JPH0396642A - ２サイクルエンジンのピストン - Google Patents
２サイクルエンジンのピストンInfo
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- JPH0396642A JPH0396642A JP1232453A JP23245389A JPH0396642A JP H0396642 A JPH0396642 A JP H0396642A JP 1232453 A JP1232453 A JP 1232453A JP 23245389 A JP23245389 A JP 23245389A JP H0396642 A JPH0396642 A JP H0396642A
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- Japan
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- piston
- piston ring
- guide groove
- gas
- gas guide
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 abstract description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract description 3
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- 230000002000 scavenging effect Effects 0.000 description 8
- 238000003763 carbonization Methods 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
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Classifications
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F3/00—Pistons
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B25/00—Engines characterised by using fresh charge for scavenging cylinders
- F02B25/14—Engines characterised by using fresh charge for scavenging cylinders using reverse-flow scavenging, e.g. with both outlet and inlet ports arranged near bottom of piston stroke
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F1/00—Cylinders; Cylinder heads
- F02F1/18—Other cylinders
- F02F1/22—Other cylinders characterised by having ports in cylinder wall for scavenging or charging
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01M—LUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
- F01M1/00—Pressure lubrication
- F01M1/08—Lubricating systems characterised by the provision therein of lubricant jetting means
- F01M2001/086—Lubricating systems characterised by the provision therein of lubricant jetting means for lubricating gudgeon pins
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/02—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
- F02B2075/022—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
- F02B2075/025—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle two
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F2200/00—Manufacturing
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F05—INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
- F05C—INDEXING SCHEME RELATING TO MATERIALS, MATERIAL PROPERTIES OR MATERIAL CHARACTERISTICS FOR MACHINES, ENGINES OR PUMPS OTHER THAN NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES
- F05C2203/00—Non-metallic inorganic materials
- F05C2203/08—Ceramics; Oxides
- F05C2203/0804—Non-oxide ceramics
- F05C2203/0808—Carbon, e.g. graphite
-
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- F05—INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
- F05C—INDEXING SCHEME RELATING TO MATERIALS, MATERIAL PROPERTIES OR MATERIAL CHARACTERISTICS FOR MACHINES, ENGINES OR PUMPS OTHER THAN NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES
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- F05C2253/16—Fibres
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野コ
本発明は２サイクルエンジンのピストンの構造に関する
。
。
［従来の技術］
一般に，２サイクルエンジンにおいては、クランク室に
供給される吸気に少なくとも潤滑油か混合されており、
その一部をピストン外周面とこのピストンか往復摺動す
るシリンダ内壁との間に供給することによりピストンの
摺動を円滑に行なうようにしている。ここで、エンジン
低速時には、ピストンの外周に装着されるピストンリン
グのシール性が悪く、ソローバイガスが主にピストンリ
ングの合口部から漏れ、ピストン外周とシリンダ内壁と
の間を通過する。このブローバイガスは極めて高温であ
るため、ピストン摺動面に付着している潤滑油を炭化汚
損させ、充分な潤滑機能を損なうという恐れがある． 従来の２サイクルエンジンは、ガソリンを潤滑油ととも
に吸気に混合させるものが多く、従ってその粘度か低い
ため流れ易く、ピストン摺動面に付着したものも比較的
迅速に新しいものと置換えられる傾向にある。よって、
潤滑油の炭化汚損はブローバイガスか漏れ易い低速運転
を長時間続けなければ発生しないため、特に対策を施し
ていないのが実状である． ［発明が解決しようとする課題］ しかしブローバイガスによる潤滑油の炭化汚損はエンジ
ンにとって有害であるのは事実であり、またケロシンを
燃料とする場合や燃料を燃焼室に噴射するいわゆる筒内
噴射のエンジンの場合には極めて短時間に潤滑油の炭化
現象か生ずるという問題かある． なお、例えば実公昭５６−４２４２９号公報に記載のよ
うに、ピストンリング溝よりも下方の位置にピストン外
周面に沿うリング状の凹部を形成し，この凹部からピス
トン側壁を貫通する透孔を設けるようにした２サイクル
エンジンのピストンか提案されているが、このものはピ
ストンの摺動面における潤滑油をその摺動面にできるだ
け保持させようとすることを目的としたものであり、か
つピストンリング溝の下方にさらにリング状の凹部を形
威し、この凹部から透孔を形或するという構造は、生産
性を考慮した場合極めて高価なものとなるという問題が
ある． 本発明は，このような従来技術の問題点に鑑みなされた
もので，その目的とするところは、製造コストの上昇を
招くことなくピストン摺動面の潤滑油の炭化を有効に防
止することかできる２サイクルエンジンのピストンを提
供するにある．［課題を解決するための手段］ 本発明は、このような目的を達或するために、吸気に潤
滑油が混合される２サイクルエンジンにおいて、ピスト
ン外周面に、ピストンリングの合口部の位置でピストン
リング溝に連通ずるガス案内溝を形威し、該ガス案内溝
はピストンの往復動の途中でクランク室内に連通ずるよ
う構威したものである。
供給される吸気に少なくとも潤滑油か混合されており、
その一部をピストン外周面とこのピストンか往復摺動す
るシリンダ内壁との間に供給することによりピストンの
摺動を円滑に行なうようにしている。ここで、エンジン
低速時には、ピストンの外周に装着されるピストンリン
グのシール性が悪く、ソローバイガスが主にピストンリ
ングの合口部から漏れ、ピストン外周とシリンダ内壁と
の間を通過する。このブローバイガスは極めて高温であ
るため、ピストン摺動面に付着している潤滑油を炭化汚
損させ、充分な潤滑機能を損なうという恐れがある． 従来の２サイクルエンジンは、ガソリンを潤滑油ととも
に吸気に混合させるものが多く、従ってその粘度か低い
ため流れ易く、ピストン摺動面に付着したものも比較的
迅速に新しいものと置換えられる傾向にある。よって、
潤滑油の炭化汚損はブローバイガスか漏れ易い低速運転
を長時間続けなければ発生しないため、特に対策を施し
ていないのが実状である． ［発明が解決しようとする課題］ しかしブローバイガスによる潤滑油の炭化汚損はエンジ
ンにとって有害であるのは事実であり、またケロシンを
燃料とする場合や燃料を燃焼室に噴射するいわゆる筒内
噴射のエンジンの場合には極めて短時間に潤滑油の炭化
現象か生ずるという問題かある． なお、例えば実公昭５６−４２４２９号公報に記載のよ
うに、ピストンリング溝よりも下方の位置にピストン外
周面に沿うリング状の凹部を形成し，この凹部からピス
トン側壁を貫通する透孔を設けるようにした２サイクル
