JPS621867Y2 - - Google Patents

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JPS621867Y2
JPS621867Y2 JP2261280U JP2261280U JPS621867Y2 JP S621867 Y2 JPS621867 Y2 JP S621867Y2 JP 2261280 U JP2261280 U JP 2261280U JP 2261280 U JP2261280 U JP 2261280U JP S621867 Y2 JPS621867 Y2 JP S621867Y2
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JP
Japan
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mower
clutch
shaft
boss
belt
Prior art date
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JP2261280U
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JPS56125006U (ja
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  • Agricultural Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は前後輪間の機体フレーム腹部にモアー
を装着しした農用トラクタにおける作業機装着機
構に関する。
従来技術 従来前後輪間の機体フレーム腹部にモアーを装
着した農用トラクタにおいては、モアーのリフト
レバー軸の支持機構としてクラツチペダルボス、
ブレーキペダルボス等を支持する横軸(第1図に
示す横軸50)とは別の専用の操作軸を設けてい
たため、構造が複雑高価になるばかりでなく、ク
ラツチペダル、ブレーキペダル等を支持する横軸
に対しリフトレバー専用の操作軸を前方又は後方
に離さなければならないため、モアーのバランス
が取りにくい不具合があつた。
考案の目的 本考案はクラツチペダルボス、ブレーキペダル
ボス等を横軸を利用して、モアー等作業機のリフ
トレバー軸支持機構の簡素化を図り、加工コスト
を安価にすると共に、操作性の向上を図ることを
目的としている。更にモアーのバランスを良くす
ることも本考案の目的の一部である。
考案の構成 本考案は機体フレーム1の前後輪71,59間
にモアー27を装着するものにおいて、機体フレ
ーム1に横軸50を回動自在に装着し、該横軸5
0をモアー27のリフトレバー軸にすると共にク
ラツチペダルボス、ブレーキペダルボスの支軸に
兼用したことを特徴とする農用トラクタの作業機
装着機構である。
実施例 第1図は本考案を適用した農用トラクタの左側
面略図(矢印Fは前方)で、前後方向に延びる梯
子形機体フレーム1は前部(第1図左端部)に取
付ブラケツト2とフロントアクスルブラケツト3
を一体に備え、両ブラケツト2,3はフレーム1
の左右一対のサイドメンバをつなぐクロスメンバ
の役割を果し、両ブラケツト2,3上に複数個の
防振ゴム4を介してエンジン5が取り付けてあ
る。エンジン5はトラクタの進行方向(矢印F)
に対し直角かつ水平横向きの出力軸6を備え、出
力軸6に固着したプーリ7はVベルト8を介して
PTO伝動ケース9の入力プーリ10に接続して
いる。プーリ7,10の代わりにスプロケツト
を、又Vベルト8の代わりにチエーンを採用する
こともできる。11はVベルト8の前側(緩み
側)に配置したテンシヨンプーリで、図示されて
いないばね機構により緩み側Vベルト8を後方へ
押し、Vベルト8の張力を一定に保持している。
プーリ10はPTOクラツチ12の入力ハウジン
グ外周に設けてあり、同じくPTOクラツチ12
の入力ハウジング上に設けたプーリ10と並列の
プーリ13(第2図)はVベルト14を介して主
クラツチ15の入力ハウジング外周のプーリ16
に接続している。17はテンシヨンプーリであ
り、Vベルト14の下側部分(緩み側部分)を上
方へ押してVベルト14の張力を一定に保持して
いる。
PTO伝動ケース9は概ね箱形の部材で、上壁
18は取付ブラケツト2の下面に複数個のボルト
19により締着されている。ブラケツト2はボル
ト19を通すための例えば4個の孔を矩形の4個
の頂点に相当する位置に備え、ケース上壁18は
ボルト19の螺合する4個のねじ穴20を備え、
従つて上壁18の上面はブラケツト2に対する取
付面を形成している。ケース前壁21は上壁18
と直交する垂直な前面を備え、前壁21の前面が
ブラケツト2に対する取付面となるように、前壁
21の前面とクラツチ12の中心O1の間隔は、
上壁18の上面とクラツチ中心O1の間隔と等し
く、しかも第1図において4個のボルト19を外
してケース9をクラツチ中心O1を中心に時計方
向へ90゜回しブラケツト2に取り付けた時、クラ
ツチ中心O1の位置が変更することなく、4個の
ボルト19により前壁21をブラケツト2に締着
できるように、前壁21は上壁18のねじ穴20
と対応する位置に4個のねじ穴22を有する。従
つてケース9はPTO伝動軸23が第1図実線の
ように下方へ突出した姿勢と、2点鎖線23′の
ように前方へ突出した姿勢に付け変え自在であ
り、いずれの場合においてもプーリ10,13の
位置は不変である。
第1図のPTO伝動軸23は軸受24を介して
ケース9に回動自在に支持されており、下端に固
着した駆動プーリ25はVベルト26を介して後
述するモアー27(第3図)のプーリ28に接続
しており、Vベルト26は図示されていないテン
シヨンプーリにより張力が一定保持され、後述す
るリフトレバー29(第1、第3図)によりモア
ー27を非作動位置へ引き上げた時にもVベルト
26に無理な張力が作用しないように構成されて
いる。PTO伝動軸23の上端に固着したベベル
ギヤ30はクラツチ12の出力軸31に固着した
ベベルギヤ32(第2図)と常時噛み合う。第2
図においてクラツチ出力軸31は軸受34を介し
てケース9に回動自在に支持されており、左端の
軸受35上にクラツチ12のハウジング12aを
備え、軸受35の右側には摩擦デイスク36のボ
スが回動不能に固着され、又デイスク36の右側
にはレリーズプレート37、スラスト軸受38を
介してスライダ39が取り付けてある。レリーズ
プレート37に固着した加圧ピン40はデイスク
36の孔を貫通し、ピン40の頭部とデイスク3
