JPH04119158A - 開孔不織布とその製造方法 - Google Patents

開孔不織布とその製造方法

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JPH04119158A
JPH04119158A JP2235869A JP23586990A JPH04119158A JP H04119158 A JPH04119158 A JP H04119158A JP 2235869 A JP2235869 A JP 2235869A JP 23586990 A JP23586990 A JP 23586990A JP H04119158 A JPH04119158 A JP H04119158A
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JP
Japan
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nonwoven fabric
sheet
fiber
fibers
short fibers
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Application number
JP2235869A
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English (en)
Inventor
Masaru Kamisaka
上坂 優
Bungo Goto
後藤 文悟
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は開孔不織布及びその製造方法に関する。
〔従来の技術〕
孔開き模様あるいは凹凸模様を持った不織布はその形態
に由来して清拭布や洗い布として有用である。即ち、模
様付けによって液体との接触面積が増して良好な吸液性
を示すと共に比較的平滑な表面を有する不織布よりも物
体に対する接触点が少なくなるため、拭き取り布として
使用する時に全体としての摩擦の抵抗が少なく同時に接
触点では強い力が働き良好な清拭作用を与える。
この様な孔開き模様もしくは凹凸模様を持った不織布を
得んとする試みが種々、開示されている。
例えば、特公昭47−18069号公報には開孔を有す
る支持部材の上に保持した繊維ウェブに高圧の微小径の
柱状水流を衝突させて、開孔不織布を得る方法が開示さ
れている。又特公昭49−20823号公報には、規則
的な配列で散在する繊維が三次元に高度に絡み合ってい
る区域とこれらの区域を互いに連結しあっている比較的
伸びた形で集合している繊維からなる別の群の区域、及
びこれらの区域によって区画された区域で、そこでは繊
維が存在しないか、又は低い密度でしか存在しない区域
とから構成され、それによって、特定の不透過性評価値
と構造特性を有する不織布が開示されている。
〔発明が解決しようとする課題] これら公知の開孔不織布は、樹脂等による接着処理なし
で実用上は充分な強度を有している。しかし、耐洗濯性
に優れたものは長い繊維長の繊維、例えば連続フィラメ
ントからなるもので不織布に含まれる繊維末端の数が相
対的に少なく、その結果ソフトな手触りに欠は吸液性に
も劣ったものになる。
本発明は、短い繊維長の繊維を用いることにより、多数
の繊維末端を有する、また高強度であることで樹脂等に
よる接着処理を必要としない、したがって好ましい風合
い、手触り感、優れた吸液性をもつ上に優れた耐洗濯性
を有する開孔模様あるいは凹凸模様の不織布とその製造
方法を従供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の前述の目的は、繊維長しと直径りの比L/Dが
0.5×103〜2.0×103である複数の短繊維か
ら成り、構成する複数の短繊維が間隔をあけて配置され
た多数の結節部で相互に三次元交絡し、且つ結節部内で
の平均繊維交絡点間距離が150μ未満である開孔不織
布によって達成される。
用いる繊維の直径りが7〜25μであるとより好ましい
本発明における繊維素材は任意であり、例えばポリエス
