JPH0143267Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0143267Y2 JPH0143267Y2 JP1984176383U JP17638384U JPH0143267Y2 JP H0143267 Y2 JPH0143267 Y2 JP H0143267Y2 JP 1984176383 U JP1984176383 U JP 1984176383U JP 17638384 U JP17638384 U JP 17638384U JP H0143267 Y2 JPH0143267 Y2 JP H0143267Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spool shaft
- spool
- cap
- protrusion
- tongue
- Prior art date
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Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 16
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000001747 exhibiting effect Effects 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 238000007639 printing Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J33/00—Apparatus or arrangements for feeding ink ribbons or like character-size impression-transfer material
- B41J33/003—Ribbon spools
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J31/00—Ink ribbons; Renovating or testing ink ribbons
- B41J31/09—Ink ribbons characterised by areas carrying media for obliteration or removal of typing errors
Landscapes
- Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)
- Unwinding Webs (AREA)
- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、コレクシヨンテープ用スプールに関
する。さらに詳しくは、コレクシヨンテープが捲
回されている巻出用コアと実質的に同形同大の巻
取用コアと、該巻取用コアを回転しないようにか
つ軸線方向に摺動自在に保持するためのスプール
軸と、そのスプール軸から前記巻取用コアが抜け
出ないように前記スプール軸の頂部に着脱自在に
取りつけられたキヤツプとを有するコレクシヨン
テープ用スプール（以下、単にスプールという）
に関する。
する。さらに詳しくは、コレクシヨンテープが捲
回されている巻出用コアと実質的に同形同大の巻
取用コアと、該巻取用コアを回転しないようにか
つ軸線方向に摺動自在に保持するためのスプール
軸と、そのスプール軸から前記巻取用コアが抜け
出ないように前記スプール軸の頂部に着脱自在に
取りつけられたキヤツプとを有するコレクシヨン
テープ用スプール（以下、単にスプールという）
に関する。
従来この種のコレクシヨンテープは１回のみの
使用を前提としてスプールなどが構成されてい
る。ところが近時コレクシヨンテープの反復使用
が可能なことが発見され、タイプライター自体の
構造を変更することなく反復使用を可能にするた
めにたとえば実開昭59−43160号に示されている
