JPH0388896A - 電気レオロジー流体および該流体に有用な粒子の製造方法 - Google Patents

電気レオロジー流体および該流体に有用な粒子の製造方法

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JPH0388896A
JPH0388896A JP10513090A JP10513090A JPH0388896A JP H0388896 A JPH0388896 A JP H0388896A JP 10513090 A JP10513090 A JP 10513090A JP 10513090 A JP10513090 A JP 10513090A JP H0388896 A JPH0388896 A JP H0388896A
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particle
electrorheological fluid
particles
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JP10513090A
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English (en)
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Barritt E Troughton Jr
イー・バリット・トルートン.ジュニア
Theodore G Duclos
ゼオドア・ジー・ダクロス
Anna Marie Thuer
アンナ・マリー・ツアー
J David Carlson
ジェイ・デビッド・カールソン
Joseph E Bares
ジョセフ・イー・バレス
Lynn C Yanyo
リン・シー・ヤンコ
Stephen Randall Holmes Farley
ステフェン・ランドール・ホルムス‐フェアリー
Debra Nell Acker
デブラ・エヌ・アッカー
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Lord Corp
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Lord Corp
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10MLUBRICATING COMPOSITIONS; USE OF CHEMICAL SUBSTANCES EITHER ALONE OR AS LUBRICATING INGREDIENTS IN A LUBRICATING COMPOSITION
    • C10M171/00Lubricating compositions characterised by purely physical criteria, e.g. containing as base-material, thickener or additive, ingredients which are characterised exclusively by their numerically specified physical properties, i.e. containing ingredients which are physically well-defined but for which the chemical nature is either unspecified or only very vaguely indicated
    • C10M171/001Electrorheological fluids; smart fluids

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電界の存在下においてレオロジー的性質が著
しく変化する流体組成物に関し、特に本発明は、いわゆ
るKR流体に使用するのに特に適した性質を有する複合
粒子、およびかかる流体と該流体に使用する粒子の調製
方法に関する。
〔従来の技術〕
電界の存在下で流動性、又はレオロジーを著しく変える
流体は数十生前から知られている。かかる流体の初期の
研究は、ウィンスロー(W、M。
Wlnslow)によって行なわれ、そのいくつかが米
国特許第2.417.850号および第3,047,5
07号に報告されている。今日、かがる流体は一般に「
電気レオロジー(eleotrorheologica
l) (ER)J流体と呼ばれている。
ウィンスローは、液体(連続相)における固体(分離、
微粒子、分散又は不連続相)の懸濁液のあるものが大き
な可逆的電気レオロジー作用を示すことを立証した。こ
れらのER作用(又は効果)は一般に次の通シである:
電界の存在したい場合に電気レオロジー流体はf9ぼニ
ュートン学説の挙動を示し、特にRE流体のせん断応力
(単位面積当ジに加えた力)はせん断速度(単位厚さ当
シの相対速度)に正比例する。電界が印加されると、降
伏応力現象を示し、せん断応力が電界の強さの増大と共
に増す降伏値を越える1で、せん断が起きない。この現
象は見掛は粘度が数桁以上の増大として現われる。従っ
て、ER流体は最初液体であるが、電界を加えるとあた
かも固体となったような挙動をとる。
ER流体は、電界が印加筐たは開放されるときに1ミリ
セカンド(msao)の桁の極めて短い時間でその%性
を極めて迅速に変えることができる。
電気信号に迅速に応答するER流体は、その特異の特性
を利用して応答時間が移動する機槍部品の慣性によって
限定される機械系に代用することができる。従って、特
に迅速応答を必要とする電気レロオジー機株系は電子制
御装置と機械装置の間にインタフェースさせることがで
きる。
電子制御装置と機械表直間に迅速応答インタフェースを
提供する能力ため、電気レオロジー流体作用を利用した
種々の装置が提供されている。従って、ER流体は電気
