JPH0363680B2 - - Google Patents

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JPH0363680B2
JPH0363680B2 JP61067464A JP6746486A JPH0363680B2 JP H0363680 B2 JPH0363680 B2 JP H0363680B2 JP 61067464 A JP61067464 A JP 61067464A JP 6746486 A JP6746486 A JP 6746486A JP H0363680 B2 JPH0363680 B2 JP H0363680B2
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JP
Japan
Prior art keywords
pump
temperature
section
circuit section
shut
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP61067464A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62225797A (ja
Inventor
Masataka Tagami
Tatsuo Mita
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP6746486A priority Critical patent/JPS62225797A/ja
Publication of JPS62225797A publication Critical patent/JPS62225797A/ja
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  • Control Of Non-Positive-Displacement Pumps (AREA)
  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、ポンプ本体部の異常状態を判定しこ
の判定結果に基いてポンプモータの停止及び異常
状態の表示を行なうポンプ装置に関する。
(ロ) 従来の技術 本発明に先行する特開昭60−237197号公報に記
載された従来の技術では、ポンプモータの電流に
よつて異常状態を検出しているが、空転及び締切
運転等の異常状態時の電流変化は小さく且つ瞬時
であるためその検出が難かしい等の欠点がある。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点 本発明は前述の欠点を解消し、空転及び締切運
転等の異常状態を簡単且つ確実に検出してポンプ
モータの停止及び異常状態の表示を行なうもので
ある。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本発明は、ポンプ本体部に設けた温度センサ
と、該温度センサに接続して前記ポンプ本体部の
温度上昇勾配を測定する測定回路部と、該測定回
路部で測定された温度上昇勾配に基いて前記ポン
プ本体部の異常状態を判定する判定回路部と、該
判定回路部の判定結果に基いてポンプ制御信号を
停止する制御回路部と、該制御回路部の出力に基
いてポンプモータを停止スイツチング回路部と、
前記判定回路部の出力に基いて異常状態をその状
態ごとに区別して表示する表示部と、を備えたも
のである。
(ホ) 作 用 本発明によれば、空転及び締切運転等の異常時
にはポンプの撹拌による摩擦熱とポンプモータの
過熱によりポンプ本体部が温度上昇しこの温度上
昇状態に基いて温度センサ、測定回路部及び判定
回路部等にて異常状態が検出され、更にこの検出
結果に基いてポンプモータの停止及び異常状態の
表示が行なわれる。ポンプモータの電流変化では
なくポンプ本体部全体の温度上昇状態に基いて異
常状態を判定するので、瞬時値ではなく経時変化
における平均値で確実に安定して異常状態が検出
される。
(ヘ) 実施例 次に本発明の一実施例について説明する。
第1図において、1はポンプ本体部で、具体的
には、ポンプモータ2(後記する)と該ポンプモ
ータ2により回転されるウエスコ型のインペラを
収納したケーシング部(図示しない)とから構成
されている。ケーシング部はインペラの回転軸を
挿通させる軸封部(図示しない)を有している。
3はポンプ本体部1に接続した吸込側配管で、逆
止弁4を介設している。5は水位が所定値以下で
あることを検出する低水位センサ、6はポンプ本
体部1に設けた温度センサで、前記ケーシング部
