JPH04105674A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JPH04105674A
JPH04105674A JP2223384A JP22338490A JPH04105674A JP H04105674 A JPH04105674 A JP H04105674A JP 2223384 A JP2223384 A JP 2223384A JP 22338490 A JP22338490 A JP 22338490A JP H04105674 A JPH04105674 A JP H04105674A
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ball
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Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、パチンコ遊技機やコイン遊技機等で代表され
る弾球遊技機に関し、詳しくは、複数種類の識別情報か
可変表示可能な可変表示装置を有しその可変表示装置の
停止時の表示結果か予め定められた特定の識別情報にな
った場合に可変入賞球装置か遊技者にとって有利な第1
の状態に駆動されて大当り状態か発生する弾球遊技機に
関する。
[従来の技術] この種の弾球遊技機において、従来から一般的に知られ
ているものに、たとえば、打玉の始動入賞に伴って可変
入賞球装置を可変表示し、その可変表示装置の停止時の
表示結果が特定の識別情報(たとえば777)になれば
、可変入賞球装置を遊技者にとって有利な第1の状態に
駆動制御して大当り状態が発生し、その可変入賞球装置
内に形成されている特定入賞領域に打玉か入賞したこと
に基づいて、前記可変入賞球装置をその第1の状態が終
了して第2の状態になった後再度前記第1の状態に繰返
し駆動制御するものかあった。そして、従来の弾球遊技
機においては、前記可変表示装置を可変表示させてその
停止時の表示結果か所定の識別情報になったこ上を条件
として大当り状態を発生させ、遊技者か、大当り状態の
発生への期待感をもちなから前記可変表示装置の可変表
示を楽しむことができるように構成されていた。
[発明か解決しようとする課題] しかし、この従来の弾球遊技機においては、可変表示装
置が1つしかないために、その1つの可変表示装置の可
変表示しか楽しむことができず、遊技の興趣をそれほど
高めることかできないという欠点を有していた。
本発明は、係る実情に鑑み、1つの可変表示装置しか有
しない従来の弾球遊技機が提供し得る遊技上の面白味の
限界を打破り、斬新な遊技により新たな面白味を創出し
得る弾球遊技機を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は、遊技者にとって有利な第1の状態と遊技者に
とって不利な第2の状態とに変化可能な特別可変入賞球
装置と、 複数種類の識別情報が可変表示可能な特別可変表示装置
と、 打玉の入賞により前記特別可変表示装置を可変表示させ
るように定められた始動入賞領域と、該始動入賞領域に
入賞した入賞上を検出する始動入賞玉検出手段と、 該始動入賞玉検出手段の検出出力に基づいて前記特別可
変表示装置を可変表示させ、所定の停止条件の成立に基
づいて前記特別可変表示装置を停止制御させる特別可変
表示制御手段と、前記特別可変表示装置の停止時の表示
結果が予め定められた特定の識別情報になった場合に、
所定の規制条件が成立するまで前記特別可変入賞球装置
を前記第1の状態に駆動する特別駆動制御手段と、 前記特別可変入賞球装置内に形成された特定の入賞領域
に入賞した特定入賞玉を検出する特定入賞玉検出手段と
、 該特定入賞玉検出手段の検出手段に基づいて、前記特別
可変入賞球装置をその第1の状態が終了して第2の状態
になった後再度前記第1の状態に駆動する繰返し継続制
御手段とを含む弾球遊技機であって、 複数種類の識別情報か可変表示可能な普通可変表示装置
と、 打玉の入賞により前記普通可変表示装置を可変表示させ
るように定められた普通始動入賞領域と、該普通始動入
賞領域に入賞した普通始動入賞玉を検出する普通始動入
賞玉検出手段と、前記普通可変表示装置の停止時の表示
結果か所定の識別情報になる確率を可変設定可能な確率
可変設定手段と、 前記普通始動入賞玉検出手段の検出出力に基づいて前記
普通可変表示装置を可変表示させ、所定の停止条件の成
立に基づいて前記普通可変表示装置を停止制御する普通
可変表示制御手段とをさらに含み、 前記始動入賞領域は、遊技者にとって有利な第1の状態
と遊技者にとって不利な第2の状態とに変化可能な普通
可変入賞球装置を含み、該普通可変入賞球装置は、少な
くとも、前記普通可変表示装置の停止時の表示結果か前
記所定の識別情報になった場合に所定の規制条件か成立
するまで前記第1の状態に駆動され、 前記始動入賞玉検出手段は、前記普通可変入賞球装置に
入賞した普通入賞玉を検出する普通入賞玉検出手段を含
み、 前記特別可変表示制御手段は、前記普通入賞玉検出手段
の検出出力に基づいて前記特別可変表示装置を可変表示
する普通入賞対応型特別表示制御手段を含むことを特徴
とする。
[作用] 本発明によれば、特別可変表示装置と普通可変表示装置
とが備えられ、普通始動入賞領域に打玉が入賞すること
に基づいて前記普通可変表示装置が可変表示される。そ
して、少なくともその普通可変表示装置の停止時の表示
結果が所定の識別情報になれば、所定の規制条件が成立
するまで前記普通可変入賞球装置が第1の状態に駆動制
御される。その普通可変入賞球装置に打玉が入賞したこ
出に基づいて、普通入賞対応型特別表示制御手段の働き
により、前記特別可変表示装置が可変表示される。さら
に、確率可変設定手段により、遊技場側において普通可
変表示装置の停止時の表示結果が前記所定の識別情報に
なる確率を可変設定でき、その設定値に従って前記普通
可変表示装置か制御される。
つまり、普通可変表示装置の可変表示の面白味と特別可
変表示装置の可変表示の面白味とを遊技者に提供でき、
かつ、遊技場において、普通可変表示装置の表示結果が
前記所定の識別情報になる確率を可変設定してコントロ
ールすることができる。
[発明の実施例] 次に、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
。なお、本実施例では弾球遊技機の一例としてパチンコ
遊技機を採り上げて説明するが、本発明はこれに限らず
、コイン遊技機等打玉を弾発して遊技を行なうものであ
ればすべて含まれる。
第1図は、パチンコ遊技機における遊技領域に配設され
た各種機器や装置を示す正面図である。
遊技領域223には図示しない打球装置によりパチンコ
玉が1つずつ打ち込まれる。この遊技領域223には、
複数種類の識別情報か可変表示可能な普通可変表示装置
2と、複数種類の識別情報が可変表示可能な特別可変表
示装置1と、可動部材4a、4bが開閉することにより
打玉が入賞しやすい遊技者にとって有利な第1の状態と
打玉が入賞しにくいまたは入賞しない遊技者にとって不
利な第2の状態とに変化する普通可変入賞球装置4とが
一体的に設けられている。さらに遊技領域223の下方
位置には、開閉板51が開閉することにより打玉が入賞
しやすい遊技者にとって有利な第1の状態と打玉が入賞
しにくいまたは入賞しない遊技者とって不利な第2の状
態とに変化する特別可変入賞球装置3と、特別始動入賞
口9a。
9bとが一体的に設けられている。さらに遊技領域22
3には、普通始動入賞領域の一例の普通始動通過ロアや
打ち込まれたパチンコ玉がいずれの入賞領域や入賞球装
置にも入賞しなかった場合にアウト玉として回収するア
ウト口50等が設けられている。
遊技領域223に打ち込まれたパチンコ玉が特別始動入
賞口9a、9bのいずれかに入賞すれば、始動通過玉検
出器11a、llbのうちの対応する始動入賞玉検出器
により検出され、その検出出力に基づいて前記特別可変
表示装置1が可変表示を開始する。この特別可変表示装
置1は、左図柄。
中図柄、右図柄の3つの図柄をそれぞれ可変表示する特
別可変表示器1a、lb、lcとを含み、前記特別始動
入賞口9a、9bへのパチンコ玉の入賞に伴ってすべて
の特別可変表示器1a、  lb。
ICがいっせいに可変表示を開始し、所定時間の経過に
よりまず向かって左の図柄が停止され、さらに所定時間
