JPH04127538A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH04127538A
JPH04127538A JP24916790A JP24916790A JPH04127538A JP H04127538 A JPH04127538 A JP H04127538A JP 24916790 A JP24916790 A JP 24916790A JP 24916790 A JP24916790 A JP 24916790A JP H04127538 A JPH04127538 A JP H04127538A
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gate
film
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silicon dioxide
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は半導体装置に関し、特にパターンを微細化して
も信頼度の高いMOSFETを有する半導体装置に関す
るものである。
〔従来の技術〕
従来技術によるLDD (上1ghtly doped
 drain)構造のMOSFETについて、第3図を
参照して説明する。
P型シリコン基板1上の素子分離領域に、選択酸化法に
よる厚い二酸化シリコン膜2およびチャネルストッパと
なるP型拡散層3が形成されている。
素子形成領域にはゲート絶縁膜4が形成され、その上に
ポリシリコンあるいはポリシリコン層とタングステンな
どの高融点金属を含むシリサイド層との積層からなるゲ
ート電極5が形成されている。
ゲート電極5と厚い二酸化シリコン膜2とをマスクとし
て自己整合的に低不純物濃度のN型拡散層6が形成され
ている。
低不純物濃度のN型拡散層6は例えば燐を加速エネルギ
ー50〜80keV、注入量(ドース)2.0×10′
3〜1.0×10′4/Cm2イオン注入することによ
り形成される。
さらにゲート電極5には例えばCVD法による二酸化シ
リコン膜からなる側壁7が形成されている。
ゲート電極5、側壁7、厚い二酸化シリコン膜2をマス
クとして自己整合的に高不純物濃度のN型拡散層8が形
成されている。
高不純物濃度のN型拡散層8は例えば砒素を加速エネル
ギー50〜80keV1注大量(ドース)3.0XIO
′5〜1.0XIO16/cm2イオン注入することに
より形成される。
後続工程で形成される金属配線層との接触抵抗を低減す
るため、高不純物濃度のN型拡散層8には5.0XIO
I9/Cm3以上の不純物濃度が必要である。
また低不純物濃度のN型拡散層6はドレイン側端部にお
けるゲート電極5とN型拡散層6,8との間の電界の集
中の防止を目的として、5×10” 〜1.OX 10
”/cm−3の不純物濃度とする必要がある。
したがって高集積化を目的として、ゲート長を1.2μ
m以下、ゲート絶縁膜の厚さを250Å以下とするMO
SFETにおいては、ソース−ドレイン拡散層を不純物
濃度の異なる二重のN型拡散層6,8を適用することと
なった。
〔発明が解決しようとする課題〕
このようなMOSFETにはつぎのような問題があった
第1に、高速化、高集積化を目的としてゲート絶縁膜を
さらに薄く、ゲート長を短かくして、電界強度を従来状
態に保とうとすれば、低不純物濃度のN型拡散層の不純
物濃度を低下させる必要がある。その結果トランジスタ
本体の単位チャネル幅当りのドレイン電流は増加する一
方、ソース−ドレイン拡散層に付随する寄生抵抗が大き
くなる。したがってトランジスタ本体と寄生抵抗成分と
を加えた全体としてのトランジスタでは、単位チャネル
幅当りのドレイン電流は縮小度合に比べて小さな電流増
加しか得られない。
第2に、半導体装置の特性ばらつきの原因となるゲート
長のパターン精度は、露光装置およびゲート電極のエツ
チング装置の装置能力のみによって決まる。したがって
量産工程においては、ゲート長の製造規格は0.8±0
.15μmが限界である。実際にゲート長が0.95μ
mのときと065μmのときとの論理回路の遅延時間の
比は約1.5倍となり、電源電圧変動、温度変動などの
半導体論理回路の動作環境下における遅延時間のばらつ
きを3倍以下に抑える目安となる。さらにゲート長のば
らつき要因として例えばゲート電極材料となるポリシリ