エンジンのピストンか提案されているが、このものはピ
ストンの摺動面における潤滑油をその摺動面にできるだ
け保持させようとすることを目的としたものであり、か
つピストンリング溝の下方にさらにリング状の凹部を形
威し、この凹部から透孔を形或するという構造は、生産
性を考慮した場合極めて高価なものとなるという問題が
ある． 本発明は，このような従来技術の問題点に鑑みなされた
もので，その目的とするところは、製造コストの上昇を
招くことなくピストン摺動面の潤滑油の炭化を有効に防
止することかできる２サイクルエンジンのピストンを提
供するにある．［課題を解決するための手段］ 本発明は、このような目的を達或するために、吸気に潤
滑油が混合される２サイクルエンジンにおいて、ピスト
ン外周面に、ピストンリングの合口部の位置でピストン
リング溝に連通ずるガス案内溝を形威し、該ガス案内溝
はピストンの往復動の途中でクランク室内に連通ずるよ
う構威したものである。
［作用］
ピストンリングの合口部は、ブローバイガスが燃焼室か
らピストン外周のスカート部とシリンダ内壁との間に漏
れる通路になる。よって、この合口部の位置でピストン
リング溝に連通ずるガス案内溝をピストン外周面に形威
し、このガス案内溝をクランク室内に連通ずるように構
或することにより，ブローハイガスはピストンリングの
合口部、ガス案内溝，クランク室へ流れ、ピストン摺動
面に多量に漏れて潤滑油を炭化させることな防止できる
． ［実施例コ 以下本発明を図面に示す実施例に基いて説明する。
らピストン外周のスカート部とシリンダ内壁との間に漏
れる通路になる。よって、この合口部の位置でピストン
リング溝に連通ずるガス案内溝をピストン外周面に形威
し、このガス案内溝をクランク室内に連通ずるように構
或することにより，ブローハイガスはピストンリングの
合口部、ガス案内溝，クランク室へ流れ、ピストン摺動
面に多量に漏れて潤滑油を炭化させることな防止できる
． ［実施例コ 以下本発明を図面に示す実施例に基いて説明する。
まず第１ないし第３図には本発明の第１実施例が示され
ている．符号１０はピストン全体を示し、このピストン
ｌＯは頂部ｌ２よりもやや下方外周に複数（この実施例
では２つ）のリング溝ｌ４を備え、このリング溝ｌ４内
にそれぞれピストンリング４４（第３図）か嵌め込まれ
る，１６はスカート部であり，このスカート部ｌ６には
シリンダ内壁に形威される掃気通路の入口と連通し得る
開口ｌ８、コンロットとの干渉を避けるための切欠き２
０，ならびに一対の凹所２２が形或される． ２４は図示しないピストンビンか挿入される一対のピン
ボス部であり、各ピンボス部２４はリブ２６を介して頂
部ｌ２の母材と一体的に形威される。各ビンボス部２４
およびリブ２６はスカート部１６よりも半径方向内側で
終端し、これによって前述の凹所２２が形成される．一
対のビンボス部２４にはそれぞれ同軸のピン穴２８が形
成され、ピストンピンかこのビン穴２８内に装着される
。
ている．符号１０はピストン全体を示し、このピストン
ｌＯは頂部ｌ２よりもやや下方外周に複数（この実施例
では２つ）のリング溝ｌ４を備え、このリング溝ｌ４内
にそれぞれピストンリング４４（第３図）か嵌め込まれ
る，１６はスカート部であり，このスカート部ｌ６には
シリンダ内壁に形威される掃気通路の入口と連通し得る
開口ｌ８、コンロットとの干渉を避けるための切欠き２
０，ならびに一対の凹所２２が形或される． ２４は図示しないピストンビンか挿入される一対のピン
ボス部であり、各ピンボス部２４はリブ２６を介して頂
部ｌ２の母材と一体的に形威される。各ビンボス部２４
およびリブ２６はスカート部１６よりも半径方向内側で
終端し、これによって前述の凹所２２が形成される．一
対のビンボス部２４にはそれぞれ同軸のピン穴２８が形
成され、ピストンピンかこのビン穴２８内に装着される
。
ピンボス部２４よりも上方であって最下位置のリング溝
１４よりも下方に、すなわちこの実施例ではリブ２６に
、ピストン１０の外周とピストン１０の内部を連通させ
る連通孔３０（この実施例では各リブ２６に３つ）が形
威されている．符号５０はピストンリング４４の合口部
に位置してピストンリング４４の回り止めをする回り止
めビンであり、ピストン１０の母村内にピストンｌＯの
半径方向に一部埋設されている．この回り止めピン５０
の位置、すなわちピストンリング４４の合口部の位置に
おいてピストンＩＯの外周面は陥没するように形成され
、これによりガス案内溝５２か形威される。このガス案
内溝５２はピストンリング４４がない場合におけるリン
グ溝１４と前記スカート部ｌ６に形威された前記凹所２
２とを連通させる． この実施例によれば，特に第３図に示すように、ブロー
バイガスはピストンリング４４の合口部すなわち回り止
めピン５０の位置からガス案内溝５２を通り、ピストン
外周の凹所２２に至る．ここで図示しないクランク室ひ
いてはピストン１０内部か比較的低圧であることにより
、ブローバイガスは凹所２２から連通孔３０を通ってピ
ストン１０の内部を経てクランク室へ排出される．よっ
てブロ〒バイガスはピストン１０の外周、特にスカート
部ｌ６の外周とシリンダ内壁との間にほとんど流れなく
なり、ピストンの摺動面における潤滑油が炭化されるこ
とを防止できる。
１４よりも下方に、すなわちこの実施例ではリブ２６に
、ピストン１０の外周とピストン１０の内部を連通させ
る連通孔３０（この実施例では各リブ２６に３つ）が形
威されている．符号５０はピストンリング４４の合口部
に位置してピストンリング４４の回り止めをする回り止
めビンであり、ピストン１０の母村内にピストンｌＯの
