JPH04107398U - シヤツター用スラツト保護バンド - Google Patents

シヤツター用スラツト保護バンド

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JPH04107398U
JPH04107398U JP894891U JP894891U JPH04107398U JP H04107398 U JPH04107398 U JP H04107398U JP 894891 U JP894891 U JP 894891U JP 894891 U JP894891 U JP 894891U JP H04107398 U JPH04107398 U JP H04107398U
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winding
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shutter
hanging base
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林 泰 典 小
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三和シヤツター工業株式会社
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 〔目的〕シャッターカーテンのスラットと巻取シャフト
の周面部との接触による傷つきを防止すると同時に、ス
ラットのピッチ寸法に合わせて巻き径が調整されていな
い場合であっても、感謝面部を一体に成形した吊元やホ
イールを用いることなく、その巻形状を整える緩斜面を
巻取方向に応じた向きに簡単に形成することができ、し
かも、製造及び商品管理にかかるコストを低減できるよ
うにすることを目的としている。 〔構成〕シャッターカーテンSの巻取方向fと反対の方
向から吊元3に向かって上り勾配の緩斜面6aを形成し
てシャッターカーテンSの巻形状を整えるパッド6と、
当該パッド6を所望の向きにスナップ止めするバンド本
体5とからなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、シャッターカーテンの吊元を固定する巻取シャフトの周面部に装着 されて、シャッターカーテンを成すスラットがその周面部と接触して傷つくこと を防止するシャッター用スラット保護バンドに関する。
【0002】
【従来の技術】
シャッターカーテンは、その吊元が、巻取シャフトのシャフト本体の軸方向に 沿って設けられた複数のホイールや円筒状のドラムの周面部に固定されて、巻き 取られるようになっている。 このとき、シャッターカーテンのスラットが、巻取シャフトの周面部を成すホ イールやドラムと接触して傷つくことを防止するめに、その周面部にナイロン等 の合成樹脂で成る帯状のシャッター用スラット保護バンドを装着していた。
【0003】 ところで、シャッターカーテンは、ホイールやドラムに巻き取られる際に、そ の周面部にビス止めされた吊元に乗り上げることにより、その巻形状が歪になっ て、スラット同士が擦れたり、シャッターケースの内壁に接触したり、ガイドレ ールに擦られるなどして、スラットが傷つくおそれがあった。
【0004】 殊に、シャッターカーテンのスラットのピッチ寸法に合わせてその巻径を調整 していない場合には、吊元に乗り上げたシャッターカーテンのスラットがその吊 元の部分で大きく浮き上がって巻形状の歪状態が著しくなり、酷い時にはシャッ ターカーテンの巻出しが不能になることもあった。
【0005】 このような場合、従来は、一端側にシャッターカーテンの最上端スラットを連 結するインターロックが形成され、その他端側に前記インターロックに向かって 上り勾配の緩斜面部が一体に形成された吊元を使用して、シャッターカーテンの 巻形状を整えるようにしている(実開昭55−48902号)。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、吊元はシャッターカーテンの種類に応じた形状・構造に形成し なければならないので、上記の如く緩斜面部が一体に形成された吊元もシャッタ ーカーテンの種類に応じて各種取り揃えなければならず、製造及び商品管理にか かるコストが嵩むという問題があった。
【0007】 なお、巻形状を整える手段として、巻取シャフトの周面部を成すホイールやド ラムに緩斜面部を一体に形成して吊元を取り付ける段差を設けたものもあるが( 実公昭38−12491号,実公昭52−31591号)、この場合は、吊元の 取付方向が限定されてしまうため、取付方向を間違えて設置した場合に付け替え が困難であるばかりでなく、ホイール等に緩斜面部や段差を設ける加工が非常に 面倒であるという問題があった。
【0008】 そこで本考案は、シャッターカーテンのスラットと巻取シャフトの周面部との 接触による傷つきを防止すると同時に、スラットのピッチ寸法に合わせて巻径が 調整されていない場合であっても、緩斜面部を一体に成形した吊元やホイールを 用いることなく、その巻形状を整える緩斜面を巻取方向に応じた向きに簡単に取 り付けることができ、しかも製造及び商品管理にかかるコストを低減できるよう にすることを課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために、本考案は、多数のスラットが連設されて成るシャ ッターカーテンの吊元を固定する巻取シャフトの周面部に装着されるシャッター 用スラット保護バンドにおいて、シャッターカーテンの巻取方向と反対の方向か ら吊元に向かって上り勾配の緩斜面を形成してシャッターカーテンの巻形状を整 えるパッドと、当該パッドを所望の向きにスナップ止めするバンド本体とからな ることを特徴とする。
