JPH04128473A - アンカー部材 - Google Patents

アンカー部材

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JPH04128473A
JPH04128473A JP2299043A JP29904390A JPH04128473A JP H04128473 A JPH04128473 A JP H04128473A JP 2299043 A JP2299043 A JP 2299043A JP 29904390 A JP29904390 A JP 29904390A JP H04128473 A JPH04128473 A JP H04128473A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、コンクリート等の部材内に挿通して固定さ
れ、他部材の取付用基材等として用いられるアンカー部
材に関するものである。
〔従来の技術〕
この種のアンカー部材では、従来、例えば円柱状のアン
カー本体の先端部に軸方向の四部を形成するとともに先
端部側面に軸方向のスリットを形成し、四部に略円錐状
のプラグをセントシた状態で打し込む構造のものが知ら
れている。プラグが四部の奥行きに入り込むにつれて先
端部は略円惟形に拡開されて孔の側面に押圧され、押圧
による摩擦によって抜止めされるようになっている。
また、軸方向の貫通孔を有するアンカー本体の先端側に
スリットを有する縮径部を設け、後端側からロックビン
を強制移動して縮径部を拡開する構造のものも提供され
ている。
(発明が解決しようとする課題〕 ところで、上述のような構造のものでは、孔の側面とア
ンカー部材の先端部との面接触による摩擦で係止状態を
得ているため、孔の性状、すなわち穿孔精度や孔側面の
強度(コンクリ−1−等にあっては骨材の分布密度)等
の変化、あるいは振動等の外的要因により係止強度が大
きく左右され、例えば穿孔精度が悪い場合には容易に緩
んで仕様強度を大きく下回るなど、施工後の信頼1′I
4に著しいバラツキを来している。
なお、この種のアンカー部材では、係止強度の向上より
もむしろ耐震性など、係止強度の安定性が強く望まれて
いる。
本発明者が考察するに、従来のものでは、アンカー部材
の先端部の拡開によって孔側面を強制押圧するので、孔
側面及びその近傍が圧壊されていわゆる軟弱地盤構造を
早し、振動等によって容易に抜番ノることが予想できる
ものである。そして、係止強度の不安定により許容限度
近傍での積極的使用が敬遠されがちで利用範囲も狭めら
れている現状にある。
なお、拡開される先端部の外面に段差を形成して摩擦力
を高める等の]二夫がなされているが、面接触による係
止形態に変わりはなく、係止力の大幅な改善には至って
いない。
そこでこの発明は、穿孔精度等の如何に拘らず常に安定
した係止強度を得ることができ、よって施工後の高信頼
性を長期に亘って維持できるとともに利用範囲の拡大を
図才するアンカー部材の1に((tをイの]」的とする
〔課題を解決するだめの手段〕
この発明は、上記目的を達成すべく創案されたもので、
その特徴GJ、部材内に形成された孔乙こ押通される筒
状のアンカー本体と、このアンカー本体に形成されアン
カー本体内を軸方向に移動するl−1ンクピンて拡開さ
れる縮径部と、この縮径部の外面に設けられ縮径部の拡
開動作にイ1′って上記アンカー本体の略径方向をもっ
て1−配孔の側面に食い込む係止部材とが備えられてい
る構成にある。
また、この発明によれば、縮径部と係止部十イとが軸方
向に間隔をおいて複数段りられている構成とするごとが
できる。
[作 用] この発明によれば、コンクリ−I・笠の部材内に形成さ
れた孔にアンカー本体が挿通され、挿通後口ツクビンが
治具等の手段でアンカー本体内を軸方向に強制移動さセ
られる。ロックビンが縮径部に至ると縮径部は拡開され
、これに伴って係止部材はアンカー本体の径方向に拡開
され、孔の側面に略垂直方向をもって食い込む。これに
よって部材との間に確実な引っ掛かりによる係止状態が
得られる。
また、この発明によれば、骨材分布の偏りにより孔の側
面に軟弱地盤の部分があっても、他の性状安定部分にお
ける他方の係止部材の食い込のによって軟弱部分への食
い込みによる係止強度の低下並びに不安定さが補正され
、全体として所望の係止強度が維持される。
(実施例) 第1図乃至第6図はこの発明の一実施例を示す。
壁面補修への適用例を示したもので、第7図に示すよう
に、コンクリート下地2にモルタル等の接合材4を介し
てタイル等の外装材6が貼られた壁面8において、コン
クリ−1・下地2と接合材4との間、あるいは接合材4
と外装材6との間にf、II離PI、P2が生した場合
、外装材6等の落下事故を招く危険性があるが、外装材
6の表面側から回転トリル等で外装材6と接合材4とを
