JPH04142775A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH04142775A
JPH04142775A JP2267497A JP26749790A JPH04142775A JP H04142775 A JPH04142775 A JP H04142775A JP 2267497 A JP2267497 A JP 2267497A JP 26749790 A JP26749790 A JP 26749790A JP H04142775 A JPH04142775 A JP H04142775A
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泰男 山口
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    • H01L29/66Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/68Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor controllable by only the electric current supplied, or only the electric potential applied, to an electrode which does not carry the current to be rectified, amplified or switched
    • H01L29/76Unipolar devices, e.g. field effect transistors
    • H01L29/772Field effect transistors
    • H01L29/78Field effect transistors with field effect produced by an insulated gate
    • H01L29/786Thin film transistors, i.e. transistors with a channel being at least partly a thin film
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、絶縁基板上の半導体層に形成されたMOS 
(Metal  0xide  Sem1c。
nductor)型電界効果トランジスタ(以下rsO
I−MO3FETjと称す)を含む半導体装置に関し、
特に、いわゆる基板浮遊効果に起因するソース/ドレイ
ン間の耐圧の劣化の防止を図った半導体装置に関するも
のである。
[従来の技術] 以下、従来のSol−MOSFETについて、第9図お
よび第10図に基づいて説明する。これらの図を参照し
て、従来のSOI−MOSFETは、シリコン基板1上
に絶縁体層2が形成され、この絶縁体層2の上にシリコ
ン層3が形成されている。シリコン層3内には、低いp
型不純物濃度(たとえば1016〜1017/cm3)
を有するチャネル領域4が形成されている。また、この
チャネル領域4を左右両側から挟む位置のシリコン層3
には、ソース領域5とドレイン領域6が、高いn型不純
物濃度(たとえば、1019〜10”/cm”)で形成
されている。
チャネル領域4上には、ゲート誘電体薄膜7を介してト
ランスファゲート電極8が形成されている。シリコン層
3とトランスファゲート電極8は、層間絶縁膜9によっ
て覆われている。層間絶縁膜9にはコンタクトホール1
0か設けられ、そのコンタクトホール10内には導電配
線層11が形成されている。
以上のように構成されたSOI−MOSFETにおいて
、トランスファゲート電極8に正の電圧を印加するとき
、pからのチャネル領域4の上層部にn導電型のキャリ
ア(電子)が誘引される。
そのチャネル領域4の上層部は、ソース領域5およびド
レイン領域6と同じn導電型に反転させられる。したが
って、ソース領域5とドレイン領域6との間で電流が流
れることが可能となる。また、チャネル領域4の上層部
に誘引されるn型キャリアの濃度は、トランスファゲー
ト電極8に印加されるゲート電圧によって変化するので
、チャネル領域4を流れる電流量をゲート電圧によって
制御することができる。これがMOSFETの動作原理
である。
[発明が解決しようとする課題] シリコン層3がたとえば厚さ5000J程度と比較的厚
い場合、ゲート電圧を印加してsor−MOSFETを
動作状態にすると、チャネル領域4内でキャリアが高速
に加速される。チャネル領域4内で加速されたキャリア
は、ドレイン領域6の近傍で衝突電離によって電子と正
孔のペアを発生させる。このようにして発生した電子は