経過した後に中央の図柄が停止され、さらに所定時間経
過した後に右の図柄が停止される。なお、この停止順序
は左、中央、右以外の順序であってもよい。パチンコ玉
が普通始動通過ロアを通過すればその通過玉が普通始動
入賞玉検出手段の一例の始動通過玉検出器8により検出
され、その検出出力に基ついで普通可変表示装置2か可
変表示を開始する。っこの普通可変表示装置2は、左図
柄、右図柄の2つの図晒をそれぞれ可変表示する普通可
変表示器2a、2bを含む。この普通可変表示器2a、
2bは、前記始動通過玉検出器8からの検出出力に基づ
いていっせいに可変表示を開始し所定時間の経過により
まず向かって左の普通可変表示器2aか停止されさらに
所定時間か経過することにより向かって右の普通可変表
示器2bが停止制御される。なお、この普通可変表示装
置2は1つまたは3つ以上の普通可変表示器からなるも
のであってもよく、特別可変表示装置1は1つまたは2
つあるいは4つ以上の特別可変表示器からなるものであ
ってもよい。さらに、これら可変表示装置1,2は、常
時可変表示させておき、始動入賞(始動通過)により改
めて可変開始するものであってもよい。その場合には、
始動入賞(始動通過)により可変表示の明るさや早さを
切換えて可変開始を報知するように構成することが望ま
しい。さらに、本実施例では7セグLEDにより可変表
示する可変表示装置1.2を示すが、その他に、回転ド
ラム式可変表示装置、液晶表示式可変表示装置、ドツト
マトリクス式可変表示装置、エレクトロルミネセンスを
用いた可変表示装置、複数のランプが点灯走行して可変
表示を行なうルーレット式可変表示装置9回転ディスク
式可変表示装置等であってもよい。 特別可変表示器l
a、lb、lcや普通可変表示器2a、2bは、O〜9
の10種類の数字を可変表示するものであり、特別可変
表示装置1の表示結果が、第1図に示す横3行および斜
め対角線上に2列の合計5列のラインにたとえば777
が揃えば大当り状態となり、ソレノイド16が励磁され
て開閉板51が開成される。この開閉板51の開成は、
所定時間(たとえば30秒間)の経過または打玉の所定
個数(たとえば10個)の入賞のうち早い方の条件が成
立するまで継続される。図中52は特定入賞領域(■ポ
ケット)であり、この特定入賞領域52にパチンコ玉か
入賞すれば特定入賞玉検出器12によりその入賞玉が検
出される。また、この特別可変入賞球装置3内に入賞し
たすべてのパチンコ玉は入賞個数検出器13により検出
され、その入賞個数検出器13による入賞玉のカウント
数が入賞個数表示器14により表示される。開閉板51
が開成して第1の状態となっている特別可変入賞球装置
3内に進入したパチンコ玉が前記特定入賞領域52内に
入賞すれば、特別可変入賞球装置3がその第1の状態が
終了していったん第2の状態になった後再度開閉板51
が開成されて第1の状態に 繰返し継続制御される。この繰返し継続制御の上限回数
はたとえば16回に定められている。この特定入賞玉検
出器12により、前記特別可変入賞球装置内に設けられ
た特定の入賞領域に入賞した特定入賞玉を検出手段する
特定入賞領域8手段か構成されている。
特別可変表示装置1か可変表示中などにパチンコ玉が特
別始動入賞09a、9’bに入賞すればその始動入賞が
記憶されるのであり、その記憶値が始動入賞記憶表示器
6により表示されるのである。
その特別始動入賞の記憶の上限値はたとえば4に定めら
れている。普通可変表示装置2の可変表示中などにパチ
ンコ玉か普通始動通過ロアを通過すればその始動通過か
記憶されるのであり、その始動通過の回数が始動通過記
憶表示器5により表示される。この始動通過記憶の上限
値はたとえば4に定められている。さらにこの普通始動
通過ロアにパチンコ玉が1個通過したことに基づいて普
通可変表示装置2の可変表示を開始するのに代えて、所
定個数のパチンコ玉が普通始動通過ロアを通過して初め
て普通可変表示装置2の可変表示が開始されるように制
御してもよい。この普通始動通過ロアにより打玉の通過
により前記普通可変表示装置を可変表示させるように定
められた普通始動通過領域が構成されている。始動通過
玉検出器8により、前記普通始動通過領域を通過した通
過玉を検出する普通始動通過玉検出手段が構成されてい
る。この普通始動通過ロアにパチンコ玉が通過して可変
表示された普通可変表示装置2の停止時の表示結果か所
定の識別情報(たとえば77)となれば、ソレノイド1
5を励磁させて普通可変入賞球装置4を比較的長い所定
時間(たとえば6秒間)開成制御する。一方、普通可変
表示装置2の表示結果かたとえば「33」となればチュ
ーリ・ツブソレノイド15を励磁させて普通可変入賞球
装置4を比較的短い所定時間(たとえば3秒間)開成さ
せる。
この普通可変入賞球装置4に入賞したXチンコ玉は始動
入賞玉検出器10により検出され、その検出出力に基づ
いて特別可変表示装置1が可変表示される。またこの可
変入賞球装置4にノ<チンコ玉が入賞すれば1個の入賞
玉に基づき比較的少ない所定個数(たとえば7個)の景
品玉か払い出される。この普通可変入賞球装置4は、普
通可変表示装置2の表示結果次第で開成時間が変化する
ように構成している。たとえば、普通可変表示装置2の
停止時の表示結果が「77」であった場合には比較的長
い所定時間(たとえば6秒間)普通可変入賞球装置1を
開成させ、普通可変表示装置2の停止時の表示結果か「
33」であった場合には比較的短い所定時間(たとえば
3秒間)普通可変表示装置4を開成させる。その際に、
普通可変表示装置2の停止時の表示結果が「77」にな
れば、その後普通可変表示装置が「33」の表示結果に
なる確率を向上させて普通可変入賞球装置4の開成が続
出するように制御してもよい。あるいは「77」になっ
た後には、rllJ  r55j  r99」でも開成
するようにするなど、普通可変入賞球装置4を開成させ
る表示結果の組合せ数を増加させるようにしてもよい。
この普通可変入賞球装置4と前記特別始動入賞口9a、
9bとによって、打玉の入賞により前記特別可変表示装
置を可変表示させるように定められた始動入賞領域か構
成されている。始動入賞玉検出器10により、前記普通
可変入賞球装置に入賞した普通入賞圧を検出する普通入
賞玉検出手段が構成されている。始動入賞玉検出器10
.lla、llbにより、前記始動入賞領域に入賞した
入賞玉を検出する始動入賞玉検出手段か構成されている
。図中81はランプであり、大当り発生時に点灯または
点滅して遊技者に大当りが発生したことを表示するため
のものである。
図中146は制御基板ボックスであり、普通可変表示装
置2等を駆動制御する機能を有する。この制御基板ボッ
クス146には、キー差込式のモード設定部147が設
けられており、このモード設定部147に遊技場の係員
が所定のキーを差込んでゲームモードから設定モードに
切換えることができる。その切換がモード検出器148
により検出されて後述する設定モードになる。設定モー
ドとなった状態で、遊技場の係員がピン差込式の設定操
作部149に所定のピンを差込めば、その差込操作か設
定操作検出器150により検出される。そのピンの差込
回数により、後述するように、普通可変表示装置2の停
止時の表示結果が所定の識別情報となる確率が可変設定
される。その可変設定された設定値に基づいて後述する
ように普通可変表示装置2が停止制御され、設定された
所定の確率に基づいて前記所定の識別情報が発生するよ
うにコントロールされる。このモード設定部147、モ
ード検出器148.設定操作部149設定操作検出器1
50により、前記普通可変表示装置の停止時の表示結果
が所定の識別情報になる確率を可変設定可能な確率可変
設定手段か構成されている。なお、この設定操作部14
9によって設定した確率の設定値は、設定モードになっ
ている時にたとえば普通可変表示装置2により表示され
る。そして、遊技場の係員が確率の可変設定操作を終わ
ればモード設定部147をゲームモードに切換えてゲー
ムか可能な状態にする。そのゲームモードに切換わった
状態では前記確率設定値は普通可変表示装置2により表
示されない。また確率設定値を表示する表示器を制御基
板ボックス146等の任意の場所に設けてもよい。
なお、図示しないが、遊技領域223に打込まれた打込
玉が打込玉検出器により検出され、パチンコ遊技機の図
示しない景品玉タンクに補給される補給玉が補給玉検出
器により検出され、それら雨検出力が後述するように遊
技制御に用いられる。
