JPH0357841A - 車載エンジンの制御弁制御装置 - Google Patents

車載エンジンの制御弁制御装置

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Publication number
JPH0357841A
JPH0357841A JP19180789A JP19180789A JPH0357841A JP H0357841 A JPH0357841 A JP H0357841A JP 19180789 A JP19180789 A JP 19180789A JP 19180789 A JP19180789 A JP 19180789A JP H0357841 A JPH0357841 A JP H0357841A
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JP
Japan
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lever
step motor
throttle
throttle valve
shaft
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Pending
Application number
JP19180789A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Irino
入野 博史
Koji Sasajima
晃治 笹嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0357841A publication Critical patent/JPH0357841A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D2250/00Engine control related to specific problems or objectives
    • F02D2250/16End position calibration, i.e. calculation or measurement of actuator end positions, e.g. for throttle or its driving actuator

Landscapes

  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Control Of Stepping Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、エンジンの制御弁をステップモータにより駆
動してその間度を制御する装置に関する。
〔従来の技術〕
この種の制御装置の一例に、自動車エンジンのトラクシ
ョンコントロール装置がある。即ち、この装置は、スロ
ットル弁の軸に結合されたステップモータを有し、アク
セルペダルの急変操作等によってスリップ等の不具合が
生じた時に、エレクトリカルコントロールユニット(E
CU)からのトラクションコントロール要求(TCS要
求)を受けてステップモータを駆動してスロットル開度
を戻し、これにより車輪のスリップを回避するものであ
る。
この装置では、アクセルペダルとは独立してスロットル
開度を制御する必要から、アクセルペダアルで操作され
るスロットル弁とは別にステップモータで駆動される補
助弁を設け、この補助弁の開閉操作によってトラクショ
ンコントロールを行うようにしていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、この従来のものはスロットル弁が2個必要であ
り装置が大型化するため、ステップモータをスロットル
弁の軸に結合し、かつこの軸がスロットルワイヤを介し
てアクセルペダルを踏むと連動してスロットル弁が動く
ようにした装置が提案されている。そうした装置では、
ステップモータは通常時は非通電状態でアクセルペダル
からの操作力を受けて受動的に駆動されており、TCS
要求が生じて初めて能動的に駆動されることになる。
しかしながら、一般的にTCS要求を受けるまでステッ
プモータは非通電状態であることから、ステップモータ
の作動の良否をあらかじめ確認しておく必要がある。
そこで本発明は、エンジンのイグニッションスイッチの
ON時に、開度制御動作をシミュレートして、それが正
常に行えるか否かのチェックができるようにすることを
目的とする。
また、本発明の他の目的は、イグニッションスイッチが
ONから直ちにエンジン始動へと切替えられた場合に、
始動のためにアクセルペダルを操作している運転者に対
し上記シミュレートが違和感を与えることがないように
することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を達或するため、本発明はステップモータにま
り車載エンジンの開度を制御する制御弁制lOIIl装
置であって、制御要求を受けて上記ステップモータを駆
動する駆動手段と、上記制御弁の開口面積の変化率が比
較的に少ない高開度領域に設定された上記ステップモー
タのロータの基準回転角度位置と現在のロータ回転角度
位置との相対関係に応じて状態が切替わるスイッチ手段
とを有し、上記駆動手段は上記エンジンのイグニッショ
ンスイッチのON時に、先ず上記スイッチ手段の状態に
基づき上記ロータ回転角度位置が上記基準ロ−夕回転角
度位置に一致するまで上記ステップモータを駆動して一
