JPH0411878Y2 - - Google Patents

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JPH0411878Y2
JPH0411878Y2 JP10850187U JP10850187U JPH0411878Y2 JP H0411878 Y2 JPH0411878 Y2 JP H0411878Y2 JP 10850187 U JP10850187 U JP 10850187U JP 10850187 U JP10850187 U JP 10850187U JP H0411878 Y2 JPH0411878 Y2 JP H0411878Y2
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lens body
adhesive
stop lamp
spoiler
lens
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、通称ハイマウントストツプランプ装
置に関するものであり、特にそのレンズ体のスポ
イラ組込み構造の改良に関するものである。
(従来の技術) 近年、一般車両にも高速運転時の駆動力及び制
動力を増強するためスポイラを用いるものが普及
してきている。
このスポイラは、車両の後部に後斜め上方に向
けた安定翼からなり、高速走行時空気流を利用し
て車両を路面に押付けることによりタイヤと路面
との密着性を向上させるものである。
第5図には、このようなスポイラを用いた車両
の後部斜視図が示されている。
同図において、車体後部201の上面には後斜
め上方に向けてスポイラ203が取付け固定され
ている。
ところで、最近後方からのストツプランプの視
認性を良好とし安全性をより高めるために、ハイ
マウントストツプランプ装置が注目されており、
第5図に示す乗用車においても、スポイラ203
と車体201の間にストツプランプ205を設け
ている。該ストツプランプ205は通常のストツ
プランプと同様に、例えばブレーキ操作を行なつ
た時に点灯ないし輝度を上昇させる。
第6図には第5図に示したハイマウントストツ
プランプ205の縦断面図が示されている。同図
より明らかなように、ハイマウントストツプラン
プ205は、ハウジング207と、該ハウジング
207前面に配置された基板211と、該基板上
に放光部をレンズ209に向けて取付け固定され
たランプ213と、を含む。そして、ハウジング
207の上面をスポイラ203下面に取付け固定
して配置される。
(考案が解決しようとする問題点) 従来技術の問題点 ところが、このような従来のスポイラ取付け式
のハイマウントストツプランプ装置では、スポイ
ラ203下面に突出したストツプランプ205
が、それ自体車両後面の意匠性を害し、若者層を
中心とした需要者の要望には十分に応えることが
できないものであつた。
更に、ストツプランプ205は外部に露出して
いるためレンズ209とハウジング207の間か
ら雨水等が侵入し、基板211上の回路がシヨー
トしてしまう等の問題点を生じてしまうこともあ
つた。
考案の目的 本考案は、前記従来技術の問題点に鑑み成され
たものであり、その目的は意匠性に優れ、しかも
雨水等に対するシール性を向上させることを目的
としている。
(問題を解決するための手段) 前記目的を達成するために、本考案に係わるハ
イマウントストツプランプ装置は、次のように構
成されている。
すなわち、少なくとも一面がレンズ面を有する
レンズ体と、前記レンズ体の開口部近傍に配置さ
れる基板と、前記基板上に放光部をレンズ面に向
けて配置される光源と、スポイラ後部に形成さ
れ、レンズ面を車両後方に向けた前記レンズ体を
挿入配置する挿入口とを有するハイマウントスト
ツプランプ装置であつて、前記レンズ体側面と挿
入口とに互に接着固定される接着面を形成すると
ともに、前記接着面に近接して接着面の延びる方
向に沿つて接着面から食み出した接着剤を収納す
る接着剤溜りなる隙間を、レンズ体側面と挿入口
とによつて形成したことを特徴とするハイマウン
トストツプランプ装置とした。
(作用) 本考案に係わるハイマウントストツプランプ装
置は前述した構成を有するので、レンズ体はレン
ズ面を車両後方に、向けてスポイラ挿入口に挿入
配置され、従来のごとく余計な付属物として外部
へは露出せず、加えてレンズ体側面と挿入口とに
よつて接着面に近接して接着面の延びる方向に食
み出した接着剤を収納する接着剤溜りとなる隙間
を設けているので、接着剤がレンズ面を汚すこと
がなくなり意匠性も向上する。
しかも、レンズ体側面と挿入口に設けられた接
着面を介してスポイラとレンズ体が固着されてい
るので、レンズ体とスポイラの気密性、水密性は
常に良好に維持される。
(実施例) 以下、図面に基づき本考案の好適な実施例につ
いて説明する。
第4図には、本考案の実施例に係わるハイマウ
ントストツプランプ装置が使用された車両の後部
斜視図が示されている。
本実施例において、スポイラ1の後部先端にレ
ンズ体のレンズ面が表出するようにストツプラン
プ6が挿入配置されている。
第1図及び第2図には、本考案のストツプラン
プ装置6がスポイラ内に挿入配置された状態を示
している。
第1図はスポイラの縦断面図、第2図はレンズ
体とスポイラとの接合状態を示すストツプランプ
装置の拡大断面図である。
第1図及び第2図より明らかなように、スポイ
ラ1は、アツパ部1−1とロア部1−2より構成
されており、それらがそれぞれの開口部を突き合
せた状態で一体的に接合せしめられることにより
形成されている。
また、この場合、同図等において示されるよう
に、スポイラ1の後端部には、挿入口7が形成さ
れており、該挿入口7にストツプランプ6が挿入
配置されている。
ここにおいて、かかるスポイラ1を構成するア
ツパ部1−1及びロア部1−2においては、不飽
和ポリエステル、ウレタン等の熱硬化性樹脂と、
ガラス繊維、炭素繊維等を組合せた強化プラスチ
ツク、通称FRP(fiber reinforced plastics)を
射出成形等によつてそれぞれ一体的に成形されて
おり、その接合にはウレタン系接着剤が用いられ
る。
ストツプランプ6は、縦断面図が略U字状に形
成された透明な合成樹脂からなるレンズ体8を含
み、該レンズ体8は、その車室後方にレンズ面9
を形成し、前方に開口部10を形成する。そし
て、閉口部10に近傍に基板11が配置されてい
