JPH04137975A - 逆直交変換方法および逆直交変換回路 - Google Patents

逆直交変換方法および逆直交変換回路

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JPH04137975A
JPH04137975A JP2259484A JP25948490A JPH04137975A JP H04137975 A JPH04137975 A JP H04137975A JP 2259484 A JP2259484 A JP 2259484A JP 25948490 A JP25948490 A JP 25948490A JP H04137975 A JPH04137975 A JP H04137975A
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昌弘 福田
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嗣男 野田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔目 次〕 概要 産業上の利用分野 従来の技術(第10図〜第16図) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(第1図) 作用 実施例(第2図〜第9図) 発明の効果 〔概 要] 例えば中間階調画像やカラー画像などの多値画像の圧縮
に用いられる適応2次元離散コサイン変換符号化方弐に
よる符号に基づいて、画像データを復元する画像データ
復元装置に用いられる逆直交変換方法および逆直交変換
回路に関し、小型の回路で高速処理を可能とすることを
目的とし、 N×N画素からなるブロックごとに画像データを2次元
直交変換した結果を量子化した後に符号化して得られた
入力符号を復号し、逆量子化し、2次元逆直交変換して
、画像データを復元する復元装置の逆直交変換方法にお
いて、画像データのブロックの2次元直交変換結果であ
るN行N列の係数行列の各列をそれぞれ所定の数の成分
を含む部分列に分割し、部分列の中から、零以外の値を
有する有効係数を含む部分列を抽出し、抽出された部分
列の各成分に対して、1次元直交変換に相当する演算を
行い、抽出された部分列に対応する演算結果を1次元逆
変換結果の対応する列の成分として出力し、この1次元
逆変換結果に対して、2次元目の直交変換を行って画像
データを得る方法である。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、例えば中間階調画像やカラー画像などの多値
画像の圧縮に用いられる適応2次元離散コサイン変換符
号化方式による符号に基づいて、画像データを復元する
画像復元装置の逆直交変換方法および逆直交変換回路に
関するものである。
中間階調画像やカラー画像などの多値画像を表す画像デ
ータをその特徴を損なうことなく圧縮する符号化方式と
して、直交変換を利用した適応離散コサイン変換符号化
方式(^daptive DiscreteCosin
e Transfor+n、以下ADCT方式と称する
)が広く用いられている。
このADCT方式を用いた画像圧縮装置においては、多
値画像を例えば8画素×8画素のブロックに分割し、こ
れらのブロックのそれぞれと所定の変換定数からなる行
列との乗算を行い、この直交変換結果を符号化している
。従って、この符号から元の画像を復元するためには、
この符号を復号して得られる直交変換結果を別の変換定
数からなる行列を用いて再び直交変換を行うことにより
、逆変換する必要がある。
〔従来の技術〕
第11図に、ADCT方式を適用した画像圧縮装置の構
成を示す。また、第12図に、多値画像を分割して得ら
れるブロックの例を示す。
DCT変換部711は、入力されるブロックと上述した
変換定数の行列との乗算を行うことにより、2次元離散
コサイン変換(以下、DCTと称する)処理を行う。こ
れにより、各ブロックの画像の空間周波数分布を表すD
CT係数りとして、第13図に示すような8行8列の行
列が生成される。
このDCT係数りの各成分は、線型量子化部721にお
いて、各空間周波数成分に対する視覚の感度に基づいて
求められた量子化閾値QTHを用いて量子化され、量子
化係数I)ouが算出される。この量子化閾値Q T 
Hは、実験結果に基づいて決められた量子化マトリクス
■、Hに所定の係数を乗じたものである。
−gに、低い空間周波数に対する視覚の感度は高く、高
い空間周波数に対する視覚の感度は低いので、第14図
に示すように、低い空間周波数に対応する量子化マトリ
クスVtHの成分の絶対値は小さく、逆に、高く空間周
波数に対応する成分の絶対値は大きい。このため、量子
化係数I)ouは、第15図に示すように、DC成分を
示す行列の左上隅の成分と低い空間周波数成分を示す極
く少数のAC成分のみが、数値rO」以外の値を有する
有効係数となり、大部分のAC成分は値がrQJである
無効係数となる場合が多い。
この量子化係数D0の各成分は、第16図に示すような
ジグザグスキャンと呼ばれる走査順序に従って1次元デ
ータに変換され、符号化部731に人力される。この符
号化部731によって、各有効係数の値とその有効係数
の前の有効係数との間にある無効係数の数との組を符号
化することにより、1ブロツクに対応する量子化係数I
)ouが圧縮符号化される。
上述した動作を1画面を構成する各ブロックについて繰
り返すことにより、1画面の画像データの符号化処理が
行われ、この符号化データがディスク装置などに蓄積さ
れ、あるいは伝送路などを介して伝送される。
このような符号化データは、第17図に示す復元装置に
よって、画像データに復元される。
復元装置の復号部811は、入力される符号化データを
復号して量子化係数D0を復元し、逆量子化部821は
、この量子化係数DQL+の各成分に量子化閾値Q t
 oの対応する成分を乗することにより、DCT係数り
を復元する。また、逆DCT変換部831は、各ブロッ
クに対応するDCT係数りに対して、2次元逆DCT変
換処理を行うことにより、各ブロックの画像データを復
元する。
ここで、逆DCT変換処理は、上述したDCT係数りと
所定の変換定数からなる行列A(以下、変換定数Aと称
する)との乗算により1次元逆DCT変換結果を求め、
この変換結果の行と列とを入れ換えた転置行列と上述し
た変換定数Aとを乗算し、この乗算結果を再び転置する
処理である。
上述した1次元逆DCT変換結果の第i列Yは、上述し
た変換定数AとDCT係数りの第i列Xとを用いて式(
1)で表される。また、1次元逆DCT変換結果の第i
列Yの各成分は、式(2)〜式(9)で表される。
Y=A −X Y+  =  (AzXX +A、、XX。
+A、7XX。
Yz  −(Az+xX + A z a xχ4 十A2.XX。
Y :l  =  (A :l I X X ++ A
 x a X X a + A :r 7 X X t Y4  =  (A41XXI +A44XX4 +A 47X X7 Ys  =  (As+X X+ ” A s s X X a +AS?XXT Y6  =  (A61XX +A6.XX4 + A b 7 X X 7 +A、□×X2 十A、5XX。
+ A IeX Xe +A22XXZ + A zs X X s ±AzsXXe +A3□×X2 十A y s X X s +A ff5X Xs +A4□×X2 + A a s X X s + A 4 s X X Il + A s z X X 2 十A ss X X s +As5XXa + A b 2 X X z + A 6 S X X S +A6IIxX8 +A、、XX2 + A+bXχ6 )     ・・・ (2) + A 23 X X 2 + A z b X X b )     ・・・ (3) +A33Xχ2 十A 3b X X b )    ・・・ (4) +A、3xX2 +A、、Xχ6 )     ・・・ (5) +AS3×X2 +A9.XX6 )     ・・・ (6) +A6:l×χ2 + A b b X X b )      ・・・  (力 Y 7  =  (A?1 X X +  + A41
