JPH04131120A - 溶剤回収装置 - Google Patents

溶剤回収装置

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Publication number
JPH04131120A
JPH04131120A JP2253465A JP25346590A JPH04131120A JP H04131120 A JPH04131120 A JP H04131120A JP 2253465 A JP2253465 A JP 2253465A JP 25346590 A JP25346590 A JP 25346590A JP H04131120 A JPH04131120 A JP H04131120A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
activated carbon
solvent gas
adsorbing
solvent
bed
Prior art date
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Pending
Application number
JP2253465A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahito Tanaka
雅人 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP2253465A priority Critical patent/JPH04131120A/ja
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  • Treating Waste Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、溶剤と空気との混合ガスから溶剤を回収する
際に用いる溶剤回収装置に関する。
(従来の技術) 従来、塗料、印刷、接着テープ、ドライクリーニング等
の産業では、主として揮発性の有機溶剤が使用されるが
、該有機溶剤は高価であり、爆発の危険性があると共に
、人体に対しても有害である為、製造装置或いは加工装
置からの排気等に含まれる溶剤ガスを補足乃至回収して
、浄化された空気を大気中に放出している。そして、こ
の為に用いられる溶剤回収装置は、通常第4図に示すよ
うな活性炭吸着部を有し、該活性炭吸着部は、溶剤ガス
を取り込みこれを吸着させる為の活性炭層aが具備され
、溶剤ガス流入口すより送り込まれた溶剤ガスは、通路
Cを通過したのち、矢印dの方向に流れ、且つ活性炭層
aを通過するときに、これに溶剤ガスを吸着させ、最後
にガス流出口eより流出する。又活性炭層aが経時によ
り溶剤ガスによって飽和に達した為その吸着能力が低下
したときは、溶剤ガスとは逆の方向(矢印fの方向)に
、高圧蒸気をこの活性炭層aに吹きつけて、溶剤を蒸発
させることによりその吸着能力を復活させる(この操作
を「脱着」と称す)のであって、その為に第3図に示し
た本発明装置の配置図のように、脱着用蒸気供給部14
を備えており、又更に、脱着により蒸発した溶剤ガスを
水冷コンデンサー等で凝縮液化する為の凝縮部15と、
該凝縮部15での凝縮液を水と溶剤とに分離する為の分
離部16とを有している。
しかして、第4図に於いて活性炭吸着部aは、溶剤ガス
の流入側gと流出側りにはアングル等の鋼材で格子状に
組まれた金網押さえiと、これに重ねて支持された金網
j(破線で示す)をそれぞれ配置し、溶剤回収装置の胴
周壁、天板及び床板に固定されており、この中に活性炭
(図示しない)を、上部の出入口により投入するように
なっている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、回収すべき溶剤中には高沸点の不純物が
多(含まれている為、この不純物の活性炭層への付着に
よる吸着能力の低下が起こり、吸着・脱着のサイクルを
短(せざるを得なくなる。
その結果上記従来の溶剤回収装置では、脱着の為の使用
蒸気量が増大することになり、又これを避けようとすれ
ば活性炭の入替えもしくは再生を頻繁乙こ行う必要があ
り、何れにしてもランニングコストが高くなるという欠
点があった。
そこで、本発明者は、斜上のような従来技術の欠点に鑑
み、回収効率の維持に優れ、且つランニングコストの低
い溶剤回収装置を提供すべ(種々研究の結果、高沸点不
純物による吸着能力の低下は、活性炭層の全体について
起こるのではなく、第3図で言えば、溶剤ガスの流入側
の表面jから比較的浅い層に限定されることを見出し、
本発明を完成するに至ったのである。
(課題を解決する為の手段) 本発明は、溶剤ガスを吸着させる活性炭吸着部と、該活
性炭吸着部に吸着された溶剤ガスを脱着する為の脱着用
蒸気供給部と、脱着された溶剤ガスを凝縮する凝縮部と
、凝縮部での凝縮液を分離する為の分離部とを有する溶
剤回収装置に於いて、前記活性炭吸着部が、溶剤ガスの
進行方向に並設された二層以上の活性炭層からなること
を特徴とする溶剤回収袋をその要旨とするものである。
(作用) 本発明は、前記活性炭吸着部が、溶剤ガスの進行方向に
並設された二層以上の活性炭層からなるので、経時によ
り、高沸点不純物による吸着能力の低下の為、所期の吸
着能を発揮しなくなったときは、該活性炭層の内、溶剤
ガスの吸入側の最外層に位置する活性炭層のみを取り替
えることにより、再びその機能が復活する。
(実施例) 以下に、本発明の実施例を図面を参照しながら詳細に説
明する。
第1図は本発明装置の内、活性炭吸着部Aの概略正断面
図、第2図は同上の一部切欠平面図であって、図におい
て1は活性炭吸着部の胴周壁であり、全体として円筒状
を呈している。2は高沸点不純物除去用の活性炭層、3
は該高沸点不純物除去用の活性炭層2に重ね合わされた
通常の活性炭層であって、金網押さえ4と、これに重ね
て支持された金網5(破線で示す)とで構成される仕切
り壁6を3枚、高沸点不純物除去用の活性炭層2の方が
やや薄(なるように配置されると共に、何れも活性炭層
床板7に支持され、その両側端縁は胴周壁1に取りつけ