ような巻出用コアと巻取用コアとを交換して装着
しうる構造のスプールが提案されている。このも
のはスプールの一方のフランジがスプール軸に対
して着脱自在にネジ止めしうるキヤツプとして構
成されている。なお巻出用コアと巻取用コアが交
換可能であるばあいは、両者が同形同大であるた
め、スプールに装着されているコアが巻取用コア
となる。以下、とくに明示しない限り、巻取用コ
アを単にコアという。
使用を前提としてスプールなどが構成されてい
る。ところが近時コレクシヨンテープの反復使用
が可能なことが発見され、タイプライター自体の
構造を変更することなく反復使用を可能にするた
めにたとえば実開昭59−43160号に示されている
ような巻出用コアと巻取用コアとを交換して装着
しうる構造のスプールが提案されている。このも
のはスプールの一方のフランジがスプール軸に対
して着脱自在にネジ止めしうるキヤツプとして構
成されている。なお巻出用コアと巻取用コアが交
換可能であるばあいは、両者が同形同大であるた
め、スプールに装着されているコアが巻取用コア
となる。以下、とくに明示しない限り、巻取用コ
アを単にコアという。
従来のスプールは、コレクシヨンテープを印字
位置とそれからずれた位置との間にシフト移動さ
せるときなどの震動でスプール軸にネジ止めされ
たキヤツプが緩んではずれ、さらにコアがスプー
ル軸からはずれるという問題がある。
位置とそれからずれた位置との間にシフト移動さ
せるときなどの震動でスプール軸にネジ止めされ
たキヤツプが緩んではずれ、さらにコアがスプー
ル軸からはずれるという問題がある。
前記従来のスプールの問題を解決するため、本
考案のコレクシヨンテープ用スプールは、前記キ
ヤツプとスプール軸の頂部とがそれぞれの周方向
の嵌合面でたがいに嵌合しており、該嵌合面のい
ずれか一方に半径方向に突出する突起が形成され
ると共に他方に該突起が嵌入されうる凹部が形成
されており、前記突起が形成されている部位また
は凹部が形成されている部位のうち少なくとも一
方が前記嵌入がはずれる方向に弾性変形可能な舌
片状部分として形成されており、前記キヤツプを
スプール軸に対して軸線方向に抜き出す力が作用
するときにたがいに当接する前記突起と凹部の接
触角が、前記作用によつては前記舌片状部分を実
質的に弾性変形させないような角度に形成されて
おり、かつ軸心まわりに回転させるときにたがい
に当接する前記突起と凹部の接触角が、前記回転
により前記舌片状部分を弾性変形させる角度に形
成されてなる 構成を採用している。
考案のコレクシヨンテープ用スプールは、前記キ
ヤツプとスプール軸の頂部とがそれぞれの周方向
の嵌合面でたがいに嵌合しており、該嵌合面のい
ずれか一方に半径方向に突出する突起が形成され
ると共に他方に該突起が嵌入されうる凹部が形成
されており、前記突起が形成されている部位また
は凹部が形成されている部位のうち少なくとも一
方が前記嵌入がはずれる方向に弾性変形可能な舌
片状部分として形成されており、前記キヤツプを
スプール軸に対して軸線方向に抜き出す力が作用
するときにたがいに当接する前記突起と凹部の接
触角が、前記作用によつては前記舌片状部分を実
質的に弾性変形させないような角度に形成されて
おり、かつ軸心まわりに回転させるときにたがい
に当接する前記突起と凹部の接触角が、前記回転
により前記舌片状部分を弾性変形させる角度に形
成されてなる 構成を採用している。
なお本明細書にいう凹部とは、有底の穴のほ
か、貫通孔など、突起の外周面と係合しうる内周
面を有する凹部をすべて含む概念である。
か、貫通孔など、突起の外周面と係合しうる内周
面を有する凹部をすべて含む概念である。
前記構成により、突起と凹部との係合は、キヤ
ツプを単にスプール軸の軸線方向に引き抜くだけ
では解除されず、キヤツプとスプール軸とを所定
のトルクで相対的に回転させるときにはじめて舌
片状部分が弾性変形され、係合が解除されること
となる。
ツプを単にスプール軸の軸線方向に引き抜くだけ
では解除されず、キヤツプとスプール軸とを所定
のトルクで相対的に回転させるときにはじめて舌
