JPH0389563A - 半導体装置 - Google Patents
半導体装置Info
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- JPH0389563A JPH0389563A JP1226307A JP22630789A JPH0389563A JP H0389563 A JPH0389563 A JP H0389563A JP 1226307 A JP1226307 A JP 1226307A JP 22630789 A JP22630789 A JP 22630789A JP H0389563 A JPH0389563 A JP H0389563A
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Landscapes
- Bipolar Transistors (AREA)
- Bipolar Integrated Circuits (AREA)
- Light Receiving Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、受光素子と電子素子とが同一基板上にモノリ
シックに形成された半導体装置に関するものである。
シックに形成された半導体装置に関するものである。
受光素子としてPINホトダイオードが用いられ、その
信号処理回路用の電子素子としてnpnバイポーラトラ
ンジスタが用いられている光受信回路が従来から知られ
ている。しかし、その従来回路では、PINホトダイオ
ードとnpnバイポーラトランジスタとがそれぞれ別々
のチップに形成されていて、ハイブリッドIC基板上に
て相互に配線接続されていたにすぎない。
信号処理回路用の電子素子としてnpnバイポーラトラ
ンジスタが用いられている光受信回路が従来から知られ
ている。しかし、その従来回路では、PINホトダイオ
ードとnpnバイポーラトランジスタとがそれぞれ別々
のチップに形成されていて、ハイブリッドIC基板上に
て相互に配線接続されていたにすぎない。
しかし、従来のハイブリッドICによる構成では、配線
による寄生容量が大きいとか、組み込み工程を自動化し
にくい等の問題があり、モノリシック化が望まれていた
。
による寄生容量が大きいとか、組み込み工程を自動化し
にくい等の問題があり、モノリシック化が望まれていた
。
本発明の課題は、このような問題点を解消することにあ
る。
る。
上記課題を解決するために、本発明の半導体装置は、高
濃度p型シリコン半導体基板上に低濃度p型シリコンエ
ピタキシャル層が形成され、さらにその上にn型シリコ
ンエピタキシャル層が形成されている半導体装置であっ
て、低濃度p型シリコンエピタキシャル層の所定領域の
表層部にn型埋込層が形成されていることにより、高濃
度p型半導体基板をP層、低濃度シリコンエピタキシャ
ル層を1層およびn型埋込層をN層とするPINホトダ
イオードが構成されており、PINホトダイオード領域
の近傍においてn型シリコンエピタキシャル層中への不
純物ドープにより形成されたn型コレクタ層、p型代−
ス層およびn型エミッタ層によってnpnバイポーラト
ランジスタが構成されており、PINホトダイオード領
域におけるn型シリコンエピタキシャル層の一部が電極
取出層として残されており、少なくともその電極取出層
の周辺領域にはn型シリコンエピタキシャル層を酸化し
て得られるシリコン酸化膜が電極取出層とほぼ同じ厚さ
で形成されているものである。
濃度p型シリコン半導体基板上に低濃度p型シリコンエ
ピタキシャル層が形成され、さらにその上にn型シリコ
ンエピタキシャル層が形成されている半導体装置であっ
て、低濃度p型シリコンエピタキシャル層の所定領域の
表層部にn型埋込層が形成されていることにより、高濃
度p型半導体基板をP層、低濃度シリコンエピタキシャ
ル層を1層およびn型埋込層をN層とするPINホトダ
イオードが構成されており、PINホトダイオード領域
の近傍においてn型シリコンエピタキシャル層中への不
純物ドープにより形成されたn型コレクタ層、p型代−
ス層およびn型エミッタ層によってnpnバイポーラト
ランジスタが構成されており、PINホトダイオード領
域におけるn型シリコンエピタキシャル層の一部が電極
取出層として残されており、少なくともその電極取出層
の周辺領域にはn型シリコンエピタキシャル層を酸化し
