JPH036767B2 - - Google Patents
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- JPH036767B2 JPH036767B2 JP57134086A JP13408682A JPH036767B2 JP H036767 B2 JPH036767 B2 JP H036767B2 JP 57134086 A JP57134086 A JP 57134086A JP 13408682 A JP13408682 A JP 13408682A JP H036767 B2 JPH036767 B2 JP H036767B2
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Landscapes
- Housing For Livestock And Birds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は製紙カスと高吸水性樹脂とからなる混
合物を造粒、乾燥してなるペツトの***物処理材
に関する。
合物を造粒、乾燥してなるペツトの***物処理材
に関する。
ペツトの***物の処理は従来砂を用いこの砂を
容器内に敷き詰め適宜***物とともに砂をとりか
えることにより行なつてきた。しかしながら砂は
吸水性がないため放置したままにしておくと不衛
生であり、かつ***物の臭気がいつまでも残るた
め***のたびに取り替える必要があつた。しかも
***時にペツトが砂をかきまわすため砂が飛散し
室内が汚れるという問題も生じていた。
容器内に敷き詰め適宜***物とともに砂をとりか
えることにより行なつてきた。しかしながら砂は
吸水性がないため放置したままにしておくと不衛
生であり、かつ***物の臭気がいつまでも残るた
め***のたびに取り替える必要があつた。しかも
***時にペツトが砂をかきまわすため砂が飛散し
室内が汚れるという問題も生じていた。
これら問題点を解消するためパルプに適宜水を
加え、これを乾燥成形して小塊の粒状部材に形成
したものが提案されている。このパルプからなる
***物処理材においては、***物を吸収した部分
が乾燥後固形状となるため、その部分だけを取出
し水洗トイレなどにながして処理することが可能
であり、***物の処理が非常に簡単になつてい
る。しかし、なお吸水性に問題を残しており、か
つ湿潤状態が長く続くという問題点は解消されて
いない。
加え、これを乾燥成形して小塊の粒状部材に形成
したものが提案されている。このパルプからなる
***物処理材においては、***物を吸収した部分
が乾燥後固形状となるため、その部分だけを取出
し水洗トイレなどにながして処理することが可能
であり、***物の処理が非常に簡単になつてい
る。しかし、なお吸水性に問題を残しており、か
つ湿潤状態が長く続くという問題点は解消されて
いない。
本発明は叙上の問題点に着目してなされたもの
であり、製紙カスと高吸水性樹脂とからなる混合
物あるいは製紙カスの一部を水溶性無機塩類で置
き換えてなる混合物を造粒、乾燥してなるペツト
の***物処理材に関し、高吸水性樹脂が迅速に多
量の水分を吸収するため、吸水部分が少量です
み、かつ表面がサラサラした状態を長く保持する
ことができる。さらに本発明の***物処理材は高
吸水性であること、また水分散性ないし水活性物
質で構成されているためトイレなどで処理するば
あい、***物とともに廃棄する量がパルプに比較
して少量でよく、このため非常に経済的である。
であり、製紙カスと高吸水性樹脂とからなる混合
物あるいは製紙カスの一部を水溶性無機塩類で置
き換えてなる混合物を造粒、乾燥してなるペツト
の***物処理材に関し、高吸水性樹脂が迅速に多
量の水分を吸収するため、吸水部分が少量です
み、かつ表面がサラサラした状態を長く保持する
ことができる。さらに本発明の***物処理材は高
吸水性であること、また水分散性ないし水活性物
質で構成されているためトイレなどで処理するば
あい、***物とともに廃棄する量がパルプに比較
して少量でよく、このため非常に経済的である。
また、製紙カスはパルプに比べ繊維長が短いた
め、造粒時に密に固まつて造粒物の密度が高くな
ること、製紙カス中にはクレーなどの種々の填料
が含まれていること、水溶性無機塩類はパルプに
比べ比重が大きいことなどの点から、造粒乾燥さ
れた本発明の***物処理材は密度の高いものであ
り、したがつてペツトが***時にかきまわしても
パルプのみからなる従来のものに比べて飛散しに
くい。
め、造粒時に密に固まつて造粒物の密度が高くな
ること、製紙カス中にはクレーなどの種々の填料
が含まれていること、水溶性無機塩類はパルプに
比べ比重が大きいことなどの点から、造粒乾燥さ
れた本発明の***物処理材は密度の高いものであ
り、したがつてペツトが***時にかきまわしても
パルプのみからなる従来のものに比べて飛散しに
くい。
本発明の***物処理材は、製紙カス97〜85％
（重量％、以下同様）と高吸水性樹脂３〜15％と
からなるものが好ましく、また製紙カスの一部を
水溶性無機塩類で置き換えるばあい、製紙カス15
〜75％、高吸水性樹脂５〜15％および水溶性無機
塩類20〜80％とするのがよい。
（重量％、以下同様）と高吸水性樹脂３〜15％と
からなるものが好ましく、また製紙カスの一部を
水溶性無機塩類で置き換えるばあい、製紙カス15
〜75％、高吸水性樹脂５〜15％および水溶性無機
塩類20〜80％とするのがよい。