致した時に現在のロータ回転角度位置を上記基準ロータ
回転角度位置でイニシャライズし、上記ステップモータ
の作動チェックを行うことを特徴とする。
〔作用〕
本発明は、以上のように構成されているので、エンジン
のイグニッションがONになると、駆動手段の作用によ
りステップモータは制御弁を高開度領域に駆動する。こ
の制御弁の開度が上記高開度領域内に設定されたステッ
プモータのロータの基準回転角度位置に達すると、その
時点でロータの回転角度位置は基準回転角度位置でイニ
シャライズされる。
開度制御のシミュレーションが行われ、作動チェックが
なされる。このチェックで何等かの異常が険出されたな
らば、適当な適当なフエールセーフ動作に移行してもよ
い。
運転者がイグニッションスイッチをONから直ちにエン
ジン始動に切替えた場合、運転者は始動の為にアクセル
ペダルを多少踏込むことがある。
モシ、この踏込み量よりステップモータのo−夕の基準
回転角度位置に対応する制御弁の基準開度か小さいと、
アクセルペダルを踏込んでいるにもかかわらず所定の出
力が発生しないことになり、運転者に違和感を与えるこ
とになる。しかし、本発明では、基準開度は制御弁の開
口面積の変化率が比較的に少ない高開度領域に設定する
為、そのような違和感を運転者に与えることがない。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例に係る制御弁制御装置を添付
図面に基づき説明する。なお、説明において同一要素に
は同一符号を用い、重複する説明は省略する。
以下、図面により本発明の一実施例について説明すると
、先ず第1図、第2図、第3図および第4図において、
支持体としてのスロットルボディ1には、スロットル軸
2が軸受3,4を介して回動自在に支承されており、ス
ロットル軸2には、スロットルボディ1に形戊されてい
る吸気通路5を開閉するバタフライ形スロットル弁6が
固着されている。
スロットル軸2の両端はスロットルボディ1から両側に
それぞれ突出し、スロットルボディ1から突出したスロ
ットル輔2の一方の端部(第3図の左端部)には第1口
ストモーションレバー7が固着されるとともに、操作レ
バー8が回動可能に支承されている。またスロットルボ
ディ1から突出したスロットル軸2の他方の端部(第3
図の右端部)には制御レバー9が固着されている。
スロットルボディ1から突出したスロットル軸2の前記
一方の端部には、軸線に沿って一つの平坦面を有する係
合部2aが形成されている。係合部2aには、その内端
すなわちスロットルボディ1寄りの端から外端すなわち
スロットルボディ1から遠い方の端に向けて順に、軸受
3に内端が当接した円筒状カラー10と、カラー10の
外端に当接した円板状の規制板1lと、内端が規制板に
当接した円筒状カラー12と、カラー12の外端に当接
した第1ロストモーションレバー7とが嵌合している。
第1口ストモーションレバー7から突出したスロットル
軸2の外端にはナット13が螺合しており、カラー10
、規制阪11、カラー12および第1口ストモーション
レバー7をスロットル軸2に固定している。
操作レバー8は、カラー10を同軸に囲繞する円筒部8
aと、円筒部8aの外端に固設されたドラム部8bとか
ら成り、円筒部8aはベアリング14を介してカラー1
0によって枢支されている。
また、円筒部8aは、スロットルボディ1の外側面に当
接した合成樹脂製受け部材15と規制板11とにより軸
方向位置が規制されている。ドラム部8bには、図示し
ないアクセルペダル等のスロットル操作部により牽引駆
動されるスロットルワイヤ16が巻掛けられ、スロット
ルヮイヤ16の一端に設けられた係合駒17がドラム部
8bに係合している。したがってアクセルペダル操作に
応じたスロットルワイヤ16の牽引作動により操作レバ
ー8は、第2図の矢印18で示すスロットル弁開き方向
に回動駆動される。なお、前述のごとくカラー10をス
ロットルボディ1に固定せずにスロットル軸2に固定し
、ベアリング14を介してカラー10に操作レバー8の
円筒部8aを枢支させたので、仮にベアリング14が固
着した場合にも、操作レバー8はスロットル軸2と一体
的に回転できる。すなわち操作レバー8の確実な作動が
担保されている。
ドラム部8bとスロットルボディ1の間には円筒部8a
を囲繞するコイル状第1戻しばね19が介設されており
、この第1戻しばね19は、操作レバー8を前記矢印1
8とは逆方向のスロットル弁閉じ方向20に附勢してい
る。
操作レバー8と第1ロストモーションレバー7の間には
、操作レバー8の回動に第1口ストモーションレバー7
を追随させるとともに、第1口ストモーションレバー7
のスロットル弁閉じ方向20への強制的回動が操作レバ
ー8の作動に影響を及ぼすことを阻止するロストモーシ
ョン機構Aが設けられている。ロストモーション機fM
 Aは、操作レバー8のドラム部8bに設けられた係合
腕部21a.21bと、係合腕部21a.21bにそれ
ぞれ係合すべく第1ロストモーションレバー7に設けら
れた係合腕部22a,22bと、操作レバー8と第1ロ
ストモーションレバー7の間に介装された第1ロストモ
ーションばね23とから成り、保合腕部21a,22a
は、第1ロストモーションばね23により相互に係合す
る方向に附勢されている。
また第1口ストモーションばね23の外側には、操作レ
バー8をスロットル弁閉じ方向20に附勢する第2戻し
ばね24が介装されている。
第1口ストモーションばね23および第2戻しばね24
は、コイル状に形成されており、第1口ストモーション
