JPH039284Y2 - - Google Patents
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- JPH039284Y2 JPH039284Y2 JP1984144904U JP14490484U JPH039284Y2 JP H039284 Y2 JPH039284 Y2 JP H039284Y2 JP 1984144904 U JP1984144904 U JP 1984144904U JP 14490484 U JP14490484 U JP 14490484U JP H039284 Y2 JPH039284 Y2 JP H039284Y2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05D—SYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
- G05D23/00—Control of temperature
- G05D23/19—Control of temperature characterised by the use of electric means
- G05D23/20—Control of temperature characterised by the use of electric means with sensing elements having variation of electric or magnetic properties with change of temperature
- G05D23/24—Control of temperature characterised by the use of electric means with sensing elements having variation of electric or magnetic properties with change of temperature the sensing element having a resistance varying with temperature, e.g. a thermistor
- G05D23/2401—Control of temperature characterised by the use of electric means with sensing elements having variation of electric or magnetic properties with change of temperature the sensing element having a resistance varying with temperature, e.g. a thermistor using a heating element as a sensing element
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01C—RESISTORS
- H01C1/00—Details
- H01C1/08—Cooling, heating or ventilating arrangements
- H01C1/084—Cooling, heating or ventilating arrangements using self-cooling, e.g. fins, heat sinks
-
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- H01C1/00—Details
- H01C1/14—Terminals or tapping points or electrodes specially adapted for resistors; Arrangements of terminals or tapping points or electrodes on resistors
- H01C1/1406—Terminals or electrodes formed on resistive elements having positive temperature coefficient
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05B—ELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
- H05B3/00—Ohmic-resistance heating
- H05B3/10—Heating elements characterised by the composition or nature of the materials or by the arrangement of the conductor
- H05B3/12—Heating elements characterised by the composition or nature of the materials or by the arrangement of the conductor characterised by the composition or nature of the conductive material
