JPH04122111A - コンデンサマイクロホンのプリアンプ - Google Patents
コンデンサマイクロホンのプリアンプInfo
- Publication number
- JPH04122111A JPH04122111A JP24312690A JP24312690A JPH04122111A JP H04122111 A JPH04122111 A JP H04122111A JP 24312690 A JP24312690 A JP 24312690A JP 24312690 A JP24312690 A JP 24312690A JP H04122111 A JPH04122111 A JP H04122111A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- preamplifier
- filter
- magnetic field
- coils
- same
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 title description 5
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 claims description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 7
- 238000004804 winding Methods 0.000 abstract description 2
- 230000006698 induction Effects 0.000 abstract 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 229910001369 Brass Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010951 brass Substances 0.000 description 1
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000001629 suppression Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
- H04R3/00—Circuits for transducers, loudspeakers or microphones
- H04R3/04—Circuits for transducers, loudspeakers or microphones for correcting frequency response
- H04R3/06—Circuits for transducers, loudspeakers or microphones for correcting frequency response of electrostatic transducers
Landscapes
- Circuit For Audible Band Transducer (AREA)
- Filters And Equalizers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、コンデンサマイクロホンのプリアンプに関
し、とりわけ、マイクロホンの周波数特性を平坦に補正
するフィルタを備えたコンデンサマイクロホンのプリア
ンプに関するものである。
し、とりわけ、マイクロホンの周波数特性を平坦に補正
するフィルタを備えたコンデンサマイクロホンのプリア
ンプに関するものである。
コンデンサマイクロホンにおいては、その周波数特性を
平坦化するために、振動膜と背極との間に音響抵抗を設
けている。然るに、この音響抵抗から発生する雑音のた
め、ごく低いレベルの音を受音し利用するには限界があ
る。
平坦化するために、振動膜と背極との間に音響抵抗を設
けている。然るに、この音響抵抗から発生する雑音のた
め、ごく低いレベルの音を受音し利用するには限界があ
る。
従来、超低雑音のコンデンサマイクロホンでは、振動膜
と背極間での音響抵抗を減じる工夫がされており、その
結果として、音場での周波数特性は、振動膜の共振周波
数に高いピークを生じる。そこで、マイクロホンの出力
を受けるプリアンプ内に、このマイクロホンの周波数特
性を平坦に補正するフィルタを設けていた。そうして、
このフィルタの特性は、第8図に示すように、減衰量が
制限されたノツチフィルタである。
と背極間での音響抵抗を減じる工夫がされており、その
結果として、音場での周波数特性は、振動膜の共振周波
数に高いピークを生じる。そこで、マイクロホンの出力
を受けるプリアンプ内に、このマイクロホンの周波数特
性を平坦に補正するフィルタを設けていた。そうして、
このフィルタの特性は、第8図に示すように、減衰量が
制限されたノツチフィルタである。
第8図において、周波数foに、振動膜の周波数特性の
ピーク値Zがあられれる。
ピーク値Zがあられれる。
また、プリアンプ内に設けられる上記フィルタとして、
抵抗とコンデンサと演真増幅器によるRCアクティブフ
ィルタが考えられるが、RCアクティブフィルタは本来
の目的により、特に低雑音であることが要求され、演算
増幅器にも超低雑音のものが必要になる。さらに、演算
増幅器に供給する電源電圧により、最大人力レベルが制
限される。
抵抗とコンデンサと演真増幅器によるRCアクティブフ
ィルタが考えられるが、RCアクティブフィルタは本来
の目的により、特に低雑音であることが要求され、演算
増幅器にも超低雑音のものが必要になる。さらに、演算
増幅器に供給する電源電圧により、最大人力レベルが制
限される。
これに対し、第9図に示すようなLCフィルタ(受動フ
ィルタ)では、演算増幅器を使用する必要がない点で、
ノイズに対して有利であり、加えて、最大入力レベルが
電源電圧の制約を受けない上、部品点数が少なくて済む
。
ィルタ)では、演算増幅器を使用する必要がない点で、
ノイズに対して有利であり、加えて、最大入力レベルが
電源電圧の制約を受けない上、部品点数が少なくて済む
。