XXI  +At:+XXz+A?4X Xa +At
5X Xs +A?、X Xb+A??X Xq  +
A71X Xs  )     ・・・ (8)Ye 
 =  (A11xxl  +AezXXz  +Aa
3XXz+Al4X Xa  +As5X XS  +
Aa&X Xi+A*tX X?  +A11IX X
s  )     ・・・(9)従来は、これらの式(
2)〜式(9)のそれぞれに対応する演算を行う8組の
演算回路を備えて、復元装置の逆DCT変換部831を
ハードウェア化し、これらの演算回路を並行動作させる
ことにより、1次元DCT変換処理の高速化を図ってい
た。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上述したように、8組の演算回路を備えて逆
DCT変換部831を構成すれば、高速処理が可能であ
るが、逆DCT変換部831の回路規模が大きくなり、
復元装置が大型化してしまうという問題点があった。
一方、単に、乗算器および加算器の数を削減したのでは
、1次元逆DCT変換処理に要する時間が長くなり、復
元処理に要する時間を短縮したいという要望に応えるこ
とができない。
本発明は、このような点にかんがみて創作されたもので
あり、小型の回路で、高速処理を可能とする直交変換装
置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するだめの手段〕
第1図は、本発明の原理ブロック図である。
第1図(A)において、請求項1の発明は、N×N画素
からなるブロックごとに画像データを2次元直交変換し
た結果を量子化した後に符号化して得られた入力符号を
復号し、逆量子化し、2次元逆直交変換して、画像デー
タを復元する復元装置の逆直交変換方法において、画像
データのブロックの2次元直交変換結果であるN行N列
の係数行列の各列をそれぞれ所定の数の成分を含む部分
列に分割し、これらの部分列の中から、零以外の値を有
する有効係数を含む部分列を抽出し、抽出された部分列
の各成分に対して、1次元直交変換に相当する演算を行
い、抽出された部分列に対応する演算結果を1次元の逆
変換結果の対応する列の成分として出力し、この1次元
の逆変換結果に対して、2次元目の直交変換を行って画
像データを得る。
第1図(A)において、請求項2の発明は、請求項1記
載の逆直交変換方法において、各列の1次元の逆変換結
果を転置行列の対応する行の成分として出力する。
第1図(B)において、請求項3の発明は、N×N画素
からなるブロックごとに画像データを2次元直交変換し
た結果を量子化した後に符号化して得られた入力符号を
復号し、逆量子化し、2次元逆直交変換して、画像デー
タを復元する復元装置の逆直交変換回路における係数格
納手段111は、入力される係数行列の各成分をN行N
列の行列として格納する。
読出制御手段120は、係数格納手段111に入力され
る係数行列の各列を構成する部分列のそれぞれが有効係
数を含む有効部分列であるか否かを判定する判定手段1
21と、判定手段121によって有効部分列であるとさ
れた部分列に対応する係数格納手段111のアドレスを
保持するアドレス保持手段122とを有し、このアドレ
ス保持手段122に保持されたアドレスに基づいて、係
数格納手段111に対して有効部分列に含まれる各成分
の出力を指示する。
変換定数格納手段131は、係数行列の各成分に対応す
る変換定数からなるN行N列の定数行列を格納しており
、係数格納手段】11によって出力される係数行列の成
分に対応する定数行列の列に含まれる変換定数を出力す
る。
第1変換手段132は、人力される係数行列の成分のそ
れぞれと変換定数格納手段131から出力される変換定
数とに対して直交変換に相当する演算を行い、係数行列
の各列に含まれる有効部分列の全てに対応する演算が終
了したときに、演算結果を該当する列の1次元逆変換結
果として出力する。
変換結果保持手段141は、第1変換手段132の出力
を保持する。
書込制御手段142は、アドレス保持手段122に保持
されたアドレスに応じて、係数行列の該当する列に対応
する1次元逆変換結果の変換結果保持手段141におけ
る格納場所を指定する。
第2変換手段151は、変換結果保持手段141に保持
された1次元逆変換結果に基づいて、2次元目の直交変
換を行う。
第1図(B)において、請求項4の発明は、請求項3記
載の逆直交変換回路における係数格納手段111が、2
つのブロックのそれぞれに対応する係数行列を格納する
容量を有し、係数格納手段111への係数行列の入力と
並行して、第1変換手段132が1次元逆変換動作を行
う構成となっている。
第1図(B)において、請求項5の発明は、請求項3記
載の逆直交変換回路において、判定手段121は、それ
ぞれN/2個の成分から形成される部分列が有効部分列
であるか否かを判定する構成とし、変換定数格納手段1
31は、係数行列の各成分の出力に応じて、対応する列
の前半のN/2個の変換定数と後半のN/2個の変換定
数とを交互に出力する構成とし、第1変換手段132は
、変換定数格納手段131から同時に出力されるN/2
個の変換定数のそれぞれに対応してN/2個の演算手段
133を備えて構成されている。
また、N/2個の演算手段133のそれぞれは、入力さ
れる係数行列の成分と、この成分に対応して変換定数格
納手段131から交互に出力される各変換定数のそれぞ
れとの乗算を行う乗算手段134と、乗算手段134に
よって得られた乗算結果のそれぞれを積算する積算手段
135と、積算手段135によって得られた積算結果の
それぞれを保持する保持手段136とを有して構成され
ている。
第1図(B)において、請求項6の発明は、請求項5記
載の逆直交変換回路において、第1変換手段132に、
アドレス保持手段122に保持された係数行列の各列に
含まれる有効部分列のアドレスに応じて、乗算手段13
4と積算手段135とによる演算処理の実行回数を制御
する演算制御手段137を備えて構成されている。
第1図(B)において、請求項7の発明は、請求項3記
載の逆直交変換回路において、書込制御手段142に、
第1変換手段132によって得られる演算結果に対応じ
て、1次元逆変換結果からなる行列を転置した転置行列
の該当する行に対応する変換結果保持手段141のアド
レスを生成するアドレス生成手段143を備えて構成さ
れている。
第1図(B)において、請求項8の発明は、請求項7記
載の逆直交変換回路に、変換結果保持手段141に入力
される1次元逆変換結果の各成分から零以外の値を有す
る有効係数を検出する検出手段144と、検出手段14
4による検出結果に応じて、変換結果保持手段141に
対して、1次元逆変換結果の行列の各列の中から有効係
数を含む部分列の出力を指示する出力指示手段145と
を付加し、第2変換手段151が、変換結果保持手段1
41から出力された部分列に対して、2次元目の直交変
換処理を行う構成となっている。
第1図(C)において、請求項9の発明は、請求項7記
載の逆直交変換回路における第2変換手段151に代え
て、変換結果保持手段141に格納された1次元逆変換
結果を第1変換手段132に入力するとともに、変換定
数格納手段13】に対して対応する変換定数の出力を指
示する入力手段161を備えた構成となっている。
第1図(C)において、請求項10の発明は、請求項9
記載の逆直交変換回路に、変換結果保持手段141に入
力される1次元逆変換結果の各成分から零以外の値を有
する有効係数を検出する検出手段144と、検出手段1
44による検出結果に応じて、変換結果保持手段141
に対して、1次元逆変換結果の行列の各列の中から有効
係数を含む部分列の出力を指示する出力指示手段145
とを付加し、入力手段161が、変換結果保持手段14
1によって出力された部分列を第1変換手段132に入
力する構成となっている。
〔作 用〕
請求項1の発明にあっては、係数行列の各列を分割して