機械クラッチ、流体光てんエンジン・マウント、可動部
品を有さない高速弁、振動制御用能動ダンパー等のよう
た種々の機械装置用に示唆されてきた。BR流体で作動
するように設計されている機械装置の例としては、本出
願の譲受人の所有する米国特許第4.720,087号
および第4,733,758号に開示されているマウン
トが含璽れる。
流体と懸濁粒子の広範囲の組合せによって電気レオロジ
ー効果を示すことができる。例えば、次の米国特許に開
示されている:マーチネック(T。
W、’Martinak による1968年8月13日
付は第3.397.147号;スタンブルーム(J、E
8tafigrOOmによる1985年3月5日付は第
4.502,973号;ゴセンス(J、 Gossen
s)による1987年5月26日付は第4,668,4
17号ニブロックら(Blook et al、)の1
987年8月18日付は第4,687.589号;フィ
リスコ(F、F、 Fiusko)  の1988年5
月17日付は第一4,744,914号;およびカール
ソン(J、D。
Carlson)の1988年9月20付は第4,77
2,407号。!た、ササダら(T、5asada* 
T、K15hi andK、Kamij O)の研究[
EntIZled、 aOn theElozrovi
scous  Effect  on  Co11oi
dal Liquids”。
pp、229−231.]  も関連している。弁上に
よる1986年10月14日付は特願昭61−241,
929号〔発明の名称:導電性粘性流体〕も関連してい
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
現在のER原流体いくつかの欠点がある。例えば、それ
らの多くは室温においても高いり、0゜導電率を示す。
この導電率は一般に温度の上昇と共に急速に増す、従っ
て流体の使用できる温度を著しく限定する。また、それ
らの多くは比較的低い絶縁耐力を有し、火花を生じる。
多くのER原流体おいて、微粒子相が迅速に沈降して厚
い泥状の堆積物を生成して、流体を多くの用途に対して
無用にさせる。
従って、本発明は優れたER原流体提供することを主目
的としている。
本発明の別の目的は優れたgR流体に有用た粒子の製造
方法を提供することである。
本発明の別の目的は、次の特性の少なくとも1つ、望壕
しくは全てを有するER原流体提供することである二室
温における低り、O,導電率;動作温度における温度上
昇に対して導電率の上昇が低い又は実質的に零;比較的
広い温度範囲に渡ってER効果を示す能力;および粒子
の沈降が実質的に無い。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の新規gR流体は、連続液体相と分散微粒子相を
特徴とし、分散微粒子相は少なくとも導電性表面を有す
る微粒子本体を電気絶縁性制御材料でコーティングする
ことによって調製される、そしてその粒子本体およびそ
の電気絶縁性制御被膜は液体相の密度と本質的に同一の
平均密度を有する複合粒子を提供するように選択する。
〔実施例〕
図面を参照すると、第1図はER原流体使用するのに特
に適した複合粒子Pを示す。図示の複合粒子Pは異なる
4つの領域を有する。後で明らかにたるけれども、さら
に少ない数の領域で足シる。
第1図において、参照番号1は電気制御層を提供する最
外領域を示す。該領域1は薄い電気的に比較的非導tU
=又は絶縁性の被膜によって提供されることが望!しい
。参照番号2は電気制御層1の下側にある導電性層を示
す。参照番号3はコア4を包む殻である。コア4は上の
層1.2および3によって囲1れている。
後で洋間に検討するように、各領域は特定の作用をする
。要約すると、コア4(又はコア4が中空のときのff
3)は複合粒子の本体を提供し、複合粒子Pの浮力を調
節する。導電性層2は複合粒子を迅速に分極化させる。
制御層lは、印加した電界によって粒子Pを迅速に分極
させたから隣接する粒子Pの導電性層を相互に隔離する
コア4は、例えば空気のようた気体;パラフィン油や他
の低密産油のようた液体;プラスチックやゴムのような
固体、或いは真空1でも全ての材料にすることができる
。コア4は複合粒子を懸濁させる連続相のキャリヤー液
体の密度より低い低密度にしたければならたい。これは
、コア4の浮力が粒子の他の成分の重量とバランスして
複合粒子を連続液相において本質的に中立浮遊性にさせ
るために必要である。コアは最大寸法を約o、ooi〜
約10μの範囲内にあるように小さくする必要がある。
そして球状であることが望ましい。
第1図の実施例における殻3はコア4の容器を形成して
複合粒子の構造強度の大部分を与える。
殻3はコア4が中空のときにコア4を画定する手段を提
供すると共に残シの層に対する基負とたる。
殻3は、微小気球の場合にガラスやポリマー、そして固
体又は中空の微小球の場合にセラミックスや金属又はポ
リスチレンのような広範囲の材料から作る。コア4が中
空微小球のときには、ER原流体RR流体のレオロジー
研究以外の目的に使用するとセラミック微小球は破壊す
る傾向があるので、セラミックよりも金属が望捷しい。
導電層2は複合粒子Pを分極させる。核層は広範囲の導
電材料からたりうるが、銅、銀、アルミニウム、ニッケ
ル、等のようた金属が望ましい。
導電層2は半金属、例えば黒鉛、半導体、例えばシリコ
ンやゲルマニウムからたりうる。そして核層2は無電解
めっきのような種々の手段によって提供することができ
る。層2はコア4より密度が高いが、比較的薄いので、
他の層と組み合せると浮遊平衡する。導電性層2は複合
粒子Pの機械的強度に加わる。
外の制御層lの主たる機能は、1つの複合粒子P1 と
もう1つの隣接複合粒子P、(第4図)の導電層2間の
電気的相互作用を制御することである。外の制御層1は
ER原流体液相と殻3間の電気的相互作用を制御する作
用もする。制御層lはキャリヤー流体に対して電気を導