テル、ナイロン、ビニロン、レーヨン、キュプラ、綿、
ウール等が用いられる。また、共重合ポリマーから作ら
れた繊維であってもよく、2種以上の素材から作られた
いわゆる複合繊維や混合繊維(ブレンド繊維)も好適で
ある。しかしながら、吸液性の点からレーヨン、キュプ
ラ、綿及びこれらと他合繊との組合せが最も好ましい。
用いる短繊維の繊維長りと直径りの比L/Dが0.5X
103〜2.0×103の範囲内にあることが必要であ
る。好ましい範囲は0.8X103〜1.5X103で
ある。L/Dが0.5×103以下、つまり太く短い繊
維では他繊維との接触点の数が少なく、従って摩擦抵抗
が小さくなり、強度物性が低くなり好ましくない、また
、2.0X103以上、つまり細く長い繊維は交絡時、
繊維の動きが抑制され強固に交絡せず強度物性が低くな
りこれも好ましくない。
前記短繊維の直径りが7〜254である短繊維を用いる
と好ましく、短繊維の直径が7−未満であるとL/Dが
前記の範囲にあっても短繊維の強力があまりにも低いた
めに得られた不織布の引張強度、引裂強度等の強度が低
くなる。また、短繊維の直径が25nを超えるとL/D
が前記の範囲にあっても繊維が余りに太いために不織布
の均一性、緻密さが失われる。そのため本発明の目的を
達しにくくなる。したがって短繊維の直径は強度、均一
性の点からみて7〜25μmであることが好ましく、よ
り好ましい範囲は10〜17趨である。
本発明における開孔とは不織布の表面から裏面へ貫通す
る孔を言う。この開孔は不織布を構成する繊維の集合の
状態によって形成されているものであり、その部分が切
り取られたり、溶断されたりあるいは削り取られたりし
て繊維の裂断をともなって形成されたものではない。開
孔の形状、大きさは任意であるが、最大長径は5ffl
I11以下が望ましい。開孔の大きさが5mm以上であ
れば上記の規定された繊維では交絡部分の割合が余りに
少なくなり如何に強い交絡であろうとも、望ましい物性
を発揮できない、同様の理由で不織布全体に占める開孔
部の割合は、投影面積比として90%以下が望ましい。
開孔の配列は規則的なものであるが、その規則性、ピッ
チ等は任意である。開孔の連なりは例えば、格子状、綾
状、杉綾状、千鳥状、縞状、楊柳状、五月雨状あるいは
不規則パターンの繰り返しなどの配列を取ることができ
る。本発明の不織布を構成する短い繊維は相互に緊密に
立体的に絡み合って交絡して該不織布の各区域を構成し
ている。第1図に本発明の不織布の構造の一例を示す拡
大平面図を示す。第1図に示すように、交絡した短い長
さの複数の繊維が開孔aを取り囲むように配置され、前
記開孔aが連なるように配置されることによって形成さ
れる結節すと結節す間を連結する連結部Cが規則的な模
様を形成し、全体として網状をなしている。ここで連結
部Cは相隣接する一対の開孔a同士を区画する隔壁に当
たり、複数の連結部Cが交わり合って形成する区域が結
@bである。
本発明において短繊維はこの結節部でランダムに湾曲し
、ねじれ、巻つきかつ互いに交絡して絡み合っている。
また、短繊維のほとんどのものが連結部を通して二つ以
上の結節部で交絡している。
耐洗濯性に優れた不織布はこの短繊維の結節部での交絡
が多くなければならない、交絡の度合を結節部内の平均
繊維交絡点間距離としてあられすならば、150角未満
が必要であり好ましくは1001以下であることが望ま
しい。
このように結節部内で短繊維の交絡が強力に行ねれるこ
とによりソフトな手触り感、高い吸液性等に加え繰り返
しの洗濯にも耐える高度な耐久性、が与えられる。
本発明の開孔不織布の製造方法は繊維長りと直径りの比
L/Dが0.5×103〜2.0×103である複数の
短繊維から成る繊維シートを、複数の開孔又は凹凸を有
する透水性の支持体の上に置き、方から付与して多数の
結節部を形成させると共に多数の開孔を設けることを特
徴とする。
上記の範囲の短繊維を用途に応じて5〜500g/ボの
目付量の繊維シートにするためカード法等いろいろな繊
維分散法があるが、特に好ましいのは抄造法である。シ
ートの均一性、各種繊維の適用性また異種繊維の混合が
容易であること又、場合によって2N抄き合わせも可能
であり、大いなる利点を有する。
