JP2001297904A - 温度ヒューズ内蔵型バリスタ - Google Patents

温度ヒューズ内蔵型バリスタ

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JP2001297904A
JP2001297904A JP2000110267A JP2000110267A JP2001297904A JP 2001297904 A JP2001297904 A JP 2001297904A JP 2000110267 A JP2000110267 A JP 2000110267A JP 2000110267 A JP2000110267 A JP 2000110267A JP 2001297904 A JP2001297904 A JP 2001297904A
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thermal fuse
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conductive plate
terminal
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JP2000110267A
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English (en)
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Hidefumi Sasaki
英文 佐々木
Takashi Igarashi
賞 五十嵐
Hiroshi Ishibashi
啓 石橋
Masaaki Sato
正明 佐藤
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源側からの過大なサージ電圧印加に対し、
バリスタ機能を低下することの無い安全性に優れ高い信
頼性を有する温度ヒューズ内蔵型バリスタを提供するこ
とを目的とするものである。 【解決手段】 絶縁ケース1にバリスタ素子9と、この
バリスタ素子9の両面に接続して設けられた一対の導電
板12、13と、前記一対の導電板の一方12に接続し
て設けられた第一の端子26と、前記他方の導電板13
に接続して設けられた第二の端子27と、前記他方の導
電板13と密着させてこの他方の導電板13と接続して
設けられた温度ヒューズ31と、前記温度ヒューズ31
に接続して設けられた第三の端子25で構成したもので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はバリスタを応用した
各種電子機器及び電気設備を雷サージや開閉サージ等の
ノイズから保護する温度ヒューズ内蔵型バリスタに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図9は従来のバリスタの外観斜視図、図
10は同バリスタの断面図、図11は同バリスタの電気
回路図である。
【0003】図9〜図11において、51は貫通孔52
を形成した絶縁ケースであり、この貫通孔52の内部に
は、両面に電極54、55を形成したバリスタ素子53
が一対の導電板56、57と接続され、この導電板5
6、57の外形に突き出した突片58、59と端子6
0、61と接続して収納されている。また、前記貫通孔
52の一方の端面は遮蔽板62で遮蔽され、この遮蔽板
62に形成された貫通孔を通じて前記端子60、61の
端末が絶縁ケース51の外方へ引出された構成を有する
ものである。
【0004】以上のように構成された従来のバリスタに
ついて、以下にその製造方法を説明する。
【0005】まず、バリスタ素子53の両面にAgなど
の電極ペーストを印刷して焼き付けて一対の電極54、
55を形成し、次にこの電極54、55と前記導電板5
6、57とを密着させてこの密着面を導電性ペーストや
接着剤等で接合する。次に前記遮蔽板62に形成した貫
通孔に端子60、61を挿入しこの遮蔽板62に突き出
した端子60、61の端末と前記導電板56、57の外
形に突き出した突片58、59と半田付けを行い、前記
絶縁ケース51の貫通孔52の内部にバリスタ素子53
と、一対の導電板56、57を収納し前記遮蔽板62で
貫通孔52の一端を遮蔽して接合しバリスタを完成す
る。以上のように完成したバリスタは図11に示す回路
