JPH0388170A

JPH0388170A - マルチディスクプレーヤ

Info

Publication number: JPH0388170A
Application number: JP22302989A
Authority: JP
Inventors: Nobuo Sera; 世良　信夫; Takanori Kasuya; 粕谷　孝則
Original assignee: Kenwood KK
Current assignee: Kenwood KK
Priority date: 1989-08-31
Filing date: 1989-08-31
Publication date: 1991-04-12
Anticipated expiration: 2010-10-09
Also published as: JPH0792971B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］この発明は収納された複数のディスクから任意のものを
選択して演奏できるマルチディスクプレーヤに係わり、
特に、演奏中においても収納されたディスクを交換でき
るマルチディスクプレーヤに関する。

［従来の技術］回転円板状のディスクトレイをスライドテーブル上に設
け、ディスク交換を容易にしたマルチディスクプレーヤ
が特開昭６２−１９２０６４号公報に提案されている。

同公報に記載されたマルチディスクプレーヤは、ディス
クトレイを筐体から出入するスライドテーブルに回転可
能に設け、スライドテーブルが筐体内にあるときディス
クトレイに収納されたディスクを選択して演奏し、ディ
スクトレイにディスクを収納するときあるいはディスク
を交換するときは、スライドテーブルを筐体から突出さ
せ、ディスクトレイを所定位置に回転させるように構成
されている。

［発明が解決しようとする課題］前記従来のマルチディスクプレーヤでは、ディスク演奏
中にはスライドテーブルを筐体外に突出させることが不
可能であり、次ぎに演奏したいディスクをセットするこ
とができなかった。

ところで、１枚の光ディスクの演奏はかなり長時間であ
り、演奏を聞きながらも次ぎに聞きたい曲を思いつくも
のである。

そのとき、従来のものでは前述のように演奏を聞きなが
らディスクをセットすることができず、そのディスクの
演奏が終了するまで待つか、演奏を一旦停止してから、
スライドテーブルを操作して演奏したいディスクをセッ
トしなければならなかった。

この発明は上記問題点を解決するためになされたもので
、ディスクの演奏中においてもスライドテーブルを筐体
外に突出させて、ディスクトレイに任意のディスクを収
納し、また、ディスクトレイ中のディスクを交換し、演
奏が終り次第交換したディスクを演奏するようにプログ
ラムすることの可能なマルチディスクプレーヤを提供す
ることを目的とする。

［課題を解決するための手段］この発明は、複数のディスクを同一円周上等間隔に形成
された凹部に載置するディスクトレイをスライドテーブ
ルに回転可能に支持し、スライドテーブル上に前記ディ
スクトレイを所定位置に回転させる駆動装置を設け、ス
ライドテーブルを筐体内に配置されたディスク再生装置
がクランプ可能の位置にディスクを載置する位置と１つ
以上の前記凹部をフロントパネルから突出させる位置と
の間で駆動されるようにしたマルチディスクプレーヤに
おいて、ディスク再生装置のターンテーブルがディスク
をディスクトレイから持上げてクランプし、その状態に
おいて、スライドテーブルを移動できるようにディスク
トレイに外周に至る切欠きを設け、ディスク再生中にお
いてもディスク交換を可能としたものである。

［作用］演奏中にはディスクはターンテーブルによりディスクト
レイから持上げられており、ディスクトレイに設けられ
た切欠きをスピンドルモータの軸が通過するようにして
、スライドテーブルと共にディスクトレイを移動できる
。

スピンドルモータの軸がディスクトレイの外周から外れ
る位置までディスクトレイを移動させれば、ディスクト
レイはディスク再生装置に干渉されることがなく回転駆
動される。

そして、ディスクトレイのフロントパネルから突出する
部分を用いてディスクの交換や収納を行い、次ぎに、演
奏するようにプログラムすることも可能となる。

［実施例］以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。

第１図はこの発明の実施例であるマルチディスクプレー
ヤを示す平面図である。

図において２はスライドテーブルである。

スライドテーブル２はシャーシ１にスライド可能に支持
され、裏面にラック２ａが立設されている。

ラック２ａと噛合うギヤ３はシャーシ１に回転自在に支
持されており、図示していない駆動装置により駆動され
て回転し、スライドテーブル２を実線で示す位Ｉと２点
鎖線で示す位置との間を移動させる。

