JPH04102703A - 流体制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、電磁パイロット弁と主弁とを備え射出成形機
やプレス成形機等で用いられるアクチュエータを制御す
る流体制御装置に関する。

（従来の技術） 従来、特公昭６３−２３４０２号公報に開示され且つ第
３図に示す通り、ポンプポート（Ｐ）及びタンクポート
（Ｔ）、並びにアクチュエータ（Ｇ）のヘッド側室（Ｈ
）及びロッド側室（Ｌ　）に接続する第１及び第２負荷
ポー）　（Ａ）（Ｂ）をもつ主弁（Ｍ）を備え、この主
弁（Ｍ）を、電磁パイロット弁側に設ける第１及び第２
ソレノイド（Ｓ）（Ｗ）の制御にｊ；り第１〜第５切換
位ｒ（ａ、ｂ、ｅ、ｄ、ｅ）に切換可能とし、中立の第
３位置　（ｃ）に対し右側の第１位置（ａ）ではメータ
アラ）・制御無しの後退動作を、同第２切換位Ｗ（ｂ）
ではメータアウト制御付きの後退動作を、又、左側の第
４位置　Ｃｄ＞ではメータアウト制御性きの進出動作を
それぞれ行わせると共に、第５位ｆｔＦ（ｅ）では、ブ
ロックする第２負荷ポー１（Ｂ）側の圧力上昇で開く外
付けのシーケンス弁（Ｖ）を介してロッド側室（Ｌ）を
ポンプポート（Ｐ）に接続し、差動回路を構成して高速
進出動作を行わせるようにしている。

（発明が解決（７ようとする課題） しかし、上記従来の構成では、アクチュエータ（Ｘ）を
高速進出させる差動回路の構成には、ブロックするロッ
ド側室（Ｌ）の圧力上昇で自作側する外付側づのシーケ
ンス弁（Ｖ）を必要とし、信頼性に欠ｉ′：ｌる等の問
題がある。

又、上記従来例を例えば射出成形機等に適用した場合で
あって、その成形室を開閉する扉を運転中に開放するな
どの異常操作を行った場合、主弁（Ｍ）を、た七え中立
の第３位置　（ｃ）に位置させたとしても、第１及び第
２負荷ポート（Ａ）（Ｂ）はいずれもタンクポート（Ｔ
）に連通されてしまうため、ヘッド側室（Ｈ）及びロッ
ド側室（Ｌ）から作動流体が抜かれて、アクチュエータ
（Ｘ）は無制御状態となり、負荷荷重により勝手な動作
をして、非常時のフェールセーフが図れない問題がある
。

本発明の目的は、電磁パイロット弁の２つのソレノイド
の制御により差動回路を構成できるようにしながら、成
形室の扉等を運転中に開放したような異常操作時にも、
アクチュエータを停止させてフェールセーフを図ること
ができる流体制御装置を提供するにある。

（課題を解決するための手段） そこで、本発明では、上記目的を達成するため、電磁パ
イロット弁（１）と主弁（２）とを備え、第１及び第２
負荷ボー１−　（Ａ、Ｂ）に接続するアクチュエータ（
３）を制御する流体制御装置であって、前記パイロット
弁（１）は、第１ソレノイド（４）の作動で第１制御ポ
ート（Ｘ）を圧力ポート（Ｏ）とタンクポート（Ｔ）と
に切換えル第１　／”イロツトスプール（５）と、第２
ソレノイド（６）の作動で第２制御ポート　（Ｙ）を圧
力ポート（Ｏ）とタンクポート（Ｔ）とに切換える第２
パイロットスプール（７）とを備え、又、前記主弁（２
）は、前記第１制御ポート　（Ｘ）に連通ずる第１制御
庄室（８）に導く制御圧に応じて前記第１負荷ポート　
（Ａ）をポンプポート（Ｐ）とタンクポート（Ｔ）とに
切換える第１主弁スプール（９）と、前記第２制御ポー
ト（Ｙ）に連通する第２制御圧室（１０）に導く制御圧
に応じて前記第２負荷ポート（Ｂ）をポンプポート（Ｐ
）とタンクポート（Ｔ）とに切換える第２主弁スプール
（１１）とを備えると共に、前記第１及び第２制御ボー
１−（Ｘ）（Ｙ）がタンクポート（Ｔ）に連通されて前
記各制御圧室（８）　　（１０）がタンクに開放される
とき、前記第１及び第２負萄ポート（Ａ）（Ｂ）をポン
プポート（Ｐ）及びタンクポート（Ｔ）に対してそれぞ
れブロックするポートブロック手段（１２）（１３）を
備える一方、非常時に動作するセーフティ手段（６０）
を設けると共に、前記各制御圧室（８）　　（１０）に
、前記セーフティ手段（６０）の動作に連動して前記各
制御圧室（８）（１０）をタンクに開放する圧抜き制御
通路（１４）（１５）を接続した。

