JPH0357852A - 車載エンジンの制御弁制御装置 - Google Patents

車載エンジンの制御弁制御装置

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Publication number
JPH0357852A
JPH0357852A JP19180289A JP19180289A JPH0357852A JP H0357852 A JPH0357852 A JP H0357852A JP 19180289 A JP19180289 A JP 19180289A JP 19180289 A JP19180289 A JP 19180289A JP H0357852 A JPH0357852 A JP H0357852A
Authority
JP
Japan
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lever
throttle
step motor
throttle valve
rotational angle
Prior art date
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Pending
Application number
JP19180289A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Irino
入野 博史
Koji Sasajima
晃治 笹嶋
Norio Suzuki
典男 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP19180289A priority Critical patent/JPH0357852A/ja
Publication of JPH0357852A publication Critical patent/JPH0357852A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D11/00Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated
    • F02D11/06Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by non-mechanical control linkages, e.g. fluid control linkages or by control linkages with power drive or assistance
    • F02D11/10Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by non-mechanical control linkages, e.g. fluid control linkages or by control linkages with power drive or assistance of the electric type
    • F02D11/105Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by non-mechanical control linkages, e.g. fluid control linkages or by control linkages with power drive or assistance of the electric type characterised by the function converting demand to actuation, e.g. a map indicating relations between an accelerator pedal position and throttle valve opening or target engine torque
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D2250/00Engine control related to specific problems or objectives
    • F02D2250/16End position calibration, i.e. calculation or measurement of actuator end positions, e.g. for throttle or its driving actuator

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Means For Warming Up And Starting Carburetors (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Control Of Stepping Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、制御弁をステップモータにより駆動してその
開度を制御する装置に関する。
〔従来の技術〕
この種の制御装置の一例に、自動車エンジンのスロット
ル弁のトラクションコントロール装置がある。この装置
は、スロットル弁の軸に結合されたステップモータを有
し、アクセルペダルの急変操作等によってスリップ等の
不具合が生じた時に、エレクトリカルコントロールユニ
ット(ECU)からのトラクションコントロール要求(
TCS9求)を受けてステップモータを駆動してスロッ
トル開度を戻し、これにより輪のスリップ等を回避する
ものである。
この装置では、アクセルペダルとは独立してスロットル
開度を制御する必要から、アクセルペダルで操作される
スロットル弁とは別にパルスモ−夕で駆動される補助弁
を設け、この捕助弁の開閉操作によってトラクションコ