さらに、可変コイルを使えば、共振周波数の微調整が容
易である等、RCアクティブフィルタよりも優っている
。
易である等、RCアクティブフィルタよりも優っている
。
このLCフィルタを設けたプリアンプの出力特性は、第
10図に示すように、磁界の周波数ftgにおいて、プ
リアンプ自身の雑音レベルよりも約30dBのピークが
みられる。
10図に示すように、磁界の周波数ftgにおいて、プ
リアンプ自身の雑音レベルよりも約30dBのピークが
みられる。
以上のような従来のコンデンサマイクロホンのプリアン
プでは、プリアンプのケースはその加工の容易さから、
非磁性体である黄銅などの材料からなっており、その場
合、プリアンプがさらされている磁界の変化に伴い、内
部のコイルに信号が発生して雑音となる。
プでは、プリアンプのケースはその加工の容易さから、
非磁性体である黄銅などの材料からなっており、その場
合、プリアンプがさらされている磁界の変化に伴い、内
部のコイルに信号が発生して雑音となる。
なお、プリアンプのケースに磁性体を使い磁気シールド
してこの問題を解決することも考えられるが、顕著な磁
気シールド効果は実際には得られない。それは磁力線が
全て磁器シールド材の中を透過する訳ではないことと、
また、加工の容易な磁性体の入手が困難な上、コストも
高く、加工性がよくない材質が多いため加工のコストが
嵩む。
してこの問題を解決することも考えられるが、顕著な磁
気シールド効果は実際には得られない。それは磁力線が
全て磁器シールド材の中を透過する訳ではないことと、
また、加工の容易な磁性体の入手が困難な上、コストも
高く、加工性がよくない材質が多いため加工のコストが
嵩む。
この発明はかかる課題を解決しようとするもので、プリ
アンプ内部に設けられるフィルタを、コイルとコンデン
サによる受動フィルタとした場合に、周囲の磁界の変化
がコイルに作用して信号として出力されることを防止す
ることができるコンデンサマイクロホンのプリアンプ 的とする。
アンプ内部に設けられるフィルタを、コイルとコンデン
サによる受動フィルタとした場合に、周囲の磁界の変化
がコイルに作用して信号として出力されることを防止す
ることができるコンデンサマイクロホンのプリアンプ 的とする。
この発明に係るコンデンサマイクロホンのプリアンプは
、コイルを等価に2つに分けて直列または並列に接続し
たLCフィルタが非磁性体ケースのプリアンプ内に設け
られている。
、コイルを等価に2つに分けて直列または並列に接続し
たLCフィルタが非磁性体ケースのプリアンプ内に設け
られている。
この発明においては、2つのコイルが互いに磁界の影響
を打消し合う。
を打消し合う。
第1図〜第4図はこの発明の一実施例を示し、第1図、
第2図においてプリアンプ(3)に付設されるLCフィ
ルタのコイルは、し、とL2の直列2分割構成とし、L
lとL2は互いに同一寸法、同一形状、同一インピーダ
ンスおよび同一巻方向とし、外部磁界Mと逆方向に互い
に等しい誘導電流■,41、INzがそれぞれ発生する
ように配置する。したがって、外部磁界Mによるフィル
タ終端における電流I NTは、I NT=I MI
I Nz=o・・・(1)となる。
第2図においてプリアンプ(3)に付設されるLCフィ
ルタのコイルは、し、とL2の直列2分割構成とし、L
lとL2は互いに同一寸法、同一形状、同一インピーダ
ンスおよび同一巻方向とし、外部磁界Mと逆方向に互い
に等しい誘導電流■,41、INzがそれぞれ発生する
ように配置する。したがって、外部磁界Mによるフィル
タ終端における電流I NTは、I NT=I MI
I Nz=o・・・(1)となる。
第3図は、この実施例の配置構成を示し、非磁性体でな
るケース(1)に、コンデンサマイクロホン(2)およ
びプリアンプ(3)が収納され、プリアンプ(3)の基
板(4)にコイルし,、L2が配置されている。
るケース(1)に、コンデンサマイクロホン(2)およ
びプリアンプ(3)が収納され、プリアンプ(3)の基
板(4)にコイルし,、L2が配置されている。
第4図はプリアンプ出力の特性を示し、磁界Mの周波数
fmにおいて、プリアンプの事故雑音レベルよりも約1
5dBのピークがみられ、第10図に比較して雑音の抑
制効果が顕著に表れている。
fmにおいて、プリアンプの事故雑音レベルよりも約1
5dBのピークがみられ、第10図に比較して雑音の抑
制効果が顕著に表れている。
以上のように、コイルL+1Lzは外部の磁界の変化に
対して互いに逆相の信号を発生するため、外部磁界の影
響は、フィルタ内部で吸収され、外部磁界の影響は外部
に表われない。また、フィルタの構成要素としてみると
、双方のコイルのインピーダンスは各々の和としてフィ
ルタ動作に寄与し、その定数さえ適正の値に設定するこ
とで、所望の特性とすることができる。
対して互いに逆相の信号を発生するため、外部磁界の影
響は、フィルタ内部で吸収され、外部磁界の影響は外部
に表われない。また、フィルタの構成要素としてみると
、双方のコイルのインピーダンスは各々の和としてフィ
ルタ動作に寄与し、その定数さえ適正の値に設定するこ
とで、所望の特性とすることができる。
第5図〜第7図はそれぞれ他の実施例を示し、同一の磁
界による起電力の方向が、逆になるようにし,とL2を
直列ないし並列に接続したもの、第6図は互いに同一巻
方向のし,とL2を並列接続したもの、第7図は互いに
逆巻きのL+とL2を並列接続したものである。
界による起電力の方向が、逆になるようにし,とL2を
直列ないし並列に接続したもの、第6図は互いに同一巻
方向のし,とL2を並列接続したもの、第7図は互いに
逆巻きのL+とL2を並列接続したものである。
いずれも(1)式が適合し、同一の効果を奏する。
以上の説明から明らかなように、この発明は、プリアン
プのケースが非磁性体でなる場合において、比較的安価
なコイルを2個用いたLCフィルタを設けたことにより
、周囲磁界の変化の影響を排除しうる効果がある。
プのケースが非磁性体でなる場合において、比較的安価
なコイルを2個用いたLCフィルタを設けたことにより
、周囲磁界の変化の影響を排除しうる効果がある。
第1図〜第4図はこの発明の一実施例を示し、第1図は
プリアンプの結線図、第2図はコイルの結線図、第3図