レバー7に当接した受け部材25aと、規制板11に当
接した受け部材25bの間でカラー12を同軸に囲繞し
て配置されている。受け部材25a,25bはカラー1
2を同軸に囲繞する合成樹脂製の有底二重円筒体として
構成されており、第1口ストモーションばね23は受け
部材25a,25bの内筒に、また第2戻しばね24は
受け部材25a,25bの外筒に、それぞれ外嵌してい
る。受け部材25a.25bの二重円筒部には、第6図
に示すように、それぞれ周方向に複数の軸方向に延びる
切欠25a′25b′が形戊されており、内外筒の表面
とロストモーションばね23、第2戻しばね24との接
触面積の減少によるロストモーションばね23、第2戻
しばね24の摺動抵抗の低減と、ロストモーションばね
23、第2戻しばね24に塵がかみ込んだ時の塵の逃げ
場の確保が図られている。なお本実施例では、第3図に
示すように、受け部材25a,25bをスロットル軸2
の軸線方向に分離しているが、受け部材25a,25b
をスロットルIdl 2の軸線方向に突合わせても良い
。両者を突合わせることにより、ロストモーションばね
23、第2戻しばね24の作動時の変形により両ばねが
相互に噛み込む事態の発生が防止される。
第1ロストモーションばね23の一端23aは第1ロス
トモーションレバー7の係合腕部22aに係合し、他端
23bはドラム部8bの係合腕部21aに係合している
。また第2戻しばね24の一端24aは係合腕部21a
に係合し、池端24bはスロットルボディ1に係合して
いる。
このようなロストモーション機構Aによれば、11レバ
ー8をアクセルペダル操作により第1および第2戻しば
ね19,24の附勢力に抗してスロットル弁開き方向1
8に回動させると、第1ロストモーションばね23の附
勢力により第1ロストモーションレバー7がスロットル
弁開き方向18に回動し、スロットル軸2がスロットル
弁6を開く方向に回動する。また操作レバー8をスロッ
トル弁閉じ方向に回動操作すると、係合腕部21a.2
1bがそれぞれ係合腕部22a,22bと係合すること
により第1口ストモーションレバー7およびスロットル
軸2がスロットル弁閉じ方向20に回動ずる。なお上述
のごとく、操作レバー8とロストモーションレバー7の
係合部を2組設けたことにより、何らかの原因で一方の
係合部が係合不能になっても他方の係合部により操作レ
バー8とロストモーションレバー7の係合が確保されて
いる。すなわち操作レバー8の回動操作によるスロット
ル軸2の回動の確実性の向上が図られている。
スロットルボデイ1にはブラケット26が固着されてい
る。ブラケット26にはスロ・ントル軸2と平行な軸線
を有する円筒支持部26aが形成されており、円筒支持
部26aにより検出軸27が回動可能に支承されている
。検出軸27には、操作レバー8に連動、連結された第
2ロストモーションレバー28が回動可能に支承されて
いる。第2ロストモーションレバー28から突出した検
出軸27の外端部すなわちスロットルボデイ1から遠い
方の端部には、略矩形断面の小径の雄ねじ部27aが段
部27bを介して同軸に形成されている。雄ねじ部27
aは、第2ロストモションレバー28に係合可能な検出
レバー29を相対回動不能に貫通しており、検出レバー
29から突出した雄ねじ27aに螺合したナット30を
締付けて検出レバー29を段部27bに押付けることに
より、検出レバー29が検出軸27に固定されている。
第2口ストモーションレバー28は検出軸27を囲繞す
る円筒部28aと、円筒部28aの内端部すなわちスロ
ットルボディー寄りの端部に固着された円板部28bと
から成り、ブラケット26の円筒支持部26aの外端す
なわちスロットルボディ1から遠い方の端と検出レバー
29の間で回動可能に検出軸27に装着されている。第
2ロストモーションレバー28の円板部28bと操作レ
バー8のドラム部8bとは、カム機tM Bを介して相
互に連動、連結されている。このカム機構Bは、円板部
28bの外端側すなわちスロットルボディ1から遠い方
の端側に張出した腕部28b1に設けられた係合ビン2
 8 b iiと、係合ピン2 8 b iiに係合す
べくドラム部8bの外端側すなわちスロットルボディ1
から遠い方の端側に張出した第1カム31aと、円板部
28bの内端側すなわちスロットルボディ1寄りの端側
に張出した腕部28b  に設けられた係合ビン28b
2。と、係合2 ピン2 8 b 22に係合すべくドラム部8bの内端
側すなわちスロットルボディー寄りの端側に張出した第
2カム3lbとから成る。カム機構Bは、操作レバー8
のスロットル弁開き方向18への回動に応じて第2ロス
トモーシフンレバ−28を矢印32で示すアクセルペダ
ルの踏込方向に回動ずべくレバー8と28を連結するも
のである。カム機fM Bにあっては、ロッドリンクの
場合と異なり、原動節すなわち操作レバー8と従動節す
なわち第2口ストモーションレバー28が離間し得るの
で、両者間の連動・連結機構の設計に際し高い自由度が
得られる。また、31aと3lbの二つのカムを設け、
操作レバー8のスロットル弁開き方向18への回動角度
が小さい時はカム31aを介して、回動角度が大きくな
るとカム31bを介して第2ロストモーションレバー2
8をアクセルペダルの踏込方向32に回動させるので、
操作レバー8の回転と第2口ストモーションレバー28
の回転の間の線形関係が担保されている。なお、本実施
例ではカムの数を2つとしたが、より多くのカムを設け
ることにより、操作レバー8の回転と第2口ストモーシ
