を駆動推進する。この連動においてシフター3
1操作でサイドクラツチギヤ26を外側へ移動す
れば、中央ギヤ25との間のクラツチが切れてデ
イスク30を噛合回転し、このデイスク30がデ
イスク29を押圧することによりブレーキケース
28との間に制動力を働かせて、サイドクラツチ
ギヤ26の回転を制動し、従つてこのギヤ26と
噛合連動するスプロケツト軸4を制動し、これら
左右のスプロケツト軸4のうち制動された側の軸
4及びクローラ2のみが制動されることとなる。
ブレーキデイスク29,30等が長期間使用中
に摩耗するなどにより交換を要するときは、ブレ
ーキケース28を外側方へ外して、内部のデイス
ク29,30等を取替える。
又、刈取装置の穀稈引起装置35,掻込装置3
6,移送装置38,及び刈取装置37等は、軸1
6のプーリ17からベルト連動される。
刈取装置で刈取れた穀稈は、移送装置38等に
よつて後上部へ移送されて、移送装置39へ受継
し、脱穀装置8で脱穀される。
連動ケース10は上部に移送装置38が位置
し、又前側には刈取装置が位置するため、ブレー
キ6の着脱操作の行い難い位置にあるが、上記の
ようにブレーキ6は側面視でクローラ2の上方位
置にあるため、中間軸5方向への着脱操作の邪魔
になり難く、又、それだけ左右のクローラ2を連
動ケース10の側方へ接近させることが容易であ
る。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の一実施例を示すもので、第1図
は一部断面せる正面図、第2図はその一部の拡大
分解正断面図である。第3図は側面図、第4図は
一部の正面図である。 図中、符号1は入力軸、2はクローラ、3はス
プロケツト、4は軸、5は中間軸、6はブレーキ
を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 入力軸1からクローラ2のスプロケツト3の軸
    4へ連動する中間軸5上にブレーキ6を設け、該
    ブレーキ6はブレーキデイスク29,30を内装
    したブレーキケース28から構成し、該ブレーキ
    ケース28を連動ケースの外側から嵌脱自在に取
    付けて設け、該ブレーキケース28が側面視にお
    いてクローラ2の回転外周上方に位置する構成と
    しているコンバイン等の走行連動装置。
JP11940884U 1984-07-31 1984-07-31 コンバイン等の走行連動装置 Granted JPS6133759U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11940884U JPS6133759U (ja) 1984-07-31 1984-07-31 コンバイン等の走行連動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11940884U JPS6133759U (ja) 1984-07-31 1984-07-31 コンバイン等の走行連動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6133759U JPS6133759U (ja) 1986-03-01
JPH0414292Y2 true JPH0414292Y2 (ja) 1992-03-31

Family

ID=30678283

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11940884U Granted JPS6133759U (ja) 1984-07-31 1984-07-31 コンバイン等の走行連動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6133759U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4820869U (ja) * 1971-07-14 1973-03-09
JPS5429276B2 (ja) * 1973-07-09 1979-09-21

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5429276U (ja) * 1977-07-29 1979-02-26

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4820869U (ja) * 1971-07-14 1973-03-09
JPS5429276B2 (ja) * 1973-07-09 1979-09-21

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6133759U (ja) 1986-03-01

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