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Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本考案は、例えば冷凍機のフロンガスを加熱す
るコンプレツサ用ヒータ等の発熱装置として使用
される正特性サーミスタ装置に関する。
るコンプレツサ用ヒータ等の発熱装置として使用
される正特性サーミスタ装置に関する。
〈従来の技術〉
正特性サーミスタ装置は、特定温度に達する
と、抵抗値が急激に増大して電流を絞り、自己の
発熱温度を自動的に制御する自己温度制御機能を
有し、温度制御回路等を必要とすることのない定
温発熱体として動作することから、各種の発熱装
置の発熱源として利用されている。
と、抵抗値が急激に増大して電流を絞り、自己の
発熱温度を自動的に制御する自己温度制御機能を
有し、温度制御回路等を必要とすることのない定
温発熱体として動作することから、各種の発熱装
置の発熱源として利用されている。
この種の正特性サーミスタ装置としては、用途
に応じて、種々の構造のものが提案されている
が、冷凍機のフロンガスを加熱するコンプレツサ
用ヒータ等の発熱装置として使用する場合には、
熱伝導性、耐熱性が良好であることの他に、フロ
ンガスによるコンプレツサの温度変化及びフロン
ガス漏洩等に伴う外部雰囲気の変化に対する安定
性が高く、コンプレツサの振動等に対しても強い
構造の正特性サーミスタ装置が要求される。その
ような正特性サーミスタ装置の従来例としては、
実開昭59−144904号公報に記載された技術があ
る。この従来技術においては、金属からなるバネ
電極板に設けたバネ部を間に挟んで、2枚の板状
の正特性サーミスタ素子を熱伝導性の良好な材料
からなる一端開口状の磁器ケース内に挿入し、該
磁器ケースの一端開口を絶縁性を有するフタ部材
で閉塞するとともに、磁器ケーの一端開口をシー
リング材でシールし、2枚の正特性サーミスタ素
子を磁器ケース内に密封してあつた。正特性サー
ミスタ素子には電極板板を非接着状態で重ね合
せ、この電極板板にリード線を接続してある。
に応じて、種々の構造のものが提案されている
が、冷凍機のフロンガスを加熱するコンプレツサ
用ヒータ等の発熱装置として使用する場合には、
熱伝導性、耐熱性が良好であることの他に、フロ
ンガスによるコンプレツサの温度変化及びフロン
ガス漏洩等に伴う外部雰囲気の変化に対する安定
性が高く、コンプレツサの振動等に対しても強い
構造の正特性サーミスタ装置が要求される。その
ような正特性サーミスタ装置の従来例としては、
実開昭59−144904号公報に記載された技術があ
る。この従来技術においては、金属からなるバネ
電極板に設けたバネ部を間に挟んで、2枚の板状
の正特性サーミスタ素子を熱伝導性の良好な材料
からなる一端開口状の磁器ケース内に挿入し、該
磁器ケースの一端開口を絶縁性を有するフタ部材
で閉塞するとともに、磁器ケーの一端開口をシー
リング材でシールし、2枚の正特性サーミスタ素
子を磁器ケース内に密封してあつた。正特性サー
ミスタ素子には電極板板を非接着状態で重ね合
せ、この電極板板にリード線を接続してある。
〈考案が解決しようとする課題〉
しかしながら、上述した従来技術において、電
極板板は正特性サーミスタ素子の電極に接着され
ていないので、電極板板の位置ズレや、抜け等の
問題を生じ易い。
極板板は正特性サーミスタ素子の電極に接着され
ていないので、電極板板の位置ズレや、抜け等の
問題を生じ易い。
しかも、リード線は、バネ性のない電極板板に
接続されているから、リード線断線等を生じ易い
という問題点もあつた。
接続されているから、リード線断線等を生じ易い
という問題点もあつた。
そこで、本考案の課題は、上述する従来技術の
問題点を解決し、電極に対するリード導体の接続
強度が大きく、電極に対する電流集中を回避で
き、電極板の位置ズレや、抜け等の問題を生じる
ことがなく、リード線断線や電極板剥離等が生じ
にくく、しかも、熱伝導性、耐熱性が良好で、温
度変化及びフロンガス漏洩等に伴う外部雰囲気の
変化に対する安定性が高く、振動等に対しても強
い構造を持ち、冷凍機のフロンガスを加熱するコ
ンプレツサ用ヒータ等の発熱装置として好適な正
特性サーミスタ装置を提供することである。
問題点を解決し、電極に対するリード導体の接続
強度が大きく、電極に対する電流集中を回避で
き、電極板の位置ズレや、抜け等の問題を生じる
ことがなく、リード線断線や電極板剥離等が生じ
にくく、しかも、熱伝導性、耐熱性が良好で、温
度変化及びフロンガス漏洩等に伴う外部雰囲気の
変化に対する安定性が高く、振動等に対しても強
い構造を持ち、冷凍機のフロンガスを加熱するコ
ンプレツサ用ヒータ等の発熱装置として好適な正
特性サーミスタ装置を提供することである。
〈課題を解決するための手段〉
上述した課題解決のため、本考案に係る正特性
サーミスタ装置は、正特性サーミスタと、一対の
電極板と、リード線と、前記正特性サーミスタを
収納する溝を有する磁器ケースと、前記溝の前記
開口部に充填された封止材とを備える正特性サー
ミスタ装置であつて、 前記正特性サーミスタは、相対する両面に電極
を有する板状であつて、外周面と前記溝の内周面
との間に隙間が残るようにして、前記溝内に挿入
されており、 前記隙間には、熱伝導性の良好な充填材が充填
されており、 前記電極板は、接続部と端子部とを有してお
り、 前記接続部は、間隔を隔てて対向する側片と、
前記側片の少なくとも一端側において前記側片間