ントロールを行うようにしていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、この従来のものはスロットル弁が2個必要であ
り装置が大型化するため、ステップモータをスロットル
弁の軸に結合し、かつこの軸がスロットルワイヤを介し
てアクセルペダルを踏むと連動してスロットル弁が動く
ようにした装置が提案されている。そうした装置では、
ステップモータは通常時は非通電状態でアクセルペダル
からの操作力を受けて受動的に動かされており、TCS
要求が生じて初めて能動的に駆動することになる。
しかしながら、この装置ではTCS要求を受けるまでは
ステップモータが非作動状態であるため、そのパルス数
によりモータのロータの正確な回転角度位置を把握して
おくことが出来ず、軸に結合されたスロットル開度検出
器によってスロットル弁の開度を把握しているにすぎな
い。そのため、TCS要求を受けた時の正確な現在のロ
ータの回転角度位置が分らないという問題がある。
従って、本発明は、ステップモータにより制御弁の開度
を制御する装置において、より正確な開度制御が出来る
ようにすることを目的とする。
〔課題を解訣するための手段〕
本発明は、ステップモータにより制御弁の開度を制御す
るものにおいて、制御要求を受けてステップモータを駆
動する駆動手段と、ステップモータのロータ回転角度位
置と所定の基準ロータ回転角度位置との相対関係に応じ
て状態が切替わるスイッチ手段とを有し、駆動手段は制
御要求を受けると、先ずスイッチ手段の状態に基づきロ
ータ回転角度位置が基準ロータ回転角度α置に一致する
までステップモータを駆動して一致した点で現在のロー
タ回転角度位置を基準のロータ回転角度位置でイニシャ
ライズし、その後、現在のロータ回転角度位置をモータ
のパルス数により把握しつつステップモータを駆動する
ことを特徴とする制御弁制御装置を提供する。
〔作用〕
上記構成によれば、ステップモータによる開度制御の開
始に当り、先ずスイッチ手段の出力に基づいて所定の基
準ロータ回転角度の位置までステップモータを戻し、現
在のロータ回転角度を基準ロータ回転角度にイニシャラ
イズした後、ステップモータのパルス数に基づいて現在
のロータ回転角度を正確に把握しつつ本来の制御を実行
する。
〔実施例〕
以下、図面により本発明の一実施例について説明すると
、先ず第1図、第2図、第3図および第4図において、
支持体としてのスロットルボデイ1には、スロットル軸
2が軸受3,4を介して回動自在に支承されており、ス
ロットル軸2には、スロットルボデイ1に形成されてい
る吸気通路5を開閉するバタフライ形スロットル弁6が
固着されている。
スロットル軸2の両端はスロットルボデイ1から両側に
それぞれ突出し、スロットルボデイ1から突出したスロ
ットル軸2の一方の端部(第3図の左端部)には第1口
ストモーションレバー7が固着されるとともに、操作レ
バー8が回動可能に支承ぎれている。またスロットルボ
ディ1から突出したスロットル軸2の他方の端部(第3
図の右端部)には制御レバー9が固着されている。
スロットルボディ1から突出したスロットル軸2の前記
一方の端部には、軸線に沿って一つの平坦面を有する係
合部2aが形成されている。係合部2aには、その内端
すなわちスロットルボディ1寄りの端から外端すなわち
スロットルボディ1から遠い方の端に向けて順に、軸受
3に内端が当接した円筒状カラー10と、カラー10の
外端に当接した円板状の規制板11と、内端が規制板に
当接した円筒状カラー12と、カラー12の外端に当接
した第1口ストモーションレバー7とが嵌合している。
第1口ストモーションレバー7から突出したスロットル
軸2の外端にはナット13が螺合しており、カラー10
、規制I211、カラー12および第1口ストモーショ
ンレバー7をスロットル軸2に固定している。
操作レバー8は、カラー10を同軸に囲繞する円筒部8
aと、円筒部8aの外端に固設されたドラム部8bとか
ら成り、円筒部8aはベアリング14を介してカラー1
0によって枢支されている。
また、円筒部8aは、スロットルボディ1の外側面に当
接した合成樹脂製受け部材15と規制板11とにより軸
方向位置が規制されている。ドラム部8bには、図示し
ないアクセルペダル等のスロットル操作部により牽引駆
動されるスロットルワイヤ16が巻掛けられ、スロット
ルワイヤ16の一端に設けられた係合駒17がドラム部
8b1;係合している。したがってアクセルペダル操作
に応じたスロットルワイヤ16の牽引作動により操作レ
バー8は、第2図の矢印18で示すスロットル弁開き方
向に回動駆動される。なお、前述のごとくカラー10を
スロットルボディ1に固定せずにスロットル軸2に固定
し、ベアリング14を介してカラー10に操作レバー8
の円筒部8aを枢支させたので、仮にベアリング14が
固着した場合にモ、操作レバー8はスロットル軸2と一
体的に回転できる。すなわち操作レバー8の確実な作動
が担保されている。
ドラム部8bとスロットルボディ1の間には円筒部8a
を囲繞するコイル状第1戻しばね19が介設されており
、この第1戻しばね19は、操作レバー8を前記矢印1
8とは逆方向のスロットル弁閉じ方向20に附勢してい
る。
操作レバー8と第1口ストモーションレバー7の間には
、操作レバー8の回動に第1ロストモーションレバー7
を追随させるとともに、第1口ストモーションレバー7
のスロットル弁閉じ方向20への強制的回動が操作レバ
ー8の作動に影響を及ぼすことを阻止するロストモーシ
ョン機構Aが設けられている。ロストモーション機tR
 Aは、操作レバー8のドラム部8bに設けられた係合
腕部21a,2lbと、係合腕部21a,21bにそれ
ぞれ係合すべく第1ロストモーションレバー7に設けら
れた係合腕部22a.22bと、操作レバー8と第1ロ
ストモーションレバー7の間に介装された第1口ストモ
ーションばね23とから成り、係合腕部21a,22a
は、第1ロストモーションばね23により相互に係合す
