JPH0371861A - 熱印画装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、サーマルヘッドを用いて印画を行う熱印画装
置に間する。

従来の技術 先行技術では、外部機器、たとえばパーソナルコンピュ
ータなどからのデジタル映像信号がサーマルヘッドの１
ライン分ずつ、第４図（１）の参照符＃Ｏ，＃１．＃２
．＃３の順序で順次的に転送されてくるものとし、その
各転送時間をＴ１とするとき、熱印画装置に設けられて
いるサーマルヘッドの複数の各抵抗発熱体は１ライン分
、−斉に電力付勢され、その印画が２値表示するとき、
たとえばデータ＃１の印画のために、第４図（２〉で示
されるように発熱抵抗体は通電時間Ｗｌだけ電力付勢さ
れ、休止時間Ｗ２（ただしＷ２＝ＴｉＷｌ）だけ発熱抵
抗体に電力が供給されず、非通電状態となる。

第５図は、サーマルヘッドの熱特性を示すグラフである
。サーマルヘッドに設けられている発熱抵抗体の通電時
間Ｗｌが一定であるものとした場今、体止時間Ｗ２が比
較的長いときには、その発熱抵抗体の温度は休止時間が
参照符Ｗ　２　ａで示されるように短い場合に比べて、
この温度が低い。

したがって前述の第４図に関連して述べた転送時ｒＷｊ
Ｔｌが長いときには、休止時間Ｗ２が長くなり、したが
ってサーマルヘッドの発熱抵抗体の温度が比較的低く、
そのため印画濃度が薄くなる。また転送時間Ｔ１が短い
ときには、休止時間Ｗ２が、第５図の参照符Ｗ　２　ａ
で示されるように短くなり、これによって発熱抵抗体の
温度が上昇し、印画濃度が沸くなる。このようにして転
送時間Ｔ１の長短に応じて、印画濃度が変化するという
問題がある。

発明が解決すべき課題 本発明の目的は、印画すべき映像信号の転送時間にかか
わらず、印Ｗ！ｉ濃度を最適にすることができるように
した熱印画装置を提供することである。

課題を解決するための手段 本発明は、複数の発熱抵抗体を１ラインとして有するサ
ーマルヘッドと、 印画すべき映像信号を発生する映像信号発生源と、 映像信号発生源から転送される映像信号を少なくとも１
ライン分ストアするメモリと、メモリのストア内容に基
づき、前記転送動ずｔ′に関連して１ライン分の発熱抵
抗体を一斉に電力ｒ＝を勢する手段と、 電力付勢手段による１ライン分の通電時間を可変して設
定する手段とを含むことを特徴とする熱印画装置である
。

作　　用 本発明に従えば、映像信号発生源から少なくとも１ライ
ン分の映像信号を転送してメモリにストアし、このメモ
リのストア内容に基づいて、サーマルヘッドの１ライン
分の複数の発熱抵抗体を一斉に電力付勢する９階調のな
い２値映像信号を印画するときには、加熱される１また
は複数の発熱抵抗体は同時に同一時間だけ、電力付勢さ
れる。

この通電時間は、設定手段によって可変して調整するこ
とができる。そのため映像信号発生源からメモリへの１
ライン分の映像信号の転送に要する時間が長いときには
、その通電時間を長く設定し。

て発熱抵抗体の温度上昇を図り、また転送時間が短くて
転送することが高速度であるときには、通電時間を短く
設定し、その蓄熱による発熱抵抗体の温度が上昇しすぎ
ないようにし、このようにして転送時間の長短にかかわ
らず印画濃度を最適にすることができる。

複数ｉｌｌ調の印画を行うときには、１ライン分の電力
付勢されるべき発熱抵抗体は同時に電力付勢を開始し、
その階調に対応した時間だけ、通電時間が各発熱抵抗体
毎に設定され、この階調に対応した通電時間は、転送時
間が長いときには長く設定され、転送時間が短いときに
は短く設定され、こうして印画濃度を転送時間の長短に
かかわらず最適に保つことができる。