貫通してへ コンクリ−1・下地2に入り込む連通孔10を形成して
アンカー部材12で止めることにより、これを防止でき
るとともに壁面8の強度を回復させることができる。
アンカー部材12には、筒状のアンカー本体14が備え
られζおり、このアンカー本体14の先端部には段差面
15を介して径小部16が形成され、後端部には末広が
りとなるテーバ部18と鍔部20とが形成されている。
また、アンカー本体14の胴部には後述するシーリング
材の流出口として、径方向に対向する少なくとも一対の
透孔22を形成することができる。
径小部16にはさらに減径された縮径部24が形成され
ており、この縮径部24の外面には、略C字形の係止部
材26が取付けられている。係止部If’ 26はその
開1コ部26aを縮径部24に対してきつめにスライド
嵌合できる寸法、すなわち縮径部24の外径d1より若
干小さい開口寸法d2とすることによって、アンカー本
体14の軸方向へのずれが阻止されることは無論、嵌合
操作のみでアンカー本体14との一体結合を得ることが
できる。
また、縮径部24の軸方向先端側には係止部材26の軸
方向の離脱を1徂止するための***部25が形成されて
おり、また、径小部16のほぼ全体に亘、って径方向に
対向する少なくとも一対のスリッ)27.27が形成さ
れている。なお、流通過程における係止部材26の抜落
ちを防止するために、第3図に二点鎖線で示すように、
嵌合後停止部材26の開口端縁26b、26bをかしめ
るのが望ましい。また、これに代えて、係止部材26を
ハネ部材ないし高弾性材でほぼ完全なリング状に形成し
て強制嵌合する形態とすることもできる。
連通孔10はシーリング材の良好な注入を得るために、
アンカー部材12より長く形成するごとができ、その開
口端には係合口としての径大の四部10aを形成するこ
とができる。
アンカー部材12ば縮径部24に係止部材26を取付け
た状態で連通孔10に挿通され、鍔部20が四部]Oa
の底面に当接するまで挿通される。
そして、連通孔10の奥行端との間に空隙部28を残し
た状態に七ノドされる。この状態で、アンカー本体14
内を摺動でき且つ縮径部24の内径d、より大きい外径
を有するテーバ状のロックビン30がアンカー本体14
の後◇Hj+側から治り等を介して強制移動させられる
ロックビン30が11?1径部24に達すると、縮径部
24はスリット27によってロックビン30の外径1法
d4との相違分(da −63)円滑に拡開され、これ
に伴って係上部+426もアンカー本体14の径方向に
拡開される。この場合、アンカー本体14の先端部の拡
開角αは約10°弱となる。係止部材26が拡開される
と、第5図に示すように、その外周端部がコンクリート
下地2に略垂直に寸法01分食い込む。そして、アンカ
ー本体14に引っ張り力が作用した場合、係止部材26
は***部25によってアンカー本体14に対する離脱を
阻1トされる。
実験の結果、アンカー本体14の全長が70mm、外径
が6mm、肉厚が0.5mmのものにおいて、係止部材
26の食い込み寸法d5が約0.25mmの場合、約3
00kgの引張強度を確認できた。これは、コンクリー
ト下地2との係11二が単なる面接触による摩擦でなく
、連通孔10の側面に略垂直に食い込む完全な引っ掛か
り構造に因る。ごれによって連通孔10の性状や振動等
に左右されることなく常に仕様強度と同等の安定した係
止強度を得ることができる。
従って、施工後の高信頬性を長期に亘って維持できると
ともに利用範囲の拡大を図ることができる。
なお、この例においてはアンカー本体14と係止部材2
6として耐蝕性に優れるステンレス材を使用し7、係止
部材26の肉厚を1 mmとした。食い込=& ・j−
法d、は(]、  1.5mm 〜0. 3mm程度が
望まU、い。縮径部24の外径寸法d、や係止部材26
の外径」法d2等は食い込みス]法(1,をi5 q4
%に適宜に設定することができる。
また、ごの例では係止部材20の食い込め量を得るため
に径小部I〔5を形成した−1に縮径部2,1を設ける
2段減径構造としたが、アンカー本体I4の外径に縮径
部24を直接に設LJる構成としても−に連の係止機能
は支承なく得られるものである。
また、ロックビン30の拡開位置の位置決めは冶具の寸
法設定で容易に行うことができるものである。
アンカー部材12の固定が完了すると、第6図に示すよ
うに、エポキシ樹脂等のシーリング材32が充填される
。この場合、アンカー部材12はテーバ部18及び鍔部
20によって連通孔10内での振れを阻止されるので、
連通孔10との間に均一なりリアランス34が形成され
る。これによってシーリング材32の流動性が促進され
、空隙部28の存在とも相まってアンカー部材12の外
部にもくまなく行き渡り、よって良好なノール構造が得
られる。なお、連通孔10の凹部10aには樹脂バう−