る方向に附勢されている。
また第1口ストモーションばね23の外側には、操作レ
バ78をスロットル弁閉じ方向20に附勢する第2戻し
ばね24が介装されている。
第1ロストモーションばね23および第2戻しばね24
は、コイル状に形成されており、第1口ストモーション
レバー7に当接した受け部材25aと、規制板11に当
接した受け部材25bの間でカラー12を同軸に囲繞し
て配置されている。受け部材25a,25bはカラー1
2を同軸に囲繞する合成樹脂製の有底二重円筒体として
構成されており、第1口ストモーションばね23は受け
部材25a,25bの内筒に、また第2戻しばね24は
受け部材25a,25bの外筒に、それぞれ外妖してい
る。受け部材25a,25bの二重円筒部には、第6図
に示すように、それぞれ周方向に複数の軸方向に延びる
切欠25a′25b′が形成されており、内外筒の表面
とロストモーションばね23、m2戻しばね24との接
触面積の減少によるロストモーションばね23、第2戻
しばね24の摺動抵抗の低減と、ロストモーションばね
23、第2戻しばね24に塵がかみ込んだ時の塵の逃げ
場の確保が図られている。なお本実施例では、第3図に
示すように、受け部材25a,25bをスロットル軸2
の軸線方向に分離しているが、受け部材25a,25b
をスロットル軸2の軸線方向に突合わせても良い。両者
を突合わせることにより、ロストモーションばね23、
第2戻しばね24の作動時の変形により両ばねが相互に
噛み込む事態の発生が防止される。
第1ロストモーションばね23の一端23aは第1口ス
トモーションレバー7の係合腕部22aに係合し、他端
23bはドラム部8bの係合腕部21aに係合している
。また第2戻しばね24の一端24aは係合腕部21a
に係合し、他端24bはスロットルボディ1に係合して
いる。
このようなロストモーション機tM Aによれば、操作
レバー8をアクセルペダル燥作により第1および第2戻
しばね19,24の附勢力に抗してスロットル弁開き方
向18に回動させると、第1ロストモーションばね23
の附勢力により第1ロストモーションレバー7がスロッ
トル弁開き方向18に回動し、スロットル軸2がスロッ
トル弁6を開く方向に回動ずる。また操作レバー8をス
ロットル弁閉じ方向に回動操作すると、係合腕部21a
,21bがそれぞれ係合腕部22a,22bと係合する
ことにより第1ロストモーションレバー7およびスロッ
トル軸2がスロットル弁閉じ方向20に回動ずる。なお
上述のごとく、操作レバー8とロストモーションレバー
7の係合部を2組設けたことにより、何らかの原因で一
方の係合部が係合不能になっても他方の係合部により操
作レバー8とロストモーションレバー7の係合が確保さ
れている。すなわち操作レバー8の回動操作によるスロ
ットル軸2の回動の確実性の向上が図られている。
スロットルボディ1にはブラケット26が固着されてい
る。ブラケット26にはスロットル軸2と平行な軸線を
有する円筒支持部26aが形成されており、円筒支持部
26aにより検出軸27が回動可能に支承されている。
検出軸27には、操作レバー8に連動、連結された第2
口ストモーションレバー28が回動可能に支承されてい
る。第2口ストモーションレバー28から突出した検出
軸27の外端部すなわちスロットルボディ1から遠い方
の端・部には、略矩形断面の小径の雄ねじ部27gが段
部27bを介して同軸に形成されている。雄ねじ部27
aは、第2口ストモションレバ−28に係合可能な検出
レバー2つを相対回動不能に貫通しており、検出レバー
2つから突出した雄ねじ27aに螺合したナット30を
締付けて検出レバー29を段部27bに押付けることに
より、検出レバー29が検出軸27に固定されている。
第2ロストモーションレバー28は検出軸27を囲繞す
る円筒部28aと、円筒部28aの内端部すなわちスロ
ットルボディ1寄りの端部に固着された円板部28bと
から或り、ブラケット26の円筒支持部26aの外端す
なわちスロットルボ?ィ1から遠い方の端と検出レバー
29の間で回動可能に検出軸27に装着されている。第
2ロストモーションレバー28の円板部28bと操作レ
バー8のドラム部8bとは、カム機構Bを介して相互に
連動、連結されている。このカム機構Bは、円板部28
bの外端側すなわちスロットルボディ1から遠い方の端
側に張出した腕部28blに設けられた係合ピン28b
1■と、係合ピン28b1、に係合すべくドラム部8b
の外端側すなわちスロヅトルボディ1から遠い方の端側
に張出した第1カム31aと、円板部28bの内端側す
なわちスロットルボディ1寄りの端側に張出した腕部2
8b  に設けられた係合ピン28b22と、係合2 ビン28b2。に係合すべくドラム部8bの内端側すな
わちスロットルボディー寄りの端側に張出した第2カム
31bとから戊る。カム機構Bは、操作レバー8のスロ
ットル弁開き方向18への回動に応じて第2口ストモー
ションレバー28を矢印32で示すアクセルペダルの踏
込方向に回動すべくレバー8と28を連結するものであ
る。カム機構Bにあっては、ロッドリンクの場合と異な
り、原動節すなわち操作レバー8と従動節すなわち第2
ロストモーションレバー28が離間し得るので、両者間
の連動・連結機構の設計に際し高い自由度が得られる。
また、31aと31bの二つのカムを設け、操作レバー
8のスロットル弁開き方向18への回動角度が小さい時
はカム31aを介して、回動角度が大きくなるとカム3
lbを介して第2口ストモーションレバー28をアクセ
ルペダルの踏込方向32に回動させるので、操作レバー
8の回転と第2口ストモーションレバー28の回転の間
の線形関係が担保されている。なお、本実施例ではカム
の数を2つとしたが、より多くのカムを設けることによ
り、操作レバー8の回転と第2ロストモーションレバー
28の回転の間の線形関係をより一層高めことができる
ブラケット26には、第1図及び第2図に示したように
、円筒支持部26gと平行な軸線を有する係合ビン33
