JPH04114922U - 二重床用パネル - Google Patents

二重床用パネル

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JPH04114922U
JPH04114922U JP1991026128U JP2612891U JPH04114922U JP H04114922 U JPH04114922 U JP H04114922U JP 1991026128 U JP1991026128 U JP 1991026128U JP 2612891 U JP2612891 U JP 2612891U JP H04114922 U JPH04114922 U JP H04114922U
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panel
floor
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double floor
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善規 上田
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フクビ化学工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 二重床用パネルにおいて、床下配線状態の確
認が容易である等のパネル表面にスリットが有ることに
よる利点を維持するとともに、パネルの取扱性あるいは
敷設作業性を維持しつつ、パーテーション等のビス止め
を可能とする。 【構成】 裏面に複数の脚が所定の間隔をもって設けら
れたパネル体1を、可撓性を有する連結部40で複数平
面状に連結した構成とし、前記パネル体1としては、表
面にスリットが複数形成されたもの10と、表面にスリ
ットが形成されていないもの30とを設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、床下配線等を目的とする二重床を構成するための二重床用パネルに 係り、特にパーテーション等を床面に固定する必要がある場合に好適な二重床用 パネルに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、特にオフィス等においては各種OA機器等の電気機器が多数導入されて いる。これら電気機器の設置または配線は通常建屋の内装とは別に行われ、これ らの配線は、最も簡単な方法としては、建物の床面上に配設したケーブルにより 行われる。しかし、床面上に多数のケーブルを配設することは、見栄えが悪いど ころか安全性に欠け、近年益々要望される快適なオフィス空間又は居住空間の実 現に反するものである。そこで、床を二重構造にして、床面下にこれらケーブル を配設することが行われている。そして、従来この二重床の構造としては、裏面 に複数の脚が所定の間隔をもって形成されたパネルを床下地上に複数敷き詰めて 構成するものが知られていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、このようなパネルには、材料の節減と軽量化のために、あるいは床 下配線状態又は配管状態の確認作業を容易にするために、表面に複数のスリット が形成されるため、表面にビス等を捩じ込ませあるいは打込むことは困難であり 、その位置によっては全く不可能であった。このため、床を敷設した後に簡易間 仕切り(パーテーション)等をビス止めにより固定することは、少なくとも強度 的に問題があり、場合によっては全く不可能であった。
【0004】 そして、この問題を解決するために、例えば、表面にスリットが形成されてい ないパネルを別に用意して、これをスリットが形成されたものと混在させるよう に所々に配設することが考えられる。しかし、この場合、パネルが2種類になり 、その取扱がめんどうになるとともに、パネルを敷き詰める際にその種類を区別 して行わなければならないので、敷設作業の作業性が悪くなるという問題がある 。
【0005】 本考案は、上記従来の事情に鑑みなされたもので、床下配線状態の確認が容易 である等のパネル表面にスリットが有ることによる利点を維持するとともに、パ ネルの取扱性あるいは敷設作業性を維持しつつ、パーテーション等のビス止めを 可能とする二重床用パネルを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案の二重床用パネルは、裏面に複数の脚が所定の間隔をもって設けられた パネル体を、可撓性を有する連結部で複数平面状に連結してなり、前記パネル体 としては、表面にスリットが複数形成されたものと、表面にスリットが形成され ていないものとを備えていることを特徴としている。
【0007】
【作用】
本考案の二重床用パネルによれば、これを従来同様床下地上に複数敷き詰めれ ば、所定間隔に表面にスリットのないパネル体が配置された二重床が、1種類の パネルで容易に構成できる。そして、一つのパネルが配置される床下地面上にお いて不陸(段差等)があっても、各パネル体の連結部の可撓性により吸収される 。