半径方向に一部埋設されている．この回り止めピン５０
の位置、すなわちピストンリング４４の合口部の位置に
おいてピストンＩＯの外周面は陥没するように形成され
、これによりガス案内溝５２か形威される。このガス案
内溝５２はピストンリング４４がない場合におけるリン
グ溝１４と前記スカート部ｌ６に形威された前記凹所２
２とを連通させる． この実施例によれば，特に第３図に示すように、ブロー
バイガスはピストンリング４４の合口部すなわち回り止
めピン５０の位置からガス案内溝５２を通り、ピストン
外周の凹所２２に至る．ここで図示しないクランク室ひ
いてはピストン１０内部か比較的低圧であることにより
、ブローバイガスは凹所２２から連通孔３０を通ってピ
ストン１０の内部を経てクランク室へ排出される．よっ
てブロ〒バイガスはピストン１０の外周、特にスカート
部ｌ６の外周とシリンダ内壁との間にほとんど流れなく
なり、ピストンの摺動面における潤滑油が炭化されるこ
とを防止できる。
次に第４ないし第７図には本発明の第２実施例が示され
、この実施例においてはピストンリング４４の合口部か
ら漏れるブローハイガスを掃気通路に排出するように構
成したものである。すなわち，この実施例か第１実施例
と異なる点は、リブ２６に連通孔３０を形戒せず，一方
ピンホス部２４回りの凹所２２を一部下方に延長するよ
うに延長凹部５４を形威した点である． 特に、シリンダ内壁に装着されるシリンダスリーブ３２
の展開形状と、ピストン１０のビンボス部２４回りの凹
所２２との位置関係が示された第７図を参照し、凹所２
２を延長凹部５４の部分だけ延長することにより、ピス
トン１０かシリンダスリーブ３２内を往復動する途中、
特に少なくとも上死点位置において、凹所２２が主掃気
ポート３４と斜線部の延長凹部５４において重なり合い
、これによって凹所２２と主掃気ボート３４とか連通ず
るようになっている．なお第７図において３５は主掃気
ボート３４の入口、３６は排気ボート、３８はＳ３掃気
ボート、３９はその入口である。
、この実施例においてはピストンリング４４の合口部か
ら漏れるブローハイガスを掃気通路に排出するように構
成したものである。すなわち，この実施例か第１実施例
と異なる点は、リブ２６に連通孔３０を形戒せず，一方
ピンホス部２４回りの凹所２２を一部下方に延長するよ
うに延長凹部５４を形威した点である． 特に、シリンダ内壁に装着されるシリンダスリーブ３２
の展開形状と、ピストン１０のビンボス部２４回りの凹
所２２との位置関係が示された第７図を参照し、凹所２
２を延長凹部５４の部分だけ延長することにより、ピス
トン１０かシリンダスリーブ３２内を往復動する途中、
特に少なくとも上死点位置において、凹所２２が主掃気
ポート３４と斜線部の延長凹部５４において重なり合い
、これによって凹所２２と主掃気ボート３４とか連通ず
るようになっている．なお第７図において３５は主掃気
ボート３４の入口、３６は排気ボート、３８はＳ３掃気
ボート、３９はその入口である。
この第２実施例によれば、少なくともピストン１０か上
死点位置（あるときに，ブローハイガスかピストンリン
グ４４の合口部からガス案内溝５２、凹所２２の上部、
凹所２２の延長凹部５４を経て掃気通路４６に排出され
るようになり、ピストン１０の凹所２２以外のスカート
部１６とシリンダ内壁との間にはブローハイガスが流れ
ないようになる．よってピストンｌＯの摺動面における
潤滑油の炭化現象が防止できる。
死点位置（あるときに，ブローハイガスかピストンリン
グ４４の合口部からガス案内溝５２、凹所２２の上部、
凹所２２の延長凹部５４を経て掃気通路４６に排出され
るようになり、ピストン１０の凹所２２以外のスカート
部１６とシリンダ内壁との間にはブローハイガスが流れ
ないようになる．よってピストンｌＯの摺動面における
潤滑油の炭化現象が防止できる。
なお上記ガス案内溝５２、連通孔３０、凹所２２、延長
凹部５４はピストン１０の母材製作時において型抜きの
みで形成可能であるので、生産性は良好であり、コスト
の上昇を招く必要かない。
凹部５４はピストン１０の母材製作時において型抜きの
みで形成可能であるので、生産性は良好であり、コスト
の上昇を招く必要かない。
［効果］
以上説明したように本発明によれば、ピストンリングの
合口部の位置でブローバイガスをクランク室内に排出す
るガス案内溝を形威したので、製造コストの上昇を招く
ことなくピストン摺動面の潤滑油の炭化汚損を防止し、
エンジンの円滑なる作動を確保することができるという
優れた効果がある。
合口部の位置でブローバイガスをクランク室内に排出す
るガス案内溝を形威したので、製造コストの上昇を招く
ことなくピストン摺動面の潤滑油の炭化汚損を防止し、
エンジンの円滑なる作動を確保することができるという
優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第１図は本発明に係る２サイクルエンジンのピストンの
第１実施例を示す正面図、第２図は第１図の■一■線に
沿う断面図、第３図は同実施例をシリンタに装着した状
態を示すピストン上死点位置における断面図，第４図は
本発明の第２実施例を示す正面図、第５図は第４図のｖ
−ｖ線に沿う断面図、第６図は同実施例における第３図
と同位置の断面図、第７図は同実施例におけるシリンダ
スリーブ展開図とピストンの凹部との位置関係を示す模
式図である。 １０・・・ピストン ２２・・一凹所 ３０・・・連通孔 ３４・・・主掃気ボート ４ ４−・・ピストンリング ５０・・・回り止めビン ５２・・・ガス案内溝 ５４・・・延長凹部
第１実施例を示す正面図、第２図は第１図の■一■線に
