JPH0393070A - 回転ヘッド形磁気テープ記録再生装置 - Google Patents

回転ヘッド形磁気テープ記録再生装置

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JPH0393070A
JPH0393070A JP1228802A JP22880289A JPH0393070A JP H0393070 A JPH0393070 A JP H0393070A JP 1228802 A JP1228802 A JP 1228802A JP 22880289 A JP22880289 A JP 22880289A JP H0393070 A JPH0393070 A JP H0393070A
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signal
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Kengo Sudo
須藤 健吾
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/02Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
    • G11B15/12Masking of heads; circuits for Selecting or switching of heads between operative and inoperative functions or between different operative functions or for selection between operative heads; Masking of beams, e.g. of light beams
    • G11B15/14Masking or switching periodically, e.g. of rotating heads

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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Digital Magnetic Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、複数対の回転ヘッドを有する回転ヘッド形磁
気テープ記録再生装置に関する。
従来の技術 音響信号や画像信号などをデジタル化して磁気テープな
どの記録媒体上に記録/再生する磁気テープ記録再生装
置において、−aに、デジタル信号はデジタル化される
前のアナログ信号に比較して広い周波数帯域を必要とす
る。このような高周波数帯域を有するデジタル信号を高
密度に記録する1つの方法として、家庭用ビデオテープ
レコーダなどに使用される回転ヘッドを用いた磁気テー
プ記録再生装置がある。
このような回転ヘッド形磁気テープ記録再生装置は、入
力されるアナログ信号をデジタル信号に変換するアナロ
グ/デジタル変換器(以下、「A/D変換器」という。
)、変換されたデジタル信号を一時記憶するバッファの
機能を有するメモリ、メモリに記憶されたデジタル信号
から予め定められたデータ形式を形成するデータ形式生
戊回路、およびこれらを制御する制御部を含み、このデ
ー夕形式生成回路の出力が変調されて回転ヘッドに与え
られ、回転ヘッドに巻込まれた磁気テープに記録される
. 上記制御部には、異なる周波数を有する複数のクロック
信号を発生ずるクロック発生回路が設けられており、前
記A/D変換器、メモリ、データ形式生成回路および回
転ヘッドを駆動するモータなどは、それぞれこのクロッ
ク発生回路から発生される各クロック信号に基づいてそ
の動作が制御される。
第7図は、典型的な先行技術のクロツク発生回路1の電
気的横成を示すブロック図である.クロンク発生回路】
は、たとえばnビットのパイナリカウンタなどによって
実現される分周回路2および2つのデコーダ3,4から
構或され、分周回路2は入力される基準クロック信号に
基づいて異なる分周周期を有する複数の出力を2つのデ
コーダ3,4へ与える. デコーダ3からは前記A/D変換器に対してサンプリン
グクロック信号Bが出力され、デコーダ4からは前記デ
ータ形式生成回路に対してスロットクロック信号Cが、
さちに前記メモリに対しては読出クロック信号Dがそれ
ぞれ出力される.また前記分周回路2の最小分周周期を
有する出力は、前記回転ヘッドの同期クロック信号Aと
してモータに与えられる. 第8図(1)は、複数対のヘッドが取付けられる回転ヘ