得られる部分列の中から有効係数を含む部分列を抽出し
、抽出した部分列の各成分に対する演算のみを行い、こ
の演算結果をこれらの部分列が属する列に対応する1次
元の逆変換結果として出力する。
ここで、上述した式(2)〜式(9)から分かるように
、係数行列の各列を直交変換する場合に、この列に含ま
れる値が零である無効係数についての演算結果は、直交
変換結果に寄与しない。従って、各列に含まれる有効部
分列に対する演算結果は、係数行列の該当する列を直交
変換した結果と等価となり、1次元逆直交変換結果を得
るために要する計算量を削減することが可能となる。
また、請求項2の発明にあっては、抽出された部分列に
対応する演算結果は、1次元逆変換結果の行列の行と列
とを入れ換えて転置した転置行列の成分として出力され
る。従って、2次元目の直交変換処理において、1次元
逆変換結果を転置する処理を省くことができる。
また、請求項3の発明にあっては、判定手段121とア
ドレス保持手段122とを有する読出制御手段120に
より、係数格納手段111に格納された係数行列の中の
有効部分列が抽出され、これらの有効部分列に含まれる
各成分と変換定数格納手段131から出力される1列分
の変換定数とに対して、第1変換手段132により、1
次元直交変換に相当する演算が行われる。また、この第
1変換手段132の出力は、書込制御手段142による
指示に応じて、該当する有効部分列が属する係数行列の
列に対応する1次元逆変換結果として、変換結果保持部
141に保持され、第2変換手段151に渡される。
このようにして、読出制御手段120において抽出され
た有効部分列についてのみ、第1変換手段132による
演算処理を行うことにより、係数行列の全ての列につい
ての演算処理を行った場合と等価な1次元逆変換結果を
得ることができ、計算量を削減して、1次元逆直交変換
処理に要する時間を短縮することが可能となる。
請求項4の発明にあっては、係数格納手段111への新
しい係数行列の入力動作と並行して、第1変換手段13
2により、既に係数格納手段111に格納されている係
数行列に対する1次元直交変換動作を実行することがで
きる。これにより、複数のブロックに対応する係数行列
の1次元逆変換処理に要する時間を全体として短縮する
ことが可能となる。
請求項5の発明にあっては、部分列を形成する成分の数
をN/2個とし、変換定数格納手段131は、定数行列
の該当する列の成分を前半のN/2個と後半のN/2個
とに分けて出力し、第1変換手段132のN/2個の演
算手段133のそれぞれに入力する。また、これらの演
算手段133のそれぞれにおいて、1次元直交変換に相
当する演算処理は、乗算手段134による乗算動作と積
算手段135による積算動作と保持手段136による保
持動作とに分割して行われる。
ここで、これらの各動作と上述した演算手段133への
係数行列の成分および変換定数の入力動作および各演算
手段133による演算結果の出力動作とは、それぞれ独
立に実行可能であるから、これらの動作をバイブライン
化して高速処理を可能とすることができる。また、N/
2個の演算手段133を用いて第1変換手段132が構
成されるので、回路規模の小型化を図ることもできる。
請求項6の発明にあっては、演算制御手段137によっ
て、乗算手段134および積算手段135による演算処
理の実行回数が制御され、係数行列の各列に含まれる有
効部分列の数に応した演算回数で各列の1次元逆変換結
果を得ることができる。
請求項7の発明にあっては、アドレス生成手段143に
よって生成されたアドレスを第1変換手段132の格納
場所として指示することにより、変換結果保持手段14
1には、1次元逆変換結果の行列を転置した転置行列が
格納される。従って、第2変換手段151において、1
次元逆変換結果を転置する処理を不要とすることができ
る。
請求項8の発明にあっては、検出手段144と出力指示
手段145とにより、変換結果保持手段141に保持さ
れた1次元逆変換結果から有効係数を含む有効部分列を
抽出して第2変換手段151に入力することにより、第
2変換手段151における計算量を削減することができ
る。
請求項9の発明にあっては、入力手段161によって、
変換結果保持手段141に保持された1次元逆変換結果
を第1変換手段132に入力し、この第1変換手段13
2により、再び直交変換に相当する演算を行うことによ
り、第2変換手段151を不要として、逆直交変換回路
の全体としての回路規模の削減を図っている。
請求項10の発明にあっては、検出手段144と出力指
示手段145とにより、変換結果保持手段141に保持
された1次元逆変換結果から有効係数を含む有効部分列
を抽出し、入力手段161により、この抽出された有効
部分列を第1変換手段132に入力している。これによ
り、回路規模を縮小するとともに、第1変換手段132
によって行われる2次元目の直交変換処理における計算
量を削減することができる。
〔実施例〕
以下、図面に基づいて本発明の実施例について詳細に説
明する。
第2図は、本発明の逆直交変換回路を用いた画像データ
復元装置の実施例構成を示す。
第3図は、本発明の逆直交変換回路の実施例である逆D
CT変換部の1次元目の直交変換部の実施例構成を示す
第5図は、本発明の第1変換手段の実施例である演算処
理部の詳細構成を示す。
第9図は、本発明の逆直交変換回路の実施例である逆D
CT変換部の2次元目の直交変換部の実施例構成を示す
第10図は、本発明の逆直交変換回路の別実施例である
逆DCT変換部の構成を示す。
ここで、第1図と実施例との対応関係について説明して
おく。
係数格納手段111は、バッファ233に相当する。
読出制御手段120は、読出制御部313に相当する。
判定手段121は、零検出部331に相当する。
アドレス保持手段122は、列アドレス保持部332に
相当する。
変換定数格納手段131は、定数メモリ311に相当す
る。
第1変換手段132は、演算処理部312に相当する。
演算手段133は、演算回路401に相当する。
乗算手段134は、乗算器421に相当する。
積算手段135は、加算器431とレジスタ432.4
33とマルチプレクサ434とに相当する。
保持手段136は、レジスタ441,442に相当する
演算制御手段137は、変換制御部405に相当する。
変換結果保持手段141は、バッファ234に相当する
書込制御手段142は、書込制御部314に相当する。
アドレス生成手段143は、アドレスラッチ341と書
込アドレス生成部342とに相当する。
検出手段144は、読出制御部513の零検出部531
に相当する。
出力指示手段145は、読出制御部513に相当する。
第2変換手段151は、直交変換部232に相当する。
入力手段161は、セレクタ601および読出制御部5
13に相当する。
以上のような対応関係があるものとして、以下実施例の
構成および動作について説明する。
第2図において、画像データ復元装置は、復号表211
を備えた復号部210と、量子化マトリクス格納部22
1を備えた逆量子化部220と、1次元目の直交変換部
231と2次元目の直交変換部232を備えた逆DCT
変換部230とを備え、入力される符号化データに基づ
いて、8画素×8画素のブロックごとに画像データの復
元を行う構成となっている。
上述した復号部210は、復号表211に格納された符
号化データと復号データとの対応関係に基づいて符号化
データを復号し、量子化係数DQt+を8行8列の行列
として復元して逆量子化部220に入力する。
この逆量子化部220は、量子化マトリクス格納部22
1に格納された量子化マトリクスVyH(第13図参照
)に基づいて、量子化係数DQLIの各成分の逆量子化
処理を行ってDCT係数りを復元し、このOCT係数り
の各成分を順次に逆DCT変換部230に入力する。こ
のとき、逆量子化部220は、DCT係数りの第1列か
ら順次に、各列の成分を第1行に対応する成分から順次
に出力して、逆DCT変換部230に入力する。
逆DCT変換部230の1次元目の直交変換部231に
