JPH0375740A - 写真用印画紙支持体 - Google Patents

写真用印画紙支持体

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JPH0375740A
JPH0375740A JP21265489A JP21265489A JPH0375740A JP H0375740 A JPH0375740 A JP H0375740A JP 21265489 A JP21265489 A JP 21265489A JP 21265489 A JP21265489 A JP 21265489A JP H0375740 A JPH0375740 A JP H0375740A
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JP
Japan
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group
hydrogen
formula
general formula
gelatin
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Pending
Application number
JP21265489A
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English (en)
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Hideki Inahata
稲畑 秀樹
Toshiaki Yamazaki
敏明 山崎
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Priority to EP90115702A priority patent/EP0413332A1/en
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    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/76Photosensitive materials characterised by the base or auxiliary layers
    • G03C1/85Photosensitive materials characterised by the base or auxiliary layers characterised by antistatic additives or coatings
    • G03C1/89Macromolecular substances therefor
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
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    • G03C1/93Macromolecular substances therefor

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、下引処理を施され、被着物質に対する接着性
を改良されると共に帯電防止能を付与された面を有する
写真用印画紙支持体に関する。 [従来の技術] 近年、写真用支持体として通常の紙の代わりに、耐水性
、平滑性等が優れていることがら合成樹脂フィルムが用
いられるようになってきた。そこで写真印画紙の支持体
にも適用されたが、ゼラチンを主体とする写真感光層、
支持体裏面のカール防止層等との接着が十分に行なわれ
ず剥離しやすく満足のいくものではなかった。このため
写真感光層等の塗設に先立ち、支持体表面にコロナ放電
等の活性化処理が行なわれてきたが満足のいくものは得
られなかった。 また、写真感光材料を製造する際、支持体に帯電防止能
を付与することは極めて重要な問題であり、これが不十
分であると、いわゆるスタチックマークと呼ばれる写真
特性上好ましくない部分カブリが生ずる。本来、写真感
光材料は、接着性及び帯電防止能両方を兼ね備えていな
ければならないものであるが、従来の接着性を改良する
処理と帯電防止能を付与する処理とは、例えば接着性を
十分付与しようとすると帯電防止能が減少し、また逆に
帯電防止能を十分付与しようとすると接着性が減少する
というように、各処理効果が減少される傾向にあり、満
足のいく写真感光材料が得られていないのが現状である
。 [発明が解決しようとする課題1 本発明は以上の問題点を解決すべくなされたものであり
、本発明の目的は、接着性を改良されると共に帯電防止
能を付与された面を有する写真用印画紙支持体を提供す
ることにある。 [課題を解決するための手段] 本発明の上記目的は、ポリオレフィン樹脂表面を有する
基体上の少なくとも一面に、ゼラチン、下記一般式で示
される水溶性高分子化合物およびカルボキシル基活性型
硬膜剤を少なくとも含有する下引き層を設けた事を特徴
とする写真用印画紙支持体によって達成される。 一般式 (式中、Aはビニル単量体、Bは水素、のときBは水素
、またRがアルキル基のときBは水素であり、Mは水素
あるいはカチオン(但し、上記一般式で示される水溶性
高分子化合物に含まれる全てのMに対してカチオンの置
換率は10%以上である。) R# Rは一〇−R’あるいは−N−R’ここでR′はアルキ
ル基、アラルキル基、アリール基、異項環残基あるいは
R“と共同して異項環を形成するに必要な非金属原子、
R“は水素、低級アルキル基あるいはR′と共同して異
項環を形成するに必要な非金属原子、R1及びR2は水
素あるいは低1 級アルキル基、Xは水素、−C−O−あるいは1 −O−C+、R3はハロゲノアルキル基あるいはハロゲ
ノアルキルオキシアルキル基、m、p、q。 r、x、y、zはそれぞれ各単量体のモル%を示す値で
あって、−は40〜60、pはO〜60゜qはO〜50
1「はO〜5、xは0〜70Syは20〜801zはO
〜80であり、l +p +q +r−100.x+y
・ト2.100である。〉以下本発明を更に詳しく説明
する。 本発明に使用される特定の水溶性高分子化合物は下記一
般式で示される。 一般式 %式% (式中、Aはビニル単量体、Bは水素、のときBは水素
、またR がアルキル基のときBG;L水素、Mは水素
あるいはカチオン、RはR# 咀 −0−R’あるいは−N−R’ ここでR′はアルキル