なお、本実施例では、遊技者にとっての利益玉として補
給玉を検出し計数するようにしたか、補給玉に代えてセ
ーフ玉を検出し計数してもよいし、打玉の入賞に伴なっ
て払い出された景品玉を検出し計数するようにしてもよ
い。また遊技者にとっての不利益玉として打込玉を検出
し計数する代わりに有効発射上(発射位置に送り込まれ
る玉または実際に発射された玉からファール玉を除いた
もの)を計数してもよいし、アウト玉を検出し計数して
もよい。
本実施例では、普通始動通過ロアか上方から進入したパ
チンコ玉を下方に通過させて再度遊技盤面に戻る通過口
で構成されているために、パチンコ玉か通過したとして
も景品玉を払い出す必要がないために釘調整等を行なっ
てパチンコ玉か頻繁に普通始動通過ロアに通過するよう
に調整し頻繁に普通可変表示装置2を可変表示させて遊
技者に頻繁に普通可変表示装置の可変表示に伴うおもし
ろみを提供できるという利点がある。またそのようにし
たとしても、普通可変表示装置2の停止時の表示結果に
基づいて即座に特別可変入賞球装置3が第1の状態に駆
動制御されるわけてはないために、遊技場にとっても大
きな不利益を被ることがない。なお、この普通始動通過
ロアは、パチンコ玉か入賞して遊技盤裏面側に導かれて
所定個数(たとえば15個)の景品玉か遊技者に払い出
される入賞口で構成してもよい。つまり、本発明でいう
「入賞」とは「通過」を含む広い概念である。
また本実施例では普通可変表示装置を可変表示させるに
際し、パチンコ玉が普通始動通過ロアを通過することを
条件としたが、その他に、たとえば、特別可変入賞球装
置3内に所定個数のパチンコ玉が入賞することや特定入
賞領域52内にパチンコ玉が入賞することさらには特別
可変表示装置1の表示結果が所定の表示結果になること
等を条件として普通可変表示装置2の可変表示を開始さ
せるように制御してもよい。また、普通可変入賞球装置
4を第1の状態に駆動させるに際し本実施例では普通可
変表示装置2の表示結果が所定の表示結果になることを
条件としたが、その他に、たとえば、普通可変表示装置
2と特別可変表示装置1との表示結果の組合せか所定の
組合せになることを条件として普通可変入賞球装置4を
第1の状態に駆動制御するようにしてもよい。また普通
可変入賞球装置4を単なる通常の入賞領域として構成し
、パチンコ玉の入賞に伴って特別可変表示装置1を可変
表示するのではなく単に所定個数(たとえば15個)の
景品玉を払い出すのみのものにしてもよい。さらに、普
通可変表示装置の表示結果により特別可変表示装置を可
変表示(すなわち始動入賞記憶させる)させるようにし
てもよい。
第2図は、パチンコ遊技機に用いられる制御回路を示す
ブロック図である。
マイクロコンピュータ60は以下に述へるような各種機
器の動作を制御する機能を有する。このため、マイクロ
コンピュータ60は、たとえば数チップのLSIで構成
されており、その中には制御動作を所定の手順で実行す
ることのできるMPU61と、MPU61の動作プログ
ラムデータを格納するROM62と必要なデータの書込
および読出かできるRAM63とを含む。
さらに、マイクロコンピュータ60は人力信号を受けて
MPU61に入力データを与えるとともにMPU61か
らの出力データを受けて外部に出力する入出力回路64
と1.’vfPU61から音データを受けるサウンドジ
ェネレータ69と、電源投入時に〜1PU61にリセッ
トパルスを与えるパワーオンリセット回路65と、MP
U61にクロック信号を与えるクロック発生回路66と
、クロック発生回路66からのクロック信号を分周して
リセットパルスを定期的(たとえば2m5ec毎)にM
PU61に与えるパルス分周回路(定期リセット回路)
67と、M P U 61からのアドレスブタをデコー
ドするアドレスデコード回路68とを含む。
アドレスデコード回路68はMPU61からのアドレス
データをデコードし、ROM62.RAM639人圧力
回路64.サウンドジェネレータ69にそれぞれチップ
セレクト信号を与える。
なお、この実施例では、ROM62は、その内容の書替
え、すなわち、必要か生じた場合には、その中に格納さ
れたMPU61のためのプログラムデータを変更するこ
とかできるようにプログラマブルROMが用いられる。
そして、MPU61かこのROM62内に格納されたプ
ログラムデータにしたかってかつ以下に述べる各制御信
号の出力に応答して、種々の機器に対し制御信号を与え
る。
マイクロコンピュータ60は、入力信号として、次のよ
うな信号が与えられる。
まず、遊技場の係員がキーをモード設定部147に差込
んでモード切換操作を行なえばそのモード切換検出信号
がモード検出器148から検出回路151を介してマイ
クロコンピュータ60に与えられる。遊技場の係員が設
定操作部149にピンを差込んで確率の設定操作を行な
えばその設定操作信号が設定操作検出器110から検出
器151を介してマイクロコンピュータ60に与えられ
る。遊技領域223内にパチンコ玉が打込まれれば打込
玉検出器153により検出され、その検出出力か検出回
路152を介してマイクロコンピュタ60に与えられる
。パチンコ遊技機の図示しない景品玉タンクに補給玉か
補給されればその補給された補給玉か補給玉検出器15
4により検出され、その検出信号が検出回路152を介
してマイクロコンピュータ60に与えられる。
次に、パチンコ玉か普通可変入賞球装置4内に入賞すれ
ばその入賞玉か始動入賞玉検出器10により検出されそ
の検出信号が検出回路70を介してマイクロコンピュー
タ60に与えられる。パチンコ玉が特別始動入賞口9a
、9bに入賞すればその入賞玉が始動入賞玉検出器1.
la、llbにより検出されその検出信号が検出回路7
0を介してマイクロコンピュータ60に与えられる。パ
チンコ玉が普通始動通過ロアを通過すればその通過玉が
始動通過玉検出器8により検出されその検出信号が検出
回路71を介してマイクロコンピュータ60に与えられ
る。パチンコ玉が特別可変入賞球装置3内に進入して特
定入賞領域52内に入賞すればその入賞玉か特定入賞玉
検出器12により検出されその検出信号か検8回路72
を介してマイクロコンピュータ60に与えられる。特別
可変入賞球装置3内に入賞したパチンコ玉はすべて入賞
個数検出器13により検出されその検出信号か検出回路
73を介してマイクロコンピュータ60に与えられる。
次に、マイクロコンピュータ60は以下の回路および装
置に制御信号を与える。
まず、ソレノイド駆動回路74を介してアタッカーソレ
ノイド16に特別可変入賞球装置駆動用制御信号を与え
る。ソレノイド駆動回路74を介してチューリップソレ
ノイド15に普通可変入賞球装置駆動用制御信号を与え
る。7セグLED駆動回路75を介して、特別可変表示
器1a、lb。
1Cならびに普通可変表示器2a、2bに可変表示制御
信号を与える。つまり、前述したように、始動入賞玉検
出器10.lla、llbの検出出力に基づいて特別可
変表示装置を可変表示させるための制御信号を導出し、
所定の停止条件の成立に基づいて特別可変表示装置を停
止制御させるための制御信号を導出する。さらに、前述
したように、始動通過玉検出器8からの検出信号に基づ
いて普通可変表示装置を可変表示させる制御信号を導出
し、所定の停止条件の成立に基づいてかつ設定操作部1
49により設定された設定値に従って普通可変表示装置
を停止制御させるための制御信号を導出する。この7セ
グLED駆動回路75とマイクロコンピュータ60とに
より、前記始動入賞玉検出手段の検出出力に基づいて前
記特別可変表示装置を可変表示させ、所定の停止条件の
成立に基づいて前記特別可変表示装置を停止制御させる
特別可変表示制御手段が構成されている。さらに、この
7セグLED駆動回路75とマイクロコンピュータ60
とにより、前記普通始動通過玉検出手段の検出出力に基
づいて前記普通可変表示装置を可変表示させ、所定の停
止条件の成立に基づいて前記普通可変表示装置を停止制
御する普通可変表示制御手段か兼用構成されている。一
方、マイクロコンピュータ60は、後述するように、パ
チンコ玉の始動入賞のタイミングに基づいて特別可変表
示装置や普通可変表示装置の停止時の表示結果か予め定
める所定の識別情報になるように停止制御するか否かを
決定し、それに基づいて特別可変表示装置や普通可変表
示装置の停止制御信号を導出するのであり、特別可変表
示装置を予め定める所定の識別情報になるような停止制