くが、隣接粒子Pの導電層に対して絶縁する。制御層l
は高抵抗率と高電気破壊強度を有すると共に疎水性にす
べさである。
外の制御層lは導電性2の性質に依存して広範囲の材料
から構成させることができる。外の制御層lはキャリヤ
ー液体のように導ll1c性であるが、より導電性であ
ることが望ましい。両者は電気的に比較的非導電性であ
る。例えば、導電性2がアルミニウムのとき、外制御層
1はアルミニウム層の表面を水中で沸騰させることによ
り酸化させることによって調製した酸化アルミニウムに
することができる。一方、その外制御層1は必要た電気
的性質を有する材料の溶液から析出させることによって
提供される。制御層1に対する望ましいコーティング材
料は後述の実施例に記載したようたオルトケイ酸テトラ
エチル(TE01)の溶液によって付加される。他のシ
ラン基のコーティング材料はオルトケイ酸テトラメチル
およびオルトケイ酸テトラブチルを含む。他の金属アル
コキシド基のコーティング材料はチタン酸塩、クロム酸
塩およびジルコン酸アルミニウムを含む。これらのグル
ープは加水分解性の金属錯体とみたされる。
複合粒子の4つの領域l〜4は、ER原流体伴う主な問
題点を解決する複合粒子Pを協同して提供する。
従来のER原流体主な問題点は、粒子と粒子を懸濁した
筐1にさせようとする絶縁液体間の密度の相違による粒
子の沈降である。本発明は1種々の異なる領域を構成す
る材料およびそれらの量を選んで、懸濁させる液体の密
度と本質的に同一の全平均密度を有する複合粒子Pを提
供することによって前記密度の相違を解決している。こ
れは−般に連続相の懸濁液体媒質の密度よりも実質的に
軽い、すなわち低密度であるコア領域4を提供すること
によって達成される。
密度の整合を得るためのこれ筐での試みは異たる種類の
粒子毎に異たる懸濁液体を選択することによって行なわ
れてきた。これは達成が困鼎であると共に、少なくとも
極めて不便である。その困難は、性質の最良の組合せを
示す粒子が炭化水素およびシリコーン油のような最も安
くかつ最も容易に使用される懸濁用液体ようも密度が高
いことから生じる。さらに密度の高い懸濁用流体が使用
されたが、これらは極めて高コスト、毒性(PCBおよ
び臭素化液体)およびER原流体含有する装置に通常存
在する他の材料との不適合性のようた問題に苦しんでい
る。
本発明はこれらの問題を目的に応じて各領域に対して材
料およびその量を選ぶことによって解決した。従って、
コア4および導電層2(それは複合粒子の最も密度の高
い成分である傾向にある)に対して、複合粒子Pの密度
が懸濁用液体の密度に合うようにコア4の大きさおよび
密度、そして各層の厚さを調節することによって各々を
構成する量を予め選ぶ。
従来のER原流体もう1つの大きな問題は、系における
ER効果の発見が殆んど常にそれを室温で試験すること
によってされているために、それらが25℃近傍を中心
にして狭い温度範囲内で一般に最良に作用することであ
る。KR現象が現在理解されているように、従来のER
原流体高温および低温の両極端においてそれぞれ不十分
であるが、基本の機構は両極端において同一である。低
温において、従来のER原流体電界に対する反応が極め
て遅くなう、十分速く反応できないから不満足たもので
ある。高温において、従来のER原流体非常に導電性に
なるためよくない、そしてそれらKER効果を全く失う
ときもある。
これらの両極端の温度において従来のER流体が失敗す
る理由は、粒子および懸濁又はキャリヤー液体内の電荷
キャリヤー・コンダクタンスが温度に依存して変化する
ためと考えられる。低温におけるコンダクタンスは低下
して、粒子を徐々に分極させ、従ってERの作用をゆつ
くジ示すと考えられる。高温においては2つのことが生
じる。
第1は、コンダクタンスが極めて高くなるため、流体の
全導電率が高くたジアークが生じやす< txる。第2
は、粒子が活性化剤を必要とする場合、活性化剤(例え
ば、水)は高温にたると追い出されて、流体をERの釣
合から見て不活性なものにする。
本発明はこれらの温度に関係した問題点を制御層1およ
び導電層又は導体20組成および厚さの結果として解決
した。例えば、導体2は、複合粒子を迅速に分極化させ
るのに必要に値よりも著しく導電性にする。従って、導
体2の導電率の温度依存変化はER流体の反応速度に影
響しない。制御N11は高絶縁性に作られるから、導電
層2における多数の電荷キャリヤーの複合粒子から複合
粒子へのホッピングを防ぐ。絶縁又は制御層lはその間
の高電界降下の観点から高い電気破壊強度を有すること
が望ましい。ER流体用の高電気破壊強度は少なくとも
約4. Q kv/wmと見なされる。
これらの複合粒子を利用するER流体におけるBR効果
の強さは昇給縁制御層lの破壊強度に正比例する。試験
は、ケイ酸塩やオルトケイ酸テトラエチル(TE01)
を主成分とした塗工粒子を含有するER流体の絶縁破壊
強度は金属コーテッド中空球上の厚さ500Aの1コー
トの場合の135kv/ wから各々が500大厚の5
コートの場合の4.0 kv7wmへとTE01を主成
分としたコーティングの数と共に増大することを示した
。かかる粒子は実施例I−Wに従って調製することがで
きる。
ER流体に有用た粒子の別の実施態様を第2図に示す。
図示のように、参照番号11は制御領域又は相対的絶縁
層を表わし、12は導電層を表わし、14はコアを表わ
す。この実施態様における領域11.12および14は
第1図の領域l、2および4に関連して説明する。しか
しながら、第2図に示した実施態様において、導電性層
12は気体、液体筐た固体にすることができるコア14
の殻又は容器を形成する。実施例1〜6に記載したよう
に種々のコーティングが塗布される。
第3図に示した別の実施態様において、参照番号21V
i制御領域又は相対絶縁層を表わし、参照番号22は複
合粒子のコアも形成する導電性執域を表わす。第3図に
示した構造を有する被合粒子は、水のような高イオン導
体の微小滴を絶縁性スキン又は殻に封止したり、或いは