ッド装置5を模式的に示す図である。直径ROを有する
回転ドラム8には、2つの記録用磁気ヘッド6a,6b
および2つの再生用磁気ヘッド7 a , 7 bが取
付けられている。各記録用磁気ヘッド6a,6bもしく
は各再生用磁気ヘッド7a,7bは隣合っており、閲々
の磁気ヘッド毎に90゜ (取付け角)の間隔をあけて
いる.なお、一方の再生用磁気ヘッド7aは、記録時に
おいて一方の記録用磁気ヘッド6aで磁気テーブ9上に
記録されたデータを直後に再生して正しく記録されたか
を確認するモニタヘッドとして使われ、同様に他方の再
生用磁気ヘッド7bは他方の記録用磁気ヘッド6bに対
応するモニタヘッドとして使われる。
前記回転ドラム8には、磁気テープ9が巻付け角αl〈
第8図(1)においては90゜〉で巻付けられる。前記
磁気テーブ9は矢符F方向に速度Vtで走行する一方、
前記回転ドラム8は回転速度Vdで矢符G方向に回転す
る.なお前記テープ走行速度Vtはドラム回転速度Vd
に対して十分小さいので、前記各磁気ヘッド6a,6b
,7a7bが磁気テーブ9上をトレースする際のトレー
ス速度は、前記ドラム回転速度Vtにほぼ等しくなる. 第8図(2)は、各磁気ヘッド6a,6b,7a,7b
が磁気テーブ9上をトレースするタイミングを示す図で
ある.前記回転ドラム8が1回転する期間TIにおいて
は、前記回転ドラム8が90゜回転する毎に磁気ヘッド
6a.6b,7a7bのいずれかが対応するトラック上
のトレースを開始するタイミングとなる.第8図(1)
において磁気ヘッドの取付け角と磁気テープ9の巻付け
角α1は共に90’なので、磁気テープ9上を先行して
トレースする磁気ヘッドのトレース終了時と前記先行す
る磁気ヘッドに後続する磁気ヘッドのトレース開始時と
が一致している。なお、第8図〈2)において参照符W
1は記録用磁気ヘッド6aによる記録信号を、参照符W
2は記録用磁気ヘッド6bによる記録信号を、参照符R
1は再生用磁気ヘッド7aによる再生信号を、さらに参
照符R2は再生用磁気ヘッド7bによる再生信号を示し
ている. ここで、回転ドラム8の直径ROを小さくした場合を想
定する.第9図(1)には、第8図〈1〉の回転ドラム
8に対して2/3倍の直径Raを有する回転ドラム8a
が示されている.回転ドラl\8aの回転速度を5前記
回転ドラム8の回転速度と同一に保つと、磁気へッド6
a,6b,7a7bの磁気テープ9に対するトレース速
度は小さくなる.すなわち磁気テープ9上をトレースす
る距離が短くなる.そこで、トレース速度が小さくなっ
た分だけ、磁気テープ9の巻込み角α1t!−第9図(
1)に示される巻込み角α2のように太きくすれば、た
とえば回転ドラム8aが1回転する間に各磁気ヘッド6
a,6b,7a,7bが磁気テーブ9上をトレースする
距離を前記回転ドラム8の場合と同一に保つことができ
る.したがって前記巻付け角α2は135′″に選ばれ
る.ところが、前記回転速度が同一の場合には、巻込み
角を大きくした分だけトレースに時間を費やすので、各
磁気ヘッドのトレース速度は小さくなる。したがって、
磁気テーブ9上に前記回転ドラム8の渇きと同一の密度
で情報を記録することができなくなる。
そこで、前記回転ヘッドの同期クロック信号A、および
A/D変換器のサンプリングクロック信号Bは変化させ
ることなく、データ形式生戒回路のスロットクロック信
号Cおよび続出クロック信号Dの周波数を前記直径RO
が小さくなった分だけ低くすると、前記回転ドラム8の
場合と同一の記録形式で記録/再生を行うことができる
.すなわち、このようにすると、回転ドラム8aの回転
速度を一定に保つ状態で、前記メモリからデータを読出
す読出し速度を低下させ、前記変化したスロットクロッ
ク信号Cによって希望する記録形式を生戒することがで
きるからである。
第9図(2)は、回転ドラム8aの1回転において各磁
気ヘッド6a.6b,7a,7bの1−レースするタイ
ミングを示している.第9図(1)に示されるように磁
気ヘッドの取付け角は90”であり、巻付け角α2は1
35゜に選ばれることによって、磁気テープ9上を先行
してトレースする磁気ヘッドのトレース終了時前に前記
先行する磁気ヘッドに後続してトレースする磁気ヘッド
のトレース開始時となる.このため、記録信号の記録時
期と再生信号の再生時期とが重複する場身が生じる.第
9図く2)においては、記録信号W2と再生信号R1と
による重複期Z1、および記録信号W1と再生信号R2
とによる重複期Z2が示されている.前記重複期Zl,
Z2では、強力な記録信号のクロストークのため、再生
信号のSN比(信号雑音比〉が悪化する。