御信号を導出すれば、前述したように、マイクロコンピ
ュータ60はソレノイド駆動回路74を介してアタッカ
ーソレノイド16に特別可変入賞球装置を第1の状態に
駆動制御させるための制御信号を導出する。さらに、普
通可変表示装置を予め定める所定の識別情報にするよう
な停止制御信号か導出されれば、マイクロコンピュータ
60はソレノイド駆動回路74を介してチューリップソ
レノイド15に対し普通可変入賞球装置4を第1の状態
に駆動制御させるための制御信号を導出する。このソレ
ノイド駆動回路74とマイクロコンピュータ60とによ
り、前記特別可変表示装置の停止時の表示結果が予め定
める特定の識別情報になった場合に、所定の規制条件が
成立するまで特別可変入賞球装置を前記第1の状態に駆
動する特別駆動制御手段が構成されている。さらに、前
述したように、第1の状態にある特別可変入賞球装置内
に進入したパチンコ玉が特定入賞領域52内に入賞して
特定入賞玉検出器12から検出信号が導出されれば、マ
イクロコンピュータ60は、アタッカーソレノイド16
に対し、特別可変入賞球装置をその第1の状態か終了し
て第2の状態になった後再度第1の状態に駆動制御する
繰返し継続制御を行なうための制御信号を導出する。こ
のソレノイド駆動回路74とマイクロコンピュータ62
とには、前記特定入賞玉検出手段の検出出力に基づいて
、前記可変入賞球装置を前記第1の状態終了して第2の
状態になった後再度第1の状態にする繰返し継続制御手
段が兼用構成されている。
マイクロコンピュータ60はさらに7セグLED駆動回
路75を介して入賞個数表示器14に対し入賞個数表示
用制御信号を与える。マイクロコンピュータ60はLE
D駆動回路76を介して、始動入賞記憶表示器6および
始動通過記憶表示器5に対しそれぞれ記憶表示制御信号
を与える。さらにマイクロコンピュータ60は、ランプ
駆動回路77を介してランプ81にランプ点灯用制御信
号を与える。またアンプ78を介してスピーカ79に音
発生用制御信号を与える。なお、前記各種機器および制
御回路には電源回路80から所定の直流電流が供給され
る。
第3A図および第31図は、第2図に示した制御回路の
動作を説明するためのフローチャートである。
第3A図はメインルーチンを示し、たとえば2m5ec
毎に1回実行される。まずステ・ツブS(以下単にSと
いう)1には、RAMエラーがあったか否かの判断がな
され、ない場合には389に進むが、プログラムの暴走
や電源投入時等にはYESの判断がなされてS2に進み
、初期データがセットされた後に889に進む。S89
では設定モードになっているか否かが判断され、モード
設定部147が設定モードになっていればS90に進み
、設定スイッチチエツク処理が行なわれて89に進む。
次に39.SIOに進み、設定操作部149で設定され
た設定確率か普通可変表示装置2により表示される。モ
ード設定部147か設定モードでなかった場合にはS3
に進む。S3およびS4でスイッチチエツク処理が行な
われ、S5に進み、音・ランプ・LEDコントロール処
理が行なわれ、S6に進みアタッカーソレノイドコント
ロール処理が行なわれ、S7に進み、チューリップソレ
ノイドコントロール処理が行なわれ、S8に進み、特別
図柄LEDコントロール処理が行なわれ、S9に進み普
通図柄LEDコントロール処理が行なわれ、S10に進
み前記S3ないしS9の処理によってセットされたデー
タを出力する処理が行なわれる。次にSllに進み、当
たり外れ決定用カウンタを「1」インク、リメントする
処理が行なわれる。このメインルーチンがたとえば2m
5ec毎に実行されるごとにSllにより当たりはずれ
決定用カウンタが「1」ずつインクリメントされる。こ
の当たりはずれ決定用カウンタの上限値はたとえばr2
19Jに定められている。次に812に進み、当たり外
れ決定用カウンタが72202に達したか否かの判断か
なされ、達していない場合にはそのままS14に進むか
、達している場合にはS13に進み、当たりはずれ決定
用カウンタをクリアして「0」にした後に814に進む
。このように、当たりはずれ決定用カウンタは「0」か
らカウントアツプされて220に達すればクリアされて
再度「0」からカウントアツプしなおすのである。そし
て、当たりはずれ決定用カウンタか「0」の場合に特別
可変表示装置1の可変表示において大当たりが発生する
ように定められている。その結果、実際のプログラム上
の大当たりの発生確率は1/220となる。
方、大当たりが発生する図柄は、特別可変表示装置1(
第1図参照)によって表示される3つの図柄のうち横3
行および斜め対角線上に2列の合計5ライン上にr77
7Jが揃った場合であり、その結果見掛上の大当たりの
発生確率は、5/103=1/200となる。
次に814では、当たり図柄決定用カウンタを「1」イ
ンクリメントする処理がなされ、Si2に進み、当たり
図柄決定用カウンタが「5」であるか否かの判断がなさ
れ、「5」でなければそのままS17に進むが、「5」
になっている場合にはS16に進み当たり図柄決定用カ
ウンタをクリアした後に317に進む。つまり、前述し
たように、大当たりの図柄は、横3行および斜め対角線
上に2列の合計5ライン上に「777Jが揃う合計5種
類の識別情報の組合せになるために、当たり図柄決定用
カウンタのカウント値もO〜4の5種類用意し、当たり
外れ決定用カウンタの値により当たりが決定された場合
には後述するように当たり図柄決定用カウンタのカウン
ト値に基づいて特別可変表示装置を当たりの識別情報の
組合せになるように停止制御するのである。次に817
に進み、停止図柄決定用カウンタの1桁目に「3」を加
算する処理が行なわれる。この停止図柄決定用カウンタ
とは、当たりはずれ決定用カウンタのカウント値に基づ
いてはずれであることが決定された場合に特別可変表示
装置の停止時の横中央ラインの識別情報を決定するため
のものであり、前記10種類の図柄に対応した値をカウ
ントするものであり、1桁目とは左図柄用の特別可変表
示器la(第1図参照)によって表示される図柄である
。そして、停止図柄決定用カウンタの値が「0」ないし
「9」の場合にはそれぞれrOJないし「9」の図柄が
表示される。また、横中央ラインの識別情報が決定され
れば、横上ライン、横下ラインの識別情報は、横中央ラ
インの識別情報に対しそれぞれr+IJ、r−IJした
値に決定されることになる。
次に、S18に進み、1桁目が「10」以上であるか否
かの判断がなされ、以上でない場合には再びS17に進
み停止図柄表示用カウンタの1桁目に「3」が加算され
る処理がなされる。一方、S18により1桁目が「10
」以上であると判断された場合には319に進み、1桁
目のカウント値から「10」を減算する処理がなされる
とともに停止図柄表示用カウンタの2桁目に「1」を加
算する処理がなされる。次に320に進み、停止図柄表
示用カウンタの2桁目か「10」か否かの判断がなされ
、−104′でない場合には再びS17に戻るか、「1
0」である場合にはS21に進み、2桁目のカウント値
から110」を減算する処理を行ない、停止図柄表示用
カウンタの3桁目に「1」を加算する。次に322に進
み、3桁目が「10」か否かの判断がなされ、「10」
でない場合には前記317に戻るが、「10」である場
合にはS23に進み、3桁目のカウント値から「10」
を減算する。このS17ないしS23による処理は、前
記S1ないしS16の処理を行なった後に残っているリ
セット待ち時間の間繰返して行なわれるのであり、パル
ス分周回路67(第2図参照)からのリセットパルスが
出力された段階で317ないしS23の処理を終了させ
てSlに戻る。本実施例の場合には、2m5ec毎にリ
セットパルスが出力されるために、2m5ecから前記
S1ないしS16までの処理時間を減算した残り時間を
利用してS17ないし323の処理が繰返し行なわれる
第3B図は、第3A図の33.N4によって定義された
サブルーチンプログラムを示すフローチャートである。
まずS24によりカウントスイッチ(入賞個数検出器1
3)のチエツク処理か行なわれ、S25により■スイッ
チ(特定入賞玉検出器12)のチエツク処理が行なわれ
、S26により始動入賞スイッチA(始動入賞玉検出器
11a)のチエツク処理が行なわれ、S27により始動
入賞スイッチB(始動入賞玉検出器11b)のチエツク
処理が行なわれ、S28により始動入賞スイッチC(始
動入賞玉検出器10)のチエツク処理が行なわれ、次に