【0008】 このため、所定間隔に配置されたパネル体の表面にビス止めすることにより、 パテーション等を略任意の位置に配置して固定することが可能となる一方で、や はり全床面に偏りなく配置されることになる残りのパネル体(すなわち、スリッ トの有るパネル体)を介して、床下の配線状態等の確認が略全域にわたり従来通 り可能となる。また、パネルとしては1種類にユニット化されているため、パネ ルの取扱性,敷設作業性が損われず、かつ、上記連結部の作用により、パネル体 を複数連結する構成でありながら床下地の不陸の吸収が容易となる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1〜図7により説明する。図1,図2は、それぞ れ二重床用パネル1(以下、“パネル1”という。)の平面図及び側面図である 。パネル1は、三つのパネル体10と一つのパネル体30を、全体として四角形 をなすように、可撓性を有する四つの連結部40で平面状に連結してなる。
【0010】 パネル体10は、図2に示すように、裏面にリブ11が形成された板状部12 と、この板状部12の裏面の周縁と中央部とからそれぞれ裏面側に伸びるように 形成された円筒状部13内にそれぞれ取付けられた脚部材20とよりなるもので 、表面(板状部12)には円弧状のスリット14が複数形成されている。また、 パネル体10の板状部12には、後述の係合溝25に望む回転工具挿入用の貫通 孔15が、円筒状部13の軸線上にそれぞれ位置して形成されているとともに、 その四隅には後述する連結部材52が嵌まり込む凹部16が形成されている。こ のパネル体10は、PP(ポリプロピレン)等の樹脂よりなり、所定寸法に標準化 されたもので、例えば一辺が250mm、高さが45mm程度とされている。
【0011】 脚部材20は、図3に示すように、その上部が円筒状部材21を介してパネル 体10の円筒状部13内に螺合させられるもので、この脚部材20と前記円筒状 部13とによりパネル体10の脚が構成されている。この脚部材20の外周に形 成された段部22と円筒状部材21との間には、衝撃の伝播を防止するとともに ‘がた付き’や‘きしみ’等を防止する弾性リング23が介装され、また、脚部 材20の下端には、同様の目的でゴム座24が取付けられる構成となっている。 さらに、脚部材20の上面には、ドライバ等の回転工具用の係合溝25が形成さ れている。この脚部材20あるいは円筒状部材21の素材としては、PP等の樹 脂を用いることができるが、螺子山の耐久性を考慮して、例えば円筒状部材21 のみ金属により形成するようにしてもよい。
【0012】 また、パネル体30は、スリットの形成されていない板状部31を有するもの で、その他の構成は、パネル体10と同様なので、パネル体10と同じ符号を付 しその説明は省略する。このパネル体30の板状部31は、ビス止めが可能な厚 さ寸法(例えば、2.5mm程度)とされている。
【0013】 連結部40は、各パネル体10,30の対向側面間の中央に形成され、素材と してはやはりPP等の樹脂が使用されたもので、十分な可撓性を有し、床下地面 の不陸により撓んでも各パネル体10,30同士が干渉しない寸法に設定されて いる。例えば、厚さ寸法が2mm程度とされ、長さ寸法が10cm程度とされ、幅寸 法が2mm程度とされている。
【0014】 なお、このパネル体10,30及び連結部40からなるパネル1は、脚部材2 0等の別部品を除き全体として一体成形することにより製造してもよいし、各パ ネル体10,30をそれぞれ成形した後、これらを側面で溶着するようにして連 結部40を形成することにより、製造することもできる。
【0015】 以上のように構成されたパネル1を使用すれば、以下のようにして容易に図7 に示す二重床を構成することができる。まず、床下地50上に細かな凹凸を吸収 するシート51を敷設し接着した後、パネル1を、図6に示すように、前記貫通 孔15に連結部材52を取り付けることによって互いに連結しながらシート51 上に載置し敷き詰めてゆく。ここで、連結部材52は、図4,図5に示すように 、前記貫通孔15に嵌合する凸部53を所定間隔に四つ有し、隣合う四つのパネ ル体10あるいは30の四つの貫通孔15にそれぞれ凸部53が嵌合できるよう になっているものである。この連結部材52は各パネル1の中央部にもはめ込む 。
【0016】 この際、床下地50上に凹凸があった場合には、脚部材20を回転させ例えパ ネル体の脚を長くして、これを吸収することができるし、各パネル体間に高さの 違いが生じても、これは連結部40の可撓性により吸収される。なお、この脚部 材20を回転させる作業は、必要に応じて連結部材52を取り外し、床上面に位 置する貫通孔15を介して挿入したドライバー等の回転工具により前記係合溝2 5を使って床上面側から容易に行える。
【0017】 そして、こうして敷き込まれたパネル1の上面に床仕上材54を敷設して接着 すれば、施工が完了する。このパネル1により構成された床構造によれば、パネ ル1の下にできた空間55にケーブル等を配設し床下配線を行うことができる。 そして、所定間隔に配置されることになるパネル体30の表面にビス止めするこ とにより、パテーション等を略任意の位置に配置して固定することが可能となる とともに、やはり全床面に偏りなく配置されることになる残りのパネル体10の スリット14を介して、床下の配線状態等の確認が床面の略全域にわたり従来通 り可能となる。