て得られるシリコン酸化膜が電極取出層とほぼ同じ厚さ
で形成されているものである。
高濃度p型半導体基板の上を低濃度p型エピタキシャル
層およびn型エピタキシャル層による2層構造のエピタ
キシャル層とすることにより、PINホトダイオードお
よびnpnバイポーラトランジスタが同一基板上に共存
できる。また、npnバイポーラトランジスタが形成さ
れているn型エピタキシャル層を利用してPINホトダ
イオード領域に電極取出層が作られ、その周囲の酸化膜
が電極取出層とほぼ同じ厚さなので、PINホトダイオ
ード、npn)ランジスタおよびその中間領域を含む表
面全体が平坦となっている。
層およびn型エピタキシャル層による2層構造のエピタ
キシャル層とすることにより、PINホトダイオードお
よびnpnバイポーラトランジスタが同一基板上に共存
できる。また、npnバイポーラトランジスタが形成さ
れているn型エピタキシャル層を利用してPINホトダ
イオード領域に電極取出層が作られ、その周囲の酸化膜
が電極取出層とほぼ同じ厚さなので、PINホトダイオ
ード、npn)ランジスタおよびその中間領域を含む表
面全体が平坦となっている。
第1図は本発明の半導体装置の一実施例を示す部分断面
斜視図であり、第2図はその製造過程を示す工程断面図
である。
斜視図であり、第2図はその製造過程を示す工程断面図
である。
初めに第2図を参照しながらその製造方法を説明する。
不純物濃度が10〜1021/c113程度0
の高濃度p型半導体基板1上に不純物濃度が1012〜
1014/c113程度の低濃度p型エピタキシャル層
2を30〜50μmの厚さで形成する。
1014/c113程度の低濃度p型エピタキシャル層
2を30〜50μmの厚さで形成する。
なお、図示が省略されているが半導体基板1の裏面には
オートドープ阻止のためのSiO□膜が形成されている
(第2図(A)参照)。つぎに、表面に5LO2膜3を
形成し、フォトリソグラフィ技術によってそのS iO
2膜3を加工する。そのS iOZ膜3をマスクとして
上方からボロンをイオン注入し、npn)ランジスタの
ためのpウェル埋込層4を形成する。この埋込層4の不
純物濃度は10〜1016/cI113程度である(第
2図5 (B)参照)。pウェル埋込層4の位置で示されるよう
に、同図におけるほぼ右半分がnpn トランジスタ形
成領域であり、左半分がPINホトダイオード形成領域
である。ついで再び、フォトリソグラフィ技術などを用
いて表面のS iO2膜3を加工し、加工後のS I
O2膜をマスクとしてアンチモン(Sb)を熱拡散する
。これによって、npn)ランジスタ用のn型埋込層5
およびPINホトダイオード用のn型埋込層6が形成さ
れる。
オートドープ阻止のためのSiO□膜が形成されている
(第2図(A)参照)。つぎに、表面に5LO2膜3を
形成し、フォトリソグラフィ技術によってそのS iO
2膜3を加工する。そのS iOZ膜3をマスクとして
上方からボロンをイオン注入し、npn)ランジスタの
ためのpウェル埋込層4を形成する。この埋込層4の不
純物濃度は10〜1016/cI113程度である(第
2図5 (B)参照)。pウェル埋込層4の位置で示されるよう
に、同図におけるほぼ右半分がnpn トランジスタ形
成領域であり、左半分がPINホトダイオード形成領域
である。ついで再び、フォトリソグラフィ技術などを用
いて表面のS iO2膜3を加工し、加工後のS I
O2膜をマスクとしてアンチモン(Sb)を熱拡散する
。これによって、npn)ランジスタ用のn型埋込層5
およびPINホトダイオード用のn型埋込層6が形成さ
れる。
n型埋込層5.6の不純物濃度は1019〜1020/
clI3程度である(第2図(C)参照)。第3図は上
述した埋込層4〜6のプロファイルを示しており、曲線
Aがアンチモンのプロファイルであり、曲線Bがボロン
のプロファイルである。その後、表面のS io 2膜
3を除去し、26m±0.2μmの厚さのn型エピタキ
シャル層7を形成する。
clI3程度である(第2図(C)参照)。第3図は上
述した埋込層4〜6のプロファイルを示しており、曲線
Aがアンチモンのプロファイルであり、曲線Bがボロン
のプロファイルである。その後、表面のS io 2膜
3を除去し、26m±0.2μmの厚さのn型エピタキ
シャル層7を形成する。
5
その不純物濃度は10〜1018/cI113程度であ
る(第2図(D)参照)。以上で、埋込拡散とエピタキ