また、繊維シートを交絡させた交絡シートを用いても良
い、交絡シートは既に交絡が充分に進んでいるので、事
前に交絡処理されてない繊維シートと比べ同水量で引張
強度等物性が高くなり好ましい結果を生む。
開孔又は凹凸を有する透水性の支持体は孔のあいた板、
シート、細い針金またはプラスチック線を織った、ある
いは編んだスクリーン、蜂の巣上の物などでもよく、そ
の開孔又は凹凸は任意の形、大きさであってもよく、そ
して任意の規則的な模様、例えば平行に互い違いにそし
て斜めに配列されていてもよい。適当な開孔支持体の例
としては、直径0.15mm〜1.5 wmの針金から
成り、孔面積が5〜95%の2〜60メツシユの平織り
スクリーンがある。開孔を生じさせる為の水流は、噴流
床がり角度が5°以下の柱状であることが望ましく、ノ
ズル間隔は1.0m以下で水圧は30kg/cd以上で
あることが必要である。なぜならば、この30kg/c
d以下の水圧では開孔不織布を作るにあたり繊維を移動
させるに困難であり、また繊維を移動させ開孔させたと
しても繊維の交絡度を増すことが容易ではないからであ
る。ノズル径は0.3 an以下である。
繊維シート単位質量当りの処理エネルギーEは下記式(
1)で計算される。
ここで、 P:水圧(kg/ボ〕 Q:シート単位面積当りの処理水! (m/rrflW
:シート14寸[)cg/イ〕 本発明の不織布を製造するに際しては、0.4×10′
〜2. OX 10’Kgv+/ kg、好ましくは0
.5×103〜1. O×103Kgm/kgのEを有
する高圧水流で処理することが好ましい。繊維シート単
位質量当りのエネルギーEが0.4 XlOhKgs/
kg以下の時、結節部の繊維交絡がまだ不十分であり、
本発明の目的とする耐洗濯性を有する開孔不織布とはな
らない。
また、2. Oxlo’Kgm/kg以上であるとm1
li交、1は充分になるが水流によりシートから繊維の
抜けが起こりこれも好ましくない。
水流の軌跡形状は抄造シートの進行方向に対して平行な
直線状であっても良いし、ノズルを取り付けたヘッダー
の回転運動やシートの進行方向に直角に往復する振動運
動によって得られ・る曲線形状であっても良い。回転運
動等ではノズル1錘当りのシートに対する水流の噴射面
積が大きくなり効率的であると同時に水流軌跡の斑が見
えにくいという利点があり好ましい。
ノズルとシート面の距離は0〜20C6lであることが
好ましい。
連続処理の好ましい態様としてはドラム状もしくはネッ
トコンベアー状の開孔部材上の繊維シートが多数のジェ
ット噴流の下を移動する。ジェット流の作用によって繊
維シートは使用する開孔部材の型にもとづいて、種々の
デザイン、模様をもった開孔を与えられる。この開孔処
理によって繊維シートは洗濯に対しても充分な耐久性を
有する性質が付与される。また開孔の結果、吸液性が優
れたものとなる。
本発明の開孔不織布で用いられる短繊維の直径りは顕微
鏡写真による断面から節単に求めることができるが、下
記式(2)によって計算によって求めることもできる。
ここでD=短繊維の直径(−) ρ:織繊維構成するポリマーの密度 (g /cd) d:短繊維のデニール π:円周率 なおレーヨン等の異形断面糸の場合の直径は、繊維の断
面を円形と仮定して上記(2)式によって短繊維の直径
りを算出して用いればよい。
〔実施例〕
以下、実施例より本発明を更に説明する。
実施例中、測定値は以下の方法によって測定したもので
ある。
(1)引張強度: JIS L 1096  ストリッ
プ法(2)引裂強度: JIS L 1096  シン
グルタング法(3)柔軟度: JIS L 10964
5°カンチレバー法(4)寸法安定性: JIS L 
1096  伸長弾性率A法に準拠して、定伸長率を1
0%とし、繰り返し3回後の10%伸長弾性率で表す。
(5)交絡点間距離:走査型電子顕微鏡で100倍の倍
率で測定し、50個の平均値をとった。
ここでいう交絡点間距離とは、特開昭58−19128
0号公報で公知のつぎの方法で測定した値のことであり
、繊維間相互の交絡密度を示す1つの尺度として値が小
さいほど交絡が緻密であることを示すものである。第2
図は、本発明による不織布シートにおける構成繊維を表