基、アラルキル基、アリール基、異項環残基あるいはR
“と共同して異項環を形成するに必要な非金属原子、R
#は水素、低級アルキル基あるいはR′と共同して異項
環を形成するに必要な非金属原子、R1及びR2は水素
あるいは低級アルR3はハロゲノアルキル基あるいはハ
ロゲノアルキルオキシアルキル基、鵬、p、q、r、x
、y。 2はそれぞれ各単量体のモル%を示す値であって、園は
40〜60%pはO〜60.QはO〜50、「は0〜5
、XはO〜70.■は20〜80、Zは0〜80であり
、g++p+q+r −100,x+y+z冨100で
ある。〉 上記一般式においてビニル単量体としては例えばスチレ
ン、ニドO基、弗素、塩素、臭素、クロルメチル基、低
級アルキル基等が置換されたスチレン、ビニルメチルエ
ーテル、ビニルエチルエーテル、ビニルクロルエチルエ
ーテル、酢酸ビニル、クロル酢酸ビ・ニル、プロピオン
酸ビニル、アクリル酸、メタクリレートあるいはイタコ
ン酸等の不飽和酸、炭素数1〜5であって、非置換ある
いは塩素、フェニル基等を置換したアルキルアクリレー
トあるいはアルキルメタアクリレート、フェニルアクリ
レートあるいはフェニルメタクリレート、アクリロニト
リル、塩化ビニル、塩化ビニリデン、エチレン、アクリ
ルアミド、炭素数1〜5のアルキル基あるいは塩素、フ
ェニル基等を置換したアクリルアミド、ビニルアルコー
ル、グリシジルアクリレート、アクロレイン等があり、
好ましくはスチレン、置換基を有するスチレン、酢酸ビ
ニル、ビニルメチルエーテル、アルキルアクリレート、
アクリロニトリル等である。 また、上記式中のR′のアルキル基としては、炭素数1
〜24のものが好ましく、直鎖アルキル基、分岐アルキ
ル基、シクロアルキル基等のアルキル基のいずれでもよ
く、また該アルキル基は置換基を有してもよく、この置
換基としてはヒドロキシ基、ヒドロキシカルボニル 1ジカルボニル基等で、特に弗素の如きハロゲンが置換
されたハロゲノアルキル基またはハロゲノアルキルオキ
シアルキル基は望ましい結果が得られ、このとき炭素数
2〜18のハロゲノアルキル基、ハロゲノアルキルオキ
シアルキル基またはハロゲノシクロアルキル基であって
、ハロゲン数は望ましくは1〜37である。このハロゲ
ノアルキル基及びハロゲノアルキルオキシアルキル基及
び前記式中のR3のハロゲノアルキル基及びハロゲノア
ルキルオキシアルキル基は好ましくは下記−・般式[A
]で示される。 一般式[A] (式中、R4 、Rs 、Rs 、R7 、Raは水素
あるいは弗素で、R2はOまたは1であり、R2が0の
とぎにはnlはQ1n2が1のときにはnlは2または
3であって、R3は1〜17の整数、但しnl +n3
は1〜17である。但しR4が構造式中で2個以上ある
場合には1個が水素で他が弗素であるように異なる基で
あってもよく、同様にRs 、Rs 、R7がそれぞれ
構造式中に複数個あるときには、異なる基であってもよ
い。)また、前記一般式中のR′がこのようなハロゲノ
アルキル基、あるいはハロゲノアルキルオキシアルキル
基のときには、好ましくは前記一般式中のRは一〇−R
’である。また R Iのフェニル基の如きアリール基
、あるいはベンジル基の如きアラルキル基は置換基を有
していてもよく、この置換基としては、弗素・塩素・臭
素等のハロゲン、低級アルキル基・ヒドロキシ基・ヒド
ロキシカルボニル基・カチオンのオキシカルボニル基・
ニトリル基・ニトロ基等が挙げられる。また、式中のR
′の異項環またはR′とR“とで形成する異項環は、酸
素、イオウ、または窒素を含む飽和あるいは不飽和の異
項環であって、例えばアジリジン・ビロール・ピロリジ
ン・ピラゾール・イミダゾール・イくダシリン・トリア
ゾール・ピペリジン・ピペラジン・オキサジン・モルホ
リン・チアジン等の異項環から選択される異項環である
。また式中のMのカチオンとしては、例えばアンモニウ
ムイオン、ナトリウムイオン、カリウムイオン、リチウ
ムイオン等のカチオンがあり、好ましくは水溶性高分子
化合物に含まれる全てのMに対してカチオンの置換率が
およそ10%以上である。 そして上記一般式で示される水溶性高分子化合物は単独
であるいは2種以上併用して用いられ、好ましくは平均
分子量約500〜500,000程度のものが用いられ
る。 このような本発明に使用する水溶性高分子化合物の代表
的なものとしては、下記のものを挙げる例示化合物 (1) (a=45,p=3L Q=20) (2) (3) (−=55,  p”2G+  q=20+  r=5
 )(4) (5) (鳳=50*  m=20s q=30)(論=50+
  m=30s q=20)
【 (m=40e m=30s  q=25e r= 5 
)(10) (m=551  m=20s  q=25)し くCFり4 (m=50t  m=20s  Q=Q++Qx*  
q+=20w  ax=10)(CF、)。 (m=70.  z=30) (マ) (8) (m=50+  p=3s、  q==10+ r= 
5 )(CFx)t (m=50.  m=20.   Q=30)(、=4
Q、 m=35s q=zo、 m=5)(13) Hs (14) (m=1(L  m=60s z=30)(m=10s
  m=80s z=30)CF。 (m=55s  m=45) (F=F++Fts Fl=20゜ lm=40゜ m=40) (m=40゜ m=40r m=20) CF。 (m=50− m=50) (21) (m=40゜ p=40v 、=’20 ) (23) (m=40゜ p冨5G。 q=10) (m=40゜ F=F++F*e F+=20* y*=20* m=20) (19) (m=15゜ ■ CF。 y−45v m=40) (y富6G、 m=40) とH2 ■ (CF*)* CF。 (24) (25) (m=10e m=30t m=60)(26) (m=50゜ 9=21 、=48) (27) (28) (m=40゜ p=8e q=47+ r=5) (29) (m=50゜ p=1゜ m=49) (m=50゜ D=7書 m=43) (33) (CFx)g (m=55t p=L m=43) ■ (CF、)1 曝 (m−5(L  D−7+ Q++む= q +Q+=