（作用） アクチュエータ（３）の進退動作は勿論のこと第１及び
第２ソレノイド（４）（６）の制御により第１及び第２
負荷ポート　（Ａ）（Ｂ）を共にポンプポート（Ｐ）に
連通させることができ、差動回路の構成により、高速進
出動作が行える。

そして、非常時は、セーフティ手段（８０）の作動によ
り、第１及び第２主弁スプール（９）（１１）を操作す
る第１及び第２制御庄室（８）（１０）の作動流体は、
圧抜き制御通路（１４）（１５）を介してタンクに抜か
れ、第１及び第２負荷ポー）　（Ａ）　　（Ｂ、）は、
ポートブロック手段（１２）（１３）により、ポンプポ
ート（Ｐ）及びタンクポート（Ｔ）に対してブロックさ
れ、アクチュエータ（３）は停止されることになる。

（実施例） 第１図に示す流体制御装置は、一体的な弁モジュール（
２０）内に電磁パイロット弁（１）と主弁（２）とを備
え、油圧ポンプ（３０）を駆動源として、射出成形機の
型締装置等に用いられるアクチュエータ（３）を制御す
るようにしたものである。

前記パイロット弁（１）は、第２図にも示すように、電
流値に応じて比例動作する第１ソレノイド（４）の作動
で第１制御ポート（Ｘ）を圧力ポート（Ｏ）とタンクポ
ート（Ｔ）とに切換える第１パイロットスプール（５）
と、同じく電流値に応じて比例動作する第２ソレノイド
（６）の作動で第２制御ポート（Ｙ）を圧力ポート（Ｏ
）とタンクポート（Ｔ）とに切換える第２パイロットス
プール（７）とを同軸上に備えている。前記圧力ポート
（Ｏ）には、第１図に示す通り、チエツク弁（４１）及
び切換弁（４２）を介して常時はポンプ圧力が導かれる
制御ライン（４３）に接続した減圧弁（４４）の二次側
圧力を作用させている。又、前記各スプール（５）（７
）には、前記各ソレノイド（４）（Ｅ３）の駆動力に対
抗するバネ（５１）（７１）を作用させており、その各
バネ室（５２）（７２）と中央部の前記圧力ポート（Ｏ
）との間は連通孔（５３）（７３）を介して連通し、圧
力的なバランスを保持するようにしている。

