JPH0388300A - プラズマトーチ - Google Patents

プラズマトーチ

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JPH0388300A
JPH0388300A JP1222988A JP22298889A JPH0388300A JP H0388300 A JPH0388300 A JP H0388300A JP 1222988 A JP1222988 A JP 1222988A JP 22298889 A JP22298889 A JP 22298889A JP H0388300 A JPH0388300 A JP H0388300A
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JP
Japan
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electrodes
electrode
plasma
cooling
arc
Prior art date
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Pending
Application number
JP1222988A
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English (en)
Inventor
Yuji Eto
江藤 祐士
Ikuo Hosoya
郁雄 細谷
Takehiro Kimura
木村 丈広
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NAGATA TEKKO KK
Idemitsu Petrochemical Co Ltd
Original Assignee
NAGATA TEKKO KK
Idemitsu Petrochemical Co Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、切断、溶融、溶射等の各種プラズマ加工ある
いは気相反応に用いるプラズマトーチに関する。
[従来の技術] 従来、切断、溶融、溶射等の各種プラズマ加工に用いる
プラズマトーチとして種々のものが開発されており、そ
のうち、電極の長寿命化あるいは電極冷却の効率化等の
観点から、有m#IJプラズマトーチ(特開昭56−1
47400号、同59−89800号。
同6l−993ffO号、同 62−192270号、
同 62−192271号等)あるいは、潜熱冷却法を
採用したプラズマトーチ(特開昭61−187959号
等〉が提案されている。
そして、これら*磁場プラズマトーチまたは潜熱冷却法
を利用したプラズマトーチは、それぞれ単独に用いられ
ていた。これは、従来のプラズマトーチにおいては、通
常、アルゴンガス等の放電しやすいガスが用いられてお
り、有磁場プラズマトーチまたは潜熱冷却法を採用した
プラズマトーチな単独で用いるたけでも電極寿命、電極
冷却の点で特別な問題を生じないからであった。
[発明が解決しようとする課1lll]上述のように、
従来のプラズマトーチは、放電しやすいアルゴンガス等
を用いているので、有磁場プラズマトーチまたは潜熱冷
却法を採用したプラズマトーチ単独であってもそれ程問
題はなかった。
しかし、近年、プラズマトーチの利用範囲か拡大し、ア
ルゴンガス以外のガスを利用することが技術的、経済的
に好ましい場合が出現してきた。
例えば、アーク放電をCVD技術に利用する場合、プラ
ズマガスとして高濃度水素ガスを用いる必要かあるが、
水素ガスは放電電圧が高いため。
電極間に高電圧を印加してプラズマを発生させなければ
ならない。
このため、電極表面は高温になりやすく、極端な場合に
は、局所的に電極の溶融が起きてしまうことがある。し
たがって、従来の有磁場プラズマトーチまたは潜熱冷却
法を採用したプラズマトーチ単独では、電極の短命化を
もたらすとともに、冷却効果も十分ではなかった。
本発明は、上記問題点にかんがみてなされたもので、有
磁場プラズマトーチと潜熱冷却手段を有するプラズマト
ーチを有効に複合させたプラズマトーチの提供を目的と
する。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本発明のプラズマトーチは、
中空状の電極及び、この電極の内部中心にアーク放電可
能な間隙をもって設けられた電極とからなるアーク発生
手段と、このアーク発生手段の近傍に配置され、プラズ
マに一定方向の電磁力を作用させる磁界形成手段と、上
記電極の少なくとも一方を、冷媒の蒸発潜熱を利用して
冷却する潜熱冷却手段とを具備した構成としである。
[作用] 上記構成からなるプラズマトーチによれば、電極間のア
ーク放電が、間隙に沿って回転しながら行なわれ、電極
間の一部のみで行なわれることがない、また、冷媒(水
〉の蒸発潜熱を利用して、少なくとも一方の電極から熱
を奪うことによって効率的な冷却を行なう。
[実施例] 以下、本発明プラズマトーチの実施例について第1図を
参照しつつ説明する。
第1図は実施例プラズマトーチの縦断面図である。同図
において、lは銅等からなる陽極であり、先端をノズル
状とした中空体に形成しである。2はタングステン等か
らなる陰極であり、陽極lの中心に、陽極lとの間に適
宜の間隙を有する状態で配置されている。この陰極2は
、中空状の陰極ホルダ3の先端に取付けられており、陰
極ホルダ3と陽極1は絶縁体からなるスペーサ4を介し
て固定されている。
これら陽極lと陰極2によって、リンク状の間隙を有す
るアーク放電電極を構成している。上記電極における陽
極lと陰極2(以下、電極1.2と称すこともある。〉
の間隙は0.5〜201−とすればよく、アーク発生の
確実性を向上させるには2〜1O−1とすることが好ま
しい。