はプリアンプの側面図、第4図はプリアンプの出力特性
線図である。 第5図〜第7図はそれぞれ他の実施例のコイルの結線図
である。 第8図〜第10図は従来のコンデンサマイクロホンのプ
リアンプを示し、第8図はフィルタの周波数特性線図、
第9図はフィルタの結線図、第1O図はプリアンプの出
力特性線図である。 (1)・・・プリアンプ(3)のケース、(2)・・・
コンデンサマイクロホン。 ←IN2 −IN2 霧 +−rrI →チ 第4 閣 第7 閣 ←IN2 セーIN2 館8all 第9 閣 輻 m−うチ 第1011
プリアンプの結線図、第2図はコイルの結線図、第3図
はプリアンプの側面図、第4図はプリアンプの出力特性
線図である。 第5図〜第7図はそれぞれ他の実施例のコイルの結線図
である。 第8図〜第10図は従来のコンデンサマイクロホンのプ
リアンプを示し、第8図はフィルタの周波数特性線図、
第9図はフィルタの結線図、第1O図はプリアンプの出
力特性線図である。 (1)・・・プリアンプ(3)のケース、(2)・・・
コンデンサマイクロホン。 ←IN2 −IN2 霧 +−rrI →チ 第4 閣 第7 閣 ←IN2 セーIN2 館8all 第9 閣 輻 m−うチ 第1011
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 非磁性体でなるプリアンプケースと、 外部磁界の向きと逆向きの誘導電流が誘起される互いに
等価の2つのコイルが、それぞれの前記誘起電流が互い
に打消し合うように接続されているLCフイルタと、 を備えてなるコンデンサマイクロホンのプリアンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24312690A JPH04122111A (ja) | 1990-09-13 | 1990-09-13 | コンデンサマイクロホンのプリアンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24312690A JPH04122111A (ja) | 1990-09-13 | 1990-09-13 | コンデンサマイクロホンのプリアンプ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04122111A true JPH04122111A (ja) | 1992-04-22 |
Family
ID=17099191
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24312690A Pending JPH04122111A (ja) | 1990-09-13 | 1990-09-13 | コンデンサマイクロホンのプリアンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04122111A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2303990A (en) * | 1995-07-31 | 1997-03-05 | Sony Uk Ltd | Microphone amplifier |
GB2344252A (en) * | 1998-11-26 | 2000-05-31 | Nec Corp | Compact microphone for a portable telephone with a coil for cutting out high-frequency interference |
JP2005341118A (ja) * | 2004-05-26 | 2005-12-08 | Hitachi Communication Technologies Ltd | フィルタ回路、論理ic、マルチチップモジュール、フィルタ搭載型コネクタ、伝送装置及び伝送システム |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5337012A (en) * | 1976-09-16 | 1978-04-05 | Sharp Corp | Flame retardant speaker |
JPS5514719B2 (ja) * | 1976-04-05 | 1980-04-18 |
-
1990
- 1990-09-13 JP JP24312690A patent/JPH04122111A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5514719B2 (ja) * | 1976-04-05 | 1980-04-18 | ||
JPS5337012A (en) * | 1976-09-16 | 1978-04-05 | Sharp Corp | Flame retardant speaker |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2303990A (en) * | 1995-07-31 | 1997-03-05 | Sony Uk Ltd | Microphone amplifier |
GB2303990B (en) * | 1995-07-31 | 1999-05-05 | Sony Uk Ltd | Microphone amplifier |
GB2344252A (en) * | 1998-11-26 | 2000-05-31 | Nec Corp | Compact microphone for a portable telephone with a coil for cutting out high-frequency interference |
JP2005341118A (ja) * | 2004-05-26 | 2005-12-08 | Hitachi Communication Technologies Ltd | フィルタ回路、論理ic、マルチチップモジュール、フィルタ搭載型コネクタ、伝送装置及び伝送システム |
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