JPH04101284U - 過電流保護回路 - Google Patents

過電流保護回路

Info

Publication number
JPH04101284U
JPH04101284U JP1318091U JP1318091U JPH04101284U JP H04101284 U JPH04101284 U JP H04101284U JP 1318091 U JP1318091 U JP 1318091U JP 1318091 U JP1318091 U JP 1318091U JP H04101284 U JPH04101284 U JP H04101284U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
output
overcurrent
input
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1318091U
Other languages
English (en)
Inventor
幸雄 村田
Original Assignee
ミツミ電機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ミツミ電機株式会社 filed Critical ミツミ電機株式会社
Priority to JP1318091U priority Critical patent/JPH04101284U/ja
Publication of JPH04101284U publication Critical patent/JPH04101284U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Voltage And Current In General (AREA)
  • Dc-Dc Converters (AREA)
  • Power Conversion In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案は、過電流検出用抵抗を使用することな
く、出力ラインの過電流を検出し得るようにして、部品
コストを削減し、取付スペースを縮小し得ると共に、出
力損失を低減するようにした、過電流保護回路を提供す
ることを目的とする。 【構成】直流電圧が入力される入力端子11と、該入力
端子11から出力端子14までの出力ラインに対して直
列に接続されたチョークコイル13aを含む平滑回路1
3とから構成されている電源回路10において、該入力
端子11に隣接して該出力ラインに直列に接続されたス
イッチング素子12と、上記チョークコイル13aの両
端の電圧を検出する検出部15a,15b,16と、該
検出部が所定電圧以上の電圧を検出したときに該スイッ
チング素子12をオフに切換える駆動制御部19とを備
えることにより、過電流保護回路を構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電源回路等の出力ラインにおける過電流を検出して、該出力ライン への給電を遮断するようにした、過電流保護回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、このような電源回路等の過電流保護回路としては、例えば第4図に示す ような構成のものが知られている。即ち、第4図において、電源回路1は、交流 電流を整流することにより得られたリップル成分を含む所定の直流電圧が入力さ れる入力端子2から、スイッチング素子3を介して、チョークコイル,コンデン サから成る平滑回路4により、上記リップル成分を低減した後、過電流検出用抵 抗5を介して、ほぼ一定の電圧に平滑された直流電圧を出力端子6から出力する ようになっている。該過電流検出用抵抗5の両端部の電圧は、入力側が分圧抵抗 により分圧された後、また出力側が直接に、それぞれコンパレータ7に入力され て比較される。
【0003】 さらに、出力端子6の電圧は、分圧抵抗により分圧されてコンパレータ8に入 力され、基準電圧と比較される。各コンパレータ7,8の出力信号は、それぞれ 駆動制御回路9に入力され、該駆動制御回路9は、これらの入力信号に応じて、 スイッチング素子3のオンオフ制御を行なう。
【0004】 このような構成の電源回路1によれば、通常は、入力端子2に印加された直流 電圧は、平滑回路4によって平滑された後に、出力端子6から出力され、その際 、該出力端子6の電圧が、分圧抵抗を介してコンパレータ8により基準電圧と比 較されることにより、基準電圧からの誤差が検出され、これに基づいて駆動制御 回路9が、スイッチング素子3をオンオフ制御することにより、該出力端子6の 電圧が、所定電圧に保持され得るようになっている。
【0005】 この場合、該過電流検出用抵抗5の両端に発生する電圧は、比較的低いことか ら、コンパレータ7に入力される二つの信号の電圧差はそれほど大きくないので 、該コンパレータ7はLレベルの信号を出力することとなり、従って駆動制御回 路9は、過電流保護の制御を行なわない。
【0006】 ここで、出力端子6に接続された負荷(図示せず)の異常や短絡する等によっ て、該入力端子2から出力端子6までの出力ラインに過電流が流れると、該過電 流検出用抵抗5の両端に、所定電圧以上の生ずることとなり、従って、コンパレ ータ7に入力される二つの信号の電位が反転するため、該コンパレータ7は、H レベルの信号を出力し、これに基づいて、該駆動制御回路9は、スイッチング素 子3をオフに切換える。かくして、出力ラインが遮断されることにより、電源回 路1は、過電流から保護され得ることとなる。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このように構成された電源回路1においては、過電流の検出の ために、出力ラインに直列に接続された過電流検出用抵抗5が必要であり、部品 点数が多くなって、部品コストが高くなり、且つ取付スペースが増大すると共に 、出力損失が発生して、効率が低下してしまうという問題があった。