シャル成長工程が終わる。
る(第2図(D)参照)。以上で、埋込拡散とエピタキ
シャル成長工程が終わる。
引き続いて、分離プロセスについて説明する。
n型エピタキシャル層7の表面全体に、SiO3膜8お
よびSiN膜9を形成する。そして、その上にレジスト
10を塗布し、フォトリソグラフィ技術を用いて所望領
域のS iO2膜8およびSiN膜9をエツチングで除
去する。その後、S iO2膜8およびSiN膜9をマ
スクとして、n型エピタキシャル層7を表面から0.1
μmの深さまでウェットエツチングし、さらに0. 7
μmの深さまで異方性ドライエツチングして、浅い溝を
形成する(第2図(E)参照)。ここで、所望領域とは
、npn)ランジスタの分離領域、npn トランジス
タ内部に将来設けるp型ベース層とコレクタウオールと
の分離領域、PINフォトダイオードの受光領域等であ
る。
よびSiN膜9を形成する。そして、その上にレジスト
10を塗布し、フォトリソグラフィ技術を用いて所望領
域のS iO2膜8およびSiN膜9をエツチングで除
去する。その後、S iO2膜8およびSiN膜9をマ
スクとして、n型エピタキシャル層7を表面から0.1
μmの深さまでウェットエツチングし、さらに0. 7
μmの深さまで異方性ドライエツチングして、浅い溝を
形成する(第2図(E)参照)。ここで、所望領域とは
、npn)ランジスタの分離領域、npn トランジス
タ内部に将来設けるp型ベース層とコレクタウオールと
の分離領域、PINフォトダイオードの受光領域等であ
る。
つぎに、レジスト11を塗布し、フォトリソグラフィ技
術により分離領域に設けられた溝の上方のみを除去する
。そして、レジスト11をマスクとして3.0μmの異
方性ドライエツチングを行い、浅い溝のうち分離領域に
ある溝を深くする。
術により分離領域に設けられた溝の上方のみを除去する
。そして、レジスト11をマスクとして3.0μmの異
方性ドライエツチングを行い、浅い溝のうち分離領域に
ある溝を深くする。
その後、レジス+11を残したままボロンのイオン注入
を行い、深い溝のそれぞれの底部にp のストッパ層を
形成する(第2図(F)参照)。つぎに、レジスト10
,11を除去した後、再びレジストを塗布しフォトリソ
グラフィ技術を利用してボロンをイオン注入し、p タ
ブ12を形成する。p タブ12は、PINホトダイオ
ード領域およびnpn トランジスタ領域をそれぞれ取
り囲むように形成される。ついで、レジストを除去し、
谷溝の内面にSiO3膜およびSiN膜を形成する。そ
して、SiNの異方性エツチングにより谷溝の側壁のS
iN膜を残したまま底部のSiN膜を除去する(第2図
(G)参照)。続いて、6気圧、1050℃雰囲気で熱
酸化を行う。これにより、SiN膜で覆われていない部
分が酸化される。
を行い、深い溝のそれぞれの底部にp のストッパ層を
形成する(第2図(F)参照)。つぎに、レジスト10
,11を除去した後、再びレジストを塗布しフォトリソ
グラフィ技術を利用してボロンをイオン注入し、p タ
ブ12を形成する。p タブ12は、PINホトダイオ
ード領域およびnpn トランジスタ領域をそれぞれ取
り囲むように形成される。ついで、レジストを除去し、
谷溝の内面にSiO3膜およびSiN膜を形成する。そ
して、SiNの異方性エツチングにより谷溝の側壁のS
iN膜を残したまま底部のSiN膜を除去する(第2図
(G)参照)。続いて、6気圧、1050℃雰囲気で熱
酸化を行う。これにより、SiN膜で覆われていない部
分が酸化される。
この酸化によって得られる酸化膜の厚さは1.5μm程
度であり、浅い溝をほぼ埋め尽くしてしまう。その後、
ポリシリコン13を表面全体に堆積することにより、深
い溝も穴埋めしてしまう。そして、ポリシリコン13の
表面にS iO2膜およびSiN膜を形成し、ドライエ
ツチングにより深い溝の上部のみに残るようにバターニ
ングする(第2図(H)参照)。つぎに、ポリシリコン
13をエツチングする。これによって、深い溝の内部に
のみポリシリコン13が残る。そして、表面に残された
SiN膜をドライエツチングにより除去した後、酸化を
行って表面を平坦化する(第2図(1)参照)。
度であり、浅い溝をほぼ埋め尽くしてしまう。その後、
ポリシリコン13を表面全体に堆積することにより、深
い溝も穴埋めしてしまう。そして、ポリシリコン13の
表面にS iO2膜およびSiN膜を形成し、ドライエ