に連なる連結片とを有していて、前記側片及び前
記連結片は前記電極面上に面接着されており、 前記端子部は、一端が前記間隔内において前記
連結片に連続し、他端側が自由端となつていて、
前記電極面から遠ざかる方向に立ち上がり、前記
電極面と平行する方向に折曲げられており、 前記溝の開口部は、前記正特性サーミスタを収
納している前記溝よりも大きくなつていて、前記
端子部は前記開口部内に配置されており、 前記リード線は、前記端子部に接続されている
こと を特徴とする。
サーミスタ装置は、正特性サーミスタと、一対の
電極板と、リード線と、前記正特性サーミスタを
収納する溝を有する磁器ケースと、前記溝の前記
開口部に充填された封止材とを備える正特性サー
ミスタ装置であつて、 前記正特性サーミスタは、相対する両面に電極
を有する板状であつて、外周面と前記溝の内周面
との間に隙間が残るようにして、前記溝内に挿入
されており、 前記隙間には、熱伝導性の良好な充填材が充填
されており、 前記電極板は、接続部と端子部とを有してお
り、 前記接続部は、間隔を隔てて対向する側片と、
前記側片の少なくとも一端側において前記側片間
に連なる連結片とを有していて、前記側片及び前
記連結片は前記電極面上に面接着されており、 前記端子部は、一端が前記間隔内において前記
連結片に連続し、他端側が自由端となつていて、
前記電極面から遠ざかる方向に立ち上がり、前記
電極面と平行する方向に折曲げられており、 前記溝の開口部は、前記正特性サーミスタを収
納している前記溝よりも大きくなつていて、前記
端子部は前記開口部内に配置されており、 前記リード線は、前記端子部に接続されている
こと を特徴とする。
〈作用〉
正特性サーミスタは、相対する両面に電極を有
する板状であつて、外周面と溝の内周面との間に
隙間が残るようにして、溝内に挿入されているの
で、隙間による余裕を確保して、正特性サーミス
タを簡単、かつ、確実に溝内に挿入し、所定位置
に確実に位置決めできる。
する板状であつて、外周面と溝の内周面との間に
隙間が残るようにして、溝内に挿入されているの
で、隙間による余裕を確保して、正特性サーミス
タを簡単、かつ、確実に溝内に挿入し、所定位置
に確実に位置決めできる。
正特性サーミスタの外周面と溝の内面との間に
形成される隙間には、熱伝導性の良好な充填材を
充填してあるので、組立の容易化及び位置決めの
確実化のために設けた隙間による熱伝導率の低下
を回避し、正特性サーミスタに発生した熱を磁器
ケースに効率良く伝達すると共に、正特性サーミ
スタの揺動を充填材によつて抑制し、振動等に対
しても強い構造を持ち、冷凍機のフロンガスを加
熱するコンプレツサ用ヒータ等の発熱装置として
好適な正特性サーミスタ装置が得られる。
形成される隙間には、熱伝導性の良好な充填材を
充填してあるので、組立の容易化及び位置決めの
確実化のために設けた隙間による熱伝導率の低下
を回避し、正特性サーミスタに発生した熱を磁器
ケースに効率良く伝達すると共に、正特性サーミ
スタの揺動を充填材によつて抑制し、振動等に対
しても強い構造を持ち、冷凍機のフロンガスを加
熱するコンプレツサ用ヒータ等の発熱装置として
好適な正特性サーミスタ装置が得られる。
上記の充填材に加えて、溝の開口部に封止材を
充填して封止したから、フロンガス漏洩等に伴う
外部雰囲気の変化に対する安定性が高く、振動等
に対しても強い構造を持ち、冷凍機のフロンガス
を加熱するコンプレツサ用ヒータ等の発熱装置と
して好適な正特性サーミスタ装置が得られる。
充填して封止したから、フロンガス漏洩等に伴う
外部雰囲気の変化に対する安定性が高く、振動等
に対しても強い構造を持ち、冷凍機のフロンガス
を加熱するコンプレツサ用ヒータ等の発熱装置と
して好適な正特性サーミスタ装置が得られる。
電極板は接続部を有しており、接続部は、間隔
を隔てて対向する側片と、側片の少なくとも一端
側において側片間に連なる連結片とを有してい
て、側片及び連結片は電極面上に面接着されてい
るから、側片間の前記間隔を、少なくとも3方向
から囲むようにして、電極に面接着される。
を隔てて対向する側片と、側片の少なくとも一端
側において側片間に連なる連結片とを有してい
て、側片及び連結片は電極面上に面接着されてい
るから、側片間の前記間隔を、少なくとも3方向
から囲むようにして、電極に面接着される。
このような接着構造の接続部に対して、端子部
は、一端が接続部の側片間に形成された間隔内に
おいて、側片間に位置する連結片に連続している
ので、接続部と端子部との連結部分は、前記間隔
を少なくとも3方向から囲むように配置される接
着領域の中間部に位置するようになる。このた
め、端子部に加わる外力に対する接着抵抗力が極
めて大きくなる。
は、一端が接続部の側片間に形成された間隔内に
おいて、側片間に位置する連結片に連続している
ので、接続部と端子部との連結部分は、前記間隔
を少なくとも3方向から囲むように配置される接
着領域の中間部に位置するようになる。このた
め、端子部に加わる外力に対する接着抵抗力が極
めて大きくなる。
しかも、端子部は、電極面から遠ざかる方向に
立ち上がり、電極面と平行する方向に折曲げられ
ているので、端子部に加わる外力が、折曲げ部分
のクツシヨン性によつて吸収され、接続部へ伝わ
る力が小さくなる。
立ち上がり、電極面と平行する方向に折曲げられ
ているので、端子部に加わる外力が、折曲げ部分