が植設されており、係合ピン33と検出レバー28との
間には検出レバー29ひいては検出軸27を前記アクセ
ルペダルの戻し方向34に回動附勢する第2口ストモー
ションばね35が介装されている。第2口ストモーショ
ンばね35は、円筒支持部26aを囲繞するコイル状に
形威されており、その一端35aは検出レバー29に係
合し、他端35aは係合ピン33に係合している。
第2ロストモーションレバー28の円板部28bには係
合部36が設けらてれおり、検出レバー29には係合部
36に係合可能な係合部37が設けられている。係合部
37は、検出レバー29と係合ピン33の間に介装され
た第2ロストモーションばね35により、係合部36に
係合する方向に附勢されている。
したがって操作レバー8のスロットル弁開き方向18へ
の回動操作に伴って第2ロストモーションレバー28が
アクセルペダルの踏込方向32に回動すると、係合部3
6,37の係合により検出レバー2つが第2口ストモー
ションばね35の附勢力に打ち勝ちつつアクセルペダル
の踏込方向32に回動し、また操作レバー8がスロット
ル弁閉じ方向20へ回動操作されると、検出レバー2つ
が第2ロストモーションばね35の附勢力の下に第2ロ
ストモーションレバー28を押しつつアクセルペダルの
戻し方向34に回動することになり、操作レバー8の回
動量すなわちアクセル操作量に対応して検出レバー29
ひいては検出輔27が回動する。一方、検出輔27の内
端すなわちスロットルボディ1寄りの端に対向してブラ
ケット26にアクセルペダル操作量検出器38が固定さ
れており、検出軸27の内端に固定されたレバー39が
アクセルペダル操作量検出器38に連結されている。
スロットルボディ1から突出したスロットル軸2の前記
他方の端部は、スロットルボディ1に固着され、かつ内
端が軸受4に当接した円筒状カラー41に枢支されてお
り、該カラー41から突出したスロットル軸2の突出端
に前記制御レバー9が固定されている。またカラー41
には軸受42を介して披動ギア43が回動自在に支承さ
れている。このような構或により、軸受42がたとえ固
着しても、被動ギャ43をスロットル袖2に回動自在に
支承することができる。例えば、被勤ギャ43をスロッ
トル軸に軸受を介して支承した場合には、軸受の固着に
起因してスロットル軸と被動ギャが一体となり、被動ギ
ャ及びこれと連結された他のギヤ等が抵抗となって、ス
ロットル軸の回動、すなわちスロットル弁の回動が不能
となるが、上述の構成ではこのような事態を回避するこ
とができる。また、カラー41をスロットルボディ1と
別体に構成することにより、前者を後者と異なるより適
切な材料、例えば耐磨耗性の高い材料で構成できるとと
もに、カラー41に支障が生じてもカラー41だけの部
品交換で容易に修理を行える。
波動ギャ43はスロットルボディ1との間には第3戻し
ばね44が介装されており、被勤ギャ43は、第3戻し
ばね44によりスロットル弁閉じ方向18に回動附勢さ
れ、制御レバー9に係合している。また、被動ギャ43
の外側面、すなわちスロットルボディ1から遠い側の端
面ば、カラー41に固定された規制仮101と当接して
おり、波動ギャ43は、第3戻しばね44により軸線方
向に附勢されるとともに、規制板101でスラスト方向
に支持され、その軸線方向位置が規制される。
スロットルボディ1の外側面にはブラケット45が固着
されており、スロットルボディ1との間に、前記波動ギ
ャ43並びに後述する中間ギャ4つ及び駆動ギャ54を
収容するギヤボックス102を構或している。
ブラケット45には、スロットル軸2の他端に対向する
位置にスロットル開度検出器46が支持、固着されてお
り、このスロットル開度検出器46には、スロットル軸
2の池端に前記制御レバーつとともに固定されたレバー
47が連結されている。
したがって、スロットル軸2の回動量、すなわちスロッ
トル弁6の開度がスロットル開度検出器46により検出
される。
スロットルボディ1とブラケット45との間には、スロ
ットル軸2と平行な軸線を有する支軸48が支承されて
おり、この支軸48には前記波動ギャ43と噛合する中
間ギャ4つが軸受50を介して回動自在に支承されてい
る。中間ギャ49とスロットルボディ1の外側面との間
にばばね51が介装されてpり、中間ギャ49は、ばね
41により軸線方向に附勢されるとともに、ブラケット
45がスラスト方向に支持され、その軸線方向位置が規
制される。
前述したように、中間ギャ4つと噛合する被動ギャ43
も同様の構戊によって、軸線方向に附勢され、かつスラ
スト方向に支持されてその軸線方向位置が規制されてい
るので、両ギヤ43.49に軸線方向の遊びが生ずるの
をそれぞれ防止できるとともに、軸線方向位置が合致す
るように両ギヤ43.49を配置することにより、両ギ
ャ43,49を歯面全体にわたって確実に噛合させるこ
とができ、したがって騒音の発生やギヤの偏摩耗を防止
することができる。
ブラケット45のモータ支持部45aには、アクチュエ
ータとしてのステップモータ52が支持、固定されてお
り、その出力軸53が軸受103を介して支承されてい
る。このように、ステップモータ52の出力軸53をブ
ラケット45で支承することにより、従来ステップモー
タの一部品として必要であったモータフランジ部を省略
でき、したがって部品点数の削減によって、スロットル
ボディの製造コストを減ずることができる。この場合、
スロットルボディ1へのステップモータ52の配置は、
ブラケット45に対してステップモータ52の構成部品
を順次組み付けることによって行われる。
ステップモータ52の前記出力軸53には駆動ギャ54
が固定され、駆動ギャ54に前記中間ギャ4つが噛合さ
れている。したがってステップモータ52の出力軸53
は、駆動ギャ54、中間ギャ49、彼動ギャ43および
該被動ギャ43と係合した制御レバー9を介して、スロ
ットル軸2と連結される。即ち、アクセルペダル操作に
よりスロットル軸2が回動してスロットル弁6がある開
