JPH0379877A - ガス用安全弁 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野１ 本発明はガス供給経路内に設けられた弁体が一定以上の
ガス流動圧にて移動されて弁孔を閉塞してが大供給を遮
断して安全を図るガス用安全弁に関し、詳しくはその取
り付は方向を限定されることなくどのような方向にも取
り付は得るようにしようとするとともにガス遮断性を向
上させようとする技術に係るものである。

［従来の技術１ 従来、この種のガス用安全弁にあっては、第５図に示す
ように弁の本体管１内に弁体２をガスの流れ方向に移動
自在に配設し、弁体２の外周にテーパー状の当接面３を
、設け、本体管１の弁孔４にテーパー状の弁座面５を設
け、弁体２からがイド棒６を弁体２の移動方向に突設し
、この〃イド棒６をがイド孔７にスライド自在に挿通し
、弁体２に一定以上のガス流動圧がかからない限り弁体
２を弁孔４から離して開弁状態を維持するばね８を設け
て形成されている。このガス用安全弁は通常弁体２がぽ
ｈ８にてガスの流れの上流側に押されており、弁体２の
当接面３と弁孔４の弁座面３とが離れており、第５図（
ａ）の矢印のようにガスが上流側から下流側に流れる。

今、ガス用安全弁より下流側でガス漏れ等が生じると、
大流量のガスが流れ、このボスにて弁体２がばね８に抗
して押され、弁体２の当接面３が弁座面５に当接されて
弁孔４が閉塞されてガスが流れなくなって安全性が確保
される。

【発明が解決しようとする課題］ ところが、このような構造であると、ガス栓の開栓時の
初期にでも弁体２がガスの流れに押されて弁体２が弁孔
４を閉塞することがある。つまり、ガス栓の開栓時の初
期に瞬間的にガスが多量に流れ、弁体２が押されて弁体
２で弁孔４が閉塞されるという誤動作を生じることがあ
る。これをなくすためばね８のばね力により開栓初期の
ガスの流れにより弁体２が作動しないようにしたものも
あるが、この構造のものの場合ガス用安全弁の取り付は
方向を一定方向にしなければならないという問題があっ
た。つまり、取り付は方向によりばね８の荷重がかかっ
たりかからなかったりして誤動作する可能性がある。

本発明は叙述の点に鑑みてなされたものであって、本発
明の目的とするところはガス漏れ等の時には弁体が動作
して弁孔が閉じられて安全性が確保できるのは勿論、開
栓時に瞬間的にガスが多量に流れても弁孔が閉じられる
ことがないガス用安全弁を提供するにある。

［ｉ１題を解決するための手段１ 上記目的を達成するため本発明ガス用安全弁は、〃大供
給経路内に設けられた弁体２が一定以上のガス流動圧に
て移動されて弁孔４を閉塞してガス供給を遮断すると共
に弁体２に一定以下の流動圧しかからないときにはばわ
手段にて弁体２を弁孔４から離して開弁状態を維持する
ものにおいて、弁体２の開弁状態で弁体２の〃大の流れ
の上流側の片面側が当接される弁受は部９を弁孔４の上
流側に設けると共にこの弁受は部９に弁体２側の面が開
口せる空洞１０を形成し、弁受は部９の外周にガスの流
れの上流側と弁孔４とを連通させるガス流通路１１を形
威し、弁受は部９にガスの流れの上流側と空洞１０とを
流量制限して連通させる連通孔１３を設けた。

［作用１ 通常、弁体２が弁受は部９に当接されて弁体２や弁受は
部９の外周のガス流通路１１及び弁孔４を介してガスが
流れる。今、〃大の流れの下流側でガス漏れが生じた場
合、ガスの流れる流量が増加して連通孔１３から空洞１
０内にガスが流入し、弁体２が空洞１０内に流入したガ
スにて押されて弁体２にて弁孔４が閉じられてガスの流
れが遮断される。また開栓時の初期に瞬間的に多量のガ
スが流れ、連通孔１３から空洞１０内にガスが流入する
が、瞬間的であるため空洞１０の容量に吸収されて弁体
２が作動せず、弁孔４が閉塞されることがない。

【実施例１ 第１図はガスコンセントのような〃ス用開閉器Ａを示し
ており、床に埋設する横型にしたり、壁に埋設する縦型
にすることができる。筒状の器具本体１４の中央部に閉
子孔１５を穿孔して閉子１６を回動自在に装着しである
。１７は閉子１６の操作共であり、操作共１７をまわせ
ば回転子１８を介して閉子１６は閉子孔１５内で回転し
、閉子１６に設けられた導通孔１９により管路が開閉さ
れる。器具本体１４のガス流出側端部に上方に向けてソ
ケット（図示せず）接続用のプラグ２０が連結されてい
る。器具本体１４のガス流入＠端部にはガス用安全弁Ｂ
を内蔵させて７ランノ管２１が接続されている。７フン
ジ管２１の側端部にガス管（図示せず）接続用テーパー
ねじを形威しである。

第２図に示すようにガス用安全弁Ｂは７ランノ管２１内
に組み込まれており、筒型の本体管１が流入側部材１ａ
と流出側部材１ｂとで構成されている。本体管１の流出
側部材１ｂの入口側には弁孔４を設けてあり、弁孔４の
外周には流出側に向けて徐々に径が細くなるテーパー状
の弁座面５を形威しである１本体管１の流出側部材１ｂ
の弁孔４より流出側には〃イド部材２２を有し、センタ
ーで〃イド部材２２には〃イド孔７を設けである。