のクツシヨン性によつて吸収され、接続部へ伝わ
る力が小さくなる。
上述の接続部における接着抵抗力の増大と、端
子部のクツシヨン作用に基づく外力吸収作用とに
より、電極及び接着剤と電極板の接続部との間に
発生すべき亀裂及び剥離が効果的に防止される。
子部のクツシヨン作用に基づく外力吸収作用とに
より、電極及び接着剤と電極板の接続部との間に
発生すべき亀裂及び剥離が効果的に防止される。
更に、電極板は正特性サーミスタの電極に接着
されているので、電極板の位置ズレや、抜け等の
問題を生じることのない高信頼度の正特性サーミ
スタ装置が提供できる。
されているので、電極板の位置ズレや、抜け等の
問題を生じることのない高信頼度の正特性サーミ
スタ装置が提供できる。
〈実施例〉
第1図は本考案に係る正特性サーミスタ装置の
正面部分断面図、第2図は正特性サーミスタと電
極板との組立構造を示す平面図、第3図は第2図
A1−A1線上における断面図である。図において、
1は正特性サーミスタ、2,3は電極板、4,5
はリード線、6は磁器ケースである。正特性サー
ミスタ1は円板または各板状等の平板状に形成さ
れた正特性サーミスタ素体101の厚み方向の両
面に、オーム性接触となる電極102及び103
を形成すると共に、これらの電極102,103
のそれぞれに金属材料で成る電極板2,3を、導
電性接着剤によつて接着固定し、更にこの電極板
2,3の端子部21,31にリード線4,5の芯
線41,51を接続固定した構造となつている。
正面部分断面図、第2図は正特性サーミスタと電
極板との組立構造を示す平面図、第3図は第2図
A1−A1線上における断面図である。図において、
1は正特性サーミスタ、2,3は電極板、4,5
はリード線、6は磁器ケースである。正特性サー
ミスタ1は円板または各板状等の平板状に形成さ
れた正特性サーミスタ素体101の厚み方向の両
面に、オーム性接触となる電極102及び103
を形成すると共に、これらの電極102,103
のそれぞれに金属材料で成る電極板2,3を、導
電性接着剤によつて接着固定し、更にこの電極板
2,3の端子部21,31にリード線4,5の芯
線41,51を接続固定した構造となつている。
上述のように、正特性サーミスタ1の電極10
2,103に金属板でなる電極板2,3が接着さ
れているので、リード線4,5を直接に正特性サ
ーミスタ1の電極102、103に半田付け等す
る場合と異なつて、電極102,103に対する
リード導体の接続強度が増大すると共に、電極1
02,103に対する電流集中を回避できる。ま
た、電極板2,3は正特性サーミスタ1の電極1
02,103に接着されているので、電極板2,
3の位置ズレや、抜け等の問題を生じることのな
い高信頼度の正特性サーミスタ装置が提供でき
る。
2,103に金属板でなる電極板2,3が接着さ
れているので、リード線4,5を直接に正特性サ
ーミスタ1の電極102、103に半田付け等す
る場合と異なつて、電極102,103に対する
リード導体の接続強度が増大すると共に、電極1
02,103に対する電流集中を回避できる。ま
た、電極板2,3は正特性サーミスタ1の電極1
02,103に接着されているので、電極板2,
3の位置ズレや、抜け等の問題を生じることのな
い高信頼度の正特性サーミスタ装置が提供でき
る。
電極板2は接続部22〜24と端子部21とを
有しており、電極板3は接続部32〜34と端子
部31とを有している。
有しており、電極板3は接続部32〜34と端子
部31とを有している。
電極板2の接続部22〜24は、長さl1の間隔
d1を隔てて対向する少なくとも2つの側片22,
23と、これらの側片22,23の少なくとも一
端側において、側片22−23間に連なる連結片
24とを有している。側片22,23及び連結片
24は、電極2の面上に導電性接着剤によつて面
接着されている。電極板3の接続部32〜34も
同様の構成である。
d1を隔てて対向する少なくとも2つの側片22,
23と、これらの側片22,23の少なくとも一
端側において、側片22−23間に連なる連結片
24とを有している。側片22,23及び連結片
24は、電極2の面上に導電性接着剤によつて面
接着されている。電極板3の接続部32〜34も
同様の構成である。
従つて、電極板2は、長さl1の間隔d1を側片2
2,23及び連結片24によつて3方向から囲む
ようにして、電極2に面接着される。電極板3も
間隔d1を側片32,33及び連結片34によつて
3方向から囲むようにして、電極3に導電性接着
剤によつて面接着される。
2,23及び連結片24によつて3方向から囲む
ようにして、電極2に面接着される。電極板3も
間隔d1を側片32,33及び連結片34によつて
3方向から囲むようにして、電極3に導電性接着
剤によつて面接着される。
端子部21,31は、一端が間隔d1の内部にお
いて連結片24,34に連続している。端子部2
1,31の他端側は自由端となつている。従つ
て、端子部21,31は、一端が接続部の2側片
22−23,32−33間に形成された間隔d1内
において、連結片24,34に連続しているの
で、接続部と端子部21,31との連結部分は、
間隔d1を少なくとも3方向から囲むようにして、
電極2,3に面接着されている接続部の接着領域
の中間部に位置するようになる。このため、端子
部21,31に加わる外力f(第2図参照)に対
する接着抵抗力が極めて大きくなる。
いて連結片24,34に連続している。端子部2
