JPH04134785U - 自動車の車体構造 - Google Patents

自動車の車体構造

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JPH04134785U
JPH04134785U JP4312991U JP4312991U JPH04134785U JP H04134785 U JPH04134785 U JP H04134785U JP 4312991 U JP4312991 U JP 4312991U JP 4312991 U JP4312991 U JP 4312991U JP H04134785 U JPH04134785 U JP H04134785U
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JP
Japan
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vehicle body
cowl side
unit
fastened
hinge
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Pending
Application number
JP4312991U
Other languages
English (en)
Inventor
堅樹 栗野
博史 田崎
耕造 広田
Original Assignee
マツダ株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by マツダ株式会社 filed Critical マツダ株式会社
Priority to JP4312991U priority Critical patent/JPH04134785U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 組付け性を損なうことなく、ボンネットリッ
ドの支持部分の剛性を高める。 【構成】 車体をフロントボディ4とル−フユニット6
に分割する。ル−フユニット6の左右に、閉断面構造の
カウルサイド部11を形成する。カウルサイド部11
を、ヒンジ手段24とともにフロントボディユニット4
のヒンジピラ−24上部に締結固定し、ボンネットリッ
ドの支持部分の剛性を高める。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ボンネットリッドの後部が車体にヒンジ手段を介して開閉可能に取 付けられる自動車の車体構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、例えば実開昭62−105876号公報に記載されるように、車体 上部を構成するアッパボディと、車体下部を構成するアンダボディとを相互に結 合して、モノコックボディ構造の自動車用車体を構成するようにし、アンダボデ ィにシ−ト等の各種部品を組付けてから、アッパボディとアンダボディとを相互 に結合するようにしたものは知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、そのようなモノコックボディ構造の車体であると、車体全体で必要 な剛性が得られるように設計されているため、アッパボディとアンダボディとに 分割し各種部品を取付けた後に両ボディを締結固定するようにすると、組付け性 は向上するが、分割構造であるため、車体の剛性が低下するという課題がある。 特に、ボンネットリッドの支持部分は高い剛性が要求されている。
【0004】 本考案はかかる点に鑑みてなされたもので、組付け性を損なうことなく、ボン ネットリッドの支持部分の剛性を高めた自動車の車体構造を提供することを目的 とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、ボンネットリッドの後部が車体にヒンジ手段を介して開閉可能に取 付けられる自動車の車体構造を前提とする。そして、本考案は、上記車体が、上 部車体と下部車体とに分割され、該上部車体の左右に、閉断面構造のカウルサイ ド部が形成され、そして該カウルサイド部がヒンジ手段とともに下部車体のヒン ジピラ−上部に締結固定される構成とする。
【0006】
【作用】
ボンネットリッドのヒンジ手段が、剛性の高いカウルサイド部とともに剛性の 高いヒンジピラ−部上部に締結固定され、ボンネットリッドの支持部分の剛性が 高まる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に沿って詳細に説明する。
【0008】 全体構成を示す図1において、1は車体下部を構成するシャ−シユニットで、 その上側に車室のフロア部分を構成しフロントシ−ト2A,2A及びリヤシ−ト 2Bが装設されたフロアユニット2が載置され、さらにその上側にヘッドランプ 3a,3a等を有するシュラウドユニット3、エンジンル−ム4aを構成するフ ロントボデ−ユニット4およびトランクル−ム(図示せず)を含むリヤボデ−ユ ニット5が締結固定され、さらにその上にル−フ部6Aを含むル−フユニット6 が締結固定されるようになっている。
【0009】 ル−フユニット6は、フロントウインド(図示せず)が装着される開口部7を 有し、該開口部7が、ル−フ部6Aの前縁部分と、左右のフロントピラ−9,9 と、下側のダッシュアッパ10によって形成されている。そして、フロントピラ −9,9の下端部には、車体前後方向の閉断面構造のカウルサイド部11,11 が構成されている。また、ル−フ部6Aの前後方向中間部より下方にセンタピラ −12,12が、後部より下方にリヤピラ−13,13がそれぞれ垂下されてい る。