本発明に用いられる製紙カスとは、たとえば排
出されるスラツジ、またはパルプ粉粋工場から排
出される微粉などであり、繊維長が１mm以下程度
のものを主体とするものである。これら製紙カス
は再生利用が困難で従来その廃棄処理に問題を生
じているものであるため非常に安価に入手でき、
***処理用材として好適である。
出されるスラツジ、またはパルプ粉粋工場から排
出される微粉などであり、繊維長が１mm以下程度
のものを主体とするものである。これら製紙カス
は再生利用が困難で従来その廃棄処理に問題を生
じているものであるため非常に安価に入手でき、
***処理用材として好適である。
本発明に用いられる高吸水性樹脂（以下SAP
という）は0.9％食塩水に浸漬したときの吸水量
が該SAP1ｇに対し30ｇ以上であるものであり、
たとえばスミカゲル（住友化学工業(株)製のポリア
クリル酸ナトリウム）、サンウエツト（三洋化成
工業(株)製のでんぷん−アクリル酸ナトリウムのグ
ラフト共重合体）などがあげられる。
という）は0.9％食塩水に浸漬したときの吸水量
が該SAP1ｇに対し30ｇ以上であるものであり、
たとえばスミカゲル（住友化学工業(株)製のポリア
クリル酸ナトリウム）、サンウエツト（三洋化成
工業(株)製のでんぷん−アクリル酸ナトリウムのグ
ラフト共重合体）などがあげられる。
このSAPの添加量は３〜15％、水溶性無機塩
類を配合するときは５〜15％が好ましく、それら
未満では吸水性が不充分となり、15％を超えると
原料混合時に添加する水をSAPが吸収しすぎて
造粒に必要な流動性が失われ、造粒が困難とな
る。また流動性を与えるため多量の水を加えると
添加混合物がネバつき造粒が困難となり、かつ造
粒ができたとしても乾燥に長時間を要し不経済で
ある。
類を配合するときは５〜15％が好ましく、それら
未満では吸水性が不充分となり、15％を超えると
原料混合時に添加する水をSAPが吸収しすぎて
造粒に必要な流動性が失われ、造粒が困難とな
る。また流動性を与えるため多量の水を加えると
添加混合物がネバつき造粒が困難となり、かつ造
粒ができたとしても乾燥に長時間を要し不経済で
ある。
本発明に用いられる水溶性無機塩類は混合時
SAPが混合中の水分を吸収しすぎ、流動性を失
うのを防ぐものであり、また混合物の増量材とし
ての機能を与えるためのものである。また水洗ト
イレなどで処理するためには水溶性である必要が
あり、具体例としてはたとえば硫酸ナトリウム、
硫酸バンド、硫酸マグネシウム、メタケイ酸ソー
ダなど安価なものが好ましい。
SAPが混合中の水分を吸収しすぎ、流動性を失
うのを防ぐものであり、また混合物の増量材とし
ての機能を与えるためのものである。また水洗ト
イレなどで処理するためには水溶性である必要が
あり、具体例としてはたとえば硫酸ナトリウム、
硫酸バンド、硫酸マグネシウム、メタケイ酸ソー
ダなど安価なものが好ましい。
水溶性無機塩類を添加するばあいには20〜80％
がこのましく、20％未満では製紙カスまたは
SAPの割合が多くなり、混合物が流動性に乏し
くなるため造粒が困難となる。また水溶性無機塩
類が80％を越えると製紙カスの配合が少なくなる
ため混合物は非常に粘性が増し、造粒が困難とな
る。
がこのましく、20％未満では製紙カスまたは
SAPの割合が多くなり、混合物が流動性に乏し
くなるため造粒が困難となる。また水溶性無機塩
類が80％を越えると製紙カスの配合が少なくなる
ため混合物は非常に粘性が増し、造粒が困難とな
る。
本発明の処理材は、製紙カス、水溶性無機塩
類、高吸水性樹脂に造粒に必要な流動性を与える
ため適量の水を加えて混合し造粒して乾燥する。
造粒法としては通常の押出機を使用し、乾燥後の
寸法が３〜10mmの球状となるよう押出機のダイス
孔、カツト長が選択される。また乾燥は加熱、風
乾のいずれでも可能である。
類、高吸水性樹脂に造粒に必要な流動性を与える
ため適量の水を加えて混合し造粒して乾燥する。
造粒法としては通常の押出機を使用し、乾燥後の
寸法が３〜10mmの球状となるよう押出機のダイス
孔、カツト長が選択される。また乾燥は加熱、風
乾のいずれでも可能である。
本発明のペツトの***物処理材の形状は球状の
ほか円筒状、角状などその形状は任意である。
ほか円筒状、角状などその形状は任意である。
なお本発明のペツトの***物処理材には***物
の臭気を防ぐため適宜消臭剤を混合することが可
能である。
の臭気を防ぐため適宜消臭剤を混合することが可
能である。
つぎに実施例をあげて本発明の***物処理材を
説明するが、本発明はかかる実施例のみに限定さ
れるものではない。
説明するが、本発明はかかる実施例のみに限定さ
れるものではない。
実施例
製紙工場から排出されるスラツジ（含水率75
％）30重量部、芒硝60重量部を混合し、水を適量
加え、そののち高吸水性樹脂としてスミカゲルＮ
（住友化学工業(株)製のポリアクリル酸ソーダの架
橋物）10重量％を混合した。この混合物を押出機
により押出しながら切断し、これを転動炉に入れ
乾燥した。乾燥物は直径約３mmの粒状物であつ
た。
％）30重量部、芒硝60重量部を混合し、水を適量
加え、そののち高吸水性樹脂としてスミカゲルＮ
（住友化学工業(株)製のポリアクリル酸ソーダの架
橋物）10重量％を混合した。この混合物を押出機
により押出しながら切断し、これを転動炉に入れ
乾燥した。乾燥物は直径約３mmの粒状物であつ
た。
比較例 １
実施例に使用したものと同じスラツジのみを実
施例と同様の操作により、造粒、乾燥を行ない、
直経３mmの粒状物をえた。