又、前記主弁（２）は、前記第１制御ポート（Ｘ）に連
通ずる第１制御圧室（８）に導く制御圧に応じて前記ア
クチュエータ（３）のヘッド側室（３１）に接続する第
１負荷ポート（Ａ）をポンプポート（Ｐ）とタンクポー
ト（Ｔ）とに切換える第１主弁スプール（９）と、前記
第２制御ポー）　（Ｙ）に連通ずる第２制御室（１０）
に導く制御圧に応じて前記アクチュエータ（３）のロッ
ド側室（３２）に接続する第２負荷ポート（Ｂ）をポン
プポート（Ｐ）とタンクポート（Ｔ）とに切換える第２
主弁スプール（１１）とを同軸上に備えている。又、前
記各スプール（９）（１１）には、各制御圧に対抗する
バネ（９１）（１６）を各々作用させていると共に、前
記第１及び第２制御ポート（Ｘ）（Ｙ）がタンクポート
（Ｔ）に連通されて前記各制御圧室（８）　　（１０）
がタンクに開放されるとき、前記第１及び第２負荷ポー
ト（Ａ）（Ｂ）をポンプポート（Ｐ）及びタンクポート
（Ｔ）に対してそれぞれブロックするブロックランドか
ら成るポートブロック手段（１２）（１３）を設けてい
る。

更に、第１図に示すように、射出成形室を開閉する開閉
扉（６１）にカム機構（６２）を介して前記切換弁（４
２）を連動させることにより、前記開閉扉（６１）を開
゛放したとき、前記制御ライン（４３）をタンク（Ｔ′
）に開放するセーフティ手段（６０）を設けると共に、
第１及び第２制御圧室（８）（１０）と制御ライン（４
３）との間に、前記セーフティ手段（６０）を構成する
切換弁（４２）が開閉扉（６１）の開放により切換えら
れると、前記各制御圧室（８）（１０）をチエツク弁（
１７）（１８）を介して前記切換弁（４２）からタンク
（Ｔ”）に開放する圧抜き制御通路（１４）（１５）を
接続する。

以上の構成で、前記第１及び第２ソレノイド（４）（８
）を制御して、第１及び第２制御圧室（８）（１０）に
導く制御圧を調節し、第１負荷ポート（Ａ）をポンプポ
ート（Ｐ）に、第２負荷ポート（Ｂ）をタンクポート（
Ｔ）に各々連通させることによりアクチュエータ（３）
を進出動作させることができ、又、第１負荷ポート（Ａ
）をタンクポート（Ｔ）に、第２負荷ポート（Ｂ）をホ
７７’　ホー　）　（Ｐ　）に各々連通させることによ
りアクチュエータ（３）を後退動作させることができる
のであり、更にこのとき、作動流体の供給側となるポン
プポート（Ｐ）に連通される側の負荷ポート（Ａ又はＢ
）をソレノイド（４又は６）の調節により絞り制御する
ことにより、進出及び後退双方についてメータイン制御
による減速制御が行え、又、作動流体の排出側となるタ
ンクポート（Ｔ）に連通される側の負荷ポート（Ｂ又は
Ａ）をソレノイド（６又は４）の調節により絞り制御す
ることにより、進出及び後退双方についてメータアウト
制御による減速制御が行える。

しかも、前記第１及び第２ソレノイド（４）（６）の調
節で、第１及び第２負荷ポー）　（Ａ）（Ｂ）を共にポ
ンプポート（Ｐ）に連通させるこきにより、差動回路を
構成でき、との差動回路の構成により、ヘッド側室（３
１）に、液圧ポンプ（３０）から供給される作動流体と
、ロッド側室（３２）から排出される作動流体とを合流
させて供給でき、高速進出動作をも行える。

そして、」二記各運転中に前記開閉扉（６１）を開放し
た場合、前記切換弁（４３）がカム機構（６２）により
自動的に切換わり、前記各制御圧室（８）（１０）の作
動流体は、各々第１及び第２圧抜き制御通路（１４）（
１５）並びに制御ライン（４３）を介してタンク（Ｔ゛
）に抜かれるため、第１及び第２主弁スプール（９）（
１１）は何れも第１図中右端に示すシンボル位置に位置
され、第１及び第２負荷ポート（Ａ）（Ｂ）は、ポート
ブロック手段（１２）（１３）により、ポンプポート（
Ｐ）に対してもタンクポート（Ｔ）に対してもブロック
され、これにより、アクチ。