33e q*=lo) (m=50* m=50) (30) (31) (m=50゜ p=9゜ q=3L r=5) (CFx)t (m=5(L  p= 81 Q=42)(m=40゜ (CFり4 p=60) (36) (m=40゜ m=58゜ r*2) (38) (−=45.Q+ 十Qt=Q會 q、=りo。 CH。 む=5) (m、+ms=m、  論、=40゜ 幻=20゜ m=40) (41) (45) (x=45゜ yl十Ft=F書 F+=101 F*=40* z=5) (X=50゜ F+ +Ft=F雪F+ =30* ys=IL z=2) (Xl+X!=X雪 翼、=16゜ x、=35゜ y=45.1=4) (X−31゜ y=eo、 z←9) CH3 (CFdt CF。 (X=27゜ y=70y z=3) (CF、)。 (48) す a (x=30.  y=70) (x=42゜ F=58) (s=55゜ p=2゜ q=43) (s=45゜ +1”51Q≦50) 本発明に使用される前記一般式で表わされる水溶性高分
子化合物は、公知の方法で合成される。 即ち、無水マレイン酸共重合物は極く一般的な重合物で
あることは周知の通りであり、これらの誘導体もそれら
に適合するアルコールあるいはアミン類を無水マレイン
酸共重合物に反応させれば簡単に得られ、また無水マレ
イン酸単量体に適合するアルコールあるいはアミン類を
反応し精製したものを他のビニル単量体と共重合させて
も得られる。また、ハロゲノアルキル・ハロゲノアルキ
ルオキシアルキル等のアクリレート類は、ジャーナル・
オブ・ポリマー・サイエンス(J ournal  o
fPolymer 5cience、 15515〜5
74(1955) )あるイハ英[i許第1,121,
357号m1Bilニg載すしている単量体及び重合体
の合成法によって容易に合成される。 本発明においては、前記水溶性高分子化合物の使用量は
、10〜80G+1!II/ fであることが好ましく
、更には30〜4G08111/ v”であることが特
に好ましい。 次に、カルボキシル基を活性化することにより作用する
硬膜剤について詳説する。 本発明におけるカルボキシル基を活性化することにより
作用する硬膜剤(以下、カルボキシル基活性型硬膜剤と
いう。)とは、バインダー中のカルボキシル基と反応す
る硬膜剤をさす。 本発明におけるカルボキシル基活U型t’!I!剤とし
ては例えば、下記一般式[H−I]〜[ローX1で表さ
れる化合物をあげることができる。 一般式[H−I] (式中、R1、R2はアルキル基(例えばメチル基、エ
チル基、ベンジル基、フェネチル基、2−エチルヘキシ
ル基など)、また唸アリール基(例えばフェニル基、ナ
フチル基など)を表し、互いに結合して窒素原子と共に
複素環を形成することも好ましい。族環の例としてはピ
ロリジン環、ピペラジン環、モルホリン環などが挙げら
れる。 R3は置換基、例えば−NR4R5(R4およびR5は
R1、R2と同義)、ハロゲン原子、カルバモイル基、
スルホ基、ウレイド基、アルコキシ基、アルキル基など
を表す。R3はIl置換基有するものを含み置換基の例
としては、ハロゲン原子、アルキル基、カルバモイル基
、スルホ基、スルホオキシ基、ウレイド基が挙げられる
。 mはO〜5を表わすが、鵬≧2のとき、複数個のR3は
同じであっても互いに異なっていてもよい。 xeは陰イオンを表し、好ましい例としては、ハロゲン
化物イオン、硫酸イオン、スルホネートイオン、CIO
+ e、BF4 e、PF6 etKどが挙げられる。 lはOまたは1を、nはO〜2を表し、分子内塩を形成
するどきnはOである。]一般般式H−I[] R1−N−C−N−R2 [式中、R115よびR2はシクロアルキル基(例えば
シクロヘキシル基など)、又はアルキル基(例えばメチ
ル基、エチル基、2−エチルヘキシル基など)の他、メ
トキシエチル基などのアルコキシアルキル基、ベンジル
基°、フェネチル基な4 どのアラルキル基、−R3−N−R5で表されIBR6
(XCI)w る基を表す。 ここにR3はアルキレン基(例えばエチレン基、プロピ
レン!IJトリメチレン基など)を、R4R5及びR6
はアルキル基(例えばメチル基、エチル基など)を表し
、R4−R6のうちの2つが結合して窒素原子と共に複
素環(例えばピロリジン環、ピペラジン環、モルホリン
環など)を形成する場合や、置換基を有する場合を含む
。 置換基の例としてはジエチルカルバモイル、ピペリジノ
カルボニルなどのカルバモイル基、スルホ基などが好ま
しい。論はOまたは1を、xeは陰イオンを表し、ハロ
ゲン化物イオン、スルホネートイオン、硫酸イオン、C
IO+ e、BF4 e。 PFseなどが好ましい。また分子内塩を形成してい□
る場合−は0である。〕 一般式[H−1[[] [式中 R1はアルキル基(例えばメチル基、エチル基
、ブチル基などの他、ベンジル基、フェネチル基などの
アラルキル基)またはアリール基(例えば)Tニル基、
ナフチル基など)を表す。 これらの基は更に置換基を有するものを含み置換基の例
としてはカルバモイル基、スルフ7モイル基、スルホ基
などが挙げられる。R2,R3は水素原子または@換基
、例えばハロゲン原子、アシルアミド基、ニトロ基、カ
ルバモイル基、ウレイド基、アルコキシ基、アルケニル
基、アルケニル基、アリール基、アラルキル1&などを
表し、またR2とR3が結合してピリジニウム環骨格と
共に縮合環を形成することも好ましい。 Xは一般式[H−IIで表される化合物が求核試薬と反
応した際に脱離し得る基を表す。好ましい例としてはハ
ロゲン原子、スルホニルオキシ基、スルホアルキル基あ
るいは一〇、P(OR”)2で1 表される41(R4はアルキル基またはアリール基を表
わす。〉が挙げられる。 Xがスルホニルオキシ基を表ず場合はXとR1が結合し
ていることも好ましい。 Yeは陰イオンを表し、ハロゲン化物イオン、スルホネ
ートイオン、硫酸イオン、C104e、BF令+9.P
Fseなどが好ましい。−はOまたは1を表わし、分子
内塩を形成するときはmはOである。 一般式[H−IVI へ6 【式中、R1、R2の定義は一般式[H−IIにおける
R1 、R2の定義と全く同様であり、R3はアルキル
基(例えばメチル基、エチル基。 ブチル基などの他、ベンジル基、フェネチル基等のアラ
ルキル基)、またはアリール基(例えばフェニル基、ナ
フチル基など)を表す。xeは陰イオンであり、ハロゲ
ン化物イオン、スルホネートイオン、HMイtン、Cj
!04e、8F4e、PFseなどが好ましい、] 一般式【ローV】 [式中、R1、R2及びR3、R4の定義は一般式[H
−IIにおけるR1 、 R2の定義と全く同じであり
、更にR1とR3で環を形成してもよい。 xlは求核試薬と反応した際に1l1211Lうる基を
表し、好ましくはハロゲン原子、スルホニルオキシ基(
好ましくはアルキルスルホニル第4シ、アリールスルホ
ニルオキシ)、1−ピリジウム基、イミジル矛キシJ!