なれ転送時間がさらに短く、したがって必要な通電時間
が転送時間よりも長いときには、発熱抵抗体を前記必要
な通電時間だけ電力付勢し、その後の予め定める休止時
間だけ抵抗発熱体に電力を供給せず、冷却して蓄熱を可
及的に防ぎ、その後に映像信号の次の転送を行うように
すればよい。

実施例 第１図は、本発明の一実施例のブロック図である。パー
ソナルコンピュータなどの外部機器１からのデジタル映
像信号は、ライン２を介して、第２図（１）で示される
ように１ライン分ずつが。

転送時間Ｔｌｌで順次的に発生されて、パラレルインタ
フェイス回路３に入力される。この１ライン分毎の映像
信号は、第２図（１）では参照Ｒｒｌ−１，ｎ、ｎ＋１
．・・・で示されている。この外部機器１では、パラレ
ルインタフェイス回路３からライン４を介して第２図（
２〉で示される動作（ｂｕｓｙ）信号がローレベルであ
るとき、上述のように１ライン分の映像信号〈ｍドツト
）の転送が行われる。また、外部機器１からライン５に
は第２図（３）で示されるストローブ信号が発生されｂ
ｕｓｙ信号と同期して、このストローブ信号がローレベ
ルであるときパラレルインタフェイス回路３はライン６
に第２図（４）で示される映像信号を導出する。このラ
インに導出される映像信号は、第２図（４）において、
Ｓ照符φ、１．・・・ｍで示されており、これは第２図
（１）で示される映像信号の１ライン分に対応している
。データセレクタ７は、外部機器１からの映像信号を印
画するためにライン６からの映像信号を出力ライン８に
接続して導出する。このライン８からの映像信号は、印
画制御回路９を経てサーマルヘッド１０に与えられる。

サーマルヘッド１０において、１ライン分の複数の発熱
抵抗体Ｒ１〜Ｒｍが設けられ、これらの発熱抵抗体Ｒ１
〜Ｒｍには駆動用トランジスタＱ１〜Ｑｍを介して電力
が供給される。トランジスタＱ１〜Ｑｍには、個別的に
対応したＡＮＤゲー）０１〜０ｍからの信号が与えられ
、このＡＮＤゲート６１〜Ｇｍの一方の入力には印画制
御回路９からライン２１を介する通電制御信号が与えら
れる。この通電制御信号は、設定手段１２によって定め
られた値となるように構成される。

サーマルヘッド１０において、印画すべき１ライン分の
２値映像信号はライン２２を介してシフトレジスタ２３
のセルＣ１ルＣｍに、ライン２４を介するクロック信号
に同期して順次的にストアされ、こうして１ライン分の
２値映像信号がシフトレジスタ２３にストアされると、
ライン２５を介するラッチ信号に応答してラッチ回路２
４のセルＣ１１〜Ｃ１ｒｎにはシフトレジスタ２３のセ
ルＣ１ルＣｍのストア内容が与えられラッチされる・こ
れらのセルＣ１ｌルＣ１ｍの１ラッチ分の２値データは
、ＡＮＤゲー）０１〜０ｍの他方の入力に与えられる。

ラッチ回路２４では、各セルＣ１１〜Ｃ１ｍのストア内
容は、転送時間Ｔｌｌの期間中、保持される。

ライン２１から導出される通電制御信号は、発熱抵抗体
Ｒ１〜Ｒｍの第２図（５〉に示される通電時間Ｗｌｌだ
けハイレベルとなるように定められる。この通電時間Ｗ
ｌｌは、第３図に示されるように転送時間Ｔｌｌが長く
なるにつれて、長くなるように、またその転送時間Ｔｌ
ｌが短くなるにつれて通電時間Ｗｌｌが短くなるように
設定手段１２において設定される。この設定手段１２は
、１または複数のデイツプスイッチ１３ａを有し、この
デイツプスイッチ１３ａの選択的な導通／遮断によって
通電時間Ｗｌｌを、転送時間Ｔｌｌに対応して操作者が
設定する。設定手段１２からの出力は、マイクロコンピ
ュータなどによって実現されるタイミング回路１３に与
えられ、これによってタイミング回路１３からライン１
４に与えられるタイミング信号に基づき、印画制御回路
９は前述の通電時間Ｗｉｔだけハイレベルとなる信号を
導出してサーマルヘッド１０に与える。この通電制御信
号は、休止時間Ｗ１２（ただしＷ１２＝Ｔｌｌ−Ｗｌｌ
）だけローレベルであり、この時間Ｗ１２だけ、発熱抵
抗体Ｒ１〜Ｒｍは電力付勢されず、非通電状態となって
おり、冷却が行われ。

