JPH0376629A - 窓開き紙シートのラミネート方法 - Google Patents

窓開き紙シートのラミネート方法

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Publication number
JPH0376629A
JPH0376629A JP21263089A JP21263089A JPH0376629A JP H0376629 A JPH0376629 A JP H0376629A JP 21263089 A JP21263089 A JP 21263089A JP 21263089 A JP21263089 A JP 21263089A JP H0376629 A JPH0376629 A JP H0376629A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper sheet
coating layer
polypropylene film
film
plastic film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21263089A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Nakao
中尾 正男
Yoshio Kurahashi
倉橋 由夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON HIKARI FIBER KK
REON SEIGYO KIKI KK
Original Assignee
NIPPON HIKARI FIBER KK
REON SEIGYO KIKI KK
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Publication date
Application filed by NIPPON HIKARI FIBER KK, REON SEIGYO KIKI KK filed Critical NIPPON HIKARI FIBER KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、内容物が見える窓を設けた包装函等を作るた
めに用いられる窓開き紙シートのラミネート方法に関す
る。
〔従来の技術〕
包装函等の素材となる祇シートは、その製品価値を高め
るために、表面にプラスチックフィルムをラミネートし
て光沢や撥水性を付与するものが多い。
このラミネート方法としては、透明なプラスチックフィ
ルムに感圧接着剤を塗布して成る粘着フィルムを、祇シ
ートの上に重ねてその表面に貼着させる方法が一般的で
ある。
しかし、例えばゴルフボールの包装函を作る祇シートの
ように、内容物を見るための窓が打ち抜かれた窓開き祇
シートにあっては、その表面に粘着フィルムを貼着する
と、窓の部分に表出した感圧接着剤によって、紙シート
同士が互いに接着するという問題がある。
すなわち、包装函等の素材となるロール状の祇シートは
、その表面にプラスチックフィルムをラミネートした後
、そのままロール状に巻き取ってストックするか、ある
いは、ラミネートすると同時に、所定のサイズに裁断し
て積み重ねた状態でストックするから、窓開き紙シート
に粘着フィルムをラミネートすると、その祇シート同士
が互いに接着して、包装函等の成形加工を行う際に著し
い支障を来すこととなる。
このような事情に鑑み、窓開き紙シートにラミネートを
施す場合には、当該祇シートの表面全体にホントメルト
型接着剤を塗布して、その上に無加工のプラスチックフ
ィルムを重ね合わせ、両者を加熱ロールに通して120
″C程度の高温下で感熱接着させるようにしている。
〔発明が解決しようとする課題] しかしながら、このラミネート方法によると、ポリプロ
ピレンフィルム等の安価な熱収縮性プラスチックフィル
ムを使用できないという欠点があった。
すなわち、ポリプロピレンフィルムは、80°C以上の
高温で熱収縮するから、これを120″Cの高熱で窓開
き紙シートに感熱接着させると、その祇シート全体が熱
収縮するポリプロピレンフィルムに引っ張られて反り返
るように変形し、包装函等の成形加工が非常に困難にな
ると同時に、紙シートの窓の部分に表出したポリプロピ
レンフィルムに熱収縮による皺が生して見栄えが非常に
悪くなり、製品価値が損なわれるという欠点があった。
なお、ポリプロピレンフィルムを感熱接着させるラミネ
ート装置も提案されているが(特開平1141030号
公報参照)、その装置は、非常に高価であり、しかも、
市販品ではなく、極く限られた委託加工業者しか保有し
ていない。
そこで本発明は、ポリプロピレンフィルムのような熱収
縮プラスチックフィルムを、安価な装置によって、熱収
縮を生ずることなく窓開き紙シートの表面にラミネート
できるようにすることを技術的課題としている。
(課題を解決するための手段) この課題を解決するために、本発明による窓開き紙シー
トのラミネート方法は、熱収縮性プラスチックフィルム
の表面にエマルジョン型接着剤を塗布及び乾燥させて、
常温下で鉛筆硬度7Bよりも硬い塗膜層を形成し、当該
塗膜層を形成した前記プラスチックフィルムの表面と窓
開き紙シートの表面が対面するように両者を重ね合わせ
て加圧ロール間に送り込むことにより、そのロール圧で
窓開き紙シートの表面に前記プラスチックフィルムを圧
着させることを特徴とする。
〔作用〕
本発明によれば、熱収縮性プラスチックフィルムの表面
にエマルジョン型接着剤を塗布及び乾燥させて形成した
鉛筆硬度7Bよりも硬い塗膜層が、加圧ロールのロール
圧で窓開き紙シートの表面に接着して、当該祇シートの
表面に熱収縮性プラスチックフィルムがラミネートされ
る。
したがって、ポリピロピレンフィルム等の熱収縮性プラ
スチックフィルムでも、加圧ロールを備えた簡便な装置
によって、熱収縮を生ずることなく窓開き紙シートの表
面にラミネートできる。
また、鉛筆硬度7Bより硬いエマルジョン型接着剤の塗
膜層は、加圧ロールで一定以上のロール圧をかけない限
り接着性を示さないから、ラミネートされた窓開き紙シ
ートをロール状に巻き取った状態でストックしたり、所
定のサイズに裁断して積み重ねた状態でストックしても
、その窓の部分に表出した塗膜層によって祇シート同士
が接着することもない。
したがって、各窓開き紙シートを包装函等に成形加工す
る作業に支障を来すおそれが全くない。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を具体的に説明する。
