JPH0368682B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0368682B2 JPH0368682B2 JP59050718A JP5071884A JPH0368682B2 JP H0368682 B2 JPH0368682 B2 JP H0368682B2 JP 59050718 A JP59050718 A JP 59050718A JP 5071884 A JP5071884 A JP 5071884A JP H0368682 B2 JPH0368682 B2 JP H0368682B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- eccentric shaft
- bracket
- gear
- knob
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 9
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 6
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/02—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
- B60N2/22—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable
- B60N2/225—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable by cycloidal or planetary mechanisms
- B60N2/2252—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable by cycloidal or planetary mechanisms in which the central axis of the gearing lies inside the periphery of an orbital gear, e.g. one gear without sun gear
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の対象〕
本発明は、減速ギア機構を有してなる座席の角
度調整装置に関し、殊に、その操作性を向上させ
ることに係る。
度調整装置に関し、殊に、その操作性を向上させ
ることに係る。
本発明による座席の角度調整装置は、車両、特
に、自動車用に適する。
に、自動車用に適する。
従来この種の座席の角度調整装置としては、実
公昭58−1255号公報のものがある。このもので
は、座席のシートバツクに取付られるアツプブラ
ケツトと、シートクツシヨンに取付られるロアブ
ラケツトとの間に、減速ギア機構を配し、この減
速ギア機構の操作よりロアブラケツトに対しアツ
パブラケツトを揺動させて、シートバツクの傾斜
角を調整していた。
公昭58−1255号公報のものがある。このもので
は、座席のシートバツクに取付られるアツプブラ
ケツトと、シートクツシヨンに取付られるロアブ
ラケツトとの間に、減速ギア機構を配し、この減
速ギア機構の操作よりロアブラケツトに対しアツ
パブラケツトを揺動させて、シートバツクの傾斜
角を調整していた。
減速ギア機構は、アツパブラケツトに設けられ
た内歯ギアと、ロアブラケツトに設けられて前記
内歯ギアより少なくとも１歯少ない歯数の外歯ギ
アと、この外歯ギアにその正心軸部が軸支される
と共にその偏心軸部に内歯ギアが軸支された偏心
シヤフトとから構成されていた。これにより、内
歯ギアに外歯ギアが噛合されると共に、偏心シヤ
フトの回転で両ギアの噛合位置が調節される。こ
の結果、ロアブラケツトに対するアツパブラケツ
トの角度が調整されることとなる。
た内歯ギアと、ロアブラケツトに設けられて前記
