JPH0357489A - ドラム式洗濯乾燥機 - Google Patents

ドラム式洗濯乾燥機

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JPH0357489A
JPH0357489A JP1194852A JP19485289A JPH0357489A JP H0357489 A JPH0357489 A JP H0357489A JP 1194852 A JP1194852 A JP 1194852A JP 19485289 A JP19485289 A JP 19485289A JP H0357489 A JPH0357489 A JP H0357489A
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drum
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drying
rotating drum
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Tatsuo Akaha
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この発明は、ドラム式虎濯乾燥機に関し、さらに詳しく
は回転ドラム内の洗濯演を含んだ洗濯物を主にタンブリ
ング過程で過熱するか又は乾燥工程のドラムを回転した
静止乾燥工程で間欠的に揺動ディスクの突起により洗濯
物の状態を変化させることにより通風経路に変化をらた
ら廿ることによりムラのない乾燥を完結するドラム式洗
濯乾燥機に関する。
(ロ)従来の技術 近年、タンパク分解酵素や油脂分解酵素などを配合され
た酵素洗剤の普及にとらなって、回転ドラム内の失濯液
を加熱するi能を有する加熱機能付きドラム式洗濯機が
用いられるようになってきた。そして、加熱機能付きド
ラム式洗濯機としては、洗濯機本体内に固定され、洗濯
液を蓄える固定ドラムと、この固定ドラム内で回転可能
に水平支持され、かつ洗濯物を収納可能で上記洗濯液が
出入り可能に構成された回転ドラムと、固定ドラムの所
定箇所に設置され、さらに、外部から供給された水を直
接加熱するンーズヒー夕と、乾燥時には乾燥用の風を加
温するためのヒータを併設してなる沈濯乾燥機が知られ
ている。
このようなドラム式洗濯乾燥機においては、回転ドラム
内へ洗濯物を入れるとともに固定ドラム内へ水および酵
素洗剤を供給し、ついでンーズヒータで固定ドラム内の
水を直接加熱することにより適温の湯とする。その後、
上記酵素洗剤が湯に溶けてなる洗濯液中に洗濯物を浸け
ておき、酵素虎剤の機能を十分に発揮できる所定時間を
経過してから、回転ドラムを回転させてドラム式虎濯を
行う。そして、洗濯工程が終了すると、回転ドラムが回
転し、所定の脱水率が得られた後に、乾燥に適した回転
数(46〜5 6 rpm)で回転させながら加温され
た温風を回転ドラム内、或いはドラムの周辺に導き乾燥
を進行させる。このようにして、洗濯から乾燥までを連
続して行うようにしている。
(ハ)発明が解決しようとする課題 一般にドラム型洗濯乾燥賎に於いてはドラム内で洗濯物
を自由落下さけて落下衝撃でタタキ洗いを行うものであ
るから、自由落下の余裕を残した範囲内での洗潅が可能
である。乾燥に於いてら、ドラムが回転し虎濯物が自由
落下する過程で温風に触れて乾燥が進行する。注濯物は
乾燥初期には多量の水分を含んでいる為にカサ(容積)
が小さく乾燥が進行するにつれてカサが増大して自由落
下するので、乾燥完了時のカサがドラム内で温風通過を
阻害しない限度を乙って乾燥可能容量としなければなら
ない。従って、洗濯又は乾燥物の容積がドラム容積に近
くなると洗浄性能か低下するし、乾燥に於いても時間を
要するばかりでなく、乾燥完了後に於いて部分的に未乾
燥の、いわゆる、乾燥ムラが生ずることになる。特に衣
類がからみ合った部分は殆んど乾燥に達しない。
また、従来のドラム式洗濯乾燥機は、洗濯液の加温と乾
燥用温風の加温のために夫々個別にヒータを装備してい
るので、構成が複雉でコスト高となっていた。
この発明は、このような事情に考慮してなされたしので
、洗濯液加熱用と洗濯物乾燥用の循環風の加熱を1つの
ヒータで行うと共に、ドラム内に洗濯物かカサ張って自