度まで開いているときにステップモータ52を作動する
ことにより、スロットル弁6は、アクセル位置とは無関
係に閉じ方向に回動駆動される。
ステップモータ52の作動によりスロットル弁6を閉じ
方向に回動駆動する際、スロットル紬2は第1ロストモ
ーションばね23のばね力に抗して係合腕ブラケット2
1.22を相互に離反させながらスロットル弁閉じ方向
20に回動するので、スロットルワイヤ16に影響が及
ぶことはない。
また、第7図に示したように、ブラケット45の外側面
には、前記中間ギャ49に対向する位置に四部104が
設けられており、この凹部104に中間ギャ49の:A
整ねじ105が螺合され、更に凹部104には調整ねじ
105を覆うようにプラグキャップ106が嵌め込んで
ある。この調整ねじ105は、進退位置が調整可能であ
り、その先端が中間ギャ49の所定の周方向位置で当接
することにより、ステップモータ52の戻り側停止位置
を規制して、ステップモータ52のパルス数とスロット
ル軸2の回動角度との関係が一義的に定まるように調整
するものである。上述の構成により、ステップモータ5
2の戻り側停止位置がずれた場合に調整ねじ105を外
部から廻すだけでその調整を容易に行えるとともに、プ
ラグキャップ106で内部への防水、防塵がなされるこ
とで、ステップモータ52の精度や耐久性等に悪影響が
及ぶのを防止することができる。
また、ブラケット45には、ギヤボックス102の鉛直
下側にチャンバ107が設けられており、このチャンバ
107は、第1乃至第3の水抜き穴108a,108b
及び108cを介して、ギヤボックス102、ステップ
モータ52の内部及び大気とそれぞれ連通している。こ
のような構成により、ステップモータ52の作動やエン
ジンの運転等に伴う温度変化によって、空気中の水分が
ギヤボックス102やステップモータ52の内部で凝結
しても、これを水抜き穴]−〇8a及び108bを介し
てチャンバ107に導き、更に水抜き穴108cを介し
て大気中に排出できるので、水分やこれに含まれる不純
物等がステップモータ52やギヤ機構に悪影響を及ぼす
のを適切に防止することができる。また、外部からステ
ップモータ52等へ水が直接侵入することは、チャンノ
く107が介在することで防止される。更に、このチャ
ンバ107の容積を、ギヤボックス102内における呼
吸量に見合ったもの(例えば、ギヤボックス102内の
空間容積のおよそ3分(7)1)l::設定することに
より、ギヤボックス内が冷えて外気を吸込む場合にギヤ
ボックス内に水を吸込むことを防止でき、最小限のチャ
ンバ容積で上記作用を得ることができる。
ブラケット45の土壁には更に、ギャボ・ソクス102
と連通ずる通気孔109が設けられており、車載エンジ
ンの吸気系に設けられるエアクリーナ等のフィルタ(図
示せず)を介して大気に解放されている。通気孔109
によってギヤボックス102内の通気性が確保されると
ともに、水、燃料及びほこり等が通気孔109を通って
ギャボ・ソクス102及びこれに通ずるステップモータ
52の中に侵入するのをフィルタによって防止できる。
また、通気孔109は前記水抜きの際の通気孔として機
能するので、この水抜き作用を円滑に行える。この場合
、水抜き孔108cと通気孔109の寸注関係を適切に
設定すれば、水抜き作用をより円滑に行うことができる
スロットルボディ1には、スロットル軸2に支承されて
いる第1ロストモーシジンレバー7の全開近傍における
スロットル弁閉じ方向20への回動作動を緩やかにする
ためのダッシュポ・ノト56が支持、固定されている。
このダッシュボ・ント56は、従来周知のものであり、
I\ウジング57と、ハウジング57に周縁を扶持され
ノ1ウジング57の内部を吸入室58と大気圧室5つに
区画するダイヤフラム60とから或り、ダイヤフラム6
0の中央部には大気圧室5つ側で71ウジング57を移
動自在に貫通して外方に延びる連結口・ソド61の一端
がリテーナ80を介して連粘されている。ハウジング5
7には吸入室58に通じる吸入管81が接続されており
、この吸入管81は、その先端のジェット82を介して
大気に解放されている。したがって吸入室58の容積を
増大する方向にダイヤフラム60を撓ませるべく連結ロ
ツド61を駆動しようとすると、ジェット82の働きに
より、連結ロツド61にはその駆動方向と逆方向の力が
作用することになる。
一方、スロットルボデイ1の外側面には、スロットル軸
2と平行な軸線を有する支持ボルト62が蝿着されてお
り、この支持ボルト62には、規制レバー63および強
制起動レバー64が回動可能に支承されている。すなわ
ち支持ボルト62の頭部62aとスロットルボデイ1と
の間には、前記頭部62a側から順に、支持ボルト62
を囲繞する円筒状のカラー65、カラー65の内端すな
わちスロットルボデイ1寄りの端に当接した円板状の規
制板66、外端すなわちスロットルボデイ1から遠い方
の端を規制板66に当接させるようにして支持ボルト6
2を囲繞する円筒状のカラー67、ならびにカラー67
の内端とスロットルボディ1の間に介在する規制板68
とが順に嵌合しており、支持ボルト62を締付けること
により、前記カラー65、規制板66、カラー67およ
び規制板68が支持ボルト62に固定されてる。規制レ
バー63は、カラー65を同軸に囲繞する円筒部63a
と、円筒部63aの外端部に固設されたドラム部63b
とから或り、円筒部63aは支持ボルト62の頭部62
aと規制板66の間でカラー65により回動可能に支承
されている。強制起動レバー64は、カラー67を同軸
に囲繞する円筒部64aと、円筒部64aの内端部に固
設されたドラム部64bとから成り、円筒部64aは規
制仮66.68間でカラー67により回動可能に支承さ
れている。強制レバー63の円筒部6381強制起動レ
バー64の円筒部64aの内外端にはカラー65.67
との摺動面にそれぞれダストシール63c,64cが配
設され、摺動部への穴物の侵入防止、ひいては規制レバ