!(例えばフタルイミジルオキシ、サクシンイミジルオ
キシ、グルタルイミジルオキシ)、アゾリルオキシ基、
アンモニオ基が挙げられる。Yleで表される陰イオン
としては、例えばハロゲンイオン、スルホネートイオン
、硫酸イオン、CIO* e、BF4 e、PFs e
、ホスホネートイオン、リン酸イオンが挙げられる。】
一般式[H−Vll R’ −C−N−R2 1 [式中、R1、R2はアルキル基、アルケニル基、シク
ロアルキル基、アリール基、芳香族複素環基又は−NR
3R斗(R3、R4はアルキル基、アルケニル基、シク
ロアルキル基、アリール基又は芳香族複素環基を表し、
R3,R4が結合して環を形成したものも含む)を表す
。×1は、一般式[H−V]の×1の定義と同じである
。]一般般式H−■] [式中、R1、R2及びR3、R4及びR5R6は、一
般式[+−1−11におけるRI  R2の定義と同じ
で×1は一般式[H−V ]における×1とYleG;
L一般式[H−V ] 1cj5Gt6Y+ 8の定義
と同じである。】 一般式[H−■] [式中R1はアリール基を、2は芳香族複素環を形成す
るに必要な非金属原子群を表し、R1および2により形
成される環はIj/111を有するものを含む。Yeは
陰イオンを、鶴は0または1を表し、分子内塩を形成す
るとき、園はOである。]本発明で好ましく用いられる
カルボキシル基活性型硬膜剤としては、例えば下記一般
式[H−rX]で表わされるメタンスルホン酸エステル
型硬膜剤及び下記一般式[H−Xlで表わされる分子中
にエチレンイミノ基を2個以上有するいわゆるエチレン
イミン型硬膜剤が挙げられる。また、これらメタンスル
ホン酸エステル型硬膜剤及びエチレンイミン型硬膜剤は
公知の方法により合成される。 一般式[H−rX] CHa 8020−R−O8O2CHa[式中、Rは −(CH2)2− − (CH2)a −−(CH2)
吟−、−(C2H斗−〇−C2H4)−。 −(CH2CミCCH2)−又は CH3 −(CH2−C−CH2)−である。]O2 中でも特にRが−(CH2)3−であることが好ましい
。 一般式[H−Xl [式中、Aは一8O2−−502NH−−CO−−CO
O−−CONH− −C8NH−−PON (CH・2 )2 NH−等で
あり、Rはアルキレン基、アリーレン基、−8i  R
+  R2−PRa  R4−−P (NC284)2
−1含窒素複素環基等であり、これらの基は置換基を有
していもよい。 (R1,R2はアルコキシ基、R3は水素原子、アルコ
キシ基、−N (CH2)2−等の置換基である。)ま
た−A−R−A−は環を形成していてもよい。i、m、
nはそれぞれ整数を表わす。]本発明で用いられるカル
ボキシル基活性型硬膜剤としては、前記一般式[H−1
1乃至一般式[H−Xlで表される化合物の他にも、特
開昭50−38540号、特開昭52−93470号、
特開昭56−43353号、特開昭58−113929
号、米国特許第3,321,313号に記載された化合
物なども好ましい。 以下に本発明に使用される化合物の具体的な例を分類し
て挙げるが、本発明はこれに限定される一般式[H−I
Iで表わされる例示化合物(これらの化合物及びその合
成法については、特開昭49−51945号、特開昭5
1−59625号、特開昭6l−9641J!、特開昭
62−262854号および特開昭62−264044
号に詳しい@) −1−1 −1−2 −1−3 −I−4 H−1−5 H−1−11 −r−12 −1−6 −1−13 1(−1−7 −1−8 −1−9 −1−15 −1−10 一般式[H−If]で表わされる例示化合物−n−5 (これらの化合物及びその合成法は、 特開昭 1− 126125号および特開昭52−48311号に詳し
い。 ) −11−1 −ff−6 −n−2 −11−7 tC −1f−3 −u−4 一般式[ロー■] で表わされる例示化合物 H−111−5 (これらの化合物及びその合成法は、 特開昭51−4 4140号、 特公昭57−46538号、 特公昭58−50669号に 詳しい。 ) H−1[[−1 −11−2 一般式[H−rV] で表わされる例示化合物 (これらの化合物及びその合成法は、 特開昭52−5 4427号に詳しい。 ) −11−3 −IV−1 −IV−2 −m−4 H−111’−3 一般式[ローv1 で表わされる例示化合物 −V−4 (これらの化合物及びその合成法は、 特開昭 G− I 225148号、 同 61−240236号に詳しい。 ) −V−1 −V−5 I −V−6 −V−2 −V−7 −V−3 −V−8 H−?9 H−V!−1 −W−2 −V−10 )1−■−3 −V−11 −Vf−4 −V−12 −Vl−5 一般式[H−Vll で表わされる例示化合物 (これらの化合物及びその合成法は、 特開昭62−6 8866号、 同62−68867号に詳しい。 〉 一般式〔H−■] で表わされる例示化合物 H−■−1 (これらの化合物及びその合成法は、 特開昭 1− 128241号に詳しい。 ) H−■−1 H−■−2 H−■−2 H−■−3 −Vf−3 一般式 [H−■]で表わされる例示化合物 (これらの化合物及びその合成法は、 特開昭 2− 234152@に詳しい。 ) し山 H−%1−4 一般式[H−Xlで表わされる例示化合物−X−1 −X−2 −X−3 −X−4 −X−5 −X−6 一般式[H−IIIで表わされる例示化合物H−I!−
1 CH,So!0−(CH2)ffi−OS02CH2−
ff−2 CHaSOtO(CH2)3 0SOzCHs−IK−
3 CH3So□O(CHz)+−OS 02CH3−IK
−4 CH3SOzO−(C*H40CzH4)  O8O*
CHs−ff−5 CH3SO□0−(CH,CミCCHt)  0SOz
CHsCHsSOtO−(CHt−C−CHt)−0S
OzCH2−X−7 −X−8 −X−9 −X−10 −X−11 −X−12 H−X−13 H−X−21 −X−22 −X−19 CH。 −X−20 特開昭50−38540号記載の化合物−0−1 −0−2 −0−3 旦ゐ摺臼 特聞@52−93470号記載の化合物H−0−4 −0−5 −0−6 −0−7 −0−8 −0−14 −0−15 −0−16 −0−17 特開昭58−113929号記載の化合物−0−9 −0−10 米国特許ff13,321.313号記載の化合物−0
−11 −0−12 −0−13 本発明に用いられるカルボキシル基活性型硬膜剤の使用
料は、目的に応じて任意に選ぶことができるが、バイン
ダー1g中3 X 10−5モルから15X10’モル
までの範囲の割合で使用されることが好ましい。ここで
いうバインダーとはゼラチン及び前記水溶性高分子化合
物をさすものとする。 また、カルボキシル基活性型硬膜剤とその他の硬膜剤と
は任意の割合で使用できるが、カルボキシル基活性型硬
膜剤を1とした場合、重量比でその他の硬膜剤は、0.