内歯ギアより少なくとも１歯少ない歯数の外歯ギ
アと、この外歯ギアにその正心軸部が軸支される
と共にその偏心軸部に内歯ギアが軸支された偏心
シヤフトとから構成されていた。これにより、内
歯ギアに外歯ギアが噛合されると共に、偏心シヤ
フトの回転で両ギアの噛合位置が調節される。こ
の結果、ロアブラケツトに対するアツパブラケツ
トの角度が調整されることとなる。
ここで、両ギア間の減速比が大きいから、偏心
シヤフトと両ギア及びブラケツトとの間の摩擦力
により、アツパブラケツトはロアブラケツトに固
定される。従つて、偏心シヤフトと両ギアとの間
には所定の摩擦力が避けられず、偏心シヤフトの
回転操作力が大きくなつてしまうという問題点が
あつた。
シヤフトと両ギア及びブラケツトとの間の摩擦力
により、アツパブラケツトはロアブラケツトに固
定される。従つて、偏心シヤフトと両ギアとの間
には所定の摩擦力が避けられず、偏心シヤフトの
回転操作力が大きくなつてしまうという問題点が
あつた。
上記問題点に鑑みて、本考案は、偏心シヤフト
と、この偏心シヤフト上に軸支された各ギア若し
くはブラケツトとの間における摩擦抵抗を小さく
し得るようにすることを、その技術的課題とす
る。
と、この偏心シヤフト上に軸支された各ギア若し
くはブラケツトとの間における摩擦抵抗を小さく
し得るようにすることを、その技術的課題とす
る。
そこで、本発明では次の技術的手段を講じた。
即ち、偏心シヤフトと各ギア若しくはブラケツト
との間に軸受部材を配し、しかも、偏心シヤフト
の正心軸部に軸支されているギアを有するブラケ
ツト上にノブ軸を回転自在に設けて、このノブ軸
の回転により回転伝達手段を介して偏心シヤフト
を回転せしめると共に、このノブ軸と回転伝達手
段との間に軸孔の外周面に接合するように巻回さ
れ両端がノブ軸と前記回転伝達手段との間に配設
されたスプリングを有する逆転防止手段を配した
ことにある。
即ち、偏心シヤフトと各ギア若しくはブラケツト
との間に軸受部材を配し、しかも、偏心シヤフト
の正心軸部に軸支されているギアを有するブラケ
ツト上にノブ軸を回転自在に設けて、このノブ軸
の回転により回転伝達手段を介して偏心シヤフト
を回転せしめると共に、このノブ軸と回転伝達手
段との間に軸孔の外周面に接合するように巻回さ
れ両端がノブ軸と前記回転伝達手段との間に配設
されたスプリングを有する逆転防止手段を配した
ことにある。
この結果、軸受部材により、偏心カムシヤフト
と各ギア若しくはブラケツトとの間の摩擦抵抗が
小さくなるから、偏心シヤフとの回転が円滑とな
る。よつて、回転伝達手段を介したノブ軸により
偏心シヤフトを回転せしめて両ブラケツト間の角
度を調節する場合、その回転操作力が軽減され
る。従つて、操作性が向上することとなる。
と各ギア若しくはブラケツトとの間の摩擦抵抗が
小さくなるから、偏心シヤフとの回転が円滑とな
る。よつて、回転伝達手段を介したノブ軸により
偏心シヤフトを回転せしめて両ブラケツト間の角
度を調節する場合、その回転操作力が軽減され
る。従つて、操作性が向上することとなる。
又、摩擦抵抗が小さいから、アツパアームに高
荷重が作用すると、偏心シヤフトが回転されてア
ツパアームがロアアームに対して揺動しようとす
る。しかし、偏心シヤフトが回転しようとして
も、回転伝達手段を介して偏心シヤフトに連結さ
れたノブ軸の回転は逆転防止手段により阻止され
る。即ち、偏心シヤフトは何ら回転できず、たと
え、偏心シヤフトと各ギアとの間の摩擦抵抗を小
さくしたとしても、両ブラケツトは所定の位置で
確実に固定される。
荷重が作用すると、偏心シヤフトが回転されてア
ツパアームがロアアームに対して揺動しようとす
る。しかし、偏心シヤフトが回転しようとして
も、回転伝達手段を介して偏心シヤフトに連結さ
れたノブ軸の回転は逆転防止手段により阻止され
る。即ち、偏心シヤフトは何ら回転できず、たと
え、偏心シヤフトと各ギアとの間の摩擦抵抗を小
さくしたとしても、両ブラケツトは所定の位置で
確実に固定される。