等の封止部材33を設り一ζもよい。
上記例では係止部材2〔;の外周1[11を平坦な形状
とし7たが、第8図ζこ示ず31、)(、こ、々(周面
に中心す向への切欠部2 E5 cを設けて!″も形状
とず独ば]1い込み性の向上を図ることができる。
また、上記例では係止部材26の軸方向のずれを阻止す
るために***部25を形成したが、第9図に示すように
、径方向への絞り量が大きい縮径部35を形成すれば、
その軸方向の先端縁35aをもって***部25と同等の
機能を付与することができる。
次に第10図及び第11図はスリット27を設けない例
を示す。この場合においてもロックピン30によって縮
径部24が強制的に拡開され、食い込み寸法d7を得る
ことができる。
また、上記各側では係止部材26をアンカー本体14に
対して別体として形成したが、第12図に示すように、
絞り加工等によって縮径部36゜36を形成してその中
央部の突部をアンカー本体14に一体としてなる係止部
材38とすることもできる。
なお、−ト記各側では係止部材26等をアンカー本体1
4の単一の箇所に設ける構成としたが、これに限られる
ものではなく、例えばアンカー本体14の長手方向に間
隔をおいて複数設げる複コンク形態とすることもてきる
。第13図及び第14図はその一例を示すものである。
アンカー部材40には、アンカー本体42が(111え
られており、アンカー本体の先端部には縮径部44が軸
方向に間隔をおいて複数形成されているとともに。スリ
ット46が形成されている。各縮径部44には上記例と
同様に係止部材26が取付けられており、アンカー本体
42内には各縮径部44と各係止部材26を拡開させる
長さを有するロックピン48が設けられている。ロック
ピン48が強制移動させられると、各縮径部44が拡開
されるとともに各係止部材26がコンクリート下地2に
略垂直に食い込む。
この場合、仮に最先端寄りの係止部材26の食い込み部
位が骨材2aの少ない軟弱地盤域S1であったとしても
、他の係止部tJ’26.26が骨材2aの多い強固地
盤域S2.S3に食い込むことにより、アンカー部材4
0の引き抜き強度並びに耐震強度が良好に維持される。
各係止部材26間の距離rは、近ずぎると食い込み時の
相互干渉によって地盤が破壊されるので3mm程度が望
ましい。
このように、縮径部と係止部材とを軸方向に間隔をおい
て複数設けることにより、コンクリート下地2の性状が
不安定でも所望の係止強度を得ることができ、よって信
鎖性の向上を図ることができる。また、例えばアンカー
部材40を二部材間に貫通して設け、各部材に対応して
縮径部44並びに係止部材26を設ければ部材間の結合
材として利用できる。
次に表は、上記例に係るアンカー部材40の弓抜き強度
の試験結果を示すものである。ここで、引っ張り試験器
にはアムスラー代引張試験器を使用し、コンクリート材
はφ100mm、長さ200世の円錐形で240 kg
/cfflの一般建築用を使用した。また、アンカー部
材40の寸法は、外径6φ、肉厚0.8mm、全長55
胴である。
 z 表 また、第15図は、アンカー部材40と従来のもの(り
1径6φ、肉厚0.7順、全長45卸)との引抜き過程
にお+−する荷重変化の差を示したものである。同図か
ら明らかなように、従来のものNが特定荷重の下で一気
に抜は易いのに比べて、本願のものMではでは係止部材
26の食い込め作用によって係止力の持続性が得られ、
耐震性に優れる。
次に第16図は他の実施例を示す。アンカー部材50の
アンカー本体52は、ト記各側が管材を用いて絞り加工
等で縮径部を形成したのに対し、切削加工やモールド成
形によって形成されている。
アンカー本体52の先端部には縮径部54が形成されて
おり、縮径部54には軸方向に間隔をおいて係止部材5
6が複数一体に形成されている。係止部材56は例えば
アンカー本体52の外面を切削することによって形成さ
れ、これに伴って縮径部54も同時に形成されるもので
ある。また、この例では、アンカー本体52の後端部に
はポルト取イ」用のネジ孔58が形成されている。ロッ
クビン60はアンカー本体52との一体流通を可能に、
ボンデ等の打撃で形成される突部52aで抜は落ちを阻
止されている。符号62はスワン[を示し、符号64は
アンカー本体52の先端部に形成される内孔を示す。こ
の場合においても係止部材56によって別体型の係止部
材2Gと同等の機能を得ることができる。各係止部材5
6は独立の環状形としたが、これに限らず螺旋形として
も良い。
また、第17図に示すように、食い込みの円滑さを得る
ために、係止部材5Gの先端側にテーバ面56aを設け
ることもできる。
次に第18図は係止部材56の一体成形タイブの変形例
を示すものである。アンカー部材66のアンカー本体6
8には先端部に縮径部69が形成され、後端部にはナツ