また、電極の材料としては、導電性を有し、ある程度の
耐熱性を具備するものであれば特に制限されず、銅、タ
ングステン以外にも例えば、カーボン、白金、タングス
テン−希土類合金(W−Th等)、タンタル、チタン、
ステンレス鋼などを用いることができる。なお、電極1
.2は、どちらを陽極、陰極としてもよいが1通常は、
中空体の電極を陽極lとし、中空部中心に位置する電極
を陰極2とする。
また、電極1.2の構成するリング状の間隙は真円状の
ものに限られず、環状に連続していればよく、大きさや
形状に制限はない、したがって、例えば楕円形リング状
、ひようたん形リング状、ベルト状等とすることもでき
る。
5及び6は永久磁石であって、磁石5は陽極lの先端ノ
ズル部付近の外周に取付けてあり、磁石6は陰極2の内
部に埋設しである。これらの永久磁石5.6によって磁
界形成手段を構成している。なお、磁界形成手段として
は、永久磁石の代りにコイルを電極1.2の先端ノズル
部付近に配置し、このコイルに電流を流すことによって
磁界を形成するようにしたものであってもよい。
7はプラズマガスの供給管であり、陽極lと陰極2の間
にプラズマガスを供給する。電極1.2間にプラズマガ
スを供給しつつ、電極1.2間にアークを放電すると、
上記ガスは超高温のために急激に膨張してプラズマジェ
ットとなって電極1.2の間隙より外部に向かって噴き
出す。
また磁界形成手段によって磁界を形成すると、フレミン
グの左手の法則にもとづき電極1.2の間隙の放電アー
クに電磁力か作用し、プラズマジェットはリング状の間
隙に沿って移動し回転する。
8は陽極lの外周に形威した冷却空間であり、加圧給水
部9より多数の小孔lOを介して冷却水が放水される。
放水された冷却水は、高温状態にある陽極lの外周に衝
突して蒸発する。このとき、陽極lより熱を奪い潜熱冷
却を行なう、11は蒸発した水蒸気の排出部である。
12は陰極ホルダの内部に形威された冷却空間である。
この冷却室rI!I12には加圧給水管13が貫入して
あり、多数の小孔14より陰極2及び陰極ホルダ3の内
周面に冷却水が放水される。この場合も、冷却水は高温
状態にある陰極2等に衝突して蒸発し、陰極2等より熱
を奪う、15は水蒸気の排出部である。
陽極を冷却するための冷却空間8.加圧給水部9、小孔
10.排出部11及び、陰極2(陰極ホルダ3)を冷却
するための冷却空間12.加圧給水管13.小孔14.
排出部15によって潜熱冷却手段を構成している。なお
1本実施例では、WI熱冷却手段を、Il極l及び陰極
2の双方を冷却する構成としであるが、このうち何れか
一方のみを冷却するようにした構成であってもよい。
このような構成からなるプラズマトーチにあっては、プ
ラズマガスな電極1.2の間隙に供給しつつ、電極1.
2間に電圧を印加し、アークを放電させる。これにより
、上記ガスは急激に膨張して電極1.2の間隙よりプラ
ズマジェットとなって噴き出す。
また、プラズマジェットの先端ノズル部付近に磁界を形
威しであるので、アーク部分に電磁力が作用し、アーク
すなわちプラズマジェットが電極1.2のリング状の間
隙に沿って高速回転する。
一方、陽極l及び陰極2へは、加圧給水部9及び加圧給
水管13のそれぞれの小孔10.14から冷却水が放水
される。陽極l及び陰極2は高温になっているので、衝
突した冷却水は蒸発する。
この際に陽極lと陰極2等は熱を奪われ、これにより陽
極lと陰極2等は冷却される。
[実験例と比較例] X豊1 上述したプラズマトーチ[陽極:タングステン、陰極:
銅、電極間の間隙: 31−]を用い、次の条件で実験
及び比較を行なった。
〈条件〉 コイルを用いて 500ガウスの磁界を形威し、Q、S
 l / winの冷却水を供給して潜熱冷却を行なっ
ているプラズマトーチにアルゴンガス11/sin 、
水素ガス101/sinの混合ガスをプラズマガスとし
て導入した。
く結果〉 この結果、  tsov、 100 Aの直流アーク放
電か発生し、1時間安定して放電していることが確認さ
れた。
比(D4上 〈条件〉 コイルに電流を流さず磁界を形成しない以外は、実験例
と同じ放電条件で放電させた。
く結果〉 この結果、 10分後に放電が停止した。また、電極が
溶けて変形していることが確認された。
塩艶亘ユ く条件〉 冷却手段に潜熱冷却手段を用いず、通常の水冷手段を用
いた以外は、実験例と同じ放電条件で放電させた。
く結果〉 この結果、 15分後に放電が停止した。また、電極が
溶けて変形していることが確認された。
[発明の効果] 以上のように本発明のプラズマトーチによれば、電極間
の一部分のみにおけるアーク放電を防ぐとともに、電極
の冷却を効率的に行なうので、電極の長寿命化及び放電
しにくいガスの安定放電を可能ならしめるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明プラズマトーチの一実施例断面図である
。 l:陽極       2:陰極 3:陰極ホルダ    5,6:永久磁石8:冷却空間
     9:加圧給水部lO:小孔     12:
冷却空間 13:加圧給水管  14:小孔

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 中空状の電極及び、この電極の内部中心にアーク放電可
    能な間隙をもって設けられた電極とからなるアーク発生
    手段と、 このアーク発生手段の近傍に配置され、プラズマに一定
    方向の電磁力を作用させる磁界形成手段と、 上記電極の少なくとも一方を、冷媒の蒸発潜熱を利用し
    て冷却する潜熱冷却手段とを 具備したことを特徴とするプラズマトーチ。
JP1222988A 1989-08-31 1989-08-31 プラズマトーチ Pending JPH0388300A (ja)

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