ョンレバー28の回転の間の線形関係をより一層高めこ
とができる。
ブラケット26には、第1図及び第2図に示したように
、円筒支持部2 6 aと平行な軸線を有する係合ピン
33が植設されており、係合ビン33と険出レバー28
との間には検出レバー29ひいては検出軸27を前記ア
クセルペダルの戻し方向34に回動附勢する第2口スト
モーションばね35が介装されている。第2ロストモー
ションばね35は、円筒支持部26aを囲繞するコイル
状に形威されており、その一端35aは検出レバー29
に係合し、他端35aは係合ピン33に係合している。
第2口ストモーションレバー28の円板部28bには係
合部36が設けらてれおり、検出レバー29には係合部
36に係合可能な係合部37が設けられている。係合部
37は、検出レバー29と係合ピン33の間に介装され
た第2口ストモーションばね35により、係合部36に
係合する方向に附勢されている。
したがって操作レバー8のスロットル弁開き方向18へ
の回動操作に伴って第2口ストモーションレバー28が
アクセルペダルの踏込方向32に回動すると、係合部3
6,37の係合により検出レバー29が第2口ストモー
ションはね35の附勢力に打ち勝ちつつアクセルペダル
の踏込方向32に回動し、また操作レバー8がスロット
ル弁閉じ方向20へ回動操作されると、検出レバー2つ
が第2口ストモーションばね35の附勢力の下に第2ロ
ストモーションレバー28を押しつつアクセルペダルの
戻し方向34に回動することになり、操作レバー8の回
動量すなわちアクセル操作量に対応して検出レバー2つ
ひいては検出軸27が回動ずる。一方、検出軸27の内
端すなわちスロットルボディ1寄りの端に対向してブラ
ケット26にアクセルペダル操作量検出器38が固定さ
れており、検出軸27の内端に固定されたレ・く−39
がアクセルペダル操作量検出器38に連結されている。
スロットルボディ1から突出したスロットル軸2の前記
他方の端部は、スロソトルボディ1に固着され、かつ内
端が軸受4に当接した円筒状カラー41に枢支されてお
り、該カラー41から突出したスロットル軸2の突出端
に前記制御レハー9が固定されている。またカラ=41
には軸受42を介して被動ギア43が回動自在に支承さ
れている。このような構戊により、軸受42がたとえ固
着しても、波動ギャ43をスロットル軸2に回動自在に
支承することができる。例えば、波動ギャ43をスロッ
トル軸に軸受を介して支承した場合には、軸受の固着に
起因してスロットル軸と披動ギャが一体となり、波動ギ
ャ及びこれと連結された他のギヤ等が抵抗となって、ス
ロットル軸の回動、すなわちスロットル弁の回動が不能
となるが、上述の構或ではこのような事態を回避するこ
とができる。また、カラー41をスロットルボディ1と
別体に構成することにより、前者を後者と異なるより適
切な材料、例えば耐磨耗性の高い材料で構成できるとと
もに、カラー41に支障が生じてもカラー41だけの部
品交換で容易に修理を行える。
波動ギャ43はスロットルボデ−f1との間には第3戻
しばね44が介装されており、波動ギャ43は、第3戻
しばね44によりスロットル弁閉じ方向18に回動附勢
され、制御レバー9に係合している。また、波動ギャ4
3の外側面、すなわちスロットルボディ1から遠い側の
端面は、カラー41に固定された規制板101と当接し
ており、波動ギャ43は、第3戻しばね44により軸線
方向に附勢されるとともに、規制仮101でスラスト方
向に支tjiされ、その軸線方向位置が規制される。
スロットルボディ1の外側面にはブラケット45が固着
されており、スロットルボディ1との間に、前記波動ギ
ャ43並びに後述する中間ギャ4つ及び駆動ギャ54を
収容するギヤボックス102を構成している。
ブラケット45には、スロットル軸2の他端に対向する
位置にスロットル開度検出器46が支持、固着されてお
り、このスロットル開度検出器46には、スロットル軸
2の他端に前記制御レハー9とともに固定されたレバー
47が連結されている。
したがって、スロットル軸2の回動員、すなわちスロッ
トル弁6の開度がスロットル開度検出器46により検出
される。
スロットルボディ1とブラケット45との間には、スロ
ットル軸2と平行な軸線を有する支軸48が支承されて
おり、この支軸48には前記被動ギャ43と噛合する中
間ギャ4つが軸受50を介して回動自在に支承されてい
る。中間ギャ4つとスロットルボディ1の外側面との間
にはばね51が介装されており、中間ギャ4つは、ばね
41により軸線方向に附勢されるとともに、ブラケット
45がスラス1・方向に支持され、その軸線方向位置が
規制される。
前述したように、中間ギャ4つと噛合する波動ギャ43
も同様の構或によって、軸線方向に附勢され、かつスラ
スト方向に支持されてその軸線方向位置が規制されてい
るので、両ギヤ43.49に軸線方向の遊びが生ずるの
をそれぞれ防止できるとともに、軸線方向位置が合致す
るように両ギヤ43.49を配置することにより、両ギ
ヤ43.49を歯而全体にわたって確実に噛合させるこ
とができ、したがって騒音の発生やギヤの偏摩耗を防止
することができる。
ブラケット45のモータ支持部45aには、アクチュエ
ータとしてのステップモータ52が支持、固定されてお
り、その出力軸53が軸受103を介して支承されてい
る。このように、バルスモータ52の出力軸53をブラ
ケット45で支承することにより、従来ステップモータ
の一部品として必要であったモータフランジ部を省略で
き、したがって部品点数の削減によって、スロットルボ