５はディスクトレイであり、スライドテーブル２に設け
られた軸４とローラ６．６・・・により回転可能に支持
されている。

ディスクトレイ５の裏面にはギヤ５ｇが立設されている
。

ギヤ５ｇと噛合うギヤ９はスライドテーブル２に回転自
在に支持されており、図示していない駆動装置により駆
動されてディスクトレイ５を回転させる。

ディスクトレイ５の外周にはリブ５ｆか下方に延びてお
り、リブ５ｆには第４図に示すようにスリットが設けら
れている。

１０ａおよび１０ｂは発光素子と受光素子がリブ５ｆを
挾むように配置されたフォトディテクタでありスライド
テーブル２に固定されている。

フォトディテクタ１０ａまたは１０ｂがリブ５ｆのスリ
ットを検出して制御装置がギヤ９を駆動するモータを停
止させるが、同時に図示していない位置決め装置が作動
してディスクトレイ５を所定位置に停止させる。

ディスクトレイ５には８　ｃｘａ　ＣＤおよび１２ａｍ
ＣＤを位置決めして載置できるように段付きの凹部５ａ
乃至５ｅが等間隔に５個形成されている。

スライドテーブル２がフロントパネル８から突出する位
置ではディスクトレイ５の凹部が２個フロントパネル８
の外に露出する。

また、ディスクトレイ５には各凹部からに外周に至る切
欠き５ｈが形成されている。

スライドテーブル２が筐体内にあり、ディスクトレイ５
が所定位置で停止したとき、ディスクトレイ５に載置さ
れたディスクを再生できるようにディスク再生装置７が
シャーシ１に配置されている。

ディスクトレイ５に載置されたディスクの有無を検出す
るフォトディテクタ１１がディスクトレイ５を挾むよう
に配置されている。

ディスク再生装置７は第２図に示すように、スピンドル
モータ軸と直結したターンテーブル２０と光学式ピック
アップ２１を備えており、ディスク再生装置７に立設さ
れた軸２２がシャーシ１に固定された軸受２３と嵌合し
、シャーシ１に回動自在に支持されている。

また、光学式ピックアップ２１ははディスク再生装置７
のボディーに備えられた送りｍ構により左右方向に送ら
れる。

ディスク再生装置７の前面にはガイドピン２４゜２４が
立設されており、ガイドビン２４．２４は第３図に示す
ようにスライダ２５に穿設された２字形のガイド溝２５
ａ、２５ａに挿通している。

スライダ２５はシャーシ１に摺動自在に支持されており
、それと一体に形成されたラック２５ａがギヤ２６と噛
合っている。

ギヤ２６はシャーシ１に回転自在に支持され、同じくシ
ャーシ１に支持されたウオームホイール２７に形成され
たギヤと噛合っている。

ウオームホイール２７はシャーシ１に固定されたモータ
２９と直結しているウオーム２８と噛合っている。

モータ２９を正転または逆転させることにより、ディス
ク再生装置、７のボディーを回動させ、ターンテーブル
２０を実線で示す上昇位置と２点鎖線で示す下降位置と
の間を移動させることができる。

なお、スライドテーブル２５の移動終点は図示していな
いマイクロスイッチにより検出され、マイクロスイチか
ら送られる信号により制御装置がモータ２９を停止させ
る。

ターンテーブル２０が実線に示す位置に上昇すると、タ
ーンテーブル２０はディスクトレイ５に載置されている
ディスク３２を持上げ、シャーシ１に固定されたブラケ
ット３０に支持されているクランパ３１がディスク３２
をターンテーブル２０にクランプし゛、ディスク再生状
態となる。

実施例は以上のように構成されているが、次ぎにその作
用を説明する。

スライドテーブル２が筐体内にあるとき、図示していな
い操作パネルのスイッチを操作して、ディスクトレイ５
に載置された最大限５枚のディスクを任意の順序で演奏
するようにプログラムして、プログラムに従って演奏さ
せることができる。

このとき、フォトディテクタ１０ｂによりディスクトレ
イ５の回転が制御される。

すなわち、第４図に示すリブのエッヂＡを検出したタイ
ミングでフォトディテクタ１１の信号を入力することで
、対応する凹部にディスクが有るか否かが判断され制御
装置が記憶する。