面から観察したときの拡大模式図である。構成繊維をf
、、f。
f、・・・とし、そのうちの任意の2本の繊維f1f2
が交絡する点をalで上になっている繊維fgが他の繊
維の下になる形で交差する点までたどっていき、その交
差した点をa2とする。同様にa3+a4・・・とする
0次にこのようにして求めた交絡点の間の直線水平距離
a、〜a!+a!〜a、・・・を測定し、これら多数の
測定値の平均値を求めこれを交絡点間距離とする。
(6)耐洗濯性: 15cm X 15cmの試験片1
〜10枚を40gの洗剤にュービーズ;花王)を含む常
温の30!の水中で家庭用洗濯機(東芝■製、銀河Vf
(−1015)にて強洗い5分、脱水1分、水洗い15
分、脱水1分を1サイクルとして洗濯を繰り返す。1サ
イクル毎に試料の外観変化を観察する。著しい外観変化
(−見して認める著しい毛羽立ち、破れ、変形)を認め
るサイクル数をもって級表示する。
1サイクルで著しい外観変化を生じるものを1級、5サ
イクル以上のものを5級とし、1〜5級の間でランク付
けを行う。
ス1側U− 繊度1.0デニール(直径D = 9.7卿)のレーヨ
ン繊維を10mmにカットしくL/D = I Xl0
3)、水中に分散させて1%濃度のスラリーとした。分
散助剤としてノニオン系界面活性剤10ppm 、ポリ
アクリルアミド20ppmを添加した。このスラリーを
傾斜長網式の抄造機で抄造し、目付50g/rrfのシ
ートを得た。
このシートをステンレスの20メツシユの金網上に載せ
、ノズル径0.15mm、ノズル間!0.75mm、ノ
ズル列数3列のノズル群から10kg/cIiの圧力で
噴出する柱状流水の下を20m/lll1n、の移動速
度で通過させた。シートへの処理エネルギーEは0.6
5×103Kgm/kgである。柱状流水は金網の下面
から脱水ボックスにて吸引排水した。ノズルとシートの
間隔は250とした。
金網のパターンに対応して、針金の交差部が開孔となっ
た目付50 g / rrr、厚さ0.48mmの開孔
不織布が得られた。
このシートの物性、性能は次の通りであった。
引張強度(kg/cm)タテ1.0、ヨコ0.8引裂強
度(kg)   タテ0.45、ヨコ0.51柔軟度(
ltlm)    タテ31、ヨコ25寸法安定性(%
) タテ45、ヨコ63交絡点間距離   90卿 耐洗濯性     5級 1隻桝I 実施例1と同様の方法で80kg10ffの圧力で噴出
する柱状流水の下を50m/min、の移動速度で通過
させた。シートへの処理エネルギーEは0.67×10
3Kgm/kgである。目付47g/ボ、厚さ0.45
mmの開孔不織布が得られた。
このシートの物性、性能は次の通りであった。
引張強度(kg/C11)タテ1.1、ヨコ0.7引裂
強度(kg)   タテ0.47、ヨコ0.55柔軟度
(+am)    タテ37、ヨコ30寸法安定性(%
) タテ45、ヨコ63交絡点間距離   96− 耐洗濯性     5級 実施炭主 実施例1と同様の方法で14メツシユの金網上にシート
を載せ、50kg/cjの圧力で噴出する柱状流水の下
を10m/sin、の移動速度で通過させた。処理エネ
ルギーEは0.65 X 10’Kgm/ kgである
。目付50g/nf、厚さ0.47mmの開孔不織布が
得られた。
このシートの物性、性能は次の通りであった。
引張強度()cg/cm)タテ1.0、ヨコ0.8引裂
強度(kg)   タテ0.44、ヨコ0.51柔軟度
(■)   タテ29、ヨコ27寸法安定性(%) タ
テ46、ヨコ60交絡点間距離   85μ 耐洗濯性     5級 災施炎↓ 実施例1の繊維シートをステンレスの80メツシユの金
網上に載せ、ノズル径0.2鵬、ノズル間隔5mm、ノ
ズル列数3列のノズル群から15 )cg / c+1
1の圧力で噴出する柱状流水の下を15m/ll1in
、の移動速度で通過させた。ノズルとシートの間隔は3
0鴫で、柱状流水は金網下面の脱水ボックスから吸引排
水した。ついでシートを反転させて同一条件の処理を行
った。更にノズル列数が25列のノズル群の下を噴射圧
力65kg/ciiの条件で上記と同様の処理をシート
両面に行った。
このシートをステンレスの20メツシユの金網上に載せ