は、バッファ233を介して、上述したDCT係数りが
入力される。また、この1次元目の直交変換部231に
よる変換結果は、バッファ234を介して2次元目の直
交変換部232に入力され、2次元目の直交変換部23
2による変換結果は、バッファ235を介して、1ブロ
ック分の画像データとして出力される構成となっている
上述したバッファ233は、DCT係数りの各成分を列
番号と行番号とで指定されるアドレスに格納する構成と
なっている。また、バッファ234およびバッファ23
5は、同様に、1次元目の直交変換部231による変換
結果および2次元目の直交変換部232による変換結果
の各成分をそれぞれの列番号と行番号とで指定されるア
ドレスに格納する構成となっている。
以下、行列の1列分の成分が格納されている領域を示す
アドレスを列アドレスと称し、1行分の成分が格納され
ている領域を示すアドレスを行アドレスと称する。
第3図に、1次元目の直交変換部231の構成図を示す
第3図において、定数メモリ311は、上述した変換定
数Aを格納しており、バッファ233から読み出された
DCT係数りの各成分と、この定数メモリ311から読
み出された変換定数Aの対応する成分とが演算処理部3
12に入力される構成となっている。また、零検出部3
31と列アドレス保持部332とカウンタ333と読出
アドレス生成部334とは、読出制御部313を構成し
ており、この読出制御部313により、上述したバッフ
ァ233および定数メモリ311からのデータの読出動
作が制御される。また、アドレスラッチ341と書込ア
ドレス生成部342とは、書込制御部314を構成して
おり、この書込制御部314により、上述した演算処理
部312の出力をバッファ234に書き込む動作の制御
が行われる。また、上述した読出制御部313および書
込制御部314は、演算処理部312からの指示に応じ
て動作する構成となっている。
読出制御部313の零検出部331は、上述したバッフ
ァ233へのDCT係数りの各成分の入力と並行して動
作し、DCT係数りの各列を第1行〜第4行に対応する
前半部の成分と第5行〜第8行に対応する後半部の成分
とに分け、前半部と後半部とのそれぞれについて「0」
検出を行う構成となっている。また、この零検出部33
1は、各列の検出結果として、少なくとも1つの有効係
数が含まれているか否かを示す1ビツトの情報と、後半
部に有効係数が含まれているか否かを示す1ビツトの情
報とを出力する。例えば、前半部と後半部との両方の成
分の全てが無効係数である場合に検出結果” 01 ”
を出力し、後半部の成分の全てが無効係数である場合に
“’ 11 ”を出力し、他の場合に10”を出力すれ
ばよい。
この零検出部331による検出結果は、列アドレス保持
部332に入力され、この列アドレス保持部332によ
り、少なくとも1つの有効係数を含むDCT係数りの列
に対応するバッファ233の列アドレスと該当する列の
後半部の成分が全て無効係数であるか否かを示すフラグ
が保持される。
例えば、この列アドレス保持部332は、上述した検出
結果の第1ビツトとして論理“1”が入力されたときに
、DCT係数りの該当する列が格納されたバッファ23
3の領域を示す列アドレスを保持するとともに検出結果
の第2ビツトをフラグとして保持すればよい。
また、上述した零検出部331の出力は、カウンタ33
3に入力されており、このカウンタ333により、少な
くとも1つの有効係数を含むDCT係数りの列の数が計
数される。例えば、このカウンタ333は、上述した検
出結果の第1ビ、ントに応じて、計数値を加算する動作
を行う構成とすればよい。
このようにして、バッファ233への1ブロック分のD
CT係数りの入力動作と並行して、有効係数を含む列の
計数動作と該当する列に対応する列アドレスとフラグと
の保持動作とが行われる。
例えば、第15図に示した量子化係数1)ouに対応す
る符号化データを復号部210によって復号し、逆量子
化部220によって逆量子化することにより、第4図に
示すDCT係数りが復元される。
このDCT係数りの各成分が順次にバッファ233に入
力された場合には、上述した零検出部331により、第
1列に対応して検出結果” 10 ”が出力され、第2
列に対応して検出結果“11°゛が出力され、第3列〜
第8列に対応して検出結果“°01”が出力される。こ
の場合は、第1表に示すように、第1列に対応する列ア
ドレスC1と第2列に対応する列アドレスC2とが、列
アドレス保持部332に保持され、また、カウンタ33
3の計数値はr2Jとなる。
第1表 バッファ233に1ブロック分のDCT係数りを格納す
る動作の終了に応じて、演算処理部312が動作を開始
し、データ要求信号REDを出力して、読出制御部31
3に対して読出動作の開始を指示する。
これに応じて、読出制御部313の読出アドレス生成部
334は、まず、列アドレス保持部332に保持された
最初の列アドレスとフラグを読み出すとともに、このフ
ラグを上述した演算処理部312に入力する。
次に、読出アドレス生成部334は、上述したデータ要
求信号REDの入力に応じて、バッファ233の各行を
指定する行アドレスを順次に生成し、列アドレス保持部
332から読み出した列アドレスにこの行アドレスを付
加して出力し、バッファ233に入力する。これに応じ
て、バッファ233に格納されたDCT係数りの該当す
る列の各成分が、順次にバッファ233から出力され、
演算処理部312に入力される。
また、このとき、読出アドレス生成部334は、定数メ
モリ311に格納されている変換定数Aの各列を指定す
る列アドレスを順次に生成し、上述したデータ要求信号
REDに同期して、定数メモ+7311に入力する。こ
れに応じて、定数メモリ311に格納されている変換定
数Aの各列が順次に読み出され、この1列分の成分から
なるベクトルa(以下、列成分aと称する)が演算処理
部312に入力される。
このようにして、データ要求信号REDに応じて、バッ
ファ233からDCT係数りの上述した列アドレスに該
当する列の成分が1つずつ順次に読み出され、定数メモ
リ311から変換定数Aの各列が第1列から順次に読み
出される。
また、読出アドレス生成部334は、上述した列アドレ
ス保持部332から読み出したフラグが論理“1゛であ
る場合は、上述した動作を4回繰り返したときに、DC
T係数りの該当する列についての読出アドレスの生成動
作を終了する。従って、この場合は、DCT係数りの該
当する列の前半の4つの成分のみがバッファ233から
読み出され、変換定数六〇対応する列成分aとともに演
算処理部312に入力される。
一方、フラグが論理“0″である場合は、読出アドレス
生成部334は、上述した動作を8回繰り返したときに
、DCT係数りの該当する列の読出動作を終了する。従
って、この場合は、DCT係数りの該当する列の8つの
成分の全てがバッファ233から読み出され、変換定数
Aの対応する列成分aとともに演算処理部312に入力
される。
このようにして、DCT係数りの該当する列の読出動作
が終了した後、読出アドレス生成部334は、列アドレ
ス保持部332から次の列アドレスとフラグとの読出動
作を行い、同様にして、バッファ233および定数メモ
リ311への読出アドレスを生成する。
また、カウンタ333は、上述したようにして、列アド
レスが読み出される度に計数値の減算を行い、計数値が
101となったときに、終了信号LENDを出力して、
1ブロック分の読出動作が終了した旨を演算処理部31
2に通知する。
従って、演算処理部312には、1ブロック分のDCT
係数りの中の有効係数を含む列の成分のみが入力される
第5図に、上述した演算処理部312の詳細構成を示す
第5図において、レジスタ411と乗算器421とレジ
スタ422と加算器431とレジスタ432.433と
マルチプレクサ434とレジスタ44、442とは、演
算回路401aを構成している。また、演算回路401
b、401c、401dのそれぞれは、この演算回路4
01aと同様に構成されている。
但し、図においては、レジスタ411,422432.