1,31の他端側は自由端となつている。従つ
て、端子部21,31は、一端が接続部の2側片
22−23,32−33間に形成された間隔d1内
において、連結片24,34に連続しているの
で、接続部と端子部21,31との連結部分は、
間隔d1を少なくとも3方向から囲むようにして、
電極2,3に面接着されている接続部の接着領域
の中間部に位置するようになる。このため、端子
部21,31に加わる外力f(第2図参照)に対
する接着抵抗力が極めて大きくなる。
端子部21,31は、連結片24,34に連続
する一端側と、自由端となる他端側との間におい
て、電極2,3の面から遠ざかる方向に立ち上が
る立ち上り部25,35を有し、更に、電極2,
3の面と平行する方向に折曲げられている。端子
部21,31に加わる外力fは、端子部21,3
1の折曲げ部分のクツシヨン性によつて吸収さ
れ、接続部22〜24,32〜34へ伝わる力が
小さくなる。
する一端側と、自由端となる他端側との間におい
て、電極2,3の面から遠ざかる方向に立ち上が
る立ち上り部25,35を有し、更に、電極2,
3の面と平行する方向に折曲げられている。端子
部21,31に加わる外力fは、端子部21,3
1の折曲げ部分のクツシヨン性によつて吸収さ
れ、接続部22〜24,32〜34へ伝わる力が
小さくなる。
上述の接続部22〜24,32〜34における
接着抵抗力の増大と、端子部21,31のクツシ
ヨン作用に基づく外力吸収作用により、電極2,
3及び接着剤と電極板2,5の接続部22〜2
4,32〜34との間に発生すべき亀裂及び剥離
が効果的に防止される。
接着抵抗力の増大と、端子部21,31のクツシ
ヨン作用に基づく外力吸収作用により、電極2,
3及び接着剤と電極板2,5の接続部22〜2
4,32〜34との間に発生すべき亀裂及び剥離
が効果的に防止される。
磁器ケース6は例えばアルミナ磁器等の熱伝導
性の良好な磁器材料で形成されていて、その厚み
方向の略中間部に、正特性サーミスタ1を収納す
る袋状の溝7を設けた構造となつている。溝7の
後端側は広幅の開口部71となつており、正特性
サーミスタ1の先端部を、開口部71を通して溝
7の内部に収納し、電極板2,3の立上り部分
を、溝7と開口部71とを区画する段面72の付
近に位置させて位置決めする。この場合、電極板
2,3とリード線4,5の接続位置及び絶縁被覆
42,32の一端が、開口部71内に位置するよ
うな関係で収納する。
性の良好な磁器材料で形成されていて、その厚み
方向の略中間部に、正特性サーミスタ1を収納す
る袋状の溝7を設けた構造となつている。溝7の
後端側は広幅の開口部71となつており、正特性
サーミスタ1の先端部を、開口部71を通して溝
7の内部に収納し、電極板2,3の立上り部分
を、溝7と開口部71とを区画する段面72の付
近に位置させて位置決めする。この場合、電極板
2,3とリード線4,5の接続位置及び絶縁被覆
42,32の一端が、開口部71内に位置するよ
うな関係で収納する。
正特性サーミスタ1の外周面と溝7の内周面と
の間に発生した隙間には、充填材8を充填する。
この充填材8により、組立の容易化及び位置決め
の確実化のために設けた隙間による熱伝導率の低
下を回避し、正特性サーミスタ1に発生した熱を
磁器ケース6に効率良く伝達すると共に、正特性
サーミスタ1の揺動を充填材8によつて抑制し、
振動等に対しても強い構造を持ち、冷凍機のフロ
ンガスを加熱するコンプレツサ用ヒータ等の発熱
装置として好適な正特性サーミスタ装置が得られ
る。充填材8は、耐熱性シリコーン樹脂接着材等
のように、熱伝導性の良好な耐熱性接着材によつ
て構成し、溝7から開口部71の一部に達するよ
うに充填するのが望ましい。
の間に発生した隙間には、充填材8を充填する。
この充填材8により、組立の容易化及び位置決め
の確実化のために設けた隙間による熱伝導率の低
下を回避し、正特性サーミスタ1に発生した熱を
磁器ケース6に効率良く伝達すると共に、正特性
サーミスタ1の揺動を充填材8によつて抑制し、
振動等に対しても強い構造を持ち、冷凍機のフロ
ンガスを加熱するコンプレツサ用ヒータ等の発熱
装置として好適な正特性サーミスタ装置が得られ
る。充填材8は、耐熱性シリコーン樹脂接着材等
のように、熱伝導性の良好な耐熱性接着材によつ
て構成し、溝7から開口部71の一部に達するよ
うに充填するのが望ましい。
更に、充填材8の充填されていない開口部71
の残り部分には、封止材9を充填して封止する。
封止材9としては耐熱性シリコーン樹脂接着材が
適当であり、磁器ケース6及びリード線4,5の
絶縁被覆42,32に対する密着性の良好なもの
を選択使用する。このように、溝7の開口部71
に、磁器ケース6及びリード線4,5に対する密
着性の良好な封止材9を充填して封止してあるか
ら、正特性サーミスタ1に発生した熱が、熱伝導
性の良好な充填材8を通して効率良く磁器ケース
6に伝達されるので、熱伝導性が良好である。し
かも耐熱性の高い磁器ケース6を使用しているの
で、耐熱性が高い。
の残り部分には、封止材9を充填して封止する。
封止材9としては耐熱性シリコーン樹脂接着材が
適当であり、磁器ケース6及びリード線4,5の
絶縁被覆42,32に対する密着性の良好なもの
を選択使用する。このように、溝7の開口部71
に、磁器ケース6及びリード線4,5に対する密
着性の良好な封止材9を充填して封止してあるか
ら、正特性サーミスタ1に発生した熱が、熱伝導