ゼロライト粒子を篭気P3縁層でコーティングすること
によって調製される。かかる複合粒子は、実際例■に記
載したようにアルミニウム粒子上にケイ酸塩のコーティ
ングを塗布することって作られている。ケイ酸塩のコー
ティングは酸性またrIi塩基性の条件下でケイ素又は
金属アルコキシドから塗布される。コーティングには多
官能性アルコキシドからの置換基を含む可能性がある。
それらのコーティングはエタノールのようた溶媒から塗
布される。
本発明の複合粒子の理論的実証の説明は簡単である。第
1に、粒子は高粒子内伝導性をもたたければならない、
たぜたらばこれによって粒子Fie高量の誘導分極を極
めて迅速に果せるからである。
同時に、粒子内伝導は全電流および有害た電力消費をも
たらすから、粒子内伝導を限定する必要がある。本発明
はこれらの問題点を粒子間に電気絶縁バリヤーを挿入、
すたわち各校を電気絶縁層でコーティングすることによ
って粒子間の伝導を制限させたから内部的に高伝導性の
複合粒子を提供することによって解決している。かかる
絶縁層はBR流体において電界誘導降伏応力をもたらす
ところの粒子間の求引力を得る必要がある、そして絶縁
層をできる限シ薄く、望筐しくは粒子の最長軸、例えば
球状複合粒子の直径の約1%以下にすることが望!しい
粒子の沈降問題を解決するには.キヤリヤー流体におい
てできる限や中立に近い浮力をもった複合粒子を提供す
ることが望ましい。これは粒子の各部の役目を分けるこ
とによって遠戚される、すなわち粒子の1つの領域に密
度又は浮力を制御させ、別の領域に粒子内の導電率を制
御させ、さらに別の領域に粒子内の絶縁を制御させる。
これらの機能を分割することによって、それぞれを提供
する領域を妥協することなく独立して制御および最適に
することができる。従って、粒子の体積の大部分を構成
するコア領域は密度および電気的性質に関係たく形状並
びに機械的強度のような構造上のことを制御する。同様
に、粒子内の導電率を制御する領域は、その機能を果た
すだけでよい、たぜならば高密度のために与えられる過
剰の質量は全てより軽いコアを提供することによって釣
う合わせれるからである。粒子内の伝導を制御する領域
は粒子を相互に電気的に絶縁するだけでよい。
本発明に従って製造されたER流体の物性は、第1図に
示した本発明の複合粒子が示されている第4図〜第6図
に模式的に示した単純たシステムから良く観察できるで
あろう。第4図〜第6図には導電層を表わし、3iはコ
ア4二を画定する殼を表わす。参照番号6と7はそれぞ
れ電極である。
システムは絶縁懸濁液体8によって四重れると共にそれ
ぞれ2つの電極6.7の間に配置された2つの複合粒子
からなる。
第5図に示すように電極6と7の間に電位差が与えられ
ているとき、各複合粒子の導体p@ 2 a内の見掛は
電荷は再分布される。この再分布は各導体層2二内の電
位が平衡に達する筐で生じる。これが生じているとき、
第6図に示すように等電位線を引くことができる。等電
位線は各複合粒子の絶縁コーティング1五と懸濁液体8
が零に等しい導電率および1に等しい誘電率を有すると
仮定して引かれている。局部電界は電位の勾配に比例す
るから、複合粒子の周囲の電界分布は等電位線から決定
することができる。言い換えると、第6図に示した電界
は等電位線の間隔が広い所ようも狭い所が高くたる。第
6図と第7図に示すように、複合粒子が相互にそして電
極と接触する場所で最密である。従って、電界はこれら
の接触点近くで最高である。
電界の分布がわかると、粒子の境界に作用する電気力は
第8図に示した閉鎖表面の回シのマックスウェルの応力
テンソルを積分することによってわかる( F = 0
.5 f sε、E2ds) 6図示の構造において、
複合粒子へのそれぞれの方向の力は釣り合っていて、複
合粒子への正味の力は存在したい。
そして電界を加えたとき粒子は移動しない。
ER流体に見られる降伏応力は電界を印加した後に生じ
るそして流体は電界に対して垂直方向にせん断を受ける
か、又は電界に平行に引っ張られる。降伏応力の摩点は
第4図〜第8図から見ることができる。電極が相互にせ
ん断を受ける、筐たは引き離されると、複合粒子間、又
は複合粒子と電極間の最高の力は電極が移動する前に打
ち勝たねばkらむい。その力が打ち勝つと、電極は移動
して、プレートを移動させるのに必要た力は増加しない
。実際のER流体混合物において、複合粒子の連鎖は多
くの複合粒子のつながったものであって、多くの連鎖が
存在する。実際のER流体温合物に見られる降伏応力は
多くの連鎖の破断および再形成の測定結果である。懸濁
用液体は一定の粘度をもっているから、!極が速く移動
すると、電極を移動さすのに必要な力は粘性抗力が電気
力に加わるので実際には高くたる。
制御コーティングlaの厚さは複合粒子および電極に作
用する力の大きさを決定する。コーティング(被膜)が
極めて薄いと、複合粒子間の等電位線は極めて接近する
。電界は非常に高くたる。
極めて高い力に限定するには、被膜は最小限に薄くする
必要がある。しかしたから、電極に所定の電位が印加さ
れる場合には、コーティング材料の破壊強度によって決
筐る制御被膜の厚さへの限定は低い。従って、低印加電
位において薄い制御被膜を有する複合粒子は、高印加電
位において厚い被膜をもった複合粒子と同一の降伏応力
を示す筈である。被膜の電気破mf+g!度によって、
そして多分複合粒子の半径、絶縁被膜の誘電率、懸濁用
液体の誘電率および絶縁被膜の摩耗特性によって決する
最適の制御被膜厚さがあると考えられる。制御被膜の誘
電率は懸濁用筐たはキャリヤー液体の誘電率と少なくと
も同じ高さにすべきである、一般に複合粒子は球形であ
って、約o、i〜Zo。
μ、WtL<H約0.1〜2.0μの直径を有する。
複合粒子は球について記載してきたが、それらはスピン
ドルのような他の形をとることもできる。
金属をコーティングした微小球の調製法は、例えば19
86年1月15日付はヨーロツノ〈特許出願公開第0.