ツチングにより深い溝の上部のみに残るようにバターニ
ングする(第2図(H)参照)。つぎに、ポリシリコン
13をエツチングする。これによって、深い溝の内部に
のみポリシリコン13が残る。そして、表面に残された
SiN膜をドライエツチングにより除去した後、酸化を
行って表面を平坦化する(第2図(1)参照)。
つぎに、表面にS iO2膜26およびSiN膜27を
形成する。これらの膜の所望の領域をフォトリソグラフ
ィ技術を利用I−でパターニングする。
形成する。これらの膜の所望の領域をフォトリソグラフ
ィ技術を利用I−でパターニングする。
残されたS iO2膜26およびSiN膜27をマスク
として燐を拡散することにより、npn)ランジスタの
コレクタウオールとなるn 層15およびPINホトダ
イオードの電極引き出し層となるn 層16を形成する
(第2図(J)参照)。
として燐を拡散することにより、npn)ランジスタの
コレクタウオールとなるn 層15およびPINホトダ
イオードの電極引き出し層となるn 層16を形成する
(第2図(J)参照)。
なお、第2図(J)から(M)では、深い溝の中のポリ
シリコンおよびSiN膜の表示は簡単のため省略しであ
る。続いて、SiN膜の開口部を酸化した後、エミッタ
領域にマスク17を形成し、ボロンをイオン注入して外
部ベース18を形成する(第2図(K)参照)。さらに
、フォトリソグラフィ技術でボロンをイオン注入して真
性ベース19を形成する。その後、S iO2膜2oを
化学的気相成長法(CVD)で堆、積し、加熱してプロ
ファイルを形成する(第2図(L)参照)。
シリコンおよびSiN膜の表示は簡単のため省略しであ
る。続いて、SiN膜の開口部を酸化した後、エミッタ
領域にマスク17を形成し、ボロンをイオン注入して外
部ベース18を形成する(第2図(K)参照)。さらに
、フォトリソグラフィ技術でボロンをイオン注入して真
性ベース19を形成する。その後、S iO2膜2oを
化学的気相成長法(CVD)で堆、積し、加熱してプロ
ファイルを形成する(第2図(L)参照)。
つぎに、表面のS iO2膜20およびSiN膜をドラ
イエツチングで除去した後、ポリシリコン21を堆積す
る。そして、ひ素をイオン注入する(第2図CM)参照
)。ソノ後、S iO2膜をCVDで堆積し、加熱して
エミッタ22を形成する。
イエツチングで除去した後、ポリシリコン21を堆積す
る。そして、ひ素をイオン注入する(第2図CM)参照
)。ソノ後、S iO2膜をCVDで堆積し、加熱して
エミッタ22を形成する。
なお、ベース19の下側に残されてるn型エピタキシャ
ル層がコレクタ23となる。そして、5iO2膜および
不要なポリシリコンをドライエツチングして除去し、再
びSiO3膜をCVDで堆積する(第2図(N)参照)
。
ル層がコレクタ23となる。そして、5iO2膜および
不要なポリシリコンをドライエツチングして除去し、再
びSiO3膜をCVDで堆積する(第2図(N)参照)
。
第1図に示す半導体装置は、以上の工程を経た後、必要
な電極を形成したものであり、同一基板上にPINホト
ダイオード31とnpn )ランジスタ32とがモノリ
シックに形成されている。PINホトダイオード31は
、高濃度p型半導体基板1をP層、低濃度p型エピタキ
シャル層2を1層、n型埋込層6をN層とする基板PI
Nホトダイオードである。n型埋込層6には電極取出層
16を介してカソード電極33が設けられており、基板
1の裏面には図示省略したアノード電極が設けられてい
る。電極間に逆バイアスが印加された状態で光が入射す
ると、低濃度p型エピタキシャル層2の空乏領域でキャ
リアが発生し、このキャリアが空乏領域の電界によって
移動して光電流となる。また、p タブ層上の電極34
は、裏面の電極と共にPINホトダイオードのアノード
電極として機能するものである。この電極34がアノー
ド電極として付加されることにより、アノード電極を裏
面電極のみとしたときよりも寄生抵抗を低減することが
できる。
な電極を形成したものであり、同一基板上にPINホト
ダイオード31とnpn )ランジスタ32とがモノリ
シックに形成されている。PINホトダイオード31は
、高濃度p型半導体基板1をP層、低濃度p型エピタキ
シャル層2を1層、n型埋込層6をN層とする基板PI
Nホトダイオードである。n型埋込層6には電極取出層
16を介してカソード電極33が設けられており、基板