性の良好な充填材8を通して効率良く磁器ケース
6に伝達されるので、熱伝導性が良好である。し
かも耐熱性の高い磁器ケース6を使用しているの
で、耐熱性が高い。
更に、正特性サーミスタ1を熱膨張係数の近似
した磁器ケース6内に収納し、収納隙間に充填材
8を充填する構造であるから、温度変化に伴なう
熱的ストレスに対して安定である。
した磁器ケース6内に収納し、収納隙間に充填材
8を充填する構造であるから、温度変化に伴なう
熱的ストレスに対して安定である。
また、正特性サーミスタ1を収納している溝7
の開口部71を、磁器ケース6及びリード線4,
5に対する密着性の良好な封止材9で封止してあ
るので、正特性サーミスタ1が外部雰囲気から完
全に遮断される。このため、フロンガス漏洩等に
伴う外部雰囲気の変化に対する安定性が高くな
る。正特性サーミスタ1を充填材8、封止材9等
によつて磁器ケース6内に封止したモノリシツク
な構造となるので、振動等に対しても強い構造と
なる。
の開口部71を、磁器ケース6及びリード線4,
5に対する密着性の良好な封止材9で封止してあ
るので、正特性サーミスタ1が外部雰囲気から完
全に遮断される。このため、フロンガス漏洩等に
伴う外部雰囲気の変化に対する安定性が高くな
る。正特性サーミスタ1を充填材8、封止材9等
によつて磁器ケース6内に封止したモノリシツク
な構造となるので、振動等に対しても強い構造と
なる。
これにより、冷凍機のフロンガスを加熱するコ
ンプレツサ用ヒータ等の発熱装置として好適な正
特性サーミスタ装置が得られる。
ンプレツサ用ヒータ等の発熱装置として好適な正
特性サーミスタ装置が得られる。
〈考案の効果〉
以上述べたように、本考案によれば、次によう
な効果が得られる。
な効果が得られる。
(a) 正特性サーミスタは、相対する両面に電極を
有する板状であつて、外周面と前記溝の内周面
との間に隙間が残るようにして、溝内に挿入さ
れているので、正特性サーミスタを簡単、か
つ、確実に溝内に挿入し、所定位置に確実に位
置決めし得る正特性サーミスタ装置を提供でき
る。
有する板状であつて、外周面と前記溝の内周面
との間に隙間が残るようにして、溝内に挿入さ
れているので、正特性サーミスタを簡単、か
つ、確実に溝内に挿入し、所定位置に確実に位
置決めし得る正特性サーミスタ装置を提供でき
る。
(b) 正特性サーミスタの外周面と溝の内面との間
に形成される隙間には、熱伝導性の良好な充填
材を充填してあるので、組立の容易化及び位置
決めの確実化のために設けた隙間による熱伝導
率の低下を回避し、正特性サーミスタに発生し
た熱を磁器ケースに効率良く伝達すると共に、
正特性サーミスタの揺動を充填材によつて抑制
し、振動等に対しても強い構造を持ち、冷凍機
のフロンガスを加熱するコンプレツサ用ヒータ
等の発熱装置として好適な正特性サーミスタ装
置を提供できる。
に形成される隙間には、熱伝導性の良好な充填
材を充填してあるので、組立の容易化及び位置
決めの確実化のために設けた隙間による熱伝導
率の低下を回避し、正特性サーミスタに発生し
た熱を磁器ケースに効率良く伝達すると共に、
正特性サーミスタの揺動を充填材によつて抑制
し、振動等に対しても強い構造を持ち、冷凍機
のフロンガスを加熱するコンプレツサ用ヒータ
等の発熱装置として好適な正特性サーミスタ装
置を提供できる。
(c) 溝の開口部に封止材を充填して封止したか
ら、フロンガス漏洩等に伴う外部雰囲気の変化
に対する安定性が高く、振動等に対しても強い
構造を持ち、冷凍機のフロンガスを加熱するコ
ンプレツサ用ヒータ等の発熱装置として好適な
正特性サーミスタ装置を提供できる。
ら、フロンガス漏洩等に伴う外部雰囲気の変化
に対する安定性が高く、振動等に対しても強い
構造を持ち、冷凍機のフロンガスを加熱するコ
ンプレツサ用ヒータ等の発熱装置として好適な
正特性サーミスタ装置を提供できる。
(d) 電極板を構成する接続部は、間隔を隔てて対
向する側片と、これらの側片の少なくとも一端
側において側片間に連なる連結片とを有してい
て、側片及び連結片は、電極面上に面接着され
ており、電極板を構成する端子部は、一端が側
片間の間隔内において連結片に連続し、他端側
が自由端となつていて、電極面から遠ざかる方
向に立ち上がり、電極面と平行する方向に折曲
げられているので、接続部における接着抵抗力
の増大と、端子部のクツシヨン作用に基づく外
力吸収作用とにより、電極及び接着剤と電極板
の接続部との間に発生すべき亀裂及び剥離を確
実に防止し得る高信頼度の正特性サーミスタ装
置を提供できる。
向する側片と、これらの側片の少なくとも一端
側において側片間に連なる連結片とを有してい
て、側片及び連結片は、電極面上に面接着され
ており、電極板を構成する端子部は、一端が側
片間の間隔内において連結片に連続し、他端側
が自由端となつていて、電極面から遠ざかる方
向に立ち上がり、電極面と平行する方向に折曲
げられているので、接続部における接着抵抗力
の増大と、端子部のクツシヨン作用に基づく外
力吸収作用とにより、電極及び接着剤と電極板
の接続部との間に発生すべき亀裂及び剥離を確
実に防止し得る高信頼度の正特性サーミスタ装
置を提供できる。
(e) リード線は端子部に接続されているので、リ
ード線断線や電極板剥離等の生じにくい高信頼
度の正特性サーミスタ装置を提供できる。
ード線断線や電極板剥離等の生じにくい高信頼
度の正特性サーミスタ装置を提供できる。