433,441,442を記号Rで示した。
上述したバッファ233から読み出されたDCT係数り
の各成分は、レジスタ402を介して、上述した演算回
路401 a、・・・、401dのそれぞれに入力され
る。また、定数メモリ311から読み出された変換定数
AO1列分の成分からなる列成分aの前半部の4つの成
分は、セレクタ403のボート1に入力され、後半部の
4つの成分はボート2に入力されている。このセレクタ
403は、ボート、2のいずれかへの入力を選択する構
成となっており、選択された各成分が、上述した4つの
演算回路401a、・・・、401dのそれぞれのレジ
スタ411に入力される。
また、上述した演算回路401a、・・・、401dの
それぞれのレジスタ441,442の出力は、マルチプ
レクサ404に入力されており、このマルチプレクサ4
04の出力が、演算処理部312の出力として、バッフ
ァ234に入力される。
これらの演算回路401a、・・・、401dのそれぞ
れと、上述したセレクタ403と、マルチプレクサ40
4とは、変換制御部405からの指示に応じて動作する
構成となっている。
また、以下、演算回路401a、−,401dのそれぞ
れにおいて、レジスタ411に変換定数Aの該当する成
分を入力する動作をステージ■の動作と称し、乗算器4
21による乗算動作をステージ■の動作と称し、加算器
431とレジスタ432.433による累積加算動作を
ステージ■の動作と称し、この累積加算結果をレジスタ
441゜442に格納する動作をステージ■の動作と称
する。また、上述したマルチプレクサ404が、レジス
タ441および442のいずれかを選択して出力する動
作をステージ■の動作と称する。
第6図に、この演算処理部312による演算処理の流れ
図を示す。
ここで、演算処理部312が演算処理を開始する際には
、各演算回路401a、・・・、401dのレジスタ4
32とレジスタ433と上述したバ・ンファ234との
内容はクリアされている。
まず、変換制御部405は、データ要求信号REDを出
力して、DCT係数りの成分とこの成分に対応する変換
定数Aの列成分aを入力する(ステップ501)。この
とき、変換制御部405は、セレクタ403にボート1
の選択を指示し、これに応じて、上述した列成分aの前
半の4つの変換定数が、各演算回路401 a、・・・
、401dに入力される(ステップ502)。
次に、各演算回路401a、・・・、401dの乗算器
421は、対応するレジスタ411に保持された4つの
変換定数のそれぞれと、レジスタ402に保持されたD
CT係数との乗算を行い、乗算結果を対応するレジスタ
422に格納する(ステップ503)。
このようにして、DCT係数りの第1列のj番目の成分
d jiと、変換定数Aの第j列の前半部の各成分(A
r = 、・・・、A4J)のそれぞれとの乗算が行わ
れ、上述した式(2)〜式(5)のj番目の項の計算が
行われる。
次に、変換制御部405は、各演算回路401a、・・
・、401dのマルチプレクサ434にレジスタ432
の選択を指示する。従って、各演算回路401a、 ・
−2401dの加算器431により、レジスタ422に
格納された乗算結果と、レジスタ432の内容との加算
が行われ、この加算結果がレジスタ432に格納される
(ステップ504)。
次に、変換制御部405は、セレクタ403にボート2
の選択を指示し、これに応じて、上述した列成分aの後
半部の4つの変換定数のそれぞれが、各演算回路401
 a、・・・、40]dに入力される(ステップ505
)。また、各演算回路401a、・・・、401dの乗
算器421により、上述したステップ503と同様にし
て乗算処理が行われる(ステップ506)。
このようにして、DCT係数りの第1列のj番目の成分
d jiと、変換定数Aの第j列の後半部の4つの成分
(A s = 、・・・、Asj)との乗算が行われ、
上述した式(6)〜式(9)のj番目の項の計算が行わ
れる。
また、このとき、変換制御部405は、各演算回路40
1 a、・・・、401dのマルチプレクサ434にレ
ジスタ433の選択を指示する。これにより、各演算回
路−4ula、・・・、401dの加算器431により
、レジスタ422の内容と、レジスタ433の内容との
加算が行われ、この加算結果がレジスタ433に格納さ
れる(ステップ507)。
次に、変換制御部405は、読出制御部313から入力
されたフラグが論理“1“°であるか否かを判定しくス
テップ508)、このステップ508における肯定判定
の場合は、ステップ509に進み、上述したステップ5
01〜ステツプ508を1ブロツクの行数の半分に相当
する回数(4回)だけ繰り返したか否かを判定する。一
方、ステップ508における否定判定の場合は、ステッ
プ510に進み、上述したステップ501〜ステツプ5
08を1ブロツクの行数に相当する回数(8回)だけ繰
り返したか否かを判定する。
上述したステップ509およびステップ510における
否定判定の場合は、ステップ501に戻り、次のDCT
係数りの成分およびこの成分に対応する変換定数Aの列
成分aを読み込んで、上述した演算処理を繰り返す。
このようにして、上述した式(2)〜式(5)の各項と
式(6)〜式(9)の各項とが交互に算出され、これら
の各項が交互に累積加算される。
一方、上述したステップ509とステップ510におけ
る肯定判定の場合は、変換制御部405は、各演算回路
401 a、・・・、401dのレジスタ432.43
3の内容を対応するレジスタ44、442に格納する(
ステップ511)。
また、変換制御部405は、マルチプレクサ404に対
して、まず、各演算回路401a、・・・401dのレ
ジスタ441の内容の出力を順次に指示し、その後、同
様にしてレジスタ442の出力を指示する。これに応じ
て、マルチプレクサ404により、まず、上述した式(
2)〜(5)に対応する演算結果が出力され、次いで、
式(6)〜(9)に対応する演算結果が出力される(ス
テップ512)。
ここで、フラグが論理“′1°゛である場合は、DCT
係数りの該当する列の後半部の成分は全て無効係数であ
る。従って、上述したステップ501〜ステツプ507
を4回だけ繰り返して実行し、この列の前半部の成分に
ついての演算を行うことにより、DCT係数りのこの列
を1次元DCT逆変換した結果を得ることができる。
一方、フラグが論理“′0°゛である場合は、上述した
ステップ501〜ステツプ507を8回繰り返して実行
することにより、式(2)〜式(9)に相当する演算が
行われる。
従って、上述したステップ509およびステップ510
における肯定判定の場合におけるレジスタ432および
レジスタ433の内容は、上述した式(2)〜式(9)
のそれぞれの式の値となっており、これらのDCT係数
りの第1列の1次元逆DCT変換結果が、ステップ51
2において順次に出力される。また、このとき、変換制
御部405は、上述した変換結果の出力に同期して、書
込信号WRTを出力して、書込制御部314にバッファ
234への書込動作を指示する。
