JPH037647Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH037647Y2 JPH037647Y2 JP1986061666U JP6166686U JPH037647Y2 JP H037647 Y2 JPH037647 Y2 JP H037647Y2 JP 1986061666 U JP1986061666 U JP 1986061666U JP 6166686 U JP6166686 U JP 6166686U JP H037647 Y2 JPH037647 Y2 JP H037647Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- seat
- soft seat
- soft
- valve body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 7
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 3
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 3
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 239000007779 soft material Substances 0.000 description 1
- BFKJFAAPBSQJPD-UHFFFAOYSA-N tetrafluoroethene Chemical group FC(F)=C(F)F BFKJFAAPBSQJPD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Lift Valve (AREA)
- Details Of Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、各種流体の流路を遮断する締切弁等
として使用されるソフトシート弁の改良に関す
る。
として使用されるソフトシート弁の改良に関す
る。
従来からソフトシート弁の一例として、第５図
に示すように、符号３，４で示す開口を結ぶ流路
２を形成した弁本体１のシリンダ下部に弁座５を
突設形成し、前記シリンダ内に弁体６をストロー
ク動作可能に内挿し、該弁体６の下面に形成した
周壁１０内周の凹部空間９にソフトシート７をネ
ジ８止めしてなる構成を備え、弁体６を下向移動
させ、ソフトシート７を弁座に圧接して前記流路
２を開閉自在に遮断するものが知られている。ソ
フトシート７は、各種のゴム材や四弗化エチレン
樹脂等の樹脂材によつて成形され、弁体６の下端
に形成した凹部空間９内に下面のみを露出する形
で収容されている。
に示すように、符号３，４で示す開口を結ぶ流路
２を形成した弁本体１のシリンダ下部に弁座５を
突設形成し、前記シリンダ内に弁体６をストロー
ク動作可能に内挿し、該弁体６の下面に形成した
周壁１０内周の凹部空間９にソフトシート７をネ
ジ８止めしてなる構成を備え、弁体６を下向移動
させ、ソフトシート７を弁座に圧接して前記流路
２を開閉自在に遮断するものが知られている。ソ
フトシート７は、各種のゴム材や四弗化エチレン
樹脂等の樹脂材によつて成形され、弁体６の下端
に形成した凹部空間９内に下面のみを露出する形
で収容されている。
上記構成のソフトシート弁は、ゴムまたは樹脂
製のソフトシート７を金属製の弁本体１に一体形
成した弁座５に圧接し、該ソフトシート７の材質
的な弾性変形作用を利用して流路２を確実に“締
切”るものであるが、圧接すなわち締付けが強過
ぎるとソフトシート７が弁座５によつて損傷した
り該ソフトシート７に永久変形が残つてしまい、
当該弁の締切り性能が早期に劣化する問題を有し
ている。
製のソフトシート７を金属製の弁本体１に一体形
成した弁座５に圧接し、該ソフトシート７の材質
的な弾性変形作用を利用して流路２を確実に“締
切”るものであるが、圧接すなわち締付けが強過
ぎるとソフトシート７が弁座５によつて損傷した
り該ソフトシート７に永久変形が残つてしまい、
当該弁の締切り性能が早期に劣化する問題を有し
ている。
本考案は以上の点に鑑み、弁座に対するソフト
シートの過度の締付けを防止して正常な弁機能を
長期間にわたつて維持するようにしたもので、こ
の目的達成するため、弁体の下面に形成した周壁
内周に、弁座と接離するソフトシートが固定され
たソフトシート弁において、ソフトシートの外周
部を囲む弁体の下部周壁に、ソフトシートの下面
よりも下方へ延びるとともに周方向に多数の切欠
を有する櫛歯状をなし、前記ソフトシートが弁座
と適当な締め代で圧接した時点で下端が前記弁座
の下方の端壁と当接するストツパを設ける構成と
した。
シートの過度の締付けを防止して正常な弁機能を
長期間にわたつて維持するようにしたもので、こ
の目的達成するため、弁体の下面に形成した周壁
内周に、弁座と接離するソフトシートが固定され