01から1までの範囲が好−ましい。 本発明における下引き層に用いられるゼラチンには石灰
処理ゼラチン、酸処理ゼラチン、B ull。 Soc、  Sci、  Phot、Japan、  
NO,16,30頁(1966)に記載されたような酵
素処理ゼラチンの他、ゼラチン誘導体(ゼラチンに例え
ば酸ハライド、酸無水物、イソシアナート類、70モ酢
酸、アルカンサルトン類、ビニルスルホンアミド類、マ
レインイミド化合物類、ポリアルキレンオキシド類、工
ボキシ化合物類等の種々の化合物を反応させて得られる
もの)が包含される。 本発明における下引き層の塗布量は、少な過ぎると充分
な帯電防止効果が得られず、多過ぎると膜付きが劣化し
たり、画像の鮮鋭性を損なったりするので、0.05M
f〜l/f、特に0.1〜o、5g /fの範囲である
ことが好ましい。 また、下引き層には必要に応じて種々の添加剤を加える
ことができる。例えば不定型シリカ等のマット剤を加え
ても良い。マット剤の添加量は、バインダーに対して重
量比で1%〜20%が好ましく、特に2%〜12%の範
囲であることが好ましい。 次に本発明におけるポリオレフィン樹脂表面を有する基
体について詳しく述べる。 上記ポリオレフィン樹脂としては、エチレン、プロピレ
ン、ブテン、イソプレン、ペンテン、メチルペンテン等
の単独重合体あるいは共重合体が挙げられるが、これら
に限定されるものではない。 またポリオレフィン樹脂を設けるための基体としては、
ポリエステル、ポリプロピレン、紙等−般に支持体とし
て用いられるものが挙げられるが、ポリプロピレンであ
ることが好ましい。 本発明においてはポリオレフィン樹脂が表面に露出して
いればよいので、基体にポリオレフィン樹脂を被覆した
ものだけでなく、基体自体がポリオレフィン樹脂で形成
されていて被覆層のない、例えば−層からなるものも含
まれる。 本発明におけるポリオレフィン樹脂表面を有する基体と
しては、ポリプロピレンに充填剤及び添加剤を加えて混
合し、押出し機で溶融混練後、ダイ・スリットから押出
して成膜化したいわゆる合成紙、天然パルプより製造し
た上質紙をポリエチレンで被覆したいわゆるラミネート
紙、ポリエステルを酸化チタンを含むポリエチレンにて
被覆した複合フィルム等が挙げられる。 本発明においては、ポリオレフィン樹脂表面を有する基
体の少なくとも一方の表面にポリエチレン層を設けるこ
とが好ましい。 本発明においては、ポリプロピレン樹脂を主原料とし、
これに無機充填剤を添加して、二輪延伸フィルム成形法
により製造された不透明樹脂フィルムの基体にポリエチ
レン層を設けたものであることが好ましい。 本発明に用いられるポリオレフィン樹脂表面を有する基
体の膜厚は、50〜250μ讃であることが好ましい。 上述のようにして得られたポリオレフィン樹脂を有する
基体上の少なくとも一面に、少なくともゼラチン、前述
の一般式で表わされる特定の水溶性高分子化合物及びカ
ルボキシル基活性型硬膜剤を含有する下引き雇用塗布液
を公知の種々の方法によって塗布する。例えばロールコ
ート法、グラビアロール法、スプレーコート法、エアー
ナイフコート法、バーコード法、含浸法及びカーテンコ
ート法などを単独もしくは組合せて適用することができ
る。。 上記の如く成形された本発明の写真用印画紙支持体上に
少なくとも一層の感光性ハロゲン化銀写真乳剤層が塗設
される。この場合、必要に応じて感光性ハロゲン化銀写
真乳剤層塗布に先んじてコロナ放電等の表面活性化処理
を行なうことができる。 本発明に用いられる親水性コロイドとしては、例えばゼ
ラチン、アルブミン、カビイン等の蛋白質:ヒドロキシ
エチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、セル
ロース硫酸エステル類等の如きセルロース誘導体、アル
ギン酸ソーダ、澱粉誘導体などの糖誘導体;ポリビニル
アルコール、ポリビニルアルコール部分アセタール、ポ
リーN−ビニルビOリドン、ポリアクリル酸、ポリメタ
クリル酸、ポリアクリルアミド、ポリビニルイミダゾー
ル、ポリビニルピラゾール等の単一あるいは共重合体の
如き多種の合成親水性高分子物質を用いることができる
が好ましくはゼラチンを用いる。ゼラチンとしては石灰
処理ゼラチンのほが酸処理ゼラチンやプル・ソサイエテ
ィ・サイエンス・ホトグラフィー・ジャパン<Bull
、5OC5Sci、  Phot、Japan) 、 
 No、16.30頁(1966) ニ記載されたよう
な酸素処理ゼラチンを用いても良く、又ゼラチンの加水
分解物や酵素分解物も用いることができ、更にはゼラチ
ン誘導体、ゼラチンと他の高分子とのグラフトポリマー
も含むものとする。 本発明において、前記下引層の上方に設ける少なくとも
一層のハロゲン化銀乳剤層に用いられるハロゲン化銀乳
剤としては、通常の種々のハロゲン化銀乳剤を任意に用
いることができる。例えば白黒印画紙用乳剤、白黒用直
接ポジ型乳剤、通常のカラー印画紙用ネガ型乳剤、内部
潜像型のカラー用直接ポジ型乳剤、リバーサル型乳剤等
が挙げられる。 内部潜像型のハロゲン化銀写真感光材料を用いる場合に
は、該感光材料は内部潜像型ハロゲン化銀を含有するハ
ロゲン化銀乳剤層を備えている。 該乳剤層を形成するための乳剤としては、従来知られて
いる各種の内部潜像型ハロゲン化銀乳剤を用いることが
できる。例えば米国特許第2,592,250号に記載
されている変換型ハロゲン化銀乳剤、特公昭58−14
12号公報等に記載されている積層構造型ハロゲン化銀
乳剤、特公昭52−34213号及び特公昭6G−55
821号公報等に記載の粒子内部を化学増感したコア/
シェル型のハロゲン化銀、特公昭6゜−55820号公
報記載のコア/シェル型乳剤等が挙げられる。 該乳剤は、常法により化学増感することができ、増感色