次に、変換制御部405は、読出制御部313のカウン
タ333からの終了信号LENDが論理“1”′となっ
ているか否かを判定する(ステップ513)。
このステップ513における否定判定の場合に、変換制
御部405は、各演算回路401a、・・・401dの
レジスタ432およびレジスタ433に初期値rOJを
設定しくステップ514)、ステップ501に戻って、
次の列の変換処理を開始する。一方、ステップ513に
おける肯定判定の場合は、1ブロツク分の変換処理が終
了したと判断し、処理を終了する。
ここで、上述したステージ■〜■の動作のそれぞれは、
互いに独立に実行可能である。従って、上述したステッ
プ502〜ステツプ504の各ステップおよびステップ
505〜ステツプ507の各ステップとステップ511
とステップ512とをパイプライン化して制御すること
ができる。
第7図に、第4図に示したDCT係数りを1次元逆DC
T変換する場合について、上述したステージ■〜ステー
ジ■の各動作をパイプライン化して処理する様子を示す
第7図において、左端の欄の数字は、パイプラインのス
テップ数を示している。また、記号ROIはレジスタ4
01を示し、記号R11,・・・、R14および記号R
21,・・・5 R24は、各演算回路401a、−,
401dのレジスタ411およびレジスタ422のそれ
ぞれを示す。また、同様に、記号R31,・・・、R3
4および記号R35・・・、R38は、レジスタ432
およびレジスタ433を示し、記号R41,・・・、R
44および記号R45,・・・、R48は、レジスタ4
41およびレジスタ442を示す。
第7図のステージ■に対応する欄に示すように、奇数番
号のステップにおいて、DCT係数りの各成分が入力さ
れるとともに、各演算回路401a・・・、401dの
レジスタ411に、変換定数Aの対応する列成分aの前
半部の各成分が入力され、偶数番号のステップにおいて
、この列成分aの後半部の各成分が入力される。
また、第2ステツプ以降は、ステージ■に対応する欄に
示すように、ステージ■の動作と並行して、上述したス
テップ503の乗算処理とステップ506の乗算処理と
が交互に行われる。
また、第3ステツプ以降は、ステージ■に対応する欄に
示すように、奇数番号のステップにおいては、上述した
ステップ504の加算処理が行われ、偶数番号のステッ
プにおいては、上述したステップ507の加算処理が、
ステージ■およびステージ■の動作と並行して行われる
第1表に示したように、第4図に示したDCT係数りの
第1列に対応するフラグは論理“0“であるから、上述
したステップ501〜ステツプ507が1ブロツクの行
数骨繰り返され、第1列の8個の成分が全て入力される
この場合は、DCT係数りの第1列の8番目の成分DI
l+についての乗算処理および加算処理は、DCT係数
りの第2列の成分および変換定数Aの入力と並行して行
われ、第17ステツプおよび第18ステツプにおいて、
1次元逆DCT変換結果が、各演算回路401 a、・
・・、401dのレジスタ441およびレジスタ442
にセットされる(ステップ51、第7図ステージ■参照
)。
また、第18ステンプ〜第25ステツプにおいて、ステ
ップ512における出力処理が行われ、1次元逆DCT
変換結果(y、、、・・・、Y、、)が順次に出力され
る(第7図ステージ■参照)。
同様にして、DCT係数りの第2列の1次元逆DCT変
換処理が行われ、第25ステツプおよび第26ステツプ
において、ステージ■の動作が行われ、第26ステツプ
〜第33ステツプにおいてステージ■の動作が行われる
以下、このようにして算出された変換結果Hの行と列と
を転置した転置行列1(TIをバッファ234に格納す
る方法について説明する。
第3図に示した読出アドレス生成部334によって、列
アドレス保持部332から読み出された列アドレスは、
書込制御部314のアドレスラ、。
チ341によって保持される。また、上述した書込信号
WRTの入力に応じて、書込アドレス生成部342は、
上述したアドレスラッチ341に保持された列アドレス
に基づいて、書込アドレスを生成する。
この書込アドレス生成部342は、まず、上述した列ア
ドレスをこの列アドレスζこ対応する列番号と等しい番
号の行に対応する行アドレスに変換する。また、書込ア
ドレス生成部342は、上述した書込信号WRTに同期
して各列を指定する列アドレス生成し、この列アドレス
を上述した行アドレスに付加して書込アドレスを生成し
、バッファ234に入力する。
従って、演算処理部312によって出力されるDCT係
数りの第1列に対応する変換結果は、バッファ234の
第1行に対応する領域に順次に格納される。
このようにして、変換結果H1の転置行列H1がバッフ
ァ234に格納され、2次元目の直交変換部232に渡
される。
第8図に、第4図に示したDCT係数りに対応する転置
行列HT1を示す。第8図において、転置行列H”に含
まれる有効係数を記号りに列番号と行番号とを示す添字
を付けて示したように、転置行列H”においては、DC
T係数りの有効係数を含む列に対応する行のみが、有効
係数を含む行となっている。
2次元目の直交変換部232は、第9図に示すように、
第3図に示した1次元目の直交変換部231の零検出部
331に代えて別の零検出部531を存する読出制御部
513を備えて構成されている。
この零検出部531は、上述したバッファ234への変
換結果H,の各列の入力に並行して零検出を行い、この
変換結果H1の転置行列1(”の各列について、上述し
た零検出部331と同様の検出結果を出力する構成とな
っている。
例えば、変換結果H1の各列の成分のそれぞれの値が「
0」であるか否かを示すビットマツプを作成し、このビ
ットマツプの論理和を順次に求め、この結果を転置行列
HT′の各列に有効係数が含まれているか否かを示す検
出結果として出力する。
また、同様にして、変換結果H3の第5列〜第8列に対
応するビットマツプの論理和を求め、この結果の反転論
理を転置行列H71の各列の後半部に有効係数が含まれ
ているか否かを示す検出結果として出力すればよい。こ
の場合は、上述した零検出部331と同様に、零検出部
531により、前半部と後半部との両方の成分の全てが
無効係数であるときに検出結果“01”が出力され、後
半部の成分の全てが無効係数であるときに°’11”が
出力され、他の場合に“’i o’”が出力される。
例えば、第8図に示した転置行列H”について、この零
検出部531による零検出処理を行った場合は、第2表
に示すように、第1列〜第8列のそれぞれに対応する列
アドレス01〜C8と、これらの各列の後半部の全ての
成分が無効係数であることを示ずフラグ“1°゛とが、
列アドレス保持部332に保持され、また、カウンタ3
33の計数値はFB、となる。
第2表 このようにして列アドレス保持部332に保持された列
アドレスに基づいて、読出アドレス生成部334により
、読出アドレスが生成され、上述した工次元目の直交変
換処理と同様にして、演算処理部312により、2次元