【0010】
【作用】
本考案によれば、保護バンドのバンド本体を巻取シャフトの周面部を成すホイ ール等に装着した後、当該バンド本体に、シャッターカーテンの巻形状を整える パッドをスナップ止めして緩斜面部を形成するように成されているので、緩斜面 部を一体に成形した吊元やホイールを用いる必要がない。 また、パッドは、バンド本体にスナップ止めされるので、簡単に着脱すること ができ、シャッターカーテンの巻取方向に応じた所望の向きに取り付けることが できる。 さらに、パッドは吊元と別個に形成されているので、シャッターカーテンSの 種類に関係なく使用することができ、多くの種類を取り揃える必要がない。
【0011】
【実施例】
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて具体的に説明する。 図1は本考案に係るシャッター用スラット保護バンドの一例を示す斜視図、図 2はその使用状態を示す側面図である。
【0012】 図中1は、多数のスラット2が連設されて成るシャッターカーテンSの吊元3 を固定する巻取シャフトの周面部に装着されるシャッター用保護バンドであって 、巻取シャフトの周面部を成すホイール4に外嵌されるバンド本体5と、これに 巻き取られるシャッターカーテンSの巻形状を整えるパッド6とから成る。
【0013】 バンド本体5及びパッド6は、少なくともその表面がスラット2を傷つけない 材質,例えばナイロンや塩化ビニル等の合成樹脂で形成され、パッド6はバンド 本体5に対してスナップ7により着脱可能に取り付けられて、シャッターカーテ ンSの巻取方向と反対の方向から吊元3に向かう上り勾配の緩斜面6aが形成さ れて、吊元側に段差6bを形成するように成されている。 このパッド6は、吊元3と別々に形成されているので、シャッターカーテンS の荷重により円周方向に大きな負荷がかかることはなく、したがってスナップ7 のような簡便な手段で止めることができる。
【0014】 スナップ7は、バンド本体5の外周面に所定間隔で形成された突起状の雄スナ ップ7aと、パッド6に形成されて前記雄スナップ7aに係脱自在に係合される 透孔状の雌スナップ7bとから成り、パッド6をシャッターカーテンSの巻取方 向に応じた所望の向きで取り付けることができる。 各雄スナップ7aは、その周囲三辺に切込8が形成され、パッド6の雌スナッ プ7bと係合されていない雄スナップ7aがバンド本体5の周面から突出しない ように容易に切除できるように成されている。なお、前記切込8の残りの一辺に 雄スナップ7aを簡単に切除するためのミシン目を形成してもよい。また、シャ ッターカーテンSを巻き取る際に、雄スナップ7aが邪魔にならない程度の高さ であれば、切除する必要がないので切込8を形成するまでもない。
【0015】 9は、バンド本体5の周方向に沿って所定間隔で間隔で穿設された吊元取付孔 であって、雄スナップ7aは、前記取付孔9に対応して形成されると共に、パッ ド6を反対向きにしたときにその段差6bが他の吊元取付孔9に取り付けられる 吊元3と対向する位置に形成されている。
【0016】 以上が本考案の一例構成であって、次にその作用について説明する。 まず、巻取シャフトのホイール4の周面部にバンド本体5を外嵌した後、この 巻取シャフトを軸受(図示せず)に固定し、パッド6の雌スナップ7bを、シャ ッターカーテンSの吊元3の取付位置に応じた雄スナップ7aに係合させて、緩 斜面6aが巻取方向fと反対の方向から吊元3に向かって上り勾配となるように 取り付ける。
【0017】 この緩斜面6aは、パッド6を保護バンド5の周面部にスナップ止めすること によって形成することができるので、緩斜面部が形成されていない通常の吊元3 やホイール4をそのまま使用することができる。
【0018】 また、パッド6はバンド本体5にスナップ止めされているので、吊元3の取付 位置を調整する場合や、パッド6の向きを誤って取り付けた場合であっても、簡 単に付け替えてその位置や向きを調整することができる。 さらに、緩斜面6aを形成するパッド6は、吊元3と別個に形成されているの で、シャッターカーテンSの種類に関係なく使用でき、多くの種類を取り揃える 必要がなく、製造,商品管理にかかるコストを軽減することができる。
【0019】 そして、シャッターカーテンSを巻き取ると、シャッターカーテンSは合成樹 脂製のバンド本体5及びパッド6の周面に沿って巻かれていくので、スラット2 がホイール4の周面と擦れて傷つくことがない。 このとき、バンド本体5に形成された複数の雄スナップ7aのうち、パッド6 の雌スナップ7bと係合されていない雄スナップ7aを切除しておけば、雄スナ ップ7aがバンド本体5の周面に突出して巻取の邪魔になることもない。 また、シャッターカーテンSは、吊元3に向かって上り勾配に形成されたパッ ド6の緩斜面6aに案内されて、その巻形状が整えられる。