167.834号に開示されている、そして種々の形状
を有する金属をコーティングした粒子の調製法は次の刊
行物に開示されている:RPreparation a
nd Properties of Uniforml
yCoated Inorganio Co1Loid
al Particles’by Garg et a
l、 in Langmuir、 1988. vol
4、111111. pI)、 38−44゜絶縁層は
球形複合粒子の全直径の約1%以下の厚さをもつ必要が
ある。絶縁層が実施例Iに記載したようなケイ酸塩又は
TE01を主成分としたコーティング法で形成するとき
の厚さは0.001〜1.0μの範囲内にすることがで
きる。その厚さはコート(塗膜)の数の調節、或いはコ
ーティング溶液におけるTE01の濃度を調節すること
によって制御することができる。その絶縁被膜は連続に
する必要がある。
連続相の液体は電気レオロジー流体に使用される又は使
用できる流体にすることができる。かかる流体は比較的
高い、望ましくは約2.0〜9.0の範囲内の誘電率お
よび約0.7〜2.0の比重をもつべきである。過フッ
素化ポリエーテル(Monzedison社によって商
品名「GALDEND−10」で販売されている)のよ
うな重い液体もあるけれども、この種の最も一般的た軽
い液体は炭化水素油およびシリコーン油である。本願と
同一の出願人による米国特許第4,772,407号に
開示されている液体も使用できる。絶縁キャリヤー液体
に水の存在は本発明では必要ないので、絶縁キャリヤー
液体は、望ましくは本質的に無水にする。
連続相を形成する絶縁液体は複合粒子間に絶縁作用を与
えるけれども、この作用は複合粒子上の絶縁層によって
提供される絶縁作用とは異なる。
言い換えると、粒子上の絶縁層は粒子を絶縁キャリヤー
流体に浸漬した結果として粒子上に存在する膜又はコー
ティングとは異なる。従って、複合粒子の絶縁層の絶縁
値はキャリヤー流体の対応値とは異たる。
ERレスポンス用に調製した流体の評価はしばしば2工
程法で行たう。第1工程において、流体を試験して81
作用が存在するか否かを決定する。
81作用が観察される場合には、流体における81作用
の比較をするためのさらによい基準を与える第2工程の
試験を行なう。
第1の工程において、約311mの間隔を有してノ)ン
ドルから延在する一対の平行棒からなる握りプローブを
一定量の調製ER流体に挿入する。それらの平行棒の間
に約2500〜3000D、O。
電圧をかける。プローブは約6ワツトの電力定格を有す
る。81作用は、プローブを電圧を印加した周囲のER
原流体ら取シ出したときにER原流体棒の間および回シ
にゲル状の塊を形成するとき、および電圧を遮断してゲ
ル軟塊が棒から流れるときに存在すると見たされる。
第2の工程において(それは米国特許第4772+!0
7号に詳述されている)、KR流体を側部が一定の間隔
をもった平行電極を形成するチャンネルに通す。圧力変
換器が流動チャンネルの入口および出口端部間の圧力降
下を印加電圧の関数として測定する。流量を低く保つこ
とによって、圧力降下への粘性寄与を無視できるように
する。上記特許の第12欄、第13〜36行に開示され
ている式に従って誘導降伏応力を計算する。計算された
降伏応力は各種流体における81作用を比較する基準と
して使用することができる。
本発明は、説明のためだけに示し、本発明の範囲を限定
せんとするものではない次の特定の実施例からさらに容
易に理解できるであろう。
グ 25℃において活性化パラジウム溶液900M中で中空
のアルミニウムケイ酸塩微小球50gを1時間かくはん
する。
活性化パラジウム溶液は塩化パラジウムの塩酸溶液18
.9扉l、37%の塩酸100−および水200 ml
を混合することによって調製する。これに二水和塩化ス
ズ(I[12,3811を添加し、得られた溶液を12
分間かくはんする。その溶液に、二水和塩化スズ(I[
)57.1 jl 、スズ酸ナトリウム7、OIおよび
37%塩酸200 atからなる溶液を添加する。混合
した溶液は49〜65℃に3時間加熱し、続いてtri
の体積比の水で希釈する。得られた活性化溶液は1.0
以下のpHをもった酸性である。
処理された微小球はろ逗してフルオロホウ酸ですすぐ。
それらの微小球は次に25℃の無電解ニッケルめっき溶
液へかくはんし乍ら添加する。10分後、蒸留水100
dに溶解させた25Jlの次亜リン酸浴液を添加してめ
っき速度を上げる。それらの粒子はろ過して蒸留水です
すぐ。ニッケルをコーティングした微小球の精製は蒸留