前記クロストークを防止するために、第10図(1)に
示すように、回転ドラム8aに配置される記録用磁気ヘ
ッド6a,6b問および再生用磁気ヘッド7a,7b間
の取付け角を小さくすることが考えられる.すなわち、
第9図〈1〉においては磁気テーブ9の巻付け角α2は
135゜に選ばれているので、前記磁気ヘッド間の取付
け角を45゜に設定することによって、第10図(2)
に示されるように、記録信号と再生信号との重複期が除
去され、前記クロストークを防止することができる. 発明が解決しようとする課題 ところで、第10図〈2〉に示されるような、各磁気ヘ
ッドによる記録信号Wl,W2もしくは再生信号Rl,
R2のトレースするタイミングは、第7図に示されるク
ロック発生回路1を各磁気ヘンド毎に設け、基準クロッ
ク信号CKを分周して作り出すものである. 従来は、特定のヘッド位置を有する回転ドラムを設計し
て、これに対応する前記クロック発生回路などの回路素
子を集積化した場合などには、回路構成を変更しない限
り、回転ドラムのヘッド位置を任意に変更することは不
可能である。すなわち、予め設計されたクロック発生回
路では、回転ドラムのヘッド位置の変更に応じて、クロ
ック信号を発生させるタイミングを変更することができ
ない.したがって、回転ドラムのヘッド位置の変更に応
じて同一の記録形式で記録/再生を行うことができない
. したがって本発明の目的は、回路構成を新たに変更する
ことなく、任意の位置を有する回転ヘッドに対応して、
同一の記録形式で記録/再生を行うことができる回転ヘ
ッド形磁気テープ記録再生装置を提供することにある。
課題を解決するための手段 本発明は、記録用および再生用のヘッドが複数対あるよ
うな回転ヘッド形磁気テープ記録再生装置において、 各ヘッド毎の係数値を設定する設定手段と、第1カウン
タと、 前記ヘッドの数だけ有し、前記設定手段の出力と第1カ
ウンタの出力とを比較し、一致を検出する比較手段と、 前記ヘッドの数だけ有し、個別に対応する前記比較手段
の一致検出出力によってリセットされ、カウントを開始
する第2カウンタとを含み、各ヘッドの記録動作もしく
は再生動作を、対応する第2カウンタの出力に基づいて
実行することを特徴とする回転ヘッド形磁気テープ記録
再生装置である。
作  用 本発明の回転ヘッド形磁気テープ記録再生装置に従えば
、回転ドラム上には記録用および再生用のヘッドが複数
対設けられている。本発明においては、設定手段によっ
て各ヘッド毎に、ヘッド位置に応じて予め係数値が設定
される。また前記ヘッドの数だけ比較手段が設けられて
おり、各比較手段は各ヘッド単位毎に設定された係数値
と第1カウンタの出力とを比較し、各ヘッド単位毎の一
致を検出する。前記比較手段からの一致検出出力は前記
比較手段に個別に対応する第2カウンタに与えられ、前
記一致検出出力に基づいて前記第2カウンタはリセット
されカウントを開始する。各ヘッドの記録動作もしくは
再生動作は、前記対応する第2カウンタの出力に基づい
て実行される。
したがって、回転ドラム上のヘッド位置を変更しても、
前記変更に応じて設定手段において設定する係数値を変
更することによって各ヘッドの記録動作もしくは再生動
作を常に同一の記録形式で実行することができる。すな
わち同一の回#1構成でよく、ヘッド位置の変更に伴う
回路変更を必要としない。
実施例 第1図は本発明の一実施例である回転ヘッド形磁気テー
プ記録再生装置11に用−いられるクロック発生回路3
0の電気的構成を示すブロック図であり、第2図は本発
明の一実施例である回転ヘッド形磁気テープ記録再生装
置11の電気的構或を示すブロック図である。クロック
発生回路30は、第2図に示される回転ヘッド形磁気テ
ープ記録再生装置11の構成において制御部15内に設
けられるものである. まず第2図を参照して、回転ヘッド形磁気テープ記録再
生装置11の記録系の構成について説明する。記録すべ
きアナログ信号は、ローパスフィルタl2によって高周
波成分が除去され、サンプルホールド回路13で標本化
されて、A/D変換器14へ与えられる。前記A/D変
換器14では、標本化されたアナログ信号が、制御部1
5から出力される制御データであるサンプリングクロッ
ク信号B1に同期してデジタル信号に変換され、この信
号はメモリ16に書込まれる。
前記メモリ16は、前記A/D変換器14から連続して
入力されるデジタル信号を、時間圧縮して記憶し、磁気
テープ5つに順次記録される記録信号を出力するための
バッファとしての機能を有する。メモリ16に記憶され
たデータは、制御部15から出力される制御データであ
る続出クロツク信号Di,D2に基づいて読出される.