1の裏面には図示省略したアノード電極が設けられてい
る。電極間に逆バイアスが印加された状態で光が入射す
ると、低濃度p型エピタキシャル層2の空乏領域でキャ
リアが発生し、このキャリアが空乏領域の電界によって
移動して光電流となる。また、p タブ層上の電極34
は、裏面の電極と共にPINホトダイオードのアノード
電極として機能するものである。この電極34がアノー
ド電極として付加されることにより、アノード電極を裏
面電極のみとしたときよりも寄生抵抗を低減することが
できる。
npnトランジスタ32には、図示のように、エミッタ
電極35、ベース電極36、コレクタ電極37が設けら
れている。p型埋込層4は周囲の素子との間のパンチス
ルーを防止するために設けられている。また、分離溝の
底部の周囲にはストッパ層29が設けられ、バンチスル
ーを一層効果的に防止している。
電極35、ベース電極36、コレクタ電極37が設けら
れている。p型埋込層4は周囲の素子との間のパンチス
ルーを防止するために設けられている。また、分離溝の
底部の周囲にはストッパ層29が設けられ、バンチスル
ーを一層効果的に防止している。
また、PINホトダイオード31では、n型エピタキシ
ャル層7を利用してnpn )ランジスタ32の表面と
同じ高さの電極取出層16が形成され、さらにその周辺
にはn型エピタキシャル層7を酸化して得られるシリコ
ン酸化膜が電極取出層16と同じ高さで形成されている
。したがって、PINホトダイオード31およびnpn
トランジスタ32を含む表面全体が平坦となり、配線を
容易に行うことができる。
ャル層7を利用してnpn )ランジスタ32の表面と
同じ高さの電極取出層16が形成され、さらにその周辺
にはn型エピタキシャル層7を酸化して得られるシリコ
ン酸化膜が電極取出層16と同じ高さで形成されている
。したがって、PINホトダイオード31およびnpn
トランジスタ32を含む表面全体が平坦となり、配線を
容易に行うことができる。
なお、本実施例では、PINホトダイオード31の受光
領域となる中央領域においてもSiO2膜の表面が電極
取出層16と同じ高さ、すなわち、そのSiO2膜の膜
厚が2μm程度となっている。しかし、この領域での膜
厚は、むしろ受光すべき光の波長を考慮して決められる
。波長が800〜900 n mの赤外光用では、S
iO2膜が本実施例のように2μmと厚くてもよい。し
かし、紫外域では、たとえば0.2μm程度の薄いS
五〇 2膜が望ましい。
領域となる中央領域においてもSiO2膜の表面が電極
取出層16と同じ高さ、すなわち、そのSiO2膜の膜
厚が2μm程度となっている。しかし、この領域での膜
厚は、むしろ受光すべき光の波長を考慮して決められる
。波長が800〜900 n mの赤外光用では、S
iO2膜が本実施例のように2μmと厚くてもよい。し
かし、紫外域では、たとえば0.2μm程度の薄いS
五〇 2膜が望ましい。
以上説明したように、本発明の半導体装置によれば、P
INホトダイオードおよびnpnバイポーラトランジス
タが同一基板上にモノリシックに形成されているので、
配線に基づく寄生容量を小さくできる等の効果を有する
。したがって、光通信用受信回路等に用いた場合、従来
回路に比較して一層高速に動作させることが可能となる
。また、ハイブリッドICのような組み込み工程が不要
である。しかも、表面が平坦であるので、その後の配線
を容易に行うことができる。
INホトダイオードおよびnpnバイポーラトランジス
タが同一基板上にモノリシックに形成されているので、
配線に基づく寄生容量を小さくできる等の効果を有する
。したがって、光通信用受信回路等に用いた場合、従来
回路に比較して一層高速に動作させることが可能となる
。また、ハイブリッドICのような組み込み工程が不要
である。しかも、表面が平坦であるので、その後の配線
を容易に行うことができる。
第1図は本発明の一実施例である半導体装置の部分断面
斜視図、第2図はその製造方法を示す工程断面図、第3
図は埋込層のプロファイルを示すグラフである。 1・・・高濃度p型半導体基板、2・・・低濃度p型エ
ピタキシャル層、4・・・p型埋込層、5.6・・・n
型埋込層、7・・・n型エピタキシャル層、12・・・
p+タブ、16・・・電極取出層、18・・・外部ベー
ス、19・・・真性ベース、22・・・エミッタ、23
・・・コレクタ、31・・・PINホトダイオード、3
2・・・npnトランジスタ。