水中で行ない、こわれた微小球、沈降した金属ニッケル
および浮遊ニッケル微小球はろ過によって集める。乾燥
によって薄縁色の粒子となる。電子顕微鏡による粒子の
検査は無電解析出によって付加された金属ニッケル層の
厚さは約2μであることを示した。
粒子の直径は約1505mであった。
絶縁用ケイ酸塩層によるニッケル微小球のコーティング
は、それらの微小球を先ず25℃において210mのエ
タノール中ジェチルホスファートエチルトリエトキシシ
ラン3d%m留水71−および濃NH,OH9+R1か
らなるプライマー溶液中で1時間かくはんすることによ
って行たう。このプライマー・コーティングはニッケル
と次のケイ酸塩層間の満足な接着を保証する。それらの
粒子は次にオルトケイ酸テトラエチル12M、エタノー
ル140m、、i留水541Ltおよび濃NH,OH6
atの溶液中で1時間かくはんする。後者の工程を〈シ
返して第2のケイ酸塩コーティングを提供する。
それらの複合粒子は次にろ過し、エタノールですすぎ、
ろ過し、120’Cのオープン中で1.5時間乾燥する
。その複合粒子は自由流動性である。ケイ酸コーティン
グの厚さは約2000Xである。
複合粒子の33重量%の懸濁液を50 asのシリコー
ン油中で調製する。この懸濁液は低導電率をもったER
レスポンスを示す。対照試験において、無コーテイング
のニッケル微小球はERレスポンスを示さず、かつ同一
の電圧範囲における試験中に発生した火花によって示さ
れたように高伝導性である。
実施例π 実施例工におけるようにニッケル微小球を調製する。実
施例工の工程に続いて、ニッケル微小球上に2コートの
代ジにケイ酸塩の4コートを提供する。ケイ酸塩コーテ
ィングの全厚さは1000〜4000Aである。同じシ
リコーン油におけるこれらのさらに重いコーテッド複合
粒子の33重量%懸濁液は、実施例Iのケイ酸塩コーテ
ッド微小球よりも広い電圧領域に渡ってER作用を示す
実施例工におけるように調製したニッケル微小EJ10
jlを酸化カルボキシル化ポリエチレンノトルエン10
0+jl〜5Iからなるかくはん溶液へ80℃で添加す
る。1時間のかくはん後、複合粒子はろ過によって収集
し、トルエンですすぎ、空気中で乾燥する。10 as
のシリコーン油中複合粒子10%の懸濁液はER作用を
示し、火花を発生したいことがわかった。
アルミニウム・コーテッド中空微小球10jlをエタノ
ール140−中オルトケイ酸テトラエチル121114
、蒸留水54−および濃NH,OH5+J)>らtlる
溶液中で1時間かくはんする。得られた複合粒子はろ過
し、エタノールですすぎ、ろ過そしてオープン中で1時
間乾燥してエタノールを除去する。それらの複合粒子は
自由流動する。
前記のコーティング工程に続いて複合粒子の一部に第2
のケイ酸塩コーティングを施す。複合粒子の別の部分に
同じコーティング工程を用いてさらに4つのコートを与
える。
ケイ酸塩コーティングを形成するためにオルトケイ酸テ
トラエチルの1.2および5のコートで処理されたアル
ミニウム・コーテッド中空微小球33重量%からなる1
00Sシリコーン油懸濁液はER作用を示す。TE01
の5コーテイング処理のアルミニウム・コーテッド微小
球の懸濁液はさらに少りいコーテッドのアルミニウム微
小球の場合よりも広い電圧範囲に渡ってER作用を示す
未処理のアルミニウム・コーテッド微小球での対照試験
はERレスポンスを示さず、同一電圧範囲で発生した火
花によって示されるように高伝導性である。ケイ酸塩コ
ーティングの厚さは1コート当シ約500〜100OA
である、 中空アルミニウム微小球を蒸留水中で1時間沸騰させて
酸化アルミニウム被膜を与える。10csのシリコーン
油中複合粒子1′o重量%の懸濁液は電気火花を発生す
るととflくERレスポンスを与える。対照試験におい
て、処理をしないアルミニウム微小球はERレスポンス
を示さず、同一電圧範囲における試験中に発生した電気
火花によって示されるように高伝導性である。
ド中空微小球 メルカプトプロピルトリメトキシシラン121dをエタ
ノール28〇−中へ添加し15分間かくはんする。蒸留
水108WLtと濃Nu◆0H12−を添加し、溶液が
透明になる1でかくはんする。その溶液に銀コーテッド
中空微小球を添加し1時間かくはんする。
次にそれらの微小球は実施例工のようにオルトケイ酸テ
トラエチル(TE01)を使用して2回処理する。かく
処理した粒子はろ過し、エタノール中ですすぎ、ろ過そ
して120℃のオープン内で一晩乾燥する。得られた複
合粒子は自由流動性である。
10 asのシリコーン油17.411中複合粒子8.
