JPH04135120A - 小径工具におけるねじれ溝の加工方法 - Google Patents
小径工具におけるねじれ溝の加工方法Info
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- JPH04135120A JPH04135120A JP25481990A JP25481990A JPH04135120A JP H04135120 A JPH04135120 A JP H04135120A JP 25481990 A JP25481990 A JP 25481990A JP 25481990 A JP25481990 A JP 25481990A JP H04135120 A JPH04135120 A JP H04135120A
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 12
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Landscapes
- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、ドリル、エンドミル等の小径工具におけるね
じれ溝の加工方法に関し、特に、ねじれ溝が放電加工に
よって精度よく形成されるようにしたものである。
じれ溝の加工方法に関し、特に、ねじれ溝が放電加工に
よって精度よく形成されるようにしたものである。
(従来の技術)
従来、超硬合金、多結晶ダイヤモンド焼結体なとの高硬
度材料からなる小径工具におけるねじれ溝の加工方法は
、ダイヤモンド砥石による研削加工、型彫りによる放電
加工、ワイヤカットによる放電加工などが一般的である
。
度材料からなる小径工具におけるねじれ溝の加工方法は
、ダイヤモンド砥石による研削加工、型彫りによる放電
加工、ワイヤカットによる放電加工などが一般的である
。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、研削加工では、砥石摩耗による寸法精度
の低下、砥石成形に作業者の熟練を要する、研削抵抗に
よる工作物の振動、破壊等の問題点がある。
の低下、砥石成形に作業者の熟練を要する、研削抵抗に
よる工作物の振動、破壊等の問題点がある。
また、型彫りの放電加工では、電極の消耗による寸法精
度の低下の問題点があり、ワイヤカットによる放電加工
では、ワイヤの微小な振動のためサブミクロンの位置決
めを要する小径工具の加]には不向きである等の問題点
がある。
度の低下の問題点があり、ワイヤカットによる放電加工
では、ワイヤの微小な振動のためサブミクロンの位置決
めを要する小径工具の加]には不向きである等の問題点
がある。
このようなことから、本発明では、金属ワイヤを用いた
放電加工を改善することにより精度のよいねじれ溝を加
工できるようにしたものである。
放電加工を改善することにより精度のよいねじれ溝を加
工できるようにしたものである。
(課題を解決するための手段)
本発明は、ト述の点に鑑みなされたもので、金属ワイヤ
は、液槽内では、ねじれ角に等しいセット角で傾むけら
れた円板状をなすワイヤガイドによって張力が与えられ
るように走行するとともに、ワイヤガイドの円周溝に沿
って案内される部分でねじれ溝の加[領域が構成される
ようにしたものである。
は、液槽内では、ねじれ角に等しいセット角で傾むけら
れた円板状をなすワイヤガイドによって張力が与えられ
るように走行するとともに、ワイヤガイドの円周溝に沿
って案内される部分でねじれ溝の加[領域が構成される
ようにしたものである。
(作用)
本発明の小径工具におけるねじれ溝の加工方法では、金
属ワイヤが円板状をなすワイヤガイドの円周溝に沿って
張力が与えられるように走行することから、安定した加
工が可能となるものである。
属ワイヤが円板状をなすワイヤガイドの円周溝に沿って
張力が与えられるように走行することから、安定した加
工が可能となるものである。
また、本発明の小径工具におけるねじれ溝の加工方法で
は、ワイヤガイドのセット角、ワイヤガイド径、ワイヤ
ガイドおよび工具素材の相対位置からねじれ溝の断面形
状が決定されることから、様々な形に設計された断面形
状に対応できるものである。
は、ワイヤガイドのセット角、ワイヤガイド径、ワイヤ
ガイドおよび工具素材の相対位置からねじれ溝の断面形
状が決定されることから、様々な形に設計された断面形
状に対応できるものである。
(実施例)
以下、本発明小径1只におけるねじれ溝の加工方法の一
実施例について、加[装置の図を参照しながら説明する
。
実施例について、加[装置の図を参照しながら説明する
。
第1図において、(1)は、サーボモータ(2)を備え
た回転軸であり、この回転軸(1)の一端には、工具素
材(3)を取付けるチャック(4)が備えられている。
た回転軸であり、この回転軸(1)の一端には、工具素
材(3)を取付けるチャック(4)が備えられている。
この回転軸(1)に対し、その下方には、XY、Z方向
に移動可能なテーブル(5)が設けられ、このテーブル
(5)上には、灯油などの加工液(6)を収容する液槽
(7)が載置されている。
に移動可能なテーブル(5)が設けられ、このテーブル