回転操作力を小さくする技術的手段としては、
偏心シヤフトに対するノブ軸の回転比を大きくす
ることが考えられる。しかし、この場合、偏心シ
ヤフトが大型化してしまう。その上に、ノブ軸の
回転数を多くしなければ偏心シヤフトが充分回転
しなくなる。よつて、操作性が著しく劣つてしま
う。
偏心シヤフトに対するノブ軸の回転比を大きくす
ることが考えられる。しかし、この場合、偏心シ
ヤフトが大型化してしまう。その上に、ノブ軸の
回転数を多くしなければ偏心シヤフトが充分回転
しなくなる。よつて、操作性が著しく劣つてしま
う。
しかるに、本発明によれば、偏心シヤフトと各
ギア若しくはブラケツトとの間の摩擦抵抗が小さ
くされているから、偏心シヤフトとノブ軸との間
で回転比を大きく相違させる必要がない。よつ
て、従来どおり、ノブ軸の適宜回転数の回転によ
り偏心シヤフトが充分回転される。又、スプリン
グは軸孔の外周面に接合するように巻回されてい
る。このため、回転力伝達手段をスプリング周り
に配設することができ、シート幅方向への突出を
小さくすることができる。これにより、車両等の
狭いスペース内への配設にも車幅を変更すること
なく、自由に配設することができる。更に、スプ
リングは常に収縮するようにつまり軸方向へのズ
レを是正する方向に作用することとなるので、ス
プリングの安定感が良く、確実に軸孔の外周面と
接合し、逆転防止機能として信頼性の良いものと
することができる。
ギア若しくはブラケツトとの間の摩擦抵抗が小さ
くされているから、偏心シヤフトとノブ軸との間
で回転比を大きく相違させる必要がない。よつ
て、従来どおり、ノブ軸の適宜回転数の回転によ
り偏心シヤフトが充分回転される。又、スプリン
グは軸孔の外周面に接合するように巻回されてい
る。このため、回転力伝達手段をスプリング周り
に配設することができ、シート幅方向への突出を
小さくすることができる。これにより、車両等の
狭いスペース内への配設にも車幅を変更すること
なく、自由に配設することができる。更に、スプ
リングは常に収縮するようにつまり軸方向へのズ
レを是正する方向に作用することとなるので、ス
プリングの安定感が良く、確実に軸孔の外周面と
接合し、逆転防止機能として信頼性の良いものと
することができる。
以下図面に従つて本発明の一実施例について説
明する。
明する。
第１図に図示したように、自動車用座席１０
は、シートバツク１１とシートクツシヨン１２と
から成り、両者の間には、減速ギア機構１５を具
備する角度調整装置２０が付設されている。角度
調整装置２０は、シートバツク１１に取付られる
アツパブラケツト１３、シートクツシヨン１２に
取付られるロアブラケツト１４を有する。
は、シートバツク１１とシートクツシヨン１２と
から成り、両者の間には、減速ギア機構１５を具
備する角度調整装置２０が付設されている。角度
調整装置２０は、シートバツク１１に取付られる
アツパブラケツト１３、シートクツシヨン１２に
取付られるロアブラケツト１４を有する。
両ブラケツト１３，１４の間に配される減速ギ
ア機構１５は、第２図に図示したように、アツパ
ブラケツト１３にプレス加工により一体的に形成
された内歯ギア２１と、プレート３２にプレス加
工により一体的に形成された外歯ギア２２とを持
つ。プレート３２は、ピン２７，２７によりロア
ブラケツト１４に固定されている。又、外歯ギア
２２は内歯ギア２１と噛合可能で、しかも、内歯
ギア２１より歯数が少なくとも１歯少なくされて
いる。ロアブラケツト１４に回転自在に軸支され
た偏心シヤフト１８は、偏心軸部１８ｂと正心軸
部１８ａが形成されている。偏心軸部１８ｂに
は、内歯ギア２１の軸孔２１ａが、正心軸部１８
ａには、外歯ギア２２の軸孔２２ａが介挿されて
いる。これにより、偏心軸部１８ｂにより偏心さ
れるので内歯ギア２１が外歯ギア２２と噛合され
ている。しかも、偏心シヤフト１８の軸支部１８
ｃは、ロアブラケツト１４に固設された軸受２４
を介してロアブラケツト１４に軸支されている。