ディの製造コストを減ずることができる。この場合、ス
ロットルボディ1へのステップモータ52の配置は、ブ
ラケット45に対してステップモータ52の溝成部品を
順次組み付けることによって行われる。
ステップモータ52の前記出力輔53には駆動ギャ54
が固定され、駆動ギャ54に前記中間ギャ49が噛合さ
れている。したがってステップモータ52の出力軸53
は、駆動ギャ54、中間ギャ49、被勤ギャ43および
該彼動ギャ43と係合した制御レバー9を介して、スロ
ットル軸2と連結される。即ち、アクセルペダル操作に
よりスロットル軸2が回動してスロットル弁6がある開
度まで開いているときにステップモータ52を作動する
ことにより、スロットル弁6は、アクセル位置とは無関
係に閉じ方向に回動駆動される。
ステップモータ52の作動によりスロットル弁6を閉じ
方向に回動駆動する際、スロットル軸2は第1口ストモ
ーションばね23のばね力に抗して係合腕ブラケット2
1.22を相互に離反させながらスロットル弁閉じ方向
20に回動ずるので、スロットルワイヤ16に影響が及
ぶことはない。
また、第7図に示したように、ブラケット45の外側面
には、前記中間ギャ49に対向する位置に凹部104が
設けられており、この四部104に中間ギャ49の調整
ねじ105が廓合され、更に凹部104には,凋整ねじ
105を覆うようにプラグキャップ106が嵌め込んで
ある。この調整ねじ105は、進退位置が調整可能であ
り、その先端が中間ギャ49の所定の周方向位置で当接
することにより、ステップモータ52の戻り側停止位置
を規制して、ステップモータ52のパルス数とスロット
ル軸2の回動角度との関係が一義的に定まるように調整
するものである。上述の構成により、ステップモータ5
2の戻り側停止位置がずれた場合に調整ねじ105を外
部から廻すだけでその55I整を容易に行えるとともに
、プラグキャップ106で内部への防水、防塵がなされ
ることで、ステップモータ52の桔度や耐久性等に悪影
響が及ぶのを防止することができる。
また、ブラケット45には、ギヤボックス】02の鉛直
下側にチャンバ107が設けられており、このチャンバ
107は、第1乃至第3の水抜き穴108a,108b
及び108Cを介して、ギヤボックス102、ステップ
モータ52の内部及び大気とそれぞれ連通している。こ
のような構或により、ステップモータ52の作動やエン
ジンの運転等に伴う温度変化によって、空気中の水分が
ギャボックス102やステップモータ52の内部で凝桔
しても、これを水抜き穴108a及び108bを介して
チャンバ107に導き、更に水抜き穴108Cを介して
大気中に排出できるので、水分やこれに含まれる不純物
等がステップモータ52やギヤ機構に悪影響を及ぼすの
を適切に防止することができる。また、外部からステッ
プモータ52等へ水が直接侵入することは、チャンバ1
07が介在することで防止される。更に、このチャンバ
107の容積を、ギヤボックス102内における呼吸量
に見合ったもの(例えば、ギヤボックス102内の空間
容積のおよそ3分の1)に設定することにより、ギヤボ
ックス内が冷えて外気を吸込む場合にギヤボックス内に
水を吸込むことを防止でき、最小限のチャンバ容積で上
記作用を得ることができる。
ブラケット45の土壁には更に、ギヤボックス102と
連通ずる通気孔109が設けられており、車載エンジン
の吸気系に設けられるエアクリーナ等のフィルタ(図示
せず)を介して大気に解放されている。通気孔109に
よってギヤボックス102内の通気性が確保されるとと
もに、水、燃料及びほこり等が通気孔109を通ってギ
ヤボックス102及びこれに通ずるステップモータ52
の中に侵入するのをフィルタによって防止できる。
また、通気孔109は前記水抜きの際の通気孔として機
能するので、この水抜き作用を円滑に行える。この場合
、水抜き孔108cと通気孔109の寸法関係を適切に
設定すれば、水抜き作用をより円滑に行うことができる
スロットルボディ1には、スロットル軸2に支承されて
いる第1口ストモーションレバー7の全開近傍における
スロットル弁閉じ方向20への回動作動を緩やかにする
ためのダッシュボット56が支持、固定されている。こ
のダッシュポット56は、従来周知のものであり、ハウ
ジング57と、ハウジング57に周縁を扶持されハウジ
ング57の内部を吸入室58と大気圧室5つに区画する
ダイヤフラム60とから成り、ダイヤフラム60の中央
部には大気圧室59側でノ\ウジング57を移動自在に
貫通して外方に延びる連結ロッド61の一端がリテーナ
80を介して連結されている。ハウジング57には吸入
室58に通じる吸入管81が接続されており、この吸入
管81は、その先端のジェット82を介して大気に解放
されている。したがって吸入室58の容積を増大する方
向にダイヤフラム60を撓ませるべく連結ロッド61を
駆動しようとすると、ジェット82の働きにより、連結
ロッド61にはその駆動方向と逆方向の力が作用するこ
とになる。
一方、スロットルボディ1の外側面には、スロットル軸
2と平行な軸線を有する支持ボルト62が蝿着されてお
り、この支持ボルト62には、規制レバー63および強
制起動レバー64が回動可能に支承されている。すなわ
ち支持ボルト62の頭部62aとスロットルボディ1と
の間には、前記頭部62a側から順に、支持ボルト62
を囲繞する円筒状のカラー65、カラー65の内端すな
わちスロットルボディ1寄りの端に当接した円板状の規
制板66、外端すなわちスロットルボディ1から遠い方
の端を規制板66に当接させるようにして支持ボルト6