(5)上には、灯油などの加工液(6)を収容する液槽
(7)が載置されている。
そして、加工液(6)を収容する液槽(7)内では、送
りモータ(8)、巻き取りモータ(9)および複数個の
プーリ(10)によって金属ワイヤ(11)が走行する
ようになっている。
りモータ(8)、巻き取りモータ(9)および複数個の
プーリ(10)によって金属ワイヤ(11)が走行する
ようになっている。
また、液槽(7)内には、金属ワイヤ(11)を案内す
る円板状のワイヤガイド(12)が設定台(13)上に
セットされる。この場合ワイヤガイド(12)は、円周
Tl4(12al を有するもので、第2図で示される
ように金属ワイヤ(11)を案内する部分で加工領域(
13)が構成される。この場合、金属ワイヤ(11)に
は、張力(丁、−丁、)が与えられる。
る円板状のワイヤガイド(12)が設定台(13)上に
セットされる。この場合ワイヤガイド(12)は、円周
Tl4(12al を有するもので、第2図で示される
ように金属ワイヤ(11)を案内する部分で加工領域(
13)が構成される。この場合、金属ワイヤ(11)に
は、張力(丁、−丁、)が与えられる。
第3図は、工具素材(3)およびワイヤガイド(12)
の位置関係を概念的に示すものであり、ワイヤガイド(
I2)は、工具素材(3)の中心線に対しねじれ角に等
しいセット角θをもってセットされる。また第4図は、
工具素材(3)に対する金属ワイヤ(11)の位置関係
を示したものである。
の位置関係を概念的に示すものであり、ワイヤガイド(
I2)は、工具素材(3)の中心線に対しねじれ角に等
しいセット角θをもってセットされる。また第4図は、
工具素材(3)に対する金属ワイヤ(11)の位置関係
を示したものである。
したがって、本発明の小径工具におけるねじれ溝の加工
方法では、ワイヤガイド(12)をセット角θで設定し
、工具素材の方向に切込み、工具素材(3)の回転に同
期させながら軸方向に送ることにより工具素材(3)に
はねじれ溝(14)が加工される。この場合、工具素材
(3)およびワイヤガイド(12)の相対位置は、前記
テーブル(5)がNC制御されることにより決定される
。
方法では、ワイヤガイド(12)をセット角θで設定し
、工具素材の方向に切込み、工具素材(3)の回転に同
期させながら軸方向に送ることにより工具素材(3)に
はねじれ溝(14)が加工される。この場合、工具素材
(3)およびワイヤガイド(12)の相対位置は、前記
テーブル(5)がNC制御されることにより決定される
。
第5図は、直径150μmの工具素材(3)に対する加
工シュミレーションを示す図で、その設定条件は、ねじ
れ角=30°、芯厚=36μm、溝幅比=18、ワイヤ
径=100μm、ガイド径=lOmmとしたものである
。
工シュミレーションを示す図で、その設定条件は、ねじ
れ角=30°、芯厚=36μm、溝幅比=18、ワイヤ
径=100μm、ガイド径=lOmmとしたものである
。
(発明の効果)
本発明は、以上説明したように、液槽(7)内で走行す
る金属ワイヤ(11)に対し、ワイヤガイド(12)を
所定関係位置にセットして、安定した加1゛領域を構成
するようにしたものであるから、小径工具のねじれ溝が
精度よく加工てきる利点を有する。これは、加工中に金
属ワイヤ(11)が多少の力を受けたとしても加工領域
(13)では、振動などの影響を受けず、またワイヤガ
イド(12)のセット角θを決定すれば、金属ワイヤ(
11)の走行方向も決定されるからである。これに対し
、従来のワイヤガイド(12)を有しないワイヤカット
放電加工では、金属ワイヤ(11)をある張力で張り、
工具素材(3)を糸鋸で切るような加工であるため、振
動などの影響は直ちに反映され精度のよい加工ができな
いのと効果上大きく相違する。
る金属ワイヤ(11)に対し、ワイヤガイド(12)を
所定関係位置にセットして、安定した加1゛領域を構成
するようにしたものであるから、小径工具のねじれ溝が
精度よく加工てきる利点を有する。これは、加工中に金
属ワイヤ(11)が多少の力を受けたとしても加工領域
(13)では、振動などの影響を受けず、またワイヤガ
イド(12)のセット角θを決定すれば、金属ワイヤ(
11)の走行方向も決定されるからである。これに対し
、従来のワイヤガイド(12)を有しないワイヤカット
放電加工では、金属ワイヤ(11)をある張力で張り、
工具素材(3)を糸鋸で切るような加工であるため、振
動などの影響は直ちに反映され精度のよい加工ができな
いのと効果上大きく相違する。
第1図は1本発明小径工具におけるねじれ溝の加工方法
に適用される加工装置の一実施例な示す概念図、第2図
は、ワイヤガイドおよび金属ワイヤの張力関係を示す説
明図、第3図は、工具素材に対するワイヤガイドのセッ
ト角θの関係を示す説明図、第4図は、工具素材に対す
る金属ワイヤの位置関係を示す説明図、第5図は、金属
ワイヤの軌跡により加工シュミケーションを表わす説明
図である。 (3)・・・工具素材 +1I)−・・金属
ワイヤ(12)・・・ワイヤガイド (12al
・・・円周溝(13j−・・加工領域 特許出願人 東芝タンガロイ株式会社
に適用される加工装置の一実施例な示す概念図、第2図
は、ワイヤガイドおよび金属ワイヤの張力関係を示す説
明図、第3図は、工具素材に対するワイヤガイドのセッ
