JPH04122292A

JPH04122292A - 洗濯機

Info

Publication number: JPH04122292A
Application number: JP2242958A
Authority: JP
Inventors: Noriaki Kojima; 則章児島; Kentaro Mochizuki; 健太郎望月
Original assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Current assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Priority date: 1990-09-12
Filing date: 1990-09-12
Publication date: 1992-04-22

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野本発明は、洗濯機に関する。

（ロ）従来の技術従来例として、外槽内に横軸型合成樹脂製ドラムを回転
自在に支持し、このドラムを回転させることにより、ド
ラム内の洗濯物を洗濯、脱水する洗濯機が、実公昭６１
−３８５４６号公報（Ｄ。

６Ｆ２５１００）に示されている。

（ハ）発明が解決しようとする課題従来例にあっては、石鹸カス等の汚れが前記外槽の内面
やドラムの外面に付着することがある。

そして、前記ドラムの自身の汚れは、すすぎ時等におい
て清水と接する機会が多いので、比較的汚れる度合いは
小さいが、前記外槽の内面の汚れにあっては、水量が少
なくて済むことが利点であるドラム式洗濯機故に、上部
まで水が生き渡りにくく、そのまま放置していると、汚
れが固化してとれにくくなったり、腐敗して異臭を放つ
ことがある。

本発明は、洗濯機の改良に関し、斯かる問題点を解消す
るものである。

（ニ）課題を解決するための手段本発明の洗濯機は、外槽内に回転自在に支持された横軸
型のドラムと、前記外槽内への給水手段と、前記ドラム
の回転駆動手段と、前記給水手段による給水動作と前記
駆動手段による前記ドラムの高速回転動作とを同時に行
うことにより成立する槽洗浄動作を実行するよう指令す
る制御手段とを備え、前記給水手段からの供給水が、前
記ドラムの外周面に直接比るよう構成したものである。

また、本発明は、洗い、すすぎ、脱水、乾燥等の各工程
を適宜組み合わせることにより構成された洗濯コースを
逐次実行する洗濯機であって、前記洗濯コース終了後所
定時間経過した時点で前記槽洗浄動作を自動的に実行す
るよう構成したものである。

また、本発明の洗濯機は、槽洗浄動作を、前記洗濯コー
スの最終工程が脱水工程であった場合に実行するもので
ある。

（ホ）作用即ち、槽洗浄動作では、ドラムの高速回転により、槽内
に供給された水が外槽内に隅々まで飛散し、外槽内面の
汚れが洗い流される。

特に、外槽内への供給水は、高速回転しているドラムの
外周面に直接性がれるので、水の飛散度合いが激しくな
って、水が外槽内に隅々まで行き渡る。

また、洗濯コースが終了すると、電源をＯＮ状態にして
いる限り、自動的に槽洗浄が行われる。

また、自動的に槽洗浄を行うのは、洗濯コースの最終が
脱水工程であった場合であるので、仮に、ドラム内に脱
水後の洗濯物が放置されていても、洗濯物の状態が変化
することはなく、むしろ、脱水後放置されていた洗濯物
にしわが発生しようとするところ、槽洗浄動作により、
再び脱水直後の状態に戻される。

（へ）実施例本発明の実施例を各図面に基づいて説明する。

１は板金製のフレーム、２はこのフレーム１の上部に配
設された上面板、３はこの上面板２の中央部に形成され
た衣類投入口Ａ、４はこの投入口Ａ３を開閉する上蓋、
５はこのフレーム１内に弾性的に吊り下げ支持された合
成樹脂製の外槽、６は前記外槽５の前面を遮蔽する前面
板であり、乾燥風を前記外槽５内に導入するための乾燥
風路７やエアートラップ８等が一体に形成されている。

９は前記乾燥風路７内に配設された乾燥ヒータ、１０は
前記乾燥風路７中に配設された送風ファン、１１は前記
外槽５の上面に開設された衣類投入口Ｂ１１２は前記投
入口Ａ３と投入口Ｂｌｌとを水密的に接続する蛇腹状の
ゴムパツキン、１３は前記外槽５内に回転自在に支承さ
れた横軸型のドラムであり、周囲に多数の透孔１４・・
・を有している。１５・・・は前記ドラム１３の外周面
に沿って多数外方へ突出形成された横リブＡで、前記ド
ラム１３を補強するためのものである。この横リブＡ１
５・・・は断面三角形に形成され、第２図において、矢
印Ａ方向の面１５ａが緩やかな畦斜面を構成し、一方、
反矢印Ａ方向の面１５ｂは、ドラム１３の周面に対し、
直角に起立している。１６・・・は前記ドラム１３の内
周面に形成された模りブＢである。前記ドラム１３は、
合成樹脂にて成型され、前記透孔１４・・・、横リブＡ
１５・・・、横リブＢ１６・・・は成型時に一体に形成
される。