たソフトシート弁において、ソフトシートの外周
部を囲む弁体の下部周壁に、ソフトシートの下面
よりも下方へ延びるとともに周方向に多数の切欠
を有する櫛歯状をなし、前記ソフトシートが弁座
と適当な締め代で圧接した時点で下端が前記弁座
の下方の端壁と当接するストツパを設ける構成と
した。
すなわち本考案のソフトシート弁は、閉弁時、
ソフトシートが適正な締め代で弁座に圧接した段
階でストツパによつて締切りを停止するように構
成してなり、ソフトシートの変形量を締切りに必
要な範囲において最少限度に抑えるものである。
ソフトシートが適正な締め代で弁座に圧接した段
階でストツパによつて締切りを停止するように構
成してなり、ソフトシートの変形量を締切りに必
要な範囲において最少限度に抑えるものである。
また、前記ストツパは多数の切欠を有する櫛歯
状をなしていることから、開弁状態において流体
がこのストツパに当突することによる流動抵抗の
増大や乱流の発生が抑えられる。
状をなしていることから、開弁状態において流体
がこのストツパに当突することによる流動抵抗の
増大や乱流の発生が抑えられる。
つぎに本考案の実施例を図面にしたがつて説明
すると、第１図に示すソフトシート弁において、
弁体６の下端に形成したソフトシート７収容用の
凹部空間９を囲む環状の周壁１０がソフトシート
７の下側露出面より下方に突出形成され、弁体６
が下向動作してソフトシート７が弁座５に適正な
締め代で圧接したときに該周壁１０の下端を弁座
５周辺のシリンダ端壁１１に当接するストツパ１
３が設けられている。このストツパ１３は、第４
図にも示すように、下端から延びるとともに径方
向に貫通した切欠１４を周方向に多数有する櫛歯
状をなしている。
すると、第１図に示すソフトシート弁において、
弁体６の下端に形成したソフトシート７収容用の
凹部空間９を囲む環状の周壁１０がソフトシート
７の下側露出面より下方に突出形成され、弁体６
が下向動作してソフトシート７が弁座５に適正な
締め代で圧接したときに該周壁１０の下端を弁座
５周辺のシリンダ端壁１１に当接するストツパ１
３が設けられている。このストツパ１３は、第４
図にも示すように、下端から延びるとともに径方
向に貫通した切欠１４を周方向に多数有する櫛歯
状をなしている。
上記ソフトシート弁は、第３図に示すように、
ハンドル１２を操作して弁体６を弁座５に対して
進退させるもので、第２図に示す閉弁時に、スト
ツパ１３の下端が端壁１１と当接することによつ
て、ソフトシート７が流路２を締切るための所要
の締め代以上に圧縮変形されることがないように
なつている。また、ストツパ１３は周方向に多数
の切欠１４を有する櫛歯状をなすことから、第１
図の開弁状態において、弁座５側へ向けて突出し
たこのストツパ１３の存在による流体の流動抵抗
の増大や乱流の発生が抑えられ、したがつて弁体
５の振動を防止できる。
ハンドル１２を操作して弁体６を弁座５に対して
進退させるもので、第２図に示す閉弁時に、スト
ツパ１３の下端が端壁１１と当接することによつ
て、ソフトシート７が流路２を締切るための所要
の締め代以上に圧縮変形されることがないように
なつている。また、ストツパ１３は周方向に多数
の切欠１４を有する櫛歯状をなすことから、第１
図の開弁状態において、弁座５側へ向けて突出し
たこのストツパ１３の存在による流体の流動抵抗
の増大や乱流の発生が抑えられ、したがつて弁体
５の振動を防止できる。
本考案のソフトシート弁は以上説明したよう
に、ソフトシートの過度の締付けを規制するスト
ツパを備えてなるもので、ゴム等の軟質材により
成形されるソフトシートの締切り時の変形量を極
力抑えてその耐久性を向上させ、長期間にわたつ
て正常な弁機能を維持するとともに、このストツ
パによる流動抵抗の増大を小さく抑制したので、
開弁時に弁体に振動が起こることもなく、かつ流
体の流れを円滑に保つことができる。
に、ソフトシートの過度の締付けを規制するスト
ツパを備えてなるもので、ゴム等の軟質材により
成形されるソフトシートの締切り時の変形量を極
力抑えてその耐久性を向上させ、長期間にわたつ
て正常な弁機能を維持するとともに、このストツ
パによる流動抵抗の増大を小さく抑制したので、
開弁時に弁体に振動が起こることもなく、かつ流
体の流れを円滑に保つことができる。
第１図は本考案の実施例に係るソフトシート弁
の開弁状態を示す要部断面図、第２図は閉弁状態
を示す要部断面図、第３図は全体構成を示す断面
図、第４図は弁体の要部斜視図、第５図は従来例
に係るソフトシート弁の一例を示す要部断面図で
ある。 １……弁本体、２……流路、３，４……開口、
５……弁座、６……弁体、７……ソフトシート、
８……ネジ、９……凹部空間、１０……周壁、１
１……シリンダ端壁、１２……ハンドル、１３…
…ストツパ、１４……切欠。
の開弁状態を示す要部断面図、第２図は閉弁状態
を示す要部断面図、第３図は全体構成を示す断面
図、第４図は弁体の要部斜視図、第５図は従来例
に係るソフトシート弁の一例を示す要部断面図で
ある。 １……弁本体、２……流路、３，４……開口、