ト角θの関係を示す説明図、第4図は、工具素材に対す
る金属ワイヤの位置関係を示す説明図、第5図は、金属
ワイヤの軌跡により加工シュミケーションを表わす説明
図である。 (3)・・・工具素材 +1I)−・・金属
ワイヤ(12)・・・ワイヤガイド (12al
・・・円周溝(13j−・・加工領域 特許出願人 東芝タンガロイ株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ドリル、エンドミル等の小径工具に形成されるねじれ溝
が液槽内を走行する金属ワイヤによつて放電加工される
にあたり、 前記金属ワイヤは、液槽内では、ねじれ角に等しいセッ
ト角で傾むけられた円板状をなすワイヤガイドによって
張力が与えられるように走行するとともに、ワイヤガイ
ドの円周溝に沿って案内される部分でねじれ溝の加工領
域が構成されるようにしたことを特徴とする小径工具に
おけるねじれ溝の加工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25481990A JPH04135120A (ja) | 1990-09-25 | 1990-09-25 | 小径工具におけるねじれ溝の加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25481990A JPH04135120A (ja) | 1990-09-25 | 1990-09-25 | 小径工具におけるねじれ溝の加工方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04135120A true JPH04135120A (ja) | 1992-05-08 |
Family
ID=17270315
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25481990A Pending JPH04135120A (ja) | 1990-09-25 | 1990-09-25 | 小径工具におけるねじれ溝の加工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04135120A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09267220A (ja) * | 1996-04-02 | 1997-10-14 | Makino Milling Mach Co Ltd | 数値制御による総形工具の加工方法 |
JP2006519110A (ja) * | 2003-02-26 | 2006-08-24 | ブラドン ジェッツ リミテッド | ファン及びタービン |
JP2014176953A (ja) * | 2013-02-15 | 2014-09-25 | Sodick Co Ltd | ワイヤ放電加工装置及びワイヤ放電加工方法 |
JP6141557B1 (ja) * | 2016-07-07 | 2017-06-07 | 三菱電機株式会社 | ワイヤ放電加工装置、ガイドユニットおよびワイヤ放電加工方法 |
CN113399767A (zh) * | 2021-07-16 | 2021-09-17 | 廊坊诺唯特智能设备制造有限公司 | 一种线切割机床 |
-
1990
- 1990-09-25 JP JP25481990A patent/JPH04135120A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09267220A (ja) * | 1996-04-02 | 1997-10-14 | Makino Milling Mach Co Ltd | 数値制御による総形工具の加工方法 |
JP2006519110A (ja) * | 2003-02-26 | 2006-08-24 | ブラドン ジェッツ リミテッド | ファン及びタービン |
JP2014176953A (ja) * | 2013-02-15 | 2014-09-25 | Sodick Co Ltd | ワイヤ放電加工装置及びワイヤ放電加工方法 |
JP6141557B1 (ja) * | 2016-07-07 | 2017-06-07 | 三菱電機株式会社 | ワイヤ放電加工装置、ガイドユニットおよびワイヤ放電加工方法 |
WO2018008133A1 (ja) * | 2016-07-07 | 2018-01-11 | 三菱電機株式会社 | ワイヤ放電加工装置、ガイドユニットおよびワイヤ放電加工方法 |
CN109414776A (zh) * | 2016-07-07 | 2019-03-01 | 三菱电机株式会社 | 线放电加工装置、引导单元及线放电加工方法 |
CN109414776B (zh) * | 2016-07-07 | 2020-01-24 | 三菱电机株式会社 | 线放电加工装置、引导单元及线放电加工方法 |
CN113399767A (zh) * | 2021-07-16 | 2021-09-17 | 廊坊诺唯特智能设备制造有限公司 | 一种线切割机床 |
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