329に進み始動通過スイッチ(始動通過玉検出器8)
のチエツク処理が行われ、S91に進み打込玉スイッチ
・補給子スイッチチエツク処理が行われてサブルーチン
プログラムが終了する。なお、前記S24ないしS27
のチエツク処理の詳細な説明は省略する。なお、826
゜S27の詳細は第3C図に示すフローチャートと同様
である。
第3C図は、第3A図に示したS90により定義された
設定スイッチチエツク処理のサブルーチンプログラムを
示すフローチャートである。
まずS92により設定操作があったか否かの判断かなさ
れ、設定操作かなければそのままサブルーチンプログラ
ムか終了する。遊技場の係員が設定操作部149(第1
図参照)に1回ピンを差込んで1回設定操作すればS9
3に進み、設定カウンタが「1」インクリメントされ、
打込カウンタおよび補給カウンタがクリアされる。設定
カウンタとは、遊技場の係員か何回確率の変更設定操作
を行なったかをカウントするためのものであり、後述の
第4図で説明するように、そのカウント値に応じた確率
に制御される。打込カウンタとは、遊技領域に打込まれ
たパチンコ玉の数をカウントするものであり、後述する
5102により「1」ずつインクリメントされる。補給
カウンタとは、パチンコ遊技機の景品玉タンク内の景品
玉が不足したことに伴なって景品玉を補給する際にその
補給された補給子の数をカウントするものであり、後述
する5108により「1」ずつインクリメントされる。
S94では、設定カウンタが「6」になったか否かの判
断がなされ、未たに「6」になっていない場合にはS9
6に進む。一方、第4図で後述するように普通可変表示
装置の確率設定か6段階に設定できるようになっており
、設定カウンタの値も0〜5の6種類に定められている
ために、S94により設定カウンタが「6」に達したと
判断された場合にはS95に進み設定カウンタがクリア
されてそのカウント値が「0」となり、設定操作に応じ
て再度「0」からカウントアツプする状態となる。次に
396では、設定カウンタの値に応じて当り決定範囲N
l、N2をセットし、確率向上決定出玉率Mをセットし
、確率低下決定出玉率りをセットする処理がなされる。
この当り決定範囲Nl、N2とは、後述する第4図に示
された値であり、たとえば設定カウンタの値が「0」の
場合にはN1の値が「8」、N2の値が「17」となる
。このNl、N2の値は後述する5112.5114に
よりそれぞれ当りはずれの決定制御に用いられる。また
、確率向上決定出玉率M、確率低下決定出玉率りとは、
第4図に示す値であり、たとえば設定カウンタの値か「
0」の場合には、Mかr50J、Lか「70」の値とな
る。このMとLは、後述する5iloと8111とによ
りそれぞれ、普通可変表示装置の停止時の表示結果が所
定の識別情報になる確率のフィードバック制御に用いら
れる。
第3D図は、第3B図の891により定義された打込玉
スイッチ・補給上スイッチチエツクのサブルーチンプロ
グラムを示すフローチャートである。
まず、S97により打込玉スイッチがONになっている
か否かの判断がなされる。そしてパチンコ玉が遊技領域
に打込まれれば打込玉スイッチがONになって399に
進む。S99では打込玉スイッチチエツクカウンタが最
大か否かの判断がなされる。この打込玉スイッチチエツ
クカウンタは、この打込玉スイッチ・補給上スイッチチ
エツクサブルーチンプログラムが実行される毎に510
0により「1」ずつ加算されるものであり、その最大値
はたとえばr255Jである。そして未たに最大に達し
ていない場合には5100に進み、打込玉スイッチチエ
ツクカウンタが「1」インクリメントされて5101に
進み、打込玉スイッチチエツクカウンタ=「2」である
か否かの判断かなされる。そして未だに「2」に達して
いない場合には5103に進むが、「2」に達している
場合には5102に進み、打込カウンタが「1」インク
リメントされる。
次に8103に進み、補給上スイッチがONになったか
否かの判断かなされる。そして、パチンコ遊技機に補給
上が補給されれば5104に進み、払出玉スイッチチエ
ツクカウンタが最大か否かの判断がなされる。この補給
上スイッチチエツクカウンタは、この打込玉スイッチ・
補給上スイッチチエツクサブルーチンプログラムが実行
される毎に8106により「1」ずつ加算されるもので
あり、その最大値はたとえばr255Jである。そして
未だに最大に達していない場合には8106に進み、補
給上スイッチチエツクカウンタが「1」インクリメント
され、5107に進み、補給上スイッチチエツクカウン
タ;「2」であるか否かの判断かなされる。そして未だ
に「2」に達していない場合には5109に進が、「2
」に達している場合には5108に進み、補給カウンタ
が「1」インクリメントされる。次に5109に進み、
出玉率X=補給カウンタの値X 100/打込カウンタ
の値 を演算する処理がなされる。つまり5109により、遊
技中における現在の実際の出玉率Xが算出されるのであ
る。
次に、S97により打込玉スイッチかONになっていな
いと判断された場合にはS98に進み、打込玉スイッチ
チエツクカウンタがクリアされて5103に進む。さら
に、8103により補給上スイッチがONになっていな
いと判断された場合には5105に進み、補給上スイッ
チチエツクカウンタがクリアされて5109に進む。結
局、この打込玉スイッチ・補給上スイッチチエツクサブ
ルーチンプログラムが2回実行されてその2回とも打込
玉スイッチ、補給上スイッチがONになっている場合に
のみS99,5104以降の処理がなされるのであり、
遊技場に発生するノイズ等により瞬間的に打込玉スイッ
チや補給上スイッチかONになったとしても直ちにS9
9や5104以降の処理が行なわれないようにし、ノイ
ズによる誤動作を極力防止し得るように構成されている
第3E図は、第3B図の528により示したチエツク処
理のサブルーチンプログラムを示すフローチャートであ
る。
まず、S30により、始動入賞スイッチC(始動入賞玉
検出器10)がONになっているか否かの判断がなされ
る。そしてパチンコ玉が普通可変入賞球装置4(第1図
参照)に入賞すれば、S30によりYESの判断がなさ
れ、S32に進み、始動入賞スイッチCチエツクカウン
タが最大か否かの判断がなされる。この始動入賞スイッ
チCチエツクカウンタは、この始動入賞スイッチCチエ
ツクカウンタサブルーチンプログラムが実行される前に
833により「1」ずつ加算されるものであり、その最
大値はたとえばr255Jである。
そして未たに最大に達していない場合にはS33に進み
、始動入賞スイッチCチエツクカウンタか「1」インク
リメントされ、S34に進み、始動入賞スイッチチエツ
クカウンタ=「2」であるか否かの判断がなされる。そ
して未たに「2」に達していない場合にはそのままサブ
ルーチンプログラムが終了するが、「2」に達している
場合にはS35に進み、始動入賞記憶カウンタ=「4」
であるか否かの判断がなされる。始動入賞記憶カウンタ
の上限値が「4」であるため、すでにその上限値である
「4」に達している場合にはそのままサブルーチンプロ
グラムが終了するのであるか、未だに「4」に達してい
ない場合に336に進み、始動入賞が発生したことに伴
う始動入賞記憶カウンタの「1」の加算処理がなされる
。次に837に進み、当たりはずれ決定用カウンタのカ
ウント値か「0」であるか否かの判断がなされる。この
当たりはずれ決定用カウンタは、前述したように811
により「1」ずつ加算されS13によりクリアされるも
のである。そして、当たりはずれ決定用カウンタかrQ
Jである場合にはS38に進み、始動入賞記憶カウンタ
の値に対応するデータ記憶エリアに大当たりデータを記
憶させる処理かなされてサブルーチンプログラムが終了
する。
方、当たりはずれ決定用カウンタがrOJでなかった場
合にはS39に進み、始動入賞記憶カウンタの値に対応
するデータ記憶エリアにはずれデータを記憶させる処理
がなされてサブルーチンプログラムが終了する。たとえ
ば、始動入賞記憶カウンタが「1」の場合には、データ
記憶エリアのエリア1に大当たりデータまたははずれデ
ータか記憶され、始動入賞記憶カウンタか「2」の場合
にはデータ記憶エリアのエリア2に大当たりデータまた
ははずれデータが記憶され、始動入賞記憶カウンタが「
3」の場合にはエリア3に、始動入賞記憶カウンタが「
4」の場合にはエリア4にそれぞれ記憶されることにな