由落下しない状態に於いても洗濯物の通風経路を変化さ
せることによりムラのない乾燥仕上がりが可能となるド
ラム式洗濯乾燥機を提供するものである。
(二)課題を解決するための手段及びその作用この発明
は、機体本体内に固定され温風導入口および排出口を有
し、底部に洗濯液を蓄える固定ドラムと、この固定ドラ
ム内で回転可能に水平支持され、かつ洗濯物を収納可能
で上記洗濯液が出入り可能に構成され、各側壁に複数の
通風口を設けた回転ドラムと、上記回転ドラム内に回転
ドラムと軸心を同じにして橿動可能に配設した隅動ディ
スクと、固定ドラムの中へ温風を供給・排出して回転ド
ラム内の洗濯液を加熱又は脱水後の洗濯物を乾燥するl
ユニットの温風加熱ヒータと、固定ドラムから排出され
る温風の温度を検出する手段と、検出温度の時間的変化
率を演算する手段と、洗濯物の乾燥時に検出温度が飽和
したのちにその検出温度の時間的変化率が正の所定値よ
りも大きくなると纏動ディスクを揺動させ負の所定値よ
りも小さくなると停止させる手段を備えたことを特徴と
するドラム式洗濯乾燥機である。
なお、上記洗濯乾燥機において、温風加熱ヒータは、乾
燥用循環温風閉回路にlっのモータによって駆動される
能力の異なる送風ファンをドラムをはさんで温風送り込
み側に能力小ファンを吸出し側に能力大ファンを設け、
乾燥運転時にドラム内を負圧保持することが好ましい。
さらに、上記洗濯乾燥機において、ドラム両外壁に円周
に沿って固定ドラムに対して摺動自在に八字形のリング
状ドラムラバーを回転ドラムに固定し、ドラムの停止時
及び低速回転の乾燥運転時にはドラムラバー38が固定
ドラムに摺動回転し、脱水時の高速回転時には遠心力の
効果により摺動が解除されてスムーズに高速回転するよ
うにすることが好ましい。すなわちこの発明は、回転ド
ラムの垂直壁の通風孔に対向して固定ドラムのI fl
ll+壁に温風導入口を他側壁で回転ドラムの通気孔と
対向する上位置に温風排出口を設け洗濯液と洗濯物とが
人゜れられた回転ドラムの中へその通孔から温風供給手
段(温風加熱ヒータ)によって温風を導き人,れて洗濯
液を加熱することにより、酵素洗剤の機能を十分に発揮
させてドラム式洗濯を行おうとするものである。更に洗
濯が完了した後には回転ドラムを600〜lloOrp
a+の速さで回転さけ所定の脱水率を確保し乾燥工程に
入る。乾燥工程では回転ドラムは乾燥に適した低速回転
(46〜56rpm)でタンブリング乾燥をさせるか又
は回転ドラムを回転させず洗濯物を静止させたまま乾燥
させるために温風によって加温し、熱交換器によって温
風中の水分を液化除去した乾燥空気を固定ドラムを経由
して回転ドラムに送り洗濯物の水分を除去して湿った温
風として固定ドラムを経由して本体外に排出させる温風
の循環を継続させ乾燥を進行させる。
ここで回転ドラムに形成される通風孔としては、好まし
くはφ4〜φ6,ガが程度の通孔を65〜273涸、よ
り好ましくは30〜15cm’i度の円環状の通孔を3
〜5側等角度間隔に形成される。
なお、′これらの温風を固定ドラム内から回転ドラム内
へ導入する通孔を洗濯液を出入りさせる通孔として兼用
させてもよい。
更にこの発明において、温風供給手段としては、ヒータ
及びファンを内蔵し、固定ドラム内に通じるエアダクト
を固定ドラムに設置するのが好ましい。
この温風加熱ヒータによって回転ドラムの中へ供給され
た温風が洗濯液に接触することにより、また、同温風に
よって暖められた洗濯物が回転ドラムの回転につれて洗
濯岐をくぐることにより、洗濯液の温度が上昇し、洗浄
効果が向上する。
ドラムを回転させる乾燥工程に於いては、循環する温風
が衣類に触れて水分を除去し乾燥か進行する。洗濯容積
比(ドラム容積(0/洗濯容量(κg))が9〜l2に
相当する洸濯物をドラム式乾燥工程で乾燥すると、乾燥
初期に於いてはわずかながら通風空間があるため乾燥は
進行するが、乾燥度が80%前後になると、衣類がカサ
張り衣類の自由落下の移動がなくなるため、ドラム回転
の効果が全く失われ、通風は布の間隙などの通過しやす
いところだけを通過するので、部分乾燥は進行するが布
密度の高いところは殆んど風を通さない。この状態にお
いて、洗濯揺動ディスクを間欠的に動かすことにより洗
濯物の分布状態に変化が生じ、通風経路が変化して乾燥
の遅れている部分の乾燥が進行する。つまり、ドラム回