コンの結晶粒界における結晶粒の部分的脱落も考えらる
。この対策は結晶粒を微細化する以外にない。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の半導体装置は第1導電型半導体基板の素子分離
領域に選択的に形成された第1の絶縁膜と、前記半導体
基板の素子領域内のチャネル形成領域上に形成されたゲ
ート絶縁膜と、前記素子領域内のチャネル形成領域の外
側に選択形成された前記ゲート酸化膜より厚く、前記第
1の絶縁膜より薄い第2の絶縁膜と、前記ゲート酸化膜
上から前記第2の絶縁膜上にかけて形成されたゲート電
極と、前記第2の絶縁膜下に形成された第2導電型のソ
ース−ドレイン拡散層とを有するものである。
〔実施例〕 本発明の第1の実施例について、第1図(a)〜(d)
を参照して説明する。
はじめに第1図(a)に示すように、P型シリコン基板
1の素子分離領域に選択酸化法を用いて厚さ600〜1
1000nの二酸化シリコン膜(第1の絶縁膜)2を形
成する。
つぎに硼素を加速エネルギー70〜100kev1注大
量(ドース)1.0XIO13/cm2イオン注入して
から、960〜1040℃、H2−02雰囲気で2〜4
時間熱酸化することにより、二酸化シリコン膜2の直下
に自己整合的にP型拡散層3を形成する。
つぎにP型シリコン基板1の素子領域に熱酸化により厚
さ35〜70nmの二酸化シリコン膜(第2の絶縁膜)
9を形成する。
つぎに第1図(b)に示すように、フォトリソグラフィ
によりチャネル形成予定領域の二酸化シリコン膜9に開
口10を形成してから、熱酸化することにより開口10
に厚さ10〜20nmのゲート絶縁膜4を形成する。
つぎに第1図(C)に示すように、燐ドープポリシリコ
ン層を堆積してから、フォトリングラフィにより選択エ
ツチングしてゲート電極5を形成する。
このとき減圧CVD法により厚さ300〜450nmの
ポリシリコン層を堆積し、820〜950℃で燐を熱拡
散することにより、層抵抗が10〜40Ω/口となるよ
うに形成されている。
ゲート電極5の幅!1は開口10の幅!2よりも大きく
なるように設定される。
したがってゲート電極5はゲート絶縁膜4上から二酸化
シリコン膜9上にかけて形成される。ここでは後続工程
で形成されるソース−ドレイン拡散層6の接合深さに対
応して!t  f2=800nmに設定されている。
つぎに第1図(d)に示すように、二酸化シリコン膜2
およびゲート電極5をマスクとして自己整合的にN型拡
散層6,8を形成する。
N型拡散層6,8は燐を加速エネルギー50〜80ke
V、注入量(ドース)2.OX 10” 〜1.0XI
O”/cm2および砒素を加速エネルギー50〜100
keV1注大量(ドース)3゜0×10′5〜1.0X
IO”/cm2イオン注入してから950℃、窒素雰囲
気で熱処理することにより形成される。燐と砒素との拡
散係数の差により、燐による低不純物濃度で接合深さの
深い拡散層6と、砒素による高不純物濃度で接合深さの
浅い拡散層8との二重の拡散層が形成されている。ここ
では燐によるN型拡散層6はその接合端が開口10の直
下近傍に到達するよう、接合深さを500nmとしてい
る。また不純物がP型シリコン基板1に十分イオン注入
できるよう、二酸化シリコン膜9の厚さを15〜30n
mに減じている。
つぎに本発明の第2の実施例について、第2図(a)〜
(d)を参照して説明する。
はじめに第2図(a)に示すように、P型シリコン基板
1の素子分離領域に二酸化シリコン膜2およびP型拡散
層3を形成する。つぎに素子領域上に熱酸化により厚さ
5〜10nmの二酸化シリコン膜11を形成し、さらに
全面に燐ドープの二酸化シリコンまたはポリシリコンか
らなる厚さ30〜50nmの不純物層12を堆積する。
つぎに第2図(b)に示すように、フォトリングラフィ
によりチャネル形成領域上の不純物層12を選択除去し
て開口10を形成する。つぎに950〜1050℃の温
度で熱酸化することにより、燐を不純物層12からP型
シリコン基板1へ拡散して、低不純物濃度のN型拡散層
6を形成する。不純物層12がポリシリコン層の場合、
この熱酸化により二酸化シリコン層9に変換する。
つぎに第2図(C)に示すように、全面をエツチングし
てチャネル形成領域のP型シリコン基板1を露出してか
ら熱酸化することにより、ゲート絶縁膜4を形成する。
つぎにゲート絶縁膜4から二酸化シリコン膜9にかけて