81の懸濁液はERレスポンスを示し、被膜の破壊電圧
以下の低導電率である。対照試験において、非処理の中
空微小球はERレスポンスを示さず、高伝導性である。
直径40μのアルミニウム粒子に次の方法で0.05〜
0.25μの厚さのケイ酸塩被膜をコーティングする。
アルミニウム粒子60Iにエタノール23Qm/を添加
する。この混合体へ水108+117、濃NH,0H1
z−およびオルトケイ酸テトラエチル24−を添加する
。各成分を添加した後、その混合体を5秒間振とうし、
次に全ての成分を添加した後で混合体を1時間かくはん
する。粒子をろ過し、水中で5回すすぐ。次に粒子を真
空オーブン中150℃で1〜3日間乾燥する。それらの
粒子は次に室温に冷却し、10 asのGALDEN 
(商品名)流体30重量%と混合してKR流体を生成し
た。その工程を反復して2つのコーティングを塗布した
2つのコーティング(被膜)の全厚さは500〜zso
oi(o、os〜0.25μ)であった。
得られたER原流体比較的非伝導性でRRレスポンスを
示すことがわかった。そのER原流体長時間の高高乾燥
の結果として本質的に無水にkる。
同様の効果が同じように処理した同一サイズのケイ素粒
子を使用して得られた。
オルトケイ酸テトラエチル(TE01)の溶液から電気
制御コーティングを塗布することから、2.3の利点が
生じる。重要なオリ点は被膜の厚さが調節できることに
ある。もう1つの利点は、 TE01で採水性物質にコ
ーティングして粒子の水分の吸収を防止すると共にRR
流体の望筐しい寄与であるさらに電気制御層を提供でき
ることである。例えば、望ましい疎水性剤はオクタデシ
ルトリアルコキシシランのようた化合物の有機金属アル
キルシラン基の構成員を含む。
以上の説明から、本発明は既知ER流体の欠点をもたf
Lい優れた電気レオロジー流体を提供すると共に、多く
の流体用の新規複合粒子および該複合粒子並びに流体の
製造方法を提供することは明白である。好適な実施態様
およびその製造法を詳細に説明したが、特許請求の範囲
に規定した本発明の意図および範囲を逸脱することなく
種々の改良、変更および変化がありうる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施態様に従って作った複合粒子の
拡大横断面略図;第2図は本発明の別の実施態様に従っ
て作った複合粒子の拡大横断面略図;第3図は本発明の
さらに別の実施態様に従って作った拡大横断面略図;第
4図は2つの電極間に配置された第1図の複合粒子を示
す匍単装置略図;第5図は電極間に電位差を与えた第4
図の装置;第6図は第5図の装置において誘導された等
電位線;第7図は第5図および第6図に示した装置にお
ける粒子の制御被膜内の等電位線;および第8図は第5
図、第6図および第7図におけるマックスウェルの応力
テンソルの積分を説明するために用いた表面を示す。 図面の浄書(内容に変更なし) 0発 明 者 デブラ・エヌ・アツカ アメ ン・ リカ合衆国フロリダ州オーモンド・ビーチ。 シュア−・ブールバード245 オーシャ 一107’2− 手 (方式) %式% ( 1、事件の表示 平底2年 松 敏殿 殿) 願第105130 号 発明−一幻の名称、指寞寓=*区分 電気レオロジー流体および該流体に有用な粒子の製造方
法3゜ 補正する者 事件との関係 特許出願人 屯 代 理 人 6゜ 補正により増加する請求項の数 発明

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.キヤリヤー液体の連続相と被分散微粒子の不連続相
    からなる電気レオロジー流体において、前記微粒子相が
    迅速な粒子内分極をさせることができる導電性表面と、
    該表面上にあつて粒子内の伝導を実質的に防ぎ乍ら前記
    分極をさせる電気制御被膜を有する粒子本体を画定する
    手段を含み;該粒子本体が前記導電性表面と制御被膜を
    除いて、前記キヤリヤー液体の密度より低い密度を有し
    ;前記導電性表面および制御被膜の厚さおよび密度は前
    記キヤリヤー液体の密度と本質的に同一の平均密度を有
    する複合微粒子本体を提供するように選ぶことを特徴と
    する電気レオロジー流体。
  2. 2.前記粒子本体が中空であつて、前記電気制御被膜に
    よつて封止される請求項1記載の電気レオロジー流体。
  3. 3.前記粒子本体がコア構造と、該コア構造上の殼と、
    該殼上の導電性材料の少なくとも1層を含む請求項1記
    載の電気レオロジー流体。
  4. 4.前記粒子画定手段が前記導電性表面を提供する伝導
    性殼を有する中空微小球を含む請求項1記載の電気レオ
    ロジー流体。
  5. 5.前記キャリヤー液体が比較的非導電性であり、前記
    制御層が同様に比較的導電性である請求項4記載の電気
    レオロジー流体。
  6. 6.前記制御被膜は前記キヤリヤー液体に対して電気を
    伝導するが、前記殼を前記キヤリヤー液体から電気的に
    絶縁する請求項5記載の電気レオロジー流体。
  7. 7.前記制御被膜は加水分解性金属錯体の溶液から析出
    する請求項1記載の電気レオロジー流体。