転によるドラム乾燥工程が完了した後に、ドラムを静止
状態に保ちながら温風を送り揺動ディスクを間欠的に動
かすことを繰り返すことにより、ムラのない乾燥が可能
となる。
また、ヒータなどによるドラム回転式乾燥方式は、加温
、加湿状態で機械力が加わる為に洗濯物のフエルト化が
進行するため、乾燥に適さないが、本発明ではドラムを
静止させて乾燥に必要な最少限の揺動ディスク運転を行
うことにより、洗濯物を好適な乾燥が可能となる。静止
乾燥は比較的低温風を送風して行うため長い乾燥時間を
必要とするが、たとえば、夜の就寝前に洗濯をスタート
させれば、朝までの数時間を要して乾燥しても不便と感
ずるしのでなく、ドラムの回転らない為に深夜に於いて
ら静かなランドリーが可能となる。さらに、温風加熱ヒ
ータには導入ファンと吸出しファンを設け、 吸出しファン能力〉導入ファン能力 とすれば、固定ドラムや回転ドラムなどの温風通路を形
成する部品の隙間から温風が漏れて外部の構戊部品を温
度上昇させる不都合が生じない。さらに、温風導入口を
ドラム下位置に設ければ、洗濯物が少量の場合の静止乾
燥に於いても温風が十分に洗濯物に接触し、効果的な乾
燥が可能となる。
(ホ)実施例 以下、図に示す実施例に基づいてこの発明を詳述する。
なお、この発明はこれによって限定されるものではない
第l図において、ドラム式全自動洗濯乾燥iwの洗濯乾
燥機本体の一部を構戊する外箱i内に、虎濯夜を蓄える
ことが可能で温風が通過する温風導入口2e,温風排出
口2fを備えた固定ドラム2が固定されている。そして
、固定ドラム2の左右両側壁の外面にはそれぞれモータ
ユニット固定仮3a・3bが取り付けられ、これら固定
仮3a・3bにそれぞれモータ4a・4bが固定されて
おり、モータ4a・4bの回転力が順次、モータプーり
5a・5b,Vベルト6a・6b,クラッチプーり7a
・7bおよび原動側クラッチ軸8a・8bを介して鍔付
き筒状の従動外劃クラッチ軸9a・9bに伝わるように
なっている。これら原動例クラブチ8a・8bおよび従
動外側クラッチi9a・9bの各対向端部はクラッチケ
ース1OalOb内に収められている。
固定ドラム2内には、左右一対の水平な支持軸としての
従動外側クラッチ軸9a・9bにドラムフランジlla
・llbを介して支持されるとともに洗濯物や乾燥用衣
類が収納できる太鼓形の回転ドラムl2が配されている
。回転ドラムl2は、洗濯液が出入り可能となる継続的
を円環状孔を構成する孔12cl2d/+’ffl’l
壁部に複数側設けられた左右一対のドラム半体12a・
12b(第5図参照)を、通水性を有する欠損リング状
のドラムパッキン13により連結してなるものである。
これらの孔12c−12dは後運するように、温風を回
転ドラム内へ導入し、あるいは回転ドラム内の温風を外
部へ排出する通孔ともなる。
回転ドラムl2にはさらに、その周壁部に浣濯物出し入
れ用の1つの開口部12g(第5図)が設けられている
とと乙に、この開口郎12gを開閉可能に塞ぐ左右一対
のスライド式ドア12e・12fが設けられていろ。ま
た、ドラムパッキンl3の周壁内面には小突起13a・
・・13aが多数設けられている。これら小突起13a
・・13aは、回転ドラムl2の回転時に洗濯物と擦れ
合うことにより洗濯性能を向上させるとともに、洗濯物
を上方へ持ち上げるためのものである。また、洗濯が完
了し、回転ドラムl2が600〜ll00rnの高速回
転を行うときに、洗濯物に含まれた洗濯液を多数のパッ
キン欠損部を通して遠心力により回転ドラム外へ放出す
る。
回転ドラムl2内には、上記の従動外側クラッチ軸9a
・9bに軸心が同じになるようにはめこまれていろ従動
内測クラッチ軸14a−+4bの一端に支持された左右
一対の感動ディスクl5a・+5bが回転ドラム+2の
各側壁寄り位置に配されている。また、ディスク15a
−(5bには温風を回転ドラム12内に導入しやすく、
かつ回転ドラム内の温風をドラム外へ排出しやすくする
為に温風を通過させる為の多数の小孔H・・・・が第2
図のように設けられている。従動内側クラッチ軸l4a
−14bの他端はクラッチケースIOa・tab内で原
動側クラッチ軸8a・8bに対向している。クラッチケ
ースloa,lObにはクラッチ機構が内蔵されていろ
。そしてこのクラッチ機構により、遥動ディスク15a