すなわち、一方の読出クロック信号D1に基づいて、後
述する一方の記録用磁気ヘッド56aによる記録信号W
1のデータが読出され、他方の続出クロック信号D2に
基づいて後述する他方の記録用磁気ヘッド56bによる
記録信号W2のデータが読出される。メモリ16から読
出されたデータは、制御情報付加回路17において制御
情報が付加されて、予め定められた形式に生成された後
に、変調回路18で変調され、回転ヘッド装置55を介
して磁気テープ59に記録される。なお、メモリ16お
よび制御情報付加回路17によってデータ形式生成回路
がi戒される。
制御情報付加回路17には、制御部l5から出力される
制御データであるスロットクロック信号Cl,C2が与
えられ、前記スロットクロック信号Cl,C2に基づい
て前記形式が形成される。
すなわち一方のスロットクロツク信号C1に基づいて一
方の記録用磁気ヘッド5 6 aによる記録信号W1の
データへ情報が付加され、また他方のスロットクロック
信号C2に基づいて他方の記録用磁気ヘッド56bによ
る記録信号W2のデータに情報が付加される。また、前
記スロットクロック信号CI.C2は、前記読出クロッ
ク信号D1,D2と同期して出力される. 一方、回転ヘッド55を駆動ずるモータ19には、制御
部15から同期クロック信号A1が与えられ、回転ヘッ
ド55は前記同期クロック信号A1に同期して回転ずる
次に、回転ヘッド形磁気テープ記録再生装置11の再生
系の構成について説明する。回転ヘッド55によって磁
気テーブ59から読出された信号は、復調回路20によ
って記録時に作成された前記形式に(!調され、制御情
報検出回路21において種/Zの制御情報および音響信
号などを含むデータが検出され、このデータは前記メモ
リl6に書込まれる。メモリ16に書込まれたデータは
、サンプリング周波数に同期したクロック信号によって
順次読出され、デジタル/アナログ変換器(以下、rD
/A変換器」という.)22およびローバスフィルタ2
3を介してアナログ信号として再生される。
第3図は、回転ヘッド装置55の楕或を模式的に示す図
である。第3図を参照して、直径Rを有する回転ドラム
58は、矢符G1方向に回転速度Vdで回転しており、
磁気テーブ59は前記回転ドラム58に巻込み角αで巻
込まれて矢符F1方向に走行速度Vtで走行している.
なお、磁気テーブ59は第3図紙面に対して傾斜角θを
成して前記回転ドラム58に巻付けられる. 前記回転ドラム58には記録用磁気ヘッドと再生用磁気
ヘッドとの対が複数配設されている.すなわち、第3図
においては、一方の記録用磁気ヘッド56aと一方の再
生用磁気ヘッド57aが対を威し、また他方の記録用磁
気ヘッド56bと他方の再生用磁気ヘッド57bとが対
を成している。
なお、一方の再生用磁気ヘッド5 7 aは、記録時に
おいて一方の記録用磁気ヘッド56aで磁気テーブ5つ
上に記録されたデータを直後に再生して正しく記録され
たかを確認するモニタヘッドとして使われ、同様に他方
の再生用磁気ヘッド57bは他方の記録用磁気ヘッド5
6bに対応するモニタヘッドとして使われる.さらに、
本実施例においては、各記録用磁気ヘッド56a.56
b同士および再生用磁気ヘッド57a,57b同士は隣
合って配設されており、前記各磁気ヘッドの取付け位置
〈ヘッド位置〉は用途などに応じて任意に変更すること
ができ、また回転ドラム58の大きさ(直径)も変更可
能である。このような前記回転ヘッド装置55によって
、磁気テーブ59に記録される記録情報のトラックパタ
ーンは、第4図に示される. 第4図は、磁気テープ59上のトラックパターンを模式
的に示す図である。磁気テーブ59は矢符1{ 1で示
される方向に走行速度Vtで走行する。
前記磁気テーブ59の走行速度Vtは回転ドラム58の
回転速度Vdに対して十分小さく設定される。したがっ
て、磁気テーブ5つ上に形或される各l・ラック40の