素を用いて、所望の波長域に光学的に増感できる。 また、ハロゲン化銀乳剤には、カブリ防止剤、安定剤、
硬膜剤等を加えることができる。該乳剤のバインダーと
しては、前記の如き親水性コロイドが用いられるがゼラ
チンを用いるのが有利である。 ハロゲン化銀乳剤層、その他の親水性コロイド層は、硬
膜剤を用いて膜強度を高めることができるがこのような
硬膜剤としてはアルデヒド系、アジリジン系、イソオキ
サゾール系、エポキシ系、ビニルスルホン系、アクリロ
イル系、カルボジイミド系、トリアジン系、高分子型、
その他マレイミド系、アセチレン系、メタンスルホン酸
エステル系の各硬膜剤を単独もしくは組み合せて使用す
ることができる。又、可塑剤、水不溶性又は難溶性合成
ポリマーの分散物(ラテックス〉、カブラ、塗布助剤、
帯電防止剤、更にはホルマリンスカベンジャ−1蛍光増
白剤、マット剤、滑剤、画像安定剤、界面活性剤、色カ
ブリ防止剤、現像促進剤、現像遅延剤や漂白促進剤等を
含有させることもできる。 感光性ハロゲン化銀写真乳剤層の塗布法としては、2種
以上の層を同時に塗布することの出来るエクストル−ジ
ョンコーティング及びカーテンコーティングが特に有用
である。又、塗布速度は任意に選ぶことが出来るが生産
性の上で50a/min以上の速度が好ましい。 [実施例] 以下、実施例を用いて更に詳しく説明する。 実施例1 持 1〜5の作r メルトインデックス(Ml)1G/10分のポリプロピ
レン80部、平均粒径1.5μ麿の炭酸カルシウム19
.9部及び2,6−ジ−ターシャリ−ブチル−パラ−ク
レゾール(以下BHTと略記する)0.1部の混合物を
押出機で熔融混練し、シート状に押出したのち冷却した
。得られたシートを140℃に加熱後縦方向に4倍延伸
、してフィルムを得た。(AI) 次にMI  10!II/10分のボリア0ピレン68
.9部、BHTo、1部、平均粒径2.0μmのタルク
微粉末15部、粒径0.3μのルチル型酸化チタン15
部および脂肪酸金属塩1.0部からなる混合物を押出し
機で熔融混練し、シート状に押出したのち、直ちに前記
フィルムA層の両側に貼合わせ、ロールでニップしなが
ら冷却し、三層構造シートを得た。この三層構造フィル
ムシートを160℃に加熱後、横方向に約10倍延伸し
て、厚さ110μのフィルムを得た。得られたフィルム
の各層の厚みは、A層60μm1表裏Bllは各25μ
であった。これを支持体1とする。 支持体1の一方の面にコロナ放電処理後、熔融押出機を
用い、低密度ポリエチレン(密度0.918゜MIg、
51J)に80重量%の酸化チタンを練り込んだマスタ
ーバッチ30部、低密度ポリエチレン70部から成る樹
脂組成物を樹脂層5μで被覆し、これを支持体2とした
。 次に坪量75g/fの紙を毎分80+aで走行させ、第
1ゾーンで裏面にコロナ放電処理後、溶融押出機を用い
て低密度ポリエチレン(密度0.918゜MI5)50
部、高密度ポリエチレン(密度0.965、MI7)5
0部からなる樹脂組成物を塗布量16g/Vで溶融押出
塗工し、無光沢面の樹脂層を形成する。第2ゾーンで表
紙面にコロナ放電処理後、溶融押出機を用い、低密度ポ
リエチレン(密度0.918. M I  8.5)に
80重量パーセントの酸化チタンを練り込んだマスター
バッチ80部、低密度ポリエチレン(密度0.918.
 M I  5.0)45部、高密度ポリエチレン(密
度0.965. M T7.0)25部からなる樹脂組
成物を塗布1160/fで溶融押出塗工して半光沢面の
樹脂層を形成し、厚み110μのポリエチレン被覆紙を
得、これを支持体3とした。 平均粒径0.35μのアナターゼ型酸化チタンを20重
量部と固有粘度0.80のポリエチレンテレフタレート
80重量部を同方向回転型二輪スクリュー混練押出1(
オートマチック社製 20M53/60)で溶融混練し
た後ベレット化した。 このベレットを180℃で6時間真空乾燥し、ついで押
出機にて溶融後スリットダイより急冷回転ドラム上に押
出し、膜厚420μの非晶質のシートとし、ついで縦方
向に95℃で2.6倍延伸し、ついで横方向に110℃
で3.0倍延伸し、ついで210℃で熱固定した後冷却
して厚さ75μmの白色不透明フィルム支持体を得、こ
れを支持体4(比較用〉とした。 次に厚さ75μの透明ポリエチレンテレフタレートフィ
ルムの一方の面にコロナ放電処理後、熔融押出機を用い
、低密度ポリエチレン(密度o、918. M I  
8.5(1)に80重量パーセントの酸化チタンを練り
込んだマスターバッチ30部、低密度ポリエチレン70
部から戒る樹脂組成物を樹脂層30μで被覆し、これを
支持体5とした。 L粍立立羞 得られた支持体の表面にコロナ放電処理を行なった後、
表−1に示される組成の下引き層を設けた。 次いで以下に示される手順にて、内部潜像型力赤感光乳
剤!!i(第1層) 20%不活性ゼラチン液を50℃に保ち、撹拌しながら
下記A液とB液を同時に加え3分間かけて注入した。1
0分後C液を3分間かけて注入添加した。40分間熟成
後、沈澱水洗法により過剰塩を除去した後り液とE液を
加え、AOCj!95モル%、Ao Br 5モル%か
らなる塩臭化銀を表面に積層させた。再度沈澱水洗法に
より過剰の水溶性塩を除去し、ゼラチンを少量加えて分
散させた。 その後このハロゲン化銀乳剤に下記増感色素[工]、ジ
ブチルフタレートでプロテクト分散された2、5−ジオ
クチルハイド0キノン及び下記シアンカブ、ラー(C−
1)を含む液、4−ヒドロキシ−6−メチル−1,3,
3a、7−チトラザインデン、1−フェニル−5−メル
カプトテトラゾール、更にゼラチン、下記塗布助剤(S
−1)を適量加える。塗布銀量は0.4Q /fとなる
様にした。