これにより、軸支部１８ｃとロアブラケツト１４
の間の摩擦力が小さくされる。尚、図示してない
が、偏心シヤフト１８の偏心軸部１８ｂと内歯ギ
ア２１の軸孔２１１ａとの間、更には、偏心シヤ
フト１８の正心軸部１８ａと外歯ギア２２の軸孔
２２ａとの間にも、夫々軸受を配しても良い。
ア機構１５は、第２図に図示したように、アツパ
ブラケツト１３にプレス加工により一体的に形成
された内歯ギア２１と、プレート３２にプレス加
工により一体的に形成された外歯ギア２２とを持
つ。プレート３２は、ピン２７，２７によりロア
ブラケツト１４に固定されている。又、外歯ギア
２２は内歯ギア２１と噛合可能で、しかも、内歯
ギア２１より歯数が少なくとも１歯少なくされて
いる。ロアブラケツト１４に回転自在に軸支され
た偏心シヤフト１８は、偏心軸部１８ｂと正心軸
部１８ａが形成されている。偏心軸部１８ｂに
は、内歯ギア２１の軸孔２１ａが、正心軸部１８
ａには、外歯ギア２２の軸孔２２ａが介挿されて
いる。これにより、偏心軸部１８ｂにより偏心さ
れるので内歯ギア２１が外歯ギア２２と噛合され
ている。しかも、偏心シヤフト１８の軸支部１８
ｃは、ロアブラケツト１４に固設された軸受２４
を介してロアブラケツト１４に軸支されている。
これにより、軸支部１８ｃとロアブラケツト１４
の間の摩擦力が小さくされる。尚、図示してない
が、偏心シヤフト１８の偏心軸部１８ｂと内歯ギ
ア２１の軸孔２１１ａとの間、更には、偏心シヤ
フト１８の正心軸部１８ａと外歯ギア２２の軸孔
２２ａとの間にも、夫々軸受を配しても良い。
偏心シヤフト１８の図示左端には、ドリブンギ
ア２３が固設されている。又、ロアブラケツト１
４の長手方向略中央の軸孔１４ａが設けられ、こ
の軸孔１４ａにノブ１６のノブ軸１６ａが回転自
在に保持れている。ノブ軸１６ａには、ドライブ
ギア２６ａを一体的に有する従動部材２６が回転
自在に保持されるとともに、従動部材２６とノブ
軸１６ａとの間には逆転防止手段たるスプリング
カツプラ機構が配されている。ドライブギア２６
ａとドリブンギア２３の間にはベルト１７が配さ
れ、ドライブギア２６ａの回転によりドリブンギ
ア２３、更には、偏心シヤフト１８が回転され
る。
ア２３が固設されている。又、ロアブラケツト１
４の長手方向略中央の軸孔１４ａが設けられ、こ
の軸孔１４ａにノブ１６のノブ軸１６ａが回転自
在に保持れている。ノブ軸１６ａには、ドライブ
ギア２６ａを一体的に有する従動部材２６が回転
自在に保持されるとともに、従動部材２６とノブ
軸１６ａとの間には逆転防止手段たるスプリング
カツプラ機構が配されている。ドライブギア２６
ａとドリブンギア２３の間にはベルト１７が配さ
れ、ドライブギア２６ａの回転によりドリブンギ
ア２３、更には、偏心シヤフト１８が回転され
る。
ノブ軸１６ａと従動部材２６との間に設けられ
たスプリングカツプラ機構は以下から成る（第３
図・第４図参照）。ノブ軸１６ａに一体的に設け
られた係止片１６ｂが、従動部材２６のアーチ状
長穴２６ｂに摺動自在に係止されている。第３
図・第４図に図示したように、受動部材２６とロ
アブラケツト１４の軸穴１４ａとの間にはコイル
スプリング２１が介挿されている。コイルスプリ
ング２５は、軸穴１４ａの外周面に摩擦力をもつ
て接合すると共に、両端２５ａ，２５ｂが夫々、
係止片１６ｂと長穴２６との間に配されている。
よつて、ノブ１６を何れの方向に回転させたとし
ても、係合片１６ｂとスプリング２５の各端２５
ａ，２５ｂとが係合し、コイルスプリング２５が
拡開される。従つて、コイルスプリング２５が軸
穴１４ａの外周面から解放されるから、係合片１
６ｂと長穴２６ｂの端面との係合を介して従動部
材２６が回転される。しかるに、従動部材２６が
回転されようとしても、長穴２６ｂの端面により
コイルスプリング２５が収縮されるから、コイル
スプリング２５と軸穴１４ａの外周面との接合は
維持される。よつて、従動部材２６の回転は阻止
される。
たスプリングカツプラ機構は以下から成る（第３
図・第４図参照）。ノブ軸１６ａに一体的に設け