に凹所(図示しない)を設けこの凹所に埋設して
いる。7はポンプ本体部1に接続した吐出側配
管、8は吐出側配管7に設けた圧力センサ、9は
流量センサ、10は吐出側配管7に接続した圧力
タンク、11は吐出側配管7の先端部に設けた吐
出水栓である。
第2図において、12は前記温度センサ6に接
続した測定回路部で、ポンプ本体部1のケーシン
グ部の温度変化の程度、いわゆる温度上昇勾配を
測定する。13は測定回路部12に接続した判定
回路部で前記温度上昇勾配に基いてポンプ本体部
1の異常状態を判定する。判定回路部13は後述
のように温度上昇勾配に基いてポンプ本体部1の
空転と締切運転を判別すべく構成されている。1
4は判定回路部13の出力に基いて作動する制御
回路部で判定回路部13で異常状態が判定された
場合には非導通となりポンプモータ1を停止す
る。15はスイツチング回路部で、高圧の交流電
路に介在し前記ポンプ制御信号の停止にともなつ
てポンプモータ1を停止する。16は前記判定回
路部13に接続した表示部で、ポンプ本体部1の
空転及び締切運転等の異常状態を表示する。
第3図において、16は前記測定回路部12の
主要部を構成するコンパレータで、前記温度セン
サ6と分割抵抗17の間から温度信号をマイナス
側に入力し、この温度信号をプラス側に入力する
基準値信号と比較してポンプ本体部1の温度を知
得する。前記基準値信号はラダー抵抗18から出
力端子aを介して入力する。この測定回路部12
では、マイコン19のメモリ20に記憶されてい
る温度基準値に基いて出力ポートD0〜D2及び
F0〜F3から温度データを順次出力してラダー
抵抗18通じて階段状電圧を発生し、この基準信
号としての階段状電圧と前記ポンプ本体部1の温
度に対応した電圧とを比較し、階段状電圧値が小
さくなつた時コンパレータ16の出力は高レベル
となり同時にこの高いレベル信号がマイコン19
のポートA1に入力して、マイコン19によりポ
ンプ本体部1の温度を検知する。この測定回路部
12ではマイコン19の内部に形成されたタイマ
ーにより温度検知動作を後述のように所定時間後
に行なつてその検知時点に到達するまでの温度上
昇勾配を測定している。
21は前記制御回路部14の主要部を構成する
フオトダイオードで、マイコン19の駆動用出力
ポートG0に接続し、このポートG0を介してマ
イコン19の内部の前記判定回路部13に接続し
ている。
22は前記制御信号回路部14のフオトダイオ
ード21にカツプリングしたフオトトライアツク
で、スイツチング回路部15のトライアツク23
のゲート回路を構成している。
24a,24b,24c,24dは前記表示部
16の主要部を構成するフオトダイオードで、ポ
ートE0,E1,E2,E3を介してマイコン1
9の内部の駆動部25に接続している。表示部1
6では、前記判定回路部13の出力に基いて前記
駆動部25が各フオトダイオード24a,24
b,24c,24dを選択的に点灯した点灯状態
の組合せによつて種々のポンプ状態を表示する。
各フオトダイオード24a,24b,24c,2
4dを後述の空転の場合はオン、オン、オフ、オ
フとし、また締切運転の場合はオン、オフ、オ
ン、オフすること等により、多種類の異常状態を
区別して表示する。使用者はその表示状態をその
説明書に対照して、トラブルの種類及びそのトラ
ブルに対する処理方法を簡単に知ることができ
る。
26は直流電源回路部で、降圧用トランス2
7、整流子28及びRC平滑回路29を有して、
5ボルトと7ボルトの電圧を各所に給電する。
30は割り込み信号回路部で、端子(INT)
に割り込み信号を入力して所望時にマイコン19
の実行状態を中断させる。
31はスイツチ部で、前記圧力センサ8、流量
センサ9及び低水位センサ5のそれぞれに対応す
るスイツチを有している。
32はリセツト回路部で、前記判定電路部13
によりポンプ本体部1が停止された後で再度この
ポンプ本体部1を起動可能にする場合に、そのリ
セツトボタン33を手動操作するものである。
而して前記測定回路部12及び前記判定回路部
13は第3図に示すようにその判定基準がマイコ
ン19の内部にプログラム構成されている。
前記回路部12,13では、ポンプ本体部1の
温度変化が2分以内に5℃に到達した場合、締切
運転と判定しその判定信号を出力することによ
り、前記制御回路部14を非導通としてポンプモ
ータ2を停止すると共に、前記表示部16に前述
の締切運転表示を行なう。従つて使用者はポンプ
停止原因が締切運転であることが表示されその修
理箇所及び修理方法を即座に判別できる。具体的
に、締切運転による故障の場合は、その故障箇所
がポンプ停止用センサ9(流量センサ)等である
ことが即座に判別できる。