沿う断面図、第３図は同実施例をシリンタに装着した状
態を示すピストン上死点位置における断面図，第４図は
本発明の第２実施例を示す正面図、第５図は第４図のｖ
−ｖ線に沿う断面図、第６図は同実施例における第３図
と同位置の断面図、第７図は同実施例におけるシリンダ
スリーブ展開図とピストンの凹部との位置関係を示す模
式図である。 １０・・・ピストン ２２・・一凹所 ３０・・・連通孔 ３４・・・主掃気ボート ４ ４−・・ピストンリング ５０・・・回り止めビン ５２・・・ガス案内溝 ５４・・・延長凹部
Claims (1)
- （１）吸気に潤滑油が混合される２サイクルエンジンに
おいて、ピストン外周面に、ピストンリングの合口部の
位置でピストンリング溝に連通するガス案内溝を形成し
、該ガス案内溝はピストンの往復動の途中でクランク室
内に連通するよう構成した２サイクルエンジンのピスト
ン。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1232453A JPH0396642A (ja) | 1989-09-07 | 1989-09-07 | ２サイクルエンジンのピストン |
| US07/578,934 US5067453A (en) | 1989-09-07 | 1990-09-07 | Piston of two-cycle engine |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1232453A JPH0396642A (ja) | 1989-09-07 | 1989-09-07 | ２サイクルエンジンのピストン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0396642A true JPH0396642A (ja) | 1991-04-22 |
Family
ID=16939523
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1232453A Pending JPH0396642A (ja) | 1989-09-07 | 1989-09-07 | ２サイクルエンジンのピストン |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5067453A (ja) |
| JP (1) | JPH0396642A (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11182679A (ja) * | 1997-12-24 | 1999-07-06 | Sanshin Ind Co Ltd | 内燃エンジン |
| US6318311B1 (en) * | 1999-09-10 | 2001-11-20 | Tohatsu Corporation | Cylinder-injection type two cycle combustion engine |
| AU5277901A (en) * | 2000-03-23 | 2001-10-03 | Pivotal Engineering Ltd | Piston for an internal combustion engine |
| AT500738B8 (de) * | 2003-07-08 | 2007-02-15 | Avl List Gmbh | Brennkraftmaschine mit zumindest einem in einem zylinder hin- und hergehenden kolben |
| US7428889B2 (en) * | 2003-07-08 | 2008-09-30 | Avl List Gmbh | Internal combustion engine |
| EP2033477A4 (en) * | 2006-06-14 | 2014-01-08 | Apple Inc | TRANSITION PROCEDURES OF COMMUNICATION SESSIONS FOR A USER ELEMENT BETWEEN VARIOUS SUBSYSTEM TYPES OF DIFFERENT GENERATIONS |
| JP5024230B2 (ja) * | 2008-08-12 | 2012-09-12 | 日立工機株式会社 | 層状掃気２サイクルエンジン及び２サイクルエンジン工具 |
| US9938926B2 (en) * | 2014-10-07 | 2018-04-10 | Yamabiko Corporation | Air leading-type stratified scavenging two-stroke internal-combustion engine |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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1989
- 1989-09-07 JP JP1232453A patent/JPH0396642A/ja active Pending
-
1990
- 1990-09-07 US US07/578,934 patent/US5067453A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5067453A (en) | 1991-11-26 |
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