構成を有し、バリスタ素子53を電子機器側と電源側の
間に側に接続し、電源側で発生したサージ電圧を吸収し
て電子機器側の回路を保護するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この従来のバリスタに
おいては、電源回路側より電子機器の定格を超える過大
サージ電圧が侵入した時に、バリスタ素子53の電極5
4、55間に前記サージ電圧を吸収する電流が流れて電
子機器の信号回路を保護するが、このとき、前記バリス
タ素子53は過大なサージ電流により異常に発熱してバ
リスタ機能を損するという問題点を有していた。
【0007】本発明は前記従来の問題点を解決するもの
で、電源回路側より過大なサージ電圧が印加された際
に、バリスタ素子53の異常な発熱を防止できる温度ヒ
ューズ内蔵型バリスタを提供することを目的とするもの
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の温度ヒューズ内蔵型バリスタは以下の構成を
有するものである。
【0009】本発明の請求項1に記載の発明は、絶縁ケ
ースと、この絶縁ケースに収納した一対の電極を有する
バリスタ素子と、この一対の電極のそれぞれに接続した
一対の導電板と、前記一対の導電板の一方の導電板に接
続して設けられた第一の端子と、前記他方の導電板に接
続した第二の端子と、この他方の導電板に密着させて一
端をこの他方の導電板と接続した温度ヒューズと、この
温度ヒューズの他端に接続した第三の端子とを有し、前
記第一の端子、第二の端子、第三の端子の一部を前記絶
縁ケースの外部に引き出した温度ヒューズ内蔵型バリス
タの構成としたものであり、これにより、前記第三の端
子と、第一の端子を電子機器の電源回路に、第二の端子
と第一の端子を電子機器の信号回路に接続し、電源回路
から電子機器の定格を超える異常なサージ電圧が侵入し
た場合にはこの異常なサージ電圧を吸収して電子機器の
信号回路を保護するとともに、このバリスタ素子に流れ
る過大なサージ電流により異常な発熱が生じる場合には
前記温度ヒューズにより回路が遮断されてこのバリスタ
素子の異常発熱を防止でき、バリスタ素子のサージ吸収
機能を保護できるという作用効果が得られる。
【0010】本発明の請求項2に記載の発明は、他方の
導電板の一部に温度ヒューズの外形状に折り曲げた曲げ
部を形成し、この曲げ部内に温度ヒューズを挿入してこ
の曲げ部の内面と温度ヒューズの外周面を密着して温度
ヒューズを固定した請求項1に記載の温度ヒューズ内蔵
型バリスタの構成としたものであり、これにより、バリ
スタ素子の発熱が精度良く温度ヒューズに伝達し優れた
熱応答性を有し信頼性の高い温度ヒューズの作動を有す
るという作用効果が得られる。
【0011】本発明の請求項3に記載の発明は、他方の
導電板に舌片状の曲げ部を形成してこの舌片状の曲げ部
とバリスタ素子面の間に温度ヒューズを挟着してこの温
度ヒューズを他方の導電板の上記舌片とバリスタ素子面
に密着固定した請求項1に記載の温度ヒューズ内蔵型バ
リスタの構成としたものであり、これにより、温度ヒュ
ーズを導電板で押さえてバリスタ素子面に密着固定させ
ることができるため、バリスタ素子の発熱に対し、温度
ヒューズが更に高精度で優れた熱応答性を有し、信頼性
の高い温度ヒューズの作動を有するという作用効果が得
られる。
【0012】本発明の請求項4に記載の発明は、温度ヒ
ューズと他方の導電板とを第一の樹脂で接着固定した請
求項1に記載の温度ヒューズ内蔵型バリスタの構成とし
たものであり、これにより、温度ヒューズと導電板とを
固定し、機械的衝撃などにも特性の劣化を防止でき信頼
性の高い温度ヒューズの作動を構成できるという作用効
果が得られる。
【0013】本発明の請求項5に記載の発明は、第一の
樹脂を弾性を有する熱伝導性樹脂とした請求項4に記載
の温度ヒューズ内蔵型バリスタの構成としたものであ
り、熱伝導性樹脂を介してバリスタ素子の発熱を精度良
く温度ヒューズに伝達でき、更に、機械的衝撃が加えら
れた場合にもこの熱伝導性樹脂の弾性により温度ヒュー
ズと導電板との接着部の衝撃を緩和してクラックなどの
損傷を低減でき、信頼性の高い温度ヒューズの作動を有
するという作用効果が得られる。
【0014】本発明の請求項6に記載の発明は、第一の
樹脂より熱伝導性の低い第二の樹脂を絶縁ケースの内部
に充填した請求項5に記載の温度ヒューズ内蔵型バリス
タの構成としたものであり、これにより、温度ヒューズ