目の直交変換処理が行われる。また、上述した1次元目
の直交変換処理と同様にして、書込制御部314により
、この演算処理部312による演算結果をバッファ23
5に書き込む動作を制御することにより、このバッファ
235に、2次元逆DCT変換結果H2の転置行列((
T2が格納され、復元データとして出力される。
上述したように、それぞれ独立に動作する乗算器と加算
器とこれらを接続するレジスタとを備えた演算回路40
1を4組備えて、1次元逆DCT変換処理を行う演算処
理部312を構成する。また、零検出部331により、
DCT係数りの1列の成分の半分を単位として零検出を
行い、この検出結果に基づいて、バッファ233および
定数メモリ311からの読出動作を制御する。
これにより、1ブロック分のDCT係数りの中の有効係
数を含む列のみを1列の半分を単位として演算処理部3
12に入力しで、演算処理部312において、ステージ
■〜ステージ■の動作を各ステージの相互間で待ち時間
を生じることなく、効率良くパイプライン化して処理す
ることができる。例えば、第4図に示したDCT係数り
を1次元逆DCT変換した場合に、演算処理部312の
パイプライン処理に要するステップの総数は33となり
、計算量を大幅に削減することができる(第7図参照)
このようにして、小規模の直交変換回路を用いて、高速
に直交変換処理を行うことが可能となり、画像データ復
元装置の小型化および復元処理の高速化を図ることがで
きる。
なお、第2図に示したバッファ233を2ブロック分の
DCT係数りのデータ量に相当する容量とすれば、バッ
ファ233に次のブロックのDCT係数りを入力する動
作と並行して、前に人力したDCT係数りについての1
次元目の直交変換動作を行うことができ、復元処理に要
する時間を更に短縮することができる。
また、同様に、バッファ234を2ブロック分の変換結
果のデータ量に相当する容量とすれば、バッファ234
への変換結果の入力動作と2次元目の直交変換処理とを
並行して行うことができ、復元処理に要する時間を更に
短縮することができる。
また、逆DCT変換部230において、バッファ234
に格納された1次元目の変換結果を再び演算処理部31
2に入力し、1次元目の直交変換処理と2次元目の直交
変換処理とを1つの演算処理部312を用いて行う構成
としてもよい。
例えば、第10図に示すように、第3図に示した1次元
目の直交変換部231に、第9図に示した2次元目の直
交変換部232の読出制御部513を付加し、セレクタ
601により、バッファ234とバッファ233とのい
ずれか一方の出力を演算処理部312に入力する構成と
すればよい。
この場合は、セレクタ601により、バッファ233と
演算処理部312とが接続された状態で1次元目の直交
変換処理を行い、この1次元目の直交変換処理の終了後
に、セレクタ601を切り換えてバッファ234と演算
処理部312とを接続する。また、読出制御部513に
よって、バッファ234および定数メモリ311からの
データの読出動作を制御して、変換結果[4”の各成分
と対応する変換定数とを演算処理部312に人力して2
次元目の直交変換処理を行い、この2次元目の直交変換
処理の終了後に、次のブロックのDCT係数の処理を行
う。
このように、1次元目の直交変換処理と2次元目の直交
変換処理とを1つの演算処理部312を用いて行う構成
とすることにより、更に、逆DCT変換部の回路規模を
縮小することができる。
〔発明の効果〕
上述したように、本発明によれば、DCT係数からなる
行列の中から、有効係数を含む部分列を抽出し、これら
の部分列についてのみ直交変換処理を行うことにより、
逆DCT変換処理の計算量を削減し、小型の回路によっ
て逆DCT変換処理を高速に実行することが可能となり
、画像データ復元装置の小型化を図るとともに、復元処
理に要する時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理ブロック図、 第2図は本発明の逆直交変換回路を用いた画像データ復
元装置の実施例構成図、 第3図は本発明の逆直交変換回路の実施例である逆DC
T変換部の1次元目の直交変換部の構成図、 第4図は復元されたDCT係数りの例を示す図、第5図
は本発明の第1変換手段の実施例である演算処理部の詳
細構成図、 第6図は演算処理を表す流れ図、 第7図はパイプライン処理の説明図、 第8図は変換結果HT+の例を示す図、第9図は本発明
の逆直交変換回路の実施例である逆DCT変換部の2次
元目の直交変換部の構成図、 第10図は本発明の逆直交変換回路の別実施例である逆
DCT変換部の構成図、 第11図は画像圧縮装置の構成図、 第12図はブロックの説明図、 第13図はDCT係数りを示す図、 第14図は量子化マトリクスVTHを示す図、第15図
は量子化係数I)ouを示す図、第16図はジグザグス
キャンの説明図、第17図は従来の復元装置の構成図で
ある。 図において、 】11は係数格納手段、 120は読出制御手段、 121は判定手段、 122はアドレス保持手段、 131は変換定数格納手段、 132は第1変換手段、 133は演算手段、 134は乗算手段、 135は積算手段、 136は保持手段、 137は演算制御手段、 141は変換結果保持手段、 142は書込制御手段、 143は検出手段、 144はアドレス生成手段、 151は第2変換手段、 161は入力手段、 210.811は復号部、 211は復号表、 220.821は逆量子化部、 221は量子化マトリクス格納部、 230.831は逆DCT変換部、 23、232は直交変換部、 233.234.235はバッファ、 311は定数メモリ、 312は演算処理部、 313.513は読出制御部、 314は書込制御部、 33、531は零検出部、 332は列アドレス保持部、 333はカウンタ、 334は読出アドレス生成部、 341はアドレスラッチ、 342は書込アドレス生成部、 401は演算回路、 402.411,422,432,433゜、442は
レジスタ、 403 601はセレクタ、 404.434はマルチプレクサ、 405は変換制御部、 1はDCT変換部、 1は線型量子化部、 1は符号化部である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)N×N画素からなるブロックごとに画像データを2
    次元直交変換した結果を量子化した後に符号化して得ら
    れた入力符号を復号し、逆量子化し、2次元逆直交変換
    して、画像データを復元する復元装置の逆直交変換方法
    において、 前記画像データのブロックの2次元直交変換結果である
    N行N列の係数行列の各列をそれぞれ所定の数の成分を
    含む部分列に分割し、 前記部分列の中から、零以外の値を有する有効係数を含
    む部分列を抽出し、 抽出された前記部分列の各成分に対して、1次元直交変
    換に相当する演算を行い、 抽出された前記部分列に対応する演算結果を1次元の逆
    変換結果の対応する列の成分として出力し、 前記1次元の逆変換結果に対して、2次元目の直交変換