l5bへは従動内側クラッチ軸14a−I4bを介して
モータ4a・4bの正回転および逆回転が伝わり、回転
ドラムl2へは、従動外側クラブチ軸9a・9bを介し
てモータ4a・4bの正回転のみか伝わるようになって
いる。
各揺動ディスク15al5bは、第2図にも示すように
、円盤状の本体郎t5c−15dと、これの周縁に互い
に所定間隔をおいて本体部15c・15dと一体に形成
された4つの突起郎15e・15fとからなっている。
すなわち、これらの突起郎15e・+5fは互いに同形
・同大であって、第2図のN−Liil(本体郎15a
−15bの中心を通る直線)を境にして、一方の側に1
つ、他方の側に3つ形成され、N−L線を境に重量的ア
ンバランスが生じるようにされている。また突起部15
e・15fを避けて通風用の孔H・・・・が多数穿設さ
れている。
固定ドラム2は、内11Bのための開口部2aを除いて
、シールパッキン17al7bにより水密かつ気密構造
とされており、回転ドラム12がほぼ水没した状態で、
回転ドラムl2を回転させ得ると共に回転ドラムl2が
回転或いは停止した状態でも温風を循環させ得る構造に
なっている。
そして、固定ドラム2の右側壁上部には、第3図に示す
給水ユニッ}18の給水管l9が接続される給水口2b
か設けられている。また、固定ドラム2の下部右側には
、圧力検出装置(図示しない)により水立を検出するた
めの水位検出口2cが設けられている。
外箱1の右側上部の水道水供給口20から入った水は、
つぎの2つのうちのいずれかの経路をたどる。すなわち
、■第3図に示す給水電磁弁21および給水管l9を通
って回転ドラム2上郎の給水口2bから給水される。■
給水電磁弁21、垂直管22、水平管23、給水給湯i
aii弁24および給水給湯ホース25を経由して固定
ドラム2下部の排水口2dから給水される。なお、使用
ずみの洗濯液は、排水口2d,排水電磁弁28および排
水ホース29を経て排水される。
固定ドラム2において、温風導入口2eに導入温風温度
計測用サーミスタ30が、温風排出口2fに排出温風温
度計測用サーミスタ3lがそれぞれ取り付けられている
この温風導入口2eから温風排出口2fにかけて、第4
図に示すように、温風供給手段及び乾燥水分の液化排水
手段としての加温除湿ンステムユニット32が接続され
ている。この加iHL除湿ノステムユニット・32は、
1つのファンモータ33と、これらの回転軸の一端に接
続された送風ファン34と、同他端に接続された吸引フ
ァン35と、送風ファン34の前方に配されたヒータ3
6と、吸弓フ7ン35から出た風をふたたび送風フ7ン
3 l1へ導く循環パイブ37を備え、さらに、循環バ
イプ37には循環温風中に含まれる水分を外部より取り
入れた空気の強制循環により冷却し液化するための熱交
換器101が設けれている。熱交換器101は、熟交換
器モータ102によって駆動されるファンl03により
外気を外気導入口+04より取り入れる。熱交換器10
1へ強制送風された空気は、熱交換器内部の循環温風側
に温風中に含まれる湿分を結露さけて熱交換したのち、
排気口105より排気される。熱交換器101″′C−
循環温風と冷却空気とが熱交換器内で熱交換する際に生
じたドレン水は、ドレンパイプ106からトレンホース
接続口107 (第l図)を経て排水ホース29へ排出
される。なお、ユニット32は温風出口郎2fよりも高
所に設置され、また、固定ドラム2に・供給される水の
水位は温風入口部2eよりも低く設定される。
加温除湿システムユニット32は、制御人風温度計測用
サーミスタ30および出風温度計測用サーミスタ3lに
よってヒータ36又はファンモータ33をオン・オフし
て、回転ドラム12内に入れられた洗濯液の温度や乾燥
用温風の温度を制御する。なお、吸引ファン35は送風
ファン34よりも大きい吸引能力を備えているので、回
転ドラムl2内を負圧化して、回転ドラムl2内に温風
を導き入れやすくするとともに、温風が回転ドラム12
外へ漏れるのを抑制する。
また、回転ドラムl2の各側壁外面には、断面略ハの字
形のリング状ドラムラバー38が、その小径側の周縁郎
で取り付けられており、ドラムラバー38大径側の周縁
部が固定ドラム2の側壁内面に接触している。固定ドラ
ム2の温風導入口2eから固定ドラム2内へ供給されf
コ温風は、左叫のドラムラバー38により回転ドラム!