2を囲繞する円筒状のカラー67、ならびにカラー67
の内端とスロットルボディ1の間に介在する規制仮68
とが順に嵌合しており、支持ボルト62を締付けること
により、前記カラー65、規制板66、カラー67およ
び規制板68が支持ボルト62に固定されてる。規制レ
バー63は、カラー65を同軸に囲繞する円筒部63a
と、円筒部63aの外端部に固設されたドラム部63b
とから成り、円筒部63aは支持ボルト62の頭部62
aと規制板66の間でカラー65にまり回動可能に支承
されている。強制起動レバー64は、カラー67を同軸
に囲繞する円筒部64aと、円筒部64aの内端部に固
設されたドラム部64bとから戊り、円筒部64aは規
制板66.68間でカラー67により回動可能に支承さ
れている。強制レバー63の円筒部63a1強制起動レ
バー64の円筒部64aの内外端にはカラー65.67
との摺動面にそれぞれダストシール63c,64cが配
設され、摺動部への叉物の侵入防止、ひいては規制レバ
ー63、強制起動レバー64の作動の確実性の向上が図
られている。
規制レバー63には、第1口ストモーションレバー7に
設けられた当接腕部70に先端が当接可能な2l整ねじ
69が進退位置を:A整可能にして螺合しており、調整
ねじ69と当接腕部70は、第1ロストモーションレバ
ー7がスロットル弁閉じ方向20へ回動することによっ
て相互に当接するようになっている。またスロットルボ
ディ1には、第1ロストモーションレバー7が、スロッ
トル弁6を全閉とする位置まで回動したときに当接腕部
70に当接する調整ねじ71か進退位置を調整可能にし
て螺合している。
規制レバー63には、ダッシュポット56の連結ロッド
61の他端が連結されており、その連結態様は、:A整
ねじ69が当接腕部70に当接した状態で第1口ストモ
ーションレバー7がスロットル弁閉じ方向20に回動し
たときに、連結ロツド61が連結されているダイヤフラ
ム60が吸入室58の容積を堆大する側に撓むように設
定されている。
強制起動レバー64には当接腕部72が設けられており
、この当接腕部72に先端が当接可能な調整ねじ73が
進退位置を調整可能にして規制レバー63に螺合してい
る。当接腕部72と調整ねじ73は、スロットルボディ
1と強制起動レバー64の間に介装されたばね74の附
勢力によって相互に当接するようになっている。ばね7
4は、当接腕部72と調整ねじ73の当接によって強制
起動レバー64と当接状態にある規制レバー63を介し
て第1ロストモーションレバー7をスロットル弁開き方
向18に附勢する力を発揮するものであり、操作レバー
8がスロットル弁6の全閉位置からスロットル弁開き方
向18へと回動したときに、規制レバー63と強制起動
レバー64はばね74により操作レバー8に追随して回
動し、ダッシュポット56のリテーナ80が吸入室58
側でハウジング57の内面に当接したときに、規制レバ
ー63の調整ねじ69と当接腕部70の当接状態が解除
される。
第5図において、操作レバー8および強制起動レバー6
4間には、スロットル弁6の全閉位置に対応する位置に
ある操作レバー8が、スロットル弁開き方向18に回動
したときに、強制起動レバー64を強制的に回動し、規
制レバー63を介して第1ロストモーションレバー7ひ
いてはスロットル軸2をスロットル弁開き方向18に強
制的に回動させる強制起動磯構75が設けられている。
該強制起動機構75は、強制起動レバー64の側面に設
けられたカム面76と、カム面76に沿って移動すべく
スロットル軸2と平行な軸線を有して操作レバー8に軸
支されたローラ77とから或る。カム而76とローラ7
7は、操作レバー8のスロットル弁6全閉位置に対応す
る位置と、その状態からわずかにスロットル弁開き方向
18に回動した位置との間で相互に接触するように設定
されており、カム面76は、操作レバー8の全閉位置か
らスロットル弁開き方向18への回動に応じて、ローラ
77を介して強制起動レバー64をスロットル弁開き方
向18に回動させるように形成されている。一方、前記
強制起動レバー64のスロットル弁閉じ方向18への回
動は、スロットルボディ1の外側面に固設されたストツ
バ64dにより、カム而76とローラ77との当接が維
持される範囲内に規制されており、強制起動レバーがス
ロットル弁閉じ方向に回り過ぎてローラ77が強制起動
レバー64のカム面76以外の箇所に乗り上げる事態の
発生防止、ひいては強制起動レバー64の作動の確実性
の向上が図られている。
次にこの実施例の作用について説明すると、ステップモ
ータ52の作動を全開の停止した状態でアクセルペダル
操作により操作レバー8をスロットル弁開き方向18に
回動駆動した場合には、係合腕部21a,21bと22
a,22bの係合により第1口ストモーションレバー7
すなわちスロットル軸2がスロットル弁開き方向18に
回動され、スロットル弁6が所望の開度までスロットル
弁開き方向18に回動せしめられる。
この際、ステップモータ52はスロットル弁6と共に自
由に回転可能な状悪にあり、スロットル弁6の開き方向
の回動作動に応じて、制御レバー9、各ギヤ43.48
.53を介してステップモータ52にも回動動力が伝達
されることになり、該ステップモータ52は自由に回転
する。
このようなアクセルペダル操作に応じた操作レバー8の
回動作動は、カム機{^!Bを介して第20ストモーシ
ョンレバー28にも伝達され、係合部36,37の係合
により検出レバー29なすわち検出軸27がアクセルペ
ダル踏込方向32に回動する。したがってスロットル軸