ー63、強制起動レバー64の作動の確実性の向上が図
られている。
規制レバー63には、第1口ストモーションレバー7に
設けられた当接腕部70に先端が当接可能な調整ねじ6
9が進退位置を調整可能にして螺合しており、調整ねじ
69と当接腕部70は、第1口ストモーションレバー7
がスロットル弁閉じ方向20へ回動することによって相
互に当接するようになっている。またスロットルボディ
1には、第1ロストモーションレバー7が、スロットル
弁6を全閑とする位置まで回動したときに当接腕部70
に当接する調整ねじ71が進退位置を調整可能にして螺
合している。
規制レバー63には、ダッシュポット56の連結ロッド
61の他端が連結されており、その連結態様は、調整ね
じ69が当接腕部70に当接した状態で第1口ストモー
ションレバー7がスロットル弁閉じ方向20に回動した
ときに、連結ロツド61が連結されているダイヤフラム
60が吸入室58の容積を増大する側に撓むように設定
されている。
強制起動レバー64には当接腕部72が設けられており
、この当接腕部72に先端が当接可能な調整ねじ73が
進退位置を調整可能にして規制レバー63に螺合してい
る。当接腕部72と調整ねじ73は、スロットルボディ
1と強制起動レバー64の間に介装されたばね74の附
勢力によって相互に当接するようになっている。ばね7
4は、当接腕部72と調整ねじ73の当接によって強制
起動レバー64と当接状態にある規制レバー63を介し
て第1ロストモーションレバー7をスロットル弁開き方
向18に附勢する力を発揮するものであり、操作レバー
8がスロットル弁6の全開位置からスロットル弁開き方
向18へと回動したときに、規制レバー63と強制起動
レバー64はばね74により操作レバー8に追随して回
動し、ダッシュボット56のリテーナ80が吸入室58
側でハウジング57の内面に当接したときに、規制レバ
ー63の調整ねじ69と当接腕部70の当接状態が解除
される。
第5図において、操作レバー8および強制起動レバー6
4間には、スロットル弁6の全開位置に対応する位置に
ある操作レバー8が、スロットル弁開き方向18に回動
したときに、強制起動レバ一64を強制的に回動し、規
制レバー63を介して第1ロストモーションレバー7ひ
いてはスロットル軸2をスロットル弁開き方向18に強
制的に回動させる強制起動機構75が設けられている。
該強制起動機構75は、強制起動レバー64の側面に設
けられたカム面76と、カム面76に沿って移動すべく
スロットル軸2と平行な軸線を有して操作レバー8に軸
支されたローラ77とから成る。カム面76とローラ7
7は、操作レバー8のスロットル弁6全閉位置に対応す
る位置と、その状態からわずかにスロットル弁開き方向
18に回動した位置との間で相互に接触するように設定
されており、カム面76は、操作レバー8の全閉位置か
らスロットル弁開き方向18への回動に応じて、ローラ
77を介して強制起動レバー64をスロットル弁開き方
向18に回動させるように形成されている。一方、前記
強制起動レバー64のスロットル弁閉じ方向18への回
動は、スロットルボディ1の外側面に固設されたストッ
パ64dにより、カム面76とローラ77との当接が維
持される範囲内に規制されており、強制起動レバーがス
ロットル弁閉じ方向に回り過ぎてローラ77が強制起動
レバー64のカム面76以外の箇所に乗り上げる事態の
発生防止、ひいては強制起動レバー64の作動の確実性
の向上が図られている。
次にこの実施例の作用について説明すると、ステップモ
ータ52の作動を全開の停止した状態でアクセルペダル
操作により操作レバー8をスロットル弁開き方向18に
回動駆動した場合には、係合腕部21a,2lbと22
a,22bの係合により第1口ストモーションレバー7
すなわちスロットル軸2がスロットル弁開き方向18に
回動され、スロットル弁6が所望の開度までスロットル
弁開き方向18に回動せしめられる。
この際、ステップモータ52はスロットル弁6と共に自
由に回転可能な状態にあり、スロットル弁6の開き方向
の回動作動に応じて、制御レバー9、各ギヤ43.48
.53を介してステップモータ52にも回動動力が伝達
されることになり、該ステップモータ52は自由に回転
する。
このようなアクセルペダル操作に応じた操作レバー8の
回動作動は、カム機構Bを介して第2ロストモーション
レバー28にも伝達され、係合部36,37の係合によ
り検出レバー29なすわち検出軸27がアクセルペダル
踏込方向32に回動ずる。したがってスロットル軸2の
回動量すなわちスロットル開度をスロットル開度検出器
46で検出するとともに操作レバー8の回動操作量すな
わちアクセルペダル操作量をアクセル操作量検出器38
で検出することができる。
ところで、このようなスロットル弁6をその全開位置か
らスロットル弁開き方向18に回動駆動する初期には、
ロストモーションat構Aを介して操作レバー8および
第1口ストモーションレバー7を連動、連結しているだ
けでは、スロットル軸2の起動力が足りず、スロットル
軸2の初期回動作動が円滑とならない場合がある。かか
る場合に、強制起動機構75の働きによりスロットル軸
2の初期回動作動が強制的に行われる。すなわちスロッ
トル弁6をその全閉位置から回動すべく操作レバー8が
回動すると、ローラ77が受圧面76に当接して点動す
ることにより強制起動レバー64が回動駆動され、この
強制起動レバー64の回動が当接腕部72に調整ねじ7
3を介して当接している規制レバー63に伝達され、さ
らに該規制レバー63の調整ねじ69に当接する当接腕
部70を有する第1ロストモーションレバー7に伝達さ
れる。したがって操作レバー7の初期回動操作時には第
1ロストモーションレバー7が強制的に回動駆動され、
スロットル軸2すなわちスロットル弁6の全閉位置から
の初期回動作動が円滑となる。
さらに操作レバー8によるスロットル弁6を或る開度ま
で回動した状態では、スロットル軸2すなわちスロット
ル弁6には第1、第2および第3戻しばね19,24.