【0020】 図3及び図4は、本考案の他の実施例を示す斜視図及びその要部を示す断面図 であって、本例では、バンド本体5の外周面に、その周方向に沿ってパッド6の 幅と等しい凹溝10が形成されると共に、雄スナップ7aが凹溝10から突出し ない高さに形成されている。 したがって、パッド6をスナップ止めすると、その両側が凹溝10によって支 持されることとなり、シャッターカーテンSの巻き取りや巻き出しの際に振動が 伝わっても、パッド6が回転して取付方向のずれを生じることがない。 また、各雄スナップ7aはバンド本体5の周面から外側に突出されないように 凹溝10内に設けられているので、シャッターカーテンSを巻き取る際に邪魔に ならず、したがって、係合されていない雄スナップ7aを取り除く必要がない。
【0021】 なお、実施例の説明では、バンド本体5に雄スナップ7aを複数設けたものに ついて説明したが、本考案は雄スナップ7aを一つだけ設けたものでもよく、こ の場合、吊元3の取付位置を調整する際は、バンド本体5を周方向にスライドさ せればよい。 また、バンド本体5に雄スナップ7a、パッド6に雌スナップ7bを形成する 場合について説明したが、バンド本体5に雌スナップを形成し、パッド6に雄ス ナップ7bを形成する場合であってもよい。 さらに、スナップ7は、パッド6をバンド本体5に対してシャッターカーテン Sの巻取方向fに応じた向きで係脱自在に係合できるものであれば、その形状や 構造は任意である。
【0022】 図5はさらに他の実施例を示す側面図であって、一体成形,接着又は溶着等の 手段により、バンド本体5にパッド6を一体的に形成している。 この場合、吊元3の取付位置を調整する際は、バンド本体5を周方向にスライ ドさせればよく、また、方向を調整する際は、ホイール4に装着されたバンド本 体5を一旦外してから反対向きにして付け直せばよい。
【0023】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案によれば、シャッターカーテンが巻取シャフトの周 面部に装着したバンド本体に沿って巻き取られるので、そのスラットと巻取シャ フトとの接触による傷つきを防止することができると同時に、シャッターカーテ ンの巻取方向の反対の方向から吊元に向かう上り勾配の緩斜面を形成するパッド がバンド本体にスナップ止めされ又はバンド本体に一体形成されているので、パ ッド又はバンド本体を付け替えることにより、傾斜面の向きをシャッターカーテ ンの巻取方向に応じた所望の向きに簡単に付け替えることができ、いずれの方向 に巻き取る場合にもその巻形状を整えることができるという優れた効果を有する 。 また、パッドは、吊元と別個に形成されているので、シャッターカーテンの種 類に関係なく使用することができ、多くの種類を揃える必要がなく、製造及び商 品管理にかかるコストを軽減することができるという効果も有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係るシャッター用スラット保護バン
ドを示す斜視図。
【図2】 その使用状態を示す側面図。
【図3】 他の実施例を示す部分斜視図。
【図4】 その要部を示す断面図。
【図5】 さらに他の実施例を示す側面図。
【符号の説明】
S・・・シャッターカーテン 1・・・シャッター用スラット保護バンド 2・・・スラット 3・・・吊元 4・・・ホイール 5・・・バンド本体 6・・・パッド 6a・・緩斜面 7・・・スナップ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数のスラット(2)が連設されて成る
    シャッターカーテン(S)の吊元(3)を固定する巻取
    シャフトの周面部(4)に装着されるシャッター用スラ
    ット保護バンドにおいて、シャッターカーテン(S)の
    巻取方向(f)と反対の方向から吊元(3)に向かって
    上り勾配の緩斜面(6a)を形成してシャッターカーテ
    ン(S)の巻形状を整えるパッド(6)と、当該パッド
    (6)を所望の向きにスナップ止めするバンド本体
    (5)とからなることを特徴とするシャッター用スラッ
    ト保護バンド。
  2. 【請求項2】 前記パッド(6)がバンド本体(5)と
    一体に成形されていることを特徴とするシャッター用ス
    ラット保護バンド。
JP894891U 1991-02-26 1991-02-26 シャッター用スラット保護バンド Expired - Lifetime JP2550031Y2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004360261A (ja) * 2003-06-03 2004-12-24 Bunka Shutter Co Ltd 巻取り装置
JP2006514183A (ja) * 2003-02-24 2006-04-27 アルバニー インターナショナル コーポレイション 巻取り可能なドアリーフを有する巻上げドア

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JP2006514183A (ja) * 2003-02-24 2006-04-27 アルバニー インターナショナル コーポレイション 巻取り可能なドアリーフを有する巻上げドア
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