エータ（３）は停止され、非常時のフェールセーフが図
れる。

又、実施例では、前記第１．及び第２ソ１／ノイド（４
）（８）の非通電時、各パイロットスプール（５）（７
）をそのバネ（５１，）（７１）により、第１図のシン
ボル位置に示す通り各制御ポート（Ｘ）（Ｙ）をタンク
ポート（Ｔ）に連通した状態に位置させるようにしてお
り、上記非常時の他、停電時のフェールセーフをも図れ
るようにしている。

尚、第１図中、符号（３３）は高圧ＩＪ　ＩＪ−フ弁で
ある。

（発明の効果） 以上、本発明によれば、第１及び第２ソレノイド（４）
（６）の制御により、アクチュエータ（３）の進退は勿
論、差動回路の構成により高速進出動作が行えると共に
、非常時は、セーフティ手段（６０）により、アクチュ
エータ（３）を停止させることができ、フェールセーフ
が図れるのである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明にかかる流体制御装置の回路図、第２図
は同流体制御装置の断面図、第３図は従来例の回路図で
ある。 （１）・・・・電磁パイロット弁 （２）・・・・主弁 （３）・・・・アクチュエータ （４）・・・・第１ソレノイド （５）・・・・第２パイロットスプール（６）・・・・
第２ソレノイド （７）・・・・第２パイロットスプール（８）・・・・
第１制御圧室 （９）・・・・第１主弁スプール （１０）・・・・第２制御圧室 （１１）・・・・第２主弁スプール （１２）（１３）・・・・ポートブロック手段（１４）
（１５）・・・・圧抜き制御通路（６０）・・・・セー
フティ手段 （Ａ）・・・・第１負荷ポート （Ｂ）・・・・第２負荷ポート （Ｐ）・・・・ポンプポート （Ｔ）・・・・タンクポート （Ｏ）・・・・圧力ポート （Ｘ）・・・・第１制御ポート （Ｙ）・・・・第２制御ポート ｊ１３図 Ｌ　　Ｇ （／

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）電磁パイロット弁（１）と主弁（２）とを備え、
   第１及び第２負荷ポート（Ａ，Ｂ）に接続するアクチュ
   エータ（３）を制御する流体制御装置であって、前記パ
   イロット弁（１）は、第１ソレノイド（４）の作動で第
   １制御ポート（Ｘ）を圧力ポート（Ｏ）とタンクポート
   （Ｔ）とに切換える第１パイロットスプール（５）と、
   第２ソレノイド（６）の作動で第２制御ポート（Ｙ）を
   圧力ポート（Ｏ）とタンクポート（Ｔ）とに切換える第
   ２パイロットスプール（７）とを備え、又、前記主弁（
   ２）は、前記第１制御ポート（Ｘ）に連通する第１制御
   圧室（８）に導く制御圧に応じて前記第１負荷ポート（
   Ａ）をポンプポート（Ｐ）とタンクポート（Ｔ）とに切
   換える第１主弁スプール（９）と、前記第２制御ポート
   （Ｙ）に連通する第２制御圧室（１０）に導く制御圧に
   応じて前記第２負荷ポート（Ｂ）をポンプポート（Ｐ）
   とタンクポート（Ｔ）とに切換える第２主弁スプール（
   １１）とを備えると共に、前記第１及び第２制御ポート
   （Ｘ）（Ｙ）がタンクポート（Ｔ）に連通されて前記各
   制御圧室（８）（１０）がタンクに開放されるとき、前
   記第１及び第２負荷ポート（Ａ）（Ｂ）をポンプポート
   （Ｐ）及びタンクポート（Ｔ）に対してそれぞれブロッ
   クするポートブロック手段（１２）（１３）を備える一
   方、非常時に動作するセーフティ手段（６０）を設ける
   と共に、前記各制御圧室（８）（１０）に、前記セーフ
   ティ手段（６０）の動作に連動して前記各制御圧室（８
   ）（１０）をタンクに開放する圧抜き制御通路（１４）
   （１５）を接続したことを特徴とする流体制御装置。