また前記回路部12,13では、ポンプ本体部
1の温度変化が2分で5℃には到達しないが10分
以内に3℃に到達した場合に、空運転と判定して
ポンプモータ2を停止すると共に前記表示部16
に前述の空運転表示を行なう。空運転は、ポンプ
本体部1の軸封部及び吸込側配管3等から空気を
吸込み、揚水せずにポンプ本体部1が空転状態に
なつているものであるから、その修理箇所が前記
軸封部及び吸込側配管3のジヨイント部等である
ことが即座に判別される。
前記ポンプの制御装置では、水栓11が開かれ
てポンプ本体部1の圧力が低下すると、圧力セン
サ8が作動してそれに基いてマイコン19の出力
ポートG0の制御回路部14が導通し、電源スイ
ツチング回路部15がオンとなりポンプモータ2
が作動する。
水栓11が閉じられて流量がなくなると流量セ
ンサ9が作動してそれに基いて制御回路部14が
非導通となり、ポンプモータ2も停止する。
また、吸込側の水位が低下した場合には、低水
位スイツチ5が動作して制御回路部14が非導通
となりポンプモータ2は起動不能になる。
また前記ポンプ装置では、締切運転を生じると
ポンプモータ2が過負荷になりこのモータ2から
モータ軸を通してポンプケーシング側に伝達され
る熱とインペラの撹拌による摩擦熱とによりポン
プ本体部1のケーシングは全体的に温度上昇し
て、その状態が判定回路部13で判定され、ポン
プモータ2が停止すると共に締切運転表示がなさ
れる。
空運転を生じると、ポンプモータ2は高速回転
して、前述の締切運転時程ではないにしても発熱
してポンプ本体部1は第4図に示すように緩やか
に温度上昇し、2分後の温度変化が5℃以下であ
つて且つ10分後の温度変化が3℃以上の場合は空
運転と判定され、その表示がポンプモータ2の停
止と共になされる。
(ト) 発明の効果 本発明は以上のように構成したから、空転及び
締切等の運転時にはポンプ本体部が全体的に温度
上昇しその温度上昇勾配に基いてポンプモータの
停止と共に各異常状態の区別された表示がなされ
るようになり、従つて使用者はその表示により故
障箇所を即座に知得して修作業を簡単に能率良く
行なえる。また、ポンプモータの電流や巻線温度
ではなくポンプ本体部の全体の温度変化により異
常状態を検出するので、この温度変化は継続的で
且つ緩やかなものであり、電流検知のようにその
瞬時変化を常時監視することなしに且つ巻線温度
の上昇によるエネルギー損失及びポンプ部品の熱
劣化を招来することなしに、ポンプの異常状態を
検出できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は水路
図、第2図は構成図、第3図は電気回路図、第4
図は判定動作の説明図である。 1……ポンプ本体部、2……ポンプモータ、6
……温度センサ、12……測定回路部、13……
判定回路部、14……制御回路部、15……スイ
ツチング回路部、16……表示部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ポンプ本体部に設けた温度センサと、該温度
    センサに接続して前記ポンプ本体部の温度上昇勾
    配を測定する測定回路部と、該測定回路部で測定
    された温度上昇勾配を空転や締切運転に基づく温
    度上昇勾配と比較して空転や締切運転という異常
    状態を判定する判定回路部と、該判定回路部の判
    定結果に基いてポンプ制御信号を停止する制御回
    路部と、該制御回路部の出力に基いてポンプモー
    タを停止するスイツチング回路部と、前記判定回
    路部の出力に基いて空転と締切運転の状態ごとに
    区別して表示する表示部と、を備えたことを特徴
    とするポンプ装置。
JP6746486A 1986-03-26 1986-03-26 ポンプ装置 Granted JPS62225797A (ja)

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JP6746486A JPS62225797A (ja) 1986-03-26 1986-03-26 ポンプ装置

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JP6746486A JPS62225797A (ja) 1986-03-26 1986-03-26 ポンプ装置

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JPS62225797A (ja) 1987-10-03

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