磁気テーブ59の走行方向H1に対する傾き(トラック
角度〉は、前記磁気テーブ59の傾斜角θにほぼ等しい
.また磁気テーブ59上の隣接する各トラック40は、
回転ドラム58に取付けられる2つの記録用磁気ヘッド
56a,56bによって順次交互に記録される。
第5図は、データ頗域・41のi戒を示す図である.各
トラック40には、データ領域41が設けられ、ここに
デジタル化された情報が記録される。
前記デジタル化された情報は、前記決まった形式に従っ
て記録されることが多く、たとえば第5図に示されるよ
うな構成が用いられる。トラック40に記録されるデジ
タル信号は、複数のブロックから構成されており、各ブ
ロックはそれぞれ同期信号25、ID信号26およびデ
ータ27から成る。同期信号25は、各ブロックの先端
に位置し、データ27を読込むときの目印となるもので
あり、ID信号26はデータ27の識別などを行うもの
である.また前記データ領域41には、前述のブロック
が複数組順次的に配列して記憶されている。
第5図においてはn組のブロックによって1フレームが
lII威され、1つのデータ領域41内に記録されてい
る. ここで、第1図を参照して前記回転ヘッド形磁気テープ
記録再生装置11に装備されるクロック発生回路30の
構成を説明する.クロツク発生回路30は、記録用磁気
ヘッド56a,56bによって磁気テープ59上に記録
されるデータの伝送に必要とするクロツク信号を発生す
る.たとえば、nビットのパイナリカウンタなどから成
る分周回路61のクロック入力端子CKには、第1の基
準クロック信号CK1が入力される.前記分周回路61
は、前記基準クロック信号CK1に基づいて、それぞれ
予め定められた分周周期に分周されるクロック信号をn
個の出力端子Q1〜Qnからデコーダ62および比較回
路63.64へそれぞれ出力する.前記分周回路61が
第1カウンタを構成する.前記出力端子Qnからの最小
分周周期を有する出力は、前述した回転ヘッド装置55
の同期クロック信号A1として前記モータ19に与えら
れる.またデコーダ62の出力は、前記分周回路61の
出力に基づいており、前記A/D変換器14に対してサ
ンプリングクロツク信号B1として与えられる. 一方、2つの比較回路63.64は、前記分周回路61
の出力Q1〜Qnと予め係数設定回路65を介してレジ
スタ66.67へそれぞれ設定される係数mx,yとを
それぞれ比較する.前記出力Q1〜Qnと前記係数値X
,Yとが一致した際に、前記一致を検出した比較回路6
3.64から前記比較回路に個別に対応する分周回路6
9.70へ一致検出出力であるリセットパルスrl,r
2が出力される.すなわち、一方の比較回路63におい
て係数値Xと分周回路61からの出力Q1〜Q nとが
一致すると、リセットパルスr1が分周回路69へ出力
される.また他方の比較回路64において、係数値Yと
前記出力Q1〜Qnとが一致した際に、リセットパルス
r2が分周回路70へ出力される。
前記係数設定回路65は、たとえばマイクロコンピュー
タなどから成る処理回路68と接続されており、図示し
ない入力手段によって入力された値が係数値X,Yとし
て設定される.もしくは、前述のようにドラムの形状や
磁気ヘッドの取付け位置の変更に応じて、処理回路68
にて処理が施され、対応する係数値X,Yが設定される
ような構成であってもよい.なお、ここでは、係数設定
回路65および処理回路68が設定手段を構成し、また
比較回路とレジスタとの組合わせがヘッド単位に応じた
比較手段を構戒している. 前記分周回路69.70のクロック入力端子CKには、
第2の基準クロック信号CK2がOR回路71.72を
それぞれ介して入力される.一方の分周回路69のn個
の出力端子Pal〜Panおよび他方の分周回路70の
n個の出力他方pb1〜Pbnからの出力は、前記基準
クロツク信号C K 2.に基づいて、それぞれ予め定
められた分周周期を有しており、前記各分周回路69.