、n0型のドレイン領域6に流れ込むが、正孔はチャネ
ル領域4内に残留して蓄積される。その結果、チャネル
領域4の電位が上昇し、チャネル電流を増加させるため
、ドレイン電圧とドレイン電流の関係を表わす曲線上に
好ましくない、いわゆるキンク効果を生じさせる。この
キンク効果は、たとえばrlEEE  Electro
n  DeviceLetter  Vol、9.No
、2.pp。
97−99.1988Jにおいて述べられている。
このキング効果は、第11A図ないし第11C図に示さ
れたエネルギバンド図を用いて次のように説明される。
チャネル領域と、その左右両側のソース/ドレイン領域
は、npn接合を形成するが、各領域を接合する前にお
いては、そのエネルギバンドは第11A図のようになっ
ている。すなわち、n型であるソース領域とドレイン領
域は、そのフェルミ準位E2Nが、p型であるチャネル
領域のフェルミ準位EFPに比べて高くなっている。こ
れらの各領域を接合すると、それらのエネルギバンドは
、第11B図に示すように、フェルミ準位が等しくなっ
たところで平衡状態どなり、p型のチャネル領域よりも
n型のソース/ドレイン領域のポテンシャルが高くなる
。この状態において、ソース領域を接地し、ドレイン領
域に+4(V)の電位を印加した場合、キンク効果によ
ってチャネル領域の上層に正孔が蓄積し、その結果チャ
ネル領域のポテンシャルが上昇して、エネルギバンドは
第11C図に示すようになる。したがって、ソース領域
からドレイン領域へ、電子が矢印Bで示す方向に流れや
すくなって、ソース/ドレイン領域間の耐圧が劣化する
一方、シリコン層3の厚さが、たとえば500人〜15
00A程度と非常に薄い場合、上述したキング効果を生
じるような比較的厚いシリコン層3を有する通常のSO
I−MOSFETに比べて、次のような優れた特性を有
している。たとえば、シリコン層3が薄い場合のチャネ
ル領域4は、トランスファゲート電極8に電圧を印加す
ることによってその全体が空乏化され、また電位もゲー
ト電極によって制御される。そのため、チャネル領域4
を流れる電流がトランスファゲート電極8によって制御
できなくなるパンチスルー現象や、トランスファゲート
電極の長さが短い場合にしきい値電圧が異常に低くなる
ショートチャネル効果が低減される。
しかしながら、チャネル領域4の全体か完全に空乏化さ
れると、チャネル領域4内のポテンシャルが通常のMO
SFETの場合より高くなる。したかって、ソース領域
5とチャネル領域4の間の電気的障壁が低くなるうえに
、上述した衝突電離によって生じた正孔がチャネル領域
4内に一時的に蓄積されると、チャネル領域4内のポテ
ンシャルかさらに上昇して、ソース領域5からチャネル
領域4内に電子が急激に注入される。すなわち、薄膜の
SOI−MOSFETにおいては、ソース/ドルイン領
域間の耐圧が低くなりやすいという問題がある。
なお、シリコン層3が比較的厚い場合のキング効果によ
るMOSFETのV。−I、特性の劣化は、第12図の
グラフの矢印Aで指し示す円内の歪みとなって現れる。
また、シリコン層3が比較的薄い場合のソース/ドレイ
ン領域間の耐圧の低下は、第13図のグラフに示すよう
に、ドレイン電圧V。が所定の値を越えると、急激にド
レイン電流I。が上昇するという現象となって現れる。
[課題を解決するための手段] 本発明の第1の発明による半導体装置は、絶縁基板上に
形成された半導体層と、この半導体層上の活性領域にゲ
ート誘電体薄膜を介して形成されたトランスファゲート
電極と、半導体層上の分離領域と、分離用ゲート誘電体
薄膜を介して形成された分離用ゲート電極とを備えてい
る。トランスファゲート電極および分離用ゲート電極の
各々の下方の半導体層には、第1導電型のチャネル領域
が形成されている。またトランスファゲート電極下のチ
ャネル領域を左右両側から挟む位置における半導体層に
は、第2導電型のソース/ドレイン領域が形成されてい
る。さらに、分離用ゲート誘電体薄膜内には、分離用ゲ
ート電極と、この分離用ゲート電極下のチャネル領域と
を電気的に接続するための分離用コンタクトホールを設
けている。
本発明の第2の発明による半導体層は、絶縁基板上に形
成された半導体層と、この半導体層上にゲート誘電体薄
膜を介して形成されたトランスファゲート電極と、半導
体層上に分離用誘電体薄膜を介して形成された分離用ゲ
ート電極とを備えている。トランスファゲート電極およ
び分離用ゲート電極の各々の下方の半導体層には、第1
導電型のチャネル領域が形成されている。分離用ゲート
電極下のチャネル領域に隣接した、分離用ゲート電極下
の半導体層には、第1導電型のボディ領域か形成されて
いる。このボディ領域上には、絶縁膜を介してボディ用
配線層が形成され、ボディ領域とボディ用配線層とは、
それらの間の絶縁膜中に形成されたボディコンタクトに