【0010】 フロアユニット2がシャ−シユニット1の上側に接着又は締結固定され、その 上側に、シュラウドユニット3が取付けられたフロントボデ−ユニット4及びリ ヤボデ−ユニット5が締結固定される。その後、ル−フユニット6が締結固定さ れるようになっている。
【0011】 ル−フユニット6のカウルサイド部11,11は、フロントボデ−ユニット4 のヒンジピラ−24の上部に締結固定される。
【0012】 続いて、そのカウルサイド部11とヒンジピラ−24との締結部分の構造につ いて説明する。
【0013】 図2及び図3に詳細を示すように、上記カウルサイド部11,11の閉断面構 造は、ダッシュアッパ10の外側縁に上下方向に延びるアウタパネル21が接合 され、該アウタパネル21の上下方向の中間部分と、カウルアッパ10の、アウ タパネル21との接合部分より若干内方よりの部分とをインナパネル22によっ て接合することにより構成されている。そして、インナパネル22は、カウルア ッパ10の下面に接合される上側フランジ部22aと、該上側フランジ部22a の外側縁より鉛直下方に延びる鉛直部22bと、該鉛直部22bの下縁より車体 外方に延びる水平部22cと、該水平部22cの外側縁より鉛直下方に延びる下 側フランジ部22dとを有する。また、ダッシュアッパ10とインナパネル22 の水平部22cとには開孔(図示せず)が対応して形成され、それら開孔の間に は円筒状のカラ−23が介設されている。さらにカウルアッパ10の上面には、 ヒンジ手段24が配設されている。ヒンジ手段24は、カウルアッパ10に取付 けられる第1部材24Aと、ボンネットリッド25側に取付けられる第2部材2 4Bとが回動可能に連結されてなる。なお、Oはヒンジセンタ−である(図2参 照)。
【0014】 ヒンジピラ−26は、上面部26aに開孔(図示せず)が形成され、該開孔に 対応して上縁部の下側にナット27が溶着されている。そして、外側面部26b 上部に、アウタパネル21及びインナパネル22の接合部分が係合する凹部26 cが形成されている。
【0015】 そして、ヒンジ手段24を、カウルアッパ10の上面の所定位置に配置した状 態で、長尺のボルト31を上側から適用し、カラ−23を通じてカウルサイド部 11の閉断面を貫通し、ヒンジピラ−26のナット27に螺合させることで、ヒ ンジ手段24とカウルサイド部11とが共にヒンジピラ−26の上部に締結固定 される。
【0016】 上記のように構成すれば、ボルト部材31によって、ヒンジ手段24の、カウ ルサイド部11への取付けと、ル−フユニット6の前部(カウルサイド部11) とフロントボディユニット4との締結固定が同時に行われるので、組付け工数が 低減され、また、その締結部分は、閉断面構造のカウルサイド部11を利用して いるので、ボンネットリッド25のヒンジ手段24の取付強度も高まる。
【0017】
【考案の効果】
本考案は、上記のように、ヒンジ手段とカウルサイド部とをヒンジピラ−に共 に締結固定するようにしたから、組付け工数を低減することができると共に、カ ウルサイド部の閉断面構造によって、ヒンジ手段の、高い取付強度を確保するこ とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車の車体構造の分解斜視図である。
【図2】カウルサイド部付近の斜視図である。
【図3】カウルサイド部付近の縱断面図である。
【符号の説明】
1 車体 4 フロントボデ−ユニット 6 ル−フユニット 11 カウルサイド部 24 ヒンジ手段 25 ボンネットリッド 26 ヒンジピラ−

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボンネットリッドの後部が車体にヒンジ
    手段を介して開閉可能に取付けられる自動車の車体構造
    であって、上記車体が、上部車体と下部車体とに分割さ
    れ、該上部車体の左右に、閉断面構造のカウルサイド部
    が形成され、そして該カウルサイド部がヒンジ手段とと
    もに下部車体のヒンジピラ−上部に締結固定されること
    を特徴とする自動車の車体構造。
JP4312991U 1991-06-10 1991-06-10 自動車の車体構造 Pending JPH04134785U (ja)

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JP4312991U JPH04134785U (ja) 1991-06-10 1991-06-10 自動車の車体構造

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010254158A (ja) * 2009-04-27 2010-11-11 Suzuki Motor Corp 車両のフードヒンジ配置構造

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6143661U (ja) * 1984-08-18 1986-03-22 新富士バ−ナ−株式会社 ト−チランプの予熱バ−ナ−ハンドル用安全装置
JPH01297379A (ja) * 1988-05-23 1989-11-30 Daihatsu Motor Co Ltd 自動車のボデー構造

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