施例と同様の操作により、造粒、乾燥を行ない、
直経３mmの粒状物をえた。
比較例 ２
製紙用クラフトパルプに水を加えたものを押出
機により造粒しようとしたが、流動性がないため
造粒できなかつた。そこで手で丸めて造粒し乾燥
した。
機により造粒しようとしたが、流動性がないため
造粒できなかつた。そこで手で丸めて造粒し乾燥
した。
つぎに実施例および比較例でそれぞれえられた
***物処理材約５ｇを人工尿中に30分間浸漬した
のち10メツシユ金網上で１分間放置し、重量
（W1）を測定した。
***物処理材約５ｇを人工尿中に30分間浸漬した
のち10メツシユ金網上で１分間放置し、重量
（W1）を測定した。
吸水倍率は実施例でえられたものが6.5倍であ
つたのに対し、比較例１でえられたものでは2.0
倍、比較例２でえられたものは2.7倍であつた。
つたのに対し、比較例１でえられたものでは2.0
倍、比較例２でえられたものは2.7倍であつた。
なお、人工尿の組成は尿素0.2％、塩化ナトリ
ウム1.2％、塩化カリウム0.4％および水98.2％で
あつた。また吸水倍率は次式により求めた。
ウム1.2％、塩化カリウム0.4％および水98.2％で
あつた。また吸水倍率は次式により求めた。
吸水倍率＝W1−試料重量／試料重量
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 製紙カスと高吸水性樹脂とからなる混合物を
造粒、乾燥してなるペツトの***物処理材。 ２ 製紙カスと高吸水性樹脂と水溶性無機塩類と
からなる混合物を造粒、乾燥してなるペツトの排
泄物処理材。 ３ 製紙カス15〜75重量％と高吸水性樹脂５〜15
重量％と水溶性無機塩類80〜20重量％とからなる
混合物を造粒、乾燥してなる特許請求の範囲第２
項記載の***物処理材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13408682A JPS5925629A (ja) | 1982-07-30 | 1982-07-30 | ペツトの***物処理材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13408682A JPS5925629A (ja) | 1982-07-30 | 1982-07-30 | ペツトの***物処理材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5925629A JPS5925629A (ja) | 1984-02-09 |
| JPH036767B2 true JPH036767B2 (ja) | 1991-01-30 |
Family
ID=15120082
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13408682A Granted JPS5925629A (ja) | 1982-07-30 | 1982-07-30 | ペツトの***物処理材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5925629A (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5974935A (ja) * | 1982-10-19 | 1984-04-27 | 住友化学工業株式会社 | 動物の***物処理用材の製法 |
| JPS63102618A (ja) * | 1986-10-17 | 1988-05-07 | 第一薬化工業株式会社 | 飼育小動物の***物処理材 |
| JP2516060B2 (ja) * | 1988-12-28 | 1996-07-10 | イデシギョー株式会社 | 動物用の糞尿処理材、糞尿処理材の製造方法、及び糞尿処理材の製造装置 |
| JPH075841B2 (ja) * | 1989-04-05 | 1995-01-25 | フジライト工業株式会社 | ***物処理用粒状材 |
| WO1990012496A1 (en) * | 1989-04-18 | 1990-11-01 | Nippon Shokubai Kagaku Kogyo Co., Ltd. | Material for disposing dung of pets and method of producing the same |
| JPH02308736A (ja) * | 1989-05-24 | 1990-12-21 | Yoshinobu Morifuji | ペット用等の***物処理材 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5820131A (ja) * | 1981-07-25 | 1983-02-05 | 株式会社三通 | 家畜用敷床材 |
-
1982
- 1982-07-30 JP JP13408682A patent/JPS5925629A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5820131A (ja) * | 1981-07-25 | 1983-02-05 | 株式会社三通 | 家畜用敷床材 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5925629A (ja) | 1984-02-09 |
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