片状部分が弾性変形され、係合が解除されること
となる。
本考案のスプールは前記作用を発揮する結果、
所定の方向に一定以上の大きさの力を与えなけれ
ばキヤツプとスプール軸とを分離することができ
ない。そのためコレクシヨンテープのシフトのと
きの震動程度ではキヤツプとスプール軸とが分離
しなくなり、前記従来のスプールの欠点を解消す
ることができる。
所定の方向に一定以上の大きさの力を与えなけれ
ばキヤツプとスプール軸とを分離することができ
ない。そのためコレクシヨンテープのシフトのと
きの震動程度ではキヤツプとスプール軸とが分離
しなくなり、前記従来のスプールの欠点を解消す
ることができる。
さらにキヤツプとスプール軸との係合離脱は、
突起と凹部との相対位置を合致させるか、ずらせ
るかの操作で済むので、キヤツプをスプール軸に
対し少々回転させるだけでよく、コアのスプール
軸への着脱作業がきわめて簡便である。
突起と凹部との相対位置を合致させるか、ずらせ
るかの操作で済むので、キヤツプをスプール軸に
対し少々回転させるだけでよく、コアのスプール
軸への着脱作業がきわめて簡便である。
つぎに本考案のスプールの実施例を説明する。
第１図は本考案のスプールの一実施例を示す一
部切欠分解斜視図、第２図は第１図に示すキヤツ
プの一部切欠側面図、第３図および第４図はそれ
ぞれ第１図に示すスプール軸の側面図および要部
平面図、第５図および第６図はそれぞれ本考案に
おける突起の他の実施例を示す要部側面図および
要部平面図、第７図は本考案のスプールの他の実
施例を示す縦断面図、第８図および第９図はそれ
ぞれ本考案にかかわるキヤツプ持上げ構造を示す
キヤツプの縦断面図およびスプール軸の側面図、
第１０図は第８図のキヤツプおよび第９図のスプ
ール軸を組み合わせてなるスプールの縦断面図で
ある。
部切欠分解斜視図、第２図は第１図に示すキヤツ
プの一部切欠側面図、第３図および第４図はそれ
ぞれ第１図に示すスプール軸の側面図および要部
平面図、第５図および第６図はそれぞれ本考案に
おける突起の他の実施例を示す要部側面図および
要部平面図、第７図は本考案のスプールの他の実
施例を示す縦断面図、第８図および第９図はそれ
ぞれ本考案にかかわるキヤツプ持上げ構造を示す
キヤツプの縦断面図およびスプール軸の側面図、
第１０図は第８図のキヤツプおよび第９図のスプ
ール軸を組み合わせてなるスプールの縦断面図で
ある。
第１図において１は支軸であつて、タイプライ
ターのキヤリヤーに設けられたリフト台（図示せ
ず）に軸支されている。
ターのキヤリヤーに設けられたリフト台（図示せ
ず）に軸支されている。
２はスプール軸であつて、前記支軸１に回転自
在に軸支しうるように筒状に形成されている。ス
プール２中間部には、巻き取りながらコレクシヨ
ンテープをそろえるための円盤状のフランジ３が
一体に形成されている。フランジ３の下側には前
記リフト台に取付けられたストツパーアーム（図
示せず）が係合する環状溝４が形成されている。
また前記フランジ３より上側の部分には、巻取用
コア５を相対回転可能に外嵌するための取付部６
が設けられ、そのコア取付部６の上側にキヤツプ
７を外嵌するためのキヤツプ取付部８が一体に設
けられている。なおキヤツプ７の下面に突起を形
成し、その突起をコア取付部６の内周面に嵌入さ
せてもよい。
在に軸支しうるように筒状に形成されている。ス
プール２中間部には、巻き取りながらコレクシヨ
ンテープをそろえるための円盤状のフランジ３が
一体に形成されている。フランジ３の下側には前
記リフト台に取付けられたストツパーアーム（図
示せず）が係合する環状溝４が形成されている。
また前記フランジ３より上側の部分には、巻取用
コア５を相対回転可能に外嵌するための取付部６
が設けられ、そのコア取付部６の上側にキヤツプ
７を外嵌するためのキヤツプ取付部８が一体に設
けられている。なおキヤツプ７の下面に突起を形
成し、その突起をコア取付部６の内周面に嵌入さ
せてもよい。
前記キヤツプ取付部８は、切溝９，９ａ，１
０，１０ａで４つに分割されており、それにより