    を行って画像データを得る ことを特徴とする逆直交変換方法。 (2)請求項1記載の逆直交変換方法において、各列の
    1次元の逆変換結果を転置行列の対応する行の成分とし
    て出力することを特徴とする逆直交変換方法。 (3)N×N画素からなるブロックごとに画像データを
    2次元直交変換した結果を量子化した後に符号化して得
    られた入力符号を復号し、逆量子化し、2次元逆直交変
    換して、画像データを復元する復元装置の逆直交変換回
    路において、 入力される前記係数行列の各成分をN行N列の行列とし
    て格納する係数格納手段(111)と、前記係数格納手
    段(111)に入力される前記係数行列の各列を構成す
    る部分列のそれぞれが有効係数を含む有効部分列である
    か否かを判定する判定手段(121)と、前記判定手段
    (121)によって有効部分列であるとされた部分列に
    対応する前記係数格納手段(111)のアドレスを保持
    するアドレス保持手段(122)とを有し、このアドレ
    ス保持手段(122)に保持されたアドレスに基づいて
    、前記係数格納手段(111)に対して有効部分列に含
    まれる各成分の出力を指示する読出制御手段(120)
    と、 前記係数行列の各成分に対応する変換定数からなるN行
    N列の定数行列を格納しており、前記係数格納手段(1
    11)によって出力される係数行列の成分に対応する定
    数行列の列に含まれる変換定数を出力する変換定数格納
    手段(131)と、入力される係数行列の成分のそれぞ
    れと前記変換定数格納手段(131)から出力される変
    換定数とに対して直交変換に相当する演算を行い、前記
    係数行列の各列に含まれる有効部分列の全てに対応する
    演算が終了したときに、演算結果を該当する列の1次元
    逆変換結果として出力する第1変換手段(132)と、 前記第1変換手段(132)の出力を保持する変換結果
    保持手段(141)と、 前記アドレス保持手段(122)に保持されたアドレス
    に応じて、前記係数行列の該当する列に対応する1次元
    逆変換結果の前記変換結果保持手段(141)における
    格納場所を指定する書込制御手段(142)と、 前記変換結果保持手段(141)に保持された1次元逆
    変換結果に基づいて、2次元目の直交変換を行う第2変
    換手段(151)と を備えることを特徴とする逆直交変換回路。 (4)請求項3記載の逆直交変換回路において、前記係
    数格納手段(111)が、2つの前記ブロックのそれぞ
    れに対応する係数行列を格納する容量を有し、 前記係数格納手段(111)への係数行列の入力と並行
    して、前記第1変換手段(132)が1次元逆変換動作
    を行う構成とする ことを特徴とする逆直交変換回路。 (5)請求項3記載の逆直交変換回路において、判定手
    段(121)は、それぞれN/2個の成分から形成され
    る部分列が有効部分列であるか否かを判定する構成とし
    、 前記変換定数格納手段(131)は、前記係数行列の各
    成分の出力に応じて、対応する列の前半のN/2個の変
    換定数と後半のN/2個の変換定数とを交互に出力する
    構成とし、前記第1変換手段(132)は、前記変換定
    数格納手段(131)から同時に出力されるN/2個の
    変換定数のそれぞれに対応するN/2個の演算手段(1
    33)を備え、 前記N/2個の演算手段(133)のそれぞれは、 入力される係数行列の成分と、この成分に対応して前記
    変換定数格納手段(131)から交互に出力される各変
    換定数のそれぞれとの乗算を行う乗算手段(134)と
    、 前記乗算手段(134)によって交互に得られた乗算結
    果のそれぞれを積算する積算手段(135)と、 前記積算手段(135)によって得られた各積算結果の
    それぞれを保持する保持手段(136)とを有する構成
    とする ことを特徴とする逆直交変換回路。 (6)請求項5記載の逆直交変換回路において、前記第
    1変換手段(132)が、前記アドレス保持手段(12
    2)に保持された前記係数行列の各列に含まれる有効部
    分列のアドレスに応じて、前記乗算手段(134)と前
    記積算手段(135)とによる演算処理の実行回数を制
    御する演算制御手段(137)を備える ことを特徴とする逆直交変換回路。 (7)請求項3記載の逆直交変換回路において、前記書
    込制御手段(142)が、前記第1変換手段(132)
    によって得られる演算結果に対応して、前記1次元逆変
    換結果からなる行列を転置した転置行列の該当する行に
    対応する前記変換結果保持手段(141)のアドレスを
    生成するアドレス生成手段(143)を備える ことを特徴とする逆直交変換回路。 (8)請求項7記載の逆直交変換回路において、前記変
    換結果保持手段(141)に入力される前記1次元逆変
    換結果の各成分から零以外の値を有する有効係数を検出
    する検出手段(144)と、前記検出手段(144)に
    よる検出結果に応じて、前記変換結果保持手段(141
    )に対して、前記1次元逆変換結果の行列の各列の中か
    ら有効係数を含む部分列の出力を指示する出力指示手段
    (145)とを備え、 前記第2変換手段(151)が、前記変換結果保持手段
    (141)から出力された部分列に対して、2次元目の
    直交変換処理を行う構成とすることを特徴とする逆直交
    変換回路。(9)請求項7記載の逆直交変換回路におい
    て、前記第2変換手段(151)に代えて、前記変換結
    果保持手段(141)に格納された1次元逆変換結果を
    前記第1変換手段(132)に入力するとともに、前記
    変換定数格納手段(131)に対して対応する変換定数
    の出力を指示する入力手段(161)を備えた ことを特徴とする逆直交変換回路。 (10) 請求項9記載の逆直交変換回路において、前
    記変換結果保持手段(141)に入力される前記1次元
    逆変換結果の各成分から零以外の値を有する有効係数を
    検出する検出手段(144)と、前記検出手段(144
    )による検出結果に応じて、前記変換結果保持手段(1
    41)に対して、前記1次元逆変換結果の行列の各列の
    中から有効係数を含む部分列の出力を指示する出力指示
    手段(145)とを備え、 前記入力手段(161)が、前記変換結果保持手段(1
    41)によって出力された部分列を前記第1変換手段(
    132)に入力する構成とすることを特徴とする逆直交
    変換回路。
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