まず、ポリエチレンイミン系又はチタン系、ウレタン系
のアンカー剤が塗布された二軸延伸ポリプロピレンフィ
ルムの表面に、そのアンカー剤の上から、メチルメタア
クリレート・アクリル酸ブチルと、ポリアクリル酸エス
テルとを混合して成るエマルジョン型接着剤を塗布及び
乾燥させて、塗膜用鉛筆引っ掻き試験機(JIS K 
5401)で測定して常温下で鉛筆硬度7Bよりも硬い
塗膜層を形成する。
次に、その塗膜層を形或したポリプロピレンフィルムの
表面と、コート紙等で成る窓開き紙シートの表面とが対
面するように両者を重ね合わせて加圧ロール間に送り込
み、そのロール圧で窓開き紙シートの表面にポリプロピ
レンフィルムを圧着してラミネートする。
ここで、鉛筆硬度7Bより硬い塗膜層は、水分を蒸発さ
せると完全に固化するメチルメタアクリレート・アクリ
ル酸ブチル(固形分濃度L:、42%)と、水分を蒸発
させても軟粘性があるポリアクリル酸エステル(固形分
・濃度4=:57%)との配合比を調整して作り出され
12例えば、次回Iの如き配合比によれば、鉛筆硬度7
Bよりも硬い塗膜層が形成される。
く図■〉 つまり、乾燥状態で固化するメチルメタアクリレート・
アクリル酸ブチルの含量を一定にして、乾燥状態でも軟
粘性があるポリアクリル酸エステルの含量を増加させる
と、塗膜層の硬度が低下するが、両者の配合比が10:
5乃至10:6までの範囲内ならば、常温で鉛筆硬度7
Bよりも硬い6B以下の硬度が得られる。
そして、これら3種類の塗膜層が形成されたポリプロピ
レンフィルムを、ゴルフボールの包装函(ブリジストン
社製)を成形する窓開き紙シートに用いるコート紙の表
面に重ね合わせて、その両面を電熱ヒータによりポリプ
ロピレンフィルムが熱収縮を生ずる臨界温度よりも僅か
に低い80°Cに加熱しながら、ロール圧が7.2Kg
/cffl、送り出し速度・が1m/分に設定された加
圧ロール間に送り込んで、ポリプロピレンフィルムをコ
ート紙の表面に圧着させ、その圧着したポリプロピレン
フィルムをコート紙の表面から90″方向に引き剥がす
実験を行ったところ、その引き剥がし力(接着力)は、
次回■に示す通りであった。
く図■〉 この実験結果によれば、ポリプロピレンフィルムに熱収
縮を生じさせることなく、これを窓開き紙シートの表面
に200g程度の接着力で圧着させることかできる。
ここで、ゴルフボールの包装函(ダンロップ社製)を成
形する窓開き紙シートの表面にホットメルト型接着剤で
接着されたポリプロピレンフィルムを、90’方向に剥
がす時に要する剥がし力は、平均して120g程度であ
るから、実験結果で得られた鉛筆硬度7Bより硬い塗膜
層の接着力は、実用に供するに十分なものである。
また、従来品のように120g程度の接着力で足りれば
、互いに重ね合わせたポリプロピレンフィルムと紙シー
トを加圧ロール間に送り込む際にその両面を80″Cま
で加熱する必要はなく、ポリプロピレンフィルムが熱収
縮する心配が全(ない60〜70°C程度に加熱しても
実用的な強さで接着する。
更に、加圧ロールのロ、−ル圧を高くすれば、全く加熱
せずに、常温下でそのロール圧のみによって接着させる
こともできる。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によれば、ポリビロピレンフ
ィルム等の熱収縮性プラスチックフィルムを、加圧ロー
ルを備えた簡便な装置で、熱収縮を生ずることなく窓開
き紙シートの表面に圧着させてう貴ネートできるという
大変優れた効果がある。また、熱収縮性プラスチックフ
ィルムを圧着させるために形成された塗膜層は、鉛筆硬
度7Bよりも硬いから、当該プラスチックフィルムをラ
ミネートした窓開き紙シートをロール状に巻き取った状
態でストックしたり、所定のサイズに裁断して積み重ね
た状態でストックしても、その窓の部分に表出した塗膜
層により紙シート同士が接着して、当該紙シートを包装
面等に成形加工する作業に支障を来すおそれも全くない
という優れた効果がある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 熱収縮性プラスチックフィルムの表面にエマルジョン型
    接着剤を塗布及び乾燥させて、常温下で鉛筆硬度7Bよ
    りも硬い塗膜層を形成し、当該塗膜層を形成した前記プ
    ラスチックフィルムの表面と窓開き紙シートの表面が対
    面するように両者を重ね合わせて加圧ロール間に送り込
    むことにより、そのロール圧で窓開き紙シートの表面に
    前記プラスチックフィルムを圧着させることを特徴とす
    る窓開き紙シートのラミネート方法。
JP21263089A 1989-08-18 1989-08-18 窓開き紙シートのラミネート方法 Pending JPH0376629A (ja)

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JP21263089A JPH0376629A (ja) 1989-08-18 1989-08-18 窓開き紙シートのラミネート方法

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Publications (1)

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JPH0376629A true JPH0376629A (ja) 1991-04-02

Family

ID=16625848

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JP21263089A Pending JPH0376629A (ja) 1989-08-18 1989-08-18 窓開き紙シートのラミネート方法

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JP (1) JPH0376629A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62117076A (ja) * 1985-11-15 1987-05-28 Konishiroku Photo Ind Co Ltd 画像処理装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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