ゲート電極5を形成する。
つぎに第2図(d)に示すように、二酸化シリコン膜2
とゲート電極5とをマスクとして砒素をイオン注入する
ことにより自己整合的に高不純物濃度のN型拡散層8を
形成する。
第1の実施例と違ってこの第2の実施例においては、低
不純物濃度のN型拡散層6を開口10に対して自己整合
的に形成できるという特徴がある。
以上NチャネルMO8FETについて説明したが、Pチ
ャネルMO8FETに適用しても同様の効果を得ること
ができる。
〔発明の効果〕
本発明のMOSFETにおいて、ゲート絶縁膜上からゲ
ート酸化膜より厚い二酸化シリコン膜上にかけてゲート
電極が形成されている。
電界が集中し易いゲート電極のドレイン側端部で、ゲー
ト酸化膜が厚くなっているので電界の集中が緩和され、
MOSFETの経時変化が少なくなることにより、信頼
性が向上するという効果がある。
さらにシート電極とソース−ドレイン拡散層との間に構
成される寄生容量が低減でき、回路動作の高速化が可能
になった。
また従来ゲート電極の幅で決定されていたゲート長が本
発明では開口の幅で決定できるようになり、ゲート電極
材料に起因する製造ばらつきを排除できるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(d)は本発明の第1の実施例を示す断
面図、第2図(a)〜(d)は本発明の第2の実施例を
示す断面図、第3図は従来技術によるLDD構造のMO
SFETの素子部を示す断面図である。 1・・・P型シリコン基板、2・・・二酸化シリコン膜
(第1の絶縁膜)、3・・・P型拡散層、4・・・ゲー
ト絶縁膜、5・・・ゲート電極、6・・・N型拡散層、
7・・・側壁、8・・・N型拡散層、9・・・二酸化シ
リコン膜、10・・・開口、11・・・二酸化シリコン
膜、12・・・不純物層。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、第1導電型半導体基板の素子分離領域に選択的に形
    成された第1の絶縁膜と、前記半導体基板の素子領域内
    のチャネル形成領域上に形成されたゲート絶縁膜と、前
    記素子領域内のチャネル形成領域の外側に選択形成され
    た前記ゲート酸化膜より厚く、前記第1の絶縁膜より薄
    い第2の絶縁膜と、前記ゲート酸化膜上から前記第2の
    絶縁膜上にかけて形成されたゲート電極と、前記第2の
    絶縁膜下に形成された第2導電型のソース−ドレイン拡
    散層とを有することを特徴とする半導体装置。 2、一導電型半導体基板上の素子分離領域に第1の絶縁
    膜を選択形成する工程と、前記半導体基板上の素子形成
    予定領域に前記第1の絶縁膜より薄い第2の絶縁膜を形
    成する工程と、チャネル形成領域上の第2の絶縁膜を選
    択除去する工程と、前記チャネル形成領域に前記第2の
    絶縁膜より薄いゲート絶縁膜を形成する工程と、該ゲー
    ト絶縁膜上から前記第2の絶縁膜上にかけてゲート電極
    を選択形成する工程と、前記第2の絶縁膜下に第2導電
    型のソース−ドレイン拡散層を形成する工程とからなる
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5610430A (en) * 1994-06-27 1997-03-11 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Semiconductor device having reduced gate overlapping capacitance
JP2006245317A (ja) * 2005-03-03 2006-09-14 Fujitsu Ltd 半導体装置およびその製造方法

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US5610430A (en) * 1994-06-27 1997-03-11 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Semiconductor device having reduced gate overlapping capacitance
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