44のばね力が閉じ側に作用している。したがってスロ
ットルワイヤ16の牽引力を緩めることにより、操作レ
バー8がスロットル弁閉じ方向20に回動し、スロット
ルflfl 2およびスロットル弁6も閉じ方向に回動
ずる。
この際、スロットル弁6がその全閉位置近傍ま?回動す
ると、ダッシュボット56ではリテーナ80が吸入室5
8側でハウジング57に当接した状態にあり、規制レバ
ー64の調整ねじ69が当接腕部70に当接してからは
、吸入室58の容積増大によるダッシュボット56の減
衰力が第1ロストモーションレバー7に作用し、スロッ
トル軸2およびスロットル弁6の閉じ側への回動速度が
緩やかに抑えられる。
また操作レバー8のスロットル弁閉じ方向20への回動
作動時に、アクセル操作量検出器38にレバー39を介
して連結されている検出軸27が、アクセル操作量検出
器38の作動不良等により円滑に回動しない場合を想定
する。この場合、操作レバー8に設けられたカム31a
あるいは3lbと第2口ストモーションレバー28に設
けられた係合ピン2 8 b ttあるいは28b2■
との係合を解除して操作レバー8はアクセルペダルの戻
し方向20に回動することが可能であり、スロットル弁
6を確実に閉じ側に回動することができる。
上述のように、アクセルペダル操作によりスロットル弁
6を或る開度に開いた状態で、トラクション制御等のた
めにスロットル弁6を閉じ側に駆動する場合には、ステ
ップモータ52を作動せしめる。このステップモータ5
2の作動により、スロットル軸2およびスロットル弁6
は、操作レバー8の係合部21a,2lbと第1口スト
モーションレバー7の係合部22a,22bとが離反す
るように第1口ストモーションばね23のばね力に抗し
て回動することができ、アクセルペダル操作にかかわら
ずスロットル弁6を閉じ方向に駆動することができる。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は上記の実
施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載
された発明の範囲内で種々改変が可能であることはいう
までもない。
上述したようにステップモータ52は、歯車等を介して
スロットル軸2と連動するように構成されているので、
スロットル弁6の開度はステップモータ52のロータ回
転角度と対応する。
この実施例では、第8図に示すように予め設定した扛準
値(基準回転角度と対応)θTIIO  (例えば30
度)よりスロットル弁開度が大きければON1小さけれ
ばOFFとなるよう、スロットル軸2に関係付けられた
スイッチが設けられている。
このスイッチには、例えば磁気スイッチや光スイッチ等
が採用できる。
第9図を参照して、ステップモータ52による制御弁の
開度制御の手順を説明する。先ず、TCS要求の有無を
周期的にチェックし(ステップS1)、この要求を受け
た場合は、TCS要求に伴って与えられるスロットル弁
6の目標値θTHを認知する(ステップS2)。次に、
上記スイッチのON/OFFをチェックし(ステップS
3)、これに応じて基準値θT110の方向へステップ
モータ52を駆動する。即ち、ここでステップモータ5
2を時計回り(CW)に駆動すると開度が増え、反時計
回り(CCW)では開度が減るとすると、スイッチがO
Nの場合は反時計回り、OFFの場合は時計回りに夫々
1バルス駆動し(ステ゛ツプS4、S5)、同時にカウ
ンタに1を加え(ステップS6、S7)、これをスイッ
チが切替わるまで繰返す(ステップS10、Sll). 尚、この繰返しの各サイクルにおいては、カウンタの値
が予定値より大きいか否かのチェックを行う(ステップ
S8、S9)。この予定値とはスロットル全開または全
閉から基準値θT110に達するまでに要するパルス数
で、カウンタの値がこれより大きくなったにも拘らずス
イッチが切り替わらない場合は異常と判断し(ステップ
S12)、所定のフエイルセーフ動作に移行する。
ステップSIO、Sllにてスイッチの切替わりが検出
されると、ステップモータのポジションメモリ値で表し
た現在値(モータのロータ回転角度と対応)θTHPが
基準開度θTIIOに達したと判断し、現在値θT}I
Pを基準値θTHOにイニシャライズする(ステップS
13)。この時点から、本来のトラクションコントロー
ルがスタートする。
まず、現在値θTHPと目標値θTHとを比較し(ステ
ップS15)、現在値θTHPの方が大きければステッ
プモータ52を反時計回りに1パルス駆動して億置カウ
ンタの現在値θTIIPから1を減算し(ステップS1
6)、小さければ逆に時計回りに1パルス駆動して現庄
値θTIIPに1を加算する(ステップS17)。これ
を繰返し実行して、現在値θTIIPが目標値θTHに
一致したところでステップモータ52を停止する(ステ
ップS14、S18)。
このように、TCS要求を受けた時点でステップモータ
52がどのような位置にあっても、まず所定の基準値θ
THOの位置までステップモータ52を戻し、位置カウ
ンタの値を基準値θTHOにイニシャライズした後、こ