異常な蓄熱が防がれる。

タイミング回路１３はまた、ライン１５を介してパラレ
ルインタフェイス回路３にタイミング信号を与え、また
ライン１６を介してセレクト信号をデータセレクタ７に
与えて、その動作を制御する。

このようにして、外部機器１の１ライン分のデジタル映
像信号の転送速度が各種、異なっていても、最適な印画
濃度で、熱印画を行うことができる。

テレビジョン（略称ＴＶ）受信機１８からのアナログ映
像信号は、アナログ信号処理回路１９に与えられ、さら
にアナログ／デジタル変換器２０に与えられてデジタル
映像信号とされ、ライン２１ａを介してデータセレクタ
７に与えられる。データセレクタ７がライン２１とライ
ン８とを切換えて接続した状態では、テレビジョン受信
機１８からの映像信号がサーマルヘッド１０において熱
印画される。外部機器１およびテレビジョン受信機１８
からの１ライン分の映像信号のサーマルヘッド１０にお
けるメモリであるシフトレジスタ２３への転送時間Ｔ１
１が短く、そのため必要な通電時間Ｗ１１未満であると
きには、次の１ライン分の映像信号の転送を一時的に中
断し、蓄熱を防ぐために必要な予め定める最小休止時間
Ｗ１２経過後に、次の１ライン分の映像信号を転送する
ようにする。

サーマルヘッド１０の抵抗発熱体Ｒ１〜Ｒｍによって熱
印画されるＰ！＝、その記録紙が感熱紙であって、温度
に依存して色が変化する特性を有していてもよく、ある
いはまた感熱紙の代わりに、いわゆる普通紙が用いられ
、インクシートが発熟抵抗体Ｒ１〜Ｒｍによって加熱さ
れて、熱印画されるように構成してもよい。

複数階調で熱印画を行うときには、１ライン分の映像信
号の各階調分体のデータがシフトレジスタ２３に与えら
れ、複１＆、階調分だけ繰返してシフトレジスタ２３へ
の転送動作を行うようにすればよい、転送時ｒ５Ｔ１１
を検出して、通電時間Ｗｌｌを自動的に設定するように
してもよい。

発明の効果 以上のように本発明によれば、映像信号発生源からの映
像信号を少なくとも１ライン分メモリに転送し、このメ
モリにストアされた内容に基づいて、１ライン分の発熱
抵抗体を一斉に電力付勢して加熱し、この１ライン分の
通電時間を可変して設定することができるようにし、こ
れによって転送時間が長いときには発熱抵抗体の通電時
間を長く設定し、転送時間が短いときには通電時間を短
く設定するようにし、こうしてサーマルヘッドの蓄熱に
よる濃度の変化を防いで、転送時間の長短にかかわらず
最適な印画濃度を得ることができるようになる。

【図面の簡単な説明】

第１１２Ｉは本発明の一実施例のブロック図、第２図は
第１図に示される実施例の動作を説明するための波形図
、第３図は転送時間Ｔｌｌと設定手段１２において設定
される通電時間Ｗｌｌ−どの関係を示すグラフ、第４図
は転送時間Ｔ１と通電時間Ｗｌとを説明するための図、
第５図はサーマルヘッドの熱特性を示すグラフである。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 　複数の発熱抵抗体を１ラインとして有するサーマルヘ
   ッドと、 印画すべき映像信号を発生する映像信号発生源と、 映像信号発生源から転送される映像信号を少なくとも１
   ライン分ストアするメモリと、 メモリのストア内容に基づき、前記転送動作に関連して
   １ライン分の発熱抵抗体を一斉に電力付勢する手段と、 電力付勢手段による１ライン分の通電時間を可変して設
   定する手段とを含むことを特徴とする熱印画装置。