の放熱を抑制できるため、バリスタ素子の発熱に対して
一層高精度で優れた熱応答性を有し、信頼性の高い温度
ヒューズの作動を有するという作用効果が得られる。
【0015】本発明の請求項7に記載の発明は、電流ヒ
ューズを他方の導電板と温度ヒューズの間又は温度ヒュ
ーズと第三の端子の間に接続した請求項1に記載の温度
ヒューズ内蔵型バリスタの構成としたものであり、これ
により、過大なサージ電流により電流ヒューズが溶断作
動し、回路が自己遮断機能し機器の信号回路を保護する
と同時にバリスタの異常発熱をも防止できるという作用
効果が得られる。
【0016】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下、実施の形
態1を用いて、本発明の特に請求項1、2に記載の発明
について説明する。
【0017】図1は本発明の実施の形態1における外観
斜視図、図2は同実施の形態1の分解斜視図、図3は同
実施の形態1の要部組立図、図4は同実施の形態1の電
気回路図である。
【0018】図1〜図3において、1はポリカーボネー
トなどの合成樹脂で形成した絶縁ケースであり、上面2
から下面3に至る貫通孔4を形成し、下面3の側壁には
電子機器の筐体に取り付けできるように孔7、8を形成
した取り付けフランジ5、6を形成している。
【0019】9はバリスタ素子であり、両面に銀を焼き
付けて一対の電極10、11を形成しており、この一対
の電極10、11にはそれぞれ銅合金からなりばね性を
有する導電板12、13を密着するように導電性接着剤
で接着固定している(以下、これらの導電板12、13
の内、12を一方の導電板、13を他方の導電板と称
す。)。
【0020】前記一方の導電板12の外形に形成した突
き出し片14の先端に折り曲げた折り曲げ部15を形成
しており、前記他方の導電板13には切断して折り曲げ
た曲げ部16を、この曲げ部16の内径を温度ヒューズ
31の素体32の外径よりわずかに小径で形成し、この
曲げ部16内に前記温度ヒューズ31の素体32を挿入
してこの他方の導電板13の曲げ部16のばね圧により
温度ヒューズ31の素体32を前記他方の導電板13に
密着させて保持し、振動や衝撃にも十分に耐えて、前記
温度ヒューズ31と導電板13の曲げ部16との熱伝達
を損なうことがない。
【0021】前記温度ヒューズ31は熱伝導性の優れた
素体32で形成されて、この両端にリード線33、34
を付設して、一方のリード線33と前記他方の導電板1
3の突き出し片17の先端の折り曲げ部18面に半田付
けして固定されている。
【0022】19はポリカーボネートなどの合成樹脂で
形成された遮蔽板であり、上面と下面に突き出した肉厚
部20、21を形成し、この肉厚部20の上面から肉厚
部21の下面に貫通する孔22、23、24を形成して
いる。
【0023】25、26、27は端子であり、幅小部2
8、29、30を形成して前記遮蔽板19の孔22、2
3、24に挿入しており、遮蔽板19の下面から端部を
突き出して構成している(以下、これらの端子25、2
6、27の内25を第三の端子、26を第一の端子、2
7を第二の端子と称す。)。
【0024】そして、前記第一の端子26の幅小部29
と前記一方の導電板12の折り曲げ部15とを半田付け
して接合し、前記第二の端子27の幅小部30と前記他
方の導電板13の折り曲げ部18と半田付けして接合
し、前記第三の端子25の幅小部28と前記温度ヒュー
ズ31のリード線34と半田付けして接合している。
【0025】このようにバリスタ素子9と一方の導電板
12と他方の導電板13と温度ヒューズ31、遮蔽板1
9、第一の端子26、第二の端子27、第三の端子25
とを接合して、前記絶縁ケース1の貫通孔4に収納して
前記遮蔽板19をこの絶縁ケース1の上面2に重ねて接
着剤で接合する。そして、この絶縁ケース1の下面3が
上方になるように向きを変えてこの貫通孔4にエポキ
シ、またはブタジエンなどの液状樹脂を注入し、その
後、乾燥させて硬化し温度ヒューズ内蔵型バリスタを完
成する。
【0026】このように構成された温度ヒューズ内蔵型
バリスタを、図4の電気回路図に示すように第二の端子
27と第三の端子25を電源側に、第一の端子26と第
二の端子27を電子機器側となるように配線して温度ヒ
ューズ31とバリスタ素子9をこの回路に挿入すること
により、電源側から電子機器の定格を超える異常なサー
ジが侵入した場合、異常なサージ電流によりバリスタ素