５……弁座、６……弁体、７……ソフトシート、
８……ネジ、９……凹部空間、１０……周壁、１
１……シリンダ端壁、１２……ハンドル、１３…
…ストツパ、１４……切欠。
Claims (1)
- 弁体の下面に形成した周壁内周に、弁座と接離
するソフトシートが固定されたソフトシート弁に
おいて、ソフトシートの外周部を囲む弁体の下部
周壁に、ソフトシートの下面よりも下方へ延びる
とともに周方向に多数の切欠を有する櫛歯状をな
し、前記ソフトシートが弁座と適当な締め代で圧
接した時点で下端が前記弁座の下方の端壁と当接
するストツパを設けてなることを特徴とするソフ
トシート弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986061666U JPH037647Y2 (ja) | 1986-04-25 | 1986-04-25 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986061666U JPH037647Y2 (ja) | 1986-04-25 | 1986-04-25 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62174175U JPS62174175U (ja) | 1987-11-05 |
| JPH037647Y2 true JPH037647Y2 (ja) | 1991-02-26 |
Family
ID=30895215
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986061666U Expired JPH037647Y2 (ja) | 1986-04-25 | 1986-04-25 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH037647Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4449292B2 (ja) * | 2002-10-30 | 2010-04-14 | パナソニック株式会社 | 遮断弁 |
| JP5566407B2 (ja) * | 2012-01-05 | 2014-08-06 | 株式会社鷺宮製作所 | 電磁弁及びパイロット式電磁弁 |
| JP6228450B2 (ja) | 2013-12-24 | 2017-11-08 | 住友ゴム工業株式会社 | 弁装置 |
| JP7040749B2 (ja) * | 2017-10-02 | 2022-03-23 | 株式会社パロマ | 縁切弁及び風呂給湯器 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49102318U (ja) * | 1972-12-22 | 1974-09-03 |
-
1986
- 1986-04-25 JP JP1986061666U patent/JPH037647Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62174175U (ja) | 1987-11-05 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH037647Y2 (ja) | ||
| JP2547912Y2 (ja) | ピストンシリンダ形エアダンパー | |
| JPH0932934A (ja) | 水栓用のバルブ体 | |
| JP2001248738A (ja) | 偏芯バタフライ弁のシート構造 | |
| JPH0229328Y2 (ja) | ||
| JP2525041Y2 (ja) | バタフライ弁のシール装置 | |
| JPH0712773Y2 (ja) | 逆流防止弁 | |
| JPH0620937Y2 (ja) | ロッカ−カバ−ガスケット | |
| JPH0328210Y2 (ja) | ||
| JP2531879Y2 (ja) | バタフライ弁の軸封装置 | |
| JP3121527B2 (ja) | バタフライ弁の弁体 | |
| JPS6244213Y2 (ja) | ||
| JPS632703Y2 (ja) | ||
| JPS6137782Y2 (ja) | ||
| JP2517160Y2 (ja) | バタフライバルブ | |
| JPH0331723Y2 (ja) | ||
| JPH0754694Y2 (ja) | 弁シート | |
| JPH038837Y2 (ja) | ||
| JPH08244819A (ja) | キャップ | |
| JPH0121254Y2 (ja) | ||
| JPH0545328U (ja) | 弁シート | |
| JPH032062Y2 (ja) | ||
| JPH0211670Y2 (ja) | ||
| JPS6244216Y2 (ja) | ||
| JPH0422659U (ja) |