られた係止片１６ｂが、従動部材２６のアーチ状
長穴２６ｂに摺動自在に係止されている。第３
図・第４図に図示したように、受動部材２６とロ
アブラケツト１４の軸穴１４ａとの間にはコイル
スプリング２１が介挿されている。コイルスプリ
ング２５は、軸穴１４ａの外周面に摩擦力をもつ
て接合すると共に、両端２５ａ，２５ｂが夫々、
係止片１６ｂと長穴２６との間に配されている。
よつて、ノブ１６を何れの方向に回転させたとし
ても、係合片１６ｂとスプリング２５の各端２５
ａ，２５ｂとが係合し、コイルスプリング２５が
拡開される。従つて、コイルスプリング２５が軸
穴１４ａの外周面から解放されるから、係合片１
６ｂと長穴２６ｂの端面との係合を介して従動部
材２６が回転される。しかるに、従動部材２６が
回転されようとしても、長穴２６ｂの端面により
コイルスプリング２５が収縮されるから、コイル
スプリング２５と軸穴１４ａの外周面との接合は
維持される。よつて、従動部材２６の回転は阻止
される。
以上からなる実施例の作用を説明する。ノブ１
６を回転させると、従動部材２６が回転される。
ドライブギア２６ａが回転されると、ベルト１７
を介してドリブンギア２３が回転される。偏心シ
ヤフト１８が回転されるので、内歯ギア２１に対
する外歯ギア２２の噛合位置が調節される。この
結果、ロアブラケツト１４に対するアツパブラケ
ツト１３の傾きが調節される。所望の傾き位置で
ノブ１６の回転を停止すれば、両ギア２１，２２
の噛合いによりアツパブラケツト１３は所望の位
置で保持される。しかも、軸受２４により、偏心
シヤフト１８は円滑に回転するから、ノブ１６の
回転操作力は少なくて済む。
６を回転させると、従動部材２６が回転される。
ドライブギア２６ａが回転されると、ベルト１７
を介してドリブンギア２３が回転される。偏心シ
ヤフト１８が回転されるので、内歯ギア２１に対
する外歯ギア２２の噛合位置が調節される。この
結果、ロアブラケツト１４に対するアツパブラケ
ツト１３の傾きが調節される。所望の傾き位置で
ノブ１６の回転を停止すれば、両ギア２１，２２
の噛合いによりアツパブラケツト１３は所望の位
置で保持される。しかも、軸受２４により、偏心
シヤフト１８は円滑に回転するから、ノブ１６の
回転操作力は少なくて済む。
アツパブラケツト１３に高荷重が作用すると、
軸受２４が配されていることにより偏心シヤフト
１８が回転し易いので、偏心シヤフト１８が回転
されようとする。従つて、ドリブンギア２３、ベ
ルト１７、及びドライブギア２６ａを介して従動
部材２６が回転しようとする。しかし、スプリン
グ２５により、従動部材２６の回転は阻止され
る。よつて、偏心シヤフト１８は何ら回転し得
ず、アツパブラケツト１３は確実に所望の位置に
保持される。
軸受２４が配されていることにより偏心シヤフト
１８が回転し易いので、偏心シヤフト１８が回転
されようとする。従つて、ドリブンギア２３、ベ
ルト１７、及びドライブギア２６ａを介して従動
部材２６が回転しようとする。しかし、スプリン
グ２５により、従動部材２６の回転は阻止され
る。よつて、偏心シヤフト１８は何ら回転し得
ず、アツパブラケツト１３は確実に所望の位置に
保持される。
第１図は自動車座席を示す側面図、第２図は本
発明による角度調整装置の分解斜視図、第３図は
第１図の−線に沿う断面を示す断面図、第４
図は第３図の−線に沿う断面を示す断面図で
ある。 １０…座席、１１…シートバツク、１２…シー
トクツシヨン、１３…アツパブラケツト、１４…
ロアブラケツト、１５…減速ギア機構、１６…ノ
ブ、１７…回転伝達手段（ベルト）、２０…角度
調整装置、２４…軸受部材。
発明による角度調整装置の分解斜視図、第３図は
第１図の−線に沿う断面を示す断面図、第４
図は第３図の−線に沿う断面を示す断面図で
ある。 １０…座席、１１…シートバツク、１２…シー
トクツシヨン、１３…アツパブラケツト、１４…
ロアブラケツト、１５…減速ギア機構、１６…ノ
ブ、１７…回転伝達手段（ベルト）、２０…角度