る。
次に83により始動入賞スイッチCかONになっていな
いと判断された場合に331に進み、始動入賞スイッチ
Cチエツクカウンタをクリアしてそのままサブルーチン
プログラムか終了する。結局、この始動入賞スイッチC
チエツクサブルーチンプログラムか2回実行されてその
2回とも始動入賞スイッチCかONになっている場合に
のみS34によりYESの判断がなされ、335以降の
処理がなされるのであり、遊技場に発生するノイズ等に
より瞬間的に始動入賞スイッチCがONになったとして
も直ちにS35以降の処理が行なわれないようにし、ノ
イズによる誤動作を極力防止し得るように構成している
第3F図ないし第31図は、第3A図の88により定義
された特別図柄LEDコントロール処理のサブルーチン
プログラムを示すフローチャートである。
S55ないしS57によりそれぞれ、右図柄停止フラグ
がセットされているか否か、中図柄停止フラグがセット
されているか否か、左図柄停止フラグがセットされてい
るか否かの判断が行なわれ、全ての図柄停止フラグがセ
ットされていない場合に358に進む。前記左図柄停止
フラグは後述するS71によりセットされS78により
クリアされ、中図柄停止フラグは後述する378により
セットされS81によりクリアされ、右図柄停止フラグ
は後述するS81によりセットされS87によりクリア
される。次に558では、大当りフラグがセットされて
いるか否かの判断か行なわれる。
この大当りフラグは、後述するS86によりセ・ソトさ
れるものである。そして大当りフラグがセ・ソトされて
いる場合にはそのままサブルーチンプログラムが終了す
るが、大当りフラグかセットされていない場合には85
9に進み、始動入賞記憶カウンタが「0」であるか否か
の判断がなされ、「0」である場合にはそのままサブル
ーチンプログラムが終了するが、「0」でない場合には
S60に進む。S60では、はずれインターバルタイマ
が終了しているか否かの判断がなされる。この外れイン
ターバルタイマは、後述するS85によりセットされる
0、6秒程度の短い時間を計時するタイマであり、可変
表示装置の表示結果が外れの場合にその外れた事実を遊
技者に視認させるために必要なものである。この外れイ
ンターバルタイマか終了していない場合にはそのままサ
ブルーチンプログラムか終了するか、終了している場合
にはS62に進み、データ記憶エリア(S38゜S39
参照)のエリア1のデータを呼び出す処理かなされる。
次に363に進み、始動記憶カウンタを1減算し、S4
4に進み、データ記憶エリアの記憶データをそっくりエ
リア4からエリア1の方向に1つずつシフトさせる処理
がなされる。たとえば今までデータ記憶エリアのエリア
2に記憶されていた当り、外れデータがこのS64の処
理がなされるとデータ記憶エリアのエリア1に記憶され
ることとなる。次に865に進み、前記S62により呼
び出したデータが大当りのデータであるか否かの判断か
なされ、大当りのデータであった場合にはS66に進み
、当り図柄決定用カウンタの現在値に対応する図柄(た
とえばrOJの場合r777J、rlJの場合r666
J 、  r2Jの場合r888J、r3Jの場合r6
78J 。
「4」の場合r876J)を今回の予定停止図柄として
記憶する処理かなされてS71に進む。次に、呼び出し
たデータか大当りでなかった場合にはS67に進み、停
止図柄決定用カウンタの現在値が大当りに対応する値(
たとえばr777J。
r666J、r888J、r678J、r876J)か
否かの判断がなされ、大当りに対応する値でない場合に
はS68に進み、停止図柄決定用カウンタの現在値をそ
のまま今回の予定停止図柄として記憶する。しかし大当
りに対応する値である場合には、現在値をそのまま今回
の予定停止図柄として記憶すれば可変表示装置か大当り
となる図柄の組合せで停止してしまうためにそれを回避
するべくS69に進み、停止図柄決定用カウンタの現在
値の3桁目をプラス3した値を今回の予定停止図柄とし
て記憶させてS71に進む。つまり、S69により強制
的に右の図柄を「3」だけずらせて停止制御させるので
ある。
そしてS71に進み、基本タイマかセットされ、左図柄
停止フラグかセットされてサブルーチンプログラムが終
了する。この基本タイマは、それぞれの図柄表示LED
を順番通り停止させる際の最初の図柄表示LEDの停止
までの基本時間を定めるものであり、たとえば5秒程度
の時間かセットされる。
この第3F図に示す図柄LEDコントロールサブルーチ
ンプログラムの次回の実行に際しては、前記S71によ
り左図柄停止フラグかセットされているために、S57
によりYESの判断がなされて第3G図の375に進む
。S75では、左図病LED変動処理、中図柄LED変
動処理ならびに右図柄LED変動処理がなされ、S76
に進む。
S76では、前記基本タイマが終了しているか否かの判
断がなされ、終了していない場合にはその図柄LEDコ
ントロールサブルーチンプログラムがそのまま終了する
。一方、基本タイマが終了している場合にはS77に進
み、左図柄が予定停止図柄か否かの判断が行なわれる。
そして、左図柄が予定停止図柄でなかった場合にはその
ままサブルーチンプログラムが終了する。そしてこの図
柄LEDコントロールサブルーチンプログラムが繰返し
実行されてS77の判断か繰返し行なわれるのであり、
その間に左図柄LEDが変動して左図柄か予定停止図柄
となった場合にはS77によりYESの判断かなされて
S78に進み、左図柄停止フラグかクリアされ、中図柄
停止フラグがセットされてサブルーチンプログラムが終
了する。
次回の図柄LEDコントロールサブルーチンプログラム
が実行されるに際し、前記S78により中図柄停止フラ
グがセットされているために856によりYESの判断
がなされS79に進み、中図柄LEDの変動処理および
右図柄LEDの変動処理が行なわれる。その結果、左図
柄LEDの変動処理は行なわれないために左図柄は停止
制御されることになる。S80では、中図柄が予定停止
図柄か否かの判断が行なわれ、予定停止図柄でない場合
にはそのままサブルーチンプログラムが終了し、予定停
止図柄になった段階で868によりYESの判断がなさ
れ、S81に進み、中図柄停止フラグがクリアされ、右
図柄停止フラグがセットされてサブルーチンプログラム
か終了する。
次回の図柄LEDコントロールサブルーチンプログラム
か実行されるに再し、前記S81により右図柄停止フラ
グかセットされているために、S55によりYESの判
断かなされ、S82に進む。
S82では、右図柄LEDの変動処理が行なわれる。そ
の結果、左図柄LEDと中図柄LEDの変動処理が行な
われないために、左図柄表示LEDと中図柄表示LED
は停止制御される。次に883に進み、右図柄が予定停
止図柄か否かの判断が行なわれ、予定停止図柄でない場
合にはそのままサブルーチンプログラムが終了し、予定
停止図柄になった段階で883によりYESの判断がな
され、384に進む。
S84では、予定停止図柄か大当りであるか否かの判断
がなされ、大当りでない場合にはS85に進み外れイン
ターバルタイマがセットされ、大当りである場合にはS
86に進み、大当りフラグがセットされるとともに大当
りインターバルタイマがセットされる。この大当りイン
ターバルタイマは、特別可変表示装置の停止結果が大当
りの図柄の組合せとなった後実際に特別可変入賞球装置
が開成されるまでのインターバル時間を計時下るための
ものであり、たとえば4秒程度の時間かセットされる。
この大当りのインターバル時間により、遊技者に期待感
を持たせることができ大当りの興奮をより一層盛り上げ
ることができる。次に387に進み、右図柄停止フラグ
がクリアされた後にサブルーチンプログラムが終了する
第3J図は、第3B図のS29で定義された始動通過ス
イッチチエツクのサブルーチンプログラムを示すフロー
チャートである。
この始動通過スイッチチエツクサブルーチンプログラム
の840ないしS44は、前述した始動入賞スイッチチ
エツクサブルーチンプログラムのS30ないしS34と
同様であるため、ここでは説明の繰返しを省略し、S4
5から説明を行なう。
S45では、始動通過記憶カウンタが「4」であるか否
かの判断がなされる。始動通過記憶の上限が「4」であ
るため、既にその上限値である「4」に達している場合
にはそのままサブルーチンプログラムが終了するが、未
だに「4」に達していない場合にはS46に進み、始動