形成される相対向する２つの舌片状部分１１，１
１ａは、それぞれ半径方向に弾性変形可能であ
る。なお必要であれば切溝はコア取付部６まで延
びていてもよい。
０，１０ａで４つに分割されており、それにより
形成される相対向する２つの舌片状部分１１，１
１ａは、それぞれ半径方向に弾性変形可能であ
る。なお必要であれば切溝はコア取付部６まで延
びていてもよい。
前記舌片状部分１１，１１ａの上部外周面（つ
まりキヤツプ取付部８を構成する嵌合面）には、
突起１２，１２ａが一体に設けられている。
まりキヤツプ取付部８を構成する嵌合面）には、
突起１２，１２ａが一体に設けられている。
第３〜４図に詳細に示されているように、前記
突起１２，１２ａは、その下側面１３，１３ａが
スプールの軸線に対しほぼ直角方向となるよう
に、かつ一方の横側面１４，１４ａがスプール軸
の半径方向にほぼ沿うように突出しており、さら
に上側面１５，１５ａと他方の横側面１６，１６
ａとが緩い傾斜面となつており、全体として角錐
台に似た形状となつている。
突起１２，１２ａは、その下側面１３，１３ａが
スプールの軸線に対しほぼ直角方向となるよう
に、かつ一方の横側面１４，１４ａがスプール軸
の半径方向にほぼ沿うように突出しており、さら
に上側面１５，１５ａと他方の横側面１６，１６
ａとが緩い傾斜面となつており、全体として角錐
台に似た形状となつている。
前記上側面１５，１５ａは、コア５をスプール
軸２に挿入しやすいように、かつキヤツプ７をス
プール軸２に挿入するときに前記舌片部分１１，
１１ａを半径方向内側に撓ませるために形成され
た案内面である。
軸２に挿入しやすいように、かつキヤツプ７をス
プール軸２に挿入するときに前記舌片部分１１，
１１ａを半径方向内側に撓ませるために形成され
た案内面である。
前記横側面１６，１６ａの傾斜角は後述する孔
２１，２１ａの側縁部との接触角が安息角範囲外
（すなわち当接面における摩擦力が当接面に沿つ
てすべらせる力よりも小さくなる状態）になるよ
うに設定されている。
２１，２１ａの側縁部との接触角が安息角範囲外
（すなわち当接面における摩擦力が当接面に沿つ
てすべらせる力よりも小さくなる状態）になるよ
うに設定されている。
前記キヤツプ７は、外部に矩形状のフランジ部
１７が一体に設けられ、内部が２重筒状に形成さ
れており、内筒１８と外筒１９との間に前記コア
５の一端部より延設されているヘリカル突条２０
を挿入するための空間Ｓが形成されている。前記
内筒１８の内周面（すなわち嵌合面）には、前記
突起１２，１２ａを嵌入するための四角状の孔２
１，２１ａが凹部として形成されている。
１７が一体に設けられ、内部が２重筒状に形成さ
れており、内筒１８と外筒１９との間に前記コア
５の一端部より延設されているヘリカル突条２０
を挿入するための空間Ｓが形成されている。前記
内筒１８の内周面（すなわち嵌合面）には、前記
突起１２，１２ａを嵌入するための四角状の孔２
１，２１ａが凹部として形成されている。
以上ように、前記横側面１６，１６ａとそれに
対向する孔２１，２１ａの側縁部との接触角が安
息角範囲外となつているので、第４図の、矢印Ｐ
方向に前記キヤツプ７を回転させるとき、前記突
起１２，１２ａは、前記孔２１，２１ａからずれ
るにつれて前記内筒１８の内面に回り込みながら
前記舌片状部分１１，１１ａを内側に弾性変形さ
せることとなる。
対向する孔２１，２１ａの側縁部との接触角が安
息角範囲外となつているので、第４図の、矢印Ｐ
方向に前記キヤツプ７を回転させるとき、前記突
起１２，１２ａは、前記孔２１，２１ａからずれ
るにつれて前記内筒１８の内面に回り込みながら
前記舌片状部分１１，１１ａを内側に弾性変形さ
せることとなる。
その結果、前記突起１２，１２ａと孔２１，２
１ａとの係合が解除され、キヤツプ７は、前記ス
プール軸２から上側に抜き出すことができるよう
になる。また、前記突起１２，１２ａの下側面１
３，１３ａとそれに対向する孔２１，２１ａの下
側縁部との接触角が安息角範囲内になつているの
で、突起が孔に係合されている状態でキヤツプを