【0008】 本考案は、以上の点に鑑み、過電流検出用抵抗を使用することなく、出力ライ ンの過電流を検出し得るようにして、部品コストを削減し、取付スペースを縮小 し得ると共に、出力損失を低減するようにした、過電流保護回路を提供すること を目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、本考案によれば、直流電圧が入力される入力端子と、該入力端子 から出力端子までの出力ラインに対して直列に接続されたチョークコイルを含む 平滑回路とから構成されている電源回路において、該入力端子に隣接して該出力 ラインに直列に接続されたスイッチング素子と、上記チョークコイルの両端の電 圧を検出する検出部と、該検出部が所定電圧以上の電圧を検出したときに該スイ ッチング素子をオフに切換える駆動制御部とを備えていることを特徴とする、過 電流保護回路により、達成される。
【0010】
【作用】
上記構成によれば、出力ラインの過電流の検出が、特別に過電流検出用抵抗を 設けることなく、電源回路に備えられている出力ラインに直列に接続されたチョ ークコイルの内部抵抗を利用して、該チョークコイルの両端に発生する電圧を検 出することにより、該出力ラインを流れる電流を検出するようになっており、該 チョークコイルの電圧が、所定電圧以上になったときに、即ち出力ラインを流れ る電流が、所定値以上の過電流になった場合に、検出部がこれを検出して、駆動 制御部によりスイッチング素子をオフに切換えることにより、出力ラインへの給 電を遮断するので、出力ラインが過電流から確実に保護され得ると共に、過電流 の検出に過電流検出用抵抗を使用していないことから、部品点数が少なくなり、 部品コストが削減され得ると共に、取付スペースが縮小され得ることとなり、さ らに出力損失が低減され得ることとなる。
【0011】
【実施例】
以下、図面に示した実施例に基づいて、本考案を詳細に説明する。 第1図は、本考案による過電流保持回路を備えた電源回路の一実施例を示して いる。
【0012】 電源回路10は、交流電流を整流することにより得られたリップル成分を含む 所定の直流電圧が入力される入力端子11から、スイッチング素子12を介して 、チョークコイル,コンデンサから成る平滑回路13により、上記リップル成分 を低減した後、ほぼ一定の電圧に平滑された直流電圧を出力端子14から出力す るようになっている。
【0013】 上記平滑回路13のうち、直列に接続されたチョークコイル13aの内部抵抗 に基づいてその両端部に発生する電圧は、入力側が分圧抵抗15a,15bによ り分圧された後、また出力側が直接に、それぞれコンパレータ16に入力されて 、比較される。
【0014】 さらに、出力端子14の電圧は、分圧抵抗17a,17bにより分圧された後 、コンパレータ18に入力され、該コンパレータ18により基準電圧と比較され る。各コンパレータ16,18の出力信号は、それぞれ駆動制御回路19に入力 され、該駆動制御回路19は、これらの入力信号に応じて、スイッチング素子1 2のオンオフ制御を行なうようになっている。
【0015】 本考案による電源回路10は、以上のように構成されており、通常は、入力端 子11に印加された直流電圧は、平滑回路13によって平滑された後に、出力端 子14から出力され、その際、該出力端子14の電圧が、分圧抵抗17a,17 bを介してコンパレータ18により基準電圧と比較されることにより、該出力電 圧の基準電圧からの誤差が検出され、これに基づいて駆動制御回路19が、スイ ッチング素子3をオンオフ制御することにより、該出力端子14の電圧が、所定 電圧に保持され得るようになっている。
【0016】 この場合、該チョークコイル13aの両端に発生する電圧は、通過する電流が 比較的小さいことから、比較的低く、従ってコンパレータ16に入力される、分 圧抵抗15a,15bによって分圧された入力側の電圧より、出力側の電圧が小 さいので、該コンパレータ16はLレベルの信号を出力する。かくして、駆動制 御回路9は、過電流保護の制御を行なわない。
【0017】 ここで、出力端子14に接続された負荷(図示せず)の異常や短絡する等によ って、該入力端子11から出力端子14までの出力ラインに過電流が流れると、 該チョークコイル13aの両端に、比較的大きな電圧が生ずることとなり、従っ て、コンパレータ16に入力される二つの信号の電位が反転するため、該コンパ レータ16は、Hレベルの信号を出力し、これに基づいて、該駆動制御回路19 は、スイッチング素子12をオフに切換える。これにより、出力ラインが遮断さ れることにより、電源回路10は、過電流から保護され得ることとなる。
【0018】 第2図及び第3図は、それぞれ本考案による過電流保護回路を備えた電源回路 の他の例を示しており、この場合、第1図の実施例とは、出力ラインにトランス 20が挿入されている点を除いては、第1図の実施例とほぼ同様の構成であり、 その動作も同様である。
【0019】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案によれば、過電流検出用抵抗を使用せずに、出力ラ インの過電流を検出し得ることにより、部品コストが削減せしめられ、取付スペ ースが縮小され得ると共に、出力損失が低減される、極めて優れた過電流保護回 路が提供され得ることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による過電流保護回路を備えた電源回路
の一実施例を示す回路図である。
【図2】本考案による過電流保護回路を備えた電源回路
の他の実施例を示す回路図である。
【図3】本考案による過電流保護回路を備えた電源回路
の他の実施例を示す回路図である。
【図4】従来の過電流保護回路を備えた電源回路の一例
を示す回路図である。
【符号の説明】
10 電源回路 11 入力端子 12 スイッチング素子 13 平滑回路 13a チョークコイル 14 出力端子 15a, 分圧抵抗 15b 分圧抵抗 16 コンパレータ 17a, 分圧抵抗 17b 分圧抵抗 18 コンパレータ 19 駆動制御回路 20 トランス