１７は前記ドラム１３の周面に形成された衣類投入口Ｃ
１１８はこの投入口Ｃ１７を開閉する蓋体である。

１９は前記ドラム１３に対し、大、小プーリ２０．２１
、ベルト２２を介して連結された誘導モータであり、イ
ンバータ回路により駆動され、洗濯時に前記ドラム１３
を低速で反転させ、脱水時に前記ドラム１３を高速で一
方向回転させるものである。前記インバータ回路の構成
は周知であるので、説明を省略するが、前記モータ１６
に印加する周波数を可変制御して、モータ１６の回転数
を変化させるものである。

２３は前記大プーリ２０の裏側に取着された磁石、２４
は前記外槽５における前記磁石２１と対向する個所に取
着されたリードスイッチであり、前記磁石２３が近接す
ると閉成し、離間すると開成する。即ち、前記ドラム１
３（大プーリ２０）が１回転すると前記リードスイッチ
２３が１回開閉する。

２５は自動給水電磁弁であり、前記外槽５の上部側方に
給水ホース２６を介して接続されている。

第６図は洗濯機の制御機構をブロック図化したものであ
り、２７は制御の中心となるマイクロコンピュータ（以
下、マイコン）である。

前記マイコン２７の概略は、第５図の通り、ＣＰ　Ｕ　
２８　（ｃｅｎｔｒａｌ　ｐｒｏｃｅｓｓｉｎｇ　ｕｎ
ｉｔ）　、ＲＡＭ２９　（ｒａｎｄｏｍ　ａｃｃｅｓｓ
　ｍｅｍｏｒｙ）　、ＲＯＭ　３０（ｒｅａｄ　ｏｎｌ
ｙ　ｍｅｍｏｒｙ）　、タイマー３１、システムバス３
２及び入出カポ−）３３．３４から構成される。

前記ＣＰＵ２８は、制御部３５と演算部３６とから構成
され、前記制御部３５は、命令の取り出し及び実行を行
い、前記演算部３６は、命令の実行段階において、制御
部３５からの制御信号によって入力機Ｇやメモリから与
えられるデータに対し、二進加算、論理演算、増減、比
較等の演算処理を行う。前記ＲＡＭ２９は、洗濯機に関
するデータを記憶するためのものであり、前記ＲＯＭ３
０は、予め洗濯機を動かすための手段や判断のための条
件の設定、各種情報の処理をするためのルール等を読み
込ませておくものである。

そして、前記マイコン２７には、入力キー回路３７、水
位センサー３８、脱水上蓋安全スイッチ３９、異常発泡
検知回路４０、前記リードスイッチ２４、乾燥ヒータ９
、湯沸しヒータ４１、負荷検知回路４２等からの入力情
報に基づいて、前記インバータ回路４３、自動給水弁２
５、自動排水弁４４、ブザー回路４５、乾燥風送風用フ
ァン１０、表示装置４６等に制御信号を出力する。

前記水位センサー３８は、従来周知の構造であるので、
その詳細な説明は省略するが、要するに、前記外槽５内
の水位変化によるエアートラップ８内の圧力変化に応動
して、磁性体をコイル内に出入りさせて該コイルのイン
ダクタンスを変化させ、更に、このコイルのインダクタ
ンス変化を発振回路の発振周波数変化として取り出し、
前記マイコン２７に入力するものである。

斯かる構成において、本実施例の洗濯機は、洗い、すす
ぎ、脱水、乾燥の各工程が適宜組み合わされた洗濯コー
スを、前記マイコン２７の制御の下に逐次実行する。

そして、前記洗い及びすすぎ工程では、前記ドラム１３
を低速（約５　Ｏｒ’、ｐ、ｍ）で反転させることによ
り、ドラム１３内の洗濯物を移動させ、またドラム内壁
に衝突させて洗浄する。

また、前記脱水工程時には、前記ドラム１３を高速（約
８０　Ｏｒ、ｐ、ｍ）で左回転（第２図矢印Ａ方向）さ
せることにより、ドラム１３内の洗濯物を遠心力で脱水
する。

この脱水工程においては、前記ドラム１３が左回転する
が、前記槓リブＡ１５・・・を、この左回転方向の面１
５ａの傾斜度合いが緩やかになるように設定したので、
この横リブＡ１５・・・によって、前記外槽５内に残っ
た洗剤水や洗濯物から出た洗剤水をかきまぜることを軽
減し、発泡現象を抑制している。

また、前記乾燥工程は、前記ドラム１３を低速で反転す
ると共に、前記送風ファン１０及びヒータ９を駆動して
、前記ドラム１３内に乾燥風を導入することにより、洗
濯物と熱交換を行わせる。