2の左側の孔+2d(温風導入用通孔)から回転ドラム
12内へ導かれ4た後、回転ドラム12の右側の孔+2
c(温風排出用通孔)および固定ドラム2の温風排出口
2fを経て固定ドラムl2の外へ排出される。
2つのドラムラバー38は、回転ドラム12の高速回転
時、すなわち、脱水時には遠心力により変形して、大径
側の周縁部が固定ドラム2の対向側壁内面から離れた状
態(第【図において破線で示す)で回転ドラムl2とと
もに回転する。したがって、回転ドラムI2の高速回転
はスムーズに行われる。また、洗濯時及び乾燥運転時の
100rpa+以下の低速回転時には、温風はドラムラ
バー38によって回転ドラム12内へ効果的に導入され
、ドラム内の洗濯物への熱援受を行った後に外部へ漏出
することなく、固定ドラム2の側面上部に集合し、ユニ
ット32に吸引される。固定ドラム2内部は2つのファ
ン33.34の能力差により負圧伏態になるのでドラム
ラバー38は固定ドラムの密着性を増して外空気の流入
が抑制される。なお、加温除湿システムユニット32は
固定ドラム2の温風排出口2rよりも上部に取り付けら
れまた、洗濯・水の水はは温風入口部2eよリも低く設
定されるので、ユニット32は洗濯乾燥機Wに使用中の
水または湯に直接触れることがない。従って、ユニット
32は、従来のシーズヒー夕のように腐食に起因する漏
電を引き起こすおそれがなく、漏電を防止するための漏
電プレー力のような安全装置を組み込む必要がない。ま
た、洗濯工程の加温と乾燥工程の加温が1つのヒータユ
ニットで機能するため、加熱装置の低価格化が可能とな
る。
第6図はドラム式全自動洗濯乾燥機Wの制御部を示すブ
ロック図であり、MOはマイクロコンピュータを含む制
御回路、KBは洗濯及び乾燥条件を設定するキーボード
である。制御回路MCはキーボードKB,サーミスタ3
0およびサーミスタ3lからの出力を受けて、給水電磁
弁2L、給水給湯電磁弁24、排水電磁弁28、モータ
4a、モータ4b,モータ33、モータ102、ヒータ
36、クラッチIOaおよびクラッチIObにそれぞれ
出力するようになっている。
このような構成における乾燥時の動作を第7図に示すア
ローチャート及び第8図に示すグラフを用いて説明する
。まず、回転ドラム12に収容された洗濯物の洗濯およ
び脱水工程が終了し、乾燥工程が開始されると、モータ
33が駆動すると共にヒータ36が通電されて温風が回
転ドラム12内の洗濯物に供給される(ステップ20l
)。それと同時に回転ドラム12が低速回転1 0 0
 rpm以下の回転速度で回転し(ステップ202)、
洗濯物の乾燥か開始されろ。この初期乾燥期間において
は、サーミスタ30によって検出される導入温風温度T
I、および、サーミスタ3lによって険出される排出温
風温度T2の時間的変化は第8図の期間Hlに示される
。この期間Hlにおいては、温度TI・T2は共に上昇
して、やがて飽和してそれらの変化率が0となる(ステ
ップ203)。
そして、温度T2の変化率つまり単位時間当りの変化分
がほぼ0であることが確認されると、回転ドラム!2が
停止する(ステップ204)。そして、期間H2におい
て、いわゆる停止乾燥が継続され、洗濯物における温風
の通風路周辺が充分に乾燥すると、温度T2が上昇し始
め単位時間当りの上昇分ΔT2が所定@Aを超えると(
ステップ205)、期間H3において、揺動ディスク1
5a,15bが互いに逆方向に駆動される(ステップ2
06)。
それによって洗濯物が移動して、洗濯物を通過する温風
の通風路が変化すると、温風の熱量が新しい未乾燥の通
風路周辺に吸収されるため、温度T2が低下する。そし
て、ΔT2が負の所定値一B以下になると(ステップ2
07)、揺動ディスク15a−15bは共に停止し、(
ステップ208)、期間H4において、再び停止乾燥が
継続される。温風通風路周辺が十分に乾燥すると温度T