2の回動皿すなわちスロットル開度をスロットル開度検
出器46で検出するとともに操作レバー8の回動操作量
すなわちアクセルペダル操作量をアクセル操作量検出器
38で検出することができる。
ところで、このようなスロットル弁6をその全開位置か
らスロットル弁開き方向18に回動駆動する初期には、
ロストモーション機+M Aを介して操作レバー8およ
び第1口ストモーションレバー7を連動、連結している
だCブでは、スロットル軸2の起動力が足りず、スロッ
トル軸2の初期回動作動が円滑とならない場合がある。
かかる場合に、強制起動機構75の働きによりスロット
ル軸2の初期回動作動が強制的に行われる。すなわちス
ロットル弁6をその全閉位置から回動ずべく操作レバー
8が回動すると、ローラ77が受圧面76に当接して点
動することにより強制起動レバー64が回動駆動され、
この強制起動レバー64の回動が当接腕部72に調整ね
じ73を介して当接している規制レバー63に伝達され
、さらに該規制レバー63の調整ねじ69に当接する当
接腕部70を有する第1口ストモーションレバー7に伝
達される。したがって操作レバー7の初期回動操作時に
は第1口ストモーションレバー7が強制的に回動駆動さ
れ、スロットル軸2すなわちスロットル弁6の全開位置
からの初期回動作動が円滑となる。
さらに操作レバー8によるスロットル弁6を或る開度ま
で回動した状態では、スロットル軸2すなわちスロット
ル弁6には第1、第2および第3戻しばね19,24.
44のばね力が閉じ側に作用している。したがってスロ
ットルワイヤ16の牽引力を緩めることにより、操作レ
バー8がスロットル弁閉じ方向20に回動し、スロット
ル軸2およびスロットル弁6も閉じ方向に回動ずる。
この際、スロットル弁6がその全閉位置近傍まで回動す
ると、ダッシュボット56ではリテーナ80が吸入室5
8側でハウジング57に当接した状態にあり、規制レバ
ー64の調整ねじ69が当接腕部70に当接してからは
、吸入室58の容積増大によるダッシュボット56の減
衰力が第1口ストモーションレバー7に作用し、スロッ
トル軸2およびスロットル弁6の閉じ側への回動速度が
緩やかに抑えられる。
また操作レバー8のスロットル弁閉じ方向2oへの回動
作動時に、アクセル操作量検出器38にレバー3つを介
して連結されている検出軸27が、アクセル操作量検出
器38の作動不良等により円滑に回動しない場合を想定
する。この場合、操作レバー8に設けられたカム31a
あるいハ3 ]. bと第2口ストモーションレバー2
8に設けられた係合ピン28b  あるいは28b22
との係合を解l1 除して操作レバー8はアクセルペダルの戻し方向20に
回動することが可能であり、スロットル弁6を確実に閉
じ側に回動することができる。
上述のように、アクセルペダル操作によりスロットル弁
6を或る開度に開いた状態で、トラクション制御等のた
めにスロットル弁6を閉じ側に駆動する場合には、ステ
ップモータ52を作動せしめる。このステップモータ5
2の作動により、スロットル軸2およびスロットル弁6
は、操作レバー8の係合部21a,21bと第1ロスト
モーションレバー7の係合部22a,22bとが離反す
るように第1ロストモーションばね23のばね力に抗し
て回動することができ、アクセルペダル操作にかかわら
ずスロットル弁6を閉じ方向に駆動することができる。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は上記の実
施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載
された発明の範囲内で種々改変が可能であることはいう
までもない。
上述したように、ステップモータ52は歯車等を介して
スロットル輔2と連動するように構成されているので、
スロットル弁6の開度はステップモータ52のロータ回
転角度位置と対応する。
この実施例では、第8図に示すように、ステップモータ
52の基準回転角度θTIIOより、スロットル弁開度
が大きければON、小さければOFFとなるように、ス
ロットル軸2に関係付けられたスイッチが設けられてい
る。同図で示すように、例えばスロットル弁2がモータ
作動角80度で全開とすれば、そのスコットル弁2によ
る開口面積は高開度領域でその変化率が比較的緩やかに
なる。
そこで、上記基準回転角度θTHOを、スロットル弁6
の開口面積が比較的に小さい高開度領域内に設定すれば
、エンジン始動IH!Hに於けるアクセルペダルの踏込
み量にかかわらず、運転者に与える違和感を最小限に抑
えることができる。
次に、第9図に基づき、作動チェック処理の−実施例を
説明する。先ず、イグニッションスイッチがONか否か
を周期的にチェックし(ステップS2)、イグニッショ
ンスイッチがONであれば、次に、ステップモータ52
の現在のロータ回転角度位置がスイッチONの状態であ
るかを判断する(ステップS3)。スイッチがONの状
態であれば、ロータ回転角度位置は基準回転角度位置に
対して、時計回りの方向に進んでいるので、ステップモ
ータ52を反時計方向回り(CCW)に駆動する(ステ
ップS5)。スイッチがOFFの状態であれば、逆にロ
ータ回転角度位置は基準回転角度位置に対して、反時計
回りの方向に進んでいるので、ステップモータ52を時
計方向回り(CW)に駆動する(ステップS4)。ここ
で、ステップモータ52を時計回りに駆動すると開度が
増え、反時計方向では開度が減るとすると、スイッチが
ONの場合は反時計回り、OFFの場合は時計回りにそ