子が異常に発熱し、バリスタ機能が破壊される前に、こ
の発熱を温度ヒューズ31に伝達し温度ヒューズ31を
作動させ、電源側と、バリスタ素子9及び電子機器側の
電流を自動的に遮断し回路全体を保護するという安全性
に優れて、信頼性の高いバリスタを提供することが可能
となる。
【0027】(実施の形態2)以下、実施の形態2を用
いて、本発明の請求項3に記載の発明について説明す
る。図5は本発明の実施の形態2における要部を示す断
面図である。
【0028】尚、図5に示す本実施の形態2の温度ヒュ
ーズ内蔵型バリスタは、基本的に図1〜図3に示した温
度ヒューズ内蔵型バリスタと同じ構成であるので、同一
構成部分には同一番号を付して詳細な説明は省略し、こ
こでは特徴とする部分について説明する。
【0029】図5において、35は他方の導電板36の
一部に舌片状に曲げた曲げ部であり、この曲げ部35は
前記温度ヒューズ31の外形に沿って半円状に折り曲げ
て形成し、この曲げ部35と前記バリスタ素子9の間に
前記温度ヒューズ31を挿入して挟着固定した構成とし
たものである。
【0030】以上のように構成された温度ヒューズ内蔵
型バリスタは、温度ヒューズ31の素体32を他方の導
電板36の舌片状の曲げ部35の内面とバリスタ素子9
に密着して固定させることができるために、バリスタ素
子9との熱伝導性が良好となり、温度ヒューズ31の熱
応答性が優れたものとなる。また、温度ヒューズ31を
前記舌片状の曲げ部35で確実に保持することができ
て、振動や衝撃にも十分に耐えて前記温度ヒューズ31
と他方の導電板36の舌片状の曲げ部35、及びバリス
タ素子9との熱伝達を損なうことが無い。
【0031】(実施の形態3)以下、実施の形態3を用
いて本発明の請求項4、5、6に記載の発明について説
明する。図6は本発明の実施の形態3の温度ヒューズ内
蔵型バリスタの断面図である。
【0032】尚、図6に示す本実施の形態3の温度ヒュ
ーズ内蔵型バリスタは、基本的に図1〜図3に示した温
度ヒューズ内蔵型バリスタと同じ構成であるので、同一
構成部分には同一番号を付して詳細な説明は省略し、こ
こでは特徴とする部分について説明する。
【0033】図6において、37は他方の導電板であ
り、この他方の導電板37には温度ヒューズ31の素体
32を設置して、第一の樹脂38で接着し固定してい
る。前記第一の樹脂38は導電性が良好で弾性を有する
熱伝導性シリコーンゴムを使用し、この弾性により振動
や衝撃を吸収して接着部にクラックを生ずること無く、
信頼性に優れたものとなる。
【0034】また、前記絶縁ケース1の貫通孔4に前記
導電板37、温度ヒューズ31、バリスタ素子9を覆う
ように第二の樹脂39を充填した構成とし、温度ヒュー
ズ31を他方の導電板37と一方の導電板12の間に接
続した構成を有し、前記第二の樹脂39は前記第一の樹
脂38より熱伝導性の低いシリコーンゴム又はブタジエ
ン樹脂などを選択している。これにより、温度ヒューズ
31の放熱を抑制できるため、バリスタ素子9の温度上
昇に対して一層高精度で優れた熱応答性を有し、信頼性
の高い温度ヒューズの作用効果を得ることができる。
【0035】(実施の形態4)以下、実施の形態4を用
いて、本発明の請求項4に記載の発明について説明す
る。図7は本発明の実施の形態4の温度ヒューズ内蔵型
バリスタの要部組立図、図8は同実施の形態4の電気回
路図である。
【0036】尚、図7、図8に示す本実施の形態4の温
度ヒューズ内蔵型バリスタは、基本的に図1〜図3に示
した温度ヒューズ内蔵型バリスタと同じ構成であるの
で、同一構成部分には同一番号を付して詳細な説明は省
略し、ここでは特徴とする部分について説明する。
【0037】図7、図8において、40は電流ヒューズ
であり、この電流ヒューズ40に付設した一方のリード
線41を前記温度ヒューズ31のリード線34と半田付
けや溶接などで接合し、この電流ヒューズ40に付設し
た他方のリード線42を前記第三の端子25と半田付け
や溶接などで接合して構成している。ここでは、この電
流ヒューズ40を温度ヒューズ31と第三の端子との間
に接続したが、前記他方の導電板13と温度ヒューズ3
1との間に接続しても良い。
【0038】このように構成された本発明の実施の形態
4に示す温度ヒューズ内蔵型バリスタは、前記バリスタ
素子9を温度ヒューズ31により保護するとともに過大
なサージ電流が流れる場合は前記電流ヒューズ40が溶
断して回路を遮断し、前記バリスタ素子9と電子機器の