よって電気的に接続されている。
[作用コ 上記第1の発明の構成によれば、分離用ゲート電極下の
チャネル領域が、発生した正孔などの余剰キャリアの通
路になる。このチャネル領域を通過した余剰キャリアは
、ボディコンタクト部から速やかに外部へ引き抜かれる
。したがって、余剰キャリアがチャネル領域の上層部に
蓄積されることがなくなり、基板浮遊効果に起因するソ
ース/ドレイン領域間の耐圧の低下あるいはキンク効果
の発生を抑制することができる。
上記第2の発明の構成によれば、分離用ゲート電極下の
チャネル領域を通過した余剰キャリアは、ボディ領域に
導かれるボディ領域に導かれた余剰キャリアは、ボディ
コンタクトを通ってボディ用配線層に引き抜かれる。し
たがって、この発明によっても、トランスファゲート電
極下のチャネル領域に余剰キャリアが蓄積することがな
くなり、基板浮遊効果に起因するトランジスタ特性の劣
化を防止することができる。
[実施例コ 以下、本発明の第1の実施例を、第1図ないし′7s3
図に基づいて説明する。本実施例のSOI−MOSFE
Tは、第1図ないし第3図を参照して、シリコン基板1
上に絶縁体層2が形成されており、絶縁体層2上に半導
体層としてのシリコン層3が形成されている。このシリ
コン層3の厚さは、約500人という非常に薄いものか
ら、約5000Aという厚いものまで必要に応じて選ぶ
ことができる。シリコン層3内において、低いp型不純
物濃度(たとえば、1016〜10”7cm3)を有す
るチャネル領域4が形成されている。このチャネル領域
4を左右両側から挟む位置のシリコン層3内には、高い
n型不純物濃度(たとえば1019〜10”7cm3)
を有するソース領域5とドレイン領域6が形成されてい
る。チャネル領域4上には、ゲート誘電体薄膜7を介し
てトランスファゲート電極8が形成されている。このト
ランスファゲート電極8は、たとえばリンなどの不純物
をドープした多結晶シリコンからなっている。
以上の構成は、上述した従来例と同様であり、本実施例
は以下の点で上記従来例と異なる。まず本実施例におけ
るSOI−MOSFETは、トランジスタ間の分離をい
わゆるトランジスタ分離を用いて行なっている。本実施
例における分離領域の構造は、シリコン層3上の分離領
域において、分離用ゲート誘電体薄膜17を介して、分
離用ゲート電極18が設けられている。この分離用ゲー
ト電極18には、その下方のシリコン層3に形成された
チャネル領域14の表面がn型に反転して電流が流れる
ことがないように、負のバイアス電圧が印加されており
、それによって活性領域のSOr−MOSFET間の絶
縁分離が確保されている。また、分離用ゲート電極18
を主たる構成要素とする分離用SOI−MO3FETと
、トランスファゲート電極8.ソース領域5およびドレ
イン領域6を主たる構成要素とする駆動用のSOI−M
OSFETとを電気的に絶縁するために、分離用ゲート
電極18を覆って分離用絶縁膜12が形成されている。
分離用ゲート誘電体薄膜17の一部には、分離用コンタ
クトホール13が貫通して設けられており、この分離用
コンタクトホール13を介して、分離用ゲート電極18
はその下方のチャネル領域18と電気的に接続されてい
る。
また、ソース領域5.ドレイン領域6.トランスファゲ
ート電極8および分離用ゲート電極18は、それらの表
面を覆う眉間絶縁膜9の所定位置に形成されたコンタク
トホール15において導電配線層11とされており、導
電配線層11はさらに外部回路と接続されている。
次に、本実施例の動作について説明する。チャネル領域
4とドレイン領域6の境界の高電界領域で、衝突電離に
より発生した余剰キャリアは、ゲート電極5下のチャネ
ル領域4を通過して、分離用ゲート電極18の下方のチ
ャネル領域14に流れ込む。本実施例の場合は、nチャ
ネルMO3FETであるため、余剰キャリアは正孔であ
る。
チャネル領域14に流れ込んだ余剰キャリアは、さらに
分離用コンタクトホール13から分離用ゲート電極18
中に引き抜かれて、個々からさらに外部回路に導かれる
。したがって、チャネル領域4に余剰キャリアである正
孔が蓄積することがなくなる。その結果、チャネル領域
4の電位の上昇も抑えられ、いわゆる基板浮遊効果が低
減される。
したがって、SOI−MOSFETのSOI膜厚、すな
わちシリコン層3の厚さが5000人程度0比較的厚い
場合には、V、−1,特性に歪みが生ずるキング効果が
防止される。またSOI膜厚が500A−1500人程
度0比較的薄い場合には、ソース/ドレイン領域間の耐
圧の低下が抑えられるという効果がある。このように本
実施例によれば、シリコン層3が比較的厚い場合および
薄い場合のいずれにおいても、優れたV。−■。特性が
得られ、デバイスの特性および信頼性を大幅に向上させ
ることができる。
なお、本実施例では、nチャネルMO3FETについて