【1】 (s −i ) 第1中間1i(第211> ジオクチルフタレート中に分散された2、5−ジオクチ
ルハイドロキノン及び紫外線吸収剤チヌビン328(チ
バガイギー社製)、塗布助剤(S−1)を含むゼラチン
液を用意し、チヌビン328塗布10.15Mt’とな
るように塗布した。 緑感光乳剤層(第3層) 赤感光乳剤と同様にしてハロゲン化銀粒子を作成した。 これに下記増感色素[■〕、ジブチルフタレートでブO
テクト分散された2、5−ジオクチルハイドロキノン及
び下記マゼンタカプラー(M−1)を含む液、4−ヒド
ロキシ−6−メチル−1,3,3a 、7−チトラザイ
ンデン、1−フェニル−5−メルカプトテトラゾール、
更にゼラチン、塗布助剤(S−2)を適量加える。 塗布銀量は0.40 /Vとした。 [11 第2中間H(第41!り 第1中間層と同一処方でチヌビン328塗布量を0.2
Q /fとした。 イエローフィルター層(第57!> アルカリ注湯還元剤下で液化してつくられた(中和後ヌ
ードル水洗法により弱還元剤を除去)イエローコロイド
銀及びジブチルフタレートに分散された2、5−ジオク
チルハイドロキノン液、上記塗布助剤(S−2)及び下
記W!膜剤(H−1)(塗布直前に加える)を加えて、
塗布a量0.1(1/rSGel塗full G、91
) /l’とした。 (H−1) (S−2) C,H嘩 CH2−Coo−CH,−0H−(CH,)、−CH3
第3中間Wi(第6層) 塗布助剤(S−1)を含むゼラチン液を用意し、ゼラチ
ン塗布量を0.5Q/v’とした。 青感光乳剤l!!(第711> ここでは次の乳剤を用いた。つまり、1.5%不活性ゼ
ラチン液を60℃に保ち撹拌しながら下記のA液とB液
を同時に加え15分間かけて注入した。15分後に液を
2分間かけて注入し、1分径ハイポを3 so/ A 
Q相当加え、更に40分間熟成した。サンプリングして
組成分析したところAoCffi4モル%、AgSr 
96モル%、Aa  12モル%からなる塩奥沃化銀で
あった。これにつき沈澱水洗法により過剰塩を除去した
後り液及びE液を加えてAoCIt97モル%、AgB
r 3−Eル%の表面層を積層させた後に沈澱水洗法に
より過剰塩を除去して分散用ゼラチンを加えたものを用
意した。 次に下記増感色素[■〕、ジオクチルフタレートで分散
された下記イエローカプラー(Y−1)を含む液、2−
メルカプトベンゾチアゾール、4−ヒドロキシ−6−メ
チル−1,3,38,7−チトラザインデン、ゼラチン
、下記塗布助剤(S−3)及び硬膜剤(H−3)(塗布
直前に添加)を含む液を用い、塗布銀量0.5 Q/f
となるように塗布した。 [1111 第4中間it(第811) 第1中間層と同様にしてチヌビン328塗布量0.3り
 /fとなるように塗布した。但し塗布直前に硬膜剤(
H−3)を加えた。 保rli層(第9層) コロイダルシリカ、塗布助剤(S−3)、硬膜剤(H−
2)及び(H−3)(塗布直前に添加〉を含むゼラチン
液を用いゼラチン塗布11.Oa /Vとなるように塗
布した。 表面処理のされたポリエチレンラ稟ネート紙に、赤感光
乳剤から保護層迄の9層を同時塗布方式により塗布乾燥
した。 (H−2) OsNa (H−3) これらの各試料について、乳剤層の硬膜度が適正となる
様インキュベーションを行った後、処理膜付試験、スタ
チックマーク試験、ハンドリングテスト、日光曝射試験
を行った。尚、各試験は次の様に行った。 〈処理膜付試験〉 38℃の現像液に2分浸漬後、乳剤層を鉄製の爪にて格
子状に引き掻き、指でこすって剥れ具合を観察した。格
子状のパターンが完全に残っている状態をOとし、それ
以上に膜が残っている状態を◎、格子の角がとれた状態
をΔ、完全に剥離した状態を×とした。 くスタチックマーク試験〉 各試料を891111×1mの長さに切断し、25℃相
対湿度30%の暗室中で、ゴム製ロール3本にループ状
に巻き付け、試料とロールがすべらない状態で回転させ
た後現像して剥離帯電によるスタチックマーク発生状況
を調べた。 く処理後日光曝射試験〉 ウェッジ露光処理後の試料を60日間日光に曝して日光
曝射試験を行った。 ヘリ部にて1itil象層と支持体が剥れる場合を×、
剥れない場合をOとした。 以上の結果を表−2〜表−5に示す。 表−2(処1!!躾付試験結果ン 表−3(スタチックマーク試験結り 表−4(処理後日光1111射試wA)表−2、表−3
から明らかなように、本発明の試料は処理膜付試験及び
スタチックマーク試験両方を同時に満足するものであっ
た。 表−4から明らかなように、ポリエチレン層を設けた支
持体2.3.5は、耐光性に優れていることがわかった
。 次に下引きIII N o、 9を用い、支持体をN0
11〜5まで変えた5種の試料を用い、AO版の大きざ
の地図の複写シートを作成し、ハンドリングテストを行
った。折り目のつき易さ及び引き裂き強さについて比較
した。 表−5(ハンドリングテスト結果) この結果からポリプロピレン合成紙は折りや、引き裂き
に強く、種々の取り扱いに対してタフであり、地図等の
大判のプリントに対して適性を有している事が判った。 以上の結果から明らかな様に、ポリオレフィン表面を有
する基体上に、本発明に関する下引き層を設けることに
より、処理膜付の優れた写真感光材料が得られる事が判
った。特に下引き層のカルボキシル基活性型Tall1
剤としてメタンスルホン酸エステル型硬膜剤又はエチレ
ンイミン型硬膜剤を用いると更に優れた膜付性が得られ
る事が判った。 またポリオレフィン表面を有する基体の中でも、ポリプ
ロピレン樹脂を主原料とし、これに無機充填剤を添加し
て二輪延伸フィルム成形法により製造された不透明樹脂
フィルム、いわゆる合成紙の場合には耐水性、平滑性、
印刷適性のほかに柔軟性、両切性、引っ張り強さ、引裂
開始抵抗等を有しているので、地図、ポスター等大判の
