JPH04129436A - 時分割多重化装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は時分割多重化装置に関し、特に高速多重化回線
の回線警報を低速回線へ送出する際の転送方式に関する
。

従来技術 従来、この種の時分割多重化装置においては、多重化回
線の回線数の回線警報転送用バスを有し、高速多重化回
線毎に回線データとは別に回線警報を転送する方式が採
用されていた。

しかし、この従来の方式を採用して時分割多重化装置を
構成すると、多重化回線の回線数たけ警報転送用バスが
必要となるため、そのバスの信号線数の物理的制限によ
り収容可能な回線本数が制限されるという欠点があった
。

発明の目的 本発明は、上述した従来の欠点を解決するためになされ
たものであり、その目的は警報転送用バスの本数の物理
的制限により高速多重化回線の本数が制限されることの
ない時分割多重化装置を提供することである。

発明の構成 本発明による時分割多重化装置は、高速多重化回線から
のデータを低速回線に送出する時分割多重化装置であっ
て、前記高速多重化回線の障害を検出する検出手段と、
この検出された障害についての警報情報と前記データと
を時間スイッチングするスイッチ手段とを有し、このス
イッチ手段により時間スイッチングされたデータ及び警
報情報を前記低速回線に送出す、るようにしたことを特
徴とする。

実施例 次に、本発明について図面を参照して説明する。

第１図は本発明による時分割多重化装置の一実施例の構
成を示すブロック図である。

図において、本発明の一実施例による時分割多重化装置
１は、高速多重化回線インタフェース部２と、２つの低
速回線インタフェース部３ａ及び３ｂと、時間スイッチ
回路７とを含んで構成されている。すなわち、図示せぬ
送信側から高速多重化回線を介して送られてくるデータ
を、低速回線を介して複数の図示せぬ端末に送出する機
能を有しているのである。なお、本例においては低速回
線インタフェース部が２つ設けられているが、端末が追
加された場合には、その数に応じて低速回線インタフェ
ース部も追加する必要がある。

高速多重化回線インタフェース部２は、高速多重化回線
を介して送られてくるデータを受信するデータ受信回路
４と、高速多重化回線の障害を検出し、その障害にかか
る警報情報を出力する警報検出回路５と、データをデー
タバス１］上に送出し、警報情報を回線警報転送バス１
２上に送出するバス送信回路６とを含んで構成されてい
る。

また、時間スイッチ回路７は、データバス１］上のデー
タのタイムスロットと、回線警報転送ハス１２上の警報
情報のタイムスロットとの入換えを行うものである。

さらにまた、低速回線インタフェース部３ａは、時間ス
イッチ回路７からのデータ及び警報情報を受信するバス
受信回路８ａと、警報情報の内容に応じてデータ送信回
路１０ａを制御するデータ制御回路９ａと、図示せぬ端
末へデータ及び警報情報を送信するデータ送信回路１０
ａとを含んで構成されており、低速回線インタフェース
部３ｂは同様にバス受信回路８ｂと、データ制御回路９
ｂと、バス受信回路１０ｂとを含んで構成されている。

かかる構成において、高速多重化回線インタフェース部
２のデータ受信回路４において高速多重化回線のデータ
が受信されると、そのデータはバス送信回路６及び警報
検出回路５に入力される。

警報検出回路５においては、同期はずれ、ＡＩＳ　（Ａ
ｌａｒｍ　Ｉｎｄｉｃａｔｉｏｎ　Ｓｉｇｎａｌ　）等
、各種の障害検出が行われる。そして、回線障害が検出
されれば、その警報情報としてバス送信回路６に入力さ
れる。

バス送信回路６は、受信データをデータバス１１上の予
め設定されたタイムスロットに送出し、警報情報を回線
警報転送バス１２上の予め設定されたタイムスロットに
送出する。データバス１１上のデータ及び回線警報転送
バス１２上の警報情報は、時間スイッチ回路７において
夫々タイムスロットを入換えられ、低速回線インタフェ
ース部３ａ、３ｂのバス受信回路８ａ、８ｂに送られる
。

以下は、低速回線インタフェース部りａ内の動作につい
て説明するが、低速回線インタフェース部３ｂ内におい
ても同様の動作が行われる。

バス受信回路８ａにおいては、設定されたタイムスロッ
トからデータと警報情報とを受信し、データ制御回路９
ａへ送信する。受信データは警報情報の内容に応じてデ
ータ制御回路９ａにより制御され、データ送信回路１０
ａにより低速回線へ送信される。例えば、警報情報の内
容が同期はずれであることを示せば、データをオール１
にして送信するという処理等が行われる。また、警報情
報の内容によっては、回線障害発生の旨のみが低速回線
側に送信される場合もある。

そして、受信データと警報情報とを低速回線へ送信する
際には、データ制御回路９ａにより、両者を時分割処理
して送出するのである。このように、回線上のデータと
警報情報とを時間スイッチングして転送することにより
、その後に回線数が増加した場合でも警報転送バスの本
数を増やす必要は無いのである。その結果、警報転送バ
スの本数の物理的制限により高速多重化回線の本数が制
限されない時分割多重化装置を実現できるのである。

発明の詳細 な説明したように本発明は、高速多重化回線上のデータ
と回線上の警報情報とを時間スイッチングして転送する
ことにより、警報転送バスの本数の物理的制限により高
速多重化回線の本数か制限されない時分割多重化装置を
実現できるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例による時分割多重化装置の構成
を示すブロック図である。 主要部分の符号の説明 ４・・・・・・データ受信回路 ５・・・・・・警報検出回路 ６・・・・バス送信回路 ７・・・・・・時間スイッチ回路 ８ａ、８ｂ・・・・・・バス受信回路 ９ａ、９ｂ・・・・・データ制御回路 １０ａ、１０ｂ・・・・・データ送信回路１１・・・・
・・データバス １２・・・・・回線警報転送バス 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）高速多重化回線からのデータを低速回線に送出す
   る時分割多重化装置であって、前記高速多重化回線の障
   害を検出する検出手段と、この検出された障害について
   の警報情報と前記データとを時間スイッチングするスイ
   ッチ手段とを有し、このスイッチ手段により時間スイッ
   チングされたデータ及び警報情報を前記低速回線に送出
   するようにしたことを特徴とする時分割多重化装置。