ト部材数イζj用のネジ部70が形成されている。また
、ロックビン72には打込み部72aが一体に形成され
ているとともに、B アンカー本体68との一体化を図る抜止め部72bがロ
ーレット加工等の手段で形成されている。
なお、第19図に示すように、例えばアンカー本体68
の先端部側とネジ部70側とを別々に製造し、それぞれ
の端面68a、68bを銅ろう等の接合材で固着するこ
ともできる。この場合、製造コス1−の低減を図ること
ができる。
次に第20図及び第21図は口・ンクピンの変形例を示
すもので、上記各側がアンカー本体の後端側から移動す
るのに対し、先端側から移動するタイプのものである。
第20図に示すアンカー部材74にはアンカー本体76
が備えられ、アンカー本体7Gの先端側には縮径部78
と係止部材56とが形成され、後端側にはネジ孔82が
形成されている。アンカー本体76の先端側には略円錐
形のロックビン84が設けられており、アンカー本体7
6を打ち込むごとによって1ロックピン84が軸方向に
移動し、縮径部78が拡開される。
また、第21図に示すアンカー部材86では、第20図
で示したアンカー本体76に螺合するネジ部88を存す
るとともに、縮径部78より径大のロック部90を有す
るロックビン92が備えられている。アンカー本体76
をねし込むことによってロック部90が縮径部78内に
入り込め、これによって縮径部78が拡開される。
なお、上記各側ではアンカー本体を管材ないし丸棒材で
形成したが、例えば第22図に示すように、板材94を
カーリング等の手段で加工して端面94a、95bを接
合し、基本中空部材を形成することもできる。
〔発明の効果〕
この発明によれば、コンクリ−1・等の部材に対する係
止手段としての係止部+、lが孔の側面に略垂直に食い
込む係止状態を得ることができるので、係止強度の増大
を図ることができるとともに、孔の性状や振動等の条件
に拘らず常に安定した係止強度を得ることができる。
従って、施工後の高信頬性を長期に亘って維持すること
ができるとともに利用範囲の拡大を図ることができる。
また、仮に一つの係止部材が骨材分布の偏りによる軟弱
地盤域に食い込んでも、他の係止部材の強固地盤への食
い込みによって補われるので、常に安定した係止強度を
得ることができ、信頼性の一層の向」−を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係るアンカー部材の一実施例を示す
使用状態での断面図、第2図は同アンカー部材の分解斜
視図、第3図は第2図の■−■線での概要断面図、第4
図は係止部材の食い込め動作前の状態を示す要部断面図
、第5回は食い込み時の要部断面図、第6図はシーリン
グ材を充填した状態を示す断面図、第7図は壁面構造を
示す概要断面図、第8図は係止部材の変形例を示す側面
図、第9図は他の例を示す一部切欠の要部側面図、第1
0図及び第11図は他の例を示す要部断面図、第12図
は他の例を示す一部切欠の側面図、第13図は他の例を
示す断面図、第14図はその使用状態の要部拡大断面図
、第15図は引抜き強度の比較を示す図、第] fi図
は他の例を示す図で、(Δ)はその側面図、(I3)は
断面図、第17図は第16図で示したアンカー部材の係
止部材の変形例を示す一部省略の正面図、第18図は他
の例を示す図で、(Δ)はその側面図、(■3)はその
断面図、第19図は第18図で示したアンカー本体の変
形例を示す分解斜視図、第20図及び第21図はそれぞ
れ他の例を示す断面図、第22図はアンカー本体の基本
体の変形例を示す斜視図である。 2・・・コンクリ−I・下地(部材) 4・・・接合材(部材) 6・・・外装材(部材) 10・・・連通孔(孔) 14.42,52,68.76・・アンカー本体24.
35.36.44,54.69.78・縮径部 26.38.56  ・・係止部材 30 48 60.72 8/1,92・・・ロックビ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)部材内に形成された孔に挿通される筒状のアンカ
    ー本体と、このアンカー本体に形成されアンカー本体内
    を軸方向に移動するロックピンで拡開される縮径部と、
    この縮径部の外面に設けられ縮径部の拡開動作に伴って
    上記アンカー本体の略径方向をもって上記孔の側面に食
    い込む係止部材とが備えられているアンカー部材。
  2. (2)上記縮径部と係止部材とが軸方向に間隔をおいて
    複数設けられている請求項1記載のアンカー部材。
JP2299043A 1990-06-20 1990-11-06 アンカー部材 Expired - Fee Related JPH0739747B2 (ja)

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