通過が発生したことに伴う始動通過記憶カウンタの「1
」の加算処理がなされる。次に5110に進み、X <
 Mであるか否かの判断がなされる。このXは前記5I
O9により算出した出玉率であり、Mは前記S96によ
りセットされた確率向上決定出玉率である。
この確率向上決定出玉率とは、現在の実際の8玉率Xが
あまりにも低すぎるために普通可変表示装置の所定の識
別情報になる確率を向上させるためのフィードバック制
御を行なうか否かの判断基準となる出玉率の値である。
現在の実際の8玉率Xがこの確率向上決定a工率M以上
であれば5l11に進み、X>Lであるか否かの判断が
なされる。
このLはS96によりセットされた確率低下決定出玉率
であり、現在の実際の出玉率Xがあまりにも高すぎて普
通可変表示装置の所定の識別情報になる確率を低下させ
るフィードバック制御を行なうか否かの判断基準となる
出玉率の値である。現在の実際の出玉率Xがこの確率低
下決定出玉率り以下であれば8112に進み、当りはず
れ決定用カウンタ≦N1であるか否かの判断がなされる
このN1は前記S96によりセットされた大当りを決定
するための範囲を示す値であり、設定カウンタ(893
〜S96参照)の値がたとえばrOJの場合にはr8J
の値となり、設定カウンタがたとえば「1」の場合には
「12」の値となっている(第4図参照)。そして、当
りはずれ決定用カウンタがN1以下である場合すなわち
当りはずれ決定用カウンタの値が0−Nlの範囲の場合
には5113に進み、始動通過記憶カウンタの値に対応
するデータ記憶エリアに大当りデータが記憶される。つ
まり、始動通過記憶に基づいた普通可変表示装置の可変
制御は、当りはずれ決定用カウンタのカウント値が0−
Nlの場合に大当りの識別情報の組合せ(たとえば77
)になるように制御される。その結果、大当りになる確
率は、(Nl+1)/220となる。次に、当りはずれ
決定用カウントの値がN1よりも大きかった場合には5
114に進み、当りはずれ決定用カウンタ≦N2である
か否かの判断かなされるっこのN2は、前記S96によ
りセットされた中当りを決定するための範囲を定める値
であり、第4図に示すように、たとえば設定カウンタか
「Ojの場合には「17」にセットされ、設定カウンタ
かrlJの場合には「25fにセットされている。そし
て、始動通過時の当りはずれ決定用カウンタの値がN1
よりも太きくN2以下であった場合には5115に進み
、始動通過カウンタの値に対応するデータ記憶エリアに
中当りデータか記憶される。つまり、当りはずれ決定用
カウンタの値かN1+1〜N2の場合に中当りの識別情
報の組合せ(たとえば33)になるように普通可変表示
装置が停止制御される。
この中当りになる確率は、(N2−Nl)/220とな
る。次に、当りはずれ決定用カウンタの値がN2以上で
あった場合には8116に進み、始動通過記憶カウンタ
の値に対応するデータ記憶エリアにはずれデータが記憶
される。つまり当りはずれ決定用カウンタの値がN2+
1〜219であった場合に普通可変表示装置かはずれの
識別情報の組合せになるように停止制御される。
一方、現在の出玉率Xか確率向上決定出玉率M未満てあ
った場合には5117に進み、当りはずれ決定用カウン
タ≦71であるか否かの判断かなされ、当りはずれ決定
用カウンタの値か0〜71の範囲であった場合には81
13に進み普通可変表示装置か大当りの識別情報の組合
せになるように停止制御される。また、当りはずれ決定
用カウンタの値が「71」よりも大きかった場合には5
118に進み当りはずれ決定用カウンタ≦143である
か否かの判断がなされる。そして、当りはずれ決定用カ
ウンタの値が72〜143の範囲であった場合には51
15に進み、普通可変表示装置を中当りの識別情報の組
合せになるように停止制御する。一方、当りはずれ決定
用カウンタの値が144〜219の範囲であった場合に
は5l16に進み、普通可変表示装置がはずれの識別情
報の組合せになるように停止制御される。このように、
現在の実際の8玉率Xが確率低下決定出玉率Mを下回っ
た場合には大当りの識別情報になる確率止中当りの識別
情報になる確率とが向上するようにフィードバック制御
される。
一方、現在の実際の出玉率Xが確率低下決定出玉率りよ
りも大きかった場合には5119に進み、当りはずれ決
定用カウンタの値≦4であるか否かの判断がなされる。
そして当りはずれ決定用カウンタの値が0〜4であった
場合には5113に進み、普通可変表示装置が大当りの
識別情報になるように停止制御される。また当りはずれ
決定用カウンタの値が5〜9の範囲であった場合には5
120によりYESの判断かなされて5115に進み、
普通可変表示装置が中当りの識別情報の組合せになるよ
うに停止制御される。さらに、当りはずれ決定用カウン
タの値が10〜219であった場合には8116に進み
、普通可変表示装置がはずれの識別情報の組合せになる
ように停止制御される。このように、現在の実際の出玉
率Xが確率低下決定出玉率りを上回った場合には、普通
可変表示装置か大当りや中当りの識別情報の組合せにな
る確率か低下するようにフィードバック制御される。な
お、打込カウンタの値が相対的に小さい機関においては
、補給玉の発生による出玉率の変動が大きいため、打込
カウンタの値か所定値に達するまでは5LIO,5il
lの判定を行なわないようにしてもよい。
第3A図の89に示した普通図柄LEDコントロール処
理のサブルーチンプログラムは、前述した特別図柄LE
Dコントロール処理のサブルーチンプログラムとほとん
ど同様であるためにここでは詳細な説明の繰返しを省略
する。主な相違点と言えば、普通可変表示装置か2つし
かないために停止フラグの右図柄停止フラグと左図柄停
止フラグとの2つである。さらに、大当たりフラグの他
に中当たりフラグがある。そして、前記S65以降に示
したように、呼び出したデータが大当たりの場合には前
述と同様の制御を行ない、呼び出したデータが大当たり
で無かった場合には呼び出したデータが中当りであるか
否かの判断が行なわれ、中当たりの場合には、中当たり
となる値(たとえば33)を今回の予定停止図柄として
記憶させる処理かなされる。そして呼び出したデータか
大当たりでもなく中当たりでもなかった場合に前述の3
67以降と同様の処理かなされる。前記330〜S39
.S55〜S87により、前記普通入賞玉検出手段の検
出出力に基づいて前記特別可変表示装置を可変表示する
普通入賞対応型特別表示制御手段が構成されている。
第3に図は、第3A図の87で定義されたチューリップ
ソレノイドコントロール処理のサブルーチンプログラム
を示すフローチャートである。まずS51により、チュ
ーリップソレノイドタイマが終了したか否かの判断がな
され、既に終了している場合には353に進みチューリ
ップソレノイドをOFFに制御して普通可変入賞球装置
を開成状態すなわち第2の状態にしてサブルーチンプロ
グラムが終了する。一方、前記8113により大当りデ
ータが記憶されていることにより、後述するように普通
可変表示装置が大当りの識別情報の組合せ(たとえば7
7)で停止制御されるのであり、その大当りになる識別
情報の組合せで停止制御された二とに基づいてチューリ
ップソレノイドタイマが計時を開始し比較的長い所定時
間(たとえば6秒間)の経過によりタイムアツプする。
そしてそのチューリップソレノイドタイマかタイムアツ
プするまでの前記比較的長い所定時間(たとえば6秒間
)の間S51によりNoの判断がなされ続け、S52に
より普通可変入賞球装置4(第1図参照)がその間開成
制御される。一方、前記5115により中当りデータが
記憶されれば、普通可変表示装置が中当りになる識別情
報の組合せ(たとえば33)で停止制御されることにな
るのであり、その中当りなる識別情報の組合せで停止制
御されたことに基づいてチューリップソレノイドタイマ
が計時を開始し、比較的短い所定時間(たとえば3秒間
)計時したことに基づいてタイムアツプする。そのチュ
ーリップソレノイドがタイムアツプするまでの比較的短
い所定時間の間S52によりチューリップソレノイドか
ONになり続け、普通可変入賞球装置4(第1図参照)
がその間開成制御される。
第4図は、マイクロコンピュータのROMに記憶された
確率可変設定用記憶データを示す図である。図示左側の
0〜5は設定カウンタの値を示し、N1は大当り決定範
囲を決める数値、N2は中当り決定範囲を決める数値、
Mは確率向上決定出玉率、Lは確率低下決定出玉率であ