2は再び上昇を始める。そして、単位時間当りの上昇分
ΔT2が所定値を超えると(ステップ209)、期間H
5において、前述と同様に揺動ディスク15a・15b
が駆動して洗濯物を移動させる。期間H6.H7.H8
・・・・・・においても前述の各動作が行われ、そのサ
イクルが繰り處される。やがて、期間H9に示すように
、揺動ディスク15a・+5bによって虎濯物を所定時
間仁星゜だけ移動させても温度T2の変化率が低下しな
くなると(ステップ2lO)、揺動ディスク15a−1
5bを停止させ(ステップ211L温度T2と温度TI
の差がほとんどなくなると、(ステップ212)、ヒー
タ36への通電を停止し(ステップ213)、期間HI
Oにおいて、洗濯物に送風のみを行って所定時間t2が
経過すると(ステップ214)、モータ33を停止させ
、虎濯物への送風を停止し、乾燥工程を終了する(ステ
ップ2!5)。なお、初期乾燥期間Hlにおいて、回転
ドラム!2を回転させたが(ステップ202Lウールの
ような彼乾燥物は機減力が加わることを嫌うため、ドラ
ム回転を全く行わずに静止乾燥することが好ましい。こ
のようにして、活動ディスクを間欠的に駆動することに
より、洗濯物における温風通風路が順次変化し、洗濯物
全体がならなく乾燥される。
(へ)発明の効果 この発明によれば、温風加熱ヒータか一つにまとまり構
成が単純化される。さらに、乾燥工程において、洗濯物
が間欠的に移動して洗濯物を通過する温風・の通風路が
順次変化するので沈濯物全体がむらなく乾燥する。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明の一実施例を示す縦断面図、第2図及
び第5図は第l図の要部を説明する斜視図、第3図は第
1図に示す実施例の給水ユニットを示す説明図、第4図
は第l図に示す実施例の加温除湿システムユニットを示
す説明図、第6図は第1図に示す実施例の制御部を示す
ブロック図、第7図は第1図に示す実施例の動作の要部
を説明するフローチャート、第8図は第1図に示す実施
例の導入温風温度と排出温風温度の時間的変化を示すグ
ラフである。 2・・・・・・固定ドラム、 12・・・・・・回転ドラム、  2e・・・・・・温
風導入口、2f・・・・・・温風排出口、 33, 34・・・・ファン、 36 ヒータ、37 循環バイブ、 30. 3 ! ・・・・サーミスタ。 第 1 図 第2図 第3図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、機体本体内に固定され温風導入口および排出口を有
    し、底部に洗濯液を蓄える固定ドラムと、この固定ドラ
    ム内で回転可能に水平支持され、かつ洗濯物を収納可能
    で上記洗濯液が出入り可能に構成され、各側壁に複数の
    通風口を設けた回転ドラムと、上記回転ドラム内に回転
    ドラムと軸心を同じにして揺動可能に配設した揺動ディ
    スクと、固定ドラムの中へ温風を供給・排出して回転ド
    ラム内の洗濯液を加熱又は脱水後の洗濯物を乾燥する1
    ユニットの温風加熱ヒータと、固定ドラムから排出され
    る温風の温度を検出する手段と、検出温度の時間的変化
    率を演算する手段と、洗濯物の乾燥時に検出温度が飽和
    したのちにその検出温度の時間的変化率が正の所定値よ
    りも大きくなると揺動ディスクを揺動させ負の所定値よ
    りも小さくなると停止させる手段を備えたことを特徴と
    するドラム式洗濯乾燥機。
JP1194852A 1989-07-26 1989-07-26 ドラム式洗濯乾燥機 Expired - Fee Related JP2517116B2 (ja)

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