本体管１内に移動自在に内装される弁体２は合成８４Ｎ
、ゴム及びこれらに金属芯を入れた複合部材等にて円盤
状に形成され、弁体２の外周には外方に凸となった円弧
面を持ち且つテーパー状の当接面３を設けてあり、弁体
２で弁孔４をＭ塞したとき当接面３が弁座面５に当接す
るようになっている。この弁体２の中央部にはがイド棒
６を突設してあり、この〃イド棒６を上記〃イド孔７に
摺動自在に挿通しである。本体管１の流入ｌｌＢ材１ａ
には弁受は部９を設けてあり、開放された弁体４が弁受
は部９に当接されるようになっている。〃イド棒６の外
周で、〃イド部材２２と弁体２との間には弁体２が開く
ように付勢するばね８を介装しである。上記弁受は部９
は放射状の３本の支持部２３にて本体Ｗ１に支持してあ
り、弁受は部９や弁体２の外周にガス流通路１１を形成
しである。

弁受けｓ９には弁体２＠の面が開口せるｇ！洞１０を設
けてあり、弁受は部９の弁体２側の外周には弁体２の当
接面３が当接される凹１１部２４を設けである。ここで
弁体２の外径Ｘと弁受は部９の外径ＹとはφＸ≦φＹの
関係になっている。弁受は部９のガスの流れの上流側に
は空洞１０と連通する連通孔１３を設けである。連通孔
１３は流量を制限する小さな孔である。

上記のように＃ｌ或せる〃入用安全弁Ｂは次のように動
作する。通常の状態でガスが流れているときには第３図
（ａ）に示すようにガス流通路１１や弁孔４を介してガ
スが流れ、弁体２が弁受は部９に当接されている。この
ときのガスの流量は少なくて流動圧が小さいので連通孔
１３から空洞１０内にガスが流入しない。従ってばｈ８
の力にて弁体２が弁受は部９に当接されて開放状態が維
持されている。今、ガス管破れやガス管外れ等でガス漏
れが生じた場合、ガスの流量が多くなってガスの流動圧
が上がると、連通孔１３からガスが空洞１０内に流入し
、空洞１０内の圧力が高くなって、ばね８に抗して弁体
２が弁受は部９から離れ、第３図（ｂ）に示すように弁
体２がガスの流動圧にて押されて弁体２が弁孔４を閉塞
して当接面３が弁座面５に当接してガスの流れが遮断さ
れる。また開栓時初期にも瞬間的にガスの流量が多くな
り、連通孔１３から空洞１０内にガスが流入するが、ガ
スの流量が多くなるのは瞬間的であるため空洞１０で圧
力が吸収されて弁体２がばわ８に抗して移動せず、弁体
２の開放状態が維持される。

また弁体２のガイド棒６は開成状態の閉子１６の導通孔
１９内に進入していで、操作共１７を回転させて閉子１
６を閉じることで、閉子１６に形成されたカム面２５に
て第４図（ａ）（ｂ）（ｃ）にようにがイド棒６を押し
て弁体２を弁孔４から離しでリセットすると共に閉子１
６にてガス経路を閉じるのである。

［発明の効果１ 本発明は叙述の如く弁体の開弁状態で弁体のガスの流れ
の上流側の片面側が当接される弁受は部を弁孔の上流側
に設けると共にこの弁受は部に弁体側の面が開口せる空
洞を形威し、弁受は部の外周にガスの流れの上流側と弁
孔とを連通させるガス流通路を形威し、弁受は部にガス
の流れの上流側と空洞とを流量制限して連通させる連通
孔を設けているので、ガス漏れ等で多量のガスが流れた
ときボスの流動圧が高くなって連通孔から空洞内にガス
が流入し、空洞内の圧力が高くなって弁体が弁受は部か
ら離れて弁体がガスの流れにて弁孔をｍ塞し、ガスの流
れを遮断して安全性を確保できるものであり、しかも開
栓時に瞬間的にガスが多量に流れるとき流動圧が高くな
って流量制限されて連通孔からガスが空洞内に僅かに流
入するだけであって、開栓時初期にガスが多量に流れて
も空洞で吸収されて弁体が弁受は部から離れなく、弁体
が動作して弁孔を閉じるという誤動作をしないものであ
り、さらに開栓時初期のが大の流れにて弁体が誤動作す
るのを防止する機構は取り付は方向に関係ないので取り
付は方向の制限等を受けないものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の断面図、第２図（、）は同
上のガス用安全弁の断面図、第２図（ｂ）は第２図（ａ
）の左側面図、第２図（ｅ）は第２図（ａ）の右側面図
、第３図（ａ）（Ｌ、）は同上の動作を説明する断面図
、ｔｊＩＪ４図（−）（ｂ）（ｃ）は同上のリセット作
用を示す説明図、ｔＪｆＪｓ図（ａ）は従来例の断面図
、第５図（ｂ）は第５図（ａ）の左側面図、第５図（ｃ
）は第５図（ａ）の右側面図であって、２は弁体、４は
弁孔、９は弁受は部、１０は空洞、１１はガス流通路、
１３は連通孔である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ［１］ガス供給経路内に設けられた弁体が一定以上のガ
   ス流動圧にて移動されて弁孔を閉塞してガス供給を遮断
   すると共に弁体に一定以下の流動圧しかからないときに
   はばね手段にて弁体を弁孔から離して開弁状態を維持す
   るガス用安全弁において、弁体の開弁状態で弁体のガス
   の流れの上流側の片面側が当接される弁受け部を弁孔の
   上流側に設けると共にこの弁受け部に弁体側の面が開口
   せる空洞を形成し、弁受け部の外周にガスの流れの上流
   側と弁孔とを連通させるガス流通路を形成し、弁受け部
   にガスの流れの上流側と空調とを流量制限して連通させ
   る連通孔を設けて成ることを特徴とするガス用安全弁。