JPH04142675A - 地図表示処理方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は地図表示処理方式に関する。

〔従来の技術〕

従来の地図表示処理方式は、地図データがランダムに格
納されたデータベースの全データをアクセスし、表示時
の地図データの大きさを考慮せずに表示している。

第３図はこのような従来の表示状態である。

３１は表示時のデータサイズを考慮せずデータベースか
ら全データ表示した表示状態、３２は３１の表示で表示
すイズが小さいため読み取ることができない文字のデー
タの拡大図である。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来の地図表示処理方式では、例えば第３図の
「××××株式会社」のような非常に小さなデータ（肉
眼で識別不可能なデータ）も表示していた。このため全
体の地図表示速度が遅いという欠点がある。

また、上記理由により画面上に非常に小さいデータが散
乱した場合に画面上での地図の把握に支障をきたすとい
う欠点もある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の地図表示処理方式は、入力の制御を行う入力制
御部と、入力制御部からの情報により階層化データベー
スの解析を行う階層化データベース解析制御部と、解析
制御部からの解析結果を出力装置に出力する制御を行う
出力制御部とを有している。

〔実施例〕

次に、本発明について図面を参照して説明する。

第１図は本発明の全体構成図である。

第１図において、１１は表示倍率により効率的な表示を
行うために表示時のデータの大きさで階層化した階層化
データベース、１２は既に表示されている地図情報に対
し拡大／縮小等の入力を行い表示倍率の変更を行う入力
装置、１３は第４図の４１〜４６の指定を行い表示倍率
を設定するための倍率環境設定ファイル、１４は入力装
置１２と倍率環境設定ファイル１３からの入力情報を制
御する入力制御部である。

また、１５は入力制御部１４からの情報により表示倍率
を算出し、階層化データベース１１の解析を行う階層化
データベース解析制御部、１６は階層化データベース解
析制御部１５からの解析結果を出力袋Ｎ１７に出力する
ための制御を行う出力制御部、１７は出力制御部１６か
らの出力情報を表示する出力装置である。

第２図は階層化データベース１１の構造を示した図であ
る。

２１は表示倍率の管理及びデータブロックのレコードレ
イアウトであり、表示倍率管理レコードと、倍率により
階層化された地図データを有している。２２は表示倍率
管理レコードのフィールドの説明であり、表示倍率の階
層数、各階層の表示倍率、全データレコードの先頭のフ
ァイルポインタ、倍率階層１から倍率階層Ｎまでのデー
タのバイト数を有している。倍率階層１が最も倍率が低
く、倍率階層Ｎまで倍率は昇順となっている（倍率：倍
率階層１〈倍率階層２〈倍率階層Ｎ）。

第４図は地図データを表示する地図ウィンドウの座標系
及び４１〜４６により表示される表示状態の説明図であ
る。

４１は地図ベースエリアと呼び、表示対象とな全ての地
図データを包含する領域、４２は地図ウィンドウと呼び
、実際に表示する場合の表示可能な領域である。４３は
論理画面と呼び、地図ウィンドウ４２内の地図データを
展開することのできる領域であり、この画面上１ドツト
がデイスプレィ１画面上のドツトに対応する。

４４は地図ビューボートと呼び、論理画面内の地図表示
領域であり、地図ウィンドウ４２内の地図データが展開
される領域、４５は地図スコープと呼び、実際にデイス
プレィ上に表示する領域、４６は地図表示エリアと呼び
、地図スコープ４５をデイスプレィ上のどこに表示する
かを指定する領域である。

第５図は倍率環境設定ファイルの構造を示した図である
。

５１は倍率環境設定ファイルのレコードを示しており、
地図ベースエリアの左下右上ＸＹＹ標値地図ウィンドウ
の左下右上ＸＹ座標値、論理画面のＸＹサイズ、地図ビ
ューボートの左下右上ＸＹ座標値、地図スコープの左下
右上ＸＹ座標値、地図表示エリアの左下右上ＸＹ座座標
値２示示率の基準となる地図ウィンドウの左下右上ＸＹ
Ｙ標値。

表示倍率の基準となる地図ビューボートの左下右上ＸＹ
Ｙ標値から構成される。

ここで本発明の一動作例を第６図を用いて説明する。

まず入力制御部１４は倍率環境設定ファイル１３から全
レコードを読み込み、読み込んだ情報を階層化データベ
ース解析制御部１５へ渡す。階層化データベース解析制
御部１５は、渡された情報により表示倍率を算出する。

解析された表示倍率（１／１００）により階層化データ
ベース１１の表示倍率管理レコードの各階層の表示倍率
を検索し、表示倍率１／１００以下で表示する階層のデ
ータを読み込み、読み込んだデータを出力制御部１６へ
渡す。出力制御部１６はそのデータを出力装置１７に表
示する。この状態が■表示倍率１／１００の表示状態で
ある。

次に入力装置１２により、図の拡大領域ａを入力する。

入力情報は入力制御部１４より取り込まれ階層化データ
ベース解析制御部１５へ渡される。階層化データベース
解析制御部１５は入力情報により表示倍率を算出し、算
出された倍率（１）により階層化データベース１１の表
示倍率管理レコードの各階層の表示倍率を検索し、表示
倍率１以下で表示する階層のデータを読み込み、読み込
んだデータを出力制御部１６へ渡す。出力制御部１６は
そのデータを出力装置１７に表示する。この状態が■表
示倍率１の表示状態である。

■表示倍率１／１００の表示状態で表示されていなかっ
た地図データ（ｘｘｘ１丁目１丁目１メ道××××会社
、■■の道路）が表示されている。これらの地図データ
は表示倍率１／１００上に表示した場合に表示すイズが
小さいため、地図データとして識別できないデータであ
り、表示倍率１／１００で表示する倍率階層には含まれ
ていないデータである。

■表示倍率１／１００の表示状態から■表示倍率１の表
示状態までの処理と同様の処理により、■表示倍率１の
表示状態から■表示倍率１０の表示状態にする。■表示
倍率１／１００の表示状態から■表示倍率１の表示状態
を表示した場合同様、■表示倍率１の表示状態から■表
示倍率１０の表示状態を表示すると、■表示倍率１の表
示状態では表示されていなかった地図データ（○○商店
街。

日、××商店等）が表示させる。

このようにして、表示倍率に対応した階層化データベー
ス１１からの地図表示には現在の表示倍率で表示した場
合に小さいため地図データとして識別できないデータは
表示せず、この際、表示しないデータに対してはファイ
ルアクセスしないため必要な範囲の指定倍率での表示を
行うことができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は表示倍率に対応した階層化
データベースから現在の表示倍率で表示した場合の有効
データだけを表示することにより、ファイルアクセスの
回数が削減できるため効率的な表示ができる効果がある
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の全体構成図、第２図は階層化データベ
ースの構造図、第３図は従来の表示状態図、第４図は地
図ウィンドウの座標系及び表示状態の説明図、第５図は
倍率環境設定ファイルの構造図、第６図は表示倍率に対
応した階層化データベースを有する表示方式の実行例を
示す図である。 １１・・・階層化データベース、１２・・・入力装置、
１３・・・倍率環境設定ファイル、１４・・・入力制御
部、１５・・・階層化データベース解析制御部、１６・
・・出力制御部、１７・・・出力装置。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 入力の制御を行う入力制御部と、 入力制御部からの情報により階層化データベースの解析
   を行う階層化データベース解析制御部と、階層化データ
   ベース解析制御部からの解析結果の出力を行う出力制御
   部とを有し、表示倍率に対応した階層化データベースを
   有する地図表示処理方式。