れぞれ1パルス駆動すると共に、カウンタに1を加え(
ステップS6、S7)、これをスイッチが切替わるまで
繰返す(ステップS 1 0,S11)。
なお、この繰返しの各サイクルにおいては、カウンタの
値が予定値より大きいか否かのチェックを行う(ステッ
プS8、S9)。この予定値とはスロットル全開または
全開から基準値θT}10に達するまでに要するパルス
数で、カウンタの値がこれより大きくなったにも拘らず
、スイッチが切替わらない場合は異常と判断し(ステッ
プS12)、所定のフエイルセーフ動作に移行する。
ステップSI0,11において、スイッチの切替わりが
検出されると、ステップモータのポジションメモリ値で
表した現在値(モータのモータ回転角度と対応)θTI
IPが基準値θT110に達したと判断し、現在値θT
IIPを基準値θT110にイニシャライズする(ステ
ップS13)。以上の処理により、ステップモータの作
動チェック処理が完了する。
以上のような作動チェックによって、エンジン始動前に
トラクションコントロールが適性に働くか否かを検査す
ることができる。この場合、基準回転角度θTl{Oは
スロットル弁の開口面積の変化率が比較的に小さい高開
度頭域(始動に影響を与えない位置)に設定されている
ので、エンジン始動時に於けるアクセルペダルの踏込み
量にかかわらず、運転者に与える違和感は最小限に抑え
られる。
なお、この発明は上記丈施例に限定されるものではない
。例えば、制御弁はスロットル弁に限定されるものでは
ない。また、基準回転角度位置は、第8図に示す角度位
置に限定されるものではない。
さらに、スタータスイッチがONになった時には、ステ
ップモータの通電を中断し、待機状態にしてもよい。
〔発明の効果〕
この発明は、以上説明したように構成されているので、
イグニッションスイッチのON時に上記制御動作のシミ
ュレーションを実行するようにしている為、制御が正常
であるか否かの作動チェックがあらかじめ把握すること
ができる。
また、基準回転角度位置が制御弁の開口面積の変化率が
比較的小さい高開度頭域内に設定されているので、エン
ジン始動峙に於けるアクセルペダルの踏込み量にかかわ
らず、運転者に与える違和感が少ない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係るスロットル制御装置の正
面図、第2図は第1図の■矢視図、第3図は第2図の線
■一■矢視図、第4図は第2図の■矢視図、第5図は第
3図のv−■矢視図、第6図は受け部材25bの部分斜
視図、第7図は中間ギヤの調整ねじを示した断面図、第
8図は本発明に係る制御弁制御装置の一実施例に設けら
れるスイッチの特性を示す図、第9図はtil実施例に
おけるステップモータの作動チェックの処理手順を示す
フローチャートである。 1・・・支持体としてのスロットルボディ、2・・・ス
ロットル軸、6・・・スロットル弁、7・・・ロストモ
ーションレバー 8・・・操作レバー 9・・・制御レ
バー18・・・スロットル弁開き方向、20・・・スロ
ットル弁閉じ方向、23・・・ロストモーションばね、
52・・・アクチュエー夕としてのステップモータ、5 6・・・ダッ シュボット、 6 3・・・規制レバー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ステップモータにより車載エンジンの制御弁の開度を制
    御する制御弁制御装置であって、制御要求を受けて前記
    ステップモータを駆動する駆動手段と、前記制御弁の開
    口面積の変化率が比較的に少ない高開度領域に設定され
    た前記ステップモータのロータの基準回転角度位置と現
    在のロータ回転角度位置との相対関係に応じて状態が切
    替わるスイッチ手段とを有し、前記駆動手段は前記エン
    ジンのイグニッションスイッチのON時に、先ず前記ス
    イッチ手段の状態に基づき前記ロータ回転角度位置が前
    記基準ロータ回転角度位置に一致するまで前記ステップ
    モータを駆動して一致した時に現在のロータ回転角度位
    置を前記基準ロータ回転角度位置でイニシャライズし、
    前記ステップモータの作動チェックを行うことを特徴と
    する制御弁制御装置。
JP19180789A 1989-07-25 1989-07-25 車載エンジンの制御弁制御装置 Pending JPH0357841A (ja)

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JP19180789A JPH0357841A (ja) 1989-07-25 1989-07-25 車載エンジンの制御弁制御装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0825338A3 (en) * 1996-08-12 1999-07-14 Aisan Kogyo Kabushiki Kaisha Intake throttle apparatus for diesel engine

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0825338A3 (en) * 1996-08-12 1999-07-14 Aisan Kogyo Kabushiki Kaisha Intake throttle apparatus for diesel engine

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