写真、写真シール等に好ましく用いられることがわかっ
た。 特に上記いわゆる合成紙表面にポリエチレン層を薄く設
けると、日光下で1射しても画像形成層が剥がれること
もなく、耐光性にも優れたものであった。 実施例2 実施例1の支持体2の上に、水溶性高分子化合物(1)
とゼラチンの比率を表−6の如く変化させ、カルボキシ
ル基活性型硬膜剤としてH−IX−2を用いて下引き層
の固型分塗布量を0.2Q /fとなるように下引き層
を形成した。次いで、形成された下引き層の上に実施例
1と同様にして、乳剤層を形威し試料1〜9を作成した
。 各試料について乳剤層の硬膜度が適正となるようにイン
キュベーションを行った後、処理膜付試験を行った。結
果を表−6に示す。 表−6(水溶性高分子化合物/ゼラチン)比と処理膜付
結果−7の如くインキュベーションを行った。次いで、
実施例1と同様にして、乳剤層を形成し試料1〜9を作
成した。各試料について乳剤層の硬膜度が適正となるよ
うに再度インキュベーションを行った後、処理膜付試験
を行った。その結果を表−7に示す。 表−7(硬膜剤/バインダー)比と下引き品の処理膜付
経時劣化衣−6から明らかなように、水溶性高分子化合
物とゼラチンとの比率は0.1〜5.0の範囲が好まし
いことがわかった。 実施例3 実施例1の支持体2の上に下引き層の固型分塗布量を0
.2(1/i’となるように、水溶性高分子化合物〈1
)を固型分として33部、ゼラチンを66部、カルボキ
シル基活性型硬膜剤ローlX−2を表−7の如く変化さ
せ、下引き層を作成し、表表−7から明らかな様に、硬
膜剤は少な過ぎると膜付が悪く、又、多過ぎると下引き
後インキュベーションを行なった場合、膜付が経時劣化
する傾向があり、これらを考え合わせると硬膜剤塗布量
は、3 x 10 ’mole/gバインダー〜15X
10−5a+ole/aバインダーの範囲が好ましいこ
とがわかった。 [発明の効果] 本発明により、下引き処理を施され、被着物質に対する
接着性を改良されると共に帯電防止能を付与された面を
有する写真用印画紙支持体を提供することができた。 手続補正書(0釦 平成2年8 月10日 1、事件の表示 平成1年特許願 第212654号 2、発明の名称 写真用印画紙支持体 3、補正をする者 事件との関係    特許出願人 住所 東京都新宿区西新宿1丁目26番2号名称  (
127)  コニカ株式会社代表取締役     米山
 高純 4、代理人 〒102 住所 東京都千代田区九段北4丁目1番1号九段−ロ坂
ビル電話263−9524 ファクシミリ 263−9526

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ポリオレフィン樹脂表面を有する基体上の少なく
    とも一面に、ゼラチン、下記一般式で示される水溶性高
    分子化合物およびカルボキシル基活性型硬膜剤を少なく
    とも含有する下引き層を設けた事を特徴とする写真用印
    画紙支持体。 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ または ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Aはビニル単量体、Bは水素、 ▲数式、化学式、表等があります▼あるいは▲数式、化
    学式、表等があります▼であつて、Z=O のときBは水素、またRがアルキル基のときBは水素で
    あり、Mは水素あるいはカチオン(但し、上記一般式で
    示される水溶性高分子化合物に含まれる全てのMに対し
    てカチオンの置換率は10%以上である。) Rは−O−R′あるいは▲数式、化学式、表等がありま
    す▼ここでR′ はアルキル基、アラルキル基、アリール基、異項環残基
    あるいはR″と共同して異項環を形成するに必要な非金
    属原子、R″は水素、低級アルキル基あるいはR′と共
    同して異項環を形成するに必要な非金属原子、R_1及
    びR_2は水素あるいは低級アルキル基、Xは▲数式、
    化学式、表等があります▼あるいは ▲数式、化学式、表等があります▼、R_3はハロゲノ
    アルキル基あるいはハロゲノアルキルオキシアルキル基
    、m、p、q、r、x、y、zはそれぞれ各単量体のモ
    ル%を示す値であって、mは40〜60、pは0〜60
    、qは0〜50、rは0〜5、xは0〜70、yは20
    〜80、zは0〜80であり、m+p+q+r=100
    、x+y+z=100である。)
  2. (2)前記基体がポリプロピレン樹脂を主原料とし、こ
    れに無機充填剤を添加して、二軸延伸フィルム成形法に
    より製造された不透明樹脂フィルムである事を特徴とす
    る請求項1記載の写真用印画紙支持体。
  3. (3)前記基体が少なくとも一方の表面にポリエチレン
    層を設けたものである事を特徴とする請求項1又は2記
    載の写真用印画紙支持体。
  4. (4)前記水溶性高分子化合物とゼラチンの比が0.1
    〜5.0である事を特徴とする請求項1記載の写真用印
    画紙支持体。
  5. (5)前記カルボキシル基活性型硬膜剤の含有量がバイ
    ンダー1g中3×10^−^5モル〜15×10^−^
    5モルである事を特徴とする請求項1記載の写実用印画
    紙支持体。(6)前記カルボキシル基活性型硬膜剤がメ
    タンスルホン酸エステル型硬膜剤又はエチレンイミン型
    硬膜剤であることを特徴とする請求項1又は5記載の写
    真用印画紙支持体。
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