70に個別に対応するデコーダ73.74へそれぞれ与
えられる.前記各分周回路69.70のそれぞれの出力
端子Pan,Pbnからの最終分周周期を有する出力は
、前記OR回路71.72の一方の入力端子にもまた与
えられる.すなわち、前記リセットパルスrl,r2に
よって各分周回路69.70はリセットされ、さらに前
記出力端子P a n +Pbnからの出力に応じて、
OR回路71.72のゲートが開閉動作し、開時にのみ
、前記基単クロック信号CK2に基づいて分周回路69
.70が予め定められる分周周期の信号を出力する。
前記デコーダ73.74からは、前記制御情報付加回路
l7において同期信号およびID信号が付加される際に
同期されるスロットクロック信号Cl,C2.およびメ
モリ16に記憶されたデータを呼出す際に同期される読
出クロック信号D1.D2が出力される.すなわち、一
方のデコーダ73からは前述のように同期する一方のス
ロットクロック信号C1と読出クロック信号D1とが出
力され、他方のデコーダ74からはスロットクロック信
号C2と読出クロック信号D2とが出力される.なおこ
こで、それぞれ分周回路、デコーダ、およびOR回路の
組合わせがヘッド単位に応じた第2カウンタを構成する
. こうして、第1図に示されるクロック発生回路30の楕
成によって、前述のように回転ドラム58上に配設され
る磁気ヘッド毎に信号処理に必要なクロック信号、特に
本実施例では2個の記録用磁気ヘッド56a.56bに
よる記録信号WIW2の信号処理に必要なクロック信号
が形成される。すなわち、回転ドラム上に配設される磁
気ヘッドと同一数だけ、前記比較手段および第2カウン
タの構戒が設けられる.したがって、ドラムの形状もし
くはヘッド位置の変更に応じて係数設定回路によって設
定される係数値を変更することによって、各磁気ヘッド
の位置に応じた所望のタイミングのクロック信号を形戒
することができる.すなわち、ドラムの形状もしくはヘ
ッド位置の変更にかかわらず、回路楕或を変更すること
なく同一の記録形式による記録が実現できる.第6図は
、クロック発生回路30の動作を説明するためのタイミ
ングチャートである.分周回路61のクロック入力端子
CKに、第6図(1)で示されるような第1の基準クロ
ツク信号CK1を入力すると、出力端子Qnからは前記
基準クロック信号CKIに基づいて第6図〈3)で示さ
れるような、回転ドラムの同期クロック信号A1が出力
される.また第6図(2)に示される第2の基準クロッ
ク信号C K 2は回転ドラムの形状を小径にした際の
転送クロツクとなるものである.各比較回路63.64
からのリセットバルスr1,r2は第6図(4),(5
)に示されるように下向きに幅の狭い立下りパルスであ
る.前述のように一致検出出力に基づいて対応する前記
分周回路69.70を前記リセットバルスr1,r2で
リセットすることによって、前記分周回路6つ,70の
出力端子Pan,Pbnからの出力は、第6図(6),
(7)に示されるようにローレベルに切換わる.したが
って、OR回路71.72のゲートが開き、分周回路6
9.70の分周が開始する.すなわち、第6図において
前記同期クロック信号A1がハイレベルからローレベル
に切換わる時刻t1からリセットパルスrlの立下る時
刻t2までの時間が、第1図において一方の比較回路6
3に設定される係数値Xに相当し、前記時刻t1から他
方のリセットパルスr2の立下る時刻t3までの時間が
、第1図において他方の比較回路64に設定される係数
値Yに相当する.分周回路69.70の分周が開始する
と、前記分周回路69.70の出力に基づいて、対応す
るデコーダ73.74から前記スロットクロック信号C
 1 . C 2および読出クロック信号DI,D2が
第611Z<8)〜(11)に示されるように出力され
る。各クロック信号に基づいて、第5図に示される1フ
レーム分、すなわち0ブロック分のデータを処理される
.最経的には2調回路18において第6図(12).(
1.3)で示されるように一方の記録用磁気ヘッド56
aによって記録される記録信号Wlおよび他方の記録用
磁気ヘッド56bによって記録される記録信号W2が形
戒される。こうして前記記録信号Wl,W2の磁気テー
ブ59上へのトレース開始時は、前述のように係数値X
,Yを設定することによって、任意に定めることができ