る。設定カウンタがたとえば[0」の行に記載された8
、17゜50.70の数字は、それぞれ設定カウンタが
「0」のときのNl、  N2. M、  Lの値を示
す。
また、たとえば設定カウンタが「1」の行に示された1
2,25.70.90は、それぞれ設定カウンタが「1
」のときのNl、 N2. M、  Lの値を示してい
る。
本実施例においては、遊技中における弾球遊技機の実際
の出玉率Xに基づいて普通可変表示装置が所定の識別情
報になる確率のフィードバック制御を行なっているが、
その出玉率Xに代えて打込玉数と補給玉数との差である
差数に基づいてフィードバック制御を行なってもよい。
また、本実施例ではフィードバック制御を行なうにおい
て、確率向上決定出玉率Mと確率低下決定出玉率りとの
両方の値に基づいて行なうものを示したか、それに代え
て、出玉率Xが、確率向上決定出玉率Mを下回った場合
にのみフィードバック制御をしたり、または、確率低下
決定出玉率りを上回った場合にのみフィードバック制御
をするように構成してもよい。また、フィードバック制
御を行なわない期間におけるNl、N2を、設定値にか
かわらずすべて同じにしてもよい。さらにフィードバッ
ク制御をまったく行なわないものであってもよい。なお
、確率可変設定手段は、前記実施例では各弾球遊技機毎
に設けたが、その機能を複数の弾球遊技機を管理する集
中管理コンピュータに設けてもよい。
本発明では、所定の有価価値を特定可能な情報か記録さ
れたカード等の記録媒体を用いて遊技か可能な弾球遊技
機であってもよい。その場合にフィードバック制御を行
なうにおいては、出玉率の変わりに得点付与率を用いる
。この得点付与率とは、 遊技者に付与しf:得点<100/打ち込み玉カウンタ
の値で定義される。
[発明の効果] 本発明は、遊技者に特別可変入賞球装置が第1の状態な
るかもしれないという期待感を持たせなから普通可変表
示装置の可変表示のおもしろみと特別可変表示装置の可
変表示のおもしろみとを提供でき、1つの可変表示装置
しか有しない従来の弾球遊技機が提供し得るおもしろみ
の限界を打ち破り、斬新な遊技により新たなおもしろみ
を創出し得る弾球遊技機を提供し得るに至った。さらに
、普通可変表示装置か所定の識別情報になる確率を遊技
場側において可変設定してコントロールでき、確率を高
めて頻繁に普通可変表示装置を所定の識別情報に停止制
御して遊技者へのサービスを向上させたり、逆に確率を
低く調整して遊技場の利益率を高めたりすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明にかかる弾球遊技機の一例のパチンコ
遊技機の遊技領域およびその遊技領域に設けられた各種
装置を示す正面図である。 第2図は、パチンコ遊技機に用いられる制御回路を示す
ブロック図である。 第3八図ないし第3に図は、第2図に示した制御回路の
動作を説明するためのフローチャートである。 第4図は、マイクロコンピュータのROMに記憶されて
いる確率可変設定用記憶データをしめす図である。 図中、7は普通始動通過領域の一例の普通始動通過口、
8は普通始動通過玉検出手段の一例の始動通過玉検出器
、2は普通可変表示装置、1は特別可変表示装置、4は
普通可変入賞球装置、10はチューリップソレノイド、
16はアタッカーソレノイド、3は特別可変入賞球装置
、52は特定入賞領域、12は特定入賞玉検出器、13
は入賞個数検出器、60はマイクロコンピュータである
。 図面、’4.P−::、′、、L、ニ変更な−)第3ご
ズ 第3i図 シ1ヱニニ7 第3H図 !A3工図 ■ 手 続 補 正 書 (方式) %式% 2、発明の名称 弾球遊技機 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 群馬県桐生市境野町6丁目460番地名 称 
株式会社 三 共 代表者毒島邦雄 4、代理人 住 所 大阪市北区南森町2丁目1番29号 住友銀行
南森町ビル電話 大阪(06)361−202100−
一〜氏名弁理士(6474)深見久部 −一・シ 5、補正命令の日付 平成2年11月27日 6、補正の対象 図面の第3八図ないし第3に図 7、補正の内容 図面の第3八図ないし第3に図の浄書を別紙のとおり(
内容に変更なし)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 遊技者にとって有利な第1の状態と遊技者にとって不利
    な第2の状態とに変化可能な特別可変入賞球装置と、 複数種類の識別情報が可変表示可能な特別可変表示装置
    と、 打玉の入賞により前記特別可変表示装置を可変表示させ
    るように定められた始動入賞領域と、該始動入賞領域に
    入賞した入賞玉を検出する始動入賞玉検出手段と、 該始動入賞玉検出手段の検出出力に基づいて前記特別可
    変表示装置を可変表示させ、所定の停止条件の成立に基
    づいて前記特別可変表示装置を停止制御させる特別可変
    表示制御手段と、 前記特別可変表示装置の停止時の表示結果が予め定めら
    れた特定の識別情報になつた場合に、所定の規制条件が
    成立するまで前記特別可変入賞球装置を前記第1の状態
    に駆動する特別駆動制御手段と、 前記特別可変入賞球装置内に形成された特定の入賞領域
    に入賞した特定入賞玉を検出する特定入賞玉検出手段と
    、 該特定入賞玉検出手段の検出出力に基づいて、前記特別
    可変入賞球装置をその第1の状態が終了して第2の状態
    になった後再度前記第1の状態に駆動する繰返し継続制
    御手段とを含む弾球遊技機であって、 複数種類の識別情報が可変表示可能な普通可変表示装置
    と、 打玉の入賞により前記普通可変表示装置を可変表示させ
    るように定められた普通始動入賞領域と、該普通始動入
    賞領域に入賞した普通始動入賞玉を検出する普通始動入
    賞玉検出手段と、 前記普通可変表示装置の停止時の表示結果が所定の識別
    情報になる確率を可変設定可能な確率可変設定手段と、 前記普通始動入賞玉検出手段の検出出力に基づいて前記
    普通可変表示装置を可変表示させ、所定の停止条件の成
    立に基づいて前記普通可変表示装置を停止制御する普通
    可変表示制御手段とをさらに含み、 前記始動入賞領域は、遊技者にとって有利な第1の状態
    と遊技者にとって不利な第2の状態とに変化可能な普通
    可変入賞球装置を含み、該普通可変入賞球装置は、少な
    くとも、前記普通可変表示装置の停止時の表示結果が前
    記所定の識別情報になった場合に所定の規制条件が成立
    するまで前記第1の状態に駆動され、 前記始動入賞玉検出手段は、前記普通可変入賞球装置に
    入賞した普通入賞玉を検出する普通入賞玉検出手段を含
    み、 前記特別可変表示制御手段は、前記普通入賞玉検出手段
    の検出出力に基づいて前記特別可変表示装置を可変表示
    する普通入賞対応型特別表示制御手段を含むことを特徴
    とする、弾球遊技機。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006167228A (ja) * 2004-12-16 2006-06-29 Aruze Corp 遊技機
JP2008183233A (ja) * 2007-01-30 2008-08-14 Sun Corp 遊技機
JP2019166176A (ja) * 2018-03-26 2019-10-03 株式会社三共 遊技機
JP2019166175A (ja) * 2018-03-26 2019-10-03 株式会社三共 遊技機

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JP2006167228A (ja) * 2004-12-16 2006-06-29 Aruze Corp 遊技機
JP2008183233A (ja) * 2007-01-30 2008-08-14 Sun Corp 遊技機
JP2019166176A (ja) * 2018-03-26 2019-10-03 株式会社三共 遊技機
JP2019166175A (ja) * 2018-03-26 2019-10-03 株式会社三共 遊技機

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