  8. 8.前記導電性表面が金属によつて提供される請求項1
    記載の電気レオロジー流体。
  9. 9.前記粒子本体が気体を含む請求項1記載の電気レオ
    ロジー流体。
  10. 10.連続液体キヤリヤー相に不連続微粒子相が懸濁し
    ている電気レオロジー流体において、前記微粒子相が前
    記連続相の密度よりも低い密度を有する粒子および少な
    くとも1つの導電性表面を電気絶縁材料の少なくとも1
    層でコーテイングすることによつて調製され、該電気絶
    縁材料の性質および量が粒子の導電性表面に関してキヤ
    リヤー液体の密度と本質的に同一の平均密度を有する複
    合粒子を提供するように選定されることを特徴とする電
    気レオロジー流体。
  11. 11.前記電気絶縁層が加水分解性金属錯体の溶液から
    のコーテイングによつて前記殼の上に形成される請求項
    10記載の電気レオロジー流体。
  12. 12.前記加水分解性金属錯体はシラン基のコーテイン
    グ材料および金属アルコキシド基のコーテイング材料か
    らなる群から選ぶ請求項11記載の電気レオロジー流体
  13. 13.前記シラン基のコーテイング材料がオルトケイ酸
    テトラエチル、オルトケイ酸テトラメチル、およびオル
    トケイ酸テトラブチルからなる群、または他のシリコー
    ン・アルコキシドから選択される請求項12記載の電気
    レオロジー流体。
  14. 14.前記金属オルコキシドのコーテイング材料がチタ
    ン酸塩、クロム酸塩およびジルコン酸アルミニウムから
    なる群から選択される請求項12記載の電気レオロジー
    流体。
  15. 15.前記粒子が球形で中空であり、前記制御被膜が前
    記コーテツド粒子の直径の約1%以下の厚さを有する請
    求項10記載の電気レオロジー流体。
  16. 16.前記電気絶縁層が約10,000Å以下の厚さを
    有する請求項10記載の電気レオロジー流体。
  17. 17.前記粒子が100μ以下の最大寸法を有する請求
    項10記載の電気レオロジー流体。
  18. 18.連続絶縁液体相に不連続微粒子相が懸濁している
    電気レオロジー流体において、前記微粒子相が導電性材
    料と電気絶縁材料をコーテイングした中空粒子本体を含
    み、導電性材料および電気絶縁材料の性質および量が相
    互におよび粒子本体に関して絶縁液体の密度と本質的に
    同一の平均密度を有する複合粒子を提供するように選択
    されることを特徴とする電気レオロジー流体。
  19. 19.前記中空粒子本体がセラミツク、金属またはポリ
    マー材料から形成されている請求項18記載の電気レオ
    ロジー流体。
  20. 20.前記中空粒子本体が球形であつて約100μ以下
    の全寸法を有する請求項18記載の電気レオロジー流体
  21. 21.中空粒子本体の密度が、導電性および絶縁コーテ
    イングを除いて、前記絶縁液体相の密度より低い請求項
    18記載の電気レオロジー流体。
  22. 22.中空コアおよび導電性表面をもつた殼を有する粒
    子と該粒子の導電性表面上の電気絶縁性材料の被膜を含
    む微粒子相からなり、前記導電性材料および電気絶縁材
    料およびその量が中空コアの密度に関して絶縁液体の密
    度と本質的に同一の全密度を有する複合粒子を提供する
    ように選択され、前記電気絶縁被膜が前記導電性層上に
    加水分解性金属の溶液からの析出によつてコーテイング
    され、前記導電性層が金属材料によつて提供されること
    を特徴とする不連続微粒子相が連続絶縁液体相に懸濁し
    ている電気レオロジー流体。
  23. 23.金属の殼を有するコアと、該コアの上に加水分解
    性金属錯体の溶液から析出によつてコーテイングされた
    電気絶縁性材料の層からなることを特徴とする電気レオ
    ロジー流体に有用な粒子。
  24. 24.前記加水分解性金属錯体はシランおよび金属アル
    コキシドからなる群から選択される請求項23記載の粒
    子。
  25. 25.前記コアが中空である請求項23記載の粒子。
  26. 26.約100μ以下の最大寸法と約10,000Å以
    下の絶縁被膜厚さを有する請求項23記載の粒子。
  27. 27.前記コアが中空、前記殼が球形、前記導電層が金
    属、そして前記電気絶縁被膜がオルトケイ酸テトラエチ
    ルの溶液からの析出によつて提供される請求項23記載
    の粒子。
  28. 28.前記絶縁被膜上にさらに疎水性被膜を含む請求項
    23記載の粒子。
  29. 29.前記疎水性被膜が有機金属アルキル・シラン基の
    化合物によつて提供される請求項28記載の粒子。
  30. 30.絶縁液体キヤリヤーと協同の請求項23記載の粒
    子。
JP10513090A 1989-04-20 1990-04-20 電気レオロジー流体および該流体に有用な粒子の製造方法 Pending JPH0388896A (ja)

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