上側に引張つても舌片状部分１１，１１ａを内側
に弾性変形させることができず、キヤツプを抜き
出すことができない。またキヤツプ７を第１図の
矢印Ｐ方向とは逆の方向に回転させても突起と孔
との係合を解除することができない。
１ａとの係合が解除され、キヤツプ７は、前記ス
プール軸２から上側に抜き出すことができるよう
になる。また、前記突起１２，１２ａの下側面１
３，１３ａとそれに対向する孔２１，２１ａの下
側縁部との接触角が安息角範囲内になつているの
で、突起が孔に係合されている状態でキヤツプを
上側に引張つても舌片状部分１１，１１ａを内側
に弾性変形させることができず、キヤツプを抜き
出すことができない。またキヤツプ７を第１図の
矢印Ｐ方向とは逆の方向に回転させても突起と孔
との係合を解除することができない。
なお第１図の２２は、回り止め用の突条であつ
て、前記巻取用コア５と巻出しコア２３のそれぞ
れの内面に形成された溝５ａ，２３ａにはまつて
コア５とスプール軸２との相対的な回転を阻止す
るためのものであり、３０は孔２１，２１ａを形
成するための型の挿入孔である。
て、前記巻取用コア５と巻出しコア２３のそれぞ
れの内面に形成された溝５ａ，２３ａにはまつて
コア５とスプール軸２との相対的な回転を阻止す
るためのものであり、３０は孔２１，２１ａを形
成するための型の挿入孔である。
前記巻出用コア２３には未使用のコレクシヨン
テープ２４が巻かれており、コレクシヨンテープ
２４が前記巻取用コア５に巻き取られたのちに、
使用済みのコレクシヨンテープを再び巻出用コア
２３に巻取るために巻取用コア５に代えて前記ス
プール軸２に装着される。
テープ２４が巻かれており、コレクシヨンテープ
２４が前記巻取用コア５に巻き取られたのちに、
使用済みのコレクシヨンテープを再び巻出用コア
２３に巻取るために巻取用コア５に代えて前記ス
プール軸２に装着される。
以上、第１〜４図を参照しながら本考案のスプ
ールの好ましい実施例について説明したが、本考
案のスプールは前記実施例に限定されるものでな
く、たとえば以下に説明する種々の変更を単独
で、あるいはそれらを組み合わせて加えたものも
本考案の範囲内にある。
ールの好ましい実施例について説明したが、本考
案のスプールは前記実施例に限定されるものでな
く、たとえば以下に説明する種々の変更を単独
で、あるいはそれらを組み合わせて加えたものも
本考案の範囲内にある。
第５〜６図に示す突起１２，１２ａは、その両
側面１４，１４ａ，１６，１６ａがそれぞれ緩傾
斜面に形成されている。このものはキヤツプをい
ずれの方向に回転させても舌片状部分１１，１１
ａを撓ませて、突起１２，１２ａと孔との係合を
解除することができる。
側面１４，１４ａ，１６，１６ａがそれぞれ緩傾
斜面に形成されている。このものはキヤツプをい
ずれの方向に回転させても舌片状部分１１，１１
ａを撓ませて、突起１２，１２ａと孔との係合を
解除することができる。
第７図に示すように、内筒１８の内面に、前記
突起１２，１２ａを上下を逆にして形成し、スプ
ール軸２のキヤツプ取付部８に凹部を構成する孔
２１などを設けてももよい。また内筒１８側に舌
状片部分を形成してもよい。すなわちキヤツプ７
とスプール軸２とは相対的に係合および離脱すれ
ばよいのであるから、前記のように逆の構成にし
ても本考案の効果が奏される。
突起１２，１２ａを上下を逆にして形成し、スプ
ール軸２のキヤツプ取付部８に凹部を構成する孔
２１などを設けてももよい。また内筒１８側に舌
状片部分を形成してもよい。すなわちキヤツプ７
とスプール軸２とは相対的に係合および離脱すれ
ばよいのであるから、前記のように逆の構成にし
ても本考案の効果が奏される。
第８〜１０図に示すように、スプール軸２のキ
ヤツプ取付部１８の頂面に、たとえばサインカー
ブ状のカム面２５を形成し、キヤツプ２の内面で
前記カム面２５と当接する部位に、カム面２５の
谷部にはまり込むカムフオロアー２６，２６ａを
突設するのが好ましい。このものはキヤツプ７を
スプール軸２に対して回転させるときに、突起１