第1図は本考案に係る正特性サーミスタ装置の
正面部分断面図、第2図は正特性サーミスタと電
極板との組立構造を示す平面図、第3図は第2図
A1−A1線上における断面図である。 1……正特性サーミスタ、2,3……電極板、
2,5……リード線、6……磁器ケース、7……
溝、71……開口部、8……充填材、9……封止
材、21,31……端子部、22〜24、32〜
34……接続部。
正面部分断面図、第2図は正特性サーミスタと電
極板との組立構造を示す平面図、第3図は第2図
A1−A1線上における断面図である。 1……正特性サーミスタ、2,3……電極板、
2,5……リード線、6……磁器ケース、7……
溝、71……開口部、8……充填材、9……封止
材、21,31……端子部、22〜24、32〜
34……接続部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 正特性サーミスタと、一対の電極板と、リー
ド線と、前記正特性サーミスタを収納する溝を
有する磁器ケースと、前記溝の前記開口部に充
填された封止材とを備える正特性サーミスタ装
置であつて、 前記正特性サーミスタは、相対する両面に電
極を有する板状であつて、外周面と前記溝の内
周面との間に隙間が残るようにして、前記溝内
に挿入されており、 前記隙間には、熱伝導性の良好な充填材が充
填されており、 前記電極板は、接続部と端子部とを有してお
り、 前記接続部は、間隔を隔てて対向する側片
と、前記側片の少なくとも一端側において前記
側片間に連なる連結片とを有していて、前記側
片及び前記連結片は前記電極面上に面接着され
ており、 前記端子部は、一端が前記間隔内において前
記連結片に連続し、他端側が自由端となつてい
て、前記電極面から遠ざかる方向に立ち上が
り、前記電極面と平行する方向に折曲げられて
おり、 前記溝の開口部は、前記正特性サーミスタを
収納している前記溝よりも大きくなつていて、
前記端子部は前記開口部内に配置されており、 前記リード線は、前記端子部に接続されてい
ること を特徴とする正特性サーミスタ装置。 (2) 前記磁器ケースは、アルミナ磁器で成ること
を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項に
記載の正特性サーミスタ装置。 (3) 前記充填材及び前記封止材は、耐熱性シリコ
ーン接着材で成ることを特徴とする実用新案登
録請求の範囲第1項または第2項に記載の正特
性サーミスタ装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984144904U JPH039284Y2 (ja) | 1984-09-25 | 1984-09-25 | |
US06/779,687 US4644316A (en) | 1984-09-25 | 1985-09-24 | Positive temperature coefficient thermistor device |
CA000491500A CA1244144A (en) | 1984-09-25 | 1985-09-25 | Positive temperature coefficient thermistor device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984144904U JPH039284Y2 (ja) | 1984-09-25 | 1984-09-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6159303U JPS6159303U (ja) | 1986-04-21 |
JPH039284Y2 true JPH039284Y2 (ja) | 1991-03-08 |
Family
ID=15373006
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984144904U Expired JPH039284Y2 (ja) | 1984-09-25 | 1984-09-25 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4644316A (ja) |
JP (1) | JPH039284Y2 (ja) |
CA (1) | CA1244144A (ja) |
Families Citing this family (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0243602B1 (de) * | 1986-04-23 | 1989-12-20 | Siemens Aktiengesellschaft | Elektrisches Bauelement mit hoher Festigkeit bei Beanspruchung durch Temperaturwechsel und durch Stossströme, insbesondere ein Varistor |
FR2687006B1 (fr) * | 1992-01-30 | 1994-03-18 | Gec Alsthom Sa | Resistance de puissance disposee a l'exterieur d'un coffre. |