さて、本実施例のような洗濯機にあっては、前記外槽５
の内面（特に上部）に洗剤や汚れが付着したままになり
やすく、そのまま放置すると、洗剤が内面にこびりつい
てますますとれにくくなる上に、汚れが腐敗して異臭を
放つことがある。

そこで、本実施例にあっては、前記外ＷＩ５の内面及び
ドラム１３の外周面を洗浄するための槽洗浄プログラム
を実行する。以下、この槽洗浄プログラムの動作を第１
図に基づいて説明する。

洗濯コースが終了すると、前記マイコン２７は、当該洗
濯コースの最終工程が脱水工程であったか否かを判別し
くＳ−１’）、最終が脱水工程で且つ入カキ−の操作に
よって槽洗浄動作が解除されていない場合に、洗濯コー
スの終了後２時間経過した時点で、前記給水弁２５を駆
動して給水を行う（Ｓ−２）と共に前記ドラム１３を高
速（脱水回転数と同じ）で右回転させる（Ｓ−３）。

尚、この間、当然排水されている（Ｓ−４）。

つまり、外槽５内で給水とドラム１３の高速回転とを行
うことにより、給水をドラムの回転で飛散させて、前記
外槽５の内面に水を衝突させる。

この水の衝突により、外槽５の内面やドラム１３の外周
面に付着している洗剤や汚れが除去される。

尚、前記槽洗浄プログラムの実行条件を、洗濯コースの
最終が脱水工程であった時と限定したのは、例えば、最
終が洗いやすすぎ工程であると、洗濯水を再利用するた
めに、前記外槽５内に水が残されていることがあり、こ
の状態で槽洗浄を行うと、この再利用水が排水されてし
まう危惧があるからである。また、最終が乾燥工程の場
合も除外し、乾燥後のものを濡らしてしまうことを防止
している。但し、槽洗浄の前にブザー等で外部に報知す
るよう構成しておけば、最終工程の判別は不要である。

また、前記２時間という時間は、実験に基づいて、適宜
変更され得る値である。

そして、この時、前記給水弁２５からの給水は第２図の
如く、前記外槽５の上部から、回転中のドラム１３の外
周面に対して注がれるので、水がドラム１３と衝突した
際に、大きく飛散する。

また、この槽洗浄時には、前記ドラム１３は右方向に回
転するが、前記横リブＡ１５・・・における右回転方向
の面１５ｂの傾斜度合いが急であるので、この横リブＡ
１５・・・によって、前記外槽５内の清水をよくとらえ
て、遠くに飛散させることができる。

前記槽洗浄動作（Ｓ−２）〜（Ｓ−４）後、３分経過す
ると、自動的に電源回路が遮断される。

（ト）発明の効果本発明の洗濯機の構成にあっては、ドラムや外槽内面を
洗浄し、汚れを除去することができるので、清潔である
。その上、洗浄水を外槽の隅々まで行き渡らせることが
できるので、槽の洗浄効果がきわめて良好である。

また、槽洗浄は、自動的に実行されるので、常に機器を
清潔な状態に保つことができる。

また、洗濯コースの最終が脱水工程である場合に槽洗浄
を実行するので、洗濯物の仕上がり状態を損なうことが
なく、むしろ、自然乾燥により発生するしわを解消する
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の洗濯機の動作を示すフローチャート、
第２図は洗濯機の正面断面図、第３図は同じく側断面図
、第４図はドラムの分解斜視図、第５図はマイコンの構
成図、第６図は制御機構のブロック回路図である。５・・外槽、１３・・ドラム、１９・・モータ（駆動手
段）、２５・・自動給水弁（給水手段）、２６・・マイ
クロコンピュータ（制御手段）。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）外槽内に回転自在に支持された横軸型のドラムと
、前記外槽内への給水手段と、前記ドラムの回転駆動手
段と、前記給水手段による給水動作と前記駆動手段によ
る前記ドラムの高速回転動作とを同時に行うことにより
成立する槽洗浄動作を実行するよう指令する制御手段と
を備え、前記給水手段からの供給水が、前記ドラムの外
周面に直接当るよう構成したことを特徴とする洗濯機。
（２）洗い、すすぎ、脱水、乾燥等の各工程を適宜組み
合わせることにより構成された洗濯コースを逐次実行す
るものであって、前記制御手段が、前記洗濯コース終了
後所定時間経過した時点で前記槽洗浄動作を自動的に実
行するよう構成したことを特徴とする請求項１に記載の
洗濯機。
（３）前記槽洗浄動作は、前記洗濯コースの最終工程が
脱水工程であった場合に実行されることを特徴とした請
求項２に記載の洗濯機。