そして、Ｂ部のスリットの数により第１から第５のいず
れの凹部であるかが判断される。

対応する番号の０部のスリットの位置で駆動装置が停止
されるが、その前のエッヂＤでモータが減速される。

所定のディスクを再生する位置でディスクトレイ５が停
止すると、ディスク再生装置７が上昇して、ディスクが
再生されるが、いずれの凹部に載置されたディスクが再
生されているかを制御装置は記憶している。

ディスク再生中にもスイッチ操作により、スライドテー
ブル２を７０ントパネル外に突出させることができる。

そして、その状態でディスクトレイは所定位置まで制御
されて回転駆動されるが、そのときフォトディテクタ１
０ａが用いられる。

フォトディテクタ１０ａとフォトディテクタ１０ｂとの
間の円周角（図示のα）は３６°であり、図に示すよう
に筐体の内外でのディスクトレイ５の停止位置は互いに
１／２ピツチだけずれた位置となる図に示すように凹部５ａのディスクを演奏しているとき
にスライドテーブル２を突出させたときは、ディスクト
レイ５は凹部５ｂおよび５ｃを露出させる位置で停止し
゛、露出した部分でディスクの交換や挿入が可能となる
。

さらにスイッチ操作することによりディスクトレイを回
転させて、凹部５ｄと５ｅを露出させることも可能であ
る。

しかしながら、凹部５ａが露出された状態で停止しない
ように制御される。

そして、スライドテーブルが筐体内に引き込まれるとき
には凹部５ａがディスク再生装置上にくる位置にディス
クトレイが回転されている。

このようにディスクトレイ５の回転を制御することによ
り、演奏中のディスク再生装置とディスクトレイに載置
されたディスクが干渉することを防止している。

なお、ディスクがディスク再生装置にクランプされてい
ないときには、ディスクトレイの停止位置は制限されな
い。

［発明の効果］以上、説明したようにこの発明のディスクプレーヤによ
ると、ディスク再生中においても再生中のディスク以外
のディスクの交換が可能となる。

また、実施例に示すように、ディスクトレイの回転を制
御すれば、再生中のディスク収納部に誤ってディスクを
載せてトラブルが発生することを防止できる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の実施例であるマルチディスクプレー
ヤを示す平面図、第２図は同マルチディスクプレーヤの
ディスク再生装置を示す正面図、第３図は第２図におけ
るＡ−Ａ矢視図、第４図は同マルチディスクプレーヤの
ディスクトレイ５のリブ５ｆの一部を展開して示す側面
図である。１・・・シャーシ、２・・・スライドテーブル、２ａ・
・・ラック、３・・・ギヤ、４・・・軸、５・・・ディ
スクトレイ、５ａ、５ｂ、５ｃ、５ｄ、５ｅ−−−凹部
、５　ｆ−・・リブ、５ｇ・・・ギヤ、５ｈ・・・切欠
き、６・・・ローラ、７・・・ディスク再生装置、８・
・・フロントパネル、９・・・ギヤ、１０ａ、１０ｂ、
１１・・・フォトディテクタ、２０・・・ターンテーブ
ル、２１・・・光学式ピックアップ、２２・・・軸、２
３・・・軸受、２４・・・ガイドビン、２５・・・スラ
イダ、２５ａ・・・ラック、２５ｂ・・・ガイド溝、２６・・・ギヤ、２７・・・ウオームホイール、２８・・・ウオーム、２９・・・モータ、３０・・・ブラゲット、１・・・クランパ、３２・・・ディスク。

Claims

【特許請求の範囲】

　複数のディスクを同一円周上等間隔に形成された凹部
に載置するディスクトレイをスライドテーブルに回転可
能に支持し、スライドテーブル上に前記ディスクトレイ
を所定位置に回転させる駆動装置を設け、スライドテー
ブルを筺体内に配置されたディスク再生装置がクランプ
可能の位置にディスクを載置する位置と１つ以上の前記
凹部をフロントパネルから突出させる位置との間で駆動
されるようにしたマルチディスクプレーヤにおいて、デ
ィスク再生装置のターンテーブルがディスクをディスク
トレイから持上げてクランプし、その状態において、ス
ライドテーブルを移動できるようにディスクトレイに外
周に至る切欠きを設け、ディスク再生中においてもディ
スク交換を可能としたことを特徴とするマルチディスク
プレーヤ。