調整装置、２４…軸受部材。
Claims (1)
- １ 座席のシートバツクに取付られるアツパブラ
ケツトと、前記座席のシートクツシヨンに取付ら
れるロアブラケツトと、該両ブラケツトの何れか
一方に設けられた内歯ギアと、前記他方のブラケ
ツトに設けられた前記内歯ギアより少なくとも１
歯少ない歯数の外歯ギアと、前記何れか一方のギ
アを正心軸部に軸支すると共に前記他方のギアを
偏心軸部に軸支して両ギアを噛合せしめた偏心シ
ヤフトとから成る座席の角度調整装置において、
前記偏心シヤフトと前記各ギア若しくはブラケツ
トの間に軸受部材を配し、しかも、前記偏心シヤ
フトの正心軸部に軸支された前記一方のギアを有
する前記ブラケツト上にノブ軸を前記ブラケツト
に形成された軸孔を介して回転自在に設けて該ノ
ブ軸の回転により回転伝達手段を介して前記偏心
シヤフトを回転せしめると共に、前記ノブ軸と前
記回転伝達手段との間に前記軸孔の外周面に接合
するように巻回され両端が前記ノブ軸と前記回転
伝達手段との間に配設されたスプリングを有する
逆転防止手段を配した座席の角度調整装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59050718A JPS60193411A (ja) | 1984-03-15 | 1984-03-15 | 座席の角度調整装置 |
| US06/711,648 US4576412A (en) | 1984-03-15 | 1985-03-14 | Seat reclining mechanism |
| DE19853509211 DE3509211A1 (de) | 1984-03-15 | 1985-03-14 | Sitzverstellmechanismus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59050718A JPS60193411A (ja) | 1984-03-15 | 1984-03-15 | 座席の角度調整装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60193411A JPS60193411A (ja) | 1985-10-01 |
| JPH0368682B2 true JPH0368682B2 (ja) | 1991-10-29 |
Family
ID=12866661
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59050718A Granted JPS60193411A (ja) | 1984-03-15 | 1984-03-15 | 座席の角度調整装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4576412A (ja) |
| JP (1) | JPS60193411A (ja) |
| DE (1) | DE3509211A1 (ja) |
Families Citing this family (19)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3519441A1 (de) * | 1984-05-31 | 1985-12-05 | Aisin Seiki K.K., Kariya, Aichi | Sitzverstellmechanismus fuer fahrzeuge |
| JPS6137850U (ja) * | 1984-08-09 | 1986-03-08 | シロキ工業株式会社 | リクライニング装置 |
| JPH0357162Y2 (ja) * | 1985-02-25 | 1991-12-26 | ||
| JPH0437473Y2 (ja) * | 1986-01-20 | 1992-09-03 | ||
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