る. 以上は、記録信号Wl,W2に対して説明している.同
様なクロック発生回路をIli戒することによって、再
生信号Rl,R2をメモリに取込む際に必要とするクロ
ック信号を形成することができ、ここでは省略する.な
お、再生信号用のクロック発生回路を構成する際には、
前記記録信号用のクロック発生回路30と一部の回路〈
たとえば分周回路)が兼用されるような楕成であっても
よい.前述のように本実施例に従えば、係数設定回路に
おいて係数値を任意に設定することによって、回路横或
を変更することなく、任意のタイミングで各磁気ヘッド
が記録もしくは再生するデータの信号処理に必要なクロ
ック信号を発生することができる.したがって、回転ド
ラムの形状の変更やヘッド位置の変更にかかわらず、ク
ロストークを発生することなく、さらに常に同一の記録
形式による記録/再生動作を実現することができる.本
実施例においては、記録用磁気ヘッドと再生用磁気ヘッ
ドとの対が2対設けられる構成に関連して説明している
けれども、前記対の数は制限されない. 発明の効果 本発明によれば、回路構成を新たに変更することなく、
任意のヘッド位置に応じて、第2カウンタの出力を変更
することができる.したがって任意のヘッド位置に応じ
て各ヘッドの記録動作もしくは再生動作を所望のタイミ
ングで実行することができ、随時同一の記録形式で記録
/再生を行うことができる.
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である回転ヘッド形磁気テー
プ記録再生装置11に用いられるクロツク発生回路30
の電気的構戒を示すブロック図、第2図は本発明の一実
施例である回転ヘッド形磁気テープ記録再生装置11の
電気的構成を示すブロック図、第3図は回転ヘッド装W
55の構成を模式的に示す図、第4図は磁気テープ59
上のトラックパターンを模式的に示す図、第5図はデー
タ領域41の構成を示す図、第6図はクロツク発生回路
30の動作を説明するためのタイミングチャート、第7
図は典型的な先行技術のクロツク発生回路1の電気的構
成を示すブロック図、第8図は直径ROの回転ドラム8
から戒る回転ヘッド装置5の模式的楕成および前記回転
ヘッド装置5によるトレースタイミングを示す図5第9
図は半径Raの回転ドラム8aを有する回転へ・ソド装
置5aの模式的構成および前記回転ヘッド装W 5 a
によるトレースタイミングを示す図、第10I2Iは磁
気ヘッドの取付け位置を変更した回転ヘッド装置5aの
模式的構成および前記回転ヘッド装置5aによるトレー
スタイミングを示す図である。 l1・・・回転ヘッド形磁気テープ記録再生装置、15
・・・制御部、30・・・クロツク発生回路、55・・
・回転ヘッド装置、56a.56b・・・記録用磁気ヘ
ッド、57a,57b・・・再生用磁気ヘッド、58・
・・回転ドラム、59・・・磁気テープ、61.697
0・・・分周回路、62,73.74・・・デコーダ、
63.64・・・比較回路、65・・・係数設定回路、
66 67・・・レジスタ、68・・・処理回路、71
,72・・・OR回路、A1・・・同期クロック信号、
B1・・サンプリングクロック信号、Cl,C2・・・
スロットクロック信号、CKI,CK2・・・基準クロ
ツク信号、Di,D2・・・読出クロツク信号,rl,
r2・・・リセットパルス、Rl,R2・・・再生信号
、W 1,W2・・・記録信号、X

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  記録用および再生用のヘッドが複数対あるような回転
    ヘッド形磁気テープ記録再生装置において、各ヘッド毎
    の係数値を設定する設定手段と、第1カウンタと、 前記ヘッドの数だけ有し、前記設定手段の出力と第1カ
    ウンタの出力とを比較し、一致を検出する比較手段と、 前記ヘッドの数だけ有し、個別に対応する前記比較手段
    の一致検出出力によってリセットされ、カウントを開始
    する第2カウンタとを含み、各ヘッドの記録動作もしく
    は再生動作を、対応する第2カウンタの出力に基づいて
    実行することを特徴とする回転ヘッド形磁気テープ記録
    再生装置。
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