られ、上端縁は天板8に取り付けられている。
床板9の上には傾斜板10が設けられ、溶剤ガスが上方
に向けて流入し易くなっており、該傾斜板10と活性炭
層床板7との間は、溶剤ガスの通路11となされている
本発明装置の作用を上記実施例に基づいて説明すると、
溶剤ガスは、溶剤ガス流入口12より送り込まれ、通路
11を通過したのち、矢印りの方向に流れるが、このと
き、最初に高沸点不純物除去用の活性炭層2を通過し、
その際に、高沸点不純物は高沸点不純物除去用の活性炭
層2で阻止され、引き続き該高沸点不純物除去用の活性
炭層2及び通常の活性炭層3で溶剤ガスが吸着され、最
後にガス流出口13より流出する。
又、脱着の場合は、第3図に示す本発明装置全体の配置
図に於いて、脱着用蒸気供給部14がら圧送された蒸気
が、ガス流出口13より流入し、吸着の場合とは逆の方
向(矢印Fの方向)に通過し、この間に溶剤を吸収して
溶剤ガス流入口12より流出し、次いで脱着された溶剤
ガスを凝縮する凝縮部15に送り込まれ、更に該凝縮部
15により凝縮された凝縮液を分離する為の分離部16
へと送られる。
この間経時により、高沸点不純物による吸着能力の低下
の為、所期の吸着能を発揮しなくなったときは、該活性
炭層の内、高沸点不純物除去用の活性炭層2のみを取り
替えればよい。この取り替えに際しては、上部の活性炭
出入口17より吸い出して新しい活性炭を投入すればよ
い。
本発明に於ける上記実施例では、活性炭層は高沸点不純
物除去用の活性炭層と、通常の活性炭層とをそれぞれ一
層ずつ並設した例を示したが、必ずしもこの例に限定さ
れず、それぞれの活性炭層は各々幾層並設してもよいの
であって、回収装置全体の寸法、要回収量、溶剤の種類
、送風機能力その他の要素により適宜決定される。
本発明装置の上記実施例では、装置全体の形状が円筒状
を呈するものを示したが、必ずしもこれに限定されるも
のではなく、横断面が角状のものや扇形状のもの、或い
は継断面が楕円状、角錐状、円錐状のもの等適宜溶剤の
種類や回収すべき濃度、設置空間その他の要素に基づい
て設定すればよい。
本発明装置の上記実施例では、活性炭層における高沸点
不純物除去用の活性炭層と、通常の活性炭層との仕切り
並びに溶剤ガスの流入及び流出側は、金網押さえと、こ
れに重ねて支持された金網とで構成される固定された仕
切り壁を用いたが、装置が比較的小型の場合は、例えば
高沸点不純物除去用の活性炭層と、通常の活性炭層とが
それぞれ別個にそのまま取り出せるように、カセット式
%式% 又、本発明装置の上記実施例では、活性炭層における高
沸点不純物除去用の活性炭層と、通常の活性炭層とは重
ね合わされたものを採用したが、両層の間に空間を設け
てもよい。
(効果) 本発明溶剤回収装置は、活性炭吸着部が、溶剤ガスの進
行方向に並設された二層以上の活性炭層からなるので、
経時により、高沸点不純物による吸着能力の低下の為、
所期の吸着能を発揮しなくなったときは、該活性炭層の
内、溶剤ガスの吸入側の最外層に位置する活性炭層のみ
を取り替えることにより、再びその機能が復活する。
従って、活性炭層の取替え費用は従来の約半分以下にな
り、ランニングコストの逓減を図り得ると共に、回収効
率の長期維持の点で優れた装置を提供することが出来る
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明装置に用いる活性炭吸着部Aの概略正
断面図、第2図は、同上の一部切欠平面図、第3図は、
本発明溶剤回収装置全体の配置を示す説明図、第4図は
、従来の溶剤回収装置に用いる活性炭吸着部を示す概略
正断面図である。 A・・活性炭吸着部、1・・活性炭吸着部の胴周壁、2
・・高沸点不純物除去用の活性炭層、3・・通常の活性
炭層、4・・金網押さえ、5・・金網、6・・仕切り壁
、7・・活性炭層床板、8・・天板、9・・床板、10
・・傾斜板、11・・溶剤ガスの通路、12・・溶剤ガ
ス流入口、13・ガス流出口、 ・脱着用上記供給部、 ・凝縮部、 ・分離部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、溶剤ガスを吸着させる活性炭吸着部と、該活性炭吸
    着部に吸着された溶剤ガスを脱着する為の脱着用蒸気供
    給部と、脱着された溶剤ガスを凝縮する凝縮部と、凝縮
    部での凝縮液を分離する為の分離部とを有する溶剤回収
    装置に於いて、前記活性炭吸着部が、溶剤ガスの進行方
    向に並設された二層以上の活性炭層からなることを特徴
    とする溶剤回収装置。
JP2253465A 1990-09-21 1990-09-21 溶剤回収装置 Pending JPH04131120A (ja)

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JP2253465A JPH04131120A (ja) 1990-09-21 1990-09-21 溶剤回収装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5980306A (en) * 1996-10-31 1999-11-09 The Furukawa Electric Co., Ltd. Electrical connection box
JP2008266370A (ja) * 2007-04-16 2008-11-06 Sakata Corp 有機溶剤性印刷インキ組成物の印刷システム、及びその印刷システムで利用する有機溶剤性印刷インキ組成物

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5980306A (en) * 1996-10-31 1999-11-09 The Furukawa Electric Co., Ltd. Electrical connection box
JP2008266370A (ja) * 2007-04-16 2008-11-06 Sakata Corp 有機溶剤性印刷インキ組成物の印刷システム、及びその印刷システムで利用する有機溶剤性印刷インキ組成物

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