る。
該基板11には、レンズ面9方向へ向けてラン
プホルダ12が固定されており、該ホルダの先端
には、ランプ13が位置決め配置されている。
レンズ体8側面の開口部10側には、接着面2
が設けられ、レンズ面9寄りの位置には、突状部
14が設けられており、レンズ面9と突状部14
の間には、凹部15が形成されている。
一方スポイラ1の挿入口7の近傍には、ガイド
リブ4と、該ガイドリブ4より所定距離後方にレ
ンズ体8の接着面2と互に接着固着される接着面
16が凸状に形成されている。
次に、前記のようなスポイラ1とストツプラン
プ6の組付けについて説明する。
スポイラ1のロア部1−2を所定の治具に固定
し、該ロア部1−2の凸状の接着面16に接着剤
5を塗布する。次にストツプランプ6を、ロア部
1−2のガイドリブ4にレンズ体8の凹部15を
導くようにして接合する。
次にスポイラ1のアツパ部1−1の凸状の接着
面16に接着剤5を塗布し、該アツパ部1−1の
ガイドリブ4を、レンズ体8の凹部15に導くよ
うに接合し、押圧し乾燥させる。
以上の工程により、ハイマウントストツプラン
プ装置が完成する。
そのとき、スポイラ1のアツパ部1−1とロア
部1−2に設けられた凸状の接着面16とレンズ
体8接着面2の接合に際して、押圧されて食み出
した接着剤5は、第2図に示されるごとく、後方
の空間部とスポイラ1とレンズ体8の組付けによ
つて形成された接着溜り部17に収納される構成
となつている。
本考案は、その好適例としてスポイラ1に凸状
の接着面16を設け、レンズ体8に突状部14を
設け、この凸状の接着面16と突状部14間に接
着剤溜り部17を形成したものを実施例として紹
介したが、例えば、第3図に示すように、突状の
接着面102をレンズ体8に設け、ガイドリブ1
04をスポイラに設け、突状の接着面102とガ
イドリブ104間に接着剤溜り部117を形成し
てもその効果は前述の実施例と同一である。
その他、一々列挙はしないが、本考案は当業者
の知識に基づいて様々なる変更、修正、改良等を
加えた態様において実施されうるものであり、ま
たそのような実施態様が、何れも本考案の範囲内
に含まれるものであることは、言うまでもないこ
とである。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案に係わるハイマウ
ントストツプランプ装置によれば、接着剤が、ハ
イマウントストツプランプ装置の意匠面に食み出
すこともなくなるので意匠性を損うこともなく、
また、レンズ体側面と挿入口の接着面によつて互
に固着しているのでストツプランプをスポイラに
形成された挿入口に常に密着保持することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係わるハイマウントストツ
プランプ装置の縦断面図、第2図は、本考案の第
1実施例に係わるハイマウントストツプランプ装
置におけるスポイラとのレンズ体組付け状態を示
す拡大断面図、第3図は、本考案のその他の実施
例に係わるハイマウントストツプランプ装置にお
けるスポイラとレンズ体の組付け状態を示す拡大
断面図、第4図は、本考案のハイマウントストツ
プランプ装置を車体のスポイラに組付けた状態を
示す車体後部の外観斜視図、第5図は、従来のハ
イマウントストツプランプ装置のスポイラへの取
り付け状態を示す車体後部の外観斜視図、第6図
は、従来のハイマウントストツプランプ装置の縦
断面図である。 2,102,16,116……接着面、7……
挿入口、8……レンズ体、9……レンズ面、11
……基板、13……ランプ、17……凹部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 少なくとも1面がレンズ面を構成するレンズ体
    と、前記レンズ体の開口部近傍に配置される基板
    と、前記基板上に放光部をレンズ面に向けて配置
    される光源と、スポイラ後部に形成され、レンズ
    面を車両後方に向けた前記レンズ体を挿入配置す
    る挿入口とを有するハイマウントストツプランプ
    装置であつて、 前記レンズ体側面と挿入口とに互に接着固定さ
    れる接着面を形成するとともに、前記接着面に近
    接して接着面の延びる方向に沿つて接着面から食
    み出した接着剤を収納する接着剤溜りなる隙間
    を、レンズ体側面と挿入口とによつて形成したこ
    とを特徴とするハイマウントストツプランプ装
    置。
JP10850187U 1987-07-15 1987-07-15 Expired JPH0411878Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10850187U JPH0411878Y2 (ja) 1987-07-15 1987-07-15

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10850187U JPH0411878Y2 (ja) 1987-07-15 1987-07-15

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Publication Number Publication Date
JPS6416939U JPS6416939U (ja) 1989-01-27
JPH0411878Y2 true JPH0411878Y2 (ja) 1992-03-24

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JP10850187U Expired JPH0411878Y2 (ja) 1987-07-15 1987-07-15

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DE202012102063U1 (de) 2012-06-05 2013-09-06 Rehau Ag + Co Baugruppe zum Bilden eines Luftleitelements für ein Kraftfahrzeug

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JPS6416939U (ja) 1989-01-27

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