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電圧が入力される入力端子と、該入
    力端子から出力端子までの出力ラインに対して直列に接
    続されたチョークコイルを含む平滑回路とから構成され
    ている電源回路において、該入力端子に隣接して該出力
    ラインに直列に接続されたスイッチング素子と、上記チ
    ョークコイルの両端の電圧を検出する検出部と、該検出
    部が所定電圧以上の電圧を検出したときに該スイッチン
    グ素子をオフに切換える駆動制御部とを備えていること
    を特徴とする、過電流保護回路。
JP1318091U 1991-02-16 1991-02-16 過電流保護回路 Pending JPH04101284U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1318091U JPH04101284U (ja) 1991-02-16 1991-02-16 過電流保護回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1318091U JPH04101284U (ja) 1991-02-16 1991-02-16 過電流保護回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04101284U true JPH04101284U (ja) 1992-09-01

Family

ID=31747484

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1318091U Pending JPH04101284U (ja) 1991-02-16 1991-02-16 過電流保護回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04101284U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002320377A (ja) * 2001-04-19 2002-10-31 Murata Mfg Co Ltd Dc−dcコンバータおよびそれを用いた電子装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6122755A (ja) * 1984-07-09 1986-01-31 Fuji Electric Co Ltd スイツチングレギレ−タの負荷電流検出方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6122755A (ja) * 1984-07-09 1986-01-31 Fuji Electric Co Ltd スイツチングレギレ−タの負荷電流検出方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002320377A (ja) * 2001-04-19 2002-10-31 Murata Mfg Co Ltd Dc−dcコンバータおよびそれを用いた電子装置
JP4701530B2 (ja) * 2001-04-19 2011-06-15 株式会社村田製作所 Dc−dcコンバータおよびそれを用いた電子装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3773512B2 (ja) モーター電源供給装置
JPH06121529A (ja) スイッチング電源装置
US6956359B2 (en) Synchronous rectification for low voltage motor drive
JPH0866021A (ja) スイッチング電源装置
JPH04101284U (ja) 過電流保護回路
JP3574599B2 (ja) 入力過電圧制限機能を備えた突入電流防止回路
JPH07194100A (ja) 昇圧型dc−dcコンバータの出力スイッチ装置
JPH0312030Y2 (ja)
JPH11285253A (ja) 電源装置
JP2000253655A (ja) 多出力形電源装置の過電流検出回路およびスイッチング電源装置
JP3616028B2 (ja) スイッチングコンバータに用いられる立ち上がり制御回路
JPH0549247A (ja) スイツチング電源装置
JPS6377383A (ja) 起動回路
JPH0445439Y2 (ja)
JP3448797B2 (ja) 単相モータの制御装置
JP2600711B2 (ja) クロスレギュレーションにおける非制御系出力電圧安定化回路
JPH09231893A (ja) リレー駆動回路
KR900009469Y1 (ko) 전원공급기의 과전류 보호회로
JPH0537287Y2 (ja)
JP2001268917A (ja) 直流電源装置
JP2553784Y2 (ja) リンギング・チョーク・コンバータの過電圧保護回路
JPH0514214Y2 (ja)
JP4789605B2 (ja) スイッチング電源回路
JP2021044897A (ja) スイッチング電源装置
JPH02119529A (ja) 過電流保護回路