１，１１ａと孔２１，２１ａとの係合がはずれた
のちにキヤツプ７の回転につれてキヤツプ７が自
然にスプール軸２から抜け出るという効果を奏す
る。
ヤツプ取付部１８の頂面に、たとえばサインカー
ブ状のカム面２５を形成し、キヤツプ２の内面で
前記カム面２５と当接する部位に、カム面２５の
谷部にはまり込むカムフオロアー２６，２６ａを
突設するのが好ましい。このものはキヤツプ７を
スプール軸２に対して回転させるときに、突起１
１，１１ａと孔２１，２１ａとの係合がはずれた
のちにキヤツプ７の回転につれてキヤツプ７が自
然にスプール軸２から抜け出るという効果を奏す
る。
本考案のスプールに設けられる突起と凹部の組
の数はとくに限定されるものではなく、第１図に
示すような２組のばあいのほか、１組だけでもよ
く、あるいは３組以上設けてもよい。
の数はとくに限定されるものではなく、第１図に
示すような２組のばあいのほか、１組だけでもよ
く、あるいは３組以上設けてもよい。
第１図は本考案のスプールの一実施例を示す一
部切欠分解斜視図、第２図は第１図に示すキヤツ
プの一部切欠側面図、第３図および第４図はそれ
ぞれ第１図に示すスプール軸の側面図および要部
平面図、第５図および第６図はそれぞれ本考案に
おける突起の他の実施例を示す要部側面図および
要部平面図、第７図は本考案のスプールの他の実
施例を示す縦断面図、第８図および第９図はそれ
ぞれ本考案にかかわるキヤツプ持上げ構造を示す
キヤツプの縦断面図およびスプール軸の側面図、
第１０図は第８図のキヤツプおよび第９図のスプ
ール軸を組み合わせてなるスプールの縦断面図で
ある。 （図面の主要符号） ２：支軸、７：キヤツプ、５：巻取用コア、１
１，１１ａ：舌片状部分、１２，１２ａ：突起、
２１，２１ａ：孔。
部切欠分解斜視図、第２図は第１図に示すキヤツ
プの一部切欠側面図、第３図および第４図はそれ
ぞれ第１図に示すスプール軸の側面図および要部
平面図、第５図および第６図はそれぞれ本考案に
おける突起の他の実施例を示す要部側面図および
要部平面図、第７図は本考案のスプールの他の実
施例を示す縦断面図、第８図および第９図はそれ
ぞれ本考案にかかわるキヤツプ持上げ構造を示す
キヤツプの縦断面図およびスプール軸の側面図、
第１０図は第８図のキヤツプおよび第９図のスプ
ール軸を組み合わせてなるスプールの縦断面図で
ある。 （図面の主要符号） ２：支軸、７：キヤツプ、５：巻取用コア、１
１，１１ａ：舌片状部分、１２，１２ａ：突起、
２１，２１ａ：孔。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 コレクシヨンテープが捲回されている巻出用コ
アと実質的に同形同大の巻取用コアと、該巻取用
コアを回転しないようにかつ軸線方向に摺動自在
に保持するためのスプール軸と、該スプール軸か
ら前記巻取用コアが抜け出ないように前記スプー
ル軸の頂部に着脱自在に取りつけられたキヤツプ
とを有するコレクシヨンテープ用スプールにおい
て、 前記キヤツプとスプール軸の頂部とはそれぞれ
の周方向の嵌合面でたがいに嵌合しており、該嵌
合面のいずれか一方に半径方向に突出する突起が
形成されると共に他方に該突起が嵌入されうる凹
部が形成されており、前記突起が形成されている
部位または凹部が形成されている部位のうち少な
くとも一方が前記嵌入がはずれる方向に弾性変形
可能な舌片状部分として形成されており、 前記キヤツプをスプール軸に対して軸線方向に
抜き出す力が作用するときにたがいに当接する前
記突起と凹部の接触角が、前記作用によつては前
記舌片状部分を実質的に弾性変形させない角度に
形成されており、 かつ軸心まわりに回転させるときにたがいに当
接する前記突起と凹部の接触角が、前記回転によ
り前記舌片状部分を弾性変形させる角度に形成さ
れてなるコレクシヨンテープ用スプール。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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