斜視図、第2図はその製造方法を示す工程断面図、第3
図は埋込層のプロファイルを示すグラフである。 1・・・高濃度p型半導体基板、2・・・低濃度p型エ
ピタキシャル層、4・・・p型埋込層、5.6・・・n
型埋込層、7・・・n型エピタキシャル層、12・・・
p+タブ、16・・・電極取出層、18・・・外部ベー
ス、19・・・真性ベース、22・・・エミッタ、23
・・・コレクタ、31・・・PINホトダイオード、3
2・・・npnトランジスタ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 高濃度p型シリコン半導体基板上に低濃度p型シリコン
エピタキシャル層が形成され、さらにその上にn型シリ
コンエピタキシャル層が形成されている半導体装置であ
って、 前記低濃度p型シリコンエピタキシャル層の所定領域の
表層部にn型埋込層が形成されていることにより、前記
高濃度p型半導体基板をP層、前記低濃度シリコンエピ
タキシャル層をI層および前記n型埋込層をN層とする
PINホトダイオードが構成されており、 前記所定領域の近傍の前記n型シリコンエピタキシャル
層中への不純物ドープにより形成されたn型コレクタ層
、p型ベース層およびn型エミッタ層によってnpnバ
イポーラトランジスタが構成されており、 前記所定領域におけるn型シリコンエピタキシャル層の
一部が電極取出層として残されており、少なくともその
電極取出層の周辺領域には前記n型シリコンエピタキシ
ャル層を酸化して得られるシリコン酸化膜が前記電極取
出層とほぼ同じ厚さで形成されていることを特徴とする
半導体装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1226307A JPH0389563A (ja) | 1989-08-31 | 1989-08-31 | 半導体装置 |
US07/899,591 US5410175A (en) | 1989-08-31 | 1992-06-18 | Monolithic IC having pin photodiode and an electrically active element accommodated on the same semi-conductor substrate |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1226307A JPH0389563A (ja) | 1989-08-31 | 1989-08-31 | 半導体装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0389563A true JPH0389563A (ja) | 1991-04-15 |
Family
ID=16843155
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1226307A Pending JPH0389563A (ja) | 1989-08-31 | 1989-08-31 | 半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0389563A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002134626A (ja) * | 2000-10-27 | 2002-05-10 | Texas Instr Japan Ltd | 半導体装置 |
KR100555526B1 (ko) * | 2003-11-12 | 2006-03-03 | 삼성전자주식회사 | 포토 다이오드 및 그 제조방법 |
-
1989
- 1989-08-31 JP JP1226307A patent/JPH0389563A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002134626A (ja) * | 2000-10-27 | 2002-05-10 | Texas Instr Japan Ltd | 半導体装置 |
KR100555526B1 (ko) * | 2003-11-12 | 2006-03-03 | 삼성전자주식회사 | 포토 다이오드 및 그 제조방법 |
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