述べたが、pチャネルMO8FETにおいても、チャネ
ル領域4,14やソース領域5゜ドレイン領域6の導電
型が逆になるだけであって、同様の効果が得られること
はいうまでもない。また本実施例では、半導体層として
シリコン層3を用いたが、ガリウム砒素(GaS)など
の他の半導体材料を用いた場合にも同様の効果を得るこ
とができる。
本実施例におけるSOI−MOSFETのVI)−ID
特性のグラフを第4図に示す。
次に、本発明の第2の実施例を、第5図ないし第8図に
基づいて説明する。なお、本実施例は、以下の点を除い
て上記第1の実施例と同様であるので、同一の構成要素
については同一の番号を付してその説明を省略する。
本実施例が上記第1の実施例と異なるのは、分離用ゲー
ト電極18の下方の所定の領域のシリコン層3に、チャ
ネル領域4.14と同しp型の不純物を1018〜10
2°/cm3程度の濃度で注入することによって、ボデ
ィ領域16が形成され、さらにこのボディ領域16がボ
ディコンタクト19を介してボディ用配線層20と接続
されている点である。このボディ領域16は、チャネル
領域4の表面に反転層が形成されることによる、ソース
領域5とドレイン領域6間のリーク電流の発生を防止し
て特性の安定化を図るために、チャネル領域4の下部を
設置電位などの所定の電位に固定するためのものである
次に、本実施例の動作について説明する。チャネル領域
4とドレイン領域6の境界の高電界部において衝突電離
により発生した余剰キャリア(本実施例においては正孔
)は、トランスファゲート電極8の下方のチャネル領域
4を通って分離用ゲート電極18の下方のチャネル領域
14に流れ込む。チャネル領域14を通過した余剰キャ
リアは、ボディ領域16に導かれ、さらにボディコンタ
クト19からボディ用配線層20に導かれて外部へ引き
抜かれる。
本実施例によれば、以上のように動作するため、上述し
た第1の実施例と同様に、トランスファゲート電極8の
下方のチャネル領域4に余剰キャリアとしての正孔が蓄
積することがなくなり、電位の上昇が抑えられていわゆ
る基板浮遊効果か低減される。したがって、本実施例に
よっても、SOI−MOSFETのシリコン層3の膜厚
が比較的厚いときに見られるキング効果や、SOI膜厚
が比較的薄いときに見られるソース/ドレイン領域間の
耐圧の低下が抑制され、第4図のグラフに示すような優
れたVD−ID特性を得ることができる。
本実施例に関連する技術として、フィールド絶縁膜によ
る素子分離方式を適用したSOI−MOSFETにおい
て、ソース/ドレイン領域の周辺に沿って延在する、チ
ャネル領域と同じ導電型の領域を形成し、さらにこれら
の領域と外部の配線層とを接続するボディコンタクト領
域を形成したものか、特開昭62−109355号公報
に開示されている。しかしながら、同公報に記載された
ものは、トランジスタ分離を適用したものではないため
に、チャネル領域とボディコンタクトを電気的に接続す
るための領域を、ソース/ドレイン領域の周辺に沿って
別途形成する必要がある。そのために、素子分離領域と
して必要な面積以上の面積を確保する必要が生じ、高集
積化に不都合であるばかりでなく、製造工程も複雑にな
る。それに対し本実施例においては、トランジスタ分離
を適用していることを積極的に利用して、上記公報に開
示された技術の問題点を解消している。すなわち、ボデ
ィコンタクト16とチャネル領域4とを電気的に接続す
る領域として、分離用ゲート電極18の下方のチャネル
領域14を用い、このチャネル領域14は、第7図に示
すように、第6図のY2−Y2断面においてはチャネル
領域4と接続している。したがって、トランジスタ分離
のフィールドシールド領域以外に改めてボディコンタク
ト19とチャネル領域4を電気的に接続するための領域
を形成する必要がない。その結果、ボディコンタクトの
ために必要な面積か増大して高集積化に悪影響を及ぼす
こともない。また、フィールドシールド領域はSOI−
MOSFETを形成したデバイス全体に広がっており、
その下方のチャネル領域14も同様にデバイス全体に連
続して広がっている。よって、ボディ領域16およびボ
ディコンタクト19は、連続したフィールドシールド領
域の所定箇所に少なくとも1か新設ければよい。
なお、本実施例においても、上記第1の実施例と同様に
、p型チャネルMO3FETであっても、またシリコン
層3の代わりにGaSなどの他の半導体を用いた場合に
も、同様の効果を得ることができることはいうまでもな
い。
[発明の効果] 以上述べたように本発明によれば、SOI−MOSFE
Tにおいて、分離用ゲート電極と、その下方のチャネル
領域とを電気的に接続することにより、あるいは、分離
用ゲート電極下のチャネル領域に接して設けたボディ領
域を、ボディコンタクトを介してボディ用配線層を接続