回路を二重に保護して信頼性の高いものとなる。
【0039】
【発明の効果】以上のように温度ヒューズを内蔵した本
発明の温度ヒューズ内蔵型バリスタは、電源で過大なサ
ージ電圧が発生しても、バリスタ素子が発熱によりバリ
スタ機能を低下させることがなく、安全性に優れ信頼性
の高いものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の温度ヒューズ内蔵型バリスタの実施の
形態1を示す外観斜視図
【図2】同実施の形態1を示す分解斜視図
【図3】同実施の形態1の要部を示す組立図
【図4】同実施の形態1の温度ヒューズ内蔵型バリスタ
を用いた電気回路図
【図5】本発明の温度ヒューズ内蔵型バリスタの、実施
の形態2を示す要部組立図
【図6】本発明の温度ヒューズ内蔵型バリスタの、実施
の形態3を示す要部組立図
【図7】本発明の温度ヒューズ内蔵型バリスタの、実施
の形態4を示す要部断面組立図
【図8】同実施の形態4の温度ヒューズ内蔵型バリスタ
を用いた電気回路図
【図9】従来のバリスタの外観斜視図
【図10】同バリスタの断面図
【図11】同バリスタを用いた電気回路図
【符号の説明】
1 絶縁ケース 2 上面 3 下面 4 貫通孔 5、6 フランジ 7、8 孔 9 バリスタ素子 10、11 電極 12 一方の導電板 13、36、37 他方の導電板 14、17 突き出し片 15、18 折り曲げ部 16 曲げ部 19 遮蔽板 20、21 肉厚部 22、23、24 孔 25 第三の端子 26 第一の端子 27 第二の端子 28、29、30 幅小部 31 温度ヒューズ 32 素体 33、34、41、42 リード線 35 舌片状に曲げた曲げ部 38 第一の樹脂 39 第二の樹脂 40 電流ヒューズ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石橋 啓 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 佐藤 正明 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5E034 DA03 DB05 DB06 DB09 DC02 DC05 FA02

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁ケースと、この絶縁ケースに収納し
    た一対の電極を有するバリスタ素子と、この一対の電極
    のそれぞれに接続した一対の導電板と、前記一対の導電
    板の一方の導電板に接続して設けられた第一の端子と、
    前記他方の導電板に接続した第二の端子と、この他方の
    導電板に密着させて一端をこの他方の導電板と接続した
    温度ヒューズと、この温度ヒューズの他端に接続した第
    三の端子とを有し、前記第一の端子、第二の端子、第三
    の端子の一部を前記絶縁ケースの外部に引き出した温度
    ヒューズ内蔵型バリスタ。
  2. 【請求項2】 他方の導電板の一部に温度ヒューズの外
    形状に折り曲げた曲げ部を形成し、この曲げ部内に温度
    ヒューズを挿入してこの曲げ部の内面と温度ヒューズの
    外周面を密着して温度ヒューズを固定した請求項1に記
    載の温度ヒューズ内蔵型バリスタ。
  3. 【請求項3】 他方の導電板に舌片状の曲げ部を形成
    し、この曲げ部とバリスタ素子面の間に温度ヒューズを
    挟着してこの温度ヒューズを他方の導電板の上記舌片状
    の曲げ部とバリスタ素子面に密着固定した請求項1に記
    載の温度ヒューズ内蔵型バリスタ。
  4. 【請求項4】 温度ヒューズと他方の導電板とを第一の
    樹脂で接着固定した請求項1に記載の温度ヒューズ内蔵
    型バリスタ。
  5. 【請求項5】 第一の樹脂を弾性を有する熱伝導性樹脂
    とした請求項4に記載の温度ヒューズ内蔵型バリスタ。
  6. 【請求項6】 第一の樹脂より熱伝導性の低い第二の樹
    脂を絶縁ケースの内部に充填した請求項5に記載の温度
    ヒューズ内蔵型バリスタ。
  7. 【請求項7】 電流ヒューズを他方の導電板と温度ヒュ
    ーズの間又は温度ヒューズと第三の端子の間に接続した
    請求項1に記載の温度ヒューズ内蔵型バリスタ。
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