【0018】 すなわち、上記パネル1によると、パーテーション等のビス止めによる固定が 実現されて、しかも、全体として軽量化もなされ、パネルの表面にスリットが有 ることによる利益が略維持されるという効果がある。また、パネルとしては1種 類にユニット化されているため、パネルの取扱性,敷設作業性が損われず、かつ 、上記連結部の作用により、不陸の吸収が容易となるという効果がある。
【0019】 なお、本考案は上記実施例に限られず、例えば脚は、パネルと一体に形成され たものでもよいし、脚部材を単に嵌合させる構成のものでもよい。
【0020】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案の二重床用パネルによると、パーテー ション等のビス止めによる固定が実現されて、しかも、全体として軽量化が図ら れるとともに床下配線等の確認作業も容易なものとされ、パネルの表面にスリッ トが有ることによる利益が略維持されるという効果がある。また、パネルとして は1種類にユニット化されているため、パネルの取扱性,敷設作業性が損われず 、かつ、各パネル体を接続する連結部の作用により、不陸の吸収が容易となると いう効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】二重床用パネルの平面図である。
【図2】二重床用パネルの側面図である。
【図3】二重床用パネルの脚の構成を示す側断面図であ
る。
【図4】連結部材の平面図。
【図5】連結部材の側面図。
【図6】二重床の斜視図である。
【図7】二重床の断面図である。
【符号の説明】
1 二重床用パネル 10,30 パネル本体 14 スリット 40 連結部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 裏面に複数の脚が所定の間隔をもって設
    けられたパネル体を、可撓性を有する連結部で複数平面
    状に連結してなり、前記パネル体としては、表面にスリ
    ットが複数形成されたものと、表面にスリットが形成さ
    れていないものとを備えていることを特徴とする二重床
    用パネル。
JP2612891U 1991-03-26 1991-03-26 二重床用パネル Expired - Lifetime JPH0754446Y2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2612891U JPH0754446Y2 (ja) 1991-03-26 1991-03-26 二重床用パネル
KR1019920002904A KR100200269B1 (ko) 1991-03-26 1992-02-25 이중바닥용 판넬유니트
EP92400561A EP0506499B1 (en) 1991-03-26 1992-03-04 A panel unit for use in double floors
DE69201155T DE69201155T2 (de) 1991-03-26 1992-03-04 Paneelelement zum Gebrauch bei Doppelbodensystemen.

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2612891U JPH0754446Y2 (ja) 1991-03-26 1991-03-26 二重床用パネル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04114922U true JPH04114922U (ja) 1992-10-12
JPH0754446Y2 JPH0754446Y2 (ja) 1995-12-18

Family

ID=31910674

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2612891U Expired - Lifetime JPH0754446Y2 (ja) 1991-03-26 1991-03-26 二重床用パネル

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JP (1) JPH0754446Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021139160A (ja) * 2020-03-05 2021-09-16 株式会社イノアック住環境 フリーアクセスフロアパネル及びその製造方法及びその施工方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021139160A (ja) * 2020-03-05 2021-09-16 株式会社イノアック住環境 フリーアクセスフロアパネル及びその製造方法及びその施工方法

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Publication number Publication date
JPH0754446Y2 (ja) 1995-12-18

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