することにより、トランスファゲート電極間のチャネル
領域で発生した余剰キャリアが、蓄積されることなく外
部へ引き抜かれる。したがって、チャネル領域の電位の
上昇が抑えられ、基板浮遊効果に起因するキンク効果の
発生や、ソース/ドレイン領域間の耐圧の劣化が防止さ
れる。その結果、優れた■。
−ID特性を有するSOI−MOSFETを売ることが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の第1の実施例におけるSOI−MO
SFETの断面図である。 第2図は、同実施例のSo I−MOSFETの平面図
であり、第1図はそのX、−X、断面に相当する。 第3図は、第2図におけるY、−Y、断面を示す断面図
である。 第4図は、当実施例のSol−MOSFETのV、−I
D特性のグラフを示す図である。 第5図は、本発明の第2の実施例における801MO3
FETの断面図である。 第6図は、当実施例のSOI−MOSFETの平面図で
あり、上記第5図はそのX2−X2断面図に相当する。 第7図は、第6図のY2−Y2断面を示す断面図である
。 第8図は、第6図の22−22断面を示す断面図である
。 第9図は、従来のSOI  MOSFETの断面図であ
る。 第10図は、同従来のSOI−MOSFETの平面図で
あり、上記第9図はそのX3−X3断面図に相当する。 第11A図、第11B図および第11C図は、SOI−
MOSFETのキンク効果を、トランスファゲート電極
下のSOI層のnpn接合のエネルギバンド図を用いて
説明するための図である。 第12図は、SOI層が比較的厚い場合に発生するキン
グ効果に起因するMOSFETの特性劣化を、V、−I
D特性のグラフによって示す図である。 第13図は、801層か比較的薄い場合に発生するソー
ス/ドレイン領域間の耐圧低下に起因するMOSFET
の特性劣化を、vl)−ID特性のグラフによって示す
図である。 図において、1はシリコン基板、2は絶縁体層、3はシ
リコン層、4はチャネル領域、5はソース領域、6はド
レイン領域、7はゲート誘電体薄膜、8はトランスファ
ゲート電極、12は絶縁膜、13はコンタクトホール、
14はチャネル領域、16はボディ領域、17は分離用
ゲート誘電体薄膜、18は分離用ゲート電極、19はボ
ディコンタクト、20はボディ用配線層である。 なお、図中、同一符号で示す部分は、同一または相当の
要素を示す。 特許出願人  三菱電機株式会社     、−え。 代理人 弁理士 深見久部−゛二、” ッL″′ (ほか2名) L3図 も4図 ドレイン電圧 V。 (V) ジ5圀 」 憲7図 爲8図 彬9図 第 0図 馬 1A図 EFN  −−−− EFN−− EFF−−−−−− (ドレブ槽j℃′) 島 2図 1−’LCIQjト V。 TV) 乱 3図 ドしイン中5子 V。 (V)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)絶縁体基板上に形成された半導体層と、この半導
    体層上の活性領域にゲート誘電体薄膜を介して形成され
    たトランスファゲート電極と、前記半導体層上の分離領
    域に、分離用ゲート誘電体薄膜を介して形成された分離
    用ゲート電極と、前記トランスファゲート電極および前
    記分離用ゲート電極の各々の下方の前記半導体層に形成
    された、第1導電型のチャネル領域と、 前記トランスファゲート電極下の前記チャネル領域を左
    右両側から挟む位置において、前記半導体層に形成され
    た第2導電型のソース/ドレイン領域と を備え、 前記分離用ゲート誘電体薄膜内には、前記分離用ゲート
    電極と、この分離用ゲート電極下の前記チャネル領域と
    を電気的に接続するための分離用コンタクトホールを設
    けたこと を特徴とする半導体装置。
  2. (2)絶縁基板上に形成された半導体層と、この半導体
    層上にゲート誘電体薄膜を介して形成されたトランスフ
    ァゲート電極と、 前記半導体層上に分離用誘電体薄膜を介して形成された
    分離用ゲート電極と、 前記トランスファゲート電極および前記分離用ゲート電
    極の各々の下方の前記半導体層に形成された第1導電型
    のチャネル領域と、 前記分離用ゲート電極下の前記チャネル領域に隣接して
    、前記分離用ゲート電極下の前記半導体層に形成された
    第1導電型のボディ領域と、を備え、 前記ボディ領域上には、絶縁膜を介してボディ用配線層
    が形成され、 前記ボディ領域と前記ボディ用配線層とは、それらの間
    の絶縁膜中に形成されたボディコンタクトによって電気
    的に接続されていること を特徴とする半導体装置。
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