、ノズル径Q、15mm、ノズル間隔0.75mm、ノ
ズル列数3列のノズル群から70kg/CIflの圧力
で噴出する柱状流水の下を20m/win、の移動速度
で通過させた。シートへの処理エネルギーEは0.65
×103Kgn+/kgである。ノズルとシートの間隔
は25ffIIIlとした。
目付49g/ボ、厚さ0.46mmの開孔不織布が得ら
れた。
このシートの物性、性能は次の通りであった。
引張強度(kg / cm )タテ1.2、ヨコ0.9
引裂強度(kg)   タテ0.43、ヨコ0.49柔
軟度(mm)    タテ28、ヨコ26寸法安定性(
%) タテ50、ヨコ61交絡点間距離   88庫 耐洗濯性     5級 北較拠土 実施例1と同様の方法で繊度1.0デニール、カット長
36閣のレーヨン糸(L /D = 3.5 xlO’
)を使用した。シートへの処理エネルギーEは0.65
×103Kgn+/kgである。目付49g/rrf、
厚さ0.48mmの開孔不織布が得られた。
このシートの物性、性能は次の通りであった。
引張強度(kg/CI)タテ0.6、ヨコ0.3引裂強
度(kg)   タテ0.52、ヨコ0.50柔軟度(
mm)    タテ45、ヨコ36寸法安定性(%) 
タテ49、ヨコ65交絡点間距R157趨 耐洗濯性     3級 ル較炎I 実施例1と同様の方法で50kg/dの圧力で噴出する
柱状流水の下を50m/ll1in、の移動速度で通過
させた。シートへの処理エネルギーEは0.31×10
3Kg■/kgである。目付47g/ボ、厚さ0.45
mmの開孔不織布が得られた。
このシートの物性、性能は次の通りであった。
引張強度(kg/cm)タテ0.8、ヨコ0.5引裂強
度(kg)   タテ0.51、ヨコ0.49柔軟度(
圓)   タテ30  、ヨコ30寸法安定性(%) 
タテ51、ヨコ66交絡点間距離   169趨 耐洗濯性     2級 〔発明の効果〕 本発明の開孔不織布は強度物性に優れ、柔軟性、形態安
定性に優れ、吸液性に富む。その上、耐洗濯性にも優れ
ている。このような特徴から手拭き布、テーブル拭き布
等の用途に好適に使用される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の開孔を有する不織布の構造の一例を模
式的に拡大して示す図である。 第2図は本発明の不織布の構成繊維の拡大模式%式% a、〜at・・・構成繊維同士の交絡点。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.繊維長Lと直径Dの比L/Dが0.5×10^3〜
    2.0×10^3である複数の短繊維から成り、構成す
    る複数の短繊維が間隔をあけて配置された多数の結節部
    で相互に三次元交絡し、且つ結節部内での平均繊維交絡
    点間距離が150μm未満である開孔不織布。
  2. 2.繊維長Lと直径Dの比L/Dが0.5×10^3〜
    2.0×10^3である複数の短繊維から成る繊維シー
    トを、複数の開孔又は凹凸を有する透水性の支持体の上
    に置き、1.0mm以下のピッチで配置された複数のノ
    ズルから水圧30kg/cm^2以上の高圧水流を前記
    繊維シートの上方から付与して多数の結節部を形成させ
    ると共に多数の開孔を設ける開孔不織布の製造方法。
JP2235869A 1990-09-07 1990-09-07 開孔不織布とその製造方法 Pending JPH04119158A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017025424A (ja) * 2015-07-16 2017-02-02 クラレクラフレックス株式会社 吸液性不織布シート

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017025424A (ja) * 2015-07-16 2017-02-02 クラレクラフレックス株式会社 吸液性不織布シート

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