6の間にピン40上で摺動のみ自在の摩擦デイス
ク41と、ハウジング12aに対し摺動のみ自在
の摩擦板42が交互に配置されており、摩擦デイ
スク36,41と摩擦板42は、摩擦デイスク3
6とレリーズプレート37の間に縮設したクラツ
チばね43の弾力により通常圧接してクラツチを
接続している。スライダ39は端面カム45とア
ーム46を備え、アーム46にロツド47(第1
図)を介して接続ししたPTOクラツチレバー4
8でスライダ39を回すことにより、スラスト軸
受38を介してレリーズプレート37を第2図の
左方へ押してクラツチを切ることができる。
第1図の50は横軸で、フレーム1に回動自在
に支持されており、左端部(第1図の手前側端
部)にはクラツチペダル51のボスが、又右端部
にはブレーキペダル52のボスがそれぞれ回動自
在に支持されており、クラツチペダル51のボス
と一体のアーム53はロツド54を介して主クラ
ツチ15に接続し、従つてクラツチペダル51を
踏み込むことにより主クラツチ15を切ることが
できる。又ブレーキペダル52のボスと一体のア
ーム55はターンバツクル付ロツド56を介して
変速機57のブレーキカムレバー58に接続し、
従つてブレーキペダル52を踏み込むことにより
後輪59を制動することができる。横軸50の右
端部にはブレーキペダル52のボスと隣接してリ
フトレバー29のボスが固着されており、横軸5
0の中間部分には第4図の如くリールピン60を
介してアーム61のボスが固着され、アーム61
の先端はピン62を介してリンク63に接続し、
リンク63の先端は自在継手64を介してモアー
27のケーシング65に接続している。ケーシン
グ65は上面の前後左右4箇所にブラケツト66
を備え、各ブラケツト66はピン67を介して平
行リンク68に接続し、各平行リンク68は第3
図のようにフレーム側ブラケツト69の対応する
ピン70に接続している。従つてリフトレバー2
9を29′の位置まで引くことによりモアー27
を27′の位置まで引き上げることができ、リフ
トレバー29等に係合するロツク機構(ガイド溝
等)によりモアー27を27′で示す非作動位置
に保持することができる。なお第1図において7
1は前輪、72はボンネツト、73はステアリン
グホイール、74はシート、75は第1〜第3速
又は後進切替用変速レバー、76は補助変速レバ
ーである。
モアー27を動作させるためには、リフトレバ
ー29を第3図実線の位置へ解放してモアー27
を地面上へ降ろし、PTOクラツチレバー48
(第1図)を操作してPTOクラツチ12を接続
し、トラクタを前進させる。そうするとエンジン
出力軸6の回転力はプーリ7、Vベルト8、クラ
ツチ12、クラツチ出力軸31、PTO伝動軸2
3、駆動プーリ25、Vベルト26、モアー側プ
ーリ28を経てモアー27へ供給され、モアー2
7が作動する。モアー27を格納するためには
PTOクラツチレバー48によりPTOクラツチ1
2を切り、リフトレバー29を第3図の29′の
位置に操作してモアー27を引き上げ、ロツク機
構によりリフトレバー29′の位置を保持する。
考案の効果 以上説明したように本考案においては機体フレ
ーム1の前後輪71,59間にモアー27を装着
するものにおいて、機体フレーム1に横軸50を
回動自在に装着し、該横軸50をモアー27のリ
フトレバー軸にすると共にクラツチペダルボス、
ブレーキペダルボスの支軸に兼用したので、リフ
トレバー29の専用の操作軸を設ける必要がなく
なり、構造が簡単安価になる。又モアー27が機
体の前後中間にあり、しかもペダル軸と兼用の横
軸50が機体フレーム1の前後略中間にあるた
め、モアー27のバランスが良くとれる利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用した農用トラクタの左側
面略図、第2図は第1図の−断面部分図、第
3図はモアー昇降機構部分を示す左側面図、第4
図は第3図の−断面略図である。 1……機体フレーム、5……エンジン、8……
Vベルト(連動機構)、9……PTO伝動ケース、
23……PTO伝動軸、27……モアー、29…
…リフトレバー、50……横軸、51……クラツ
チペダル、52……ブレーキペダル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機体フレーム1の前後輪71,59間にモアー
    27を装着するものにおいて、機体フレーム1に
    横軸50を回動自在に装着し、該横軸50をモア
    ー27のリフトレバー軸にすると共にクラツチペ
    ダルボス、ブレーキペダルボスの支軸に兼用した
    ことを特徴とする農用トラクタの作業機装着機
    構。
JP2261280U 1980-02-22 1980-02-22 Expired JPS621867Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2261280U JPS621867Y2 (ja) 1980-02-22 1980-02-22

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2261280U JPS621867Y2 (ja) 1980-02-22 1980-02-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56125006U JPS56125006U (ja) 1981-09-24
JPS621867Y2 true JPS621867Y2 (ja) 1987-01-17

Family

ID=29618732

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2261280U Expired JPS621867Y2 (ja) 1980-02-22 1980-02-22

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JP (1) JPS621867Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2525926Y2 (ja) * 1990-11-08 1997-02-12 株式会社クボタ 乗用型芝刈機におけるモーア伝動構造

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JPS56125006U (ja) 1981-09-24

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