の基準値θTHOからステップモータ52のパルス数に
基づいて現在開度を正確に把握しつつこれを目標開度に
制御するようにしているので、精度良く目標開度に達す
ることができる。
次に、第10図を参照して、エンジンの始動時に先立っ
て行われるステップモータ52の作動チェックの手順を
説明する。まず、イグニションスイッチがONとなった
か否かをチェックし(ステップS21) 、ONの時に
この作動チェックを実行する。イグニションスイッチの
ON時はバッテリから多くの電装部品に給電するため、
まずバッテリ電圧VBのチェックを行う(ステップS2
2)。もしバッテリ電圧VBが規定値より低ければ、ス
テップモータ52を正常に駆動できないのでステップモ
ータ52の通電を止める(ステップS23)。
バッテリ電圧VBが規定値を越えていれば、ステップモ
ータ52を駆動してこれを基準値θTHOの位置まで戻
す(ステップ825〜S33)。戻ったところで現在値
θTHPを基準値θT}10にイニシャライズする(ス
テップS34)。尚、このステップ325〜S34の操
作は第9図のステップ83〜S12と同じなので説明は
省略する。
現在値θTIIPのイニシャライズが終了すると、次に
目標値θTllとして作動チェック用の目標開度、例え
ばOをセットする(ステップS35)。
目標開度がセットされたならば、第9図のステップ31
3〜S17と同様に、現在値θTHPが目標値θTl1
に達するまでモータを駆動し(ステ・ノブS34〜S3
9)目tHiIθTHに達したならばモータ52の通電
を切る(ステップS23)。
以上のような作動チェックによって、エンジン始動前に
トラクションコントロールが適正に働くか否かを検査す
ることができる。
本発明は上記のようなトラクションコントロールのみに
適用範囲が限定されるものではなく、種々の制御弁、た
とえばチョーク弁のコントロールに広く適用できる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、ステ・ソピング
モー夕による弁の開度制御の開始に当り、まず所定の基
準ロータ回転角度までモータを戻し現在のロータ回転角
度を基準ロータ回転角度にイニシャライズした後、パル
ス数に基づいて現在の口−夕回転角度を正確に把握しつ
つ制御を実施するようにしているため、精度の良いスロ
ットル弁等の開度制御が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係るスロットル制御装置の正
面図、第2図は第1図の■矢現図、第3図は第2図の線
■一■矢胤図、第4図は第2図の■矢視図、第5図は第
3図のV−■矢視図、第6図は受け部材25bの部分斜
視図、第7図は中間ギヤの調整ねじを示した断面図、第
8図は本発明に係る制御弁制御装置の一実施例に設けら
れるスイッチの特性を示す図、第9図は同実施例におけ
るステップモータによる制御弁の制御手順を示すフロー
チャート、第10図は同実施例におけるステップモータ
の作動チェックの処理手順を示すフローチャートである
。 1・・・支持体としてのスロットルボディ、2・・・ス
ロットル軸、6・・・スロットル弁、7・・・ロストモ
ーションレバー 8・・・操作レバー 9・・・制御レ
バー18・・・スロットル弁開き方向、20・・・スロ
ットル弁閉じ方向、23・・・ロストモーションばね、
52・・・アクチュエー夕としてのステップモータ、5
6・・・ダッシュポット、63・・・規制レバー第 4 図 第 5 図 弔 6 図 第 7 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ステップモータにより制御弁の開度を制御する制御弁制
    御装置であって、制御要求を受けて前記ステップモータ
    を駆動する駆動手段と、前記ステップモータのロータ回
    転角度位置と所定の基準ロータ回転角度位置との相対関
    係に応じて状態が切替わるスイッチ手段とを有し、前記
    駆動手段は前記制御要求を受けると、先ず前記スイッチ
    手段の状態に基づき前記ロータ回転角度位置が前記基準
    ロータ回転角度位置に一致するまで前記ステップモータ
    を駆動して一致した点で現在のロータ回転角度位置を前
    記基準ロータ回転角度位置でイニシャライズし、その後
    、現在のロータ回転角度位置を前記ステップモータのパ
    ルス数により把握しつつ前記ステップモータを駆動する
    ことを特徴とする制御弁制御装置。
JP19180289A 1989-07-25 1989-07-25 車載エンジンの制御弁制御装置 Pending JPH0357852A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0825338A2 (en) 1996-08-12 1998-02-25 Aisan Kogyo Kabushiki Kaisha Intake throttle apparatus for diesel engine
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