US5367282A (en) * | 1992-07-21 | 1994-11-22 | Texas Instruments Incorporated | Electric motor protector sensor |
DE29611148U1 (de) * | 1996-06-26 | 1997-07-24 | Scharfenbergkupplung Gmbh, 38239 Salzgitter | Elektrische Heizung für Mittelpufferkupplungen |
US6965732B2 (en) | 2000-08-22 | 2005-11-15 | A.T.C.T. Advanced Thermal Chips Technologies Ltd. | Liquid heating method and apparatus particularly useful for vaporizing a liquid condensate from cooling devices |
JP4430422B2 (ja) * | 2004-02-06 | 2010-03-10 | 株式会社日立製作所 | 温度センサ |
TWI312602B (en) * | 2006-02-09 | 2009-07-21 | Energetic Technology Co | Varistor and method for producing the same |
CN104040648B (zh) * | 2012-01-20 | 2017-02-22 | 斯玛特电子公司 | 陶瓷散热构造的电路保护用元件及其制造方法 |
TWI547034B (zh) * | 2014-07-11 | 2016-08-21 | 台達電子工業股份有限公司 | 電連接器及其溫度偵測機構 |
JP2016029357A (ja) * | 2014-07-24 | 2016-03-03 | 株式会社デンソー | 温度センサ |
KR102627052B1 (ko) * | 2019-09-12 | 2024-01-19 | 스마트전자 주식회사 | 회로 보호 장치 |
KR102265512B1 (ko) * | 2019-09-23 | 2021-06-16 | 스마트전자 주식회사 | 회로 보호 장치 |
US11798743B2 (en) * | 2020-05-28 | 2023-10-24 | Tdk Corporation | Electronic device |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5718285B2 (ja) * | 1973-05-19 | 1982-04-15 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL7504083A (nl) * | 1975-04-07 | 1976-10-11 | Philips Nv | Zelfregelend verwarmingselement. |
US4086467A (en) * | 1976-07-19 | 1978-04-25 | Texas Instruments Incorporated | Electronic heater for high voltage applications |
US4091267A (en) * | 1976-07-19 | 1978-05-23 | Texas Instruments Incorporated | Self-regulating electric heater |
DE2948592C2 (de) * | 1979-12-03 | 1990-05-10 | Fritz Eichenauer GmbH & Co KG, 6744 Kandel | Elektrisches Widerstandsheizelement |
JPS6239595Y2 (ja) * | 1980-07-04 | 1987-10-08 | ||
US4447799A (en) * | 1981-01-30 | 1984-05-08 | General Electric Company | High temperature thermistor and method of assembling the same |
-
1984
- 1984-09-25 JP JP1984144904U patent/JPH039284Y2/ja not_active Expired
-
1985
- 1985-09-24 US US06/779,687 patent/US4644316A/en not_active Expired - Lifetime
- 1985-09-25 CA CA000491500A patent/CA1244144A/en not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5718285B2 (ja) * | 1973-05-19 | 1982-04-15 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6159303U (ja) | 1986-04-21 |
CA1244144A (en) | 1988-11-01 |
US4644316A (en) | 1987-02-17 |
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